JP2008208176A - エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、高温保管特性に優れるイオントラップ剤を組み合わせたエポキシ樹脂組成物、及びそれを用いることにより高度の高温保管信頼性を持った半導体装置を提供することにある。
【解決手段】 (A)エポキシ樹脂、(B)フェノール樹脂硬化剤、(C)無機質充填剤、(D)硬化促進剤、(E)金属酸化物、複合金属酸化物固溶体またはハイドロタルサイト様複合金属水酸化物から選ばれる1種ないし2種以上を組み合わせたものを含むエポキシ樹脂組成物において、50mg/lの濃度の酸水溶液50g中に(E)成分を0.25g添加し、85℃で24時間で放置した後の溶液中の各種陰イオン濃度がそれぞれ5ppm以下であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、半導体を封止した際に、高温保管信頼特性、とりわけアルミニウム配線端子部と金ワイヤーの接合部強度の劣化を抑制した硬化物を与える信頼性に優れるエポキシ樹脂組成物、及びこの組成物の硬化物で封止された半導体装置に関するものである。
従来から、半導体デバイスは樹脂封止型のダイオード、トランジスター、IC、LSI、超LSIが主流であるが、エポキシ樹脂が他の熱硬化性樹脂に比べ成形性、接着性、電気特性、機械特性、耐湿性等に優れているため、エポキシ樹脂組成物で半導体装置を封止することが一般的である。しかし、ここ数年、電子機器の小型化、軽量化、高性能化へと進む市場に伴い、半導体素子の高集積化がますます進み、また半導体装置の実装技術が促進される中で、半導体封止材として用いられているエポキシ樹脂への要求は鉛フリー化も含めてますます厳しくなってきている。半田実装温度の上昇に伴い、実装時にパッケージが割れる、ないし、封止材と金属フレーム、有機基板、半導体素子界面が剥離する等の不都合を防止するため、封止樹脂組成物としては低吸水化、フレーム、有機基板、半導体素子との高密着化が求められている。
低吸水化としては、エポキシ樹脂としてナフタレン環含有樹脂を用いる(引用文献1参照)、特定の構造を有するビスフェノール類をエポキシ化することによりエポキシ樹脂、および、そのエポキシ樹脂中に含まれるアルコール性水酸基をエポキシ化することにより得られる多官能エポキシ樹脂を用いる(引用文献2参照)ようにエポキシ樹脂自身の構造を変更する、あるいは全組成物中の溶融シリカ充填剤の充填剤量が88wt%以上とする(引用文献3参照)のように無機充填剤を多量添加する等の手法がある。
基板との高密着化の為には、芳香族アミノシラン系カップリング剤を配合する(引用文献4参照)、あるいはメルカプト基を有する化合物を配合する(引用文献5参照)場合のように窒素や硫黄のようなヘテロ原子を含む化合物が良好であるとの知見が見られる。
概して最近の耐リフロー性に優れた樹脂は低吸水化の為、ガラス転移温度が低く、窒素や硫黄のようなヘテロ原子を多く含んでいるという特徴がある。
半導体装置としては半導体素子の高密度化に伴い、半導体素子と外部端子を結合する金ワイヤーの間隔、ワイヤー直径等が狭くなっており、半導体素子上の配線端子部と金ワイヤー接合部の直径も小さいことが必要となってきている。
上記エポキシ樹脂組成物の硬化物で封止した半導体装置を170℃以上の高温で長時間放置した場合、アルミニウムと金の接合部で金属間化合物が生成し、抵抗値が増大する、あるいは結合部にボイドが発生し、断線する等の不良の発生が報告されている。この原因としては、接着向上剤として使用した窒素原子や硫黄原子を含んだ化合物が高温で酸化劣化し、硫酸イオン、硝酸イオン、燐酸イオンあるいは有機酸などを生ずることにある。有機酸としては主に蟻酸や酢酸のような低分子の酸が問題となる。これらイオンはガラス転移温度以上では非常に動きやすくなるため、ガラス転移温度の低い硬化物では更に不良を起こりやすくさせる。
また、この種のイオンを補足するためにイオントラップ材を使用することは良く知られている。例えば、エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)、充填剤(C)、ハイドロタルサイト系化合物(D)、臭素化合物(E)、アンチモン化合物(F)および式M(NO3(OH)・nH2 O (Mは1種あるいは2種以上の3〜5価の遷移金属、x=1〜5、y=1〜7、z=0.2〜3、w=0.2〜3、n=0〜2を示す。)で表される無機イオン交換体(G)を含有してなる組成物(引用文献6参照)、また(A)スチルベン型エポキシ樹脂を総エポキシ樹脂中に30重量%以上含むエポキシ樹脂、(B)フェノール樹脂硬化剤、(C)無機質充填材、(D)硬化促進剤、(E)臭素化エポキシ樹脂、(F)三酸化二アンチモン又は五酸化二アンチモン(G)ビスマス系無機イオン交換体からなることを特徴とする半導体封止用エポキシ樹脂組成物において、(G)成分のビスマス系無機イオン交換体が、硝酸イオンを10000ppm以上含むビスマスの水酸化物あるいはビスマス、ケイ素の水酸化物であることを特徴とする組成物(引用文献7参照)などがある。
さらには、式M2+ 3+ (x+1.5y)で表されるハイドロタルサイト焼成物および/または式M2+ 3+ (OH(CO 2−・nHO(式のM2+は2価金属、M3+は3価金属を表わし、x、y、z、d、およびnは正数である。)で表されるハイドロタルサイト化合物を、金属酸化物で被覆してなる無機陰イオン交換体(引用文献8参照)が開示されている。しかしながらある種のイオントラップ剤はイオン交換反応であり、接着向上剤として使用した窒素原子や硫黄原子由来の硫酸イオン、硝酸イオン、有機酸を補足するかわりに自身の陰イオンを組成物中に放出するために、耐湿信頼性、耐熱信頼性が低下するという問題があった。
なお、本発明に関連する公知文献としては、下記のものがある。
特開平6−271654号公報 特開平8−239449号公報 特開平5−25367号公報 特開平8−337634号公報 特開平5−025364号公報 特開平11−181244号公報 特開2005−1902号公報
本発明の目的は、高温保管特性に優れるイオントラップ剤を組み合わせたエポキシ樹脂組成物、及びそれを用いることにより高度の高温保管信頼性を持った半導体装置を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成すべく、種々のイオン交換体や各種金属酸化物を検討した結果、(E)成分として金属酸化物、複合金属酸化物固溶体またはハイドロタルサイト様複合金属水酸化物を、50mg/lの酸水溶液50g中に0.25gを添加し、85℃で24時間放置した後の溶液中の各種陰イオン濃度がそれぞれ5ppm以下である1種ないし2種以上を組み合わせたことを特徴とするエポキシ樹脂組成物であれば高度の高温保管信頼性を持った半導体装置が得られることを見出した。
すなわち、半導体装置の高温保管特性に優れるイオントラップ剤を検討した結果、(A)エポキシ樹脂、(B)フェノール樹脂硬化剤、(C)無機質充填剤、(D)硬化促進剤、(E)金属酸化物、複合金属酸化物固溶体またはハイドロタルサイト様複合金属水酸化物を含むエポキシ樹脂組成物において、50mg/lの酸水溶液50g中に(E)成分を0.25g添加し、85℃で24時間放置した後の溶液中の各種陰イオン濃度がそれぞれ5ppm以下である1種ないし2種以上を組み合わせたことを特徴とするエポキシ樹脂組成物が高温保管信頼性に優れた半導体装置が得られることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、半導体装置を封止した際に、アルミニウムと金の接合部における金属間化合物の生成を抑制した硬化物を与えるものであり、この組成物の硬化物で封止された半導体装置は、耐リフロークラック性、耐湿性に優れ、とりわけ高温雰囲気下における信頼性に優れるものである。
以下、本発明について更に詳しく説明する。
[(A)エポキシ樹脂]
本発明に使用されるエポキシ樹脂としては、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ナフタレン環含有エポキシ樹脂、フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、下記(1)式で表されるビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂等が挙げられ、これらのうち1種を単独で又は2種以上を1種ないし2種以上組み合わせて使用しても良い。ハロゲン化エポキシ樹脂は使用しないことが好ましい。
Figure 2008208176

式中、Rは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基等の炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基の中から選択される同一もしくは異なる原子又は基であり、aは0〜4、bは0〜3の整数、Qは0〜10の数である。
上記式(1)で表されるエポキシ樹脂の具体例としては、以下のものが例示される。
Figure 2008208176

(式中、pは0.5〜1.5である。)
上記式(1)で示されるエポキシ樹脂は、可とう性に優れ、弾性率が低いために耐衝撃性に強いという特徴を有する。
[(B)フェノール樹脂硬化剤]
本発明に用いるエポキシ樹脂の硬化剤であるフェノール樹脂は、下記一般式(2)で表されるフェノール樹脂の他、ナフタレン環含有フェノール樹脂、フェノールアラルキル型フェノール樹脂、ビフェニル型フェノール樹脂、脂環式フェノール樹脂、複素環型フェノール樹脂、ナフタレン環含有フェノール樹脂、ビスフェノールA型フェノール樹脂、ビスフェノールF型フェノール樹脂等が挙げられ、これらのうち1種を単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
本発明のエポキシ樹脂組成物中の(B)成分は、1分子中に2個以上のフェノール性水酸基を有するフェノール樹脂硬化剤であり、特には下記一般式(2)で表されるフェノール樹脂を用いる。
Figure 2008208176

式中、Rは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基等の炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基の中から選択される同一もしくは異なる原子又は基であり、aは0〜4、bは0〜3の整数、rは0〜10の数である。
上記式(2)で表されるフェノール樹脂も、上記のエポキシ樹脂(1)同様、ビフェニルアラルキル骨格を有する樹脂であり、耐熱性・耐クラック性に優れる。上記式(2)で表されるフェノール樹脂の具体例としては、以下のものが例示される。
Figure 2008208176

(式中、mは平均0.5〜1.5である。)
エポキシ樹脂、フェノール樹脂硬化剤の配合量は特に制限されないが、エポキシ樹脂中に含まれるエポキシ基1モルに対して、フェノール樹脂硬化剤中に含まれるフェノール性水酸基のモル比が0.5〜1.5、特に0.8〜1.2の範囲であることが好ましい。モル比が0.5未満あるいは1.5を超えるとエポキシ基とフェノール性水酸基の量がアンバランスであり、硬化物の特性が十分でない場合がある。
(A)成分と(B)成分との配合割合については特に制限されず、従来より一般的に採用されている条件とすればよいが、(A)成分中に含まれるエポキシ基1モルに対して、(B)成分の硬化剤中に含まれるフェノール性水酸基のモル比が、通常、0.5〜1.5、特に0.8〜1.2の範囲とすることが好ましい。
[(C)無機質充填剤]
本発明に用いる無機質充填剤は、通常樹脂組成物に配合されるものを使用することができる。具体的には、例えば溶融シリカ、結晶性シリカ等のシリカ類、クリストバライト、アルミナ、窒化珪素、窒化アルミニウム、窒化硼素、酸化チタン、ガラス繊維等が挙げられる。これらの中では、球状の溶融シリカ、球状のクリストバライトもしくはアルミナが特に望ましく、その平均粒径は5〜30μmのものが、成型性、流動性の面から望ましい。なお、本発明において、平均粒径は、例えばレーザー光回折法等による重量平均値(又はメディアン径)等として求めることができる。
樹脂硬化物の耐クラック性を高めるためには、好ましくは平均粒径5〜30μm、より好ましくは7〜20μmの球状の溶融シリカを、樹脂組成物の成形性を損なわない範囲で可能な限り多量に配合させることが好ましい。なお、本発明において、平均粒径は、例えばレーザー光回折法等による重量平均値(又はメディアン径)等として求めることができる。前記配合量としては、例えば、上記(A)及び(B)成分の総量100質量部に対して、400〜1,200質量部、特に600〜1,100質量部とすることが好ましい。
なお、無機質充填剤は、樹脂との結合強度を強くするため、シランカップリング剤、チタネートカップリング剤等のカップリング剤で予め表面処理したものを配合することが好ましい。このカップリング剤としては、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等のエポキシシラン類;N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノシラン類;γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等のメルカプトシラン類;イミダゾール化合物とγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランの反応物等のシランカップリング剤を用いることが好ましい。これらは1種単独でも2種以上を組み合わせても使用することができる。
また、表面処理に用いるカップリング剤の配合量及び表面処理方法については、特に制限されるものではない。
[(D)硬化促進剤]
また、本発明に用いる硬化促進剤としては、一般に封止材料に用いられているものを併用することができる。例えば、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、トリフェニルホスフィン、トリス(アルキルフェニル)ホスフィン、トリス(アルコキシフェニル)ホスフィン、テトラフェニルホスホニウム・テトラフェニルボレート、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン、トリフェニルホスフィンとキノン類の付加物等が挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を混合して使用することができる。これらの中では、活性と保存性を併せ持つトリフェニルホスフィンとキノン類の付加物の使用が好ましい。
硬化促進剤の配合量は有効量であるが、上記リン系化合物、第3級アミン化合物、イミダゾール化合物等の硬化促進剤を用いる場合、(A)、(B)成分の総量100質量部に対し、0.1〜5質量部、特に0.5〜2質量部とすることが好ましい。配合量が0.1質量部未満であると硬化不良を引き起こす場合があり、5質量部を超えると硬化時間が短く、未充填を引き起こす場合がある。
[(E)金属酸化物、複合金属酸化物固溶体またはハイドロタルサイト様複合金属水酸化物]
本発明に用いる(E)成分は、金属酸化物、複合金属酸化物固溶体またはハイドロタルサイト様複合金属水酸化物から選択される1種または2種以上を組み合わせて使用することができる。
金属酸化物としては、一般式 Mで表される化合物である。ただし、a、bは正数、MはII族の金属(周期表において第2族に属する元素でベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ラジウム)、III族の金属(周期表において第3族に属する元素でセシウム、イットリウム、ランタンノイド系列元素、ただしアクチノイド系列元素は除く)から選ばれる。
かかる金属酸化物としては、具体的にはたとえば酸化マグネシウム(タテホ化学(株)製)、酸化イットリウム、酸化ランタン、酸化ガドリニウム、酸化サマリウム、酸化ツリウム、酸化ユーロピウム、酸化ネオジム、酸化エルビウム、酸化テルビウム、酸化プラセオジウム、酸化ジスプロジウム、酸化イッテルビウム、酸化ホルミウム(以上信越化学工業(株)製)などが挙げられる。
複合金属酸化物固溶体としては、一般式M2+ 3+ Oで表される。ただし、jまたはkはゼロまたは正数であり、0<j+kであり、M2+はMg2+、Mn2+、 Fe2+、Co2+、 Ni2+、Cu2+、Zn2+などの2価の金属で、M3+はAl3+、 Fe3+、Cr3+、Co3+、 In3+などの3価の金属である。
かかる複合金属酸化物固溶体としては、具体例としてMg0.7Al0.3O (IXE−700F:東亞化成(株)製)が挙げられる。これはハイドロタルサイト様複合金属水酸化物と焼結することにより得られる。また製造法は異なるがZnMoOを酸化亜鉛に担持した化合物(KEMGARD−911B:シャーウインウイリアムズ社製)も含まれる。
ハイドロタルサイト様複合金属水酸化物としては、金属水酸化物のプラスに荷電した基本層とマイナスに荷電した中間層を介して何層も積み重なって成る層状構造を有する化合物で、下記一般式(3)及び(4)で表される。
2+ 3+ (OH(An−・mHO (3)
3+ (OH(An− (4)
ここで、M2+はMg2+、Mn2+、Fe2+、Co2+、Ni2+、Cu2+、Zn2+などの2価の金属、M3+はAl3+、Fe3+、Cr3+、Co3+、In3+、Bi3+などの3価の金属であり、これらは1種を単独で又は2種以上を1種ないし2種以上組み合わせても良い。また、An−はOH-、 F-、 Cl-、NO3 -、SO4 2-、CO3 2-などのn価の陰イオンを表し、c、d、e、f、h、iおよびmはゼロまたは正数で0<c+d、0<e+fである。gは正数である。
かかるハイドロタルサイト様複合金属水酸化物としては、具体例としてはBiO(OH)0.7(NO0.3 (IXE−500:東亞化成(株)製) BiO(OH)(IXE−550:東亞化成(株)製)、Mg4.5Al(OH)13CO・3.5HO、(DHT−4A−2:協和化学工業(株))製)、Mg4.3Al(OH)12.6CO・3.5HO、(DHT−4A:協和化学工業(株)製)などが挙げられる。
一般式(3)で示される複水酸化物を製造するには、Mg(又はZn)あるいはAl塩以外に、他の2価及び3価の金属塩も原料の対象として用いる。(CO)形の複水酸化物を製造するには、例えば、MgCl(又はZnCl)水溶液とAlCl水溶液の混合液(Mg(又はZn):Al=2〜4:1,モル比)にAlの半分のモル数に相当するNaCO水溶液を加え、場合によりHCl水溶液又はNaOH水溶液で液のpHを9〜10程度に調整し、20〜90℃程度に保ち、反応・熟成させた後に沈殿した生成物を分離洗浄し、40〜70℃で乾燥することにより得られる。また、(CO)形でないLDHを製造するには脱炭酸水を使用したり、窒素雰囲気下で反応させる等反応中に炭酸イオンが入らないようにする工夫が必要である。
(E)成分である上記した金属酸化物、複合金属酸化物固溶体またはハイドロタルサイト様複合金属水酸化物は、エポキシ樹脂組成物中由来の各種不純物イオン、とりわけ陰イオンを捕捉する目的で添加しているが、例えば上記した製造の過程で酸、アルカリを使用するため、自ら不純物イオンを含む場合がある。またハイドロタルサイト様複合金属水酸化物は陰イオンを交換する際、自らの陰イオンを放出する。その為、(E)を添加したことにより却って信頼性に悪影響を及ぼす場合がある。
本発明では種々検討した結果、(E)成分0.25gを50mg/lの濃度の酸水溶液50g中に添加し、85℃で24時間で放置した後の溶液中の各種陰イオン濃度がそれぞれ5ppm以下、好ましくは2ppm以下であるものをエポキシ樹脂組成物中に添加すれば高温保管時の信頼性に優れた硬化物を与えることを見出した。
酸水溶液の種類としては実際の硬化物中に含まれる、硝酸イオン、硫酸イオン、燐酸イオン、有機酸イオンを考慮して、硝酸水溶液、硫酸水溶液、燐酸水溶液、ギ酸水溶液が望ましいが、鋭意検討を重ねた結果、上記した不純物イオンの影響をスクリーニングするにはギ酸溶液がもっとも適している。
酸水溶液の濃度50mg/lは、エポキシ樹脂組成物の硬化物中に含まれるギ酸イオンが20〜50ppm程度であるというこれまでの知見から設定したものである。酸水溶液50g中に添加に添加する(E)成分の量0.25gは、エポキシ樹脂組成物中の(A)〜(E)成分の合計量に対する(E)成分の添加量がおおよそ0.2〜3%になることから少ない添加量でのイオン捕捉能力を確認するために設定した。また、水蒸気圧が大気圧以下で、特殊な耐圧容器でなくとも実験できる温度という簡便性を考慮して、85℃という温度を設定した。かかる条件で24時間放置後、イオンクロマトグラフィー(カラム:東ソー(株)社製SuperIC−Anion series)にて各種不純物の濃度を測定した。濃度は予め求めた検量線に従って求めた。
かかる(E)成分の配合量としては、(A)、(B)成分の総量100質量部に対して、1〜20質量部、更に好ましくは3〜15質量部であることが望ましい。添加量が1質量部未満では十分なトラップ効果が得られない場合があり、また20質量部を超えると、硬化性や流動性の不良が発生する場合がある。また、(A)〜(E)成分の総量に対する(E)成分の量は0.2〜3%である。
[その他添加剤]
本発明のエポキシ樹脂組成物は、(A)〜(E)成分を必須成分とするが、更に必要に応じて各種の添加剤を配合することができる。例えば、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、有機合成ゴム、シリコーン系等の低応力剤、カルナバワックス等のワックス類、カーボンブラック等の着色剤等の添加剤を添加配合することができる。
また、離型剤成分を配合することもでき、離型剤成分としては、例えば、カルナバワックス、ライスワックス、ポリエチレン、酸化ポリエチレン、モンタン酸、モンタン酸と飽和アルコール、2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−エタノール、エチレングリコール、グリセリン等とのエステル化合物であるモンタンワックス;ステアリン酸、ステアリン酸エステル、ステアリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エチレンと酢酸ビニルとの共重合体等が挙げられ、これら1種単独でも2種以上を組み合わせても使用することができる。
離型剤の配合量としては、(A)、(B)成分の総量100質量部に対して、0.1〜5質量部、更に好ましくは0.3〜4質量部であることが望ましい。
[エポキシ樹脂組成物の調製等]
本発明のエポキシ樹脂組成物は、例えば、上記(A)〜(E)成分及びその他の添加物を所定の組成比で配合し、これをミキサー、ボールミル等によって十分均一に混合した後、熱ロール、ニーダー、エクストルーダー等を用いて、溶融混合処理を行い、次いで冷却固化させ、適当な大きさに粉砕して成形材料として得ることができる。
なお、組成物をミキサー等によって十分均一に混合するに際して、保存安定性をよくする為に、或いはウエッターとしてシランカップリング剤等で予め表面処理等を行うことが好ましい。
上記シランカップリング剤としては、例えば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、p−スチリルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。これらは1種単独でも2種以上組み合わせても使用することができる。
上記カップリング剤を用いる場合、その使用量は、(A)、(B)成分の総量100質量部に対して、通常0.1〜5.0質量部であり、好ましくは0.3〜3.0質量部である。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、本発明の目的及び効果を発現できる範囲内において、更に難燃剤、例えば、ホスファゼン化合物等のリン系難燃剤、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の水酸化物、ホウ酸亜鉛、スズ酸亜鉛、モリブデン酸亜鉛等の無機化合物を添加することもできる。
難燃剤の配合比率としては、(A)、(B)成分の総量100質量部に対して、3〜50質量部、更に好ましくは5〜20質量部であることが望ましい。
本発明のエポキシ樹脂組成物を成型材料として調製する場合の一般的な方法としては、エポキシ樹脂、硬化剤、無機質充填剤、硬化促進剤、接着向上剤、金属酸化物、及び必要によりその他の添加物を所定の組成比で配合し、これをミキサー等によって十分均一に混合した後、熱ロール、ニーダー、エクストルーダー等による溶融混合処理を行い、次いで冷却固化させ、適当な大きさに粉砕して成形材料とすることができる。
このようにして得られる本発明のエポキシ樹脂組成物は、各種の半導体装置の封止材料として有効に利用でき、この場合、封止の最も一般的な方法としては低圧トランスファー成形法が挙げられる。なお、本発明のエポキシ樹脂組成物の成形温度は150〜185℃で30〜180秒、後硬化は150〜185℃で2〜20時間行うことが望ましい。
本発明のエポキシ樹脂組成物の硬化物は、上記した(E)成分を用いることにより、従来のイオントラップ剤が硫酸イオン、硝酸イオン、有機酸を補足するかわりに自身の陰イオンを組成物中に放出するために、耐湿信頼性、耐熱信頼性を損ねていたのであるが、かかる欠点を除去したものである。すなわち、エポキシ樹脂組成物の硬化物の粉砕物を125℃で20h抽出した際の各種イオンの濃度、特に硝酸イオンの濃度が10ppm以下、好ましくは8ppm以下であることを特徴とするものである。
以下、エポキシ樹脂組成物の実施例と比較例を示し、本発明を具体的に示すが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、以下の例において部はいずれも質量部である。
なお、下記実施例及び比較例で使用した成分は、以下の通りである。また、後記実施例、表等には、各成分については、下記に付記した記号を使用した。
(A)エポキシ樹脂
エポキシ樹脂a:下記式で表されるビフェニル含有アラルキル型エポキシ樹脂(商品名:NC−3000、日本化薬(株)製、エポキシ当量=272)
Figure 2008208176

(Mw=1300)
エポキシ樹脂b:ビフェニル型エポキシ樹脂:YX4000HK(油化シェル(株)製、エポキシ当量190)
Figure 2008208176

エポキシ樹脂c:o−クレゾール型エポキシ樹脂(商品名:EOCN―1020―55、日本化薬(株)製、エポキシ当量=200)
Figure 2008208176

(Mw=1250)
(B)硬化剤
硬化剤a:下記式で表されるビフェニル含有アラルキル型フェノール樹脂(商品名:MEH−7851SS、明和化成(株)製、フェノール性水酸基当量=199)
Figure 2008208176

(Mw=760)
硬化剤b:下記式で表されるフェノールアラルキル型エポキシ樹脂(商品名:MEH―7800SS、明和化成(株)製、フェノール性水酸基当量=175)
Figure 2008208176

(Mw=900 )
硬化剤c:下記式で表されるフェノールノボラック樹脂:DL−92(明和化成(株)製、フェノール性水酸基当量110)
Figure 2008208176

(Mw=730)
(C)無機質充填剤:球状溶融シリカ((株)龍森製、平均粒径=15μm)
(D)硬化促進剤
硬化促進剤a:トリフェニルホスフィン(北興化学工業(株)製)
硬化促進剤b:テトラフェニルホスホニウム・テトラフェニルボレート(北興化学(株)製)
(E)金属酸化物
複合金属酸化物固溶体またはハイドロタルサイト様複合金属水酸化物0.25gを50mg/lの濃度のギ酸水溶液50g中に添加し、85℃で24時間放置した後の溶液中の各種陰イオン濃度が下記表1で示すものを用いた。
Figure 2008208176
その他添加剤
カップリング剤:
3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン(KBM−803:信越化学工業(株)製)
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(KBM−403:信越化学工業(株)製)
カーボンブラック:デンカブラック(電気化学工業(株)製)
離型剤:カルナバワックス(日興ファインプロダクツ(株)製)
[実施例1〜6、比較例1〜4]
表2に示す成分を熱2本ロールで均一に溶融混合し、冷却、粉砕して半導体封止用樹脂組成物を得た。更に得られた成形材料をタブレット化し、低圧トランスファー成形機にて175℃、70kgf/cm、120秒の条件で各試験片を成形し、高温放置特性を下記に示す評価方法により、評価した。結果を表2に示す。
評価方法を下記に示す。
(a)各種イオン濃度
成形機にて厚さ3mm、直径50mmの円盤を成形し、この成形硬化物を175℃で1,000時間放置した後、粉砕し、30〜150メッシュの粒度に調整した。この粉体5gと、イオン交換水50mlを加圧容器に入れ、125℃で20時間抽出した抽出水中の不純物(EMC中に換算)として燐酸イオン量、硝酸イオン量、硫酸イオン量、ギ酸イオン量、及び塩化物イオン量を測定した。なお、上記各イオン量の測定方法はイオンクロマトグラフィー(カラム:東ソー(株)社製SuperIC−Anion series)で測定した。尚検出下限である測定最小値は2ppmである。
(b)耐熱信頼性
シリコンチップ上にアルミ配線を形成した模擬素子と部分金メッキされた42アロイリードフレームとを、太さ30μmの金線でボンディングした半導体素子を表2に示す配合組成にて、175℃、70kgf/cm、成形時間120秒の条件で1.4mm厚のTSOPパッケージ20個を成形した。180℃、4時間ポストキュアしたものを200℃の乾燥器に1,000時間放置した後、樹脂硬化物を発煙硝酸で溶かし、チップ側のボンディング部の引張り強度を測定した。この引張り強度の値が初期値の50%以下になったものを不良とし、不良数を調べた。
Figure 2008208176

Claims (5)

  1. (A)エポキシ樹脂、(B)フェノール樹脂硬化剤、(C)無機質充填剤、(D)硬化促進剤、(E)金属酸化物、複合金属酸化物固溶体またはハイドロタルサイト様複合金属水酸化物から選ばれる1種ないし2種以上を組み合わせたものを含むエポキシ樹脂組成物において、50mg/lの濃度の酸水溶液50g中に(E)成分を0.25g添加し、85℃で24時間で放置した後の溶液中の各種陰イオン濃度がそれぞれ5ppm以下であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  2. 酸水溶液が硝酸水溶液、硫酸水溶液、燐酸水溶液、ギ酸水溶液から選択されるものであり、各種陰イオンが硝酸イオン、硫酸イオン、燐酸イオン、有機酸イオンであることを特徴とする請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 酸水溶液がギ酸水溶液であることを特徴とする請求項1乃至2にいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物の硬化物の粉砕物を125℃で20時間抽出した際の各種イオンの濃度がそれぞれ10ppm以下であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  5. 半導体素子を請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物の硬化物で封止した半導体装置。
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