JP5264806B2 - 課金装置、課金方法及びプログラム - Google Patents

課金装置、課金方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5264806B2
JP5264806B2 JP2010052034A JP2010052034A JP5264806B2 JP 5264806 B2 JP5264806 B2 JP 5264806B2 JP 2010052034 A JP2010052034 A JP 2010052034A JP 2010052034 A JP2010052034 A JP 2010052034A JP 5264806 B2 JP5264806 B2 JP 5264806B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
collected
life
time
determined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010052034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011186827A (ja
Inventor
勉 籔内
伸洋 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2010052034A priority Critical patent/JP5264806B2/ja
Publication of JP2011186827A publication Critical patent/JP2011186827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5264806B2 publication Critical patent/JP5264806B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

この発明は、情報提供者からの情報提供に対する報酬を課金する課金装置、課金方法及びプログラムに関する。
近年、多数の情報提供者から提供される生活情報を蓄積して統計処理し、その統計データを情報受信者に提供するシステムが提案されている。このシステムを使用することで、情報受信者は提供された統計データをもとにマーケティング処理等を行うことが可能となる。
ところで、この種のシステムには、情報提供者からの情報提供に対し報酬金額を計算して支払う機能を備えたシステムがある。例えば、特許文献1には、各マルチアングル端末の主画面で視聴されているアングル映像のユーザ数を集計し、当該集計された視聴率に基づき視聴率の最高の部分を繋げて編集映像を生成する映像配信システムにおいて、マルチアングル端末で視聴したユーザのユーザ情報及び映像編集装置で生成された編集映像を別のユーザによって視聴されたときの視聴記録を記憶し、記憶された視聴記録に基づき、編集映像を生成したときに協力したマルチアングル端末のユーザにキャッシュバック情報を送信する技術が記載されている。
特開2009−207181号公報
ところが、上記特許文献1に記載されたシステムでは、単に高視聴率の映像を編集するために協力したユーザを対象に無条件に報酬を支払うようにしている。このため、上記従来の技術を、多数の情報提供者から提供される生活情報を集計処理するシステムにそのまま適用すると、生活情報が有効とされる時間又は場所において提供されなかった場合にも、当該生活情報の提供に対し報酬が支払われることになり、この結果有効性の高い生活情報を効果的に収集することができず、また収集した生活情報に対する費用効果が低下するという問題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、生活情報が有効とされる状況の下で収集されるようにし、これにより統計情報の品質向上と対費用効果の向上を図った課金装置、課金方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の1つの観点は、複数の情報提供者の各々が、第1及び第2の端末を併用して送信する第1及び第2の生活情報を通信ネットワークを介して収集し、この収集された第1及び第2の生活情報をもとに統計情報を生成して情報受信端末へ送信するシステムで使用される課金装置、課金方法及びプログラムにあって、上記生活情報の有効収集回数に対応付けて報酬を表す情報を記憶する課金条件記憶手段を用意する。そして、上記第1の端末から第1の生活情報が収集された時点から予め設定された時間内に上記第2の端末から第2の生活情報が収集されたか否かを判定し、これにより収集されたと判定された場合に当該第2の生活情報を有効な情報と判定して、この有効と判定された回数を計数する。そして、この有効と判定された回数の計数値をもとに、当該計数値に対応する報酬を表す情報を上記課金条件記憶手段から読み出して出力するようにしたものである。
したがって、一人の情報提供者が第1の端末から第1の生活情報を送信してから、予め設定された時間内に第2の端末から第2の生活情報を送信した場合に、当該第2の生活情報は有効な情報と判定され、この有効と判定された回数が課金条件記憶手段に記憶された課金条件を満たしていれば当該情報提供者に対し報酬が与えられる。
すなわち、情報提供者が第1及び第2の端末を併用して所定時間差内に続けて生活情報を送信した場合に、当該生活情報が有効な情報と判断されて課金対象となる。このため、情報提供者は自ずと上記した条件を満たすように生活情報を送信するようになり、この結果有効性の高い生活情報の収集量が増えて、高品質の統計情報を情報受信者に提供することが可能となる。また、有効性の高い生活情報の割合が増加することで、対費用効果を高めることが可能となる。
すなわちこの発明によれば、生活情報が有効とされる状況の下で収集されるようになり、これにより統計情報の品質向上と対費用効果の向上を図った課金装置、課金方法及びプログラムを提供することができる。
この発明の一実施形態に係わる情報仲介システムの概略構成図。 この発明の一実施形態に係わる情報仲介サーバ及び課金サーバの構成を示すブロック図。 図2に示した情報仲介サーバによる定期情報受信処理の手順と処理内容を示すフローチャート。 図2に示した情報仲介サーバによる不定期情報受信処理の手順と処理内容を示すフローチャート。 図2に示した課金サーバによる有効収集回数計数処理の手順と処理内容を示すフローチャート。 図2に示した課金サーバによる課金処理の手順と処理内容を示すフローチャート。 図2に示した課金サーバに設けられる最終収集時刻記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 図2に示した課金サーバに設けられる有効収集回数記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 図2に示した課金サーバに設けられる課金条件記憶部に記憶される課金条件の一例を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる情報仲介システムの構成を示す図である。このシステムは、一般ユーザが所有する情報端末UT1〜UTn及びGPS(Global Positioning System)端末GT1〜GTnを、通信ネットワークNWを介して情報仲介サーバISVに接続可能としている。またそれと共に、統計情報の取得要求元となる、メーカや販売会社、広告代理店等の情報受信者が使用する情報受信端末CT1〜CTmを、通信ネットワークNWを介して情報仲介サーバISVに接続可能としている。情報受信端末CT1〜CTmは例えばパーソナル・コンピュータからなる。さらに、上記情報仲介サーバISVには課金サーバCSVが接続されている。
GPS端末GT1〜GTnは、定期情報提供端末として動作するもので、図示しないGPS衛星から送信されるGPS信号を受信して緯度と経度により表される位置情報を計算し、この計算された位置情報を第1の生活情報として情報仲介サーバISVへ送信する処理を、予め決められたサンプリング周期で定期的に実行する。なお、上記第1の生活情報には、上記位置情報に加え、情報提供者の識別情報(ユーザID)と、上記位置情報の計測時刻情報と、サンプリング周期を示す情報が挿入される。また、上記定期的に実行される位置情報の計算及び送信処理は、例えばプライバシの保護のために情報提供者が停止操作を行った場合には一時的に停止される。
情報端末UT1〜UTnは、不定期情報提供端末として動作するもので、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末、パーソナル・コンピュータ等の固定情報端末からなる。情報端末UT1〜UTnは、情報提供者の操作に応じて、例えば蓄積された通話履歴等の提供情報を第2の生活情報として情報仲介サーバISVへ送信する処理を、不定期に実行する。なお、上記第2の生活情報には、上記通話履歴等の提供情報に加え、情報提供者の識別情報(ユーザID)と、上記通話履歴の作成時刻を示す情報が挿入される。
なお、通信ネットワークNWは、IP(Internet Protocol)網と、このIP網にアクセスするためのアクセス網とから構成される。アクセス網としては、光公衆通信網、携帯電話網、LAN(Local Area Network)、無線LAN、CATV(Cable Television)網等が用いられる。
ところで、情報仲介サーバISV及び課金サーバCSVは次のように構成される。図2はその構成を示すブロック図である。
先ず情報仲介サーバISVは、例えば通信事業者が運営するもので、入出力ユニット1と、送受信ユニット2と、制御ユニット3を備えている。
入出力ユニット1は、キーボード及びマウス等を備えた入力デバイスと、ディスプレイ等の表示デバイスと、磁気ディスク、光ディスク或いはフラッシュメモリ等の外部記憶媒体の情報を読み込むドライバを備え、課金処理に必要な課金条件を表す情報を入力設定するために使用される。
送受信ユニット2は、上記情報提供端末UT1〜UTn、GPS端末GT1〜GTn及び情報受信端末CT1〜CTmとの間で、通信ネットワークNWにより規定された通信プロトコルに従い情報の送受信を行う機能と、課金サーバCSVとの間で課金処理に必要な情報及び課金処理の結果を表す情報の転送を行う機能を備えている。なお、上記通信プロトコルとしては、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が用いられる。
制御ユニット3は、中央処理ユニット(CPU)を備え、以下の制御機能を備える。
(1) GPS端末GT1〜GTn及び情報提供端末UT1〜UTnから送信された第1及び第2の生活情報を、予め決められたルールに従い集計して統計情報を生成する機能。
(2) 上記生成された統計情報を、配信を要求している情報受信端末CT1〜CTmに向けて送信させる機能。
(3) GPS端末GT1〜GTnから第1の生活情報を受信した場合に、この第1の生活情報に含まれる情報提供者のユーザIDと、位置情報の計測時刻及びサンプリング周期を表す情報を含む最終収集時刻更新指示を生成し、この最終収集時刻更新指示を課金サーバCSVへ送信する機能。
(4) 情報提供端末UT1〜UTnから第2の生活情報を受信した場合に、この第2の生活情報に含まれる情報提供者のユーザIDとを含む有効収集回数更新指示を生成し、この有効収集回数更新指示を課金サーバCSVへ送信する機能。
次に課金サーバCSVは、インタフェースユニット4と、制御ユニット5と、記憶ユニット6とを備えている。
インタフェースユニット4は、上記情報仲介サーバISVとの間で課金処理に必要な情報及び課金処理の結果を表す情報の送受信処理を行う。
記憶ユニット6は、課金条件記憶部61と、最終収集時刻記憶部62と、有効提供回数記憶部63とを備えている。
課金条件記憶部61は、上記生活情報の有効収集回数に対応付けて報酬の支払金額を表す情報を記憶するために用いられる。図9にその記憶情報の一例を示す。
最終収集時刻記憶部62は、情報提供者の識別情報(ユーザID)に対応付けて、後述する最終収集時刻更新制御部52により受信された位置情報の計測時刻及びサンプリング周期を表す情報を記憶するために使用される。図7にその記憶情報の一例を示す。
有効収集回数記憶部63は、情報提供者の識別情報(ユーザID)に対応付けて、第2の生活情報が有効と判定された回数を記憶するために使用される。図8にその記憶情報の一例を示す。
制御ユニット5は、中央処理ユニット(CPU)を備え、この発明を実施するために必要な制御機能として、課金条件設定部51と、最終収集時刻更新制御部52と、有効収集回数更新制御部53と、課金制御部54とを備えている。これらの制御機能は、図示しないプログラムメモリに格納されたアプリケーション・プログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
課金条件設定部51は、情報仲介サーバISVの入出力ユニット1において、システムオペレータが課金条件を入力した場合に、この入力された課金条件を表す情報を記憶ユニット6内の課金条件記憶部61に格納する処理を行う。
最終収集時刻更新制御部52は、GPS端末GT1〜GTnから第1の生活情報が提供され、これに伴い情報仲介サーバISVから当該第1の生活情報に含まれるユーザIDと、位置情報の計測時刻及びサンプリング周期を表す情報を含む最終収集時刻更新指示が送られたときに、この更新指示に含まれる上記計測時刻とサンプリング周期を表す情報を、最終収集時刻記憶部62の該当する情報提供者のユーザIDに対応付けて記憶させる処理を行う。
有効収集回数更新制御部53は、情報端末UT1〜UTnから第2の生活情報が提供され、これに伴い情報仲介サーバISVから当該第2の生活情報に含まれる情報提供者のユーザIDと通話履歴の作成時刻を示す情報を含む有効収集回数更新指示が送られたとき、上記最終収集時刻記憶部62から位置情報の計測時刻とサンプリング周期を表す情報を読み出す。そして、この読み出された情報と、上記有効収集回数更新指示に含まれる通話履歴の作成時刻を示す情報とに基づいて、上記第2の生活情報が有効であるか否かを判定し、有効と判定された場合に有効収集回数記憶部63に記憶された有効収集回数の値をインクリメントする処理を実行する。
課金制御部54は、予め決められた課金処理タイミング(例えば月末)になると、情報提供者ごとに、上記有効収集回数記憶部63から有効収集回数を読み出す。そして、この読み出された有効収集回数をもとに、当該有効収集回数に対応する報酬の支払金額を表す情報を課金条件記憶部61から読み出し、この読み出された支払金額を通知するための課金情報を生成して情報受信端末CT1〜CTmに向け送信する処理を実行する。
次に、以上のように構成された情報仲介サーバISV及び課金サーバCSVの動作を説明する。
先ず情報仲介サーバISVでは、次のような情報仲介処理動作が行われる。図3及び図4はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
GPS端末GT1〜GTnでは、一定のサンプリング周期で定期的に位置情報の計測動作が行われ、この計測により得られた位置情報が、その計測時刻及びサンプリング周期を表す情報と、情報提供者のユーザIDと共に、第1の生活情報として情報仲介サーバISVに向け送信される。
情報仲介サーバISVの制御ユニット3は、上記第1の生活情報をステップS31により受信し、図示しない記憶ユニットに格納する。次にステップS32において、上記受信された第1の生活情報を記憶ユニットから読み出し、所定の集計ルールに従い集計処理する。例えば、ある指定された時点における各情報提供者の滞在地分布を表す情報を作成する。そして、ステップS33により、上記作成された集計情報を情報受信者として予め登録された情報受信端末CT1〜CTmに向け送信する。
また情報仲介サーバISVの制御ユニット3は、上記集計情報の送信が終了するとステップS34に移行し、上記受信された第1の生活情報からユーザID、位置情報の計測時刻とサンプリング周期を表す情報を抽出し、この抽出されたユーザID、位置情報の計測時刻とサンプリング周期を表す情報を含む最終収集時刻更新指示を生成して課金サーバCSVへ送信する。以後同様に、GPS端末GT1〜GTnから第1の生活情報が提供されるごとに、最終収集時刻更新指示を生成して課金サーバCSVへ送信する。
これに対し情報端末UT1〜UTnでは、情報提供者の操作に応じて不定期に第2の生活情報の送信処理が行われる。例えば、情報提供者が通話履歴を送信するための操作を行うと、情報端末UT1〜UTn内のメモリに保存されている通話履歴情報が読み出され、この読み出された通話履歴情報と、当該通話履歴情報の作成時刻(現時刻)を表す情報と、情報提供者のユーザIDとを含む第2の生活情報が生成される。そして、この生成された第2の生活情報が情報仲介サーバISVに向け送信される。
情報仲介サーバISVの制御ユニット3は、上記情報端末UT1〜UTnから送信された第2の生活情報をステップS41において受信し、図示しない記憶ユニットに一旦格納する。次にステップS42において、上記受信された第2の生活情報を記憶ユニットから読み出し、所定の集計ルールに従い集計処理する。例えば、複数の時間帯に分け、これらの時間帯ごとに複数の情報提供者の通話量又は頻度を集計する。そして、ステップS43により、上記集計された通話統計情報を情報受信者として予め登録された情報受信端末CT1〜CTmに向け送信する。
情報受信者は、先に受信した情報提供者の滞在地分布情報と、上記時間帯別の通話量又は頻度の統計情報とを関連付けて、例えば地域ごとに情報提供者の時間帯別の通話量等を把握することが可能となる。
また、上記統計情報の送信が終了すると情報仲介サーバISVの制御ユニット3は、ステップS44に移行して、上記受信された第2の生活情報からユーザIDと通話履歴作成時刻を表す情報を抽出し、この抽出されたユーザIDと通話履歴作成時刻を表す情報を含む有効収集回数更新指示を生成して課金サーバCSVへ送信する。以後同様に、情報端末UT1〜UTnから第2の生活情報が提供されるごとに、有効収集回数更新指示を生成して課金サーバCSVへ送信する。
一方、課金サーバCSVは次のような処理を実行する。
なお、課金条件記憶部61には、予め課金条件を表す情報が記憶されているものとして説明を行う。図9は、この課金条件記憶部61に記憶された課金条件を表す情報の一例を示すものである。課金条件の設定手法には、情報仲介サーバISVのオペレータが入出力ユニット1から入力設定する手法と、情報受信者が情報受信端末CT1〜CTmから通信ネットワークを介して遠隔的に入力設定する手法とが考えられる。
(1)最終収集時刻及びサンプリング周期の更新処理
定常状態において課金サーバCSVは、GPS端末GT1〜GTnから位置情報が提供されるごとに最終収集時刻及びサンプリング周期の更新処理を実行する。図5の前半部分はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
課金サーバCSVの制御ユニット5は、ステップS51により最終収集時刻更新制御部52を起動し、この最終収集時刻更新制御部52の制御の下で情報仲介サーバISVからの最終収集時刻更新指示の到来を監視している。
この状態で、最終収集時刻更新指示が受信されると、ステップS52においてこの受信された更新指示からユーザIDと、位置情報の計測時刻及びサンプリング周期を表す情報を抽出する。そして、最終収集時刻記憶部62の該当するユーザIDに対応付けて記憶されている最終収集時刻とサンプリング周期を、上記新たに受信された位置情報の計測時刻とサンプリング周期に更新する。以後同様に、情報仲介サーバISVから最終収集時刻更新指示が受信されるごとに、最終収集時刻記憶部62内の該当するユーザの最終収集時刻とサンプリング周期が更新される。
(2)有効収集回数の更新処理
また課金サーバCSVは、情報端末UT1〜UTnから通話履歴情報が提供されるごとに、有効収集回数の更新処理を以下のように実行する。図5の後半部分はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
課金サーバCSVの制御ユニット5は、ステップS53により有効収集回数更新制御部53を起動し、この有効収集回数更新制御部53の制御の下で情報仲介サーバISVからの有効収集回数更新指示の到来を監視している。この状態で、有効収集回数更新指示が受信されると、ステップS54においてこの受信された更新指示からユーザIDと、通信履歴情報の作成時刻を表す情報を抽出する。またそれと共に、最終収集時刻記憶部62から
該当するユーザの最終収集時刻とサンプリング周期を読み出す。
次にステップS55において、上記通信履歴情報の作成時刻、つまりいま受信された不定期情報の収集時刻が、上記読み出された最終収集時刻、つまり直近に受信された位置情報の計測時刻より新しいか否かを判定する。またそれと共に、上記通信履歴情報の作成時刻が、上記最終収集時刻にサンプリング周期を加算した時刻より古いか否かを判定する。これらの判定の結果、いま受信された通信履歴情報の作成時刻が位置情報の最終収集時刻より新しく、かつ最終収集時刻にサンプリング周期を加算した時刻より古ければ、上記通信履歴情報を有効な情報であると判定する。そして、ステップS56において、有効収集回数記憶部63内の該当するユーザの有効収集回数をインクリメントする。
すなわち、GPS端末GT1〜GTnから位置情報が提供されてからサンプリング周期に相当する時間が経過するまでの期間内に、情報端末UT1〜UTnから通話履歴情報が受信された場合に、当該通話履歴情報を上記位置情報とほぼ同時期に送信された有効な情報と見なして、有効回数を加算する。
これに対し、例えばGPS端末GT1〜GTnにおいて情報提供者がプライバシの保護のために自身の滞在位置を表す位置情報の送信を停止させる操作を行ったとすると、位置情報の定期的な送信が途絶える。この場合、最終収集時刻記憶部62における該当するユーザの最終収集時刻とサンプリング周期は更新されない。また、送信停止操作を行わなくても、GPS端末GT1〜GTnがトンネル内に入った場合のように、位置情報を送信しても情報仲介サーバISVに届かない場合にも、最終収集時刻記憶部62の最終収集時刻とサンプリング周期は更新されない。
このような場合には、情報端末UT1〜UTnから通話履歴情報が受信されても、この通話履歴情報の受信タイミングは、GPS端末GT1〜GTnから直近の位置情報が提供されてからサンプリング周期に相当する時間が経過した後になる。このため、上記通話履歴情報は上記位置情報とほぼ同時期に送信された情報とは認められず、有効な情報ではないと判定される。すなわち、上記通話履歴情報は、上記位置情報により示される滞在地で送信されたものでない確率が高く、滞在地との対応関係が不明となるため、有効な情報ではないと判定される。
(3)課金処理
課金サーバCSVは、予め決められた課金処理タイミングになると、課金制御部54の制御の下で以下のように課金処理を実行する。図6はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
すなわち、課金制御部54は、課金処理タイミング、例えば月末になったことをステップS61で検出すると、ステップS62に移行して、先ず情報提供者を一人選択して有効収集回数記憶部63から当該情報提供者の有効収集回数を読み出す。続いてステップS63により課金条件記憶部61に対しアクセスし、ステップS64においてこの課金条件記憶部61から上記読み出された有効収集回数に対応する支払金額を読み出し、この読み出された金額を上記情報提供者に対する報酬として決定する。
例えば、ユーザIDが「1」の情報提供者の有効収集回数は図8に示すように「12回」であるため、当該情報提供者に対する報酬支払額は図9に示す課金情報記憶部61から、「200円」に決定される。また、ユーザIDが「2」の情報提供者の有効収集回数は「3回」であるため、当該情報提供者に対する報酬支払額は「0円」に決定される。同様に、ユーザIDが「3」の情報提供者の有効収集回数は「6回」であるため、当該情報提供者に対する報酬支払額は「100円」に決定される。
そうして報酬支払額が決定されると、課金制御部54はステップS65により支払金額を通知するための課金情報を生成し、この生成された課金情報をインタフェースユニット4から情報受信端末CT1〜CTmに向け送信する。この課金情報は情報仲介サーバISVを経由して情報受信端末CT1〜CTmへ転送される。
次に課金制御部54は、ステップS66において全ての情報提供者について課金処理が終了したか否かを判定し、未処理の情報提供者が残っていればステップS62に戻る。そして、次の情報提供者を選択し、この選択した情報提供者についてステップS62〜S65による報酬支払額の決定とその送信処理を行う。以後同様に、未処理の全ての情報提供者について繰り返し報酬支払額の決定とその送信処理を行う。
そうして、全ての情報提供者に対する報酬支払額の決定とその送信処理が終了すると、課金制御部54はステップS67において、有効収集回数記憶部62に記憶されている全ての有効収集回数を「0」にクリアする。
なお、情報受信端末CT1〜CTmは、上記課金情報を受け取ると、この課金情報に基づいて情報提供者に対する報酬の支払い指示情報を情報仲介サーバISVへ送信する。情報仲介サーバISVは、上記支払い指示情報を受信すると、この指示情報に従い該当する情報提供者に対するポイントを加算するか、又は口座に対価を振り込む等の処理を実行し、その結果を情報提供者端末に通知する。この報酬の支払いのための情報転送経路の一例を図1の破線に示す。なお、報酬の支払形態については、情報仲介サーバISVが仲介せずに情報受信者が直接し払う形態など、種々の形態が考えられる。
以上詳述したようにこの実施形態では、GPS端末GT1〜GTnから定期的に送信される位置情報の計測時刻及びサンプリング周期を最終収集時刻記憶部62に更新記憶する。そして、その後同一の情報提供者の情報端末UT1〜UTnから不定期に送信される通話履歴情報を受信したときに、この通話履歴情報の作成時刻が位置情報の最終収集時刻より新しく、かつ最終収集時刻にサンプリング周期を加算した時刻より古いかどうかを判定する。この判定の結果、上記通話履歴情報の作成時刻が上記条件を満たしている場合に、当該通信履歴情報を有効な情報と見なして、有効収集回数記憶部63内の該当するユーザの有効収集回数をカウントアップする。そして、課金処理を行う際に、上記有効収集回数に対応する報酬支払額を課金条件記憶部61から読み出し、この読み出された報酬支払額を課金情報に含めて情報受信端末CT1〜CTmに向け送信するようにしている。
したがって、一人の情報提供者がGPS端末GT1〜GTnから位置情報を送信してから、当該位置情報のサンプリング周期により決まる時間内に情報端末UT1〜UTnから通話履歴情報を送信した場合に、当該通話履歴情報は有効な情報と見なされてその回数がカウントアップされ、この有効収集回数が課金条件記憶部61に記憶された課金条件を満たしていれば当該情報提供者に対し報酬が与えられる。
すなわち、情報提供者がGPS端末GT1〜GTnと情報端末UT1〜UTnを併用して同時期に続けて生活情報を送信した場合に、当該生活情報が有効な情報と判断されて課金対象となる。このため、情報提供者は自ずと上記した条件を満たすように生活情報を送信するようになり、この結果有効性の高い生活情報の収集量が増えて、高品質の統計情報を情報受信者に提供することが可能となる。また、有効性の高い生活情報の割合が増加することで、対費用効果を高めることが可能となる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では情報仲介サーバISVと課金サーバCSVとを別々に設けた場合を例にとって説明したが、同一のサーバ内に収容するように構成してもよい。また、前記実施形態ではGPS端末GT1〜GTnと情報端末UT1〜UTnとを別の端末とした場合を例にとって説明した。しかしそれに限らず、例えばGPS受信機能を備えた携帯電話機やPDAのように1個の装置内に両方の機能を内蔵した端末装置を使用するようにしてもよい。
その他、第1及び第2の端末の種類やこれらの端末が送信する生活情報の種類、当該生活情報の送信周期については如何に設定してもよく、また課金装置の構成やその処理手順と処理内容、課金条件等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
UT1〜UTn…情報提供者端末、GT1〜GTn…GPS端末、CT1〜CTm…情報受信端末、ISV…情報仲介サーバ、CSV…課金サーバ、NW…通信ネットワーク、1…入出力ユニット、2…送受信ユニット、3…制御ユニット、4…インタフェースユニット、5…制御ユニット、6…記憶ユニット、51…課金条件設定部、52…最終収集時刻更新制御部、53…有効収集回数更新制御部、54…課金制御部、61…課金条件記憶部、62…有効収集回数記憶部、63…最終収集時刻記憶部。

Claims (3)

  1. 複数の情報提供者の各々が、第1及び第2の端末を併用して送信する第1及び第2の生活情報を通信ネットワークを介して収集し、この収集された第1及び第2の生活情報をもとに統計情報を生成して、この生成された統計情報を前記通信ネットワークを介して情報受信端末へ送信するシステムで使用される課金装置であって、
    前記生活情報の有効収集回数に対応付けて報酬を表す情報を記憶する課金条件記憶手段と、
    前記第1の端末から第1の生活情報が収集された時点から、予め設定された時間内に前記第2の端末から第2の生活情報が収集されたか否かを判定する手段と、
    前記第1の生活情報が収集された時点から、予め設定された時間内に前記第2の生活情報が収集されたと判定された場合に、当該第2の生活情報を有効な情報と判定して、この有効と判定された回数を計数する手段と、
    前記有効と判定された回数の計数値をもとに、当該計数値に対応する報酬を表す情報を前記課金条件記憶手段から読み出す手段と
    を具備することを特徴とする課金装置。
  2. 複数の情報提供者の各々が、第1及び第2の端末を併用して送信する第1及び第2の生活情報を通信ネットワークを介して収集し、この収集された第1及び第2の生活情報をもとに統計情報を生成して、この生成された統計情報を前記通信ネットワークを介して情報受信端末へ送信するシステムに適用される課金方法であって、
    前記生活情報の有効収集回数に対応付けて報酬を表す情報を課金条件記憶手段に記憶させる過程と、
    前記第1の端末から第1の生活情報が収集された時点から、予め設定された時間内に前記第2の端末から第2の生活情報が収集されたか否かを判定する過程と、
    前記第1の生活情報が収集された時点から、予め設定された時間内に前記第2の生活情報が収集されたと判定された場合に、当該第2の生活情報を有効な情報と判定して、この有効と判定された回数を計数する過程と、
    前記有効と判定された回数の計数値をもとに、当該計数値に対応する報酬を表す情報を前記課金条件記憶手段から読み出す過程と
    を具備することを特徴とする課金方法。
  3. 請求項2に記載の課金方法が備える各過程に相当する処理を、コンピュータに実行させるプログラム。
JP2010052034A 2010-03-09 2010-03-09 課金装置、課金方法及びプログラム Active JP5264806B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010052034A JP5264806B2 (ja) 2010-03-09 2010-03-09 課金装置、課金方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010052034A JP5264806B2 (ja) 2010-03-09 2010-03-09 課金装置、課金方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011186827A JP2011186827A (ja) 2011-09-22
JP5264806B2 true JP5264806B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=44793007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010052034A Active JP5264806B2 (ja) 2010-03-09 2010-03-09 課金装置、課金方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5264806B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6664583B2 (ja) * 2018-01-19 2020-03-13 ヤフー株式会社 情報制御装置、情報制御方法及び情報制御プログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372431A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Toyota Motor Corp 経路情報提供装置
JP2007133653A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Yoshinari Gyoba コミュニティ情報提供システム及びその方法
JP2009289090A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Brother Ind Ltd 著作権者情報収集方法、著作権者情報収集装置、および著作権者情報収集プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011186827A (ja) 2011-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6765526B2 (ja) サービスフローを案内するための方法および装置
US11455675B2 (en) System and method of providing object for service of service provider
CN112132661B (zh) 基于用户打车偏好的信息推送方法及装置
KR20190055264A (ko) 애플리케이션별 자원 사용량 정보의 제공 기법
WO2006025647A1 (en) Method and system for adjusting balance of account of advertiser in keyword advertisement
CN110059119A (zh) 一种账单生成方法、装置、计算机设备及可读存储介质
WO2017152787A1 (zh) 一种自动缴费的方法和装置
JP4948573B2 (ja) 広告課金装置及び方法
JP5264806B2 (ja) 課金装置、課金方法及びプログラム
JP5337747B2 (ja) 課金装置、課金方法及びプログラム
CN114722278B (zh) 推送信息的方法、装置、存储介质和电子设备
KR20120089085A (ko) 전자 청구서 시스템, 그 시스템에서의 전자 청구서 장치 및 전자 청구서 서비스 제공 방법
JP4832979B2 (ja) 広告システム、端末装置、サーバ、広告情報処理方法
KR101328493B1 (ko) 통신단말기를 이용한 동영상 실시간 중계 장치 및 방법
JP5343026B2 (ja) 情報仲介装置、方法及びプログラム
JP5343023B2 (ja) 課金装置、課金方法及びプログラム
JP2014134940A (ja) 情報処理装置、レコメンド情報生成方法、プログラム
JP5343022B2 (ja) 課金装置、課金方法及びプログラム
JP5343028B2 (ja) 情報仲介装置とその課金方法及びプログラム
CN114648326A (zh) 目标账号处理方法、显示方法、装置及存储介质
KR20160015950A (ko) 스마트폰 기반의 대량 체결 정보 제공 시스템 및 그 제공 방법
KR20140116247A (ko) M2m 장치 데이터의 유통 방법,및 m2m 장치 데이터의 유통을 위한 서비스 기능 서버
KR101225808B1 (ko) 통신단말기를 이용한 동영상 실시간 중계 장치 및 방법
KR20200082153A (ko) 소셜 미디어 서비스 제공 시스템에서의 위치 기반 커뮤니케이션 서비스 제공 방법
JP2004180160A (ja) 携帯通信端末とこの端末を用いた課金システムとその課金方法及びそのコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120308

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5264806

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350