JP2017120485A - 検針用携帯装置、非接触検針方法、および既設の検針システムを用いた非接触検針方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記メータの検針情報を無線通信により前記メータから収集する検針機と、
前記検針機で収集した前記検針情報を、無線通信により前記検針機から受け取る管理端末と、
を有し、
前記管理端末は、前記メータが設置されている需要家宅の需要家に関する需要家情報を記憶保持する管理端末記憶部を備え、
前記需要家情報には、前記需要家の少なくとも住所または氏名を含む個人情報と、前記需要家を識別するための識別情報あるいは前記需要家宅に設置されている前記メータを識別するための識別情報とが含まれており、
前記検針情報には前記識別情報が含まれており、
前記検針機は、前記需要家情報のうち、前記個人情報以外の情報であって、少なくとも前記識別情報を記憶保持する検針機記憶部を備えていることを特徴としている。
前記顧客情報管理装置は、前記需要家宅のそれぞれに関する需要家情報を記憶保持し、
各需要家情報には、各需要家の少なくとも住所または氏名を含む個人情報、各需要家を識別するために各需要家に割り当てた需要家識別情報、および、各メータを識別するために各メータに割り当てたメータ識別情報が少なくとも含まれており、
前記メータに非接触型のICチップを搭載し、当該ICチップに前記メータの検針情報を記憶保持させ、
前記ICチップの記憶情報を読み取り可能な無線通信機能を備えた検針機を用意し、
前記検針用端末装置に、前記検針機で収集した前記検針情報を無線通信により取り込み可能な機能を搭載し、
検針対象の各需要家宅に関する前記需要家情報を検針対象需要家情報と呼ぶものとすると、前記顧客情報管理装置から、前記検針対象需要家情報を前記検針用端末装置に供給して、当該検針用端末装置に記憶保持させ、
前記検針用端末装置から、前記検針対象需要家情報のうち、前記個人情報を除く情報であって、少なくとも前記需要家識別情報または前記メータ識別情報を含む情報を、前記検針機に供給して、当該検針機に記憶保持させ、
検針作業者に携帯させた前記検針用端末装置および前記検針機のうち、前記検針機を用いて、各需要家宅の前記メータの前記ICチップから、前記需要家識別情報および前記メータ識別情報のうちの少なくとも一方を含む検針情報を、無線通信により収集して、前記検針用端末装置に転送し、
前記検針用端末装置において、前記検針機から受け取った前記検針情報を記憶保持させ、
前記検針用端末装置から、当該検針用端末装置に記憶保持されている前記検針情報を前記顧客情報管理装置に供給することを特徴としている。
と、ガスの需要家宅5のそれぞれに設置されるガスメータ6(図においては表示を簡単にするために一軒の需要家宅のみを示してある。)から基本的に構成されている。
号73を検針機9に記憶保持する。なお、矢印Aで示すように、顧客情報管理装置3から直接に、検針機9に対して最小限情報70を送信することも可能である。
。
ここで、顧客情報管理装置3から管理端末8に提供される検針対象顧客情報7Aは、例えば次の情報が相互にひも付けされた状態で含まれる。これらは一例であり、検針対象顧客情報7Aに含まれる情報がこれらの情報に限定されることを意図したものではない。
メータ番号 :需要家毎宅に設置されたメータの識別用コード
個人情報 :住所/氏名/電話番号等の顧客管理用の個人情報
前回指針値 :前回検針時のメータ指針値(当月使用量算出用)
前回料金 :前回検針時の使用量や請求金額(および支払い状況等)
機器情報 :設置されているメータや付帯機器の情報
(機種/設置年月/検定有効期限など)
料金計算情報:料金計算に必要な情報(基本料金/従量単価等)
また、ガスメータ6の側から検針機9に収集される検針情報15、あるいは、検針機9から顧客情報管理装置3に供給される検針情報15には、例えば次の情報が含まれる。これらは一例であり、検針情報15に含まれる情報が、これらの情報に限定されることを意図したものではない。
メータ番号 :需要家毎宅に設置されたメータの識別用コード
メータ検針値 :需要家毎宅に設置されたメータの検針結果
各種分計値 :曜日(時間帯)別、用途別に分けて計った値
データ収集時刻:今回の各種データ収集時刻
各種保安情報 :データ収集時点でメータが保持している保安情報
(検針端末に内蔵の時計機能でのデータ収集時刻)
各種保守情報 :検針端末の電池状態、メータの電池状態等
上記構成のシステム1は、既設の検針システムの検針用端末装置(検針用ハンディターミナル)に検針機9などを付加することにより、比較的容易かつ廉価に構築することが可能である。すなわち、検針作業者に検針用端末装置を携帯させて、各需要家宅に設置されているガスの使用量を計測するガスメータの検針を行い、検針用端末装置(検針用ハンディターミナル)で収集した検針情報を、顧客情報管理装置3に供給して一括管理する既設の検針システムを用いる場合には、例えば、次のようにすればよい。
なお、図4には、上記の例における管理端末8と検針機9の双方の機能を備えた携帯電話型の検針用携帯端末を備えた非接触検針システムの例を示すシステム構成図である。この構成の非接触検針システム100では次の手順により検針情報の収集などが行われる。
a)検針に必要な複数の顧客情報を顧客情報管理端末101から携帯用検針端末103に転送し、当該携帯用検針端末103に保存する。顧客情報管理端末101と携帯用検針端末103の間の情報の授受は無線(非接触)でも有線(接触)でも良く、必要に応じて図に示すように、通信装置102を用いても良い。
b)検針に必要な顧客情報をインターネットや電話回線等の回線網104を利用して顧客情報管理端末101から携帯用検針端末103に転送する。
a)ガスメータ107の検針値(検針実施時のリアルタイム値、または通信装置105が一定間隔で収集して記憶している値)。
b)ガスメータ107の保安情報(検針実施時のリアルタイム値、または通信装置105が一定間隔で収集して記憶している値)。
c)ガスメータ107のボンベ残量情報(LPGの場合。検針実施時のリアルタイム値、または通信装置105が一定間隔で収集して記憶している値)。
d)ガスメータ107の各種動作条件。
e)通信装置105の各種動作条件、および時計補正。
f)補助装置(分計装置)106の各種動作条件。
a)携帯用検針端末103に保存した複数の顧客の情報を検針作業者が顧客情報管理端末101まで携帯用検針端末103を持って行って転送。
b)収集した各種情報をインターネットや電話回線等の回線網104を利用して通信で転送。
2 管理会社
3 顧客情報管理装置
4 検針用携帯装置
5 需要家宅
6 ガスメータ
7 需要家情報(顧客情報)
7A 検針対象顧客情報
8 管理端末
9 検針機
11 管理端末制御部
12 管理端末記憶部
13 管理端末通信部
14 入出力部
15 検針情報
16 検針機制御部
17 検針機記憶部
18 検針機通信部
19 入出力部
21 計測部
22 分計部
23 記憶部
24 制御部
25 通信部
26 検針端末(ICチップ)
31 制御部
32 顧客データベース
33 通信部
34 入出力部
70 最小限情報
71 個人情報
72、81 顧客ID(需要家識別情報)
73、82 メータ番号
Claims (16)
- 各需要家宅に設置されているガス、水道水または電気の使用量を計測するメータの検針を行うために検針作業者が携帯する検針用携帯装置であって、
前記メータの検針情報を無線通信により前記メータから収集する検針機と、
前記検針機で収集した前記検針情報を、無線通信により前記検針機から受け取る管理端末と、
を有し、
前記管理端末は、前記メータが設置されている需要家宅の需要家に関する需要家情報を記憶保持する管理端末記憶部を備え、
前記需要家情報には、前記需要家の少なくとも住所または氏名を含む個人情報と、前記需要家を識別するための識別情報あるいは前記需要家宅に設置されている前記メータを識別するための識別情報とが含まれており、
前記検針情報には前記識別情報が含まれており、
前記検針機は、前記需要家情報のうち、前記個人情報以外の情報であって、少なくとも前記識別情報を記憶保持する検針機記憶部を備えていることを特徴とする検針用携帯装置。 - 請求項1において、
前記検針機は、前記検針情報に含まれている前記識別情報が前記検針機記憶部に記憶保持されている前記識別情報に一致する場合にのみ、当該検針情報を収集する検針機制御部を備えている検針用携帯装置。 - 請求項1または2において、
前記検針機は、前記検針情報を前記管理端末に転送した後は当該検針情報を消去する検針用携帯装置。 - 請求項1、2または3において、
前記管理端末は、前記検針情報に含まれている前記識別情報が前記管理端末記憶部に記憶保持されている前記識別情報に一致する場合にのみ、当該検針情報を前記管理端末記憶部に記憶保持させる管理端末制御部を備えている検針用携帯装置。 - 請求項4において、
前記検針機制御部は、1台の前記メータから前記検針情報を収集する毎に、当該検針情報を前記管理端末に転送し、
前記管理端末制御部は、前記検針情報を順次に前記管理端末記憶部に記憶保持させ、当該管理端末記憶部に記憶保持されている前記検針情報を、外部入力指令に基き、外部出力する検針用携帯装置。 - 請求項4において、
前記管理端末は帳票印刷部を備えており、
前記管理端末制御部は、前記帳票印刷部を駆動制御して、前記需要家情報および前記検針情報を含む情報が印刷された帳票を印刷して出力させる印刷制御機能を備えている検針用携帯装置。 - 検針作業者に携帯させた検針用携帯装置を用いて、各需要家宅に設置されているガス、水道水または電気の使用量を計測するメータの検針を行い、検針結果を顧客情報管理装置において一括管理する非接触検針方法であって、
前記顧客情報管理装置は、前記需要家宅のそれぞれに関する需要家情報を記憶保持し、
各需要家情報には、少なくとも、各需要家の少なくとも住所または氏名を含む個人情報、各需要家を識別するために各需要家に割り当てた需要家識別情報、および、各メータを識別するために各メータに割り当てたメータ識別情報を含め、
前記検針用携帯装置は、管理端末と検針機に分けられており、
検針対象の各需要家宅に関する前記需要家情報を検針対象需要家情報と呼ぶものとすると、前記顧客情報管理装置は、前記検針対象需要家情報を前記管理端末に供給し、前記管理端末は受け取った前記検針対象需要家情報を記憶保持し、
前記管理端末は、前記検針対象需要家情報のうち、前記個人情報を除く情報であって、少なくとも前記需要家識別情報または前記メータ識別情報を含む情報を、前記検針機に供給し、前記検針機は受け取った前記情報を記憶保持し、
前記検針機は、各需要家宅の前記メータから、前記需要家識別情報および前記メータ識別情報のうちの少なくとも一方を含む検針情報を、無線通信により収集して前記管理端末に転送し、
前記管理端末は、前記検針機から受け取った前記検針情報を記憶保持し、
前記管理端末は、外部指令入力に基き、当該管理端末に記憶保持されている前記検針情報を前記顧客情報管理装置に供給することを特徴とする非接触検針方法。 - 請求項7において、
前記検針機は、当該検針機に記憶保持されている前記需要家識別情報あるいは前記メータ識別情報に一致する前記需要家識別情報あるいは前記メータ識別情報が含まれている前記検針情報のみを、前記管理端末に転送する非接触検針方法。 - 請求項7または8において、
前記検針機は、前記検針情報を前記管理端末に転送した後は当該検針情報を消去する非接触検針方法。 - 請求項9において、
前記管理端末は、前記検針機から受け取った前記検針情報のうち、当該管理端末に記憶保持されている前記需要家識別情報あるいは前記メータ識別情報に一致する前記需要家識別情報あるいは前記メータ識別情報が含まれている前記検針情報のみを記憶保持する非接触検針方法。 - 請求項10において、
前記管理端末は、外部指令入力に基き、記憶保持されている前記需要家情報および当該需要家情報に対応する前記検針情報を含む情報が印刷された帳票を作成して出力する非接触検針方法。 - 検針作業者に検針用端末装置を携帯させて、各需要家宅に設置されているガス、水道水または電気の使用量を計測するメータの検針を行い、前記検針用端末装置で収集した検針情報を、顧客情報管理装置に供給して一括管理する既設の検針システムを用いた非接触検針方法であって、
前記顧客情報管理装置は、前記需要家宅のそれぞれに関する需要家情報を記憶保持し、
各需要家情報には、各需要家の少なくとも住所または氏名を含む個人情報、各需要家を識別するために各需要家に割り当てた需要家識別情報、および、各メータを識別するために各メータに割り当てたメータ識別情報が少なくとも含まれており、
前記メータに非接触型のICチップを搭載し、当該ICチップに前記メータの検針情報を記憶保持させ、
前記ICチップの記憶情報を読み取り可能な無線通信機能を備えた検針機を用意し、
前記検針用端末装置に、前記検針機で収集した前記検針情報を無線通信により取り込み可能な機能を搭載し、
検針対象の各需要家宅に関する前記需要家情報を検針対象需要家情報と呼ぶものとする
と、前記顧客情報管理装置から、前記検針対象需要家情報を前記検針用端末装置に供給して、当該検針用端末装置に記憶保持させ、
前記検針用端末装置から、前記検針対象需要家情報のうち、前記個人情報を除く情報であって、少なくとも前記需要家識別情報または前記メータ識別情報を含む情報を、前記検針機に供給して、当該検針機に記憶保持させ、
検針作業者に携帯させた前記検針用端末装置および前記検針機のうち、前記検針機を用いて、各需要家宅の前記メータの前記ICチップから、前記需要家識別情報および前記メータ識別情報のうちの少なくとも一方を含む検針情報を、無線通信により収集して、前記検針用端末装置に転送し、
前記検針用端末装置において、前記検針機から受け取った前記検針情報を記憶保持させ、
前記検針用端末装置から、当該検針用端末装置に記憶保持されている前記検針情報を前記顧客情報管理装置に供給することを特徴とする既設の検針システムを用いた非接触検針方法。 - 請求項12において、
前記検針機は、当該検針機に記憶保持されている前記需要家識別情報あるいは前記メータ識別情報に一致する前記需要家識別情報あるいは前記メータ識別情報が含まれている前記検針情報のみを、前記検針用端末装置に転送する既設の検針システムを用いた非接触検針方法。 - 請求項12または13において、
前記検針機は、前記検針情報を前記検針用端末装置に転送した後は当該検針情報を消去する既設の検針システムを用いた非接触検針方法。 - 請求項14において、
前記検針用端末装置は、前記検針機から受け取った前記検針情報のうち、当該管理端末に記憶保持されている前記需要家識別情報あるいは前記メータ識別情報に一致する前記需要家識別情報あるいは前記メータ識別情報が含まれている前記検針情報のみを記憶保持する既設の検針システムを用いた非接触検針方法。 - 請求項15において、
前記検針用端末装置は、外部指令入力に基き、記憶保持されている前記需要家情報および当該需要家情報に対応する前記検針情報を含む情報が印刷された帳票を作成して出力する既設の検針システムを用いた非接触検針方法。
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