JP2008197727A - 情報記録方法、入力装置及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電気、ガス、水道水等の供給物の供給量を計測した計測値の収集等の巡回して情報を収集する場合に、情報の流出を防止し、情報の収集に用いる装置の処理負荷に関する問題を解決することが可能な情報記録方法、入力装置及び通信システムを提供する。
【解決手段】入力装置1は、自らの位置を検出し(S201)、検出した位置を示す位置情報を受付情報データベースに記録する(S202)。そして入力装置1は、検出した位置の変化が所定の条件を満足するか否かを判定し(S203)、所定の条件を満足していると判定した場合(S203:YES)、受付情報データベースに記録している受付情報を記録装置3へ送信する(S204)。そして入力装置1は、受付情報データベースに記録している受付情報を消去する(S209)。
【選択図】図4

Description

本発明は、供給物の供給量を示す供給量情報の入力を受け付ける入力装置と、入力装置が受け付けた供給量情報を記録装置とを用いた情報記録方法、該情報記録方法にて用いられる入力装置、及び該入力装置を備える通信システムに関し、特に受け付けた情報を安全かつ効率的に他の装置に記録する情報記録方法、入力装置及び通信システムに関する。
ガス、電気、水道水等の供給物を需要者に供給する事業者は、供給物の供給量を確認し、確認した供給量に基づいて需要者から徴収すべき料金を計算する。供給量の確認は、例えば需要者の住居に設置され供給物の供給量を計測する計測器が示す計測値を、業者側の検針員が各計測器の設置場所を巡回して読み取ることにより行われる。また検針員は、携帯型の入力装置を所持しており、読み取った計測値を携帯型の入力装置に入力し、入力した計測値は事業者が管理する記録装置へ記録され、記録装置により料金の計算が行われる。
特許文献1には、携帯型の入力装置に入力された計測値を記録装置に記録させる方法として、業者側の所定の施設内の所定の装置に入力装置を装着し、インターネットを介して記録装置へ送信して記録させる方法が開示されている。
特開2004−310645号公報
しかしながら特許文献1に記載している方法では、検針員が一通り巡回を終えてから所定の施設に戻るので、施設内の所定の装置に入力装置を装着するまで、入力装置内に計測値が記録されていることになるため、計測値を入力装置に入力してから施設内の装置に装着するまでの間に、入力装置の盗難、紛失、故障等の非常事態が発生する可能性がある。特に入力装置が盗難された場合、計測値等の需要者の個人情報が流出する可能性があるため、情報保護に関する問題がある。
また入力装置にデータ通信カード等の無線通信手段を搭載し、入力装置から記録装置へ無線通信により実時間で計測値を送信する方法も考えられるが、その場合、処理負荷の増大により、通信中は計測値の入力等の他の処理ができなくなる可能性が高く、実用的ではないという処理負荷に関する問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、入力装置に自らの位置を検出する位置検出手段を搭載し、検出した位置が変化して所定の条件を満足した場合に、記録している計測値等の受付情報を送信することにより、情報保護に関する問題を解決し、また処理負荷に関する問題を解決する情報記録方法、該情報記録方法にて用いられる入力装置、及び該入力装置を備える通信システムの提供を主たる目的とする。
特に所定の領域への進入、所定の領域からの離脱、又は所定以上の距離の移動が行われた場合に、位置に関する所定の条件を満足したと判定することにより、受付情報の送信時期を受付情報の受付時期からずらすことができるので、処理負荷に関する問題を解決する入力装置等の提供を他の目的とする。
第1発明に係る情報記録方法は、供給物の供給量を示す供給量情報の入力を受け付ける入力装置と、該入力装置が受け付けた供給量情報を記録する記録装置とを用いた情報記録方法において、前記入力装置は、携帯型であり、受け付けた供給量情報を記録し、自らの位置を時系列で検出し、検出した位置の変化が、所定の条件を満足したか否かを判定し、所定の条件を満足したと判定した場合に、記録している供給量情報を、無線通信にて記録装置へ送信し、該記録装置は、受信した供給量情報を記録することを特徴とする。
第2発明に係る入力装置は、情報の入力を受け付ける携帯型の入力装置において、自らの位置を検出する位置検出手段と、受け付けた受付情報を記録する記録手段と、前記位置検出手段が検出した位置の変化が、所定の条件を満足したか否かを判定する判定手段と、所定の条件を満足したと判定した場合に、前記記録手段に記録している受付情報を他の装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
第3発明に係る入力装置は、第2発明において、前記判定手段は、所定の領域への進入、所定の領域からの離脱、又は所定以上の距離の移動が行われた場合に、位置に関する所定の条件を満足したと判定する様に構成してあることを特徴とする。
第4発明に係る入力装置は、第2発明において、前記入力装置は、夫々異なる複数の領域の位置に係る情報を記録したデータベースを更に備え、前記判定手段は、前記位置検出手段の検出により、第1領域から離脱したか否かを判定する手段と、第1領域から離脱したと判定した場合に、前記データベースに基づいて、第2領域までの距離を導出する手段とを備え、導出した第2領域までの距離が、所定長以上であると判定した場合に、位置に関する所定の条件を満足したと判定する様に構成してあることを特徴とする。
第5発明に係る通信システムは、第2発明乃至第4発明のいずれかに記載の入力装置と、該入力装置が受け付けた受付情報を記録する記録手段を有する記録装置とを備え、前記入力装置が備える送信手段は、記録している受付情報を前記記録装置へ送信する様に構成してあり、前記記録装置が備える記録手段は、受信した受付情報を記録する様に構成してあることを特徴とする。
第6発明に係る通信システムは、第5発明において、前記記録装置と通信する通信装置を更に備え、該通信装置は、前記入力装置が記録している受付情報の消去を要求する消去命令を前記記録装置へ送信する手段を備え、該記録装置は、受信した消去命令に基づいて、記録している受付情報の消去を要求する消去命令を前記入力装置へ送信する手段を更に備え、該入力装置は、受信した消去命令に基づいて、記録手段に記録している受付情報を消去する手段を更に備えることを特徴とする。
第1発明、第2発明及び第5発明では、検出した位置が変化して所定の条件を満足した場合に、記録している情報を送信することにより、受け付けた情報を保持し続ける必要がないので、情報保護に関する安全性を高めることが可能である。しかも情報の送信時期を制御して、処理負荷が低い時期に送信を行うことができるので、処理負荷の一時的な集中を防止することが可能である。
第3発明では、所定の領域への進入、所定の領域からの離脱、又は所定以上の距離の移動により、負荷の大きい処理を実行することがない状態になったと判定した時期に、受付情報を送信することにより、処理負荷が低い時期に送信を行うことができるので、処理負荷の一時的な集中を防止することが可能である。
第4発明では、第1領域及び第2領域で負荷の大きい処理を実行する場合で、第2領域までの距離が所定長以上であるとき、第2領域に到達するまでの時間に送信処理を実行することができると判断して送信処理を行うことにより、処理負荷の一時的な集中を防止することが可能である。
第6発明では、例えば入力装置に記録している受付情報を送信する前に、入力装置の紛失又は盗難があった場合でも、通信装置を用いた外部操作により、受付情報を消去することができるので、情報の漏洩を防止し、情報保護に関する安全性を高めることが可能である。
本発明に係る情報記録方法、入力装置及び通信システムは、携帯型をなす入力装置に自らの位置を検出する機能を搭載し、供給物の供給量を示す供給量情報等の受付情報を記録手段に記録し、検出した自らの位置が変化して所定の条件を満足した場合に、記録している受付情報を記録装置へ送信する。
この構成により、本発明では、受け付けた情報を保持し続ける必要がないので、情報保護に関する安全性を高めることが可能である等、優れた効果を奏する。しかも所定の領域への進入、所定の領域からの離脱、又は所定以上の距離の移動等の所定の条件を満足するまで受付情報を送信しないため、送信時期を制御して、処理負荷が低い時期に送信を行うことができるので、処理負荷の一時的な集中を防止することが可能である等、優れた効果を奏する。
また本発明は、第1領域及び第2領域で負荷の大きい処理を実行する場合で、第1領域から離脱し、かつ第2領域までの距離が所定長以上であるとき、第2領域に到達するまでの時間に送信処理を実行することができると判断して送信処理を行うことにより、処理負荷の一時的な集中を防止することが可能である等、優れた効果を奏する。なお第2領域までの距離を判定基準とするのではなく、第2領域までの所要時間が所定時間以上である場合に、受付情報を送信する様にしても良い。
さらに本発明は、記録装置と通信することが可能な携帯電話等の通信装置を更に備え、通信装置は、所持者の操作に基づいて、入力装置が記録している受付情報の消去を要求する消去命令を記録装置へ送信し、記録装置は、消去命令を入力装置へ送信する。そして入力装置は、受信した消去命令に基づいて記録している受付情報を送信する。
この構成により、本発明では、例えば入力装置に記録している受付情報を送信する前に、入力装置の紛失又は盗難があった場合でも、通信装置を用いた外部操作により、受付情報を消去することができるので、情報の漏洩を防止し、情報保護に関する安全性を高めることが可能である等、優れた効果を奏する。また消去の際に、消去命令に基づいて消去した受付情報を受け付けたことを示す各種履歴等の受付実績情報を記録することにより、入力装置を回収後、受付情報の再収集に係る利便性を向上させることが可能である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成例を概念的に示す説明図である。実施の形態1としては、需要者に供給するガス、電気、水道水等の供給物の供給量を計測すべく、需要者の住居に配設された計測装置が示す供給量を検針員が検針し、検針した供給量を、供給物を供給する事業体が管理するサーバコンピュータを用いた記録装置に記録する形態への適用を説明する。図1中1は、検針員が所持するハンディターミナル等の入力装置であり、入力装置1は、供給物の供給量を示す供給量情報等の受付情報の入力を受け付ける。また検針員は、携帯電話等の通信装置2を備えている。入力装置1及び通信装置2は、無線通信網等の通信網100を介して記録装置3と通信することが可能である。ただし入力装置1及び通信装置2間は、必ずしも通信可能に構成されている必要はない。
図2は、本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える各種装置の構成例を示すブロック図である。入力装置1は、装置全体を制御するCPU等の制御手段10と、各種コンピュータプログラム及びデータ等の様々な情報を記録するハードディスク、ROM、RAM等の記録手段11と、検針員の操作を受け付ける各種キー等の受付手段12と、各種情報を出力するモニタ、プリンタ等の出力手段13と、通信網100を介して記録装置3と通信する通信手段14と、自らの位置を検出するGPS(Global Positioning system) 等の位置検出手段15と、カレンダ及び時計として機能する計時手段16とを備えている。
記録手段11の記録領域の一部は、受付情報を記録する受付情報データベース(受付情報DB)11a、受付情報データベース11aから消去した受付情報を受け付けていたことを示す受付実績情報を記録する受付実績データベース(受付実績DB)11b、位置検出手段15が検出した位置の履歴を記録する位置履歴データベース(位置履歴DB)11c、受付情報の送信の可否の判定に用いる判定用情報を記録する判定用情報データベース(判定用情報DB)11d、受付情報の送信の可否の判定条件を記録する判定条件データベース(判定条件DB)11e等の各種データベースとして用いられている。
受付情報データベース11aに記録される受付情報とは、供給量を示す供給量情報、受付日時(検針日)を示す日時情報、需要者に関する住所、氏名、電話番号等の需要者情報等の様々な情報である。受付実績データベース11bに記録される実績情報とは、受付日時、消去日時、需要者情報等の情報であるが、特に需要者情報については、具体的な需要者を容易に特定することができない様な情報に変換することが望ましい。位置履歴データベース11cには、検出した位置が、例えば経度及び緯度を示す情報として、日時に対応付けて記録される。
判定用情報データベース11dには、検針すべき計測装置が配設された各領域の位置を示す複数の位置情報、位置情報が示す各領域間の距離を示す距離情報、位置情報が示す各領域間を移動する際の所要時間を示す所要時間情報等の情報が記録されている。なお後述する様に、位置情報、距離情報及び所要時間情報の全てが記録されている必要はない。なお位置情報としては、点により位置を示す情報であっても、また広がりを持つ領域として位置を示す情報であっても良い。領域としては、例えば計測装置が配設されている場所が設定されるが、一の計測装置が配設されている場所を一の領域として設定するだけでなく、集合住宅、住宅街等の複数の計測装置が密集して配設されている地域を一の領域として設定する様にしても良い。また計測装置が配設されていない例えば幹線道路も領域として設定される。判定条件データベース11eには、後述する様に領域に関連付けて受付情報の送信の可否を示す条件が記録されている。
受付手段12による受付情報の受付は、必ずしもキー入力である必要はなく、有線又は無線通信にて計測装置から受付情報を受け付ける様にしても良い。
通信装置2は、制御手段20、記録手段21、受付手段22、出力手段23、通信手段24、マイク等の音声入力手段25及びスピーカ等の音声出力手段26を備えている。記録手段21には、HTML等のページ記述言語で記述されたウェブページを閲覧する閲覧用ソフトウェアプログラム(ブラウザ)等の様々なコンピュータプログラムが記録されている。
記録装置3は、制御手段30、記録手段31及び通信手段32を備えている。記録手段31の記録領域の一部は、入力装置1から受信する受付情報を記録する受付情報データベース(受付情報DB)31a等の各種データベースとして用いられている。なお記録装置3が備える記録手段31の記録領域の一部を受付情報データベース31aとして用いるのではなく、記録装置3に接続する他の装置の記録領域を受付情報データベース31aとして用いる様にしても良い。
次に本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える各種装置の処理について説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置1の情報受付処理の一例を示すフローチャートである。検針員は、入力装置1を操作し、供給量情報等の受付情報を入力装置1に入力する。入力装置1は、制御手段10の制御により、受付手段12により、受付情報の入力を受け付け(S101)、受け付けた受付情報を受付情報データベース11aに記録する(S102)。検針員が検針処理を行う都度、入力装置1は、情報受付処理を実行する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置1及び記録装置3の受付情報記録処理の一例を示すフローチャートである。入力装置1は、制御手段10の制御により、位置検出手段15により、自らの位置を検出し(S201)、検出した位置を示す位置情報を、計時手段16が示す日時に対応付けて位置履歴データベース11cに記録する(S202)。
そして入力装置1は、制御手段10の制御により、位置履歴データベース11c、判定用情報データベース11d及び判定条件データベース11eを参照して、検出した位置の変化が所定の条件を満足するか否かを判定する(S203)。ステップS203にて判定する所定の条件とは、所定の領域への進入、所定の領域からの離脱、所定以上の距離の移動等の条件である。例えば所定の領域として、計測装置が配設されている位置を含む領域が判定条件データベース11eに設定されている場合、当該領域に進入してから離脱すると、検針が終了して次の検針場所への移動を開始し、受付情報を送信する条件を満足したと判定することができる。また検針時に計測装置が配設されている領域へ一度進入した後、例えば巡回に用いている自動車に一度戻ってから、再度当該領域へ進入することも考えられる。この様な場合、所定の領域からの離脱及び所定以上の距離の移動を論理積条件として設定することにより、自動車へ戻ることにより当該領域から離脱しても検針が終了したと誤判定することを防止することができる。さらに幹線道路を所定の領域として設定した場合、当該領域へ進入すると、検針が終了して移動を開始し、受付情報を送信する条件を満足したと判定することができる。このように領域への進入、離脱、移動距離等の条件を論理和演算及び論理積演算により複合的に組合せて様々な条件設定を行うことにより、計測装置が配設されている領域への進入及び検針終了後の移動を検出し、情報受付処理等の他の処理との実行と重ならない送信に好適な時期を判定することができる。
ステップS203において、所定の条件を満足していると判定した場合(S203:YES)、入力装置1は、制御手段10の制御により、受付情報データベース11aに記録している受付情報を、通信手段14から通信網100を介して記録装置3へ送信する(S204)。なお受付情報データベース11aに送信すべき受付情報が記録されていない場合、入力装置1は、ステップS201へ戻り、以降の処理を繰り返す。また受付情報が記録されている場合でも、記録されている受付情報が所定量以上である場合に限り、受付情報を送信する様にすることも可能である。
記録装置3は、制御手段30の制御により、通信手段32にて受付情報を受信し(S205)、受信した受付情報を受付情報データベース31aに記録し(S206)、受付情報の記録が完了したことを通知し、受付情報の消去を要求する消去命令を通信手段32から通信網100を介して入力装置1へ送信する(S207)。
入力装置1は、制御手段10の制御により、通信手段14にて消去命令を受信し(S208)、受信した消去命令に基づいて、受付情報データベース11aに記録している受付情報を消去し(S209)、消去命令に基づいて消去した受付情報を受け付けたことを示す受付実績情報を受付実績データベース11bに記録する(S210)。そしてステップS201へ戻り、以降の処理を繰り返す。なおステップS204にて受付情報を送信してから所定時間が経過しても消去命令を受信しない場合、通信環境が悪化していると判断し、次回の送信時に纏めて受付情報を送信すべく、ステップS201へ戻り、以降の処理を繰り返す。またステップS204の受付情報の送信中に情報受付処理等の他の処理が開始された場合、受付情報の送信を中断し、ステップS201へ戻り、以降の処理を繰り返す。
ステップS203において、所定の条件を満足していないと判定した場合(S203:NO)、入力装置1は、制御手段10の制御により、ステップS201へ戻り、以降の処理を繰り返す。この様にして入力装置1は、受付情報記録処理を繰り返し実行する。
受付情報記録処理のステップS203として説明した所定の条件を満足したか否かを判定する処理は、情報受付処理等の他の処理との実行と重ならない送信に好適な時期を判定する処理である。従って情報受付処理を終了後、次の情報受付処理を開始するまでの時間がどの程度かを考慮することにより、更に効率的な送信時期を判定することが可能となる。
図5は、本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置1の条件判定第1処理の一例を示すフローチャートである。ここで説明する条件判定第1処理とは、受付情報記録処理のステップS203として説明した所定の条件を満足したか否かを判定する処理の一例である。入力装置1は、制御手段10の制御により、位置履歴データベース11c、判定用情報データベース11d及び判定条件データベース11eを参照して、進入していた第1領域から離脱したか否かを判定する(S301)。ステップS301において、第1領域とは、計測装置が配設されている位置を含む領域である。
ステップS301において、第1領域から離脱したと判定した場合(S301:YES)、入力装置1は、制御手段10の制御により、判定用情報データベース11dに基づいて、第2領域までの距離を導出する(S302)。ステップS302において、第2領域とは、計測装置が配設されている位置を示す第1領域以外の領域であり、これから検針員が巡回すべき領域である。巡回すべき領域であるか否かの判定は、例えば判定条件データベース11eに検針員が巡回すべき領域を予め設定しておき、巡回すべき領域の中で一度進入後、離脱した領域を既に巡回した領域と見なし、巡回したと見なした領域を示すデータに巡回したことを示すフラグを立てることにより、既に巡回した領域か巡回すべき領域かを判定することができる。また巡回すべき領域が複数である場合、最も近い領域を第2領域と見なして判定する。距離の導出は、判定用情報データベース11dに記録されている第1領域の位置及び第2領域の位置間の距離を算出することで実行することができる。なお判定用情報データベース11dに各領域間の距離を示す距離情報が記録されている場合には、判定用情報データベース11dに記録されている距離情報にて示される第1領域及び第2領域間の距離を読み取ることにより、距離を導出することができる。また第1領域及び第2領域間の距離を導出するのではなく、検出した現在の位置から第2領域までの距離を導出する様にしても良い。
入力装置1は、制御手段10の制御により、導出した距離を予め設定している所定長と比較し、導出した距離が所定長以上であるか否かを判定する(S303)。ステップS303において、所定長以上である場合、第2領域に到達するまでの時間内に受付情報の送信を完了することができると判断するのである。なお送信する情報量に応じて通信時間が変わるので、受付情報データベース31aに記録されている受付情報の情報量に応じて、ステップS303の所定長を変更する様にしても良い。
ステップS303において、導出した距離が所定長以上であると判定した場合(S303:YES)、入力装置1は、制御手段10の制御により、所定の条件を満足したと判定する(S304)。そして入力装置1は、受付情報記録処理のステップS204以降の処理を実行する。
ステップS303において、導出した距離が所定長未満であると判定した場合(S303:NO)、又はステップS301において、第1領域から離脱していないと判定した場合(S301:NO)、入力装置1は、制御手段10の制御により、所定の条件を満足していないと判定する(S305)。そして入力装置1は、受付情報記録処理のステップS201以降の処理を実行する。
図6は、本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置1の条件判定第2処理の一例を示すフローチャートである。ここで説明する条件判定第2処理とは、受付情報記録処理のステップS203として説明した所定の条件を満足したか否かを判定する処理の一例である。入力装置1は、制御手段10の制御により、位置履歴データベース11c、判定用情報データベース11d及び判定条件データベース11eを参照して、進入していた第1領域から離脱したか否かを判定する(S401)。
ステップS401において、第1領域から離脱したと判定した場合(S401:YES)、入力装置1は、制御手段10の制御により、判定用情報データベース11dに基づいて、第2領域までの所要時間を導出する(S402)。ステップS402において、所要時間の導出は、判定用情報データベース11dに時間情報として記録されている第1領域及び第2領域間を移動する際の所要時間を読み取ることにより行われる。
入力装置1は、制御手段10の制御により、導出した所要時間を予め設定されている所定時間と比較し、導出した所要時間が所定時間以上であるか否かを判定する(S403)。ステップS403において、所定時間以上である場合、第2領域に到達するまでの時間内に受付情報の送信を完了することができると判断するのである。なお送信する情報量に応じて通信時間が変わるので、受付情報データベース31aに記録されている受付情報の情報量に応じて、ステップS403の所定時間を変更する様にしても良い。
ステップS403において、導出した所要時間が所定時間以上であると判定した場合(S403:YES)、入力装置1は、制御手段10の制御により、所定の条件を満足したと判定する(S404)。そして入力装置1は、受付情報記録処理のステップS204以降の処理を実行する。
ステップS403において、導出した所要時間が所定時間未満であると判定した場合(S403:NO)、又はステップS401において、第1領域から離脱していないと判定した場合(S401:NO)、入力装置1は、制御手段10の制御により、所定の条件を満足していないと判定する(S405)。そして入力装置1は、受付情報記録処理のステップS201以降の処理を実行する。
図7は、本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置1の条件判定第3処理の一例を示すフローチャートである。ここで説明する条件判定第3処理とは、受付情報記録処理のステップS203として説明した所定の条件を満足したか否かを判定する処理の一例である。入力装置1は、制御手段10の制御により、位置履歴データベース11c、判定用情報データベース11d及び判定条件データベース11eを参照して、進入していた第1領域から離脱したか否かを判定する(S501)。
ステップS501において、第1領域から離脱したと判定した場合(S501:YES)、入力装置1は、制御手段10の制御により、判定用情報データベース11dに基づいて、第2領域までの距離を導出し(S502)、導出した第2領域までの距離を、予め設定されている移動速度で除することにより、第2領域までの到達時間を算出する(S503)。ステップS503において、第2領域までの距離とは、第1領域及び第2領域間の距離であっても、検出した現在の位置から第2領域までの距離であっても良い。
入力装置1は、制御手段10の制御により、導出した所要時間を、受付情報の送信時間として予め設定されている所定時間と比較し、導出した所要時間が所定時間以上であるか否かを判定する(S504)。
ステップS504において、導出した所要時間が所定時間以上であると判定した場合(S504:YES)、入力装置1は、制御手段10の制御により、所定の条件を満足したと判定する(S505)。そして入力装置1は、受付情報記録処理のステップS204以降の処理を実行する。
ステップS504において、導出した所要時間が所定時間未満であると判定した場合(S504:NO)、又はステップS501において、第1領域から離脱していないと判定した場合(S501:NO)、入力装置1は、制御手段10の制御により、所定の条件を満足していないと判定する(S506)。そして入力装置1は、受付情報記録処理のステップS201以降の処理を実行する。
図8は、本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置1、通信装置2及び記録装置3の強制消去処理を示すフローチャートである。本発明の入力装置1は、受付情報データベース11aに記録した受付情報を送信する前に、紛失、盗難等の異常事態に遭遇した場合のために、遠隔操作で受付情報を強制消去することが可能である。強制消去をする方法として、検針員は、通信装置2を操作して、記録装置3にアクセスする。例えばウェブサーバコンピュータを用いて記録装置3を形成することにより、又はウェブサーバコンピュータを記録装置3に接続することにより、通信装置2から専用のウェブページを介して記録装置3にアクセスすることが可能となる。そして検針員は、ウェブページにて認証後、入力装置1又は自らのID等の識別情報を入力する操作を行う。
操作を受け付けた通信装置2は、制御手段20の制御により、入力装置1が記録している受付情報の消去を要求する消去命令を通信手段24から通信網100を介して記録装置3へ送信する(S601)。
記録装置3は、制御手段30の制御により、通信手段32にて消去命令を受信し(S602)、受信した消去命令に基づいて、受付情報データベース11aに記録している受付情報の消去を要求する消去命令を通信手段32から通信網100を介して入力装置1へ送信する(S603)。
入力装置1は、制御手段10の制御により、通信手段14にて消去命令を受信し(S604)、受信した消去命令に基づいて、受付情報データベース31aに記録している受付情報を消去し(S605)、消去命令に基づいて消去した受付情報を受け付けたことを示す受付実績情報を受付実績データベース11bに記録する(S606)。この様にして強制消去処理が実行される。
実施の形態2.
前記実施の形態1では、検針員が供給量情報を収集する形態を示したが、本発明はこれに限らず、巡回する作業者が様々な情報を収集する他の形態に展開することが可能である。実施の形態2では、巡回する作業者が情報を収集する形態について、幾つかの例を開示する。
(実施例1)
実施例1は、放送局、新聞社等の訪問集金を行う事業体の作業者が情報を収集する形態である。実施例1において、受付情報として収集する情報は、顧客住所、氏名、領収金額等の情報である。
(実施例2)
実施例2は、自動販売機の在庫及び売上管理を行う管理事業体の作業者が、様々な領域に設置された自動販売機から情報を収集する形態である。実施例2において、受付情報として収集する情報は、商品在庫情報、売上情報等の情報である。
(実施例3)
実施例3は、各家庭の電気設備、ガス設備、水道設備、各種電化製品の修理作業、更には改築作業の進捗を、管理事業体の作業者が様々な情報を収集する形態である。実施例3において、受付情報として収集する情報は、作業進捗状況を示す情報、手配部品を示す情報等の情報である。
(実施例4)
実施例4は、電力設備、水道設備、ビル設備等の設備の設備点検を行う点検管理事業体の作業者が様々な情報を収集する形態である。実施例4において、受付情報として収集する情報は、設備点検進捗状況を示す情報、点検結果を示す情報等の情報である。
(実施例5)
実施例5は、地方自治体の住民調査を行う調査員が様々な情報を収集する形態である。実施例5において、受付情報として収集する情報は、住民に関する様々な個人情報である。
(実施例6)
実施例6は、消防局の担当者が安全のための査察に係る様々な情報を収集する形態である。実施例6において、受付情報として収集する情報は、建造物の安全に係る情報、危険物の取扱及び保管に係る情報、災害対策調査結果等の情報である。
(実施例7)
実施例7は、訪問介護員の介護に係る様々な情報を収集する形態である。実施例7において、受付情報として収集する情報は、訪問先での介護報告、介護スケジュール等の情報である。
(実施例8)
実施例8は、保険、銀行、証券、リース、自動車、薬品、建材、石油、化粧品等の商品の営業を行う外交販売員が取引先での様々な情報を収集する形態である。実施例8において、受付情報として収集する情報は、取引先に関する情報、販売状況等の情報である。
実施の形態3.
本発明の通信システムは、巡回する作業者が情報を収集する形態以外にも適用することが可能である。実施の形態3は、タクシー料金のクレジットカード決済に適用する形態である。実施の形態3において、入力装置1は、クレジットカード決済用の端末装置である。タクシー料金をクレジットカードで決済するシステムに本発明を適用することにより、入力装置1(端末装置)にて読み取ったクレジットカード及びカード使用者に関する情報等の受付情報を入力装置1に長時間保持することなく記録装置3へ送信することができる。なお本発明の通信システムをタクシー料金のクレジットカード決済に適用する場合、位置検出手段15としてタクシーが予め備えているGPSを用いることも可能である。
本発明の通信システムをタクシー料金のクレジットカード決済に適用した場合、クレジットカードの情報、料金等の受付情報の入力は、タクシーの停車時に行われる。また受付情報の送信は、決済が完了し、修正等の追加操作が行われることがないタクシーの走行中に行うことが望ましい。そこで位置の変化に係る所定の第1条件として、所定以上の距離の移動を設定することができる。第1条件では、タクシーが走行を開始した時に、又は一定以上の距離を走行した時に受付情報を送信する。
位置の変化に係る所定の第2条件として、所定の領域への進入を設定することができる。第2条件では、幹線道路を所定の領域として設定することにより、タクシーが幹線道路に入って比較的遠距離の移動を開始した時に受付情報を送信する。また第2条件として幹線道路の本線を所定の領域として設定することができる。第2条件では、本線を所定の領域として設定することにより、例えば路側帯にて決済を完了し、移動を開始すべく幹線道路の本線に入った時に、受付情報を送信する。
位置の変化に係る所定の第3条件として、所定速度以上での移動を設定することができる。速度は、移動距離を時間で除することにより導出することができるので、位置の変化に関する値として取り扱うことができる。第3条件では、位置の変化に関する所定の条件として速度を設定することにより、タクシーが所定速度以上での走行を開始した時に受付情報を送信する。
実施の形態4.
実施の形態4は、自動車、自動二輪車等の乗用車両を用いて商品の宅配を行うビジネス形態にて、宅配先でのクレジットカード決済に適用する形態である。実施の形態4において、入力装置1はクレジットカード決済用の端末装置である。この様なビジネス形態に本発明を適用することにより、入力装置1(端末装置)にて読み取ったクレジットカード及びカード使用者に関する情報等の受付情報を入力装置1に長時間保持することなく記録装置3へ送信することができる。なお本発明の通信システムを適用する場合、位置検出手段15として乗用車両が予め備えているGPSを用いることも可能である。
本発明の通信システムを商品の宅配時のクレジットカード決済に適用した場合、クレジットカードの情報、料金等の受付情報の入力は、乗用車両の停車時に行われる。また受付情報の送信は、決済が完了し、修正等の追加操作が行われることがない乗用車両の走行中に行うことが望ましい。そこで位置の変化に係る所定の条件として実施の形態3で説明した第1条件乃至第3条件をそのまま本発明に適用することが可能である。
また位置の変化に係る条件として、一又は複数の宅配先を所定の領域として予め登録しておき、決済による受付情報の受け付けが行われた第1領域からの離脱を設定することが可能である。更に実施の形態1にて説明した条件判定第1処理乃至条件判定第3処理を適用することが可能であり、これにより第1領域を離脱してから第2領域へ入るまでの距離及び/又は時間に応じて受付情報の送信の可否を判定することが可能となる。
実施の形態5.
実施の形態5は、新幹線等の鉄道車両内での例えば販売用ワゴンを用いた車内移動販売におけるクレジットカード決済に適用する形態である。実施の形態4において、入力装置1はクレジットカード決済用の端末装置である。また走行中の鉄道車両内での車内移動販売では、位置情報として経度及び緯度等の絶対的な位置を示す情報ではなく、先頭車両、第2車両、第3車両等の車両を示す情報が位置情報として用いられる。この様に車両を示す位置情報を用いる場合、各車両に無線LANのアクセスポイント、位置情報を発信するBluetooth(登録商標)等の短距離無線装置を配置して、入力装置1と交信することにより、位置の検出を行うことができる。なお更に詳細に車両の前部、後部等の領域設定をすることも可能である。車内販売に本発明を適用することにより、入力装置1(端末装置)にて読み取ったクレジットカード及びカード使用者に関する情報、商品情報等の受付情報を入力装置1に長時間保持することなく記録装置3へ送信することができる。
本発明の通信システムを車内移動販売のクレジットカード決済に適用した場合、クレジットカードの情報、料金、商品コード等の受付情報の入力は、客室内で行われる。また受付情報の送信は、決済が完了し、修正等の追加操作が行われることがない車両のデッキ部で行うことが望ましい。
そこで位置の変化に係る所定の第1条件として、所定の領域への進入を設定することができる。第1条件では、デッキ部を所定の領域として設定することにより、販売員がデッキ部に入った時に受付情報を送信する。
位置の変化に係る所定の第2条件として、所定の領域からの離脱を設定することができる。第2条件では、客室内を所定の領域として設定することにより、販売員が客室内から離脱した時に受付情報を送信する。
位置の変化に係る所定の第3条件として、各車両の客室内を所定の領域として予め設定しておき、実施の形態1にて説明した条件判定第1処理乃至条件判定第3処理を適用することが可能であり、これにより第1領域を離脱してから第2領域へ入るまでの距離及び/又は時間に応じて受付情報の送信の可否を判定することが可能となる。
実施の形態6.
実施の形態6は、百貨店等の商業施設において、販売員が固定されている決済装置に立ち寄らずに顧客の近傍で決済を行うビジネス形態である。実施の形態5において、入力装置1は、決済用の端末装置である。この様なビジネス形態に本発明を適用することにより、入力装置1(端末装置)にて読み取った顧客に関する情報、商品に関する情報等の受付情報を入力装置1に長時間保持することなく記録装置3へ送信することができる。なお本発明の通信システムを適用する場合、位置検出手段15としては、室内で精度が落ちる可能性のあるGPSよりも、短距離無線装置を用いることが望ましい。
位置の変化に係る所定の条件として、所定の領域への進入を設定することができる。所定の領域としては、商業施設内の集金所等の所定の場所を設定することができる。
実施の形態7.
実施の形態7は、野球場、劇場、コンサートホール等の施設内での移動販売におけるクレジットカード決済に適用する形態である。実施の形態7において、入力装置1はクレジットカード決済用の端末装置である。この様な形態に本発明を適用することにより、入力装置1(端末装置)にて読み取ったクレジットカード及びカード使用者に関する情報等の受付情報を入力装置1に長時間保持することなく記録装置3へ送信することができる。
位置の変化に係る所定の条件として、所定の領域からの離脱を設定することができる。所定の領域としては、施設内の客席等の場所を設定することができる。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
供給物の供給量を示す供給量情報の入力を受け付ける入力装置と、該入力装置が受け付けた供給量情報を記録する記録装置とを用いた情報記録方法において、
前記入力装置は、
携帯型であり、
受け付けた供給量情報を記録し、
自らの位置を時系列で検出し、
検出した位置の変化が、所定の条件を満足したか否かを判定し、
所定の条件を満足したと判定した場合に、記録している供給量情報を、無線通信にて記録装置へ送信し、
該記録装置は、
受信した供給量情報を記録する
ことを特徴とする情報記録方法。
(付記2)
情報の入力を受け付ける携帯型の入力装置において、
自らの位置を検出する位置検出手段と、
受け付けた受付情報を記録する記録手段と、
前記位置検出手段が検出した位置の変化が、所定の条件を満足したか否かを判定する判定手段と、
所定の条件を満足したと判定した場合に、前記記録手段に記録している受付情報を他の装置へ送信する送信手段と
を備えることを特徴とする入力装置。
(付記3)
前記判定手段は、所定の領域への進入、所定の領域からの離脱、又は所定以上の距離の移動が行われた場合に、位置に関する所定の条件を満足したと判定する様に構成してあることを特徴とする付記2に記載の入力装置。
(付記4)
前記入力装置は、
夫々異なる複数の領域の位置に係る情報を記録したデータベースを更に備え、
前記判定手段は、
前記位置検出手段の検出により、第1領域から離脱したか否かを判定する手段と、
第1領域から離脱したと判定した場合に、前記データベースに基づいて、第2領域までの距離を導出する手段と
を備え、
導出した第2領域までの距離が、所定長以上であると判定した場合に、位置に関する所定の条件を満足したと判定する様に構成してある
ことを特徴とする付記2に記載の入力装置。
(付記5)
前記入力装置は、
夫々異なる複数の領域の位置、領域間の距離、又は領域間の移動に要する時間を記録したデータベースを更に備え、
前記判定手段は、
前記位置検出手段の検出により、第1領域から離脱したか否かを判定する手段と、
第1領域から離脱したと判定した場合に、前記データベースに基づいて、第2領域までの所要時間を導出する手段と
を備え、
導出した第2領域までの所要時間が、所定時間以上であると判定した場合に、位置に関する所定の条件を満足したと判定する様に構成してある
ことを特徴とする付記2に記載の入力装置。
(付記6)
前記入力装置は、
夫々異なる複数の領域の位置又は領域間の距離に係る情報を記録したデータベースを更に備え、
前記判定手段は、
前記位置検出手段の検出により、第1領域から離脱したか否かを判定する手段と、
第1領域から離脱したと判定した場合に、前記データベースに基づいて、第2領域までの距離を導出する手段と、
導出した第2領域までの距離に基づく到達時間を、記録手段に記録している受付情報の送信時間と比較する手段と
を備え、
到達時間が送信時間より長いと判定した場合に、位置に関する所定の条件を満足したと判定する様に構成してある
ことを特徴とする付記2に記載の入力装置。
(付記7)
前記送信手段が送信した受付情報を記録手段から消去する手段を更に備えることを特徴とする付記2乃至付記6のいずれかに記載の入力装置。
(付記8)
付記2乃至付記7のいずれかに記載の入力装置と、
該入力装置が受け付けた受付情報を記録する記録手段を有する記録装置と
を備え、
前記入力装置が備える送信手段は、記録している受付情報を前記記録装置へ送信する様に構成してあり、
前記記録装置が備える記録手段は、受信した受付情報を記録する様に構成してある
ことを特徴とする通信システム。
(付記9)
前記記録装置と通信する通信装置を更に備え、
該通信装置は、
前記入力装置が記録している受付情報の消去を要求する消去命令を前記記録装置へ送信する手段を備え、
該記録装置は、
受信した消去命令に基づいて、記録している受付情報の消去を要求する消去命令を前記入力装置へ送信する手段を更に備え、
該入力装置は、
受信した消去命令に基づいて、記録手段に記録している受付情報を消去する手段を更に備える
ことを特徴とする付記8に記載の通信システム。
(付記10)
該入力装置は、消去命令に基づいて消去した受付情報を受け付けたことを示す受付実績情報を記録する手段を更に備えることを特徴とする付記9に記載の通信システム。
本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成例を概念的に示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える各種装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置の情報受付処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置及び記録装置の受付情報記録処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置の条件判定第1処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置の条件判定第2処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置の条件判定第3処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る通信システムが備える入力装置、通信装置及び記録装置の強制消去処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 入力装置
11a 受付情報データベース
11b 受付実績データベース
11c 位置履歴データベース
11d 判定データベース
2 通信装置
3 記録装置
100 通信網

Claims (6)

  1. 供給物の供給量を示す供給量情報の入力を受け付ける入力装置と、該入力装置が受け付けた供給量情報を記録する記録装置とを用いた情報記録方法において、
    前記入力装置は、
    携帯型であり、
    受け付けた供給量情報を記録し、
    自らの位置を時系列で検出し、
    検出した位置の変化が、所定の条件を満足したか否かを判定し、
    所定の条件を満足したと判定した場合に、記録している供給量情報を、無線通信にて記録装置へ送信し、
    該記録装置は、
    受信した供給量情報を記録する
    ことを特徴とする情報記録方法。
  2. 情報の入力を受け付ける携帯型の入力装置において、
    自らの位置を検出する位置検出手段と、
    受け付けた受付情報を記録する記録手段と、
    前記位置検出手段が検出した位置の変化が、所定の条件を満足したか否かを判定する判定手段と、
    所定の条件を満足したと判定した場合に、前記記録手段に記録している受付情報を他の装置へ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする入力装置。
  3. 前記判定手段は、所定の領域への進入、所定の領域からの離脱、又は所定以上の距離の移動が行われた場合に、位置に関する所定の条件を満足したと判定する様に構成してあることを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記入力装置は、
    夫々異なる複数の領域の位置に係る情報を記録したデータベースを更に備え、
    前記判定手段は、
    前記位置検出手段の検出により、第1領域から離脱したか否かを判定する手段と、
    第1領域から離脱したと判定した場合に、前記データベースに基づいて、第2領域までの距離を導出する手段と
    を備え、
    導出した第2領域までの距離が、所定長以上であると判定した場合に、位置に関する所定の条件を満足したと判定する様に構成してある
    ことを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の入力装置と、
    該入力装置が受け付けた受付情報を記録する記録手段を有する記録装置と
    を備え、
    前記入力装置が備える送信手段は、記録している受付情報を前記記録装置へ送信する様に構成してあり、
    前記記録装置が備える記録手段は、受信した受付情報を記録する様に構成してある
    ことを特徴とする通信システム。
  6. 前記記録装置と通信する通信装置を更に備え、
    該通信装置は、
    前記入力装置が記録している受付情報の消去を要求する消去命令を前記記録装置へ送信する手段を備え、
    該記録装置は、
    受信した消去命令に基づいて、記録している受付情報の消去を要求する消去命令を前記入力装置へ送信する手段を更に備え、
    該入力装置は、
    受信した消去命令に基づいて、記録手段に記録している受付情報を消去する手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010079648A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Nippon Restaurant Enterprise Inc 列車内販売で使用する携帯式販売端末機、及び該携帯式販売端末機を使用した販売管理システム並びに方法
JP2010128590A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Chugoku Electric Power Co Inc:The 検針ターミナル及びこれを用いた検針システム
JP2017120485A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 東洋計器株式会社 検針用携帯装置、非接触検針方法、および既設の検針システムを用いた非接触検針方法
JP2017224877A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 日本電気株式会社 通信装置、データ収集方法、プログラム、および安否確認システム

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