JP2008196136A - 建物ユニット用階段、及びユニット式建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物ユニットに対する階段設置態様の自由度を高め、ユーザのニーズに好適に応える。
【解決手段】階段ユニット20は、複数の踏板21と、その複数の踏板21の両端部を支持するささら桁22と、各踏板21間に設けられる蹴込み板23と、折り返し内側部に設けられる中間壁24と、階段上り口及び階段下り口を含む側面を除く三つの側面に設けられる間仕切り壁25とから構成されている。踏板21は1階床面から2階床面にかけて15段分設けられ、そのうち折り返し部には踏板21が4段分設けられている。本構成の階段ユニット20では特に、その平面視形状が建物ユニット10の妻面の横方向寸法と同じ幅を有する正方形状をなしている。つまり、階段ユニット20において間仕切り壁25の互いに直交する2つの辺の長さL1,L2はいずれも等しく(L1=L2)、さらに同長さL1,L2は建物ユニット10の短辺寸法に等しくなっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の梁材及び柱材よりなる直方体状の建物ユニットに組み付けられる建物ユニット用階段、及びユニット式建物に関するものである。
複数の建物ユニットを互いに連結して構築されるユニット式建物において、いずれかの建物ユニットに階段が設置される場合、その設計プランとして妻面上りとするか桁面上りとするかが決定され、その決定された向きにて階段が設置される。この場合、階段において上り方向に要する長さ寸法は段数や傾斜角度に応じて決まり、仮にその長さ寸法が建物ユニットの妻面長さよりも大きければ、必然的に妻面上りの設置とされるようになっていた。ユニット式建物における階段構造に関して例えば特許文献1の技術が開示されている。
特許第2963507号公報
近年では、ユニット式建物のような工業化住宅においてユーザの間取り等に対するニーズが益々多様化する傾向にあり、例えば妻面上りを前提とした建物であっても、事後的に桁面上りに変更するといったニーズも生じている。この点、特許文献1を含む従来技術では、事後的に階段の設置の向きを変更したりすることが困難であり、設計プランに制約が生じるといった不都合が考えられる。それ故に、改善の余地があると考えられる。
本発明は、建物ユニットに対する階段設置態様の自由度を高め、ユーザのニーズに好適に応えることができる建物ユニット用階段、及びユニット式建物を提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施形態において対応する構成例を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
手段1.複数の梁材(天井大梁12、床大梁13)及び柱材(柱11)よりなる直方体状の建物ユニット(建物ユニット10)に組み付けられる建物ユニット用階段において、複数の踏板(踏板21)が当該階段の略中央高さ位置で折り返して配置され、かつ平面視形状が前記建物ユニットの妻面の横方向寸法(短辺寸法)と略同じ幅を有する正方形状をなしていることを特徴とする。
上記構成によれば、建物ユニット用階段の側面部において水平方向で直交する2方向の各寸法が、いずれも略同じで、かつ建物ユニットの妻面の横方向寸法(短辺寸法)と略同じものとなっている。したがって、建物ユニットに対して建物ユニット用階段を設置する際、階段上り口を建物ユニットの桁面、妻面のいずれにすることも可能となる。つまり、同じ構成の建物ユニット用階段を用い、自由な設計プランを立てることが可能となる。その結果、建物ユニットに対する階段設置態様の自由度を高め、ユーザのニーズに好適に応えることができることとなる。
手段2.手段1において、前記複数の踏板(踏板21)と各踏板間に設けられる蹴込み板(蹴込み板23)とを含んでなる階段本体を、階段上り口及び階段下り口を含む側面以外の各側面で間仕切り壁(間仕切り壁25)により囲んだ建物ユニット用階段であって、前記間仕切り壁において互いに直交する2辺の横幅寸法をいずれも同一にしたことを特徴とする。階段の周囲部分に間仕切り壁が設けられる場合、その間仕切り壁により階段の大きさが規定される。この場合、間仕切り壁において互いに直交する2辺の横幅寸法をいずれも同一にすることで、平面視形状が正方形状をなす階段が実現できる。
手段3.手段1又は2において、所定の高さ寸法よりなる第1の建物ユニット(標準ユニット10A)と、その第1の建物ユニットよりも大きい高さ寸法よりなる第2の建物ユニット(ハイユニット10B)とに用いられる建物ユニット用階段であって、前記第1の建物ユニットを基準にして構成される階段ユニット(階段ユニット20)と、前記階段ユニットを前記第2の建物ユニットに設置した場合に不足となる不足段数を追加するべく前記階段ユニットの下方に設置される段数追加手段(底上げユニット30等)と、を備えてなることを特徴とする。
要するに、第1の建物ユニットと第2の建物ユニットとを比較すると、その高さが相違し、同じ建物ユニット用階段を使うとすれば、第1の建物ユニットにおいて段数が多すぎることになるか、又は第2の建物ユニットにおいて段数が不足する。この点上記構成によれば、第1の建物ユニットについては、階段ユニットを使うことで丁度の段数(高さ)の階段が設置できる。また、第2の建物ユニットについては、階段ユニットと段数追加手段とを使うことで丁度の段数(高さ)の階段が設置できる。
手段4.手段3において、前記段数追加手段として、平面面積が前記階段ユニットの平面投影面積と同じでかつ高さが前記不足段数の高さと同じ本体部(ユニット本体31)と、その本体部において前記階段ユニットの上り口となる位置に設けられ、前記不足段数を補うための踏板を有する追加踏板部(補助ステップ32b)とを備える底上げユニット(底上げユニット30)を用いることを特徴とする。本構成では、本体部によって階段ユニットが安定した状態で底上げできる。また、本体部に追加踏板部が設けられているため、不足段数の追加が容易に実現できる。
手段5.手段4において、前記本体部には、その側面部に設けられた開口部(開口部31c)を通じて出し入れ可能な引き出し(引き出し32,33)が設けられている。この場合、底上げユニットにおいて本体部の内部空間を収納スペースとして好適に利用することができる。ここで、前記引き出しにおいて、その引き手側端部に前記追加踏板部が一体に設けられていてもよい(手段6)。
手段7.前記第2の建物ユニットを用い、同第2の建物ユニットに、手段4乃至6のいずれかに記載の建物ユニット用階段が組み付けられてなるユニット式建物であって、前記底上げユニットを、工場にてあらかじめ前記第2の建物ユニットに固定したことを特徴とする。この場合、建物の施工現場における作業負担を軽減できる。ただし、底上げユニットが、本体部から出し入れ可能な引き出しを有する構成では、その引き出しについては建物の施工現場にて取り付けられるとよい。
手段8.手段3において、前記段数追加手段として、前記階段ユニットの底部(例えば、中間壁24の底部)に設けられる底上げ用のゲタ材(ゲタ材41)と、前記階段ユニットの上り口となる位置に設けられ、前記不足段数の踏板を有する追加踏板部(追加階段42)とを用いたことを特徴とする。本構成では、ゲタ材によって階段ユニットが安定した状態で底上げできる。また、追加踏板部を設けることによって、不足段数の追加が容易に実現できる。
手段9.前記第2の建物ユニットを用い、同第2の建物ユニットに、手段8に記載の建物ユニット用階段が組み付けられてなるユニット式建物であって、前記ゲタ材を、工場にてあらかじめ前記第2の建物ユニットに固定したことを特徴とする。この場合、建物の施工現場における作業負担を軽減できる。
手段10.前記第2の建物ユニットを用い、同第2の建物ユニットに、手段3に記載の建物ユニット用階段が組み付けられてなるユニット式建物であって、前記階段ユニットを、前記不足段数分の高さだけ床面から浮かした状態でその周囲の建物構造材に固定するとともに、同階段ユニットの上り口となる位置に、前記段数追加手段として、前記不足段数を補うための踏板を有する追加踏板部(追加階段51)を固定したことを特徴とする。本構成においても、不足段数の追加が容易に実現できる。また、建物の施工現場における作業負担を軽減できる。
以下に、本明細書の開示範囲内において上記以外に抽出可能な技術的思想を記載する。なお、以下の各技術的思想については、上述した各手段(発明)と作用効果が重複するためその説明を割愛する。
(1)所定の高さ寸法よりなる第1の建物ユニット(標準ユニット10A)と、その第1の建物ユニットよりも大きい高さ寸法よりなる第2の建物ユニット(ハイユニット10B)とに用いられる建物ユニット用階段であって、前記第1の建物ユニットを基準にして構成される階段ユニット(階段ユニット20)と、前記階段ユニットを前記第2の建物ユニットに設置した場合に不足となる不足段数を追加するべく前記階段ユニットの下方に設置される段数追加手段(底上げユニット30等)と、を備えてなる建物ユニット用階段。
(2)前記(1)において、前記段数追加手段として、平面面積が前記階段ユニットの平面投影面積と同じでかつ高さが前記不足段数の高さと同じ本体部(ユニット本体31)と、その本体部において前記階段ユニットの上り口となる位置に設けられ、前記不足段数を補うための踏板を有する追加踏板部(補助ステップ32b)とを備える底上げユニット(底上げユニット30)を用いた建物ユニット用階段。
(3)前記(2)において、前記本体部には、その側面部に設けられた開口部(開口部31c)を通じて出し入れ可能な引き出し(引き出し32,33)が設けられている建物ユニット用階段。
(4)前記(3)において、前記引き出しにおいて、その引き手側端部に前記追加踏板部が一体に設けられている建物ユニット用階段。
(5)前記第2の建物ユニットを用い、同第2の建物ユニットに、前記(2)乃至(4)のいずれかに記載の建物ユニット用階段が組み付けられてなるユニット式建物であって、前記底上げユニットを、工場にてあらかじめ前記第2の建物ユニットに固定した建物ユニット用階段。
(6)前記(1)において、前記段数追加手段として、前記階段ユニットの底部(例えば、中間壁24の底部)に設けられる底上げ用のゲタ材(ゲタ材41)と、前記階段ユニットの上り口となる位置に設けられ、前記不足段数の踏板を有する追加踏板部(追加階段42)とを用いた建物ユニット用階段。
(7)前記第2の建物ユニットを用い、同第2の建物ユニットに、前記(6)に記載の建物ユニット用階段が組み付けられてなるユニット式建物であって、前記ゲタ材を、工場にてあらかじめ前記第2の建物ユニットに固定した建物ユニット用階段。
(8)前記第2の建物ユニットを用い、同第2の建物ユニットに、前記(1)に記載の建物ユニット用階段が組み付けられてなるユニット式建物であって、前記階段ユニットを、前記不足段数分の高さだけ床面から浮かした状態でその周囲の建物構造材に固定するとともに、同階段ユニットの上り口となる位置に、前記段数追加手段として、前記不足段数を補うための踏板を有する追加踏板部(追加階段51)を設置した建物ユニット用階段。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、鉄骨ラーメンユニット工法にて構築される2階建てユニット式建物に具体化しており、当該ユニット式建物に使用される複数の建物ユニットは、工場にてあらかじめ生産され、その後、建物施工現場にトラック等により運搬されて建物ユニット同士が連結、組み付けられるものとなっている。図4には、当該ユニット式建物に用いられる建物ユニット10の構成を示す。
図4に示すように、建物ユニット10において、その四隅には柱11が配され、各柱11の上端部及び下端部がそれぞれ4本の天井大梁12、床大梁13により連結されている。そして、それら柱11、天井大梁12及び床大梁13により直方体状の骨格(フレーム)が形成されている。柱11は四角筒状の角形鋼よりなる。また、天井大梁12及び床大梁13は断面コ字状の溝形鋼よりなり、その開口部が向き合うようにして設置されている。
建物ユニット10の長辺部の相対する天井大梁12の間には、所定間隔で複数の天井小梁15が架け渡されている。同じく建物ユニット10の長辺部の相対する床大梁13の間には、所定間隔で複数の床小梁16が架け渡されている。天井小梁15と床小梁16とはそれぞれ同間隔でかつ各々上下に対応する位置に水平に設けられている。図示は略すが、天井小梁15によって天井面材が支持され、床小梁16によって床面材が支持されるようになっている。
また、図3は、ユニット式建物の一階部分における建物ユニット10の配置を示す平面図である。図3において、複数の建物ユニット10のうち1つの建物ユニットには階段ユニット20が組み付けられている。階段ユニット20は、中央高さ部分の折り返し部にて180°折り返された、いわゆる折り返し階段(U型階段ともいう)にて構成されている。
次に、階段ユニット20の構成を図1により説明する。図1において(a)は階段ユニット20の平面図、(b)は階段ユニット20の側面図である(ただし、(b)では周囲の間仕切り壁を省略している)。なお、図中のSLは、1階ユニットと2階ユニットとの組み付けライン(スタッキングライン)を示している。
図1に示すように、階段ユニット20は、所定の蹴上げ寸法(約200mm)で設けられる複数の踏板21と、その複数の踏板21の両端部を支持するささら桁(階段側板)22と、各踏板21間に設けられる蹴込み板23と、折り返し内側部に設けられる中間壁24と、階段上り口及び階段下り口を含む側面を除く三つの側面に設けられる間仕切り壁25とから構成されている。なお、ささら桁21、踏板22、蹴込み板23及び中間壁24により階段本体が構成されており、その階段本体を囲むようにして三方(すなわち、階段上り口及び階段下り口を除く三方)に間仕切り壁25が設けられている。
踏板21は1階床面から2階床面にかけて15段分設けられ、そのうち折り返し部には踏板21が4段分設けられている。折り返し部の4段の踏板21においては、その縁部が所定の割り付け角度(平面視の縁部角度)で斜め向きとなっている。中間壁24には、階段上り角度と同じ角度で斜めに手摺り棒26が設けられている。
上記構成の階段ユニット20では特に、その平面視形状が建物ユニット10の妻面の横方向寸法と同じ幅を有する正方形状をなしている。つまり、階段ユニット20において間仕切り壁25の互いに直交する2つの辺の長さL1,L2はいずれも等しく(L1=L2)、さらに同長さL1,L2は建物ユニット10の短辺寸法に等しくなっている。
図2において、(a)には建物ユニット10に対して階段ユニット20を桁面上りとして設置した状態を示し、(b)には建物ユニット10に対して階段ユニット20を妻面上りとして設置した状態を示す。かかる場合、同一の階段ユニット20を用いても、それを90°回転させて設置することで桁面上り構造及び妻面上り構造がいずれも実現できるようになっている。
ところで、ユニット式建物においては、高さ寸法が異なる複数種の建物ユニットが設定されていることがあり、ユーザ等の要望によりいずれの高さの建物ユニットを使うかが適宜選択される。以下には、高さ寸法が異なる複数種の建物ユニットについて共通の階段ユニット20を適用可能とするための構成について説明する。なおここでは、標準の高さ寸法(例えば室内高さ2400mm)よりなる建物ユニットと、その標準的な建物ユニットよりも大きい高さ寸法(例えば室内高さ2600mm)よりなる建物ユニットとを想定し、以下の説明では前者を「標準ユニット10A」、後者を「ハイユニット10B」と称する。
次に、ハイユニット10Bに階段ユニット20を設置した場合の施工例を図5を用いて説明する。なお図5では、ハイユニット10Bに階段ユニット20を設置した場合の施工例を(a)に示し、(b)には、標準ユニット10Aとの高さの違い等を明示すべく、標準ユニット10Aの構成(前述の図1と同様)を対比表示している。
ハイユニット10Bの場合、標準ユニット10Aに対して200mmほど室内高さが大きいため、階段ユニット20を設置した場合に1段分の段数が不足する。そのため、階段ユニット20の下方には、不足段数を追加するべく段数追加手段としての底上げユニット30が設置されている。この場合、折り返し部よりも下方の段数が1段増えることで、1階床面から2階床面にかけて16段分の踏板が設けられている。
図6は底上げユニット30の構成を示す斜視図であり、(a)には底上げユニット30の全体を示し、(b)には底上げユニット30の内部構造(天板31bを外した状態)を示している。
底上げユニット30は、階段ユニット20と同じ平面投影面積を有するユニット本体31と、そのユニット本体31内に出し入れ可能に設けられる左右一対の引き出し32,33と、それら両引き出し32,33間の中間スペースに設けられる補強材34とを備えている。
ユニット本体31は、階段ユニット20と同じ平面投影面積にて枠状に形成される枠体部31aを有しており、その枠体部31aの上面に天板部31bが設置固定されている。すなわち、ユニット本体31も階段ユニット20と同様、その平面視形状が正方形状をなすものとなっている。枠体部31aは手前側(階段ユニット20の上り口側に相当)が開口されており、その開口部31cを通じて引き出し32,33が出し入れ可能となっている。ユニット本体31の高さ寸法は、標準ユニット10Aとハイユニット10Bとの室内高さの差(ハイユニット10Bにおいて階段ユニット20の不足段数分の高さ)と同じ寸法となっている。
左右一対の引き出し32,33は、その出し入れ方向における長さ寸法が異なるものとなっており、図の左側の引き出し32は、それをユニット本体31の最奥部まで押し込んだ場合に一部がユニット本体31よりも手前側に突出した状態となるのに対し、図の右側の引き出し33は、それをユニット本体31の最奥部まで押し込んだ場合にユニット本体31の手前側に突出しないようになっている。
詳しくは、図の左側の引き出し32は、上方が開放された直方体形状をなす収納箱部32aを有しており、その手前側端部には補助ステップ32bが取り付けられている。収納箱部32aの長さ(引き出し32の出し入れ方向の長さ)はユニット本体31内における同方向に等しくなっている。補助ステップ32bの上部には補助踏板32cが取り付けられている。補助踏板32cは、階段ユニット20側の各踏板21と同材質かつ、同サイズ、同色で形成されており、階段ユニット20の下方に底上げユニット30を設置した場合に、両ユニット20,30の各踏板21,32cについて大きさや質感が統一されるようになっている。その他、補助ステップ32bの手前側側面には引手部32dが設けられている。収納箱部32aの底部には複数の車輪32eが設けられている。
また、図の右側の引き出し33は、上方が開放された直方体形状をなす収納箱部33aを有しており、その手前側端部には前面板33bが取り付けられている。収納箱部33aの長さ(引き出し33の出し入れ方向の長さ)はユニット本体31内における同方向に等しくなっている。その他、前面板33bの手前側側面には引手部33cが設けられている。収納箱部33aの底部には複数の車輪33dが設けられている。
図示は略すが、引き出し32,33には、その引き出し動作を規制するためのロック機構が設けられており、このロック機構をロック状態とすることで、引き出し32,33が引き出し不可となる構成となっている。
補強材34は、例えば複数の木材片を互いに連結して立体枠状に構成されており、両引き出し32,33の間の隙間スペースに沿って延設されている。補強材34は、階段ユニット20の下方に底上げユニット30を設置した場合に階段ユニット20の中間壁24の下方に位置するよう設けられており、中間壁24から加わる荷重が補強材34により支えられるようになっている。なお、図示の構成では、補強材34の長さはユニット本体31の長さ(引き出し32,33の出し入れ方向の長さ)よりも短いものとなっているが、ユニット本体31と同じ長さで構成されていてもよい。また、複数分割された補強材34を用いることも可能である。
図5の説明に戻り、ハイユニット10B(図5(a))において、階段ユニット20の下方に底上げユニット30を設置した状態では、底上げユニット30による段数の追加分だけ最上の踏板位置が高くなり、階段ユニット20の最上段(16段目)と2階部分の床面との高さが一致するようになっている。またこの状態では、底上げユニット30の補助ステップ32bが階段ユニット20の上り口となる位置に設けられ、補助踏板32cが1段目の踏板となっている。
ハイユニット10Bに階段が組み付けられる場合には、住宅メーカ等の工場において底上げユニット30があらかじめハイユニット10Bに固定される。ただし、引き出し32,33についてはユニット本体31から引き出された状態で運搬され、建物の施工現場にて取り付けられるとよい。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
建物ユニット10に組み付けられる階段ユニット20として、平面視形状が建物ユニット10の妻面の横方向寸法(短辺寸法)と同じ幅を有する正方形状をなす構成を採用した。具体的には、階段ユニット20において間仕切り壁25の互いに直交する2つの辺の長さL1,L2がいずれも等しく、さらに同長さL1,L2が建物ユニット10の短辺寸法に等しい構成とした。したがって、建物ユニット10に対して階段ユニット20を設置する際、階段上り口を建物ユニット10の桁面、妻面のいずれにすることも可能となる。つまり、同じ構成の階段ユニット20を用い、自由な設計プランを立てることが可能となる。その結果、建物ユニット10に対する階段設置態様の自由度を高め、ユーザのニーズに好適に応えることができることとなる。
なおこの場合、建物ユニット10に階段ユニット20を固定した状態で、その階段ユニット20が建物ユニット10からはみ出さない。そのため、住宅メーカ等における工場において階段ユニット20をあらかじめ建物ユニット10に固定し、その状態で施工現場等へ運搬することが可能となっている。
また、標準ユニット10Aを基準にして構成された階段ユニット20をハイユニット10Bに設置する場合に、階段ユニット20の下方に底上げユニット30を設置する構成としたため、階段ユニット20をハイユニット10Bに設置する場合に生じる不足段数を簡易に補うことができる。これにより、ハイユニット10Bにおいても、標準ユニット10Aと共通の階段ユニット20を用いつつ、丁度の段数(高さ)の階段が設置できる。
底上げユニット30によれば、階段ユニット20と同じ平面投影面積を有するユニット本体31によって階段ユニット20が安定した状態で底上げできる。また、ユニット本体31には追加踏板部としての補助ステップ32bが設けられているため、不足段数の追加が容易に実現できる。
ユニット本体31に2つの引き出し32,33を設けたため、ユニット本体31の内部空間を収納スペースとして好適に利用することができる。
ハイユニット10Bを用いて構築されるユニット式建物では、当該ハイユニット10Bに建物ユニット用階段が組み付けられる場合において、工場にてハイユニット10Bに底上げユニット30が固定されるため、建物の施工現場における作業負担を軽減できる。
ここで、補助ステップ32bは引き出し32に一体に設けられ、ユニット本体31から引き出し32と共に取り外し可能となっている。したがって、建物ユニット10にユニット本体31を設置した後に引き出し32をユニット本体31から外しておけば建物ユニット10から階段の一部がはみ出すことはなく、階段のはみ出し部分が運搬時等の邪魔になるといった不都合が回避できる。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
上記実施形態では、階段ユニット20の下方に底上げユニット30を設置することで、ハイユニット10Bにおける不足段数を補う構成としたが、これを図7に示す構成に変更することも可能である。図7において、(a),(b)にはそれぞれハイユニット10Bに階段ユニット20を設置した場合の施工例を示す。
図7(a)では、階段ユニット20の下方に、段数追加手段としてゲタ材41と追加階段42とが設けられている。ゲタ材41は、標準ユニット10Aとハイユニット10Bとの室内高さの差(ハイユニット10Bにおいて階段ユニット20の不足段数分の高さ)と同じ高さを有するものであり、中間壁24の底部(図の斜線部)に固定されている。また、追加階段42は、ゲタ材41と同じ高さを有し、その上面には1段分の踏板42aが取り付けられている。追加階段42は、階段ユニット20の上り口となる位置に設けられている。本構成では、ゲタ材41によって階段ユニット20が安定した状態で底上げできる。また、追加階段42を設けることによって、不足段数を容易に補うことができる。
上記図7(a)の場合、住宅メーカ等の工場においてゲタ材41があらかじめハイユニット10Bに固定される。これにより、建物の施工現場における作業負担を軽減できるようになっている。追加階段42については、建物の施工現場にて後付け固定される。
また、図7(b)では、階段ユニット20が、標準ユニット10Aとハイユニット10Bとの室内高さの差(ハイユニット10Bにおいて階段ユニット20の不足段数分の高さ)だけ1階部分の床面から浮かした状態で建物ユニット10側に固定されるとともに、同階段ユニット20の上り口となる位置に、不足段数を補うための追加階段51が固定されている。追加階段51の上面には1段分の踏板51aが取り付けられている。なおこの場合、階段ユニット20の下方には、その荷重を支えるためのゲタ材等が設置されていない。図7(b)構成においても、不足段数の追加が容易に実現できる。また、階段ユニット20の固定は住宅メーカ等の工場において行われる。これにより、建物の施工現場における作業負担を軽減できる。追加階段51については、建物の施工現場にて後付け固定される。
なお、間仕切り壁25があらかじめ建物ユニット側に固定される構成にあっては、この間仕切り壁25に対して踏板21等を固定することで、階段ユニット20を床面から浮かして設置することが可能となる。
上記実施形態では、階段ユニット20をハイユニット10Bに設置する場合において、標準ユニット10Aとハイユニット10Bとの室内高さの差(ハイユニット10Bにおいて階段ユニット20の不足段数分の高さ)を階段の1段分とし、その1段分の踏板を底上げユニット30等により設置(追加)する構成としたが、これを変更し、2段以上の踏板を設置(追加)する構成としてもよい。
上記実施形態では、ハイユニット10Bに組み付けられる階段ユニット20を、平面視形状が建物ユニット10の妻面の横方向寸法(短辺寸法)と同じ幅を有する正方形状をなす構成であるとしたが、これを変更し、上記構成以外の階段ユニット20(平面視形状が正方形状をなすものでない階段ユニット)を採用することも可能である。本構成においても、上述のとおり階段ユニットの下方に底上げユニット30やゲタ材41を設ける構成、或いは階段ユニット20で浮かした状態で固定する構成を採用することで、ハイユニット10Bにおいて、標準ユニット10Aと共通の階段ユニット20を用いつつ丁度の段数(高さ)の階段が設置できる。
(a)は階段ユニットの平面図、(b)は階段ユニットの側面図。 建物ユニットに対する階段ユニットの設置状態を示す平面図。 ユニット式建物の一階部分における建物ユニットの配置を示す平面図。 建物ユニットの構成を示す斜視図。 建物ユニットに階段ユニットを設置した場合の施工例を示す図。 底上げユニットの構成を示す斜視図。 別の実施形態においてハイユニットに階段ユニットを設置した場合の施工例を示す図。
符号の説明
10…建物ユニット、10A…標準ユニット、10B…ハイユニット、11…柱、12…天井大梁、13…床大梁、20…階段ユニット、21…踏板、23…蹴込み板、25…間仕切り壁、30…底上げユニット、31…ユニット本体、31c…開口部、32,33…引き出し、32b…補助ステップ、32c…補助踏板、41…ゲタ材、42…追加階段、51…追加階段。

Claims (10)

  1. 複数の梁材及び柱材よりなる直方体状の建物ユニットに組み付けられる建物ユニット用階段において、
    複数の踏板が当該階段の略中央高さ位置で折り返して配置され、かつ平面視形状が前記建物ユニットの妻面の横方向寸法と略同じ幅を有する正方形状をなしていることを特徴とする建物ユニット用階段。
  2. 前記複数の踏板と各踏板間に設けられる蹴込み板とを含んでなる階段本体を、階段上り口及び階段下り口を含む側面以外の各側面で間仕切り壁により囲んだ建物ユニット用階段であって、
    前記間仕切り壁において互いに直交する2辺の横幅寸法をいずれも同一とした請求項1に記載の建物ユニット用階段。
  3. 所定の高さ寸法よりなる第1の建物ユニットと、その第1の建物ユニットよりも大きい高さ寸法よりなる第2の建物ユニットとに用いられる建物ユニット用階段であって、
    前記第1の建物ユニットを基準にして構成される階段ユニットと、
    前記階段ユニットを前記第2の建物ユニットに設置した場合に不足となる不足段数を追加するべく前記階段ユニットの下方に設置される段数追加手段と、
    を備えてなる請求項1又は2に記載の建物ユニット用階段。
  4. 前記段数追加手段として、平面面積が前記階段ユニットの平面投影面積と同じでかつ高さが前記不足段数の高さと同じ本体部と、その本体部において前記階段ユニットの上り口となる位置に設けられ、前記不足段数を補うための踏板を有する追加踏板部とを備える底上げユニットを用いた請求項3に記載の建物ユニット用階段。
  5. 前記本体部には、その側面部に設けられた開口部を通じて出し入れ可能な引き出しが設けられている請求項4に記載の建物ユニット用階段。
  6. 前記引き出しには、その引き手側端部に前記追加踏板部が一体に設けられている請求項5に記載の建物ユニット用階段。
  7. 前記第2の建物ユニットを用い、同第2の建物ユニットに、請求項4乃至6のいずれか一項に記載の建物ユニット用階段が組み付けられてなるユニット式建物であって、
    前記底上げユニットを、工場にてあらかじめ前記第2の建物ユニットに固定したユニット式建物。
  8. 前記段数追加手段として、前記階段ユニットの底部に設けられる底上げ用のゲタ材と、前記階段ユニットの上り口となる位置に設けられ、前記不足段数の踏板を有する追加踏板部とを用いた請求項3に記載の建物ユニット用階段。
  9. 前記第2の建物ユニットを用い、同第2の建物ユニットに、請求項8に記載の建物ユニット用階段が組み付けられてなるユニット式建物であって、
    前記ゲタ材を、工場にてあらかじめ前記第2の建物ユニットに固定したユニット式建物。
  10. 前記第2の建物ユニットを用い、同第2の建物ユニットに、請求項3に記載の建物ユニット用階段が組み付けられてなるユニット式建物であって、
    前記階段ユニットを、前記不足段数分の高さだけ床面から浮かした状態でその周囲の建物構造材に固定するとともに、同階段ユニットの上り口となる位置に、前記段数追加手段として、前記不足段数を補うための踏板を有する追加踏板部を設置したユニット式建物。
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