JP2008201281A - カーエアコンおよびカーエアコンの炭酸ガス冷媒充填方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は流れ作業で移動する車に炭酸ガス充填用のホース等を取付けなくても、炭酸ガスを簡単に短時間に正確に充填することができるカーエアコンおよびカーエアコンの炭酸ガス冷媒充填方法を得るにある。
【解決手段】 コンデンサー、レシーバー、膨張弁、エバポレーター、圧縮機の冷媒サイクルを備える炭酸ガスを冷媒として使用するカーエアコンにおいて、レシーバーを着脱可能な所定量の炭酸ガスが充填されたカセット容器にしてカーエアコンを構成している。
【選択図】 図1
【解決手段】 コンデンサー、レシーバー、膨張弁、エバポレーター、圧縮機の冷媒サイクルを備える炭酸ガスを冷媒として使用するカーエアコンにおいて、レシーバーを着脱可能な所定量の炭酸ガスが充填されたカセット容器にしてカーエアコンを構成している。
【選択図】 図1
Description
本発明は冷媒として炭酸ガスを用いたカーエアコンおよびカーエアコンの炭酸ガス冷媒の充填方法に関する。
従来、カーエアコンの冷媒はライン側にボンベ(供給設備)および充填設備を設置し、ライン上を流れてくる車と同期しながら、対象車両に所定量の冷媒を充填している。
しかしながら、フロン系冷媒では充填装置から対象車両までのホース間の密度変化はそれほど充填精度に影響を及ぼさないレベルであるが、冷媒として炭酸ガスを用いると、ホース内の密度変化が充填精度に大きく影響を及ぼすことが懸念される。
家電向け充填設備の改良系にて自動車のラインへの応用も可能と思われるが、充填時間、可動するホースの長さの影響、ホースに巻かれる保冷による取扱い不良、周辺環境との温度差で発生する結露による水滴等の発生等の問題点が多くある。
特になし
家電向け充填設備の改良系にて自動車のラインへの応用も可能と思われるが、充填時間、可動するホースの長さの影響、ホースに巻かれる保冷による取扱い不良、周辺環境との温度差で発生する結露による水滴等の発生等の問題点が多くある。
本発明は以上のような問題点に鑑み、流れ作業で移動する車に炭酸ガス充填用のホース等を取付けなくても、炭酸ガスを簡単に短時間に正確に充填することができるカーエアコンおよびカーエアコンの炭酸ガス冷媒充填方法を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明はコンデンサー、レシーバー、膨張弁、エバポレーター、圧縮機の冷媒サイクルを備える炭酸ガスを冷媒として使用するカーエアコンにおいて、レシーバーを着脱可能な所定量の炭酸ガスが充填されたカセット容器にしてカーエアコンを構成している。
本発明はコンデンサー、着脱可能な所定量の炭酸ガスが充填されたカセット容器のレシーバー、膨張弁、エバポレーター、圧縮機の冷媒サイクルを備える炭酸ガスを冷媒として使用するカーエアコンにおいて、レシーバーを取り外した状態で冷媒サイクル内の空気を真空引きした後、炭酸ガスに置換する冷媒サイクル内の炭酸ガス置換工程と、この冷媒サイクル内の炭酸ガス置換工程後に所定量の炭酸ガスが充填されたレシーバーを取付けるレシーバー取付け工程とでカーエアコンの炭酸ガス冷媒充填方法を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)コンデンサー、レシーバー、膨張弁、エバポレーター、圧縮機の冷媒サイクルを備える炭酸ガスを冷媒として使用するカーエアコンにおいて、レシーバーを着脱可能な所定量の炭酸ガスが充填されたカセット容器にしたので、所定量の炭酸ガスが充填されたカセット容器状のレシーバーを取付けるだけで炭酸ガスの冷媒を充填することができる。
したがって、炭酸ガスの冷媒の充填が容易で、短時間に行なうことができる。
したがって、炭酸ガスの冷媒の充填が容易で、短時間に行なうことができる。
(2)前記(1)によって、所定量の炭酸ガスが充填されたレシーバーを取付けるだけでよいので、正確な量の炭酸ガスを充填することができる。
すなわち、レシーバーを着脱可能に冷媒サイクルに取付けるため、従来のようにホースの長さの影響やホースに巻かれる保冷の取扱いや、周辺環境との温度差による影響を受けないからである。
すなわち、レシーバーを着脱可能に冷媒サイクルに取付けるため、従来のようにホースの長さの影響やホースに巻かれる保冷の取扱いや、周辺環境との温度差による影響を受けないからである。
(3)前記(1)によって、レシーバーの取付けだけでよいので、高価な設備が不要で、安価に炭酸ガスの冷媒を充填することができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図5に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は炭酸ガスを冷媒として使用する本発明のカーエアコンで、このカーエアコン1は冷媒サイクル2に順次介装されたコンデンサー3と、開閉弁4に着脱可能に取付けられる所定量の炭酸ガスが充填されたカセット容器状のレシーバー5と、膨張弁6と、エバポレーター7と、圧縮機8と、前記冷媒サイクル2内の空気を除去した後、炭酸ガスと置換するための開閉弁9を備えた吸排出管10とで構成されている。
上記構成のカーエアコン1は車両11にレシーバー5が取付けられていない状態で取付けた後、吸排出管10より冷媒サイクル2内の空気を炭酸ガスに置換するために真空ポンプ12で真空にした後、炭酸ガスを入れて開閉弁9を閉じる冷媒サイクル内の炭酸ガス置換工程13を行なった後、所定量の炭酸ガスが充填されたレシーバー5を冷媒サイクル2の開閉弁4にカセット容器を取付ける状態で取付けるレシーバー取付け工程14を行なうことにより、カーエアコン1の冷媒サイクル2内に冷媒としての炭酸ガスを所定量、確実に充填することができる。
前記冷媒サイクル内の炭酸ガス置換工程13は吸排出管10に接続される真空ポンプ12に接続された接続パイプ15に切換弁16を介して炭酸ガスボンベや炭酸ガスタンク17に接続されたものを使用し、接続パイプ15の切換弁16を閉じて冷媒サイクル2内の空気を、吸排出管10の開閉弁9を開放して真空ポンプ12で真空引きした後、接続パイプ15の切換弁16を開放して冷媒サイクル2内に炭酸ガスを入れる。
しかる後、吸排出管10の開閉弁9を閉じて完了する。
しかる後、吸排出管10の開閉弁9を閉じて完了する。
本発明はカーエアコンおよびカーエアコンの炭酸ガスを充填する産業で利用される。
1:カーエアコン、 2:冷媒サイクル、
3:コンデンサー、 4:開閉弁、
5:レシーバー、 6:膨張弁、
7:エバポレーター、 8:圧縮機、
9:開閉弁、 10:吸排出管、
11:車両、 12:真空ポンプ、
13:冷媒サイクル内の炭酸ガス置換工程、
14:レシーバー取付け工程、 15:接続パイプ、
16:切換弁、 17:炭酸ガスタンク。
3:コンデンサー、 4:開閉弁、
5:レシーバー、 6:膨張弁、
7:エバポレーター、 8:圧縮機、
9:開閉弁、 10:吸排出管、
11:車両、 12:真空ポンプ、
13:冷媒サイクル内の炭酸ガス置換工程、
14:レシーバー取付け工程、 15:接続パイプ、
16:切換弁、 17:炭酸ガスタンク。
Claims (2)
- コンデンサー、レシーバー、膨張弁、エバポレーター、圧縮機の冷媒サイクルを備える炭酸ガスを冷媒として使用するカーエアコンにおいて、レシーバーを着脱可能な所定量の炭酸ガスが充填されたカセット容器にしたことを特徴とするカーエアコン。
- コンデンサー、着脱可能な所定量の炭酸ガスが充填されたカセット容器のレシーバー、膨張弁、エバポレーター、圧縮機の冷媒サイクルを備える炭酸ガスを冷媒として使用するカーエアコンにおいて、レシーバーを取り外した状態で冷媒サイクル内の空気を真空引きした後、炭酸ガスに置換する冷媒サイクル内の炭酸ガス置換工程と、この冷媒サイクル内の炭酸ガス置換工程後に所定量の炭酸ガスが充填されたレシーバーを取付けるレシーバー取付け工程とからなるカーエアコンの炭酸ガス冷媒充填方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007040242A JP2008201281A (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | カーエアコンおよびカーエアコンの炭酸ガス冷媒充填方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113932503A (zh) * | 2021-11-24 | 2022-01-14 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种制冷剂充注装置及控制方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5610270A (en) * | 1979-07-05 | 1981-02-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Optical sensor for radiation |
JP2001280762A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Behr Gmbh & Co | 自動車空調装置用充填装置 |
-
2007
- 2007-02-21 JP JP2007040242A patent/JP2008201281A/ja active Pending
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