JP2008201539A - 昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動回転部37に上方に伸びるように巻き掛けられたワイヤ36における駆動回転部から上方に伸びる一対のワイヤ部分36aの夫々が、上部回転案内体にて下方に伸びるように巻き掛けられ、それら下方に伸びる一対のワイヤ部分36aの一方側に昇降体を吊下げ支持し且つ他方側にバランスウェイトを吊下げ支持するように構成され、駆動回転部37が、ワイヤ36を上方に伸びるように巻き掛ける駆動回転体37にて構成され、駆動回転体37の外周部に沿って配置されてワイヤ36を駆動回転体側に押圧する複数の押圧部48を備えた環状体50と、その環状体50の環状の大きさを小径側に調節する緊張装置51とが設けられている。
【選択図】図7
Description
又、駆動回転部が、上側の従動回転体及び下側の駆動回転体を上下方向に離間させた状態で備えるものであるため、駆動回転部の構成の大型化を招くものであった。
そして、駆動回転部には、ワイヤに作用する大きな負荷が作用する回転体としては駆動回転体を単に備えさせるだけであり、また、駆動回転部には環状体や緊張装置を備えさせることになるものの、それら環状体や緊張装置はワイヤに作用する大きな負荷は作用しないものであるため、特別に大きな強度を備えさせずに簡素に構成できるものであるから、駆動回転部の構成の簡素化を図れるものとなり、しかも、駆動回転部は、駆動回転体の外周部に沿って環状体が配設される構成であるから、そのコンパクト化を図れるものとなる。
さらに、駆動回転体の外周部に沿って配置された複数の押圧部がワイヤを駆動回転体側に押圧する押圧力が打ち消しあうことになるので、複数の押圧部がワイヤを駆動回転体側に押圧したとしても、駆動回転体の回転軸に作用する径方向への負荷を増大させることが無いため、駆動回転体の軸が変形することを防止するために、例えば、駆動回転体の軸の外径を太くする必要が無い等、緊張装置を設けることに起因して、駆動回転体の強度上昇を図る必要が無いものであり、この点からも、駆動回転部の構成の簡素化を図れるものである。
したがって、駆動回転部の構成の簡素化及びコンパクト化を図りながら、トラクション力を増大させることができる昇降装置を提供するに至った。
しかも、緊張装置にて環状体の環状の大きさを小径側に調節すると、環状体が駆動回転体の径方向に移動することになるが、環状体保持部が環状体の駆動回転体の径方向での移動を許容することにより、緊張装置にて環状体の環状の大きさを小径側に調節することを良好に行なえるものとなる。
したがって、環状体保持部が損傷することを防止できながらも、緊張装置にて環状体の環状の大きさの調節を良好に行なうことができる昇降装置を得るに至った。
また、回転式押圧体同士を接続するリンク体は力が掛かったとしても長期間に亘って変形し難いものであるため、リンク体によって接続された回転式押圧体同士の配置関係を長期間に亘って押圧に適する関係に維持することが可能となって、複数の押圧部による押圧を長期間に亘って適正状態に維持できるものとなる。
したがって、駆動回転体やワイヤの磨耗損傷を防止することができ、しかも、複数の押圧部による押圧を長期間に亘って維持できる昇降装置を得るに至った。
つまり、例えば、端部接続用のリンク体が、駆動回転軸芯方向に交差する方向視にて、駆動回転体に重複する状態で配置される構成では、端部接続用のリンク体と駆動回転体との干渉を防止するために、例えば、端部接続用のリンク体を駆動回転体の外周部に沿った円弧状に形成しなければならない等、リンク体の構成の簡素化を図り難いものであるのに対して、端部接続用のリンク体が、駆動回転体の駆動回転軸芯方向視にて、駆動回転体に重複する状態で駆動回転体の横側部に配置される構成では、端部接続用のリンク体と駆動回転体とが干渉することがないため、例えば、端部接続用のリンク体を直線状に形成する等、リンク体の構成の簡素化を図り易いものとなる。
したがって、リンク体の構成の簡素化を図り易い昇降装置を得るに至った。
したがって、構成の低廉化を図ることができ、加えて、複数のワイヤの駆動回転体の径方向での位置が相対的に変動しても、複数のワイヤの夫々を適切に押圧できる昇降装置を得るに至った。
前記主マスト14の側部に支持部21を取り付け、その支持部21にて円筒状の駆動プーリ37を支持してある。そして、駆動プーリ37が昇降用モータM1にて駆動されるようになっている。駆動プーリ37にその回転軸芯方向に並ぶ状態でかつ上方に伸びるように巻き掛けられた4本のワイヤ36の夫々における一対のワイヤ部分36aの一方側のワイヤ部分36aを上部連結部17の前側に位置するプーリ34に巻き掛けて、それら4本のワイヤ部分36aのうち2本のワイヤ部分36aを上部連結部17の後側に位置するプーリ34に下方に伸びるように巻き掛けて、それら下方に伸びる2本のワイヤ部分36aを昇降台19の一方側箇所に固定し、それら4本のワイヤ部分36aのうち残りの2本のワイヤ部分36aを上部連結部17の中央部付近に位置するプーリ34に下方に伸びるように巻き掛けて、それら下方に伸びる2本のワイヤ部分36aを昇降台19の他方側箇所に固定してある。又、4本のワイヤ36の夫々における一対のワイヤ部分36aの他方側のワイヤ部分36aを2つのプーリ35に下方に伸びるように巻き掛けて、それら下方に伸びる4本のワイヤ部分36aをバランスウェイト38に固定してある。これにより、昇降用モータM1にて駆動プーリ37を駆動させると、駆動プーリ37とワイヤ36との間の摩擦力により、駆動プーリ37に巻き掛けられたワイヤ36がワイヤ36の経路方向に沿って移動することになり、移動するワイヤ36に固定された昇降台19がマスト14、15に沿って昇降できるように構成されている。
したがって、駆動回転部が、ワイヤ36を上方に伸びるように巻き掛ける駆動回転体としての駆動プーリ37にて構成され、3つの大径のプーリ34及び2つの小径のプーリ35が、上部回転案内体を構成することになり、4本のワイヤ36の夫々における駆動プーリ37から上方に伸びる一対のワイヤ部分36aの夫々が、3つの大径のプーリ34及び2つの小径のプーリ35にて下方に伸びるように巻き掛けられ、それら下方に伸びる一対のワイヤ部分36aの一方側に昇降台19の複数箇所を吊下げ支持し且つ他方側にバランスウェイト38を吊下げ支持するように構成されている。
〔別実施の形態〕
(1)上記実施の形態では、長尺状のリンク55の接続部分55cの夫々に形成された孔55fにボルト56を貫通させて、ボルト56にて締め付けることにより、環状体50の環状の大きさを小径側に調節する構成を例示したが、長尺状のリンク55の接続部分55cの間に引っ張りバネを設けて、バネの弾性力により、環状体50の環状の大きさを小径側に調節してもよい。
34、35 上部回転案内体
36 ワイヤ
36a ワイヤ部分
37 駆動回転部、駆動回転体
37a 駆動回転体の外周部
38 バランスウェイト
48 押圧部としての回転式押圧体
48a 押圧用の回転式押圧体
48b 非押圧用の回転式押圧体
49 リンク体
50 環状体
51 緊張装置
52 環状体保持部
Claims (5)
- 駆動回転部に上方に伸びるように巻き掛けられたワイヤにおける前記駆動回転部から上方に伸びる一対のワイヤ部分の夫々が、上部回転案内体にて下方に伸びるように巻き掛けられ、それら下方に伸びる一対のワイヤ部分の一方側に昇降体を吊下げ支持し且つ他方側にバランスウェイトを吊下げ支持するように構成された昇降装置であって、
前記駆動回転部が、前記ワイヤを上方に伸びるように巻き掛ける駆動回転体にて構成され、
前記駆動回転体の外周部に沿って配置されて前記ワイヤを駆動回転体側に押圧する複数の押圧部を備えた環状体と、その環状体の環状の大きさを小径側に調節する緊張装置とが設けられている昇降装置。 - 前記環状体の前記駆動回転体の径方向での移動を許容する状態で前記環状体の前記駆動回転体の回転軸芯周りでの回転を阻止する環状体保持部が設けられている請求項1記載の昇降装置。
- 前記環状体が、前記押圧部としての回転式押圧体と、隣接する回転同士を接続し且つ前記駆動回転体及びそれに巻回される前記ワイヤに対して離間する状態で配置するリンク体とから構成されている請求項1又は2記載の昇降装置。
- 前記複数の回転式押圧体が、前記駆動回転体の下部側のワイヤ存在域に配置されて前記ワイヤを押圧作用する複数の押圧用の回転式押圧体と、前記駆動回転の上部側のワイヤ非存在域に配置される複数の非押圧用の回転式押圧体とからなり、
前記リンク体のうちの、前記複数の押圧用の回転式押圧体のうちの並び方向の端部に位置するものと、前記複数の非押圧用の押圧部のうちの並び方向の端部に位置するものとを接続する端部接続用のリンク体が、前記駆動回転体の駆動回転軸芯方向視にて、前記駆動回転体に重複する状態で前記駆動回転体の横側部に配置されている請求項3に記載の昇降装置。 - 前記ワイヤとして、前記昇降体の複数箇所を吊下げ支持する複数のワイヤが備えられ、それら複数のワイヤが、前記駆動回転体に対して、その回転軸芯方向に並ぶ状態で巻回され、
前記押圧部が、前記駆動回転体の軸芯方向に沿う押圧作用範囲として、前記複数のワイヤの存在箇所を含む範囲を備える状態に、弾性変形自在な部材にて形成されている前記1〜4のいずれか1項に記載の昇降装置。
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Citations (2)
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JP2959311B2 (ja) * | 1993-01-26 | 1999-10-06 | 株式会社ダイフク | 出し入れ装置 |
JP2000351580A (ja) * | 1999-06-11 | 2000-12-19 | Higashida Shoko Kk | ネット昇降用等のウインチ |
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2007
- 2007-02-20 JP JP2007039735A patent/JP4853716B2/ja active Active
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