JPH1137821A - ガスメータ配管構造及びガスメータ接続用継手 - Google Patents

ガスメータ配管構造及びガスメータ接続用継手

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JPH1137821A
JPH1137821A JP1678498A JP1678498A JPH1137821A JP H1137821 A JPH1137821 A JP H1137821A JP 1678498 A JP1678498 A JP 1678498A JP 1678498 A JP1678498 A JP 1678498A JP H1137821 A JPH1137821 A JP H1137821A
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JP
Japan
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gas meter
connection port
gas
joint
primary
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JP1678498A
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English (en)
Inventor
Shigeru Katagiri
滋 片桐
Hideo Nozaki
日出男 野崎
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスメータ接続配管の作業性向上と美観の向
上、ガスメータ設置スペースの縮減、またガスメータの
検針作業がやり易いガスメータ配管構造及びそれに用い
ることのできるガスメータ接続用継手を提供する。 【解決手段】 ガス供給側配管接続口111,411と
ガスメータ10の入管側接続口101に接続する接続口
121,421を一体的に有する一次側継手部11,4
1と、ガス消費設備側配管接続口121,421と前記
ガスメータ10の出管側接続口102に接続する接続口
114,424を一体的に有する二次側継手部12,4
2と、前記一次側継手部11,41と二次側継手部1
2,42を連結するとともに、スタンド取付部14を設
けた連結部材と、このスタンド取付部14に結合するス
タンド部材15とスタンド部材を固定する固定部材16
とを有するガスメータ配管構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給元の配管から
供給先の家屋内に都市ガス等を配管する際のガスメータ
周りのガスメータ配管構造及びそれに用いるのに適した
ガスメータ接続用継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりガスメータ周りの配管は種々の
方法が行われているが、その一例を図13、図14に示
す。この従来例では供給元の埋設管より立ち上げられた
ガス供給側配管71と供給先の家屋内のガス消費設備側
に立ち下げて配管されるガス消費設備側配管72を家屋
の外壁Wに支持金具73で固定し、ガス供給側配管71
の途中にはガス栓74を配管して、さらにこの一次側
(ガス供給側)配管71と二次側(ガス消費設備側)配
管72の上部に雌雄エルボ継手711やエルボ継手71
2、自在継手713などを組み合わせてガス供給側配管
71とガス消費設備側配管72をガスメータ10上部の
入管側接続口101と出管側接続口102に接続し、ガ
スメータ10を吊下げて固定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように上記のガス
メータ10周りの配管ではガス供給側配管71とガス消
費設備側配管72でもってガスメータ10を支える構造
となっているために、家屋等の外壁Wに沿ってガス供給
側配管71及びガス消費設備側配管72を立ち上げ、立
ち下げて、それを家屋等の外壁Wに固定することによっ
て、ガスメータ10を支持することが行われているの
で、ガスメータは家屋あるいは強固な塀などの建造物の
近くに設置されるのが普通である。よって、建造物が近
くにない箇所にガスメータを設置するのは困難であっ
た。そのため、ガスの検針をする際にいちいち宅地内に
立ち入る必要があり、住民の留守を気にするとか、番犬
に襲われるなどの問題があった。またガスメータ10と
接続するまでの接続部が多く、多くの継手を必要として
いるから、外観上きれいに芯出し配管するのに熟練した
技術を要していた。
【0004】また、家屋外壁Wからガスメータ10の前
面までの突出長さLや、左右のガス供給側配管71とガ
ス消費設備側配管72の間の幅Mも、接続部が多くなる
関係上大きくなり、全体として大きな設置スペースを必
要としていた。特に一般住宅の場合では、設置スペース
の幅Mや突出長さLにそれほど余裕がない場合が多く、
設置場所が限定されて生活空間を狭めたり配管作業が困
難であったりする。
【0005】本発明は上記の問題を解消するもので、ガ
スメータの設置場所の自由度が広がり、宅地内の適当な
ところ、あるいは建造物に近いところ、あるいは建造物
の壁などいずれの箇所にでもガスメータを設置すること
のできるガスメータ配管構造を提供するものである。更
に本発明では、ガスメータ接続配管の作業性向上と美観
の向上、ガスメータ設置スペースの縮減、またガスメー
タの固定強度を高めて接続部から破損や漏れのないガス
メータ配管構造及びこれに用いるガスメータ接続用継手
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のガスメータ配管
構造は、ガス供給側配管接続口とガスメータの入管側接
続口に接続する接続口を一体的に有する一次側継手部
と、ガス消費設備側配管接続口と前記ガスメータの出管
側接続口に接続する接続口を一体的に有する二次側継手
部と、前記一次側継手部と二次側継手部とを連結すると
ともにスタンド取付部を設けた連結部材と、前記スタン
ド取付部に結合するスタンド部材と、スタンド部材を固
定する固定部材と、からなることを特徴とする。
【0007】本発明のガスメータ配管構造は、前記連結
部材はその両端部に長孔を有しており、前記一次側及び
二次側継手部が締め付け手段によってこの長孔を通して
前記連結部材に取り付けられていることが好ましい。前
記スタンド取付部には更に連結部材の水平を調節するた
めの手段が設けられていることが好ましい。
【0008】前記連結部材は一次側継手部とスタンド取
付部の間及び二次側継手部とスタンド取付部の間を各々
一体に連結する水平部を有することが好ましい。前記一
次側継手部はそのガス供給側配管接続口とガスメータの
入管側接続口に接続する接続口との間にガス栓が一体的
に形成されており、及び/或は、前記二次側継手部はそ
のガス消費設備側配管接続口とガスメータの出管側接続
口の間に検圧継手が一体的に形成されていることが好ま
しい。
【0009】本発明のガスメータ接続用継手は、ガス供
給側配管接続口とガスメータの入管側接続口に接続する
接続口及び水平部を有する一次側継手部と、ガス消費設
備側配管接続口と前記ガスメータの出管側接続口に接続
する接続口及び水平部を有する二次側継手部とを有し、
前記一次側継手部の水平部と二次側継手部の水平部との
間にスタンド取付部を設けて両者を一体化したことを特
徴とする。
【0010】前記一次側継手部のガス供給側配管接続口
と、前記二次側継手部のガス消費設備側配管接続口との
少なくともいずれか一方に、接続した金属製フレキシブ
ル管を有することが好ましい。
【0011】
【作用】本発明は上記の通り、ガス供給側配管(一次
側)及びガス消費設備側配管(二次側)をそれぞれ接続
する継手部でガスメータを支えるとともに、これら継手
部をスタンド取付部を有する連結部材を介して一体的に
取り付け、さらにこの取付部をスタンド部材で支えて、
そのスタンド部材を固定部材で固定する構造となしてい
る。このために、例えばベースなどの固定部材でスタン
ド部材を固定し、ガスメータ及びガスメータの周囲の配
管を支えているために、本発明のガスメータ配管構造は
自立性を持つことができる。よって、従来のように立ち
上げ及び立ち下げ管の途中を支持金具を用いて家屋へ固
定する必要がなく、ガスメータの取付場所が限定されな
い。
【0012】また、一次側継手部と二次側継手部とを連
結部材の両端部に開けた長孔に締め付け部材を介して連
結部材に取り付けているので、ガスメータ周りの配管構
造の奥行きが制限されているような場所などにおいて
は、これらの長孔に沿ってガス供給側とガス消費設備側
の接続口部分を調整して取り付けができる。よって、場
所をとらずコンパクトな配管が可能となる。
【0013】また、スタンド取付部には連結部材の水平
を調整するための手段を設けることができるので、一次
側継手部のガスメータの入管側接続口に接続する接続口
と、二次側継手部のガスメータの出管側接続口に接続す
る接続口との水平度を調整することができ、ひいてはガ
スメータの水平度も調整することができる。
【0014】更に、従来のように一次側及び二次側の立
ち上げ及び立ち下げ配管に鋼管を用いることが必須では
なくなり、代わりに配管が容易で屈曲自在な可撓性のス
テンレス製フレキシブル管等を用いることができる。
【0015】更に、一次側継手部と二次側継手部とを一
体に連結するのに水平部を有する連結部材を用い、ある
いは、一次側継手部と二次側継手部を水平部によって一
体化したガスメータ接続用継手としているので、多くの
継手を用いることなく配管の施工性が大幅に向上し、か
つコンパクトできれいな配管を行うことができる。
【0016】このようにコンパクトできれいな配管で施
工性が大幅に向上したとともに、従来に比べて前後の奥
行のスペースや左右の幅スペースが少なく、全体として
ガスメータを取付けるためのスペースが大幅に減少し
た。さらに取付場所を選ばないことから、例えば近くの
道路側から見える位置と高さにガスメータを設置すれば
宅地内に入ることなく検針作業等が出来るので保守点検
上極めて都合が良い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガスメータ配管構
造及びガスメータ接続用継手の実施例について図面を参
照して説明する。図1〜4は本発明の第一の実施例を示
すガスメータ配管構造を示すものであり、図1は上面図
で、図2は正面図、図3は左側面図、図4は右側面図で
ある。図5,6は本発明の他の実施例を示すガスメータ
配管構造であり、図5はその正面図、図6は上面図であ
る。図7〜11は本発明の更に他の実施例で、図7,8
はガスメータ接続用継手の正面図と上面図であり、図9
〜11はこのガスメータ接続用継手を用いたガスメータ
配管構造の正面図、左側面図、右側面図を各々示してい
る。図12は、本発明のガスメータ配管構造を施工した
例を示す概略図である。なお、ガスメータ本体を示して
いるところでは想像線で示し、スタンド部材は一部を省
略しているものがある。これらの図面で、同じ部分を示
すのに同じ参照符号を用いている。
【0018】図1〜4に示すガスメータ配管構造1にお
いて、一次側継手部11はガス供給側配管接続口111
とガスメータ10(図1から4には図示せず)の入管側
接続口101に接続するナット115を持った接続口1
14とを有する逆U字状の継手となっている。二次側継
手部12はガス消費設備側配管接続口121と、ガスメ
ータ10の出管側接続口102に接続するナット125
を持った接続口124を有する逆U字状の継手となって
いる。一次側継手部11のガス供給側配管接続口111
及び二次側継手部12のガス消費設備側配管接続口12
1はともに金属製フレキシブル管113,123と接続
するためのフレキシブル管用継手112,122を持っ
ている。これらの図で、一次側継手部11の逆U字状の
中央の部分にガス栓116が一体的に形成されていて、
二次側継手部12の逆U字状の中央の部分に検圧継手1
26が一体的に形成されている。
【0019】連結部材13は、一次側継手部11と二次
側継手部12を取付保持している支持金具131と、支
持金具131をねじ135で固定保持している支持台座
132を有している。支持金具131の両端部には円弧
状をした長孔134,134が開けられており、各継手
部の逆U字状の腹部に取り付けられているボルト11
7,127がその長孔134,134に挿入されて、そ
れを下部からナット118,128で締め付けることに
よって、締め付け手段を構成している。一次側及び二次
側継手部11,12は、支持金具131に開けられた円
弧状をした長孔134,134に沿って、またボルト1
17,127を中心として、位置調整及び角度調整をす
ることができるので、ガスメータ10の入管側及び出管
側接続口101,102の位置に、一次側及び二次側継
手部11,12のガスメータへの接続口114,124
を合わせて、ガスメータ10に固定する。また壁などの
前にガスメータ10を取り付ける場合など奥行きが制限
される場合や、一次側配管(ガス供給側配管)51や二
次側配管(ガス消費設備側配管)52などが鋼管や硬質
樹脂管などとなっていて、配管接続口の位置が固定され
ている場合は、各継手部11,12の角度や位置を調整
した上でナット118,128を締め付けて、各継手部
11,12を固定することができる。
【0020】連結部材13の支持台座132は、その中
央部にボルト孔141が開けられていて、このボルト孔
141に挿入された六角ボルト142を固定キャップ1
43上端のねじ穴にねじ込んで固定キャップ143を支
持台座132に固定している。本発明では、固定キャッ
プ143及びこの固定キャップを支持台座132に取り
付けている機構を総称してスタンド取付部14と呼ぶこ
とができる。
【0021】連結部材13はスタンド取付部14を介し
てスタンド部材15に結合されており、スタンド部材1
5はベース16などの固定部材を介して地面、建物、塀
などに固定されている。スタンド部材15としては、図
9に示すような樹脂被覆鋼管からなる支柱をコンクリー
ト製のベース16に取り付けたものを使用することがで
きる。図2,3では、スタンド部材15の支柱はその上
端部にねじが切られており、スタンド取付部14の固定
キャップ143に付けられた雌ねじにねじ込んで、スタ
ンド部材15をスタンド取付部14に結合取り付けてい
る。
【0022】第一の実施例では、固定キャップ143,
支持台座132,固定座金144,六角ボルト142で
もって、連結部材13の水平を調節するための手段が構
成されている。これは固定キャップ143の上端面が凸
球面を形成し、一方の支持台座132のボルト孔の付近
がこの球面に合うような球面状になっている。また、六
角ボルト142と支持台座132の間には、下面が凹球
面状となった固定座金144が間挿されていて、固定座
金144の下面の凹球面と支持台座132の上面の凸球
面とが対応するようになっている。また、支持台座13
2のボルト孔141は、用いる六角ボルト142の径よ
りも少し大きな径とし、六角ボルト142が緩んでいる
ときには六角ボルト142に対して、すなわち固定キャ
ップ143に対して、支持台座132のその前後左右へ
の角度を調整することができるようになっている。支持
台座132すなわち連結部材13を、スタンド部材15
に対して水平を調節した上で、凹球面を持った固定座金
144の上から六角ボルト142を固定することによっ
て、ガスメータ10の水平を調節することができる。
【0023】また、これらの図で一次側配管51,二次
側配管52はステンレススチールなどで出来た金属製フ
レキシブル管113,123を用いて、スタンド部材の
柱のところでは塩化ビニル樹脂などでできた化粧カバー
152で覆っている。このように金属製フレキシブル管
113,123を用いることによって、フレキシブル管
用継手112,122を継手部に付けておくと一次側及
び二次側継手部11,12との接続を簡単に行うことが
できる。また、接続口111,121の位置とフレキシ
ブル管113,123の位置が少々ずれても、フレキシ
ブル管113,123がその位置のずれを吸収すること
ができるので、配管作業がきわめて容易となる。
【0024】一次側及び二次側継手部11,12は各
々、可鍛鋳鉄等の鋳物によって作ることができる。第一
の実施例においては上に述べたように、一次側継手部1
1の中央背部にガス栓116が、その腹部にボルト11
7が設けられており、またガス供給側配管接続口111
のところにフレキシブル管113と接続するフレキシブ
ル管用継手112を、ガスメータ10の入管側接続口1
01への接続口114にナット115を取り付けられる
ようになっている。また、二次側継手部12の中央背部
に検圧継手126が、その腹部にボルト127が設けら
れており、またガス消費設備側配管接続口121のとこ
ろにフレキシブル管123と接続するフレキシブル管用
継手122を、ガスメータ10の出管側接続口102へ
の接続口124にナット125を取り付けられるように
なっている。このような構成を持った一次側及び二次側
継手部11,12もその各々の素材を可鍛鋳鉄等の鋳物
によって作ることができる。
【0025】もちろん、一次側あるいは二次側の配管5
1,または52を鋼管などにする場合は、それに合わせ
て、接続口111または121の構造を変えることがで
きる。
【0026】第一の実施例においては、スタンド部材1
5と固定部材、すなわち支柱やベースを宅地などの任意
のところに設けて、ガスメータ配管構造1とガスメータ
10をそのところに設置することができる。このため、
例えば近くの道路上から見える位置と高さにガスメータ
10を設置することができる。
【0027】図5,6に本発明のガスメータ配管構造2
の他の実施例を示している。これらの図で、一次側継手
部11,二次側継手部12,連結部材13の支持金具1
31は、第一の実施例と同じ構成をしているのでここで
は説明を省略する。
【0028】しかし、支持金具131は支持板133に
ねじ135で固定されている。支持板133は横から見
ると逆L字状をしており、垂直になった部分で建物の
壁、柱、塀あるいは別に設けた支柱などに取り付けるこ
とができるようになっている。この実施例のガスメータ
配管構造2は壁などに直接に取り付ける必要のある場合
に取り扱いやすいものである。この場合、スタンド部材
及び固定部材となるものは、建物の壁、柱、塀、あるい
は別途設けた支柱などである。
【0029】図1〜4の第一の実施例と、図5,6の他
の実施例において、2つの継手部11,12と連結部材
13の支持金具131は共通なので、設置する個所に応
じて、図6の支持板133を用いるか、それとも図1〜
4に示した支持台座132や支柱を用いるかを決めるこ
とができる。
【0030】本発明の更に他の実施例を図7〜11に基
づいて説明する。図7、8において一次側継手部41
は、ガス供給側配管接続口(おねじ)411とガスメー
タ10の入管側接続口101に接続する接続口(めね
じ)414(ガスメータ側接続口)とを有するエルボ形
状の継手本体と、この継手本体から水平に延出したリブ
410付きの水平部419とからなっている。次に二次
側継手部42は、ガス消費設備側配管接続口(めねじ)
421とガスメータ10の出管側接続口102に接続す
る接続口(めねじ)424及び検査用孔426とを有す
る継手本体と、この継手本体から水平に延出したリブ4
20付きの水平部429とからなっている。ここでガス
消費設備が複数ある場合は継手本体の放射方向に複数、
例えば上部、下部および右部の3個所に開口した接続口
を有するものを用いても良い。そしてこれら一次側継手
部41の水平部419と、二次側継手部42の水平部4
29との間の中央部に略円筒状のスタンド取付部44を
設けて両者を一体化してガスメータ接続用継手4となし
ている。これらの継手部41、42と取付部44は可鍛
鋳鉄等の鋳物によって一体的に製造したものである。ス
タンド取付部44は、下記するスタンド部材を取り付け
るための螺合部、即ちめねじ441が形成されている。
尚、本実施例ではねじによる取付を行なったが、これは
嵌合部であってもよい。
【0031】次に図9〜図11は上記ガスメータ接続用
継手4を用いたガスメータ配管構造3を示している。す
なわち、一次側継手部41の接続口411にはガス栓4
16を接続し、このガス栓の他端には可撓性を有するス
テンレス製フレキシブル管113からなるガス供給側配
管51がフレキシブル管用継手112を介して配管接続
されている。また一次側継手部41の前方に開口した接
続口414は、ガスメータ10の入管側接続口101に
エルボ417を介しユニオンナット415によって配管
接続されている。
【0032】一方、二次側継手部42の接続口421に
は同様に可撓性を有するステンレス製フレキシブル管1
23からなるガス消費設備側配管52がフレキシブル管
用継手122を介して配管接続されている。また二次側
継手部42の前方に開口した接続口424は、ガスメー
タ10の出管側接続口102にエルボ427を介しユニ
オンナット425によって配管接続されている。なお、
検査用孔426は配管完了後ガス栓416以降の配管内
に圧力を封入して漏れ検査をするために使用するもの
で、検査終了後はプラグ428で閉塞している。
【0033】本実施例のスタンド部材15は、樹脂被覆
鋼管からなる支柱からなり、下部に固定部材として土台
となるコンクリート製ベース16に固定されている。さ
らにコンクリート製ベース16の中には予めねじ込み形
のソケット161が埋設されている。従って支柱とベー
ス16は施工現場で、上部はスタンド取付部のめねじ
に、下部はソケット161のめねじにそれぞれねじ込ん
で取り付けるようにしている。このとき支柱の長さは設
置家屋の状況に合わせて調節する。具体的には宅地外か
ら検針の作業がし易い位置と高さにすることが望まし
い。そしてねじ込み後はコーキング材162を隙間に充
填して土中に埋めるようにしている。尚、ここで地面に
置くようにすることもできる。
【0034】次に図12はガスメータ周りの配管施工の
一例を示しており、以下にその概略を説明する。まずガ
ス供給側配管51は、樹脂製本支管511から電気融着
式サービスチー512を用いて樹脂製供給管513を導
き、電気融着式ソケット継手514とトランジション継
手515(この場合樹脂管と金属フレキシブル管を接続
する継手)を介してステンレス製フレキシブル管113
が地上に立ち上がっており、これは上記した通りガスメ
ータ配管構造に配管接続されている。ガスメータ10は
家屋Hとは離れた場所で、望ましくは垣根G等に近い道
路R沿いの場所に設置している。そしてガス消費設備側
配管52は、上記したガスメータ配管構造の二次側継手
部12等からステンレス製フレキシブル管123が立ち
下がって地中に埋設され、トランジション継手515と
電気融着式ソケット継手514を介し樹脂供給管513
が接続され、さらに電気融着式ソケット継手514とト
ランジション継手515を介してステンレス製フレキシ
ブル管123' を配管し家屋内に導びかれている。な
お、516はロケータワイヤであり、また地中と地上の
境界部分の配管にはそれぞれコンジット管517を被せ
て保護を図っている。以上の配管は一例であってこれに
とらわれるものではない。
【0035】この例のようにガスメータ10は、スタン
ド部材によって確実にかつスマートに支持されることに
なり、尚且つ道路等に近い位置に設置できるので、わざ
わざ宅地内に入って検針作業などをする必要が無くなる
という効果がある。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明のガスメータ配管構
造及びそれに用いるガスメータ接続用継手は、コンパク
トにガスメータの水平位置と出っ張りを調節することが
できる。また、一次側の立ち上げ配管および二次側の立
ち下げ配管として、金属製フレキシブル管等を使用する
ことが容易にできるので接続部が少なく施工性も良くな
った。そしてスタンド部材によってガスメータの位置及
び高さを調節して取り付けることが出来るので取付スペ
ースが少なくてスマートかつ美観に優れたガスメータ配
管ユニット構造となった。さらに設置場所を比較的自由
に設定できることから、例えばガスメータを近くの道路
上から見える宅地の境界沿いに設置すれば検針作業がス
ムーズに行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例を示すガスメータ配管
構造の上面図である。
【図2】 本発明の第一の実施例を示すガスメータ配管
構造の正面図である。
【図3】 本発明の第一の実施例を示すガスメータ配管
構造の左側面図である。
【図4】 本発明の第一の実施例を示すガスメータ配管
構造の右側面図である。
【図5】 本発明の他の実施例を示すガスメータ配管構
造の正面図である。
【図6】 本発明の他の実施例を示すガスメータ配管構
造の上面図である。
【図7】 本発明の更に他の実施例を示すガスメータ接
続用継手の正面図である。
【図8】 本発明の更に他の実施例を示すガスメータ接
続用継手の上面図である。
【図9】 本発明の更に他の実施例を示すガスメータ接
続用継手を使用したガスメータ配管構造の正面図であ
る。
【図10】 本発明の更に他の実施例を示すガスメータ
接続用継手を使用したガスメータ配管構造の左側面図で
ある。
【図11】 本発明の更に他の実施例を示すガスメータ
接続用継手を使用したガスメータ配管構造の右側面図で
ある。
【図12】本発明のガスメータ配管構造を施工した一例
を示す概略図である。
【図13】 従来技術を示すガスメータ配管構造の正面
図である。
【図14】 従来技術を示すガスメータ配管構造の側面
図である。
【符号の説明】
1,2,3………………ガスメータ配管構造 11,41………………一次側継手部 111,411…………ガス供給側配管接続口 112,122…………フレキシブル管用継手 113,123…………金属製フレキシブル管 114、124…………接続口 115、125…………ナット 116,416、74…ガス栓 117、127…………ボルト 118、128…………ナット 12,42………………二次側継手部 121,421…………ガス消費設備側配管接続口 126……………………検圧継手 13………………………連結部材 131……………………支持金具 132……………………支持台座 133……………………支持板 134……………………長孔 135……………………ねじ 14、44………………スタンド取付部 141……………………ボルト穴 142……………………六角ボルト 143……………………固定キャップ 144……………………固定座金 15………………………スタンド部材(支柱) 152……………………化粧カバー 16………………………ベース 161……………………ソケット 162……………………コーキング材 4…………………………ガスメータ接続用継手 410、420…………リブ 414、424…………ガスメータ側接続口 417,427、712…エルボ継手 415,425…………ユニオンナット 419、429…………水平部 426……………………検査用孔 428……………………プラグ 441……………………めねじ 51、71………………ガス供給側(一次側)配管 511……………………本支管 512……………………電気融着式サービスチー 513……………………供給管 514……………………電気融着式ソケット継手 515……………………トランジション継手(樹脂管×
フレキ管) 516……………………ロケータワイヤ 517……………………コンジット管 52、72………………ガス消費設備側(二次側)配管 711……………………雌雄エルボ継手 713……………………自在継手 73………………………支持金具 10………………………ガスメータ 101……………………(ガスメータの)入管側接続口 102……………………(ガスメータの)出管側接続口 G…………………………垣根 H…………………………家屋 R…………………………道路 W…………………………外壁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給側配管接続口とガスメータの入
    管側接続口に接続する接続口を一体的に有する一次側継
    手部と、ガス消費設備側配管接続口と前記ガスメータの
    出管側接続口に接続する接続口を一体的に有する二次側
    継手部と、前記一次側継手部と二次側継手部とを連結す
    るとともにスタンド取付部を設けた連結部材と、前記ス
    タンド取付部に結合するスタンド部材と、スタンド部材
    を固定する固定部材と、からなることを特徴とするガス
    メータ配管構造。
  2. 【請求項2】 前記連結部材はその両端部に長孔を有し
    ており、前記一次側及び二次側継手部が締め付け手段に
    よってこの長孔を通して前記連結部材に取り付けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のガスメータ配管構
    造。
  3. 【請求項3】 前記スタンド取付部には更に連結部材の
    水平を調節するための手段が設けられていることを特徴
    とする請求項1あるいは2記載のガスメータ配管構造。
  4. 【請求項4】 前記連結部材は一次側継手部とスタンド
    取付部の間及び二次側継手部とスタンド取付部の間を各
    々一体に連結する水平部を有することを特徴とする請求
    項1あるいは3記載のガスメータ配管構造。
  5. 【請求項5】 前記一次側継手部はそのガス供給側配管
    接続口とガスメータの入管側接続口に接続する接続口と
    の間にガス栓が一体的に形成されているとともに、前記
    二次側継手部はそのガス消費設備側配管接続口とガスメ
    ータの出管側接続口の間に検圧継手が一体的に形成され
    ていることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のガ
    スメータ配管構造。
  6. 【請求項6】 前記一次側継手部のガス供給側配管接続
    口と、前記二次側継手部のガス消費設備側配管接続口と
    の少なくともいずれか一方に、接続した金属製フレキシ
    ブル管を有することを特徴とする請求項1〜5いずれか
    記載のガスメータ配管構造。
  7. 【請求項7】 ガス供給側配管接続口とガスメータの入
    管側接続口に接続する接続口及び水平部を有する一次側
    継手部と、ガス消費設備側配管接続口と前記ガスメータ
    の出管側接続口に接続する接続口及び水平部を有する二
    次側継手部とを有し、前記一次側継手部の水平部と二次
    側継手部の水平部との間にスタンド取付部を設けて両者
    を一体化したことを特徴とするガスメータ接続用継手。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のガスメータ接続用継手の
    一次側継手部のガス供給側配管接続口と、その二次側継
    手部のガス消費設備側配管接続口との少なくともいずれ
    か一方に、接続した金属製フレキシブル管を有すること
    を特徴とするガスメータ配管構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008209165A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Keiyo Gas Kk ガスメータの支持構造
JP2012103066A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Koyo Sangyo Kk ガスメータの支持装置
TWI843941B (zh) * 2020-04-03 2024-06-01 日商大金工業股份有限公司 解析來自起始原料的化學反應之解析方法、解析裝置、解析系統及解析程式產品

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