JPH11323962A - 建付け調整具及び同建付け調整具を用いた建付け方法 - Google Patents

建付け調整具及び同建付け調整具を用いた建付け方法

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JPH11323962A
JPH11323962A JP14668898A JP14668898A JPH11323962A JP H11323962 A JPH11323962 A JP H11323962A JP 14668898 A JP14668898 A JP 14668898A JP 14668898 A JP14668898 A JP 14668898A JP H11323962 A JPH11323962 A JP H11323962A
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Japan
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vertical hole
mounting
screw shaft
fitting
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JP14668898A
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Shunichi Kaneshige
俊一 兼重
Kazuto Yoshimura
一人 吉村
Tetsuo Matsumura
哲夫 松村
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Kohan Kenzai KK
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Kohan Kenzai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】支柱の倒れ調整及び水平移動調整を容易に行う
ことができ、支柱の建付けを容易かつ確実に行うことが
できる建付け調整具及び同建付け調整具を用いた建付け
方法を提供する。 【解決手段】垂直穴11の内周面12と支柱13の外周
面14との間に取り付けられる複数の建付け調整具Aで
あって、それぞれ、支柱13の外周面14の周方向に間
隔をあけた位置で側線方向に伸延し外周面14と線接触
可能な一対の帯状当接面23、24を有する内側当接部
材15と、内側当接部材15の裏面に基部が突設される
と共に先部が垂直穴11の内周面12に向けて伸延する
ねじ軸嵌入筒16と、先部がねじ軸嵌入筒16に嵌入さ
れる共に基部に垂直穴11の内周面12に当接する外側
当接部材17が取り付けられたナット18付きのねじ軸
19とを具備し、ねじ軸19の先部をねじ軸嵌入筒16
へ嵌入すると共にナット18を回転してねじ軸嵌入筒1
6の先端面に当接することによって建付け調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種支柱、特に各
種建築物や構築物の屋根を支持するために用いる支柱を
建付けるために用いる建付け調整具及び同建付け調整具
を用いた建付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図12に示すように、支柱53
の上端で屋根を片持ち梁状に支持する自転車用の駐輪ガ
レージ50を床面51上に設置するに際して、支柱53
を建付けする方法として、図12及び図13に示すよう
に、床面51に母屋方向に所定間隔をあけて複数の垂直
穴52を設け、各垂直穴52内に複数の支柱53をそれ
ぞれ挿入した後、モルタル54を垂直穴52内に充填、
硬化する方法が知られている。また、図14に示すよう
に、モルタル54を位置a又は位置bまで詰めた状態で
倒れ調整(鉛直度調整)や水平位置調整を行う方法も知
られている。さらに、図15及び図16に示すように、
複数の木製の楔片56を用いて支柱53を正規水平位置
及び鉛直度を出して仮固定し、モルタル54で固める建
付け方法も提示されており、この方法は簡便で作業性も
良好である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した建付
け方法は、いずれも、以下の問題を有していた。即ち、
図12及び図13に示す建付け方法では、駐輪ガレージ
50の重心Gが支柱53の軸線より前方に位置するの
で、モルタル54が硬化する前に、例えば、中央の支柱
53及び屋根枠55の中央部が偏心量eだけ前方に傾
き、傾いた状態で固定されることになる。
【0004】図14に示す建付け方法では、位置aまで
モルタルを充填した状態で建付け調整を行う場合、水平
位置調整は容易だが倒れ調整が困難である。一方、位置
aまでモルタルを充填した状態で建付け調整を行う場
合、支柱53の底部を垂直穴52の底面に固定した状態
で支柱53の倒れ調整(鉛直度)を行うのは容易である
が、支柱53が水平方向には動かないので、平面上に正
規位置にするのが極めて困難となる。
【0005】図15に示す建付け方法では、支柱53を
楔片56を用いて支持するので、支持面が点支持とな
り、支柱53が動きやすく不安定となる。また、モルタ
ル54で仕上げる際に引き抜かなければならず、モルタ
ル54が硬化するまでに支柱53が傾きやすい。
【0006】本発明は、上記した課題を解決しようとす
るものであり、支柱の支持点を複数とすると共に支持点
間の距離を十分にとり、支柱の転倒モーメントに対する
抵抗モーメントを大きくとることによって、支柱の倒れ
調整及び水平移動調整を容易に行うことができ、支柱の
建付けを容易かつ確実に行うことができる建付け調整具
及び同建付け調整具を用いた建付け方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の建付け調整具は、有底の垂直穴内に
支柱の基部を垂直状態に建付けるために用いる建付け調
整具であって、前記垂直穴の内周面と前記支柱の外周面
との間に、周方向に間隔を開けて少なくとも2つ以上取
り付けられ、それぞれ、前記支柱の外周面の周方向に間
隔をあけた位置で側線方向に伸延し該外周面と線接触可
能な一対の帯状当接面を有する内側当接部材と、前記内
側当接部材の裏面に基部が突設されると共に先部が前記
垂直穴の内周面に向けて伸延するねじ軸嵌入筒と、先部
が該ねじ軸嵌入筒に嵌入される共に基部に前記垂直穴の
内周面に当接する外側当接部材が取り付けられたナット
付きのねじ軸とを具備し、該ねじ軸の先部を前記嵌入筒
へ嵌入すると共に前記ナットを回転して前記ねじ軸嵌入
筒の先端面に当接することによって建付け調整を行うこ
とができる。
【0008】また、上記した建付け調整具は、以下の点
にも技術的な特徴を有する。 ・内側当接部材は好ましくはコ字状断面を有するチャン
ネル部材からなる。 ・ねじ軸は市販の頭付きボルトから形成され、外側当接
部材は頭付きボルトの頭部によって形成される。
【0009】また、上記目的を達成するため、請求項4
記載の建付け方法は、複数の支柱をそれぞれ対応する垂
直穴内に挿入するとともにその下端を垂直穴の底面に当
接させ、支柱の外周面と垂直穴の内周面との間に周方向
に間隔をあけて複数の上記した建付け調整具を配設し、
建付け調整具のナットを回転して複数の支柱の軸線が鉛
直になるように建付け調整を行い、垂直穴内にモルタル
を充填し、モルタルを建付け調整具を埋設した状態で硬
化して支柱の建付けを行う。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図に示す実施の形態を
参照して、本発明を具体的に説明する。まず、本実施の
形態に係る建付け調整具Aの構成について、図1及び図
2を参照して説明する。図示するように、建付け調整具
Aは、通常、床面10に設けた垂直穴11の内周面12
と、垂直穴11内に建付けされる支柱13の外周面14
との間の環状空間に、周方向に間隔を開けて少なくとも
2つ以上取り付けられるが、本実施の形態では、図2に
示すように、支柱13の180°対向する前後位置に2
か所取り付けられている。
【0011】建付け調整具Aは、支柱13の外周面14
に当接される内側当接部材15と、内側当接部材15の
裏面に突設されるねじ軸嵌入筒16と、先部がねじ軸嵌
入筒16に嵌入される共に基部に垂直穴11の内周面1
2に当接する外側当接部材17が取り付けられたナット
18付きのねじ軸19とから構成されている。図1に示
すように、外側当接部材17は、コ字状断面を有するチ
ャンネルから形成されており、矩形平板20と、矩形平
板の両側部に一体的に連設され支柱13に向けて伸延す
る一対のフランジ21、22とからなる。そして、フラ
ンジ21、22の先端には、支柱13の外周面14の周
方向に間隔をあけた位置で側線方向に伸延し、外周面1
4と点接触ではなく線接触可能な帯状当接面23、24
がそれぞれ形成されている。
【0012】一方、ねじ軸19は通常の頭付きボルトか
ら形成されており、その頭部によって外側当接部材17
が形成されている。上記した構成によって、図2及び図
3に示すように、一対の建付け調整具Aを、垂直穴11
の内周面12と支柱13の外周面14との間の環状空間
の、周方向に180°対向する位置でそれぞれ配設した
後、ねじ軸19の先部をねじ軸嵌入筒16へ嵌入すると
共に外側当接部材17を垂直穴11の内周面12に当接
し、その状態を保持しながらナット18を回転して、そ
の内側端面をねじ軸嵌入筒16の先端面に押圧当接させ
ることによって、それぞれの内側当接部材15の一対の
帯状当接面23、24を支柱13の外周面に強力に当接
・押圧し、建付け調整を行うことができる。
【0013】上記した建付け調整において、建付け調整
具Aは、支柱13の回転(転倒モーメント)に対して抵
抗する腕(即ち、帯状当接面23、24の長さ)が十分
な長さLを持っているので、大きな抵抗モーメントを発
生することができる。従って、垂直穴11の底部に支柱
13を容易に動かせる状態でモルタル25が充填されて
いる場合であっても、支柱13の転倒を確実に防止する
ことができ、倒れ調整(鉛直度調整)と水平移動調整を
容易かつ確実に行うことができる。なお、図2に示すよ
うに、ねじ軸19には、ナット18の他にさらにロック
ナット26を装着することもできる。
【0014】図4〜図7に建付け調整具Aの変形例を示
す。図4は、支柱13が矢印cで示す方向(例えば、前
方向)に転倒モーメントを受ける場合に有効な建付け調
整具Aの配置を示す。この場合、支柱13の前部に配置
される建付け調整具Aは、支柱13の後部に配置される
建付け調整具Aに対して、高さΔhだけ上方に配置され
ているので、より大きな抵抗モーメントを発生すること
ができる。
【0015】図5は、図4における支柱13と同様に前
方向に転倒モーメントを受ける場合に有効な建付け調整
具Aの配列を示す。この場合、支柱13の前後部に配置
される建付け調整具Aの高さ方向の位置は同じがある
が、内側当接部材15の裏面に突設されるねじ軸嵌入筒
16と突設位置が異なっている。即ち、支柱13の前部
に配置される建付け調整具Aは、ねじ軸嵌入筒16を内
側当接部材15の上部に突設しているのに対し、支柱1
3の後部に配置される建付け調整具Aは、ねじ軸嵌入筒
16を内側当接部材15の下部に突設しており、両ねじ
軸嵌入筒16間には高さ差Δh1が設けられている。な
お、この場合、同一の建付け調整具Aを上下逆にするこ
とによって支柱13の前後部に配置することができる。
【0016】図6は、図4における支柱13と同様に前
方向に転倒モーメントを受ける場合に有効な建付け調整
具Aの配列を示す。この場合、支柱13の前後部に配置
される建付け調整具Aの高さ方向の位置は同じがある
が、内側当接部材15の裏面に突設されるねじ軸嵌入筒
16を高さ方向に2つ設けたことを特徴とする。かかる
構成によって、より確実に支柱13を垂直穴11内に支
持することができる。
【0017】図2〜図6に示す建付け調整具Aが、前方
向又は前後方向にかかる転倒モーメントを考慮して、図
7に示す建付け調整具Aは、支柱13の外周面14の周
りに180°対向した位置に配列されているのに対し、
支柱13の全方向からかかる転倒モーメントを考慮して
建付け調整具Aを配置したことを特徴とする。即ち、図
7では、3つの建付け調整具Aが、支柱13の外周面1
4の周りに周方向に120°あけて配置されている。
【0018】次に、上記した建付け調整具Aを用いて、
図8及び図9に示すように支柱13の上端で屋根27を
片持ち梁状に支持する自転車用の駐輪ガレージ28を床
面10上に設置する場合の支柱13の建付け方法につい
て、図10及び図11を参照して説明する。なお、図8
に示すように、駐輪ガレージ28は、母屋方向に所定間
隔を開けて同一通り線29上に設置される3本の支柱1
3と、その上端に支持される3本の縦梁30と3本の横
梁31の組み合わせからなる屋根枠、屋根枠上に載置さ
れる屋根本体32とから構成される。即ち、屋根27
は、縦梁30と、横梁31と、屋根本体32によって構
成される。また、図9に示すように、通常、垂直穴11
はコンクリート製の基礎40の床面10に設けられてお
り、建付け完了状態では、支柱13は、垂直穴11に充
填されたモルタル25によって固定されている。
【0019】まず、図10に示すように、垂直穴11の
深さや床面10の水平レベルが出ていない場合であるの
で、水平基準線34に合わせて、モルタル25を充填・
硬化して垂直穴11の底部11aのレベルを出す。基準
となる第1の支柱13をいずれかの垂直穴11に挿入
し、図11の逃げ墨35の位置に合わせて同支柱13の
平面的位置を決める。
【0020】図2に示すように、建付け調整具Aを垂直
穴11内に挿入すると共に、第1の支柱13の前後部に
配置し、ナット18を回転することによって、前後方向
及び左右方向の鉛直を調整して、基準となる第1の支柱
13の高さ及び鉛直度を出し、その後、モルタル25を
垂直穴11に充填して硬化して基準となる第1の支柱1
3の建付けを完了する。
【0021】次に、基準となる第1の支柱13に隣接す
る第2の支柱13を対応する垂直穴11内に挿入し、こ
の第2の支柱13の上端を縦梁30及び横梁31を用い
て基準となる第1の支柱13と連結し、第1及び第2の
支柱13の上部間の水平間隔L1を出す。
【0022】図11に示すように、逃げ墨35に合わせ
て第2の支柱13の前後方向位置を決め、ゲージ36等
を用いて、第1及び第2の支柱13の根元間の左右方向
の水平間隔L2が、図8に示すように、L2=L1とな
るように第2の支柱13の左右方向の位置を決める。
【0023】図2に示すように、建付け調整具13を垂
直穴11内に挿入すると共に、第2の支柱13の前後部
に配置し、ナット18を回転することによって、前後方
向及び左右方向の鉛直を調整して、第2の支柱13の高
さ及び鉛直度を出し、その後、モルタル25を垂直穴1
1に充填して硬化して基準となる第2の支柱13の建付
けを完了する。
【0024】第3の支柱13も、第2の支柱13と同様
にして建付けを完了する。以上のようにして3本の支柱
13を建付けることによって、図8に示すように、正規
の高さを有しかつ、組み立て後の縦梁30の先部(鼻先
部)37の通った自転車用の駐輪ガレージ28を構築す
ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
建付け調整具においては、支柱の建付け調整において、
支柱の転倒モーメントに対して抵抗する内側当接部材の
帯状当接面(腕)が十分な長さを持っているので、大き
な抵抗モーメントを発生することができる。従って、垂
直穴の底部に支柱を容易に動かせる状態でモルタルが充
填されている場合であっても、支柱の転倒を確実に防止
することができ、鉛直度調整(倒れ調整)と水平移動調
整を容易かつ確実に行うことができる。
【0026】また、内側当接部材としてコ字状断面を有
するチャンネル部材を用いたり、ねじ軸として頭付きボ
ルトを用いることによって、建付け調整具を安価に製作
することができる。
【0027】また、本発明に係る建付け調整具を用いた
建付け方法においては、複数の支柱をそれぞれ対応する
垂直穴内に挿入するとともにその下端を垂直穴の底面に
当接させ、支柱の外周面と垂直穴の内周面との間に周方
向に間隔をあけて複数の上記した建付け調整具を配設
し、建付け調整具のナットを回転して複数の支柱の軸線
が鉛直になるように建付け調整を行い、垂直穴内にモル
タルを充填し、モルタルを建付け調整具を埋設した状態
で硬化して支柱の建付けを行うようにしたので、水平方
向に正確な間隔でかつ鉛直度を保持しながら複数の支柱
13を建付けることによって、自転車用の駐輪ガレージ
や、自動車用のガレージや、その他複数の支柱によって
上部構造部分が支持される各種構築物を正確かつ安定状
態に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る建付け調整具の分
解斜視図である。
【図2】同建付け調整具の使用状態説明図である。
【図3】図2のI−I線による断面図である。
【図4】同建付け調整具の変形例の使用状態の説明図で
ある。
【図5】同建付け調整具の変形例の使用状態の説明図で
ある。
【図6】同建付け調整具の変形例の使用状態の説明図で
ある。
【図7】同建付け調整具の変形例の使用状態の説明図で
ある。
【図8】本発明の一実施の形態に係る建付け調整具を用
いた建付け方法によって構築された駐輪ガレージの斜視
図である。
【図9】同建付け方法における建付けられた支柱の根元
部分の構造説明図である。
【図10】同建付け方法の工程説明図である。
【図11】同建付け方法の工程説明図面である。
【図12】従来の建付け方法を用いて構築された駐輪ガ
レージの斜視図である。
【図13】従来の建付け方法を示す説明図である。
【図14】従来の建付け方法を示す説明図である。
【図15】従来の建付け方法を示す説明図である。
【図16】図15のII−II線による断面図である。
【符号の説明】
A・・ 建付け調整具 11・・ 垂直穴 12・・ 内周面 13・・ 支柱 14・・ 外周面 15・・ 内側当接部材 16・・ ねじ軸嵌入筒 17・・ 外側当接部材 18・・ ナット 19・・ ねじ軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底の垂直穴内に支柱の基部を垂直状態に
    建付けるために用いる建付け調整具であって、 前記垂直穴の内周面と前記支柱の外周面との間に、周方
    向に間隔を開けて少なくとも2つ以上取り付けられ、そ
    れぞれ、前記支柱の外周面の周方向に間隔をあけた位置
    で側線方向に伸延し該外周面と線接触可能な一対の帯状
    当接面を有する内側当接部材と、 前記内側当接部材の裏面に基部が突設されると共に先部
    が前記垂直穴の内周面に向けて伸延するねじ軸嵌入筒
    と、 先部が該ねじ軸嵌入筒に嵌入されると共に基部に前記垂
    直穴の内周面に当接する外側当接部材が取り付けられた
    ナット付きのねじ軸とを具備し、 該ねじ軸の先部を前記嵌入筒へ嵌入すると共に前記ナッ
    トを回転して前記ねじ軸嵌入筒の先端面に当接すること
    によって建付け調整を行うことができるようにしたこと
    を特徴とする建付け調整具。
  2. 【請求項2】前記内側当接部材はチャンネル部材からな
    ることを特徴とする請求項1記載の建付け調整具。
  3. 【請求項3】前記ねじ軸は頭付きボルトから形成され、
    前記外側当接部材は前記頭付きボルトの頭部によって形
    成されることを特徴とする請求項1又は2記載の建付け
    調整具。
  4. 【請求項4】前記請求項1〜請求項3のうちいずれかの
    請求項記載の建付け調整具を用いて、それぞれ上端で共
    通屋根の一端を支持する複数の前記支柱を間隔を開けて
    配設された垂直穴内に建付ける建付け方法であって、 複数の前記支柱をそれぞれ対応する前記垂直穴内に挿入
    するとともにその下端を前記垂直穴の底面に当接させ、 前記支柱の外周面と前記垂直穴の内周面との間に周方向
    に間隔をあけて複数の前記建付け調整具を配設し、 前記建付け調整具のナットを回転して前記複数の支柱の
    軸線が鉛直になるように建付け調整を行い、 前記垂直穴内にモルタルを充填し、該モルタルを前記建
    付け調整具を埋設した状態で硬化して前記支柱の建付け
    を行うことを特徴とする建付け調整具を用いた建付け方
    法。
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