JP2008197554A - 画像形成装置 - Google Patents

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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control

Abstract

【課題】 印刷装置200において、印刷処理実行前の印字品質の検査、及び調整において、余分な項目の検査を排除し、真に必要な印字品質のみを効率的に実行し、使用者の待ち時間を減少させる。
【解決手段】 非稼動時間算出部14は、直前の印刷処理の終了を起点とする非稼動経過時間を算出し、印刷制御部15は、非稼動経過時間の長さに対応し、予め定められている品質項目による印字品質の取得と、該印字品質の取得結果に基づいて前記印字品質の調整を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像を記録媒体に記録する画像形成装置に関する。
電子写真プリンタ等の画像形成装置では、印刷されることなく長時間放置されたあとの印刷において、画質劣化が発生する場合もある。像担持体としての感光体ドラム、転写ローラ、及び転写ベルトが同一部分で接触していることが、その大きな要因の1つとして挙げられている。この画質劣化を排除するために、印刷開始前に、濃度補正、色ずれ補正、オリゴマー除去などの処理が実行されている。
特開2000−338838号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、印刷を行わず放置していた時間の長短にかかわらず、印刷前に上記全ての処理を行っていた。そのために、必ずしも必要ではない処理を行う時間が増加し、使用者はある程度の時間、待たされるという解決すべき課題が残されていた。
本発明では、直前の印刷処理の終了を起点とする非稼動経過時間を算出する非稼動時間算出部と、上記非稼動経過時間の長さに対応し、予め定められている品質項目による印字品質の取得と、該印字品質の取得結果に基づいて上記印字品質の調整を制御する印刷制御部とを備えることを主な特徴とする。
本発明による画像形成装置では、直前の印刷処理の終了を起点とする非稼動経過時間を算出する非稼動時間算出部を備え、算出した非稼動経過時間に応じて必要な印字品質のみの調整を行うこととしたため、使用者の待ち時間が減少するという効果を得る。
以下、本発明の一実施形態を図を用いて詳細に説明する。
〈構成〉の説明
図1は、実施例1の印刷装置の制御系統のブロック図である。
図に示すように、本発明による画像形成装置としての印刷装置200の制御系統は、画像形成部1(1C、1M、1Y、1K)と、現像バイアス制御部2と、LEDヘッド3(3C、3M、3Y、3K)と、LEDヘッド制御部4と、テストパターン記憶部5と、濃度センサ6と、テストパターンテーブル記憶部7と、補正算出部8と、受信部9と、電源投入検知部10と、時間情報取得部11と、時計部12と、時間情報記憶部13と、非稼動時間算出部14と、印刷制御部15と、画像処理部16とを備える。ここで、各構成部分の内容について詳細に説明する前に、この制御系統が適用される印刷装置200の印字機構部の構成と動作の概要について説明する。
図2は、印刷機構部の主要部断面図である。
図に示すように、印刷機構部には、4個の画像形成部1(1K、1Y、1M、1C)が、記録媒体の挿入側から排出側へ向かう搬送路にそって配置される。ここでK、Y、M、Cは、それぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色彩を表すこととする(以後同様に記す。)。この内部には、帯電ローラ122(122K、122Y、122M、122C)によって、その表面が、一様に帯電される感光ドラム123(123K、123Y、123M、123C)が含まれている。この表面に、LEDヘッド3(3K、3Y、3M、3C)によって画像データに基づく静電潜像が形成される。
静電潜像には、現像ローラ124(124K、124Y、124M、124C)、現像ブレード125(125K、125Y、125M、125C)、スポンジローラ126(126K、126Y、126M、126C)などによってトナーカートリッジ127(127K、127Y、127M、127C)から所定の色彩のトナーが供給され現像される。
静電潜像を現像したトナーは、転写ローラ128(128K、128Y、128M、128C)によって、搬送ベルト129上を画像形成部1Kから画像形成部1Cの方向に搬送されている記録媒体上に転写される。この搬送ベルト129は、駆動ローラ130と、従動ローラ131とによって周回される。
搬送ベルト129の周囲には、テストパターンの色彩濃度を検出するための濃度センサ106と、クリーニングブレード133と、廃トナータンク134とが配置される。この濃度センサ6は、搬送ベルト129上に形成される後記テストパターンに所定の光線を照射し、その反射光を受け入れて、その濃度値を検出するセンサである。クリーニングブレード133は、搬送ベルト129上に形成される後記テストパターンを除去する部分であり、廃トナータンク134は、除去された廃トナーを収納する部分である。
印刷時に於ける記録媒体は、用紙収納カセット135からホッピングローラ136により取り出されるとガイド137に案内されレジストローラ138に達する。記録媒体の斜め送り等はレジストローラ138と、相対するピンチローラ139とによって修正される。記録媒体は、その後レジストローラ138によって吸着ローラ140と搬送ベルト129との間へ導かれる。吸着ローラ140は、記録媒体を従動ローラ131との間で圧接することによって共に帯電させ、搬送ベルト129上に静電吸着させる。
転写ローラ128(128K、128Y、128M、128C)によってトナー画像が転写された記録媒体は、ヒートローラ141と加圧ローラ142へ送られる。ここでトナー画像は加熱され記録媒体上に定着される。定着後の記録媒体は、スタッカ143へ収納されて印刷処理を終了する。
以上説明した工程中での記録媒体の位置を検出するために位置センサ144(144−1、144−2、144−3、144−4)が所定の場所に配置されている。以上で制御系統が適用される印刷装置200の印字機構部の内容についての説明を終了し、再度図1に戻って各構成部分の内容について詳細に説明する。
画像形成部1(1C、1M、1Y、1K)は、画像データを受け入れて、各色彩(C、M、Y、K)毎の画像を記録媒体上にタンデム状態に形成する部分である。すなわち、各色彩ごとの画像データの階調度に対応する出力画像を形成する部分である。
現像バイアス制御部2は、印刷制御部15の制御に基づいて、現像ローラ124(124K、124Y、124M、124C)(図2)のバイアス電圧を変化させて出力画像の濃度を加減する部分である。
LEDヘッド3(3C、3M、3Y、3K)は、一様に帯電される感光ドラム123(123K、123Y、123M、123C)(図12)の表面に露光し、画像データに基づく静電潜像を形成する部分である。
LEDヘッド制御部4は、印刷制御部15の制御に基づいて、LEDヘッド3(3C、3M、3Y、3K)に印加する露光電圧を増減して発光量を可変し、また、印刷制御部15の制御に基づいて、画像データの印刷位置を補正してLEDヘッドに送信する部分である。
テストパターン記憶部5は、濃度補正、色ずれ補正、オリゴマー付着検出、トナー劣化検出に使用するそれぞれのテストパターンの画像データおよびリファレンスデータを予め格納しておくメモリである。
濃度センサ6(6C、6L)は、反射型光センサであり、搬送ベルト129(図2)に印刷されたテストパターンの反射強度を測定し、反射強度から、階調度に対する濃度値を検出するセンサである。
テストパターンテーブル記憶部7は、印刷装置が印刷動作を行うことなく放置されていた非稼動時間に応じてどのようなテストを実行するのかを予め記憶している部分である。ここでテストパターンテーブルの内容(1例)について説明する。
図3は、実施例1のテストパターンテーブルの説明図である。
図に示すように、テストパターンテーブルは、テスト実行条件とそのテストに用いるテストパターンとの関係を定めている。ここでは非稼動時間が1ヶ月以上ならば、トナー劣化検出を行い、以下同様に非稼動時間が1週間以上でオリゴマー付着検出、1日以上で色ずれ調整、3時間以上で濃度補正を行うように設定されている。再度図1に戻って各構成部分の内容について説明を続ける。
補正算出部8は、所定のテストパターンを用いて濃度センサ6(6C、6L)から読み取った濃度値、およびテストパターン記憶部5に格納されているリファレンスデータに基づき、濃度補正、色ずれ補正値、オリゴマー付着検出および劣化トナーの検知を行う部分である。以下にテストパターンの内容と補正の内容について説明する。
図4は、濃度補正用テストパターンの説明図である。
(a)は、パターン構成図(1例)であり、(b)はパターン配置図(1例)である。
(a)に示すように、テストパターン6−1は、媒体搬送方向に等距離連続して並ぶ階調度100%、80%、50%、40%、25%、10%の領域からなるパターンである。
(b)に示すように、テストパターン6−1は、搬送ベルト129(図2)上の一部に濃度センサ6の真下を通るように画像形成部1(1C、1M、1Y、1K)によって印刷される。
図5は、濃度補正用テストパターンによる検出結果の説明図である。
図に示すように横軸に階調度を表し、縦軸に濃度センサによって検出された濃度率が表されている。f1は、理想印字結果を表す直線であり、f2は、実際の印字結果を表す極線である。補正算出部8(図1)は、この読み取った濃度率に基づいて、画像形成部1(図1)の現像ローラ124(図2)に印加される現像バイアスおよび、LEDヘッド3(図1)の発光量を算出し、印刷制御部15(図1)に通知する。
ここで、f1とf2との濃度率の差異が予め定めてある所定の値を超えると、補正が必要であると判断される。そのとき補正算出部8は、濃度率の差異に基づいて画像形成部1(1C、1M、1Y、1K)の現像ローラ124(図2)に引火される現像バイアス、及びLEDヘッド3(3C、3M、3Y、3K)の発光量を算出し、印刷制御部15へ通知することになる。
図6は、色ずれ補正用テストパターンの説明図(その1)である。
(a)はパターン構成図(1例)であり、(b)はパターン配置図(1例)である。
(a)に示すように、(1)にはブラックのパターンが示され、(2)にはカラー(イエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色)のパターンが示されている。ここではブラックとカラーは別々のものとして示しているが、実際には最初に、搬送ベルト129(図2)上にブラックのパターンが印刷され、次に、イエロー、マゼンタ、シアンのいずれかのカラーのパターンがその上に重ねて印刷される。図では、先頭から4番目以降のブロックについては省略している。
(1)に示すように、最初に印刷されるブラックのパターンは、主走査方向に垂直に5ドット上の縞状のパターンがそれぞれ5ドット間隔で4本引かれたものである。4本の縞状のパターンを1ブロックとして、副走査方向に一定の間隔をあけて、9ブロックの縞状のパターンがベルト方向に直線状に配列されている。尚、各ブロックの4本の縞は、主走査方向に関してはいずれも同じ位置に配列される。
(2)に示すカラーのパターンでは、各ブロック毎の構成自体はブラックのパターンの配列と同様であって、その最も前に印刷される1ブロック目の左上の位置TLを基準にして、ブラックのパターンの先頭ブロックと重なるように、副走査方向の印刷位置が設定されている。他方、カラーのパターンの主走査方向における先頭ブロックの位置は、ブラックのパターンに比べて左に4ドットだけシフトした印刷位置に設定されている。そして、1ブロック目に続いて副走査方向の後方に印刷される2番目以降のブロックでは、それぞれ1つ手前のブロックに対して、1ドットだけ右にシフトした印刷位置が設定されている。
(b)に示すように、テストパターン6−2は、搬送ベルト129(図2)上の一部に濃度センサ6の真下を通るように画像形成部1(1C、1M、1Y、1K)によって印刷される。
図7は、色ずれ補正用テストパターンの説明図(その2)である。
図に示すように、上述した配列に設定されたブラックの縞状のパターンとカラーのパターンとからなる検出用パターンは、先に搬送ベルト129(図2)上に印刷されたブラックのパターンが、後から印刷されたカラーのパターンによって覆われる形となり、ブラックのパターンに対するカラーのパターンの主走査方向での印刷位置ずれに対応して、それぞれ図7(a)(b)に示すように、2種類の検出用パターンの重なり合う割合がブロック毎に変化する。しかも、このように2種類の検出用パターンが重なった場合に、カラートナーと、その下敷きになっているブラックトナーは、いずれも搬送ベルト129(図2)上では定着されていないため、カラーの検出用パターンに覆われたブラックの検出用パターンが透けて見えることはない。
主走査方向の印刷位置ずれがない図7(a)の場合には、副走査方向の前から数えて5番目のブロックで2種類の検出用パターンが完全に重なっている。また、図7(b)は、カラーの検出用パターンの印刷位置がブラックに対して、主走査方向で左方向に2ドットだけずれている場合であり、副走査方向の前から数えて7番目のブロックで2種類の検出用パターンが完全に重なっている。このような9ブロックの検出用パターンによれば、印刷位置が1ドットずれるにしたがって、完全に重なり合う検出用パターンのブロック番号が変化するために、主走査方向での印刷位置ずれがあった場合に、その左右方向で4ドット以内の範囲であれば検出可能になる。
印刷されたテストパターンの濃度は、ブラックトナーとカラートナーの重なり具合によって異なってくるため、濃度センサで読み取らせることにより、色ずれ量が検出される。補正算出部8(図1)は、濃度センサ6(図1)が読み取った濃度に基づいて、印刷位置補正量を算出し、印刷制御部15(図1)に通知する。印刷制御部15(図1)は、色ずれ量が所定量を超えるとLEDヘッド制御部4を制御して、画像データの印刷位置を補正することになる。補正は、LEDヘッド制御部4がLEDヘッド3(3C、3M、3Y、3K)の発光タイミングを微調整することによって実行される。
図8は、オリゴマー付着検知パターン[1]の説明図である。
図9は、オリゴマー付着検知パターン[2]の説明図である。
図8(a)は、ベルト上に何も印刷しないテストパターンであり、感光体ドラムにオリゴマーが付着し、トナーがオリゴマーに付着することによって図8(b)のように黒すじが発生することを検出するためのパターンである。図9(a)は、ベルト上に黒ベタを印刷するテストパターンであり、感光体ドラムにオリゴマーが付着することによりLEDヘッドによる露光が遮られたときに、図9(b)のように白すじが発生することを検出するためのパターンである。
このパターンを濃度センサ6(図1)で読み取ると、横すじが発生した際には、ドラム周期ごとに濃度が変化する濃度値が得られる。補正算出部8(図1)は濃度センサ6(図1)が読み取った濃度に基づいて、オリゴマーの付着を検出し、印刷制御部15(図1)に検知する。ドラム周期ごとの濃度変化量が所定の値以上になると、印刷制御部15(図1)は、感光ドラム123(123K、123Y、123M、123C)を空回転させることによってオリゴマーを除去することになる。
図10は、トナー劣化検出用テストパターンの説明図である。
(a)は、ベルト上に黒ベタを印刷するテストパターンであり、トナーが劣化して帯電されない、もしくは必要以上に帯電されてしまった時には、(b)のように色むらが発生することを検出するためのパターンである。
このパターンを濃度センサ6(図1)で読み取ると、トナーが劣化していた時には、不規則に変化する濃度値が得られる。補正算出部8(図1)は濃度センサ6(図1)が読み取った濃度に基づいて、トナーの劣化を検出し、印刷制御部15(図1)に検知する。濃度変化量が所定の値以上になると、印刷制御部15(図1)は、テストパターン記憶部5から、黒ベタパターンを読み出し、記録媒体上に印刷することにより劣化トナーを感光ドラムから排出させる処理を行うことになる。
尚、オリゴマー付着の検出およびトナー劣化の検出のいずれのテストパターンにおいても、濃度補正および色ずれ補正と同様に、搬送ベルト129(図2)上の一部に濃度センサ6(図1)の真下を通るように画像形成部1(1C、1M、1Y、1K)によって印刷される。再度図1に戻って各構成部分の内容について説明を続ける。
受信部9は、図示しないホストコンピュータからの印刷データの受信を行い、受信データを画像処理部に送信すると共に、印刷データの受信を時間情報取得部11に通知する部分である。
電源投入検知部10は、電源がオンになったとき、時間情報取得部11に電源投入情報を通知する部分である。時間情報取得部11は、受信部9もしくは電源投入検知部10からの通知を受信すると、時計部12から時間情報を取得し、非稼動時間算出部14に送信すると共に、時間情報記憶部13に時間情報を格納する部分である。
時計部12は、時間情報取得部11に現在の時間情報を通知する部分である。時間情報記憶部13は、時間情報取得部11が取得した時間情報を格納する不揮発性のメモリである。
非稼動時間算出部14は、時間情報取得部11から時間情報を受信すると、時間情報記憶部13に格納されている時間情報を読み出し、前回の印刷が行われてからの時間を算出し、印刷制御部15に送信する部分である。
印刷制御部15は、画像処理部16の印刷開始通知を受けると、印刷機構部を動作させ印刷処理を行う部分である。また、非稼動時間算出部14から非稼動時間を受信すると、テストパターンテーブル記憶部7を参照し、非稼動時間がそれぞれのテスト実行条件を満たしている時間であるならば、テストパターン記憶部5からテストパターンを読み出し、ベルト上にテストパターンを印刷させる部分である。また、補正算出部8から受信した色ずれ補正データを受け、現像バイアス制御部2に補正後の現像バイアス値を、LEDヘッド制御部4に補正後のLED発光量を設定するように通知する部分である。また、補正算出部8から、オリゴマー検出通知を受けた時には、感光ドラム123(123K、123Y、123M、123C)を回転させ、オリゴマーを除去する制御を行う部分である。また、補正算出部8から、トナー劣化検出通知を受けた時には、テストパターン記憶部5から、黒ベタパターンを読み出し、記録媒体上に印刷することにより劣化トナーを感光ドラムから排出させる処理を行う部分である。
画像処理部16は、受信部9で受信した印刷データを記録媒体に記録する画像データの形式に変換する処理を行い、印刷制御部15に印刷動作の開始を通知すると共に、画像データをLEDヘッド制御部4に送信する部分である。以上説明した印刷装置200は以下のように動作する。
〈動作〉の説明
図11は、実施例1の全体動作を示すフローチャートである。
(a)は印刷データを受信した時の動作であり、(b)は電源投入時の動作である。
最初にステップS1−1からステップS1−6までステップ順に外部装置から印刷データを受信してテスト実行に至る動作について図1を併用しながら詳細に説明する。
ステップS1−1
受信部9は、図示しないホストPC(上位装置)から印刷データを受信すると、画像処理部16に印刷データを送信すると共に、印刷データを受信したことを時間情報取得部11に通知する。
ステップS1−2
時間情報取得部11は、時計部12から現在の時間情報を取得し、非稼動時間算出部14に通知する。
ステップS1−3
非稼動時間算出部14は、時間情報取得部11から通知された時間情報と、時間情報記憶部13に記憶されている前回印刷時の時間情報を参照し、前回の印刷から印刷装置が稼動していなかった非稼動時間を算出し、印刷制御部15に通知する。
ステップS1−4
時間情報取得部11は、ステップS1−2で得た時間情報を、時間情報記憶部13に格納する。
ステップS1−5
印刷制御部15は、非稼動時間算出部14から通知された非稼動時間情報に基づき印刷品質テストを行うか否かを制御し、各種テストを行う。このステップについては後に再度詳細に説明する。
ステップS1−6
画像処理部16は、印刷データを画像データに変換し、LEDヘッド制御部4に送信すると共に、印刷の開始を印刷制御部15に通知し、記録媒体への印刷を行ってフローを終了する。
続いて、ステップS1−11からステップS1−15までステップ順に印刷装置200へ電源投入が実行されときからテスト実行に至る動作について図1を併用しながら詳細に説明する。
ステップS1−11
電源投入検知部10は、電源が投入されたことを検知し、時間情報取得部11に通知する。
ステップS1−12
受信部9は、図示しないホストPC(上位装置)から印刷データを受信すると、画像処理部16に印刷データを送信すると共に、印刷データを受信したことを時間情報取得部11に通知する。このステップはステップS1−2と同様である。
ステップS1−13
時間情報取得部11は、時計部12から現在の時間情報を取得し、非稼動時間算出部14に通知する。このステップはステップS1−3と同様である。
ステップS1−14
時間情報取得部11は、ステップS1−12で得た時間情報を、時間情報記憶部13に格納する。
ステップS1−15
印刷制御部15は、非稼動時間算出部14から通知された非稼動時間情報に基づき印刷品質テストを行うか否かを制御し、各種テストを行ってフローを終了する。このステップはステップS1−5と同様である。このステップについては後に再度詳細に説明する。
続いて上記フローチャート中のステップS1−5(ステップS1−15も同様)の詳細について説明する。
図12は、ステップS1−5の詳細を示すフローチャートである。
印刷制御部15が非稼動時間算出部14から通知された非稼動時間情報に基づき各種テストを行う動作の内容について、ステップS1−21からステップS1−39までステップ順に、詳細に説明する。
ステップS1−21
印刷制御部15は、テストパターンテーブル記憶部7を参照する。
ステップS1−22
印刷制御部15は、ステップS1−3で取得した非稼動時間がトナー劣化検出テストを実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(非稼動時間>1ヶ月)の条件を満たすかどうかを判定する。条件を満たしている場合はステップS1−23へ進み、条件を満たしていない場合はステップS1−27へ進む。
ステップS1−23
印刷制御部15はテストパターン記憶部5を参照してトナー劣化検出用テストパターン(図10)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
ステップS1−24
濃度センサ6は、ステップS1−23で印刷されたトナー劣化検出用テストパターン(図10)を読み取る。
ステップS1−25
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、トナーが劣化しているかどうかを判定する。トナーが劣化していると判定したときステップS1−26へ進み、トナーが劣化していないと判定したときはステップS1−27へ進む。
ステップS1−26
補正算出部8は、印刷制御部15に通知し、印刷制御部15は、劣化したトナーを排出するために記録媒体に黒ベタパターンの印刷を行う。この際、非稼動時間に応じて(非稼動日数*20)枚の印刷を行う。
ステップS1−27
上記ステップS1−22で条件を満たしていない時、もしくはステップS1−25でトナーが劣化していないと判定した時、もしくはステップS15の処理が終了した時、印刷制御部15は、ステップS1−4で取得した非稼動時間がオリゴマー付着検出テストを実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(非稼動時間>1週間)の条件を満たすかどうかを判定する。条件を満たしているときはステップS1−28へ進み、条件を満たしていないときはステップS1−32へ進む。
ステップS1−28
印刷制御部15はテストパターン記憶部5を参照してオリゴマー付着検知パターン(図8または図9)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
ステップS1−29
濃度センサ6は、ステップS1−28で印刷されたオリゴマー付着検知パターン(図8または図9)を読み取る。
ステップS1−30
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、感光ドラムにオリゴマーが付着しているかどうかを判定する。オリゴマーが付着していると判定したときはステップS1−31へ進み、オリゴマーが付着していないと判定したときはステップS1−32へ進む。
ステップS1−31
補正算出部8は印刷制御部15に通知し、印刷制御部15はオリゴマーを除去するために感光ドラム123(123K、123Y、123M、123C)(図2)を回転させる制御を行う。
ステップS1−32
上記ステップS1−27で条件を満たしていないとき、もしくはステップS1−30でオリゴマーが付着していないと判定したとき、もしくはステップS1−31の処理が終了したとき、印刷制御部15は、ステップS1−4で取得した非稼動時間が色ずれ補正を実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(非稼動時間>1日)の条件を満たすかどうかを判定する。条件を満たしていると判定したときはステップS1−33へ進み、条件を満たしていないと判定したときはステップS1−36へ進む。
ステップS1−33
印刷制御部15はテストパターン記憶部5を参照して色ずれ補正用テストパターン(図6または図7)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
ステップS1−34
濃度センサ6は、ステップS1−33で印刷された色ずれ補正用テストパターンを読み取る。
ステップS1−35
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、色ずれ補正値を算出し印刷制御部15に通知し、印刷制御部は、LEDヘッド制御部4に補正値を更新するように制御する。
ステップS1−36
上記ステップS1−32で条件を満たしていないとき、もしくはステップS1−35の処理が終了したとき、印刷制御部15は、ステップS1−4で取得した非稼動時間が濃度補正を実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(非稼動時間>3時間)の条件を満たすかどうかを判定する。条件を満たしているときはステップS1−37へ進み、条件を満たしていないときはフローを終了する。
ステップS1−37
印刷制御部15はテストパターン記憶部5を参照して濃度補正用テストパターン(図4)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
ステップS1−38
濃度センサ6は、ステップS1−37で印刷された濃度補正用テストパターン(図4)を読み取る。
ステップS1−39
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、濃度補正値を算出し印刷制御部15に通知し、印刷制御部15は、現像バイアス制御部2およびLEDヘッド制御部4に補正値を更新するように制御し、フローを終了する。
〈効果〉の説明
以上説明したように、本実施例によれば、印刷装置の非稼動時間を算出し、算出した非稼動時間に応じて実行するテストを変更する構成にしたことにより、経過時間に応じて必要な処理のみを行うこととしため、使用者の待ち時間が減少するという効果を得る。
尚、上記説明では、黒ベタパターンの印刷枚数は一定としたが、可変させてもよい。また、計算式は実施例のものである必要はなく、印刷枚数の上限を設けてもよい。また、実施例では主走査方向のみの色ずれ補正について説明したが、副走査方向、斜め補正などの他の色ずれ補正を行っても構わない。また、実施例では濃度センサを用いて各処理を行っているが、他の方法でも構わない。また、実施例に記述しなかった動作テストもテストパターンテーブルに追加することによって実行可能である。
図13は、実施例2の印刷装置の制御系統のブロック図である。
図に示すように、本発明による画像形成装置としての印刷装置300の制御系統は、画像形成部1(1C、1M、1Y、1K)と、現像バイアス制御部2と、LEDヘッド3(3C、3M、3Y、3K)と、LEDヘッド制御部4と、テストパターン記憶部5と、濃度センサ6と、テストパターンテーブル記憶部27と、補正算出部8と、受信部9と、電源投入検知部10と、時間情報取得部20と、時計部12と、時間情報記憶部13と、非稼動時間算出部21と、印刷制御部22と、画像処理部16とを備える。以下に実施例1と異なる部分のみについて詳細に説明する。実施例1と同様の部分については実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
時間情報取得部20は、受信部9もしくは電源投入検知部10からの通知を受信すると、時計部12から時間情報を取得し、非稼動時間算出部21に送信すると共に、時間情報記憶部13に時間情報を格納する部分である。また、電源投入検知部10からの通知を受信したか否かを示す電源投入情報を非稼動時間算出部21にあわせて通知する部分である。ここで、電源投入情報は「電源投入」と「連続稼動中」の2つのステートを持つ。
非稼動時間算出部21は、時間情報取得部20から時間情報および電源投入情報を受信すると、時間情報記憶部13に格納されている時間情報を読み出し、前回の印刷が行われてからの時間を算出し、電源投入情報とともに印刷制御部22に送信する部分である。
印刷制御部22は、画像処理部16の印刷開始通知を受けると、印刷機構部を動作させ印刷処理を行う部分である。また、非稼動時間算出部21から非稼動時間および電源投入情報を受信すると、テストパターンテーブル記憶部27を参照し、非稼動時間がそれぞれのテスト実行条件を満たしている時間であるならば、テストパターン記憶部5からテストパターンを読み出し、ベルト上にテストパターンを印刷させる部分である。また、補正算出部8から受信した色ずれ補正データを受け、現像バイアス制御部2に補正後の現像バイアス値を、LEDヘッド制御部4に補正後のLED発光量を設定するように通知する部分である。また、補正算出部8から、オリゴマー検出通知を受けた時には、感光ドラム123(123K、123Y、123M、123C)(図2)を回転させ、オリゴマーを除去する制御を行う部分である。また、補正算出部8から、トナー劣化検出通知を受けた時には、テストパターン記憶部5から、黒ベタパターンを読み出し、記録媒体上に印刷することにより劣化トナーを感光ドラムから排出させる処理を行う部分である。
テストパターンテーブル記憶部27は、印刷装置が印刷動作を行うことなく放置されていた、非稼動時間に応じてどのようなテストを実行するのかを記憶している部分である。ここでテストパターンテーブルの内容(1例)について説明する。
図14は、実施例2のテストパターンテーブルの説明図である。
図に示すように、テストパターンテーブルは、印刷終了時を起点とするテスト実行条件、及び電源投入時を起点とするテスト実行条件とそのテストに用いるテストパターンとの関係を定めている。ここでは連続通電時の非稼動時間が、1ヶ月以上ならば、トナー劣化検出を行い、以下同様に非稼動時間が1週間以上でオリゴマー付着検出、1日以上で色ずれ調整、3時間以上で濃度補正を行うように設定されている。また、電源が一旦オフになり、再投入された時、非稼動時間が20日以上ならばトナー劣化検出、5日以上でオリゴマー付着検出、12時間以上で色ずれ調整、濃度補正は必ず行うように設定されている。以上説明した以外の部分は実施例1と同様なので説明を省略し、以下に本実施例の印刷装置300の動作について説明する。
〈動作〉の説明
図15は、実施例2の全体動作を示すフローチャートである。
(a)は印刷データを受信した時の動作であり、(b)は電源投入時の動作である。
最初にステップS2−1からステップS2−6までステップ順に外部装置から印刷データを受信してテスト実行に至る動作について図13を併用しながら詳細に説明する。
ステップS2−1
受信部9は、図示しないホストPC(上位装置)から印刷データを受信すると、画像処理部16に印刷データを送信すると共に、印刷データを受信したことを時間情報取得部20に通知する。
ステップS2−2
時間情報取得部20は、時計部12から現在の時間情報を取得し、電源投入情報と併せて非稼動時間算出部21に通知する。
ステップS2−3
非稼動時間算出部21は、時間情報取得部20から通知された時間情報と、時間情報記憶部13に記憶されている前回印刷時の時間情報を参照し、前回の印刷から印刷装置が稼動していなかった非稼動時間を算出し、ステップS2−2で受信した電源投入情報と併せて印刷制御部22に通知する。
ステップS2−4
時間情報取得部20は、ステップS2−2で得た時間情報を、電源投入情報と併せて時間情報記憶部13に格納する。
ステップS2−5
印刷制御部22は、非稼動時間算出部21から通知された非稼動時間情報および電源投入情報に基づき印刷品質テストを行うか否かを制御し、各種テストを行う。このステップについては後に再度詳細に説明する。
ステップS2−6
画像処理部16は、印刷データを画像データに変換し、LEDヘッド制御部4に送信すると共に、印刷の開始を印刷制御部22に通知し、記録媒体への印刷を行ってフローを終了する。
続いて、ステップS2−11からステップS2−15までステップ順に印刷装置300へ電源投入が実行されときからテスト実行に至る動作について図13を併用しながら詳細に説明する。
ステップS2−11
電源投入検知部10は、電源が投入されたことを検知し、時間情報取得部20に通知する。
ステップS2−12
時間情報取得部20は、時計部12から現在の時間情報を取得し、電源投入情報と併せて非稼動時間算出部21に通知する。このステップはステップS2−2と同様である。
ステップS2−13
非稼動時間算出部21は、時間情報取得部20から通知された時間情報と、時間情報記憶部13に記憶されている前回印刷時の時間情報を参照し、前回の印刷から印刷装置が稼動していなかった非稼動時間を算出し、ステップS2−12で受信した電源投入情報と併せて印刷制御部22に通知する。このステップはステップS2−3と同様である。
ステップS2−14
時間情報取得部20は、ステップS2−12で得た時間情報を、電源投入情報と併せて時間情報記憶部13に格納する。このステップはステップS2−4と同様である。
ステップS2−15
印刷制御部22は、非稼動時間算出部21から通知された非稼動時間情報および電源投入情報に基づき印刷品質テストを行うか否かを制御し、各種テストを行ってフローを終了する。このステップについては後に再度詳細に説明する。
続いて上記フローチャート中のステップS2−5(ステップS2−15も同様)の詳細について説明する。
図16は、ステップS2−5の詳細を示すフローチャートである。
印刷制御部22が非稼動時間算出部21から通知された非稼動時間情報に基づき各種テストを行う動作の内容について、ステップS2−21からステップS2−39までステップ順に、詳細に説明する。
ステップS2−21
印刷制御部22は、テストパターンテーブル記憶部27を参照する。
ステップS2−22
印刷制御部22は、ステップS2−3で取得した非稼動時間がトナー劣化検出テストを実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(電源投入情報=「連続稼動中」かつ、非稼動時間>1ヶ月)もしくは(電源投入情報=「電源投入」かつ、非稼動時間>20日)のいずれかの条件を満たすかどうかを判定する。いずれかの条件を満たすと判定したときにはステップS2−23へ進み、いずれの条件をも満たしていない判定したときにはステップS2−27へ進む。
ステップS2−23
印刷制御部22はテストパターン記憶部5を参照してトナー劣化検出用テストパターン(図10)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
ステップS2−24
濃度センサ6は、ステップS2−23で印刷されたトナー劣化検出用テストパターン(図10)を読み取る。
ステップS2−25
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、トナーが劣化しているかどうかを判定する。トナーが劣化していると判定したときステップS2−26へ進み、トナーが劣化していないと判定したときはステップS2−27へ進む。
ステップS2−26
補正算出部8は、印刷制御部22に通知し、印刷制御部22は、劣化したトナーを排出するために記録媒体に黒ベタパターンの印刷を行う。この際、非稼動時間に応じて(非稼動日数*20)枚の印刷を行う。
ステップS2−27
上記ステップS2−22で条件を満たしていない時、もしくはステップS2−25でトナーが劣化していないと判定した時、もしくはステップS2−26の処理が終了した時、印刷制御部22は、ステップS2−3で取得した非稼動時間がオリゴマー付着検出テストを実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(電源投入情報=「連続稼動中」かつ、非稼動時間>1週間)もしくは(電源投入情報=「電源投入」かつ、非稼動時間>5日)のいずれかの条件を満たすかどうかを判定する。いずれかの条件を満たしているときはステップS2−28へ進み、いずれの条件をも満たしていないときはステップS2−32へ進む。
ステップS2−28
印刷制御部22はテストパターン記憶部5を参照してオリゴマー付着検知パターン(図8または図9)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
ステップS2−29
濃度センサ6は、ステップS2−28で印刷されたオリゴマー付着検知パターン(図8または図9)を読み取る。
ステップS2−30
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、感光ドラムにオリゴマーが付着しているかどうかを判定する。オリゴマーが付着していると判定したときはステップS2−31へ進み、オリゴマーが付着していないと判定したときはステップS2−32へ進む。
ステップS2−31
補正算出部8は印刷制御部22に通知し、印刷制御部22はオリゴマーを除去するために感光ドラム123(123K、123Y、123M、123C)(図2)を回転させる制御を行う。
ステップS2−32
上記ステップS2−27で条件を満たしていないとき、もしくはステップS2−30でオリゴマーが付着していないと判定したとき、もしくはステップS2−31の処理が終了したとき、印刷制御部22は、ステップS2−3で取得した非稼動時間が色ずれ補正を実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(電源投入情報=「連続稼動中」かつ、非稼動時間>1日)もしくは(電源投入情報=「電源投入」かつ、非稼動時間>6時間)のいずれかの条件を満たすかどうかを判定する。いずれかの条件を満たしているときはステップS2−33へ進み、いずれの条件をも満たしていないときはステップS2−36へ進む。
ステップS2−33
印刷制御部22はテストパターン記憶部5を参照して色ずれ補正用テストパターン(図6または図7)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
ステップS2−34
濃度センサ6は、ステップS2−33で印刷された色ずれ補正用テストパターンを読み取る。
ステップS2−35
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、色ずれ補正値を算出し印刷制御部22に通知し、印刷制御部22は、LEDヘッド制御部4に補正値を更新するように制御する。
ステップS2−36
上記ステップS2−32で条件を満たしていない時、もしくはステップS2−35の処理が終了した時、印刷制御部22は、ステップS2−3で取得した非稼動時間が濃度補正を実行する条件を満たしているかどうかを判定する。すなわち、(電源投入情報=「連続稼動中」かつ、非稼動時間>3時間)もしくは(電源投入情報=「電源投入」)の条件を満たすかどうかを判定する。いずれかの条件を満たしているときはステップS2−37へ進み、いずれの条件をも満たしていないときはフローを終了する。
ステップS2−37
印刷制御部22はテストパターン記憶部5を参照して濃度補正用テストパターン(図4)を搬送ベルト129(図2)に印刷する。
ステップS2−38
濃度センサ6は、ステップS2−37で印刷された濃度補正用テストパターン(図4)を読み取る。
ステップS2−39
補正算出部8は、濃度センサ6が読み取った濃度値から、濃度補正値を算出し印刷制御部15に通知し、印刷制御部22は、現像バイアス制御部2およびLEDヘッド制御部4に補正値を更新するように制御し、フローを終了する。
〈効果〉の説明
以上説明したように、本実施例によれば、テストパターンテーブルを拡充し、電源投入動作の有無をテーブルの条件に追加したことにより、電源投入動作の有無により、テスト実行条件を変更することが可能になり、実施例1の効果に加え、電源投入時に必要なテストは確実に実行されるという効果を得る。
以上の説明では、プリンタのみに限定して説明したが、複写機やファクシミリなどの画像形成装置にも適用可能である。
実施例1の印刷装置の制御系統のブロック図である。 印字機構部の主要部断面図である。 実施例1のテストパターンテーブルの説明図である。 濃度補正用テストパターンの説明図である。 濃度補正用テストパターンによる検出結果説明図である。 色ずれ補正用テストパターンの説明図(その1)である。 色ずれ補正用テストパターンの説明図(その2)である。 オリゴマ−付着検知パターン[1]の説明図である。 オリゴマ−付着検知パターン[2]の説明図である。 トナー劣化検出用テストパターンの説明図である。 実施例1の全体動作を示すフローチャートである。 ステップS1−5の動作の詳細を示すフローチャートである。 実施例2の印刷装置の制御系統のブロック図である。 実施例2のテストパターンテーブルの説明図である。 実施例2の全体動作を示すフローチャートである。 ステップS2−5の動作の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1(1C、1M、1Y、1K) 画像形成部
2 現像バイアス制御部
3(3C、3M、3Y、3K) LEDヘッド
4 LEDヘッド制御部
5 テストパターン記憶部
6 濃度センサ
7 テストパターンテーブル記憶部
8 補正算出部
9 受信部
10 電源投入探知部
11 時間情報取得部
12 時計部
13 時間情報記憶部
14 非稼動時間算出部
15 印刷制御部
16 画像処理部
200 印刷装置

Claims (5)

  1. 直前の印刷処理の終了を起点とする非稼動経過時間を算出する非稼動時間算出部と、
    前記非稼動経過時間の長さに対応し、予め定められている品質項目による印字品質の取得と、該印字品質の取得結果に基づいて前記印字品質の調整を制御する印刷制御部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記非稼動経過時間の長さに対応する品質項目を予め定める品質項目特定テーブルと前記品質項目に対応するテストパターンとを格納する記憶部を更に備え、
    前記印刷制御部は、
    非稼動時間算出部が算出する非稼動経過時間に基づいて前記品質項目を特定し、該特定した品質項目に対応するテストパターンを用いて、前記印字品質の取得と、該印字品質の取得結果に基づいて前記印字品質の調整を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記品質項目には、色ずれ量、印刷濃度、オリゴマー筋、及びトナー劣化の内、少なくとも1項目が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記非稼動経過時間は、第1の印刷処理の終了から第2の印刷処理の開始までの時間であることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記非稼動経過時間は、直前の電源切断から電源再投入までの時間であることを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の画像形成装置。
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