JP2008206995A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者がスムーズに連続して手操作スイッチ部を操作することができ、遊技者の肉体的疲労の低減が図られたスロットマシンを提案する。
【解決手段】 回転ドラム毎に配設され、複数の手操作スイッチ部7a〜7fを備えたスロットマシンにおいて、軸支持部61と、該軸支持部61と同心状に周設された付装周面62とを備え、かつ該付装周面62に複数の手操作スイッチ部7a〜7fを周方向に沿って適宜間隔で配設してなるスイッチ集合片60A,60Bと、遊技者に把持されるハンドル支持面が周設され、スイッチ集合片60A,60Bの軸支持部61に回動可能に軸支される軸状ハンドル型の回動ハンドレスト55A,55Bとからなるスイッチング操作部50A,50Bを遊技機本体の前面に備えてなる。
【選択図】図11

Description

本発明は、遊技機本体に回転ドラムと複数の手操作スイッチ部とを備えたスロットマシンに関する。
スロットマシンは、一般に、遊技機本体の内部に左右方向に軸支され、遊技機本体の前面の表示窓を通して視認可能となる複数の回転ドラムと、遊技者の操作により1ゲーム当たりのメダルの投入数が設定される投入手操作スイッチ部と、遊技者の操作により複数の回転ドラムを回転始動する始動手操作スイッチ部と、回転ドラム毎に配設され、遊技者の操作により対応する回転ドラムを回転停止する複数の停止手操作スイッチ部とを備える。遊技者は、始めに、投入手操作スイッチ部を操作して1ゲーム当たりのメダルの投入数を設定する。これにより、メダルの投入数に対応する数の入賞ラインが有効となる。次に、遊技者は、始動手操作スイッチ部を操作して複数の回転ドラムを回転始動させ、最後に、回転ドラム毎に配設された停止手操作スイッチ部を操作して、対応する回転ドラムを夫々回転停止させる。これにより1ゲームの遊技が行われて、表示窓に表示された図柄のうち、有効な入賞ライン上に停止した図柄列が所定の当たり配列となった場合に、メダルの供出や遊技者に有利な遊技作動等の所定の入賞態様が実行される。
ところで、遊技者は、スロットマシンの遊技操作、すなわち上記のような1ゲーム当たりの投入手操作スイッチ部の操作、始動手操作スイッチ部の操作、及び、停止手操作スイッチ部の操作という一連の操作を連続して行うものである。したがって、スロットマシンには、遊技者が遊技し易く、この一連の操作をより円滑に行うことのできる構成が求められている。
そこで、従来のスロットマシンでは、各停止手操作スイッチ部間に、各停止手操作スイッチ部を結ぶ溝形状のガイドが設けられている。かかる構成にあっては、遊技者は、停止手操作スイッチ部を操作した後に、次の停止手操作スイッチ部まで、指をガイドに沿って移動させ、そして、当該停止手操作スイッチ部を操作するというものである。遊技者は、このガイドによって指が次の停止手操作スイッチ部まで案内されるため、よりスムーズに連続して複数の停止手操作スイッチ部の操作を行うことができる。
しかしながら、かかる構成にあっては、ガイドが停止手操作スイッチ部間に設けられ、間欠的配置構造となっているため、その案内作用に連続性が無く、また、遊技者の操作は、停止手操作スイッチ部で指が逸れる等、円滑なものとならず、安定性に欠けるものとなっている。
また、かかる構成にあっては、スロットマシンの遊技が長時間に及ぶ場合に、遊技者の肉体的疲労が誘発され易い。すなわち、遊技者は、前記一連の操作を、通常、同一の遊技手により繰返し行うことから、遊技が長時間に及ぶと、特定の指や腕に負荷がかかることとなり、遊技者はその疲労感から、遊技への意欲を徐々に喪失してしまう恐れがある。
そこで、かかる問題を解決するために、特許文献1に記載のスロットマシンが提案されている。このスロットマシンでは、列設された複数の手操作スイッチ部の上部に、その列設方向に沿って溝又は突起形状の操作ガイドが配設されている。そして、かかる構成にあっては、遊技者は、操作ガイドに指を掛けて遊技手を支持し、この状態で、指を操作ガイドに沿って移動させつつ、親指で手操作スイッチ部を操作するものである。したがって、遊技者は、操作ガイドに遊技手を支持することにより、遊技手の疲労感を低減させることができ、また、遊技手を操作ガイドに沿わせることにより、遊技手の安定性が増して、手操作スイッチ部をスムーズに連続して操作することができる。
特開平11−239629
ところで、遊技者が前記操作ガイドに指を掛け、指を操作ガイドに沿って移動させる際には、指と操作ガイドとの間には摩擦が生じることとなる。特に、遊技手を操作ガイドに支持した状態では、遊技手の自重によって摩擦が強く生じるため、遊技者が指を操作ガイドに沿って移動させることは、実際上困難である。
したがって、特許文献1に記載のスロットマシンの構成では、遊技者は、手操作スイッチ部をスムーズに連続して操作するために、指を操作ガイドに掛けて遊技手を支持した状態ではなく、単に指を操作ガイドに掛けた状態として、指を移動させる必要がある。すなわち、かかる構成にあっては、実際には、遊技手の疲労感が低減されるものとはなっていない。
ここで、単に指を操作ガイドに掛けた状態で、指を操作ガイドに沿って移動させる際には、指が操作ガイドによって案内されるため、遊技者は、手操作スイッチ部をスムーズに連続して操作することができる。しかしながら、単に指を操作ガイドに掛けた状態であっても、遊技者が、指を操作ガイドに沿って連続して移動させる際には、操作ガイドとの摩擦により、操作ガイドと接触している指先の皮膚が擦れ、不快感や痛みを生じさせる恐れがある。したがって、かかる操作ガイドでは、遊技者が長時間継続して利用するに適したものともなっていない。
以上のことから、特許文献1に記載のスロットマシンの構成では、従来の問題がなんら解決されたものとなっていない。そこで、本発明は、従来のスロットマシンの問題を解決し、遊技者がスムーズに連続して手操作スイッチ部を操作することができ、また、遊技者の肉体的疲労の低減が図られたスロットマシンを提案するものである。
本発明は、回転ドラム毎に配設され、遊技者の操作により対応する回転ドラムを回転停止する停止手操作スイッチ部を含む複数の手操作スイッチ部を備えたスロットマシンにおいて、軸支持部と、該軸支持部と同心状に周設された付装周面とを備え、かつ該付装周面に複数の手操作スイッチ部を周方向に沿って適宜間隔で配設してなるスイッチ集合片と、遊技者に把持されるハンド支持面が周設され、スイッチ集合片の軸支持部に回動可能に軸支される軸状ハンドル型の回動ハンドレストとからなるスイッチング操作部を遊技機本体の前面に備えてなることを特徴とするスロットマシンである。
ここで、手操作スイッチ部とは、遊技手により操作されるボタン又はレバー等の遊技の進行を司るスイッチ型手操作入力手段を指す。
かかる構成にあって、遊技者は、軸状ハンドル型の回動ハンドレストを把持することにより遊技手を支持する。そして、当該回動ハンドレストを軸支持部を中心軸として回動させることにより、軸支持部と同心状に周設された付装周面に配設された手操作スイッチ部に沿って、遊技手が円滑に移動することとなる。したがって、遊技者は、遊技手の安定した状態で、手操作スイッチ部をスムーズに連続して操作することができる。
また、かかるスロットマシンにおいて、付装周面に複数の停止手操作スイッチ部が配設されてなる第1スイッチ集合片と、第1回動ハンドレストとからなる第1スイッチング操作部と、付装周面に投入手操作スイッチ部と始動手操作スイッチ部とが配設されてなる第2スイッチ集合片と、第2回動ハンドレストとからなる第2スイッチング操作部とを、遊技機本体の前面の左右に、各回動ハンドレスト相互が拡開傾斜するようにして備えてなることを特徴とする構成が提案される。
かかる構成では、遊技者は、一方の遊技手で、第1回動ハンドレストのハンド支持面を把持し、他方の遊技手で、第2回動ハンドレストのハンドル支持面を把持する。そして、夫々の回動ハンドレストを軸支持部を中心軸として回動させることにより、一方の遊技手が複数の停止手操作スイッチ部に沿って円滑に移動し、また、他方の遊技手が投入手操作スイッチ部及び始動手操作スイッチ部に沿って円滑に移動することとなる。これにより、遊技者は、両遊技手の安定した状態で、手操作スイッチ部をスムーズに連続して操作することができる。
本発明は、軸支持部と、該軸支持部と同心状に周設された付装周面とを備え、かつ該付装周面に複数の手操作スイッチ部を周方向に沿って適宜間隔で配設してなるスイッチ集合片と、スイッチ集合片の軸支持部に回動可能に軸支される軸状ハンドル型の回動ハンドレストとからなるスイッチング操作部を遊技機本体の前面に備えてなるスロットマシンである。かかる構成にあっては、遊技手を軸状ハンドル型の回動ハンドレストに支持した状態で、手操作スイッチ部をスムーズに連続して操作することができるため、遊技手は疲労し難くなり、遊技者は、長時間継続して遊技を行うことができる。すなわち、かかる構成では、遊技者の肉体的疲労が低減され、該肉体的疲労に起因する遊技への意欲の低下をも防止することができる。また、遊技手を回動ハンドレストに支持しているため、遊技手は安定状態となり、かつ回動ハンドレストを回動させることにより、遊技手が手操作スイッチ部に沿って移動するため、遊技者の操作性は優れたものとなる。さらに、かかる構成では、遊技手が摩擦の影響を全く受けないため、遊技者は、快適かつ継続的に遊技に熱中することができる。
また、かかる構成にあって、付装周面に複数の停止手操作スイッチ部が配設されてなる第1スイッチ集合片と、第1回動ハンドレストとからなる第1スイッチング操作部と、付装周面に投入手操作スイッチ部と始動手操作スイッチ部とが配設されてなる第2スイッチ集合片と、第2回動ハンドレストとからなる第2スイッチング操作部とを、遊技機本体の前面の左右に、各回動ハンドレスト相互が拡開傾斜するようにして備えてなるものとすることができる。かかる構成にあっては、遊技者は、両遊技手を支持した状態で、手操作スイッチ部をスムーズに連続して操作することができ、かつ両遊技手を使って遊技を行うことにより各遊技手に必要な遊技動作が減少する。このため、遊技手は疲労し難くなり、遊技者が長時間継続して遊技を行う場合であっても、遊技への意欲の低下を防止することができる。また、両遊技手は安定した状態であり、かつ回動ハンドレストを回動させることにより、両遊技手が夫々手操作スイッチ部に沿って移動するため、遊技者の操作性は優れたものとなる。
本実施形態例のスロットマシンは、図1に示すように、正面矩形状をなす遊技機本体1の内部に、個別に回転する三つの回転ドラム3a、3b、3cを備える。そして、遊技機本体1の前面の各回転ドラム3a、3b、3cを臨む位置には、矩形の表示窓4a、4b、4cが夫々形成されている。各回転ドラム3a、3b、3cには、その外周面に沿って複数の図柄が等間隔に配設されており、これらの図柄は、各回転ドラム3a、3b、3c毎に、特有の図柄列を構成するものである。そして、各回転ドラム3a、3b、3cは表示窓4a、4b、4cを通して前方から視認可能となっており、各回転ドラム3a、3b、3cの回転に伴って、表示窓4a、4b、4cに表示される図柄が連続的に変化するようになっている。
表示窓4a、4b、4cには、図柄有効領域が設けられており、この図柄有効領域内には、回転ドラム3a、3b、3cの正面に位置する図柄が縦横に三つずつ並ぶようになっている。また、図柄有効領域には、横方向に3列及び斜め方向に2列の入賞ラインが設定されており、表示窓4a、4b、4cの左側には、有効な入賞ラインを遊技者に報知する入賞ラインランプ11が設けられている。そして、回転ドラム3a、3b、3cが停止した際に、有効な入賞ライン上に表示された図柄列が所定の当たり配列となった場合には、遊技機本体1の前面下部の受け皿9に所定数のメダルが供出されたり、遊技者に有利なボーナスゲーム等の遊技作動が実行される。
遊技機本体1の前面の表示窓4a、4b、4cの下側には、段差面2が設けられている。この段差面2の右側には、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口8が備えられている。そして、後に詳述する第一実施形態例では、該段差面2に直線摺動ガイドが配設され、該直線摺動ガイドに可動ハンドレストが係合される。
また、メダル投入口8の直上位置には、一方をクレジット数表示部、他方を入賞払出数表示部とする表示部10,10が並んで形成されている。そして、クレジット数表示部には、メダルのクレジット数が所定の上限数(例えば50枚)まで表示され、一方、入賞払出数表示部には、入賞として払い出されるメダル数が表示される
遊技機本体1の前面の段差面2の下側には、遊技者の押圧操作により1ゲーム当たりのメダルの投入数を設定するベットボタン5と、遊技者のレバー操作により回転ドラムを回転始動するスタートレバー6と、遊技者の押圧操作により、対応する回転ドラムを回転停止する三つのストップボタン7a、7b、7cとが、左から順に左右方向に列設されている。ベットボタン5は、押圧操作する回数により、メダルの投入数が変更されるものである。ここで、ベットボタン5は本発明の投入手操作スイッチ部に対応するものである。また、スタートレバー6は始動手操作スイッチ部に、ストップボタン7a、7b、7cは停止手操作スイッチ部に、夫々対応するものである。
また、このスロットマシンには、電子回路によって構成される制御装置(図示省略)が内蔵されており、この制御装置によりスロットマシンの遊技作動が統括される。この制御装置は、前記ストップボタン7a、7b、7cと共に、回転ドラム3a、3b、3cを停止させる停止手段を構成するものであり、回転ドラム3a、3b、3cの回転開始時点で制御装置に記憶される遊技状態と、各ストップボタン7a。7b、7cの押圧操作タイミングとに応じて、入賞ライン上に停止する図柄配列が決定される。なお、本実施例にかかる制御装置の構成や、該制御装置により実現される遊技態様は、本発明の要部ではなく、既知のスロットマシンと同じものを適宜利用可能であるため詳細な説明は省略する。
以下に本発明の要部であるハンドレストについて説明する。
まず、本発明と同様の目的により提案された第一参考実施形態例について説明する。本参考実施形態例では、図2に示すように、遊技機本体1の前面の前記段差面2に、二つのガイド支持片31,31が形成され、丸棒形状の直線摺動ガイド30Aが、この二つのガイド支持片31,31に、その両端を軸支される。そして、可動ハンドレスト20Aが、この直線摺動ガイド30Aに摺動及び回動可能に外嵌される。
可動ハンドレスト20Aは、図3に示すように、その周面に遊技者の手を支持するハンド支持面21aを具備し、このハンド支持面21aの後面には、略球面形状のくぼみ23が形成されている。遊技者は、一般に、この後面のくぼみ23に指を掛けて可動ハンドレスト20Aを把持し、これにより、遊技手xが支持される。また、可動ハンドレスト20Aは、その下面に係合部22aを具備する。該係合部22aは直線摺動ガイド30Aと嵌合する欠円形状からなる。そして、この係合部22aには、可動ハンドレスト20Aを直線摺動ガイド30Aに対して摺動及び回動可能とするために、定位置で転動可能な摺動球25aが複数配設されている。
可動ハンドレスト20Aの摺動範囲は、二つのガイド支持片31,31によって制限され、列設された複数の手操作スイッチ部のうち、左端に位置するベットボタン5から右端に位置するストップボタン7cまでの範囲を摺動する。また、可動ハンドレスト20Aの回動範囲は、段差面2によって制限される(図4参照)。可動ハンドレスト20Aは、段差面2と接触する下面にも係合部と同様の摺動球25bが配設されており、段差面2と接触した状態であっても円滑に摺動することができるものである。
かかる構成にあっては、遊技者は、可動ハンドレスト20Aに遊技手xを支持した状態で、左端のベットボタン5から右端のストップボタン7cまでを、可動ハンドレスト20Aを摺動及び回動させながらスムーズに連続して操作することができる。したがって、遊技者は、長時間継続して遊技する場合であっても遊技手xに疲労を感じ難くなり、遊技への意欲の低下を防止することができる。また、遊技者は、遊技手xの安定した状態で、かつ該可動ハンドレスト20Aは回動可能であって、遊技者自身の操作し易い任意の距離及び位置関係で手操作スイッチ部を操作することができるため、遊技者の操作性は極めて向上することになる。さらに、かかる構成では、遊技手xが摩擦の影響を全く受けないため、遊技者は、上記本発明の効果を享受しながら快適に遊技に熱中することができる。
次に、第二参考実施形態例について説明する。本実施形態例では、図5に示すように、複数の手操作スイッチ部の下側に、その列設方向に沿って、前方への開口部を有する凹部からなるハンドレスト収納空間40が設けられる。そして、該収納空間40の開口部の下辺縁に、裏面に直線摺動ガイド30Bを具備する扉板32が支軸34により回動可能に軸支され、この扉板32裏面の直線摺動ガイド30Bに可動ハンドレスト20Bが嵌合される。
扉板32は、図6に示すように、その裏面に全幅に渡って直線摺動ガイド30Bが一体的に突設されている。この直線摺動ガイド30Bは、その上端にT形の案内突部35を備える。また、扉板32の前面には、扉板32が完全に開放した状態で直線摺動ガイド30Bが水平となるようにストッパー33が設けられている。
一方、扉板32裏面の直線摺動ガイド30Bの案内突部35に摺動可能に嵌合している可動ハンドレスト20Bは、その上面に遊技手xを支持するハンド支持面21bを具備し、このハンド支持面21bには緩やかな傾斜面24が形成されている。遊技者は、一般に、この傾斜面24に手首を載置することにより遊技手xを支持する。また、可動ハンドレスト20Bは、その下面に直線摺動ガイド30Bの案内突部35と係合する係合部22bを具備し、該係合部22bはT形の案内突部35と嵌合する所定径の略凹部形状からなる。そして、この係合部22bには、可動ハンドレスト20Bを直線摺動ガイド30Bの案内突部35に対して摺動可能とするために、定位置で転動可能な摺動球25cが複数配設されている。
かかる構成にあっては、遊技者は、図7に示すように、扉板32を回動させることにより、可動ハンドレスト20Bを遊技機本体1の前面に露出させた第1状態、又は、ハンドレスト収納空間40に収納した第2状態とすることができる。そして、可動ハンドレスト20Bを遊技機本体1の前面に露出させた第1状態では、遊技者は、可動ハンドレスト20Bに遊技手xを支持し、該可動ハンドレスト20Bを摺動させることにより、前記左端のベットボタン5から右端のストップボタン7cまでをスムーズに連続して操作することができる。したがって、遊技者は、可動ハンドレスト20Bを使用する場合には、前記本発明の効果を享受することができる。そして、可動ハンドレスト20Bを使用せず、当該ハンドレスト20Bが遊技の妨げと感じる場合には、遊技者は、当該ハンドレスト20Bをハンドレスト収納空間40に収納することで、遊技への興趣及び意欲を保ちつつ、遊技に熱中することができる。
次に第三参考実施形態例について説明する。本実施形態例では、図8に示すように、ストップボタン7a、7b、7cが遊技者により押圧操作される略球面形状の凸部からなる操作突出端49を備えた押ボタン型ストップボタン7a’、7b’、7c’である。また、前記第一実施形態例と同様に、遊技機本体1の前面の段差面2に、二つのガイド支持片31,31が形成され、丸棒形状の直線摺動ガイド30Aが、この二つのガイド支持片31,31に、その両端を軸支される。そして、可動ハンドレスト20Aが、この直線摺動ガイド30Aに摺動及び回動可能に外嵌される。加えて、押ボタン型ストップボタン7a’、7b’、7c’の列設方向に沿って、その上下両側に夫々案内溝43、43が並設され、該案内溝43、43に可動押圧片45が摺動可能に係合される。
可動押圧片45は、図9に示すように、背面に略球面形状の凸部である押圧突部46が突成されており、前面にはくぼみ48が形成されている。また、背面の上端と下端からは夫々脚部47、47が形成されており、該脚部47、47、を案内溝43、43に嵌入させることによって、可動押圧片45が案内溝43、43と係合する。これにより、可動押圧片45は、案内溝43、43の案内により複数の押ボタン型ストップボタン7a’、7b’、7c’上を摺動することとなる。そして、図10に示すように、可動押圧片45が押ボタン型ストップボタン7a’、7b’、7c’上を摺動する際には、可動押圧片45の押圧突部46が押ボタン型ストップボタン7a’、7b’、7c’の操作突出端49と衝突して、押ボタン型ストップボタン7a’、7b’、7c’が押圧される。
かかる構成では、遊技者は、遊技手を可動ハンドレスト20Aに支持した状態で、遊技手xのいずれかの指(具体的には親指)を可動押圧片45前面のくぼみ48に接触させ、可動ハンドレスト20Aを摺動させつつ、可動押圧片45を移動させることのみにより、複数の押ボタン型ストップボタン7a’、7b’、7c’を押圧操作することができるため、操作性は極めて優れたものとなる。また、遊技者は、遊技手xが支持された状態にあり、かつ可動押圧片45を移動操作するだけであって、遊技者自身の押圧操作は省かれるため、遊技手xは疲労し難くなる。これにより、遊技者が遊技を長時間継続する場合であっても、遊技への意欲の低下を防止することができる。
なお、ベットボタン5とスタートレバー6とを、遊技者に押圧操作される操作突出端49を備えた押ボタン型ベットボタン5’と押ボタン型スタートボタン6’とにして、可動押圧片45が全ての押ボタン型手操作スイッチ部5’、6’、7a’、7b’、7c’上を摺動するものであっても良い。
次に本発明の実施形態例について説明する。本発明の実施形態例では、図11に示すように、遊技機本体1の前面の段差面2の下側の右方に、付装周面62aに複数のストップボタン7d、7e、7fが配設されてなるスイッチ集合片60Aと、軸状ハンドル型の回動ハンドレスト55Aとからなるスイッチング操作部50Aが、該段差面2の下側の左方に、付装周面62bにベットボタン5bとスタートボタン6bとが配設されてなるスイッチ集合片60Bと、軸状ハンドル型の回動ハンドレスト55Bとからなるスイッチング操作部50Bが、各回動ハンドレスト55A、55B相互が拡開傾斜するように夫々配設されたものである。
軸状ハンドル型の回動ハンドレスト55には、図12に示すように、遊技者に把持されるハンド支持面21cが周設されており、一方の端部には軸部57が形成されている。また、スイッチ集合片60は、該軸部57を介して回動ハンドレスト55を回動可能に軸支する軸支持部61と、該軸支持部61と同心状に周設された円弧形状の付装周面62とを備える。そして、この付装周面62には、複数の手操作スイッチ部が周方向に沿って適宜間隔で配設されている。
スイッチ集合片60は、図13に示すように、遊技機本体1の前面に半分埋設して備えられ、該スイッチ集合片60に軸支される回動ハンドレスト55が操作可能となるように、略矩形の開口部を有する凹部70が該スイッチ集合片60に並設される。
かかる構成にあっては、遊技者は、回動ハンドレスト55Aに右遊技手xを支持し、該回動ハンドレスト55Aを回動させることによって、三つのストップボタン7d、7e、7fをスムーズに連続して操作することできる。また、回動ハンドレスト55Bに左遊技手xを支持し、該回動ハンドレスト55Bを回動させることによって、ベットボタン5bとスタートボタン6bとをスムーズに連続して操作することできる。さらに、両遊技手x、xを使って遊技を行うことにより各遊技手x、xに必要な遊技動作が減少するため、遊技者は疲労感を感じ難く、遊技への意欲の低下を防止することができる。また、両遊技手x、xは安定した状態であり、かつ各回動ハンドレスト55A、55Bを回動させることにより、両遊技手x、xの親指が手操作スイッチ部に沿って移動するため、遊技者は容易に遊技を行うことができ、遊技者の操作性は優れたものとなる。さらに、かかる構成では、両遊技手x、xが摩擦の影響を全く受けないため、遊技者は、上記本発明の効果を享受しながら快適に遊技に熱中することができる。
なお、本発明の可動ハンドレストや直線摺動ガイド等の形状、構成及び配置等は上記の実施形態例に限定されるものではない。また、スロットマシンの構成も、いかなるようなものであっても良い。例えば、スロットマシンが、メダルではなく遊技球を遊技媒体とするものであっても良い。
スロットマシンの斜視図である。 第一参考実施形態例に係る遊技機本体1前面の部分斜視図である。 第一参考実施形態例に係る可動ハンドレスト20Aの縦断側面図である。 第一参考実施形態例に係る可動ハンドレスト20Aの回動態様を示す縦断側面図(イ)、(ロ)であり、(イ)は可動ハンドレスト20Aが水平状態の場合を、(ロ)は可動ハンドレスト20Aが遊技者側へ回動し傾斜状態となった場合を示す。 第二参考実施形態例に係る遊技機本体1前面の部分斜視図である。 第二参考実施形態例に係る可動ハンドレストが係合された扉板32の縦断側面図である。 第二参考実施形態例に係る可動ハンドレスト20Bの縦断側面図(イ)、(ロ)であり、(イ)は第1状態を、(ロ)は第2状態を示す。 第三参考実施形態例に係る遊技機本体1前面の部分斜視図である。 第三参考実施形態例に係る可動押圧片45の背面斜視図である。 第三参考実施形態例に係る可動押圧片45の押圧突部46と押ボタン型ストップボタンの操作突出端49との衝突態様を示す縦断側面図(イ)、(ロ)であり、(イ)は衝突前を、(ロ)は衝突時(押圧時)を示す。 本発明の実施形態例に係る遊技機本体1前面の部分正面図である。 同実施形態例に係るスイッチング操作部50の分解斜視図である。 同実施形態例に係る遊技機本体1を縦断して示すスイッチング操作部50の右側面図である。
符号の説明
1 遊技機本体
2 段差面
3a、3b、3c 回転ドラム
4a、4b、4c 表示窓
5、5b ベットボタン(投入手操作スイッチ部)
6 スタートレバー(始動手操作スイッチ部)
6b スタートボタン(始動手操作スイッチ部)
7a、7b、7c、7d、7e、7f ストップボタン(停止手操作スイッチ部)

Claims (2)

  1. 回転ドラム毎に配設され、遊技者の操作により対応する回転ドラムを回転停止する停止手操作スイッチ部を含む複数の手操作スイッチ部を備えたスロットマシンにおいて、
    軸支持部と、該軸支持部と同心状に周設された付装周面とを備え、かつ該付装周面に複数の手操作スイッチ部を周方向に沿って適宜間隔で配設してなるスイッチ集合片と、
    遊技者に把持されるハンド支持面が周設され、スイッチ集合片の軸支持部に回動可能に軸支される軸状ハンドル型の回動ハンドレストとからなるスイッチング操作部を遊技機本体の前面に備えてなることを特徴とするスロットマシン。
  2. 付装周面に複数の停止手操作スイッチ部が配設されてなる第1スイッチ集合片と、第1回動ハンドレストとからなる第1スイッチング操作部と、
    付装周面に投入手操作スイッチ部と始動手操作スイッチ部とが配設されてなる第2スイッチ集合片と、第2回動ハンドレストとからなる第2スイッチング操作部とを、
    遊技機本体の前面の左右に、各回動ハンドレスト相互が拡開傾斜するようにして備えてなることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
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