JP2008197554A - 画像形成装置 - Google Patents
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- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
Abstract
【解決手段】 非稼動時間算出部14は、直前の印刷処理の終了を起点とする非稼動経過時間を算出し、印刷制御部15は、非稼動経過時間の長さに対応し、予め定められている品質項目による印字品質の取得と、該印字品質の取得結果に基づいて前記印字品質の調整を制御する。
【選択図】 図1
Description
図1は、実施例1の印刷装置の制御系統のブロック図である。
図に示すように、本発明による画像形成装置としての印刷装置200の制御系統は、画像形成部1(1C、1M、1Y、1K)と、現像バイアス制御部2と、LEDヘッド3(3C、3M、3Y、3K)と、LEDヘッド制御部4と、テストパターン記憶部5と、濃度センサ6と、テストパターンテーブル記憶部7と、補正算出部8と、受信部9と、電源投入検知部10と、時間情報取得部11と、時計部12と、時間情報記憶部13と、非稼動時間算出部14と、印刷制御部15と、画像処理部16とを備える。ここで、各構成部分の内容について詳細に説明する前に、この制御系統が適用される印刷装置200の印字機構部の構成と動作の概要について説明する。
図に示すように、印刷機構部には、4個の画像形成部1(1K、1Y、1M、1C)が、記録媒体の挿入側から排出側へ向かう搬送路にそって配置される。ここでK、Y、M、Cは、それぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色彩を表すこととする(以後同様に記す。)。この内部には、帯電ローラ122(122K、122Y、122M、122C)によって、その表面が、一様に帯電される感光ドラム123(123K、123Y、123M、123C)が含まれている。この表面に、LEDヘッド3(3K、3Y、3M、3C)によって画像データに基づく静電潜像が形成される。
図に示すように、テストパターンテーブルは、テスト実行条件とそのテストに用いるテストパターンとの関係を定めている。ここでは非稼動時間が1ヶ月以上ならば、トナー劣化検出を行い、以下同様に非稼動時間が1週間以上でオリゴマー付着検出、1日以上で色ずれ調整、3時間以上で濃度補正を行うように設定されている。再度図1に戻って各構成部分の内容について説明を続ける。
(a)は、パターン構成図(1例)であり、(b)はパターン配置図(1例)である。
(a)に示すように、テストパターン6−1は、媒体搬送方向に等距離連続して並ぶ階調度100%、80%、50%、40%、25%、10%の領域からなるパターンである。
(b)に示すように、テストパターン6−1は、搬送ベルト129(図2)上の一部に濃度センサ6の真下を通るように画像形成部1(1C、1M、1Y、1K)によって印刷される。
図に示すように横軸に階調度を表し、縦軸に濃度センサによって検出された濃度率が表されている。f1は、理想印字結果を表す直線であり、f2は、実際の印字結果を表す極線である。補正算出部8(図1)は、この読み取った濃度率に基づいて、画像形成部1(図1)の現像ローラ124(図2)に印加される現像バイアスおよび、LEDヘッド3(図1)の発光量を算出し、印刷制御部15(図1)に通知する。
(a)はパターン構成図(1例)であり、(b)はパターン配置図(1例)である。
(a)に示すように、(1)にはブラックのパターンが示され、(2)にはカラー(イエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色)のパターンが示されている。ここではブラックとカラーは別々のものとして示しているが、実際には最初に、搬送ベルト129(図2)上にブラックのパターンが印刷され、次に、イエロー、マゼンタ、シアンのいずれかのカラーのパターンがその上に重ねて印刷される。図では、先頭から4番目以降のブロックについては省略している。
図に示すように、上述した配列に設定されたブラックの縞状のパターンとカラーのパターンとからなる検出用パターンは、先に搬送ベルト129(図2)上に印刷されたブラックのパターンが、後から印刷されたカラーのパターンによって覆われる形となり、ブラックのパターンに対するカラーのパターンの主走査方向での印刷位置ずれに対応して、それぞれ図7(a)(b)に示すように、2種類の検出用パターンの重なり合う割合がブロック毎に変化する。しかも、このように2種類の検出用パターンが重なった場合に、カラートナーと、その下敷きになっているブラックトナーは、いずれも搬送ベルト129(図2)上では定着されていないため、カラーの検出用パターンに覆われたブラックの検出用パターンが透けて見えることはない。
図9は、オリゴマー付着検知パターン[2]の説明図である。
図8(a)は、ベルト上に何も印刷しないテストパターンであり、感光体ドラムにオリゴマーが付着し、トナーがオリゴマーに付着することによって図8(b)のように黒すじが発生することを検出するためのパターンである。図9(a)は、ベルト上に黒ベタを印刷するテストパターンであり、感光体ドラムにオリゴマーが付着することによりLEDヘッドによる露光が遮られたときに、図9(b)のように白すじが発生することを検出するためのパターンである。
(a)は、ベルト上に黒ベタを印刷するテストパターンであり、トナーが劣化して帯電されない、もしくは必要以上に帯電されてしまった時には、(b)のように色むらが発生することを検出するためのパターンである。
図11は、実施例1の全体動作を示すフローチャートである。
(a)は印刷データを受信した時の動作であり、(b)は電源投入時の動作である。
最初にステップS1−1からステップS1−6までステップ順に外部装置から印刷データを受信してテスト実行に至る動作について図1を併用しながら詳細に説明する。
受信部9は、図示しないホストPC(上位装置)から印刷データを受信すると、画像処理部16に印刷データを送信すると共に、印刷データを受信したことを時間情報取得部11に通知する。
時間情報取得部11は、時計部12から現在の時間情報を取得し、非稼動時間算出部14に通知する。
非稼動時間算出部14は、時間情報取得部11から通知された時間情報と、時間情報記憶部13に記憶されている前回印刷時の時間情報を参照し、前回の印刷から印刷装置が稼動していなかった非稼動時間を算出し、印刷制御部15に通知する。
時間情報取得部11は、ステップS1−2で得た時間情報を、時間情報記憶部13に格納する。
印刷制御部15は、非稼動時間算出部14から通知された非稼動時間情報に基づき印刷品質テストを行うか否かを制御し、各種テストを行う。このステップについては後に再度詳細に説明する。
画像処理部16は、印刷データを画像データに変換し、LEDヘッド制御部4に送信すると共に、印刷の開始を印刷制御部15に通知し、記録媒体への印刷を行ってフローを終了する。
電源投入検知部10は、電源が投入されたことを検知し、時間情報取得部11に通知する。
受信部9は、図示しないホストPC(上位装置)から印刷データを受信すると、画像処理部16に印刷データを送信すると共に、印刷データを受信したことを時間情報取得部11に通知する。このステップはステップS1−2と同様である。
時間情報取得部11は、時計部12から現在の時間情報を取得し、非稼動時間算出部14に通知する。このステップはステップS1−3と同様である。
時間情報取得部11は、ステップS1−12で得た時間情報を、時間情報記憶部13に格納する。
印刷制御部15は、非稼動時間算出部14から通知された非稼動時間情報に基づき印刷品質テストを行うか否かを制御し、各種テストを行ってフローを終了する。このステップはステップS1−5と同様である。このステップについては後に再度詳細に説明する。
図12は、ステップS1−5の詳細を示すフローチャートである。
印刷制御部15が非稼動時間算出部14から通知された非稼動時間情報に基づき各種テストを行う動作の内容について、ステップS1−21からステップS1−39までステップ順に、詳細に説明する。
印刷制御部15は、テストパターンテーブル記憶部7を参照する。
印刷制御部15は、ステップS1−3で取得した非稼動時間がトナー劣化検出テストを実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(非稼動時間>1ヶ月)の条件を満たすかどうかを判定する。条件を満たしている場合はステップS1−23へ進み、条件を満たしていない場合はステップS1−27へ進む。
印刷制御部15はテストパターン記憶部5を参照してトナー劣化検出用テストパターン(図10)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
濃度センサ6は、ステップS1−23で印刷されたトナー劣化検出用テストパターン(図10)を読み取る。
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、トナーが劣化しているかどうかを判定する。トナーが劣化していると判定したときステップS1−26へ進み、トナーが劣化していないと判定したときはステップS1−27へ進む。
補正算出部8は、印刷制御部15に通知し、印刷制御部15は、劣化したトナーを排出するために記録媒体に黒ベタパターンの印刷を行う。この際、非稼動時間に応じて(非稼動日数*20)枚の印刷を行う。
上記ステップS1−22で条件を満たしていない時、もしくはステップS1−25でトナーが劣化していないと判定した時、もしくはステップS15の処理が終了した時、印刷制御部15は、ステップS1−4で取得した非稼動時間がオリゴマー付着検出テストを実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(非稼動時間>1週間)の条件を満たすかどうかを判定する。条件を満たしているときはステップS1−28へ進み、条件を満たしていないときはステップS1−32へ進む。
印刷制御部15はテストパターン記憶部5を参照してオリゴマー付着検知パターン(図8または図9)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
濃度センサ6は、ステップS1−28で印刷されたオリゴマー付着検知パターン(図8または図9)を読み取る。
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、感光ドラムにオリゴマーが付着しているかどうかを判定する。オリゴマーが付着していると判定したときはステップS1−31へ進み、オリゴマーが付着していないと判定したときはステップS1−32へ進む。
補正算出部8は印刷制御部15に通知し、印刷制御部15はオリゴマーを除去するために感光ドラム123(123K、123Y、123M、123C)(図2)を回転させる制御を行う。
上記ステップS1−27で条件を満たしていないとき、もしくはステップS1−30でオリゴマーが付着していないと判定したとき、もしくはステップS1−31の処理が終了したとき、印刷制御部15は、ステップS1−4で取得した非稼動時間が色ずれ補正を実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(非稼動時間>1日)の条件を満たすかどうかを判定する。条件を満たしていると判定したときはステップS1−33へ進み、条件を満たしていないと判定したときはステップS1−36へ進む。
印刷制御部15はテストパターン記憶部5を参照して色ずれ補正用テストパターン(図6または図7)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
濃度センサ6は、ステップS1−33で印刷された色ずれ補正用テストパターンを読み取る。
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、色ずれ補正値を算出し印刷制御部15に通知し、印刷制御部は、LEDヘッド制御部4に補正値を更新するように制御する。
上記ステップS1−32で条件を満たしていないとき、もしくはステップS1−35の処理が終了したとき、印刷制御部15は、ステップS1−4で取得した非稼動時間が濃度補正を実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(非稼動時間>3時間)の条件を満たすかどうかを判定する。条件を満たしているときはステップS1−37へ進み、条件を満たしていないときはフローを終了する。
印刷制御部15はテストパターン記憶部5を参照して濃度補正用テストパターン(図4)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
濃度センサ6は、ステップS1−37で印刷された濃度補正用テストパターン(図4)を読み取る。
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、濃度補正値を算出し印刷制御部15に通知し、印刷制御部15は、現像バイアス制御部2およびLEDヘッド制御部4に補正値を更新するように制御し、フローを終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、印刷装置の非稼動時間を算出し、算出した非稼動時間に応じて実行するテストを変更する構成にしたことにより、経過時間に応じて必要な処理のみを行うこととしため、使用者の待ち時間が減少するという効果を得る。
図に示すように、本発明による画像形成装置としての印刷装置300の制御系統は、画像形成部1(1C、1M、1Y、1K)と、現像バイアス制御部2と、LEDヘッド3(3C、3M、3Y、3K)と、LEDヘッド制御部4と、テストパターン記憶部5と、濃度センサ6と、テストパターンテーブル記憶部27と、補正算出部8と、受信部9と、電源投入検知部10と、時間情報取得部20と、時計部12と、時間情報記憶部13と、非稼動時間算出部21と、印刷制御部22と、画像処理部16とを備える。以下に実施例1と異なる部分のみについて詳細に説明する。実施例1と同様の部分については実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
図に示すように、テストパターンテーブルは、印刷終了時を起点とするテスト実行条件、及び電源投入時を起点とするテスト実行条件とそのテストに用いるテストパターンとの関係を定めている。ここでは連続通電時の非稼動時間が、1ヶ月以上ならば、トナー劣化検出を行い、以下同様に非稼動時間が1週間以上でオリゴマー付着検出、1日以上で色ずれ調整、3時間以上で濃度補正を行うように設定されている。また、電源が一旦オフになり、再投入された時、非稼動時間が20日以上ならばトナー劣化検出、5日以上でオリゴマー付着検出、12時間以上で色ずれ調整、濃度補正は必ず行うように設定されている。以上説明した以外の部分は実施例1と同様なので説明を省略し、以下に本実施例の印刷装置300の動作について説明する。
図15は、実施例2の全体動作を示すフローチャートである。
(a)は印刷データを受信した時の動作であり、(b)は電源投入時の動作である。
最初にステップS2−1からステップS2−6までステップ順に外部装置から印刷データを受信してテスト実行に至る動作について図13を併用しながら詳細に説明する。
受信部9は、図示しないホストPC(上位装置)から印刷データを受信すると、画像処理部16に印刷データを送信すると共に、印刷データを受信したことを時間情報取得部20に通知する。
時間情報取得部20は、時計部12から現在の時間情報を取得し、電源投入情報と併せて非稼動時間算出部21に通知する。
非稼動時間算出部21は、時間情報取得部20から通知された時間情報と、時間情報記憶部13に記憶されている前回印刷時の時間情報を参照し、前回の印刷から印刷装置が稼動していなかった非稼動時間を算出し、ステップS2−2で受信した電源投入情報と併せて印刷制御部22に通知する。
時間情報取得部20は、ステップS2−2で得た時間情報を、電源投入情報と併せて時間情報記憶部13に格納する。
印刷制御部22は、非稼動時間算出部21から通知された非稼動時間情報および電源投入情報に基づき印刷品質テストを行うか否かを制御し、各種テストを行う。このステップについては後に再度詳細に説明する。
画像処理部16は、印刷データを画像データに変換し、LEDヘッド制御部4に送信すると共に、印刷の開始を印刷制御部22に通知し、記録媒体への印刷を行ってフローを終了する。
電源投入検知部10は、電源が投入されたことを検知し、時間情報取得部20に通知する。
時間情報取得部20は、時計部12から現在の時間情報を取得し、電源投入情報と併せて非稼動時間算出部21に通知する。このステップはステップS2−2と同様である。
非稼動時間算出部21は、時間情報取得部20から通知された時間情報と、時間情報記憶部13に記憶されている前回印刷時の時間情報を参照し、前回の印刷から印刷装置が稼動していなかった非稼動時間を算出し、ステップS2−12で受信した電源投入情報と併せて印刷制御部22に通知する。このステップはステップS2−3と同様である。
時間情報取得部20は、ステップS2−12で得た時間情報を、電源投入情報と併せて時間情報記憶部13に格納する。このステップはステップS2−4と同様である。
印刷制御部22は、非稼動時間算出部21から通知された非稼動時間情報および電源投入情報に基づき印刷品質テストを行うか否かを制御し、各種テストを行ってフローを終了する。このステップについては後に再度詳細に説明する。
図16は、ステップS2−5の詳細を示すフローチャートである。
印刷制御部22が非稼動時間算出部21から通知された非稼動時間情報に基づき各種テストを行う動作の内容について、ステップS2−21からステップS2−39までステップ順に、詳細に説明する。
印刷制御部22は、テストパターンテーブル記憶部27を参照する。
印刷制御部22は、ステップS2−3で取得した非稼動時間がトナー劣化検出テストを実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(電源投入情報=「連続稼動中」かつ、非稼動時間>1ヶ月)もしくは(電源投入情報=「電源投入」かつ、非稼動時間>20日)のいずれかの条件を満たすかどうかを判定する。いずれかの条件を満たすと判定したときにはステップS2−23へ進み、いずれの条件をも満たしていない判定したときにはステップS2−27へ進む。
印刷制御部22はテストパターン記憶部5を参照してトナー劣化検出用テストパターン(図10)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
濃度センサ6は、ステップS2−23で印刷されたトナー劣化検出用テストパターン(図10)を読み取る。
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、トナーが劣化しているかどうかを判定する。トナーが劣化していると判定したときステップS2−26へ進み、トナーが劣化していないと判定したときはステップS2−27へ進む。
補正算出部8は、印刷制御部22に通知し、印刷制御部22は、劣化したトナーを排出するために記録媒体に黒ベタパターンの印刷を行う。この際、非稼動時間に応じて(非稼動日数*20)枚の印刷を行う。
上記ステップS2−22で条件を満たしていない時、もしくはステップS2−25でトナーが劣化していないと判定した時、もしくはステップS2−26の処理が終了した時、印刷制御部22は、ステップS2−3で取得した非稼動時間がオリゴマー付着検出テストを実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(電源投入情報=「連続稼動中」かつ、非稼動時間>1週間)もしくは(電源投入情報=「電源投入」かつ、非稼動時間>5日)のいずれかの条件を満たすかどうかを判定する。いずれかの条件を満たしているときはステップS2−28へ進み、いずれの条件をも満たしていないときはステップS2−32へ進む。
印刷制御部22はテストパターン記憶部5を参照してオリゴマー付着検知パターン(図8または図9)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
濃度センサ6は、ステップS2−28で印刷されたオリゴマー付着検知パターン(図8または図9)を読み取る。
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、感光ドラムにオリゴマーが付着しているかどうかを判定する。オリゴマーが付着していると判定したときはステップS2−31へ進み、オリゴマーが付着していないと判定したときはステップS2−32へ進む。
補正算出部8は印刷制御部22に通知し、印刷制御部22はオリゴマーを除去するために感光ドラム123(123K、123Y、123M、123C)(図2)を回転させる制御を行う。
上記ステップS2−27で条件を満たしていないとき、もしくはステップS2−30でオリゴマーが付着していないと判定したとき、もしくはステップS2−31の処理が終了したとき、印刷制御部22は、ステップS2−3で取得した非稼動時間が色ずれ補正を実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(電源投入情報=「連続稼動中」かつ、非稼動時間>1日)もしくは(電源投入情報=「電源投入」かつ、非稼動時間>6時間)のいずれかの条件を満たすかどうかを判定する。いずれかの条件を満たしているときはステップS2−33へ進み、いずれの条件をも満たしていないときはステップS2−36へ進む。
印刷制御部22はテストパターン記憶部5を参照して色ずれ補正用テストパターン(図6または図7)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
濃度センサ6は、ステップS2−33で印刷された色ずれ補正用テストパターンを読み取る。
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、色ずれ補正値を算出し印刷制御部22に通知し、印刷制御部22は、LEDヘッド制御部4に補正値を更新するように制御する。
上記ステップS2−32で条件を満たしていない時、もしくはステップS2−35の処理が終了した時、印刷制御部22は、ステップS2−3で取得した非稼動時間が濃度補正を実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(電源投入情報=「連続稼動中」かつ、非稼動時間>3時間)もしくは(電源投入情報=「電源投入」)の条件を満たすかどうかを判定する。いずれかの条件を満たしているときはステップS2−37へ進み、いずれの条件をも満たしていないときはフローを終了する。
印刷制御部22はテストパターン記憶部5を参照して濃度補正用テストパターン(図4)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
濃度センサ6は、ステップS2−37で印刷された濃度補正用テストパターン(図4)を読み取る。
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、濃度補正値を算出し印刷制御部15に通知し、印刷制御部22は、現像バイアス制御部2およびLEDヘッド制御部4に補正値を更新するように制御し、フローを終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、テストパターンテーブルを拡充し、電源投入動作の有無をテーブルの条件に追加したことにより、電源投入動作の有無により、テスト実行条件を変更することが可能になり、実施例1の効果に加え、電源投入時に必要なテストは確実に実行されるという効果を得る。
2 現像バイアス制御部
3(3C、3M、3Y、3K) LEDヘッド
4 LEDヘッド制御部
5 テストパターン記憶部
6 濃度センサ
7 テストパターンテーブル記憶部
8 補正算出部
9 受信部
10 電源投入探知部
11 時間情報取得部
12 時計部
13 時間情報記憶部
14 非稼動時間算出部
15 印刷制御部
16 画像処理部
200 印刷装置
Claims (5)
- 直前の印刷処理の終了を起点とする非稼動経過時間を算出する非稼動時間算出部と、
前記非稼動経過時間の長さに対応し、予め定められている品質項目による印字品質の取得と、該印字品質の取得結果に基づいて前記印字品質の調整を制御する印刷制御部とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記非稼動経過時間の長さに対応する品質項目を予め定める品質項目特定テーブルと前記品質項目に対応するテストパターンとを格納する記憶部を更に備え、
前記印刷制御部は、
非稼動時間算出部が算出する非稼動経過時間に基づいて前記品質項目を特定し、該特定した品質項目に対応するテストパターンを用いて、前記印字品質の取得と、該印字品質の取得結果に基づいて前記印字品質の調整を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記品質項目には、色ずれ量、印刷濃度、オリゴマー筋、及びトナー劣化の内、少なくとも1項目が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記非稼動経過時間は、第1の印刷処理の終了から第2の印刷処理の開始までの時間であることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記非稼動経過時間は、直前の電源切断から電源再投入までの時間であることを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の画像形成装置。
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