JP2008196445A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この装置は、燃焼室に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と排気通路に設けられた排気浄化装置とを有する内燃機関に適用される。燃料噴射システムは、燃料噴射弁からの燃料噴射としてトルク発生のための燃料噴射とは別に膨張行程あるいは排気行程における燃料噴射であるポスト噴射を実行する。排気再循環システム(EGRシステム)は、排気通路および吸気通路を連通するEGR通路に設けられたEGR弁の駆動制御を実行する。ポスト噴射が未実行であることを条件にEGR弁を開弁駆動する。EGR弁が閉弁状態であることを条件に(t12)、ポスト噴射の実行を許可する。ポスト噴射の実行停止から所定期間が経過したことを条件に(t14)、EGR弁の開弁駆動の開始を許可する。
【選択図】図5
Description
請求項1に記載の発明は、燃焼室に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と排気通路に設けられた排気浄化装置とを有する内燃機関に適用され、前記燃料噴射弁からの燃料噴射としてトルク発生のための燃料噴射とは別に膨張行程あるいは排気行程における燃料噴射であるポスト噴射を実行する燃料噴射システムと、前記排気通路および吸気通路を連通する排気再循環通路に設けられた排気再循環弁の駆動制御を通じて排気再循環を実行する排気再循環システムとを備え、前記ポスト噴射が未実行であることを条件に前記排気再循環弁を開弁駆動する内燃機関の制御装置であって、前記排気再循環弁が閉弁状態であることを条件に、前記ポスト噴射の実行を許可することをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、燃焼室に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と排気通路に設けられた排気浄化装置とを有する内燃機関に適用され、前記燃料噴射弁からの燃料噴射としてトルク発生のための燃料噴射とは別に膨張行程あるいは排気行程における燃料噴射であるポスト噴射を実行する燃料噴射システムと、前記排気通路および吸気通路を連通する排気再循環通路に設けられた排気再循環弁の駆動制御を通じて排気再循環を実行する排気再循環システムとを備え、前記ポスト噴射が未実行であることを条件に前記排気再循環弁を開弁駆動する内燃機関の制御装置であって、前記ポスト噴射の実行停止から所定期間が経過したことを条件に、前記排気再循環弁の開弁駆動の開始を許可することをその要旨とする。
図1に、本実施の形態にかかる内燃機関の制御装置の概略構成を示す。
ここでは先ず、ポスト噴射処理について、図2に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
(イ)ポスト噴射の未実行時においてフィルタ33に捕集されているPMの量(PM堆積量)が上限量以上であること、あるいはポスト噴射の実行時においてPM堆積量が下限量以上であること。なお本実施の形態では、その時々におけるPM堆積量が内燃機関10の運転状態やフィルタ33の温度などに基づき推定されて電子制御装置40に記憶されている。
(ロ)排気流れ方向下流側の触媒コンバータ32の温度が所定温度以上であること。なお本実施の形態では、その時々における触媒コンバータ32の温度が排気温度Taに基づき推定されて電子制御装置40に記憶されている。
(ハ)EGR開度が所定開度以下であること。上記所定開度としては、例えば全閉状態に対応する開度や同開度より若干大きい開度など、EGR弁21が閉弁状態であること、言い換えれば、EGR通路20を通じた吸気通路15と排気通路18との連通が遮断されていることを的確に判断可能な値が予め設定されている。
そして、本実施の形態にかかる燃料噴射弁11の駆動制御では、上記目標ポスト噴射量Qpに応じた時間だけ目標ポスト噴射時期Tpにおいて燃料噴射弁11が開弁駆動されてポスト噴射が実行される。なお本実施の形態では、排気温度Tbに基づいて排気流れ方向下流側の触媒コンバータ32の下流端の温度、言い換えれば、フィルタ33の上流端の温度(フィルタ温度Tf)が推定されて、電子制御装置40に記憶されている。そしてポスト噴射の実行に際しては、このフィルタ温度Tfと予め定められた目標温度(例えば600〜700℃)とが一致するように、目標ポスト噴射量Qpがフィードバック制御される。
図3は、EGR処理の具体的な処理手順を示すフローチャートであり、同フローチャートに示される一連の処理は、所定時間毎の処理として、電子制御装置40により実行される。
(ニ)前記(イ)および(ロ)のいずれかが満たされていないこと。
(ホ)ポスト噴射の実行停止後においてクランク軸28が所定回数以上回転したこと。
そして、本実施の形態にかかるEGR弁21の開度制御では、目標EGR開度TegrとEGR開度とが一致するように、同EGR開度が調節される。
図5に、本実施に形態にかかる制御装置におけるポスト噴射の実行態様の変化とEGR開度の推移との関係の一例を示す。
時刻t11において、ポスト噴射の実行条件のうちの(イ)および(ロ)が共に満たされてEGR処理の実行条件の(ニ)が満たされなくなり、同EGR処理の実行条件が不成立になると、EGR弁21の閉弁駆動が開始され、その後においてEGR開度が徐々に小さくなる。そして時刻t12において、EGR弁21が閉弁状態になることによってポスト噴射の実行条件の(ハ)が満たされて同実行条件が成立すると、ポスト噴射の実行が開始される。
(1)EGR弁21が閉弁状態であることを条件に、ポスト噴射の実行を許可するようにした。そのため、ポスト噴射の実行開始に際して、同ポスト噴射によって生じる排気中の未燃燃料成分が吸気通路15に戻されることを的確に抑制することができる。
・条件(ハ)は、EGR弁21が閉弁状態であることを的確に判断することの可能な条件であれば任意に変更することができる。例えば「ポスト噴射の実行停止後の経過時間が所定時間以上であること。」といった条件(ヘ)を上記条件(ハ)に代えて設定することができる。なお上記条件(ヘ)を採用する場合には、上記所定時間として、EGR弁21の閉弁駆動が開始されたときの目標EGR開度Tegrが大きい開度であるときほど長い時間を設定するようにしてもよい。同構成によれば、EGR弁21が閉弁状態になるのに要する時間に応じて上記所定時間を設定することができ、EGR弁21が実際に閉弁状態になるタイミングに合わせてポスト噴射の実行開始を許可することができる。
・条件(ホ)を省略してもよい。同構成よっても、前記(1)に記載の効果を得ることはできる。
Claims (4)
- 燃焼室に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と排気通路に設けられた排気浄化装置とを有する内燃機関に適用され、前記燃料噴射弁からの燃料噴射としてトルク発生のための燃料噴射とは別に膨張行程あるいは排気行程における燃料噴射であるポスト噴射を実行する燃料噴射システムと、前記排気通路および吸気通路を連通する排気再循環通路に設けられた排気再循環弁の駆動制御を通じて排気再循環を実行する排気再循環システムとを備え、前記ポスト噴射が未実行であることを条件に前記排気再循環弁を開弁駆動する内燃機関の制御装置であって、
前記排気再循環弁が閉弁状態であることを条件に、前記ポスト噴射の実行を許可する
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、
前記排気再循環弁の開度が所定開度以下であることをもって、同排気再循環弁が閉弁状態であると判断する
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 燃焼室に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と排気通路に設けられた排気浄化装置とを有する内燃機関に適用され、前記燃料噴射弁からの燃料噴射としてトルク発生のための燃料噴射とは別に膨張行程あるいは排気行程における燃料噴射であるポスト噴射を実行する燃料噴射システムと、前記排気通路および吸気通路を連通する排気再循環通路に設けられた排気再循環弁の駆動制御を通じて排気再循環を実行する排気再循環システムとを備え、前記ポスト噴射が未実行であることを条件に前記排気再循環弁を開弁駆動する内燃機関の制御装置であって、
前記ポスト噴射の実行停止から所定期間が経過したことを条件に、前記排気再循環弁の開弁駆動の開始を許可する
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項3に記載の内燃機関の制御装置において、
前記ポスト噴射の実行が停止された後に機関出力軸が所定回数以上回転したことをもって、前記所定期間が経過したと判断する
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9488089B2 (en) | 2012-07-27 | 2016-11-08 | Perkins Engines Company Limited | Method of controlling operation of an engine having both an exhaust fluid recirculation apparatus and an exhaust fluid treatment apparatus |
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2007
- 2007-02-15 JP JP2007034753A patent/JP2008196445A/ja active Pending
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