JP2001285967A - 計測値管理システム、通信回線中継装置、通信回線通信装置、記録媒体、及び伝送媒体 - Google Patents

計測値管理システム、通信回線中継装置、通信回線通信装置、記録媒体、及び伝送媒体

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JP2001285967A
JP2001285967A JP2000099978A JP2000099978A JP2001285967A JP 2001285967 A JP2001285967 A JP 2001285967A JP 2000099978 A JP2000099978 A JP 2000099978A JP 2000099978 A JP2000099978 A JP 2000099978A JP 2001285967 A JP2001285967 A JP 2001285967A
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Japan
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communication
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communication line
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JP2000099978A
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English (en)
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Yasuhiro Ide
康弘 井出
Hiroaki Izuma
弘昭 出馬
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス、電気、及び水道水等の消費対象物の消
費量の計測値の管理に要する人件費及び設備費等の費用
を削減することが可能な計測値管理システム、通信回線
中継装置、通信回線通信装置、記録媒体、及び伝送媒体
を提供する。 【解決手段】 安価で送信出力の低い計測器用通信装置
50を、消費対象物の消費量を計測する消費量計測器4
0に接続して検針情報を送信し、消費者が管理する携帯
電話等の通信回線通信装置20を用いて受信した検針情
報を、通信すべき通信情報に付加して通信業者が管理す
る通信回線中継装置10へ送信し、通信回線中継装置1
0では通信情報から分離した通信情報を、エネルギ業者
が管理する管理装置30へ検針情報を送信し、管理装置
30では受信した検針情報に含まれる計測値を管理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ガス、電気、及び水道水等の
消費対象物の消費量を計測した計測値を管理する計測値
管理システム、そのシステムに用いられる通信回線中継
装置及び通信回線通信装置、その通信回線中継装置を実
現するためのプログラムが記録されている記録媒体、並
びにその通信回線通信装置を実現するためのプログラム
の伝送に使用するものである伝送媒体に関し、特に消費
対象物に対する料金の計算を目的として計測値を管理す
る計測値管理システム、通信回線中継装置、通信回線通
信装置、記録媒体、及び伝送媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス、電気、及び水道水等の消費対象物
を消費者に供給するエネルギ業者は、消費対象物の消費
者に対し供給した消費対象物に対して徴収すべき料金を
計算する場合、消費者の住居に設置され消費対象物の消
費量を計測する消費量計測器が示す計測値を確認し、確
認した計測値を消費者と対応付けて、エネルギ業者が管
理する管理装置に記録し、管理装置に記録した計測値に
基づいて消費者から徴収すべき料金を計算する。
【0003】消費量を確認する方法としては、代表的な
2つの方法があり、第1の方法は、消費量計測器が示す
計測値を、エネルギ業者側の検針員が出向いて読み取
り、読み取った計測値を管理装置に入力するという方法
である。
【0004】また第2の方法は、消費量計測器に計測器
用通信装置を取り付け、取り付けた計測器用通信装置に
計測値を取り込み、取り込んだ計測値を、例えば電信柱
等の建造物に固定された中継装置へ送信し、中継装置を
中継して管理装置まで送信し、管理装置は受信した計測
値を記録するという方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の第
1の方法では、検針員に対する人件費が必要であり、そ
の費用が消費対象物の料金に付加され、料金が高く設定
されることになるという問題がある。
【0006】また従来の第2の方法では、人件費は不要
であるものの、中継装置まで計測値を送信する程度の送
信出力を備えた計測器用通信装置というのは高額な装置
であり、しかも数多くの中継装置を設置しなければなら
ないため、システム全体に要する費用は高額なものにな
るという問題がある。
【0007】なお従来の第2の方法において、送信出力
を下げて計測器用通信装置の費用を抑制することは可能
であるが、その場合、各住居から送信される微弱な送信
電波を検出するために中継装置の設置台数を増やさなけ
ればならず、システム全体に要する費用が必ずしも抑制
される訳ではないという問題がある。
【0008】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、安価で送信出力の低いBluetooth等の
無線インターフェースを使用した計測器用通信装置を、
消費量計測器に接続し、消費量計測器が示す計測値を計
測器用通信装置から検針情報として送信し、送信された
検針情報を、消費者が管理する携帯電話等の通信回線通
信装置により受信し、通信回線通信装置では、電話回線
等の通信回線を用いての通信情報の通信時に、検針情報
を通信情報に付加して、通信業者が管理する通信回線中
継装置へ送信し、通信回線中継装置では、通信情報から
検針情報を分離して管理装置へ送信することにより、エ
ネルギ業者にとっては検針員の人件費及び各種装置の設
置等の諸費用を抑制することが可能であり、またそれを
料金割引というかたちで消費者に還元することができる
ので、消費者にとっては、従来より低い料金で消費対象
物を得ることが可能であり、更には通信業者にとっても
新たなサービスとして他社との差別化ができる計測値管
理システム、そのシステムに用いられる通信回線中継装
置及び通信回線通信装置、その通信回線中継装置を実現
するための記録媒体、及びその通信回線通信装置を実現
するためのプログラムの伝送に使用するものである伝送
媒体の提供を主たる目的とする。
【0009】さらに通信回線通信装置で、検針情報を受
信してから長時間経過及び特定の期日に到達等の所定条
件を満たすまで、通信情報の送信が行われない場合、通
信情報に付加することなく検針情報を管理装置へ送信す
ることにより、通信回線を用いた通信が長期間行われな
い場合でも、期日内での検針情報の送信を保証する計測
値管理システム等の提供を他の目的とする。
【0010】また通信回線通信装置から計測器用通信装
置へ、検針日等の所定日に消費量計測器から計測値を取
り込むことを要求することにより、期日期間中の計測を
保証する計測値管理システム等の提供を更に他の目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る計測値管
理システムは、消費対象物の消費量を計測する消費量計
測器と、該消費量計測器が示す計測値を管理する管理装
置とを備える計測値管理システムにおいて、前記消費量
計測器に接続し、情報の送受信を行う計測器用通信装置
と、通信回線を用いた通信を行う通信回線通信装置とを
備え、前記計測器用通信装置は、前記消費量計測器が示
す計測値を含む検針情報を送信する手段を備え、前記通
信回線通信装置は、受信した検針情報を、通信回線を介
して管理装置へ送信する手段を備え、前記管理装置は、
受信した検針情報に含まれる計測値、及び検針情報を受
信した受信状況に基づいて、消費対象物に対する料金を
計算する手段を備えることを特徴とする。
【0012】第1発明に係る計測値管理システムでは、
消費量計測器に接続した計測器用通信装置により検針情
報を送信し、消費者が管理する携帯電話等の通信回線通
信装置を用いて、受信した検針情報を、電話回線等の通
信回線を介してエネルギ業者が管理する管理装置へ検針
情報を送信することにより、エネルギ業者にとっては、
検針員による検針が不要であるため人件費の削減が可能
であり、しかも既設の通信回線を介して検針情報を送信
することにより、通信設備の設置費用を抑制することが
可能であり、またこれらの諸費用の抑制を料金割引とい
うかたちで消費者に還元することにより、消費者にとっ
ては、従来より低い料金で消費対象物を得ることが可能
である。
【0013】第2発明に係る計測値管理システムは、消
費対象物の消費量を計測する消費量計測器と、該消費量
計測器が示す計測値を管理する管理装置とを備える計測
値管理システムにおいて、前記消費量計測器に接続し、
情報の送受信を行う計測器用通信装置と、通信回線を用
いた通信を行う通信回線通信装置とを備え、前記計測器
用通信装置は、消費量計測器が示す計測値を取り込む手
段と、該計測値に、識別情報及び前記管理装置を示す送
信先情報を付加して検針情報を生成する手段と、該検針
情報を送信する手段とを備え、前記通信回線通信装置
は、受信した検針情報に含まれる識別情報を検証する手
段と、該識別情報が自機に対応付けられていることが検
証された場合に、検針情報を記録する手段と、該検針情
報に含まれる送信先情報が示す管理装置へ、検針情報を
送信する手段とを備え、前記管理装置は、受信した検針
情報に含まれる計測値及び識別情報、並びに検針情報を
受信した受信状況を対応付けて記録する手段と、該計測
値及び受信状況に基づいて、消費対象物に対する料金を
計算する手段とを備えることを特徴とする。
【0014】第2発明に係る計測値管理システムでは、
安価で送信出力の低いBluetooth等の無線イン
ターフェースを使用した計測器用通信装置を消費量計測
器に接続して検針情報を送信し、消費者が管理する携帯
電話等の通信回線通信装置を用いて、受信した検針情報
を、電話回線等の通信回線を介してエネルギ業者が管理
する管理装置へ検針情報を送信することにより、エネル
ギ業者にとっては、検針員による検針が不要であるため
人件費の削減が可能であり、しかも送信出力の低い計測
器用通信装置を使用し、携帯電話等の普及率の高い通信
回線通信装置を中継装置として通信回線を介して検針情
報を送信することにより、通信設備の設置費用を抑制す
ることが可能であり、またこれらの諸費用の抑制を料金
割引というかたちで消費者に還元することにより、消費
者にとっては、従来より低い料金で消費対象物を得るこ
とが可能である。
【0015】第3発明に係る計測値管理システムは、消
費対象物の消費量を計測する消費量計測器と、該消費量
計測器が示す計測値を管理する管理装置とを備える計測
値管理システムにおいて、前記消費量計測器に接続し、
情報の送受信を行う計測器用通信装置と、通信回線を用
いた通信を行う通信回線通信装置と、該通信回線通信装
置の通信を中継する通信回線中継装置とを備え、前記計
測器用通信装置は、前記消費量計測器が示す計測値を取
り込む手段と、該計測値に、前記消費量計測器を特定す
る識別情報、及び前記管理装置を示す送信先情報を付加
して検針情報を生成する手段と、該検針情報を送信する
手段とを備え、前記通信回線通信装置は、受信した検針
情報に含まれる識別情報を検証する手段と、該識別情報
が自機に対応付けられていることが検証された場合に、
検針情報を記録する手段と、該検針情報を、通信回線を
用いて通信すべき通信情報に付加する手段と、該通信情
報を、前記通信回線中継装置へ送信する手段とを備え、
前記通信回線中継装置は、受信した通信情報に検針情報
が付加されているか否かを検出する手段と、該検出によ
り検針情報が付加されていると判別した場合に、通信情
報から検針情報を分離する手段と、該検針情報に含まれ
る送信先情報が示す前記管理装置へ、検針情報を送信す
る手段とを備え、前記管理装置は、受信した検針情報に
含まれる識別情報及び計測値を対応付けて記録する手段
を備えることを特徴とする。
【0016】第3発明に係る計測値管理システムでは、
安価で送信出力の低いBluetooth等の無線イン
ターフェースを使用した計測器用通信装置を消費量計測
器に接続して検針情報を送信し、消費者が管理する携帯
電話等の通信回線通信装置を用いて、受信した検針情報
を、通信時に通信業者が管理する通信回線中継装置へ送
信し、通信回線中継装置から、エネルギ業者が管理する
管理装置へ検針情報を送信することにより、エネルギ業
者にとっては、検針員による検針が不要であるため人件
費の削減が可能であり、しかも送信出力の低い計測器用
通信装置を使用し、携帯電話等の普及率の高い通信回線
通信装置を中継装置として通信回線を介して検針情報を
送信することにより、通信設備の設置費用を抑制するこ
とが可能であり、また通信業者にとっても新たなサービ
スとして他社との差別化が可能である。
【0017】第4発明に係る計測値管理システムは、第
3発明において、前記通信回線通信装置は、時刻指示回
路と、該時刻指示回路により示される所定条件を満たす
まで、受信した検針情報を付加すべき通信情報の送信が
行われない場合、検針情報に含まれる送信先情報が示す
前記管理装置へ、検針情報を送信する手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0018】第4発明に係る計測値管理システムは、通
信情報の送信が行われない場合でも、検針情報を受信し
てから長時間経過したとき、及び特定の期日に到達した
とき等の所定条件を満たしたときに、通信情報に付加す
ることなく検針情報を管理装置へ送信することにより、
通信回線を用いた通信が長期間行われなくても、期日内
での検針情報の送信を保証することが可能である。
【0019】第5発明に係る計測値管理システムは、第
2発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記通信回線
通信装置は、日付指示回路と、該日付指示回路が所定日
を示す場合に、前記計測器用通信装置へ計測値取込要求
を送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0020】第5発明に係る計測値管理システムでは、
通信回線通信装置から計測器用通信装置へ、検針日等の
所定日に消費量計測器から計測値を取り込むことを要求
することにより、計測器用通信装置は、定められた検針
期間中に消費量計測器が示している計測値を取り込むの
で、期間中の計測を保証することが可能である。
【0021】第6発明に係る通信回線中継装置は、通信
回線を用いた通信を行う通信回線通信装置の通信を中継
する通信回線中継装置において、通信回線を用いて通信
すべく前記通信装置から送信された通信情報に、送信先
となる装置を示す送信先情報が含まれた付加情報が付加
されているか否かを検出する手段と、該検出により付加
情報が付加されていると判別した場合に、通信情報から
付加情報を分離する手段と、該付加情報に含まれる送信
先情報が示す装置へ、付加情報を送信する手段とを備え
ることを特徴とする。
【0022】第6発明に係る通信回線中継装置では、消
費量計測器が測定した消費対象物の消費量の計測値を示
す検針情報等の付加情報が付加された通信情報を、顧客
が管理する携帯電話等の通信回線通信装置から受信した
場合に、通信情報から付加情報を分離し、付加情報を指
定された装置、例えば付加情報が検針情報の場合、エネ
ルギ業者が管理する管理装置へ送信することにより、通
信業者にとっては新たなサービスを顧客に提供すること
が可能である。
【0023】第7発明に係る通信回線通信装置は、通信
回線を用いた通信を中継する通信回線中継装置と通信す
ることが可能な通信手段を備える通信回線通信装置にお
いて、装置を特定する識別情報を含む送信情報を受信し
た場合に、該送信情報に含まれる識別情報を検証する手
段と、該識別情報が自機に対応付けられていることが検
証されたときに、送信情報を記録する手段と、該送信情
報を、通信回線を用いて通信すべき通信情報に付加する
手段と該通信情報を、前記通信回線中継装置へ送信する
手段とを備えることを特徴とする。
【0024】第7発明に係る通信回線通信装置では、消
費量計測器が測定した消費対象物の消費量の計測値を示
す検針情報等の送信情報を受信した場合に、受信した送
信情報を通信情報に付加し、通信回線を介して通信回線
中継装置へ送信することにより、例えば計測値を送信情
報とした場合、エネルギ業者は、検針員による検針が不
要となるため人件費等の諸費用の削減が可能であり、ま
たこれにより通信回線通信装置を管理する消費者に対
し、消費対象物の料金割引というかたちで還元するとい
うような新たなサービスを提供することが可能である。
【0025】第8発明に係るコンピュータでの読み取り
が可能な記録媒体は、通信回線を用いた通信を行う通信
回線通信装置と通信する手段を備えるコンピュータに、
通信回線を用いた通信を中継させるプログラムを記録し
てある、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体に
おいて、コンピュータに、通信回線を用いて通信すべく
前記通信装置から送信された通信情報に、送信先となる
装置を示す送信先情報が含まれた付加情報が付加されて
いるか否かを検出させるプログラムコード手段と、コン
ピュータに、検出により付加情報が付加されていると判
別された場合に、通信情報から付加情報を分離するプロ
グラムコード手段と、コンピュータに、分離した付加情
報に含まれる送信先情報が示す装置へ、付加情報を送信
させるプログラムコード手段とを含むコンピュータプロ
グラムを記録してあることを特徴とする。
【0026】第8発明に係るコンピュータでの読み取り
が可能な記録媒体では、記録されているプログラムを通
信業者が管理するコンピュータにて実行することで、消
費量計測器が測定した消費対象物の消費量の計測値を示
す検針情報等の付加情報が付加された通信情報を、顧客
が管理する携帯電話等の通信回線通信装置から受信した
場合に、通信情報から付加情報を分離し、付加情報を指
定された装置、例えば付加情報が検針情報の場合、エネ
ルギ業者が管理する管理装置へ送信することにより、通
信業者にとっては新たなサービスを顧客に提供すること
が可能である。
【0027】第9発明に係るコンピュータプログラムの
伝送に使用するものである伝送媒体は、通信回線を用い
た通信を中継する通信回線中継装置と、通信情報の通信
を行うことが可能な通信手段を備えるコンピュータに、
通信に関する処理を行わせるプログラムの伝送に使用す
る伝送媒体において、コンピュータに、装置を特定する
識別情報を含む送信情報を受信した場合に、該送信情報
に含まれる識別情報を検証させるプログラムコード手段
と、コンピュータに、該識別情報が自機に対応付けられ
ていることが検証されたときに、送信情報を、通信回線
を用いて送信すべき通信情報に付加させるプログラムコ
ード手段とを含むコンピュータプログラムの伝送に使用
するものであることを特徴とする。
【0028】第9発明に係るコンピュータプログラムの
伝送に使用するものである伝送媒体では、Java等の
プログラミング言語にて記述されたコンピュータプログ
ラムを、携帯電話等の通信回線を用いた通信に使用され
るコンピュータへ伝送し、該コンピュータに実行させる
ことにより、消費量計測器が測定した消費対象物の消費
量の計測値を示す検針情報等の送信情報を受信した場合
に、受信した送信情報を通信情報に付加し、通信回線を
介して通信回線中継装置へ送信することにより、例えば
計測値を送信情報とした場合、エネルギ業者は、検針員
による検針が不要となるため人件費等の諸費用の削減が
可能であり、またこれにより通信回線通信装置を管理す
る消費者に対し、消費対象物の料金割引というかたちで
還元するというような新たなサービスを提供することが
可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明の計測値管
理システムの概念を示す説明図であり、図2は本発明の
計測値管理システムの構成を示すブロック図である。図
中10は電話回線等の通信回線を用いた通信事業を行う
通信業者が管理するホストコンピュータを用いた本発明
の通信回線中継装置であり、通信回線中継装置10は、
通信業者の顧客が管理する携帯電話等の通信端末用コン
ピュータを用いた本発明の通信回線通信装置20が通信
回線100を介して通信する場合に、通信情報の中継を
行う。
【0030】また通信回線100には、ガス、電気、及
び水道水等の消費対象物を供給するエネルギ業者が管理
する管理装置30が接続されており、管理装置30は、
消費者に供給する消費対象物の消費量を示す計測値及び
料金等の各種データを管理している。
【0031】そして消費者(通信業者の顧客)が居住す
る住居200には、ガス、電気、及び水道水等の消費対
象物の消費量を示す消費量計測器40が設置されてお
り、消費量計測器40には、Bluetooth等の無
線インターフェースを使用して情報の送受信を行う計測
器用通信装置50が接続されている。
【0032】通信回線中継装置10は、本発明の通信回
線中継装置用のプログラム及びデータ等の情報を記録し
たCD−ROM等の記録媒体60から、プログラム及び
データ等の情報を読み取るCD−ROMドライブ等の補
助記憶手段12、並びに補助記憶手段12により読み取
られたプログラム及びデータ等の情報を記録するハード
ディスク等の記録手段13を備えている。
【0033】そして記録手段13からプログラム及びデ
ータ等の情報を読み取り、情報を記憶するRAM14に
記憶してCPU11により実行することで、ホストコン
ピュータは、本発明の通信回線中継装置10として動作
する。
【0034】さらに通信回線中継装置10は、通信回線
100を介して、通信回線通信装置20及び管理装置3
0等の通信装置と通信する通信手段15、キーボード及
びマウス等の入力手段16、並びにモニタ及びプリンタ
等の出力手段17を備えている。
【0035】通信回線通信装置20は、通信処理及び音
声処理等の各種処理を制御するCPU21、各種処理に
必要なプログラム及び各種データ等の情報を記録する記
録部22、並びにRAM23を備え、記録部22から本
発明のプログラム及びデータ等の情報を読み取り、RA
M23に記憶してCPU21により実行することで、通
信端末用コンピュータは、本発明の通信回線通信装置2
0として動作する。
【0036】そしてCPU21は、計測器用通信装置5
0と無線による情報の送受信を行う無線インターフェー
スである無線通信部24を制御しており、第1アンテナ
A1を介した無線通信が行われる。
【0037】またCPU21は、音声信号の入出力及び
送受信を制御する通信制御部25を制御しており、通信
制御部25は、通信回線100を利用したデジタル音声
信号及び電子メール等の情報を、第2アンテナA2を介
して送受信する通信回線送受信部26と、デジタル音声
信号をアナログ音声信号に変換してスピーカSから出力
し、マイクMから入力されたアナログ音声信号をデジタ
ル音声信号に変換する音声処理部27とを制御する。
【0038】なお通信回線通信装置20として、PHS
(Personal Handyphone System)を用いて、デュアルモ
ードで使用する場合には、無線通信部24及び通信回線
送受信部26は一つの通信部であってもよい。
【0039】さらにCPU21は、時刻指示回路28及
び日付指示回路29を制御し、また電話番号及び各種命
令等のキー入力を行うキー部Kから入力を受け付け、キ
ー入力された情報及び送受信する情報等の各種情報を表
示する表示部Dに必要な情報を表示させる。なお時刻指
示回路28及び日付指示回路29は一つの日時指示回路
であってもよい。
【0040】また記録部22にはインターネット接続及
び電子メール送受信用のソフトウエアプログラムが記録
されており、更に記録部22に記録される本発明のプロ
グラム及びデータ等の情報は、例えば管理装置30に記
録されているJava等のプログラミング言語にて記述
されたプログラム及びデータ等の情報を、各種装置、通
信線、及び搬送波等の伝送媒体で構成される通信回線1
00を伝送させ、第2アンテナA2から取り込むことに
より得られる。
【0041】管理装置30は、通信回線中継装置10と
ほぼ同様の構成であり、CPU31、記録手段32、R
AM33、通信手段34、入力手段35、出力手段3
6、並びに日付及び時刻を示す日時指示回路37を備え
ており、記録手段32の記録領域の一部は、消費対象物
の消費量に対する料金に関する情報を記録する料金情報
データベース301、及び通信回線通信装置用のプログ
ラム及びデータ等の情報を記録する記録媒体302とし
て用いられている。
【0042】図3は本発明の計測値管理システムに用い
られる管理装置30が備える料金情報データベース30
1の記録内容を示す概念図である。料金情報データベー
ス301には、料金に関する情報が各消費者に対応付け
られたレコードとして記録されており、該レコードに
は、消費者を特定する識別情報、消費対象物を使用した
月を示す使用月、計測値、計測値受信日、割引率
(料)、及び料金等の各月毎にデータが記録される項目
が含まれている。
【0043】消費量計測器40は、消費対象物の消費量
を計測する計測部41、及び計測器用通信装置50に接
続し、計測部41により計測した計測値を送り出す接続
部42を備えている。
【0044】計測器用通信装置50は、各種処理プログ
ラムを実行すべくCPU51、記録部52、及びRAM
53を備え、更に消費量計測器40に接続して計測値を
取り込む接続部54、取り込んだ計測値を含む検針情報
等の各種情報の送受信を行う通信部55、及び日時指示
回路56を備えている。
【0045】次に本発明の計測値管理システムにおける
各装置の処理を図4及び図5に示すフローチャートを用
いて説明する。通信回線通信装置20では、日付指示回
路29が示す月日を検出し(S101)、検出した月日
が予め定められている計測要求日であると判断した場合
(S102:Y)、計測を要求する日に到達していると
判断し、計測器用通信装置50へ計測値取込要求を送信
する(S103)。なおステップS102において、検
出した月日が計測要求日でないと判断した場合(S10
2:N)、ステップS103以降の処理は行われず、ス
テップS101に戻る。
【0046】図6は本発明の計測値管理システムにおい
て、通信回線通信装置20から計測器用通信装置50へ
送信される計測値取込要求のデータ構成を示す概念図で
ある。図6に示すように計測値取込要求は、取込要求命
令及び識別情報を含んでおり、識別情報としては、送信
元である通信回線通信装置20そのものを特定する通信
回線通信装置識別情報、当該通信回線通信装置20を管
理する消費者を特定するための消費者ID、住所、電話
番号、及び氏名等の消費者識別情報、送信先である計測
器用通信装置50を識別する計測器用通信装置識別情
報、並びに送信先である計測器用通信装置50が接続さ
れている消費量計測器40を識別する消費量計測器識別
情報等の各種の識別情報が用いられる。
【0047】計測器用通信装置50では、計測値取込要
求を受信し(S104)、受信した計測値取込要求に含
まれる識別情報を読み取り(S105)、読み取った識
別情報が、記録部52に記録されている識別情報に合致
するか否かを検証し(S106)、合致すると判断した
場合(S107:Y)、受信した計測値取込要求は正当
な要求であると判断し、消費量計測器40が示す計測値
を取り込む(S108)。なおステップS107におい
て、合致しないと判断した場合(S107:N)、受信
した計測値取込要求は正当な要求でないと判断して、計
測値取込を拒否し(S109)、以降の処理は行わな
い。
【0048】そしてステップS108にて取り込んだ計
測値に、消費量計測器40を特定する消費量計測器識別
情報等の識別情報、及び計測値の最終的な送信先となる
管理装置30を示す送信先情報を付加した検針情報を生
成し(S110)、生成した検針情報を送信する(S1
11)。
【0049】図7は本発明の計測値管理システムにおい
て、計測器用通信装置50から送信される検針情報のデ
ータ構成を示す概念図である。図7に示すように検針情
報は、識別情報、計測値、計測日時、及び送信先情報を
含んでいる。識別情報としては、消費量計測器40を特
定し、しかも当該検針情報を受信すべき通信回線通信装
置20に対応付けられる情報、即ち消費量計測器識別情
報、通信回線通信装置20を特定する通信回線通信装置
識別情報、及び消費者を特定するための消費者識別情報
等の各種の識別情報が用いられる。
【0050】計測値及び計測日時は、消費量計測器40
から取り込んだ計測値、及び該計測値を取り込んだ日時
を夫々示している。送信先情報は、計測値の最終的な送
信先となる管理装置30を示す電話番号及びアドレス情
報等の情報である。
【0051】そして通信回線通信装置20では、検針情
報を受信し(S112)、受信した検針情報に含まれる
識別情報を読み取り(S113)、読み取った識別情報
を検証し(S114)、検証した識別情報が自機に対応
付けられた消費量計測器識別情報、通信回線通信装置識
別情報、及び消費者情報等の識別情報であると判断した
場合(S115:Y)、受信した検針情報は正当である
と判断して、検針情報を記録部22に記録し(S11
6)、検針情報を受信したことを示す検針情報受信情報
を計測器用通信装置50へ送信する(S117)。なお
ステップS114で検証した識別情報が、自機に対応し
ていないと判別した場合(S115:N)、受信した検
針情報は正当でないと判断して、検針情報を消去し(S
118)、以降の処理は行わない。また通信回線通信装
置20では、ステップS112において、検針情報を受
信した後、受信した検針情報を表示部Dに表示させ、消
費者が表示された検針情報を確認したことを示す入力を
受け付けた場合にステップS113以降の処理を行うよ
うにしてもよい。
【0052】計測器用通信装置50では、検針情報受信
情報を受信し(S119)、検針情報の送信を停止する
(S120)。
【0053】通信回線通信装置20では、消費者が通常
通話、電子メール送受信、及びインターネット利用等の
目的により、通信回線100に接続して、通話情報及び
電子メール等の通信情報を送信する場合、送信すべき通
信情報に、記録部22に記録している検針情報を付加し
(S121)、検針情報を付加した通信情報を、通信回
線中継装置10へ送信する(S122)。
【0054】通信回線中継装置10では、通信情報を受
信し(S123)、受信した通信情報に検針情報が付加
されているか否かを検出する(S124)。ステップS
124の検出により、検針情報が付加されていると判断
した場合(S125:Y)、通信情報から検針情報を分
離し(S126)、分離した検針情報に含まれる送信先
情報を読み取り(S127)、読み取った送信先情報に
示されている管理装置30へ、検針情報を送信する(S
128)。ステップS124の検出により、検針情報が
付加されていないと判断した場合(S125:N)、通
信情報は通常の通話及び電子メール等の通信を目的とし
た情報として処理される(S129)。なおステップS
126において検針情報を分離した後の通信情報につい
ても、通常の通話及び電子メールとの通信を目的とした
情報として処理される。
【0055】管理装置30では、検針情報を受信し(S
130)、受信した検針情報に含まれる計測値及び識別
情報、並びに検針情報を受信した日付等の受信状況を対
応付けて、料金情報データベース301に記録する(S
131)。
【0056】そして料金情報データベース301に記録
している計測値及び受信状況に基づいて、供給した消費
対象物に対する料金を計算し(S132)、計算した料
金を識別情報により特定される消費者に課金する処理を
行う(S133)。
【0057】受信状況に対する料金計算としては、所定
期間内に検針情報を受信した場合に、大きい割引率で料
金計算を行い、その期間より遅れた場合には、小さい割
引率で料金計算をするというように、受信状況に応じて
様々な割引計算を行う。
【0058】次に本発明の計測値管理システムにおける
通信回線通信装置20の検針情報単独送信処理について
図8に示すフローチャートを用いて説明する。通信回線
通信装置20では、ステップS116において、計測器
用通信装置50から受信した検針情報を記録後、時刻指
示回路28が示す時刻を検出して(S201)、一定時
間経過及び特定時刻到達等の所定条件を満たしているか
否かを判別し(S202)、所定条件を満たしている場
合、以下に示す検針情報単独送信処理を実施する。
【0059】なおステップS122における通信情報の
送信が行われる場合、ステップS201〜S202の処
理は中断される。即ち検針情報を記録後、所定条件を満
たすまで通信情報の送信が行われない場合に、検針情報
単独送信処理が実施される。
【0060】また時刻指示回路28が示す時刻を検出す
る替わりに、日付指示回路29が示す日付を検出して、
一定期間経過及び特定日到達等の月日に関する条件を所
定条件としてもよい。
【0061】検針情報単独送信処理として、検針情報に
含まれる送信先情報を読み取り(S203)、読み取っ
た送信先情報に示されている管理装置30へ、電子メー
ル等の形式により通信回線中継装置10を介して、検針
情報を送信する(S204)。
【0062】なお検針情報を受信した管理装置30にて
行われる処理については、通信情報に付加された検針情
報を受信した場合の処理と同様であるので、その説明を
省略する。
【0063】前記実施の形態としては、一種類の消費対
象物について計測値を管理する形態を示したが、本発明
はこれに限らず、複数の消費対象物の計測値を管理する
形態、例えば複数の消費量計測器に一台の計測器用通信
装置を接続する形態、及び複数の消費量計測器の夫々に
計測器用通信装置を接続して、夫々の装置から検針情報
を送信し、通信回線通信装置にて、一つの検針情報に纏
める形態等の形態を用いてもよく、また複数の消費対象
物の計測値を一つの検針情報として送信した場合には、
管理装置において、それを受信状況の一要素としてとら
え、更に割引を行うようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る計測値管
理システム、通信回線中継装置、通信回線通信装置、記
録媒体、及び伝送媒体では、安価で送信出力の低いBl
uetooth等の無線インターフェースを使用した計
測器用通信装置を消費量計測器に接続して検針情報を送
信し、消費者が管理する携帯電話等の通信回線通信装置
を用いて受信した検針情報を、通信時に通信業者が管理
する通信回線中継装置へ送信し、通信回線中継装置か
ら、エネルギ業者が管理する管理装置へ検針情報を送信
することにより、エネルギ業者にとっては、検針員によ
る検針が不要であるため人件費の削減が可能であり、し
かも送信出力の低い計測器用通信装置を使用し、携帯電
話等の普及率の高い通信回線通信装置を中継装置として
通信回線を介して検針情報を送信することにより、通信
設備の設置費用を抑制することが可能であり、またこれ
らの諸費用の抑制を料金割引というかたちで消費者に還
元することにより、消費者にとっては、従来より低い料
金で消費対象物を得ることが可能であり、更に通信業者
にとっても新たなサービスとして他社との差別化が可能
である等、優れた効果を奏する。
【0065】また本発明では、通信情報の送信が行われ
ない場合でも、検針情報を受信してから長時間経過した
とき、及び特定の期日に到達したとき等の所定条件を満
たしたときに、通信情報に付加することなく検針情報を
管理装置へ送信することにより、通信回線を用いた通信
が長期間行われなくても、期日内での検針情報の送信を
保証することが可能である等、優れた効果を奏する。
【0066】さらに本発明では、通信回線通信装置から
計測器用通信装置へ、検針日等の所定日に消費量計測器
から計測値を取り込むことを要求することにより、計測
器用通信装置は、定められた検針期間中に消費量計測器
が示している計測値を取り込むので、期間中の計測を保
証することが可能である等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計測値管理システムの概念を示す説明
図である。
【図2】本発明の計測値管理システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の計測値管理システムに用いられる管理
装置が備える料金情報データベースの記録内容を示す概
念図である。
【図4】本発明の計測値管理システムの各装置の処理を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の計測値管理システムの各装置の処理を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の計測値管理システムにおいて、通信回
線通信装置から計測器用通信装置へ送信される計測値取
込要求データの構成を示す概念図である。
【図7】本発明の計測値管理システムにおいて、計測器
用通信装置から送信される検針情報のデータ構成を示す
概念図である。
【図8】本発明の計測値管理システムにおける通信回線
通信装置の検針情報単独送信処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 通信回線中継装置 15 通信手段 20 通信回線通信装置 22 記録部 24 無線通信部 25 通信制御部 26 通信回線送受信部 28 時刻指示回路 29 日付指示回路 30 管理装置 32 記録手段 34 通信手段 37 日時指示回路 40 消費量計測器 41 計測部 42 接続部 50 計測器用通信装置 52 記録部 54 接続部 55 日時指示回路 56 通信部 60 記録媒体 100 通信回線(伝送媒体) 200 住居 301 料金情報データベース 302 記録媒体
フロントページの続き Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AA33 AB02 AB05 BB01 BC02 CC01 CC12 DE13 GG01 GG08 5K048 AA05 BA36 CA08 DA02 DB01 DC01 DC03 EA11 EB02 EB03 EB10 EB11 FB09 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21 5K101 KK12 LL01 LL03 LL05 LL12 MM07 NN03 NN18 NN21 NN34 NN36 NN37 TT06 UU16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費対象物の消費量を計測する消費量計
    測器と、該消費量計測器が示す計測値を管理する管理装
    置とを備える計測値管理システムにおいて、 前記消費量計測器に接続し、情報の送受信を行う計測器
    用通信装置と、 通信回線を用いた通信を行う通信回線通信装置とを備
    え、 前記計測器用通信装置は、前記消費量計測器が示す計測
    値を含む検針情報を送信する手段を備え、 前記通信回線通信装置は、受信した検針情報を、通信回
    線を介して管理装置へ送信する手段を備え、 前記管理装置は、受信した検針情報に含まれる計測値、
    及び検針情報を受信した受信状況に基づいて、消費対象
    物に対する料金を計算する手段を備えることを特徴とす
    る計測値管理システム。
  2. 【請求項2】 消費対象物の消費量を計測する消費量計
    測器と、該消費量計測器が示す計測値を管理する管理装
    置とを備える計測値管理システムにおいて、 前記消費量計測器に接続し、情報の送受信を行う計測器
    用通信装置と、 通信回線を用いた通信を行う通信回線通信装置とを備
    え、 前記計測器用通信装置は、 消費量計測器が示す計測値を取り込む手段と、 該計測値に、識別情報及び前記管理装置を示す送信先情
    報を付加して検針情報を生成する手段と、 該検針情報を送信する手段とを備え、 前記通信回線通信装置は、 受信した検針情報に含まれる識別情報を検証する手段
    と、 該識別情報が自機に対応付けられていることが検証され
    た場合に、検針情報を記録する手段と、 該検針情報に含まれる送信先情報が示す管理装置へ、検
    針情報を送信する手段とを備え、 前記管理装置は、 受信した検針情報に含まれる計測値及び識別情報、並び
    に検針情報を受信した受信状況を対応付けて記録する手
    段と、 該計測値及び受信状況に基づいて、消費対象物に対する
    料金を計算する手段とを備えることを特徴とする計測値
    管理システム。
  3. 【請求項3】 消費対象物の消費量を計測する消費量計
    測器と、該消費量計測器が示す計測値を管理する管理装
    置とを備える計測値管理システムにおいて、 前記消費量計測器に接続し、情報の送受信を行う計測器
    用通信装置と、 通信回線を用いた通信を行う通信回線通信装置と、 該通信回線通信装置の通信を中継する通信回線中継装置
    とを備え、 前記計測器用通信装置は、 前記消費量計測器が示す計測値を取り込む手段と、 該計測値に、前記消費量計測器を特定する識別情報、及
    び前記管理装置を示す送信先情報を付加して検針情報を
    生成する手段と、 該検針情報を送信する手段とを備え、 前記通信回線通信装置は、 受信した検針情報に含まれる識別情報を検証する手段
    と、 該識別情報が自機に対応付けられていることが検証され
    た場合に、検針情報を記録する手段と、 該検針情報を、通信回線を用いて通信すべき通信情報に
    付加する手段と、 該通信情報を、前記通信回線中継装置へ送信する手段と
    を備え、 前記通信回線中継装置は、 受信した通信情報に検針情報が付加されているか否かを
    検出する手段と、 該検出により検針情報が付加されていると判別した場合
    に、通信情報から検針情報を分離する手段と、 該検針情報に含まれる送信先情報が示す前記管理装置
    へ、検針情報を送信する手段とを備え、 前記管理装置は、受信した検針情報に含まれる識別情報
    及び計測値を対応付けて記録する手段を備えることを特
    徴とする計測値管理システム。
  4. 【請求項4】 前記通信回線通信装置は、 時刻指示回路と、 該時刻指示回路により示される所定条件を満たすまで、
    受信した検針情報を付加すべき通信情報の送信が行われ
    ない場合、検針情報に含まれる送信先情報が示す前記管
    理装置へ、検針情報を送信する手段とを備えることを特
    徴とする請求項3に記載の計測値管理システム。
  5. 【請求項5】 前記通信回線通信装置は、 日付指示回路と、 該日付指示回路が所定日を示す場合に、前記計測器用通
    信装置へ計測値取込要求を送信する手段とを備えること
    を特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の
    計測値管理システム。
  6. 【請求項6】 通信回線を用いた通信を行う通信回線通
    信装置の通信を中継する通信回線中継装置において、 通信回線を用いて通信すべく前記通信装置から送信され
    た通信情報に、送信先となる装置を示す送信先情報が含
    まれた付加情報が付加されているか否かを検出する手段
    と、 該検出により付加情報が付加されていると判別した場合
    に、通信情報から付加情報を分離する手段と、 該付加情報に含まれる送信先情報が示す装置へ、付加情
    報を送信する手段とを備えることを特徴とする通信回線
    中継装置。
  7. 【請求項7】 通信回線を用いた通信を中継する通信回
    線中継装置と通信することが可能な通信手段を備える通
    信回線通信装置において、 装置を特定する識別情報を含む送信情報を受信した場合
    に、該送信情報に含まれる識別情報を検証する手段と、 該識別情報が自機に対応付けられていることが検証され
    たときに、送信情報を記録する手段と、 該送信情報を、通信回線を用いて通信すべき通信情報に
    付加する手段と該通信情報を、前記通信回線中継装置へ
    送信する手段とを備えることを特徴とする通信回線通信
    装置。
  8. 【請求項8】 通信回線を用いた通信を行う通信回線通
    信装置と通信する手段を備えるコンピュータに、通信回
    線を用いた通信を中継させるプログラムを記録してあ
    る、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体におい
    て、 コンピュータに、通信回線を用いて通信すべく前記通信
    装置から送信された通信情報に、送信先となる装置を示
    す送信先情報が含まれた付加情報が付加されているか否
    かを検出させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、検出により付加情報が付加されている
    と判別された場合に、通信情報から付加情報を分離する
    プログラムコード手段と、 コンピュータに、分離した付加情報に含まれる送信先情
    報が示す装置へ、付加情報を送信させるプログラムコー
    ド手段とを含むコンピュータプログラムを記録してある
    ことを特徴とするコンピュータでの読み取りが可能な記
    録媒体。
  9. 【請求項9】 通信回線を用いた通信を中継する通信回
    線中継装置と、通信情報の通信を行うことが可能な通信
    手段を備えるコンピュータに、通信に関する処理を行わ
    せるプログラムの伝送に使用する伝送媒体において、 コンピュータに、装置を特定する識別情報を含む送信情
    報を受信した場合に、 該送信情報に含まれる識別情報を検証させるプログラム
    コード手段と、 コンピュータに、該識別情報が自機に対応付けられてい
    ることが検証されたときに、送信情報を、通信回線を用
    いて送信すべき通信情報に付加させるプログラムコード
    手段とを含むコンピュータプログラムの伝送に使用する
    ものであることを特徴とする伝送媒体。
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