JP2008198441A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】カードエッジコネクタにおいて、コンタクトの半田付けの作業工程を廃止することや、コネクタの取付け交換を容易に行う事が出来るコネクタを提供する。
【解決手段】2つの接続対象物間を接続するコネクタにおいて、前記コネクタは、複数のコンタクト10と、複数のコンタクト10を保持する第1及び第2ハウジング20,30とを有する。コンタクト10のそれぞれは、接続対象物に夫々接続する第1及び第2接触部1,2と、第1及び第2接触部1,2に連設された第1及び第2保持部5,6と第1及び第2保持部との間を連結するフローティング部11とを有する。第1ハウジング20は、第1保持部を保持し第1接触部を収容する。第2ハウジング30は第2保持部6を保持し第2接触部2を収容する。フローティング部11により、第1ハウジング20は、第2ハウジング30に対して、相対的に移動自在に保持される。
【選択図】図13

Description

本発明は、パソコンやプリンタ等でマザーボード基板等のメイン基板上にグラフィックカード基板等のモジュール基板を接続するためのカードエッジコネクタに関し、詳しくは、両端にカードエッジ収容部を備えた両端カードエッジコネクタに関する。
従来、グラフィックカードのカード基板(モジュール基板、サブ基板)とマザーボード、メインボード等のメイン基板を接続するコネクタとしては、カードエッジコネクタが用いられている。このカードエッジコネクタは、接触部側がカード基板と嵌合し、端子側はSMTやスルーホール形状となっており、マザーボード基板と接続されている。このカードエッジコネクタは具体的には、次のような接続方法が用いられている。
図42は従来技術による基板間の接続方法の一例を示す断面図である。図42に示すように、マザーボード基板52の一面にコネクタ110が実装され、このコネクタ110の一側にカード基板51が挿入されている。コネクタ110には、ハウジング111に支持される上段コンタクト112と下段コンタクト113とを備えている。上段コンタクト112は、カード基板51の上面側の導体パターンと接続される。また、下段コンタクト113は、カード基板51の下面側の導体パターンと接続される。カード基板51とマザーボード基板52には、夫々対応する位置に貫通穴を備え、この貫通穴間に筒部材56bが設けられ、上下をねじ58及びナット59によって固定されている。また、マザーボード52は、筺体55の上面に突出した円筒状の取り付け部56aに支持され、上からマザーボード52の貫通穴を貫通するネジによって固定されている。
また、従来技術において、基板同士を直接接続するコネクタとして、両端カードエッジコネクタが提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2、参照)。
この両端カードエッジコネクタは、両端に開口を有するハウジング内に、夫々の基板の端部両面に形成された導電パッドに接続する複数のコンタクトを有する構造を有している。
このような従来技術による両端カードエッジコネクタにおいては、サブ基板とメイン基板同士の位置ズレ誤差をコネクタ自体で吸収する構造を具備していなかった。また、従来技術において、コネクタの構造上、サブ基板とメイン基板の位置を板厚方向で上下にズラす必要があった。
さらに、従来技術において、カードエッジコネクタのコンタクトをハウジングに固定するような構造の場合、コンタクトの接触部側と端子部側の間に直交するような形でコンタクトに固定するための圧入部分をもった凸部を形成する必要があり、その凸部の影響で特性インピーダンスが大きく下がってしまう原因となっている。
特開平3−156872号公報 特開2000−12127号公報
カード基板とマザーボード各々を筐体や基板等に取付ける際の取付け位置の誤差を吸収する部分がなく、コネクタ部分に負荷がかかりコネクタが破損することやカード基板が反ってしまうことにより、カード基板に搭載されている実装部品に負荷をかけ取付け部の半田剥離等の問題が発生することがあるという問題があった。
また、従来技術によるカードエッジコネクタにおいて、カード基板とマザーボード基板の位置を板厚方向での上下に移動する必要があった。
また、従来技術によるカードエッジコネクタにおいては、コンタクトをハウジングに固定する為に、コンタクトの接触部側と端子部側の間に直交するような形でコンタクトに固定するための圧入部分をもった凸部を形成する必要がある等の構造上の問題やコンタクトを狭ピッチ化すると信号コンタクト同士の距離が近づくため、特性インピーダンスが低くなってしまうという問題があった。
また、従来技術によるカードエッジコネクタのコンタクトの形状は、カード基板のパッドと接触する接触部側とマザーボード基板上に実装する為の端子部側で異なる形状をしている為、特性インピーダンスを揃えようとしてもカード基板の接触部側から信号が入った場合とマザーボード基板の端子部側から信号が入った場合とでは違う値を示すという問題があった。
また、従来技術によるカードエッジコネクタに於いては狭ピッチになるとカード基板とコネクタとの位置ズレが問題となり、コンタクトの接触部がカード基板の本来接触するパッドだけでなく隣のパッドにも接触してしまい短絡するケースが発生するという問題がある。
また、従来技術によるカードエッジコネクタにおいて、パッド幅の制約やピッチエラーの関係から信頼性のあるものを作ろうとした場合、ある程度広いピッチが必要となり小型化が困難であるという欠点があった。
また、従来技術において、更に、カード基板と嵌合する部分がフローティングする機構を持ち、且つEMI対策のために金属製のシェルで外形を覆っているカードエッジコネクタはなかった。
そこで、本発明の第1技術的課題は、カードエッジコネクタにおいて、フローティングする部分を持たせることにより、取付位置の誤差をコネクタで吸収することができるコネクタを提供することにある。
また、本発明の第2技術的課題は、サブ基板側とメイン基板側のどちら側から信号が入っても同じ特性を得ることが可能であるコネクタを提供することにある。
また、本発明の第3技術的課題は、コンタクトの特性インピーダンスやコンタクトのバネ性を大きく損失せずに、短絡を防止することができるコネクタを提供することにある。
さらに、本発明の第4技術的課題は、シェルを持つカードエッジコネクタにおいて、安定した接触を得ることが出来るコネクタを提供することにある。
本発明によれば、2つの接続対象物間を接続するコネクタにおいて、前記コネクタは、複数のコンタクトと、前記複数のコンタクトを保持するハウジングとを有し、前記コンタクトのそれぞれは、一方の接続対象物と接続する第1接触部と、前記第1接触部に連設された第1保持部と、他方の接続対象物と接続する第2接触部と、前記第2接触部に連設された第2保持部と、前記第1保持部と前記第2保持部との間を連結する連結部とを有し、前記ハウジングは、前記第1保持部を保持し前記第1接触部を収容する第1ハウジングと、前記第1ハウジングとは別体で前記第2保持部を保持し前記第2接触部を収容する第2ハウジングとを有し、前記連結部により、前記第1ハウジングは前記第2ハウジングに対して、前記接続対象物との嵌合離脱方向又は前記嵌合離脱方向と交差する方向に相対的に移動自在に保持されることを特徴とするコネクタが得られる。
また、本発明によれば、前記コネクタにおいて、前記複数のコンタクトの第1保持部をモールドインにより一体保持する第1保持部材と、前記複数のコンタクトの第2保持部をモールドインにより一体保持する第2保持部材とを有することを特徴とするコネクタが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのコネクタにおいて、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを覆うシェルを更に有し、前記シェルは少なくとも一つの弾性を有する接触部を有し、前記接触部は一方の接続対象物と他方の接続対象物との内少なくとも一方と接続することを特徴とするコネクタが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのコネクタにおいて、前記一方の接続対象物は、端部両面に夫々パッドを備えた基板であることを特徴とするコネクタが得られる。
また、本発明によれば、前記コネクタにおいて、前記一方の接続対象物は、カード基板であり、前記他方の接続対象物はマザーボード基板であることを特徴とするコネクタが得られる。
また、本発明によれば、前記コネクタにおいて、さらに、アダプタコネクタを備え、前記マザーボード基板は、当該コネクタに前記アダプタコネクタを介して接続されていることを特徴とするコネクタが得られる。
本発明によれば、カードエッジコネクタにおいて、フローティングする部分を持たせることにより、取付位置の誤差をコネクタで吸収することができるコネクタを提供することができる。
また、本発明によれば、サブ基板側とメイン基板側のどちら側から信号が入っても同じ特性を得ることが可能であるコネクタを提供することができる。
また、本発明によれば、コンタクトの特性インピーダンスやコンタクトのバネ性を大きく損失せずに、短絡を防止することができるコネクタを提供することができる。
さらに、本発明によれば、シェルを持つカードエッジコネクタにおいて、安定した接触を得ることが出来るコネクタを提供することができる。
以下、本発明をより具体的に図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、2つの接続対象物であるサブ基板(モジュール基板)をカード基板、メイン基板をマザーボード基板とした場合について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタの本体を示す図で、(a)は平面図,(b)は正面図,(c)は下面図,(d)は右側面図である。図2は図1の両端カードエッジコネクタの本体の斜視図である。図3は本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す斜視図で、図1、図2の両端カードエッジコネクタ本体にシェルを装着した構造を有している。図4は図1の両端カードエッジコネクタのIV−IV線断面図である。図5は図1の両端カードエッジコネクタの部分正面図、図6は図5のコネクタのVb−Vb線に沿う断面図である。図7は図2の両端カードエッジコネクタ本体の部分拡大断面斜視図である。図8は図3の両端カードエッジコネクタの部分拡大断面斜視図である。図9(a)は上下一対のコンタクトの平面図、図9(b)は下面図、図9(c)は左側面図、図10は図9のコンタクトの斜視図である。ここで、第1及び第4の実施の形態において、説明の便宜上、両端カードエッジコネクタにおいて、カード基板51に嵌合する側を前、マザーボード基板52に嵌合する側を後と呼ぶ。
図1乃至図8を参照すると、両端カードエッジコネクタ100は、幅方向に細長い箱形の絶縁材料からなる第1ハウジング20と、第1ハウジング20と間隔をおいて設けられ、第1ハウジング20と同じく幅方向に細長い箱形の絶縁材料からなる第2ハウジング30とこれら第1及び第2ハウジング20、30を前後方向に接続するように先端部がそれぞれ収容された複数のコンタクト10とを備え、さらに、上下を金属製の一対のシェル40a,40b(まとめて符号40で示す)で覆われている。なお、以下の説明においては、シェル40を持たない両端カードエッジコネクタ本体及びシェル40を備えた両端カードエッジコネクタをまとめて同じ参照符号100で示す。
図7及び図8に最もよく示されるように、第1ハウジング20の一端には、一端部両面に導電性のパッドが複数設けられたカード基板51の一端を収容するための断面長方形で幅方向に連続した開口部21を備えている。この開口部21に連続して、その周囲にコンタクト10の一端を収容する収容部22が上下に並ぶとともに幅方向に並んで複数コンタクト数に対応して設けられている。
また、第2ハウジング30の一端には、一端部両面に導電性のパッドが複数設けられたマザーボード基板52の一端部を収容するための幅方向に細長い断面長方形の開口部31と、この開口部31に連続して、その周囲に箱型で中央部側が開口した収容部32が幅方向に並んで設けられている。また、第2ハウジング30の上面には、シェル40aを支持するための段部33と、シェル40aを固定するための断面T字形状で、下部両側にシェル固定部49(図36参照)と嵌合する溝35を備えた凸部34が設けられている。
図9及び図10に最も良く示されるように、コンタクト10は、上下段に一対の上下対象的に配置されている。ここで、上段に配置されるコンタクト10を第1のコンタクト10と呼び、下段に配置されるコンタクト10を第2のコンタクト10と呼ぶ。第1及び第2のコンタクト10,10の夫々は、両端のVもしくはU字形状の第1及び第2接触部1,2と、第1及び第2接触部1,2の基部に連続したL字形状の第1及び第2バネ部3,4と、第1及び第2バネ部3,4に夫々連続した第1及び第2保持部5,6と、第1及び第2保持部5,6の対向する一端部間を接続するように形成されたU字形状のフローティング部11とを夫々備えている。第1及び第2コンタクト10,10の第1及び第2保持部5,6のフローティング部11寄りの両側には、第1及び第2ハウジングの夫々の収容部の溝22,32に圧入するための圧入部5a,6aがそれぞれ設けられている。フローティング部11は、第1及び第2保持部5,6の一端から垂直をなして延在する一対の第1及び第2縦部7,8とこれら一対の第1及び第2縦部7,8の先端を接続する中間部9とを備えている。第1及び第2接触部1,2は、第1及び第2バネ部3,4よりも幅が小さく形成されている。また、フローティング部11の中間部9は第1及び第2バネ部3,4及び第1及び第2保持部5,6よりも幅を広く形成された中央部9aを備えている。
ここで、前述したように、カード基板51及びマザーボード基板52の端部の上面に形成されたパッドに接触する第1及び第2接触部1,2を備えた上段コンタクトを第1のコンタクト10、カード基板51及びマザーボード基板52の端部の下面に形成されたパッドに接触する第1及び第2接触部1,2を備えたコンタクトを第2のコンタクト10と呼ぶ。
これら第1及び第2のコンタクト10は、夫々の長さ方向の中央部であるフローティング部11を境に左右同じ形状にする事により、第1接触部1及び第2接触部2のどちら側から信号が入っても同じインピーダンス特性を得ることが可能である。
また、第1及び第2コンタクト10の中間に位置するフローティング部11にコンタクトの向きが変化する第1及び第2縦部7,8と中間部9との間に屈曲点を持つことで、各第1及び第2ハウジング20、30の嵌合面がフローティングする方向を増やす事が可能となる。
また、両端カードエッジコネクタにおいては、コンタクトが狭ピッチになるとカード基板51とコネクタとの位置ズレが問題となり、コンタクトの接触部がカード基板51の本来接触するパッドだけでなく隣のパッドにも接触してしまい短絡するというケースが発生する。しかしながら、図9に示すように、本発明の第1の実施の形態による両端エッジコネクタ100においては、コンタクト10の第1及び第2接触部1,2側の第1及び第2バネ部3,4が収まっている第1及び第2ハンジング20,30の収容部22,32の溝部分から露出している第1及び第2接触部1,2のみコンタクト10の幅を細くする事により、特性インピーダンスやバネ性を大きく損失せずに、パッドに接触する部分のみ接触する幅を狭くし、夫々の第1及び第2接触部1,2の間の短絡を防止することができる。
さらに、両端カードエッジコネクタに於いて、パッド幅の制約やピッチエラーの関係から信頼性のあるものを作ろうとした場合ある程度広いコンタクトのピッチが必要となってくるが、本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタ100の構造によって信頼性を有したままコンタクト10の狭ピッチ化が可能である。
図4に最も良く示されるように、第1ハウジング20の収容部22の他端側から第1及び第2のコンタクト10の一端が挿入され圧入部5aにより保持され、第2ハウジング30の収容部32の他端側から第1及び第2のコンタクト10の他端が挿入されて圧入部6aによって保持され、開口部21,31にコンタクト10の接触部1,2が夫々露出するとともに一対のコンタクト10の夫々の第1接触部1,1と第2接触部2,2同士が上下に対向して第1及び第2のコンタクトは上下対象的に配置されている。
従来のカードエッジコネクタにおいては、コンタクト間の狭ピッチ化になると信号コンタクト同士の距離が近づくため、特性インピーダンスが低くなってしまうが、本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタ100によれば、フローティング部11に特性インピーダンスが高くなるようコンタクトの露出部分を設ける事により特性インピーダンスが低くなることを改善することができる。
また、第1及び第2のコンタクト10を第1及び第2ハウジング20,30に圧入するために第1及び第2ハウジング20,30に固定するため、第1及び第2のコンタクト圧入部5a,6aの間の連結部にコンタクト10の向きが変化する屈曲点を設け、第1ハウジング20及び第2ハウジング30内にコンタクトを圧入する際に屈曲部を押すことにより、第1及び第2ハウジング内にコンタクトで押し込むことを可能とし、ハウジング2体での両端(コンタクトの始点側と終点側)ともカードエッジコネクタとなる構造を可能としている。
図5を参照すると、第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタは、第1ハウジング20の正面に、開口部21を形成するように、上下に第1及び第2正面壁20aを形成することができる。この第1及び第2の正面壁20aを設けることによって、基板挿入口の強度UPが図れる。
図6を参照すると、夫々のリブ20bによってコンタクト収容部22がそれぞれの一対のコンタクト10毎に区画形成されている。
また、本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタ100によれば、マザーボード基板52側もカード基板51と同じパッド構造をとり、カード基板51とマザーボード基板52の接続に両端ともカードエッジのコネクタを使用する事により、半田付けの作業工程を廃止することができ、コネクタ取付けや交換を容易に行う事が出来る。
図11乃至図13は本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタの動作説明に供せられる断面図、図14は本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタの使用状態の説明に供せられる図である。
図14に示すように、本発明の第1の実施の形態によるコネクタ100は、電子部品等の筺体55に取り付けられる。カード基板51の一端は、両端カードエッジコネクタ100の一端側の第1ハウジング20に挿入されている。一方、マザーボード基板52の一端は、両端カードエッジコネクタ100の他端側の第2ハウジング30に挿入されている。カード基板51は、筺体55の一端側の上面に突出した円筒状の取り付け部56aに、取り付けネジ57によって固定されている。また、マザーボード基板52は、筺体55の他端寄りの上面に突出した取り付け部56aに、取り付けネジ57によってカード基板51と同様に固定されている。
図11は、両端カードエッジコネクタによる接続構造において、カード基板51とマザーボード基板52とが段差のない場合を示している。
図12に示すように、マザーボード基板52がカード基板51に対して矢印71及び72に示すように、図9の状態から、相対的に上方に持ち上げられて、フローティング状態となったときにも、コンタクト10のU字形状のフローティング部11が図では右側が高くなるように夫々変形するために、接続を維持することが可能である。
図13に示すように、カード基板51がマザーボード基板52が対して矢印73に示すように、左下に回転するよう力を受けてフローティング状態となったときにも、上段の第1のコンタクト10のU字形状のフローティング部11が開くように、一方、下段の第2のコンタクト10のU字形状のフローティング部11が閉じるように夫々変形するために、接続を維持することが可能である。
また、両端カードエッジコネクタ100の両端をカードエッジ化することにより、カード基板51とマザーボード基板52の各々を筐体55に取付ける際の取付け誤差が問題となるが、本発明の第1の実施の形態においては、両端カードエッジコネクタ100のハウジングを前後方向に並んだ第1ハウジング20と第2ハウジング30の2つで構成し、中央部分でフローティングする、即ち、カードエッジの嵌合面が少なくとも1方向以上動くことにより取付け位置の誤差をコネクタで吸収することができる。
また、本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタ100において、両側カードエッジにする事によりカード基板51とマザーボード基板52を水平に配置する事ができる。また、コンタクト10の中間部にカード基板51の接触部からマザーボード基板52の接触部に向かう方向に対して直交する方向に屈曲させた部分を持たせることにより、カード基板51とマザーボード基板52が近づいたり離れたりする方向に嵌合面をフローティングさせることが可能となる。
図15は本発明の第2の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す断面図である。図15を参照すると、第2の実施の形態による両端カードエッジコネクタ101は、第1ハウジング20に対して第2ハウジング30の高さが高く形成されている点で第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタ100とは異なっている。また、上段の第1のコンタクト10のフローテング部11の第1縦部7の方が第2縦部8よりも短く形成され、一方、下段の第2のコンタクト10のフローティング部11の第1縦部7よりも第2縦部8のほうが短く形成されている。上下段の第1及び第2のコンタクト10では、上段側の第1縦部7と下段側の第2縦部8とが長さが等しく形成され、上段側の第2縦部8と下段側の第1縦部7とが長さが等しく形成されている。
このような両端カードエッジコネクタ101は、カード基板51とマザーボード基板52との位置が例えば、垂直方向に偏心している場合に適用される。なお、第2の実施の形態による両端カードエッジコネクタ101は第1の実施の形態の両端カードエッジコネクタ100と上記以外は同様な作用効果を有する。
図16は本発明の第3の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す断面図である。図16を参照すると、第3の実施の形態による両端カードエッジコネクタ102は、図15と同様に、第1ハウジング20に対して第2ハウジング30が高く形成されている。また、上段の第1のコンタクト10のフローティング部11の第1縦部7と下段の第2のコンタクト10のフローティング部11の第2縦部8が形成されていない構造となっている。
このように、本発明の第3の実施の形態による両端カードエッジコネクタ102は、第2の実施の形態による両端カードエッジコネクタ101と同様にカード基板51とマザーボード基板52との位置が、例えば、垂直方向に偏心している場合に適用される。
なお、本発明の第3の実施の形態による両端カードエッジコネクタ102が、第1及び第2の実施の形態による両端カードエッジコネクタ100,101とほぼ同様の作用効果を奏する。
図17は本発明の第4の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す断面図である。図17に示される本発明の第4の実施の形態による両端カードエッジコネクタ103は上下段の一対の第1及び第2のコンタクト10の夫々のフローティング部12に相当する部分の板厚を薄くした点で、第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタ100の第1及び第2のコンタクト10とは異なっている。この第1及び第2のコンタクト10のように第1及び第2保持部5,6よりも、フローティング部12の連結部9をその断面積を小さく、即ち、薄く形成することで、フローティングにさらに柔軟性を持たせることができ、より嵌合面がフローティングしやすい、即ち、第1及び第2のコンタクト10,10がたわみやすい構造をとることが可能となる。
図18は本発明の第5の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す断面図、図19は図18の両端カードエッジコネクタのコンタクトを示す側面図である。
図18及び図19を参照すると、本発明の第5の実施の形態による両端カードエッジコネクタは、コンタクト10dの形状が、第1乃至第4の実施の形態によるものと異なっている。即ち、上下段の第1及び第2のコンタクト10dは、第1及び第2接触部1、2と、第1及び第2バネ部3,4と、これに続く第1及び第2保持部5,6と、第1及び第2保持部を接続する中間部9とを備えている。第1保持部5は第1ハウジング20の外周壁に圧入できるように溝5bと、この溝5b内の外側に設けられた圧入部5aを備えている。また、第1保持部6は第2ハウジング30の内部に圧入できるように、幅広部6bと幅広部6bの内側に設けられた圧入部6aを備えている。第1保持部5と第2保持部6との間の中間部9は、第2保持部から垂直方向の外側にまっすぐ伸び、第2接触部側に向かっておれまがって伸び、さらに第1保持部5に向かってUターンして第1保持部5に至る略U字形状に形成されている。この中間部9は第2ハウジング30に設けられた連結部収容部30c内に挿入される。
第1及び第2のコンタクト10dを第1及び第2ハウジング20,30に保持するために、圧入部5a,6a間の中央部にコンタクト10の向きが変化する屈曲点を設けたために、上下方向はもとより、左右方向および嵌合方向に第1ハウジング20が第2ハウジング30に対して移動自在に形成されている。
また、第1ハウジング20及び第2ハウジング30にコンタクト10dを圧入する際に屈曲部付近の部分81及び82をそれぞれ押すことにより、第1及び第2ハウジング20,30内にコンタクト10dを押し込む事ができる。
これにより、ハウジング2体での両端(コンタクトの始点側と終点側)とも両端カードエッジコネクタとなる構造を可能としている。
図20は本発明の第6の実施の形態による両端カードエッジコネクタのコンタクトを示す側面図である。図20を参照すると、本発明の第6の実施の形態による両端カードエッジコネクタは、コンタクト10eの形状が、第1乃至第4の実施の形態によるものと異なっている。即ち、上下段の第1及び第2のコンタクト10eは、第1及び第2接触部1、2と、第1及び第2バネ部3,4と、これに続く第1及び第2保持部5,6と、第1及び第2保持部を接続する連結部9とを備えている。第1保持部5は第1ハウジング20の外周壁に圧入できるように幅方向両側に圧入部5aを備えている。また、第1保持部6は第2ハウジング30の内部に圧入できるように、幅方向に広い圧入部6aを備えている。第1保持部5と第2保持部6との間の連結部9は、第2保持部から垂直方向の内側にまっすぐ伸び、第1接触部側1に向かっておれまがって伸び、さらに第2接触部2に向かってUターンし、更に、第1保持部5に向かってUターンして第1保持部5に至るU字形上の連結部9の第1縦部7cが第1接触部1に向かってU字状に突出した形状を備えている。この連結部9は第1ハウジング20に設けられた連結部収容部(図示せず)内に挿入される。
また、第1ハウジング20及び第2ハウジング30にコンタクト10eを圧入する際に屈曲部付近の部分83,84を夫々押すことにより、第1及び第2ハウジング20,30内にコンタクト10eを押し込むことができる。
図21は本発明の第7の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す図である。図22は本発明に用いられる基板の一般形状を示す部分平面図である。図23は図21のコネクタの部分断面斜視図である。図24は図21のコネクタのコンタクト部分を示す図である。図25(a)は図24のコンタクトの正面図、図25(b)は図24のコンタクトの右側面図、図26は図24のコンタクトの下面図、図27は図24のコンタクトの斜め下方から眺めた部分斜視図である。
図21及び図23を参照すると、第7の実施の形態による両端カードエッジコネクタ106は、第1及び第2コンタクト10が上下ともに、互いに長さの異なるグランドコンタクト10aと信号コンタクト10bを備えている点で異なる。また、上下のグランドコンタクト10a及び信号コンタクト10bの群と、この上下のコンタクト群の第1及び第2保持部5,6を夫々支える、幅方向に長い第1保持部材13及び第2保持部材14を有する点で異なる。
図24乃至図27を参照すると、上段の第1のコンタクト10a,10b群は、長いグランドコンタクト10aと短い信号コンタクト10bとを備えている。第1のコンタクト10a,10b群は、2本のグランドコンタクト10aの間に2本の信号コンタクト10bが位置するように、配置されている。グランドコンタクト10aの第1及び第2保持部5,6の間は、直線状のフローティング部15によって連結されている。また、信号コンタクトの第1及び第2保持部5,6との間もグランドコンタクト10aと同様に直線状のフローティング部15によって連結されている。夫々のグランドコンタクト10a及び信号コンタクト10bの第1保持部5は、インサートモールド成形によって幅方向に長い第1保持部材13にモールドインされ、第2保持部6は同様にインサートモールド成形によって幅方向に長い第2保持部材14にモールドインされている。
また、第1のコンタクト10a,10b群であるグランドコンタクト10a及び信号コンタクト10bのそれぞれのコンタクトは、フローティング部15を中心にして対象に形成されている。
第1及び第2保持部材13,14間のフローティング部15は、コンタクト10が第1ハウジング20、第2ハウジング30に収容される。
また、同様に、下段の第2のコンタクト10a,10b群は、長いグランドコンタクト10aと短い信号コンタクト10bとを備えている。第2のコンタクト10a,10b群は、2本のグランドコンタクト10aの間に2本の信号コンタクト10bが位置するように、配置されている。グランドコンタクト10aの第1及び第2保持部5、6の間は、直線状のフローティング部15によって連結されている。また、信号コンタクトの第1及び第2保持部5,6との間もグランドコンタクト10aと同様に直線状のフローティング部15によって連結されている。夫々のコンタクト10a,10bの第1保持部5は、インサートモールド成形によって幅方向に長い第1保持部材13にモールドインされ、第2保持部6は同様にインサートモールド成形によって幅方向に長い第2保持部材14にモールドインされている。
第2のコンタクト10a,10b群であるグランドコンタクト10a及び信号コンタクト10bのそれぞれのコンタクトは、フローティング部15を中心にして対象に形成されている。
第1及び第2保持部材13,14間のフローティング部15は、コンタクト10が第1ハウジング20、第2ハウジング30に収容される。
ここで、従来のコンタクトの形状はカード基板51のパッドと接触する接触部側とマザーボード基板52上に実装する為の端子部側で異なる形状をしている為、特性インピーダンスを揃えようとしても接触部側から信号が入った場合と端子部側から信号が入った場合とでは違う値を示していた。これに対して、本発明の第5の実施の形態によれば、第1及び第2のコンタクト10の両端を第1及び第2接触部1,2とし、第1及び第2のコンタクト10のフローティング部を境に左右同じ形状にする事により、第1接触部1及び第2接触部2の内のどちら側から信号が入っても同じ特性を得ることが可能である。
また、第5の実施の形態による両端カードエッジコネクタ104は、第1及び第2のコンタクト10を第1及び第2ハウジング20,30に固定するために、第1及び第2のコンタクト10の始点側接触部と終端側接触部の間にインサートモールドされた部分を設置し、それを第1ハウジング20及び第2ハウジング30の2体のハウジングで挟み込みハウジング同士の内部で固定されるようにすることによって、2体での両端(コンタクトの始点側と終点側)ともカードエッジコネクタとなる構造を可能としている。
図25(a)に最も良く示されるように、本発明の第7の実施の形態による両端カードエッジコネクタ104の第1及び第2のコンタクト10a,10b群それぞれの互いに隣り合う信号コンタクト10b,10bのペアは夫々同じ側の接触部1b及び1bが互いに離れる方向に偏心して形成されている。
従来は狭ピッチ化になると信号コンタクト同士の距離が近づくため、特性インピーダンスが低くなってしまうが、信号コンタクト10bの中央部分に特性インピーダンスが高くなるようコンタクトの露出部分を設ける事により特性インピーダンスを低くなることを改善した。
また、カードエッジコネクタにおいては狭ピッチになるとカード基板51とコネクタとの位置ズレが問題となり、コンタクトの接触部がカード基板51の本来接触するパッドだけでなく隣のパッドにも接触してしまい短絡するというケースが発生するが、本発明の第5の実施の形態による両端カードエッジコネクタ104においては、コンタクト10a,10bの第1接触部1及び第2接触部2側の第1及び第2バネ部3,4が夫々収まっている第1ハンジング20及び第2ハウジングの溝部分から露出している第1及び第2接触部1,2のみコンタクトの幅を細くするとともに、幅方向に互いに隣接するペアの信号コンタクト10bを互いに幅方向に離れるように偏心させることにより、特性インピーダンスやバネ性を大きく損失せずに、パッドに接触する部分のみ接触する幅を狭くし、信号コンタクト10b間の短絡を防止することが出来るとともに、幅方向に互いに隣接するペアの信号コンタクト10bの外側を一対のグランドコンタクト10aで挟み込むことによって、高速伝送を可能としている。
また、両端カードエッジコネクタ100に於いて、パッド幅の制約やピッチエラーの関係から信頼性のあるものを作ろうとした場合ある程度広いピッチが必要となってくるが、本発明の第5の実施の形態によって両端カードエッジコネクタ104によって、グランドコンタクトと信号コンタクトを前後にずらして配置できるため、従来の同じコンタクトピッチのものより、パッド幅を広くとることができるので、信頼性を有したままコンタクト10a,10bの狭ピッチ化が可能である。
図22に示すように、サブ基板,及びメイン基板、例えば、カード基板51は、絶縁基板51aのコネクタと嵌合する一端51e寄りに、信号コンタクト10bの夫々の位置に対応して、信号用パッド51c,51dが形成され、さらに、一端51eから離れてグランドコンタクト10aの位置に対応してグランド用パッド51bが夫々設けられている。このよに、2本のグランド部で、2本の信号部を幅方向に挟み込むことによって、互いに極性が異なる差動を安定にかつ高速に伝送することができる。
図21及び図23を再び参照すると、両端カードエッジコネクタ104の第1ハウジング20の第2ハウジング30寄りの上下内壁に第1保持部材13を収容する収容段部25が設けられている。また、第1ハウジング20と同様に、第2ハウジング30の第1ハウジング30寄りの上下内壁にも、第2保持部材14を収容する収容段部38が設けられている。
第1ハウジング20の第2ハウジング30との重合部分には、幅方向に交互に凸部24及び凹部23が設けられ、また、第2ハウジング30の第1ハウジング20との重合部分は、凸部36と凹部37が互いに対向するように、幅方向に設けられている。
夫々の凸部24,36及び凹部23,37は、互いの凸部と凸部、凹部と凹部が互いに対抗するように、幅方向に形成されている。これによって、第1ハウジング20と、第2ハウジング30との間でコンタクトを外の空気層に露出させることができるように形成されている。
ここで、従来技術によるコンタクトの形状はカード基板51のパッドと接触する接触部側とマザーボード基板52上に実装する為の端子部側で異なる形状をしている為、特性インピーダンスを揃えようとしても接触部側から信号が入った場合と端子部側から信号が入った場合とでは違う値を示していたが、グランドコンタクト10a及び信号コンタクト10bの夫々の両端を第1及び第2接触部とし、グランドコンタクト10a及び信号コンタクト10bの夫々の中央部を境に左右同じ形状にする事により、どちら側から信号が入っても同じ特性を得ることが可能である。
図28は本発明の第8の実施の形態による両端カードエッジコネクタのアダプタコネクタ単体を示す三面図で、(a)は平面図,(b)は正面図、(c)は右側面図である。図29は図28のアダプタコネクタと両端エッジコネクタとの組み合わせた状態の斜視図である。図30は図29の断面図である。図31は図29のコネクタのアダプタコネクタを示す斜視図である。
図28乃至図31を参照すると、第8の実施の形態による両端カードエッジコネクタ105は、第1ハウジング20にマザーボード基板52がアダプタコネクタ60を介して接続され、一方、第2ハウジング30にカード基板51が接続されている点で、第1及び第5の実施の形態による両端エッジコネクタ101,102,103,104とは異なる。
図30を参照すると、マザーボード基板52の一面に、アダプタコネクタ60が実装されている。ここで、説明の便宜上、以後の説明においては、アダプタコネクタ60の板状の嵌合部63が突出し、コネクタに嵌合される側を前、基部61側を後と呼ぶ。
図31を参照すると、アダプタコネクタ60は、下面がマザーボード基板52に接触して実装される断面台形状の基部61と、基部61の正面側に断面コの字形状に形成されたハウジング62とハウジング62の中央部に形成され、両端カードエッジコネクタ105の第1ハウジング20に挿入される板状の嵌合部63と備えている。嵌合部63の上面には、第1ハウジング20の上側の第1のコンタクト10に接続される第1のアダプタコンタクト65と、第1ハウジング20の下側の第2のコンタクトに接続される第2のアダプタコンタクト64とを備えている。第1のアダプタコンタクト65は、嵌合部63の上面から基部61の正面を通り、マザーボード基板52上でL字に屈曲して接続されている。一方、第2のアダプタコンタクト64は、嵌合部63の下面から、ハウジング62の背面を通って、ハウジング62の下面に沿ってハウジング62の前方に延び、ハウジング62の前端で折れ曲がって、マザーボード基板52に至り、さらに、マザーボード基板52の一面に沿って前方に延びている。アダプタコンタクト64,65の下端は半田付けによってマザーボード基板52の一面に固定されている。
このような、本発明の第6の実施の形態による両端エッジコネクタ105の構造において、使用機器等で万が一片側カードエッジで片側は半田付けによる基板実装を必要としたものが急に発生した場合でも対応するため、両端カードエッジコネクタにSMT又はスルーホール等に対応したアダプタコネクタを嵌合させて使用することができる。
このように、第8の実施の形態による両端カードエッジコネクタ105においても、カード基板51とマザーボード基板52とを接続することが可能である。
図32は本発明の第9の実施の形態によるカードエッジコネクタを示す図で,(a)は上面図,(b)は正面図,(c)は底面図、(d)は側面図である。図33は図32のコネクタの断面図、図34は図33の状態から第1ハウジング20を下方にフローティングさせた状態を示す図である。
本発明の第8の実施の形態によるコネクタのような、両端カードエッジコネクタではアダプタコネクタを組み合わせる事で半田付け実装に対応しているが、次に説明する本発明の第9の実施の形態によるカードエッジコネクタでは、片側カードエッジで片側半田接続という要求にコネクタ1つで対応するように構成されたものである。
図32乃至図34を参照すると、カードエッジコネクタ106は、第1ハウジング20と、第1ハウジングの一端をフローティング可能に収容する第2ハウジング30と、上段の第1のコンタクト10fと下段の第2コンタクト10gと、マザーボード基板に固定するために、コンタクトの端子を整列させるためのロケータ66とを備えている。
第1のコンタクト10fは、第1ハウジング20内に収容される第1接触部1と第1バネ部3と、第1保持部5と、第1縦部7とを備え、第2ハウジング内に収容される中間部16と、中間部16に連続する第2保持部17と、L字形状でマザーボード基板52に表面実装される表面実装端子部18とを備えている。
第2のコンタクト10gは、第1ハウジング20内に収容される第1接触部1と第1バネ部3と、第1保持部5と、第1縦部7とを備え、第2ハウジング内に収容されるS時形状に二度折り曲げられた中間部16と、中間部16から連続する第2保持部17と第2保持部から下方に折れ曲がってロケータ66を貫通して、マザーボード基板52のスルホール22を貫通するスルホール端子部19を備えている。
第1コンタクト10fと第2コンタクト10gは、第1ハウジング20及び第2ハウジング30又は第1ハウジング20及びロケータ66に保持される。また、第2ハウジング30とロケータ66は一体となっても良い。
次に、本発明の第9の実施の形態によるカードエッジコネクタの動作について説明する。
図33のカード基板51とマザーボード基板52とが水平位置にある場合、図34に示すように、第1ハウジング20を矢印76に示すように、下にフロティングさせると、コンタクト10f及びコンタクト10gの中間部16がフローティング部として下方にたわみ、カード基板51およびマザーボード基板52が図示すような位置関係となる。
このように、本発明の第9の実施の形態によるカードエッジコネクタでは、カード基板とマザーボード基板の取付け誤差をコネクタで吸収可能であるとともにカード基板とマザーボード基板を水平又は水平に近い位置関係で使用可能である。
従来技術にあるように片側カードエッジで片側半田接続という要求の場合は、カード基板とマザーボードに板厚方向に対して段差を設けなければならなかったが、本発明の第9の実施の形態によるカードエッジコネクタのように、カードエッジの嵌合面側に近い側の端子部をスルーホール端子部19、遠い側を表面実装用端子18としている。表面実装用端子部18は、表面実装の利点である基板に端子が通る貫通穴を開けないという利点を生かし、貫通穴を必要最小限にとどめている。
また、このような構造でカードエッジの嵌合面側に近い側の端子を表面実装用端子18にした場合、カードエッジコネクタをマザーボード基板52に半田付けした後、表面実装用端子18を外から確認出来ないため半田付けの良否確認やリペア(コネクタの取外し)が不可能となるが、カードエッジの嵌合面側に近い側だけスルーホール用端子19にする事によってマザーボード基板52の裏面(コネクタ搭載面の裏側)から半田付けの良否確認やリペア(コネクタの取外し)を可能としている。
したがって、本発明の第9の実施の形態による両端カードエッジコネクタは、カード基板51とマザーポード基板52を水平又は水平に近い位置関係で使用可能である。
また、片側カードエッジで片側半田接続という要求の捺合は、基板同士の取付け誤差が問題となるが、第1接触部1と夫々の端子部18,19の間にフローティング可能な中間部16を設ける事で誤差をコネクタで吸収できる。
図35は本発明の実施の形態によるシェルを装着したコネクタを示す部分断面斜視図、図36は図35のシェルを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。図37及び図38は図35のコネクタのシェルの動作説明に供せられる断面図、図39、図40及び図41は、図35のシェルの説明に供せられる部分斜面視図である。
図36及び図39を参照すると、両端カードエッジコネクタはEMI対策として金属製のシェル40で覆われている。シェル40は嵌合部側に正面板47aとその両側に基板のグランドと接続するシェルコンタクト46と、両側に丸穴48aと接触部48bとを備えた固着部48と、その前方の両側に側面板47bを備え、背面側には、第2ハウジング30に固定するための四角の切り欠きからなる第2ハウジング30との固定部49とを備えている。
図示の穴29と丸穴48aにネジを通してマザーボード基板52に固定する。接触部48bはマザーボード基板52のパッドと弾性接触する。なお、半田付によって接続しても良い。
図35,図40及び図41に最も良く示されるように、シェルコンタクト46は、L字形状の接触部41と、接触部41の基部に連続するL字形状の第1バネ部42と、第1バネ部42に連続した両側に圧入部44を備えたL字形状の保持部43と、保持部43からシェル本体まで至る第2バネ部45とを備えている。
次に、シェル40の動作について説明する。
図35及び図37を参照すると、第1ハウジング20が第2ハウジング30に対して移動しない状態であり、上側のシェル40aと下側のシェル40bは、ハウジング20,30の上下の外郭を覆っている。シェルコンタクト46の収容部内に、接触部41が夫々開口部21に露出するように、互いに上下に対向して形成されている。
図38に示すように、第1ハウジング20が矢印75で示すように下側に力を受けると、ハウジングとともに、シェルコンタクト46が移動する。このとき、第1ハウジング20は、第2バネ部45によって、上方に常に力を受けることになり、力が除かれると、第1ハウジング20は、元の位置(図29参照)に復帰する。なお、図示の例においては、シェル40の正面側にシェルコンタクト46を設けたが裏面側にさらに同様なコンタクトを設け、第2ハウジング30に挿入される基板に接続してもよい。
本発明の実施の形態によるシェル40を備えた両端カードエッジコネクタ100,101,102,103,104,105によれば、シェル40の接触部分のバネの根本に第1ハウジング20に固定するための圧入部44を設け、その圧入部44からシェル40の本体につながる部分についてもバネとなる第2バネ部45を設けることにより、両端カードエッジコネクタの嵌合部分がフローティングしてもシェル40の圧入部44から本体につながる部分のバネがフローティングに対応して変形する事によって、シェル40の接触部分は第1ハウジング20に対して変動する事がないため、カード基板51のパッドに対して安定した接触を確保できる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によるフローティング機能を備えた両端カードエッジコネクタ100,101,102,103,104,105においては、基板へのコネクタ実装に於ける半田付け作業が必要ではなく、基板同士の位置ズレをコネクタで吸収できるとともに、基板同士を水平に配置でき、使用機器の薄型化ができる。
また、本発明の実施の形態による両端カードエッジコネクタ100,101,102,103,104,105においては、コネクタのどちら側から信号が入っても同じ特性インピーダンスを得ることができるとともに、接触信頼性を保ったまま狭ピッチ化が可能である。
また、本発明の実施の形態によるフローティング機能を備えた両端カードエッジコネクタ100,101,102,103,104,105においては、フローティング構造によってカードコネクタの嵌合面がフローティングしても、シェル40の接触部は基板のパッドに対して位置の変動はなく、安定した接触を得ることが出来るとともに特性インピーダンスを良好に保つことができ、高速信号にも対応可能である。
以上の説明の通り、本発明の両端カードエッジコネクタは、パーソナルコンピュータや電子機器におけるカード基板とマザーボード基板との接続用のコネクタに適用される。
本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタの本体を示す図で、(a)は平面図,(b)は正面図,(c)は下面図,(d)は右側面図である。 図1の両端カードエッジコネクタの本体の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す斜視図、図1及び図2の両端カードエッジコネクタ本体にシェルを装着した構造を有している。 図1の両端カードエッジコネクタのIV−IV線断面図である。 図1の両端カードエッジコネクタの部分正面図である。 図5のコネクタのVb−Vb線に沿う断面図である。 図2の両端カードエッジコネクタ本体の部分拡大断面斜視図である。 図3の両端カードエッジコネクタの部分拡大断面斜視図である。 (a)は上下一対のコンタクトの平面図である。(b)は上下一対のコンタクトの下面図である。(c)は上下一対のコンタクトの左側面図である。 図9のコンタクトの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタの動作説明に供せられる断面図である。 本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタの動作説明に供せられる断面図である。 本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタの動作説明に供せられる断面図である。 本発明の第1の実施の形態による両端カードエッジコネクタの使用状態の説明に供せられる図である。 本発明の第2の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す断面図である。 図18の両端カードエッジコネクタのコンタクトを示す側面図である。 本発明の第6の実施の形態による両端カードエッジコネクタのコンタクトを示す側面図である。 本発明の第5の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す図である。 本発明に用いられる基板の一般形状を示す部分平面図である。 図21のコネクタの部分断面斜視図である。 図21のコネクタのコンタクト部分を示す図である。 (a)は図24のコンタクトの正面図である。(b)は図24のコンタクトの右側面図である。 図24のコンタクトの下面図である。 図21のコンタクトの下側から眺めた部分斜視図である。 本発明の第6の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す図で、(a)は平面図,(b)は正面図、(c)は右側面図である。 図28のコネクタの斜視図である。 図29のコネクタの断面図である。 図28のコネクタのアダプタコネクタを示す斜視図である。 本発明の第9の実施の形態による両端カードエッジコネクタを示す図で,(a)は上面図,(b)は正面図,(c)は底面図、(d)は側面図である。 図32のコネクタの断面図である。 図33の状態から第1ハウジング20を下方にフローティングさせた状態を示す図である。 本発明の実施の形態によるシェルを装着したコネクタを示す部分断面斜視図である。 図35のシェルを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図35のコネクタのシェルの動作説明に供せられる断面図である。 図35のコネクタのシェルの動作説明に供せられる断面図である。 図35のシェルの説明に供せられる部分斜面視図である。 図35のシェルの説明に供せられる部分斜面視図である。 図35のシェルの説明に供せられる部分斜面視図である。 従来技術による基板間の接続方法の一例を示す断面図である。
符号の説明
1,1b 第1接触部
2,2b 第2接触部
3 第1バネ部
4 第2バネ部
5 第1保持部
5a,6a 圧入部
5b 溝
6 第2保持部
6b 幅広部
7 第1縦部
7c 第1縦部
8 第2縦部
9 連結部
9a 中央部
10 コンタクト
10a グランドコンタクト
10b 信号コンタクト
10d コンタクト
10e コンタクト
10f 第1のコンタクト
10g 第2コンタクト
11 フローティング部(連結部)
13 第1保持部材
14 第2保持部材
15 フローティング部(連結部)
16 中間部
17 第2保持部
18 表面実装端子部
19 スルホール端子部
20 第1ハウジング
21 開口部
22 収容部
23,37 凹部
24,36 凸部
25 収容段部
30 第2ハウジング
30c 連結部収容部
31 開口部
32 収容部
33 段部
34 凸部
35 溝
40,40a,40b シェル
41 接触部
42 第1バネ部
43 保持部
44 圧入部
45 第2バネ部
46 コンタクト
47a 正面板
47b 側面板
48 固着部
48a 丸穴
49 固定部
51 カード基板
51a 絶縁基板
51b グランド用パッド
51c,51d 信号用パッド
51e 一端
52 マザーボード基板
55 筺体
56a 取り付け部
56b 筒部材
57 取り付けネジ
58 ねじ
59 ナット
60 アダプタコネクタ
61 基部
62 ハウジング
63 嵌合部
64 第2のアダプタコンタクト
65 第1のアダプタコンタクト
66 ロケータ
71,72,73,75 矢印
100,101,102,103,104,105,106 両端カードエッジコネクタ
110 コネクタ
111 ハウジング
112 上段コンタクト
113 下段コンタクト

Claims (6)

  1. 2つの接続対象物間を接続するコネクタにおいて、前記コネクタは、複数のコンタクトと、前記複数のコンタクトを保持するハウジングとを有し、前記コンタクトのそれぞれは、一方の接続対象物と接続する第1接触部と、前記第1接触部に連設された第1保持部と、他方の接続対象物と接続する第2接触部と、前記第2接触部に連設された第2保持部と、前記第1保持部と前記第2保持部との間を連結する連結部とを有し、前記ハウジングは、前記第1保持部を保持し前記第1接触部を収容する第1ハウジングと、前記第1ハウジングとは別体で前記第2保持部を保持し前記第2接触部を収容する第2ハウジングとを有し、前記連結部により、前記第1ハウジングは前記第2ハウジングに対して、前記接続対象物との嵌合離脱方向又は前記嵌合離脱方向と交差する方向に相対的に移動自在に保持されることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、前記複数のコンタクトの第1保持部をモールドインにより一体保持する第1保持部材と、前記複数のコンタクトの第2保持部をモールドインにより一体保持する第2保持部材とを有することを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のコネクタにおいて、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを覆うシェルを更に有し、前記シェルは少なくとも一つの弾性を有する接触部を有し、前記接触部は一方の接続対象物と他方の接続対象物との内少なくとも一方と接続することを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のコネクタにおいて、前記一方の接続対象物は、端部両面に夫々パッドを備えた基板であることを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項4に記載のコネクタにおいて、前記一方の接続対象物は、カード基板であり、前記他方の接続対象物はマザーボード基板であることを特徴とするコネクタ。
  6. 請求項5に記載のコネクタにおいて、さらに、アダプタコネクタを備え、前記マザーボード基板は、当該コネクタに前記アダプタコネクタを介して接続されていることを特徴とするコネクタ。
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