JP2008199257A - ディジタル処理回路および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 省略した信号処理に対応するデータ処理ブロックでの電力消費をより低減できる手段を提供する。
【解決手段】 ディジタル処理回路は、信号処理部と、データパスと、クロック制御部とを含むデータ処理ブロックを備える。信号処理部は、入力されたディジタルデータに信号処理を施して出力する。データパスは、ディジタルデータを信号処理部を迂回して出力する。クロック制御部は、信号処理部に対するクロックの供給のオン/オフを制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディジタル処理回路の低消費電力化に関する。
従来から、ディジタル処理回路の低消費電力化については種々の提案がなされている。例えば、特許文献1には、複数段の画像データ処理ブロックを有する画像処理集積回路において、各々の画像データ処理ブロックにつき画像処理期間以外の動作を停止させることで消費電力を低減する構成が開示されている。
特開2003−87639号公報
しかし、上記従来技術では、ある画像データ処理ブロックで信号処理が行われない状態でも、画像のデータを通過させるためだけにその画像データ処理ブロックを動作させる必要が生じる。そのため、任意の信号処理を省略する場合にも、省略した信号処理に対応する画像データ処理ブロックではなお電力消費が生じる点で改善の余地があった。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためのものである。本発明の目的は、信号処理を省略する場合に、その省略した信号処理に対応するデータ処理ブロックでの電力消費をより低減できる手段を提供することにある。
第1の発明に係るディジタル処理回路は、信号処理部と、データパスと、クロック制御部とを含むデータ処理ブロックを備える。信号処理部は、入力されたディジタルデータに信号処理を施して出力する。データパスは、ディジタルデータを信号処理部を迂回して出力する。クロック制御部は、信号処理部に対するクロックの供給のオン/オフを制御する。
第2の発明は、第1の発明において、外部からの選択信号に基づいて、信号処理部の出力とデータパスの出力とを切り替えるセレクタをさらに備える。また、クロック制御部は、選択信号に応じてクロックの供給を制御する。
第3の発明は、第1または第2の発明において、複数のデータ処理ブロックが直列に接続されるとともに、各々のデータ処理ブロックはクロックの供給をそれぞれ独立して制御可能である。
第4の発明に係る撮像装置は、撮像素子と、A/D変換部と、ディジタル処理回路とを備える。撮像素子は、被写体像を撮像して画像のデータを生成する。A/D変換部は、撮像素子の出力にA/D変換を行ってディジタルデータを出力する。ディジタル処理回路は、A/D変換部の出力側に接続される。このディジタル処理回路は、信号処理部と、データパスと、クロック制御部とを含むデータ処理ブロックを有する。信号処理部は、入力されたディジタルデータに信号処理を施して出力する。データパスは、ディジタルデータを信号処理部を迂回して出力する。クロック制御部は、信号処理部に対するクロックの供給のオン/オフを制御する。
本発明によれば、信号処理部に対するクロックの供給をオフにした場合でも、データパスから信号処理部を迂回してディジタルデータが出力される。
(第1実施形態の説明)
図1は、第1実施形態の電子カメラにおける主要部の構成を示すブロック図である。図1に示す電子カメラは、撮像素子11と、A/D変換部12と、タイミングジェネレータ(TG)13と、ディジタル処理回路14と、CPU15とを有している。
撮像素子11は、撮像光学系(不図示)の像空間側に配置されており、被写体を撮像して画像のデータを生成する。この撮像素子11の出力はA/D変換部12に接続されている。
A/D変換部12は、撮像素子11から出力されたアナログの画像信号にA/D変換を行ない、画像のディジタルデータを出力する。このA/D変換部12の出力はディジタル処理回路14に接続されている。
TG13は、CPU15の指示に基づいて、撮像素子11、A/D変換部12およびディジタル処理回路14に対してクロックを供給する。
ディジタル処理回路14は、逐次入力される画像のディジタルデータに対して各種の信号処理を実行するASICである。ディジタル処理回路14の出力は、後段の画像処理回路(不図示)に接続されている。なお、図1では、画像処理回路への出力信号線をb4で示す。
このディジタル処理回路14は、第1データ処理ブロック16と、第2データ処理ブロック17と、第3データ処理ブロック18とを有している。そして、ディジタル処理回路14の内部では、第1データ処理ブロック16、第2データ処理ブロック17、第3データ処理ブロック18の順で直列に接続されている。
第1データ処理ブロック16は、ディジタルデータのクランプ補正を実行する。すなわち、第1データ処理ブロック16では、撮像素子11の遮光画素の信号レベルによって画像の黒に相当する基準信号レベルを決定するとともに、撮像素子11の撮像領域における画素の信号レベルを上記の基準信号レベルで基準化する。また、第2データ処理ブロック17は、例えば、長時間露光時において暗電流成分のオフセット補正を実行する。また、第3データ処理ブロック18は、ディジタルデータのゲイン補正を実行する。
ここで、上記の各データ処理ブロック(16〜18)は、いずれも以下のように構成されている。データ処理ブロックは、信号処理部21と、2入力1出力のセレクタ22と、クロック制御部23とをそれぞれ内部に有している。各データ処理ブロックのクロック制御部23とTG13とは、クロック供給線d0でそれぞれ接続されている。
また、各データ処理ブロックには、それぞれ異なる制御信号線(e1,e2,e3)がCPU15から接続されている。各データ処理ブロックの内部において、各制御信号線はセレクタ22およびクロック制御部23に接続されている。なお、上記の各制御信号線は、各データ処理ブロックの動作を制御するイネーブル設定信号をCPU15から伝達する。
以下、代表例として、第1データ処理ブロック16の内部構成を詳述する。なお、第2データ処理ブロック17および第3データ処理ブロック18に関しては、各々の信号処理部21の機能が異なる点と、図中の信号線の符号が異なる点とを除いて基本構成は共通するので、いずれも個別的な説明は省略する。
第1データ処理ブロック16において、前段のA/D変換部12と接続された入力信号線(b1)は2方向に分岐し、信号処理部21と、セレクタ22の一方の入力端子とにそれぞれ接続されている。また、信号処理部21の出力(b1’)はセレクタ22の他方の入力端子に接続されている。そして、セレクタ22の出力端子は、第1データ処理ブロック16の後段(第2データ処理ブロック17の入力信号線b2)にディジタルデータを出力する。したがって、セレクタ22の一方の入力端子と接続された入力信号線b1は、信号処理部21を迂回してセレクタ22にディジタルデータを出力するデータパスを形成することとなる。
信号処理部21は、CPU15の指示に基づいて、画像のディジタルデータに所定の信号処理を施す集積回路である。第1データ処理ブロック16の信号処理部21は、上記のクランプ補正に関する演算処理を実行する。勿論、第2データ処理ブロック17および第3データ処理ブロック18での信号処理部21は、それぞれに対応する信号処理(オフセット補正、ゲイン補正)を実行する。
セレクタ22は、制御信号線(e1)から入力されるイネーブル設定信号に応じて、信号処理部21の出力(b1’)とデータパスの出力(b1)とを切り替えて後段に出力する。具体的には、イネーブル設定信号がハイレベルのときには、セレクタ22は信号処理部21の出力(b1’)を後段に出力する。一方、イネーブル設定信号がローレベルのときには、セレクタ22はデータパスの出力(b1)を後段に出力する。
クロック制御部23は、TG13からのクロックを信号処理部21に供給する。このクロック制御部23は、制御信号線(e1)から入力されるイネーブル設定信号に応じて、信号処理部21へのクロック供給のオン/オフを制御する。具体的には、イネーブル設定信号がハイレベルのときには、クロック制御部23は信号処理部21に対してクロックの供給を行い、信号処理部21を駆動させる。一方、イネーブル設定信号がローレベルのときには、クロック制御部23は信号処理部21に対するクロックの供給を停止し、信号処理部21の動作を停止させる。なお、図1では、各データ処理ブロックの内部において、クロック制御部23から信号処理部21までのクロック供給線をそれぞれd1,d2,d3で示す。
CPU15は、電子カメラの統括的な制御を行うプロセッサである。例えば、CPU15は、各データ処理ブロックにおける信号処理部21の補正パラメータをそれぞれ設定する。また、CPU15は、制御信号線(e1,e2,e3)のイネーブル設定信号によって、第1データ処理ブロック16から第3データ処理ブロック18までの各動作をそれぞれ独立に制御する。
以下、第1実施形態の電子カメラの撮像動作を説明する。CPU15は、レリーズ釦(不図示)の全押し操作などによるユーザーの露光開始指示を受け付けると、撮像素子11を駆動させて被写体を撮像する。その後、撮像素子11から読み出された画像信号は、A/D変換部12をパイプライン式に通過してディジタル処理回路14に順次入力される。
そして、ディジタル処理回路14は、A/D変換後の画像のディジタルデータに対して所定の信号処理を施す。このとき、ディジタル処理回路14は、CPU15のイネーブル設定信号に応じて、各々のデータ処理ブロックの動作を変化させる。
図2は、ディジタル処理回路14の動作例を示すタイミングチャートである。なお、図2では、画像1、画像2、画像3の順に3フレーム分のディジタルデータがディジタル処理回路14に入力される例を示している。
まず、画像1のディジタルデータの場合につき、ディジタル処理回路14の各データ処理ブロックでの動作を説明する。画像1の場合は、CPU15が制御信号線e1のイネーブル設定信号をローレベルにし、制御信号線e2,e3のイネーブル設定信号をいずれもハイレベルにした状態を示している。
第1データ処理ブロック16では、制御信号線e1のイネーブル設定信号に応じて、セレクタ22がデータパスの出力(b1)を後段に出力する状態となる。また、クロック制御部23は、制御信号線e1のイネーブル設定信号に応じて、クロック供給線d1による信号処理部21へのクロックの供給を停止する。したがって、画像1のディジタルデータの入力時には、第1データ処理ブロック16の信号処理部21の動作は完全に停止した状態となる。
また、第2データ処理ブロック17では、制御信号線e2のイネーブル設定信号に応じて、セレクタ22が信号処理部21の出力(b2’)を後段に出力する状態となる。また、クロック制御部23は、制御信号線e2のイネーブル設定信号に応じて、クロック供給線d2により信号処理部21へクロックを供給し、第2データ処理ブロック17の信号処理部21を動作状態とする。同様に、第3データ処理ブロック18では、制御信号線e3のイネーブル設定信号に応じて、セレクタ22が信号処理部21の出力(b3’)を後段に出力する状態となる。また、クロック制御部23は、制御信号線e3のイネーブル設定信号に応じて、クロック供給線d3により信号処理部21へクロックを供給し、第3データ処理ブロック18の信号処理部21を動作状態とする。
ここで、入力信号線b1からの画像1のディジタルデータは、第1データ処理ブロック16の内部において、信号処理部21とセレクタ22の一方の入力端子とに入力される。上記のように、第1データ処理ブロック16の信号処理部21は停止状態にあるので、信号処理部21ではクランプ補正は行われない。そのため、第1データ処理ブロック16では、画像1のディジタルデータが信号処理部21の出力(b1’)からセレクタ22に出力されることはない。そして、第1データ処理ブロック16のセレクタ22は、データパスの出力(b1)を入力信号線b2に出力する。
また、入力信号線b2からの画像1のディジタルデータは、第2データ処理ブロック17の内部において、信号処理部21と、セレクタ22の一方の入力端子とに入力される。上記のように、第2データ処理ブロック17の信号処理部21にはクロックが供給されているので、信号処理部21は画像1のディジタルデータにオフセット補正を実行する。補正後の画像1のディジタルデータは、信号処理部21の出力(b2’)からセレクタ22に出力される。第2データ処理ブロック17では、データパスの出力(b2)と、信号処理部21の出力(b2’)とがいずれもセレクタ22に入力されるが、セレクタ22は信号処理部21の出力(b2’)を入力信号線b3に出力する。
さらに、入力信号線b3からの画像1のディジタルデータは、第3データ処理ブロック18の内部において、信号処理部21と、セレクタ22の一方の入力端子とに入力される。上記のように、第3データ処理ブロック18の信号処理部21にはクロックが供給されているので、信号処理部21は画像1のディジタルデータにゲイン補正を実行する。補正後の画像1のディジタルデータは、信号処理部21の出力(b3’)からセレクタ22に出力される。第3データ処理ブロック18では、データパスの出力(b3)と、信号処理部21の出力(b3’)とがいずれもセレクタ22に入力されるが、セレクタ22は信号処理部21の出力(b3’)を出力信号線b4に出力する。
すなわち、図2に示す画像1のディジタルデータは、第1データ処理ブロック16において、停止状態の信号処理部21をデータパスで迂回して後段に出力される。一方、第2および第3データ処理ブロックでは、それぞれ信号処理部21で信号処理が施されたデータが出力される。
同様に、画像2の場合は、CPU15が制御信号線e2のイネーブル設定信号をローレベルにし、制御信号線e1,e3のイネーブル設定信号をいずれもハイレベルにした状態を示している。この場合には、第2データ処理ブロック17での信号処理部21は停止状態となり、第1および第3データ処理ブロックの信号処理部21はいずれも動作状態となる。また、第2データ処理ブロック17のセレクタ22はデータパス(b2)の出力を後段に出力する状態となる。一方、第1および第3データ処理ブロックのセレクタ22は、いずれも信号処理部21の出力(b1’、b3’)を後段に出力する状態となる。
すなわち、図2に示す画像2の場合には、第1および第3データ処理ブロックにおいて、それぞれ信号処理部21で信号処理が施されたデータが出力される。一方、第2データ処理ブロック17において、画像2のディジタルデータは停止状態の信号処理部21をデータパスで迂回して後段に出力される。
さらに、画像3の場合は、CPU15が制御信号線e3のイネーブル設定信号をローレベルにし、制御信号線e1,e2のイネーブル設定信号をいずれもハイレベルにした状態を示している。この場合には、第3データ処理ブロック18での信号処理部21は停止状態となり、第1および第2データ処理ブロックの信号処理部21はいずれも動作状態となる。また、第3データ処理ブロック18のセレクタ22はデータパス(b3)の出力を後段に出力する状態となる。一方、第1および第2データ処理ブロックのセレクタ22は、いずれも信号処理部21の出力(b1’、b2’)を後段に出力する状態となる。
すなわち、図2に示す画像3の場合には、第1および第2データ処理ブロックにおいて、それぞれ信号処理部21で信号処理が施されたデータが出力される。一方、第3データ処理ブロック18において、画像3のディジタルデータは停止状態の信号処理部21をデータパスで迂回して後段に出力される。以上で、図2に関する説明を終了する。
その後、ディジタル処理回路14から出力された画像のディジタルデータは、画像処理回路で所定の画像処理(例えば、色補間処理、階調変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス調整など)が施された後に、最終的に記録媒体(不図示)に記録される。
以下、第1実施形態における作用効果を述べる。上記の電子カメラのディジタル処理回路14では、必要に応じて任意のデータ処理ブロックの信号処理を省略させることができる。このとき、信号処理を省略するデータ処理ブロックでは、信号処理部21へのクロック供給がオフとなって停止状態となる一方で、ディジタルデータはデータパスによって信号処理部21を迂回して後段側に出力される。
そのため、第1実施形態のディジタル処理回路14では、信号処理を省略する場合にデータ処理ブロックの信号処理部21を完全に停止させることができるので、省略する信号処理に対応したデータ処理ブロックでの電力消費が大幅に低減する。しかも、停止した信号処理部21からは回路の動作に起因するノイズが発生しないので、ディジタル処理回路14でのノイズの発生を抑制できる。これらの効果は、特に停止させる信号処理部21の回路規模が大きくなるほど顕著となる。
また、信号処理を省略する場合には、データパスによって信号処理部21を迂回してディジタルデータが直接に出力される。そのため、第1実施形態では、信号処理を省略するにも拘わらずディジタルデータが信号処理部21を通過する場合と比べて、データの処理速度が向上する。
(第2実施形態の説明)
図3は、第2実施形態の電子カメラにおける主要部の構成を示すブロック図である。ここの第2実施形態は第1実施形態の変形例であって、第1実施形態と共通する構成には同一符号を付して重複説明を省略する。
第2実施形態の撮像素子11は2つの出力チャネルを有している。一例として、撮像素子11に公知のベイヤ配列のカラーフィルタが配置されている場合、一方の出力チャネルは赤色画素(R)と緑色画素(Gr)との出力に対応し、他方の出力チャネルは青色画素(B)と緑色画素(Gb)との出力に対応する。そして、第2実施形態では、A/D変換部12は各出力チャネル毎にそれぞれ設けられている。
また、第2実施形態のディジタル処理回路14aは、一方の出力チャネルに対応する第1〜第3データ処理ブロックと、他方の出力チャネルに対応する第1〜第3データ処理ブロックとを並列に備えている。
この第2実施形態のディジタル処理回路14aも、上記の第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。特に第2実施形態では、同じ信号処理を複数チャネルで並列処理する場合に、各チャネル間で信号処理を適宜調整できるので、画像のデータをより高精度に補正することが可能となる。
(実施形態の補足事項)
(1)上記実施形態はあくまで本発明の一例にすぎない。例えば、上記実施形態のディジタル処理回路から任意のデータ処理ブロックを省略してもよく、あるいは、さらに他のデータ処理ブロックを追加してディジタル処理回路を構成してもよい。また、上記実施形態の信号処理部を機能ごとに細分化し、その細分化されたモジュールに対して本発明の構成をそれぞれ適用してもよい。
(2)上記実施形態では電子カメラに本発明を適用する例を示したが、本発明は電子カメラに限定されることなく、他の電子機器に組み込まれるディジタル処理回路にも広く適用できる。
(3)上記実施形態のデータ処理ブロックでは、信号処理部21の後段側にセレクタ22を配置する例を説明したが、例えば、信号処理部21の前段側にセレクタ22を配置するようにしてもよい。
(4)第2実施形態では複数チャネルに対応するディジタル処理回路の例を示したが、チャネルの数は2つに限定されるものではない。例えば、第2実施形態の変形例として、ディジタル処理回路のチャネル数を4つにしてもよく、さらにチャネル数を増やしてもよい。なお、複数チャネルの場合の変形例には、例えば、分光プリズムを備えた3板式の電子カメラで、RGB各色に対応する3つの撮像素子の出力を1つのディジタル処理回路で処理する場合なども含まれる(これらの場合の図示は省略する)。
(5)図2のタイミングチャートでは、1つのデータ処理ブロックの信号処理を停止する例のみ説明したが、例えば、2以上のデータ処理ブロックの信号処理を停止させることも勿論可能である。また、第1実施形態では、説明の便宜上、レリーズ時に撮像される記録画像のデータ処理の例を説明したが、例えば、非レリーズ時に所定間隔毎に撮像されるスルー画像の場合にもディジタル処理回路を上記と同様に機能させてもかまわない。
(6)図2のタイミングチャートでは、ディジタル処理回路にTGから常にクロックが供給されるようになっているが、例えば、画像のデータの入力期間のみd0のクロックを供給する回路をディジタル処理回路の外部(または内部)に追加してもよい。
なお、本発明は、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
第1実施形態の電子カメラにおける主要部の構成を示すブロック図 ディジタル処理回路の動作例を示すタイミングチャート 第2実施形態の電子カメラにおける主要部の構成を示すブロック図
符号の説明
11…撮像素子、12…A/D変換部、14,14a…ディジタル処理回路、15…CPU、16,17,18…データ処理ブロック、21…信号処理部、22…セレクタ、23…クロック制御部、b1,b2,b3…信号線(データパス)、e1,e2,e3…制御信号線(イネーブル設定信号)

Claims (4)

  1. 入力されたディジタルデータに信号処理を施して出力する信号処理部と、
    前記ディジタルデータを前記信号処理部を迂回して出力するデータパスと、
    前記信号処理部に対するクロックの供給のオン/オフを制御するクロック制御部と、
    を含むデータ処理ブロックを備えることを特徴とするディジタル処理回路。
  2. 請求項1に記載のディジタル処理回路において、
    外部からの選択信号に基づいて、前記信号処理部の出力と前記データパスの出力とを切り替えるセレクタをさらに備え、
    前記クロック制御部は、前記選択信号に応じて前記クロックの供給を制御することを特徴とするディジタル処理回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載のディジタル処理回路において、
    複数の前記データ処理ブロックが直列に接続されるとともに、各々の前記データ処理ブロックは前記クロックの供給をそれぞれ独立して制御可能であることを特徴とするディジタル処理回路。
  4. 被写体像を撮像して画像のデータを生成する撮像素子と、
    前記撮像素子の出力にA/D変換を行ってディジタルデータを出力するA/D変換部と、
    前記A/D変換部の出力側に接続されたディジタル処理回路と、を備え、
    前記ディジタル処理回路は、
    入力されたディジタルデータに信号処理を施して出力する信号処理部と、
    前記ディジタルデータを前記信号処理部を迂回して出力するデータパスと、
    前記信号処理部に対するクロックの供給のオン/オフを制御するクロック制御部と、
    を含むデータ処理ブロックを有することを特徴とする撮像装置。
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