JP2008194448A - 折り畳み式サイドレールにおける保持機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の折り畳み式サイドレールの保持機構では、解除操作レバーを不意に操作しやすく、これを防ぐために二重にロックをしておくと自動保持動作が行えないという課題がある。
【解決手段】本発明では平行リンク機構式の折り畳み式サイドレールにおいて、保持機構4は上部横桟部材1uの端部に設けて、支柱部材を連結する機構支持部材5に構成し、これにストッパーピン12を進退可能に設け、ばね13の付勢により前進方向に付勢すると共に、支柱部材に、その起立姿勢においてストッパーピンが嵌合可能となる嵌合孔10を設け、更に機構支持部材には、ストッパーピンに設けた操作部位15に係合してストッパーピンを後退させる解除操作レバー6を設け、この解除操作レバーと操作部位の間に遊び機構を構成し、また機構支持部材には、解除操作レバーの解除操作方向への移動を規制する解除防止機構を設けた折り畳み式サイドレールにおける保持機構を提案する。
【選択図】図10

Description

本発明は、ベッド用の折り畳み式サイドレール、特に、上部横桟部材と下部横桟部材間に、複数の支柱部材を平行リンク機構を構成するように回動可能に連結した構成の折り畳み式サイドレールにおいて、上記支柱部材を起立姿勢で保持する保持機構に関するものである。
ベッドのサイドレールとしては各種のものが従来から提供されているが、このうち、上部横桟部材と下部横桟部材間に、複数の支柱部材を平行リンク機構を構成するように回動可能に連結し、上記支柱部材を起立姿勢で保持する保持機構を設けた折り畳み式サイドレールの従来技術としては、例えば特許文献1に記載されるものがある。
上記特許文献1に示される折り畳み式サイドレールでは、保持機構は、上記上部横桟部材の端部に設けて、上記支柱部材を連結する機構支持部材に構成し、上記機構支持部材には、ばねで前進方向に付勢したストッパーピンを設けると共に、上記支柱部材には、その起立姿勢において上記ストッパーピンが嵌合可能となる嵌合孔を設け、そしてストッパーピンの後部には、ばねの付勢に抗して後退させる解除操作部位を直接に設けており、この解除操作部位は、下辺が機構支持部材の下辺から下方に露出している。そして更に、機構支持部材には、解除操作部位の操作の阻止位置と、阻止しない位置との間に移動可能なロック部材を設けている。
以上の構成においては、支柱部材を起立姿勢として、ストッパーピンの先端を嵌合孔に嵌合することにより、サイドレールは、上部横桟部材が最も高い位置に保持されて使用状態となる。この際、嵌合孔へのストッパーピンの嵌合動作が、横桟部材を持ち上げて支柱部材が起立姿勢になった時点で、自動的に行われるようにするために、嵌合孔の近傍には、ストッパーピンが摺動する傾斜面が形成されている。
ストッパーピンが嵌合孔に嵌合した状態においてロック部材を、上記阻止位置に移動しておくことにより、機構支持部材の下辺から下方に露出している解除操作部位に不意に触れて操作方向の力が加わってしまったとしても、解除操作部位はロック部材に移動が阻止されて動かず、従ってストッパーピンの先端の嵌合孔への嵌合状態が維持されるため、支柱部材、そして横桟部材は使用状態に維持されて安全である。
特許第3029026号公報
以上に説明した従来の折り畳み式サイドレールでは、次のような欠点があった。
1.ストッパーピンの解除操作部位は、機構支持部材の下辺から下方に露出しているため、ロック部材を阻止位置に移動していない場合において、不意に触れて操作方向の力が加わると、ストッパーピンが嵌合孔から外れてしまい、支柱部材が倒れると共に上部横桟部材が落下して危険である。
2.支柱部材が倒れ、上部横桟部材が最下降位置にある格納状態において、ロック部材を阻止位置に移動させてしまうと、横桟部材を持ち上げて支柱部材が起立姿勢になろうとすると、ストッパーピンが突出状態で保持されてしまうため、支柱部材と干渉してしまう。従って、嵌合孔へのストッパーピンの嵌合動作を自動的に行うことができなくなってしまう。
本発明は、このような課題を解決することを目的とするものである。
上述した課題を解決するために、本発明では、上部横桟部材と下部横桟部材間に、複数の支柱部材を平行リンク機構を構成するように回動可能に連結し、上記支柱部材を起立姿勢で保持する保持機構を設けた折り畳み式サイドレールにおいて、上記保持機構は、上記上部横桟部材の端部に設けて、上記支柱部材を連結する機構支持部材に構成し、上記機構支持部材に、ストッパーピンを進退可能に設け、ばねの付勢により前進方向に付勢すると共に、上記支柱部材に、その起立姿勢において上記ストッパーピンが嵌合可能となる嵌合孔を設け、更に上記機構支持部材には、上記ストッパーピンに設けた操作部位に係合して、上記ストッパーピンを上記ばねの付勢に抗して後退させる解除操作レバーを設け、この解除操作レバーと上記操作部位の間に遊び機構を構成し、また機構支持部材には、解除操作レバーの解除操作方向への移動を規制する解除防止機構を設けた折り畳み式サイドレールにおける保持機構を提案する。
また本発明では、上記構成において、遊び機構が、操作部位に設けた長孔と、解除操作レバーに設けて、上記長孔に係合するピンとから構成されることを提案する。
また本発明では、上記構成において、遊び機構が、操作部位に設け、横方向が開口した凹部と、解除操作レバーに設けて、上記凹部に係合するピンとから構成されることを提案する。
そして本発明では、上記解除防止機構が、解除操作レバーの上方への移動方向を解除操作方向とし、機構支持部材の上部に、上記解除操作レバーの上面に当接する突部を設けたロック部材を移動操作可能に設けると共に、上記解除操作レバーの上面に、突部が当接しない凹部を形成した構成とすることを提案する。この場合、凹部は、段状の構成とすることができる。
また本発明では、上記解除防止機構において、ロック部材を解除防止機構の動作方向にばねにより付勢することを提案する。
更に本発明では、上記構成において、機構支持部材は、機構要素を覆うカバーとして構成すると共に、解除操作レバーの操作個所の一部に対応して閉開口部を形成することを提案する。
本発明の折り畳み式サイドレールでは、支柱部材を起立姿勢で保持する保持機構において、解除操作レバーと上記操作部位の間に遊び機構を構成しているので、解除操作レバーの解除操作方向への移動を規制する解除防止機構を動作させた状態においても、横桟部材を持ち上げて支柱部材が起立姿勢になった時点で、嵌合孔へのストッパーピンの嵌合動作が自動的に行われる。
解除操作レバーは、機構支持部材の閉開口部に露出している操作個所を操作する構成であり、即ち、操作個所は、閉開口部に囲まれているので、不意の誤操作を防止することができる。
解除防止機構を構成するロック部材は、動作方向と非動作方向の双方向に手動操作する構成とすることもできるし、動作方向にはばねの付勢により移動し、ばねの付勢に抗して非動作方向に手動操作する構成とすることができる。後者の場合には、解除防止機構の動作方向の操作忘れを防止することができ、安全性を高くすることができる。
次に本発明の折り畳み式サイドレールにおける保持機構の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
まず図1〜図12は本発明の第1の実施の形態を示すものである。
即ち、図1は本発明を適用した折り畳み式サイドレールの全体構成の一例を示すもので、符号1uは上部横桟部材、1dは下部横桟部材であり、これらの上部横桟部材1uと下部横桟部材1d間に、複数の支柱部材2、この場合6本の支柱部材2を、平行リンク機構を構成するように回動可能に連結している。
符号3は下部横桟部材1dの下方に突設した取付棒体であり、この取付棒体3をベッドのフレームの上面に形成した嵌合孔に嵌合することにより、サイドレールをベッドの側部に取り付ける構成としている。
符号4は本発明に係る保持機構を概括的に示すもので、5は上部横桟部材1uの端部、この場合、左端部に設けた機構支持部材である。機構支持部材5は、後述する機構要素を覆うカバーとして構成しており、中間部には後記解除操作レバー6の操作部位6dが露出する閉空間部7が形成されている。
図2〜図4は、この実施の形態における保持機構の外観を示すもので、図3は図2の状態から解除操作レバーを操作した状態を示すものである。また図5〜図10は保持機構4の詳細を示すものであり、また図11、図12は要部を拡大して示すものである。次に、これらの図を参照して本発明の保持機構4の第1の実施の形態を詳細に説明する。
図に示すように、支柱部材2、この場合、図1の左端の支柱部材2は、機構支持部材5に回動支点8において回動可能に連結されている。そして支柱部材2に設けられた部材9に嵌合孔10が形成されており、部材9には嵌合孔10の横側に傾斜部11が形成されている。
一方、機構支持部材5には、支柱部材2が起立姿勢の時の嵌合孔10の位置に対応して、ストッパーピン12が、進退可能、この場合には上下動可能に支持されており、このストッパーピン12は圧縮コイルばね等のばね13により、前進方向、即ち図中下方に付勢されている。尚、ストッパーピン12は図に示すように、先端に突出させた細径部を上記嵌合孔10に嵌合させる構成としている。そして符号14はストッパーピン12を進退可能に支持する筒状体である。そして、ストッパーピン12の後部、この場合、上部には、操作部位15が形成されており、この操作部位15には上下方向の長孔16が形成されている。
一方、機構支持部材5には、解除操作レバー6が回動支点17により回動可能に支持されており、この解除操作レバー6の下側部分6dが操作部位として上記閉開口部7に露出している。
また解除操作レバー6の上側部分は、上方に突出していて、右側の突部18の左側に凹部19が形成されている。
更に解除操作レバー6の左端側には、ピン20が設けられていて、このピン20は上記ストッパーピン12の操作部位15の長孔16に係合している。
更に機構支持部材5の上部には、それに図中左右方向に形成された長孔21によりロック部材22が図中左右方向に移動可能に設けられており、その下側には解除操作レバー6の突部18に当接可能な突部23が形成され、また上側には操作用の突部24が形成されている。また機構支持部材5の下面には、ロック部材22の移動の左右側において保持するための突部25が左右側に形成され、これらに対応する凹部26がロック部材22に形成されている。
以上の構成において、図5では支柱部材2が起立姿勢で、ストッパーピン12の先端がばね13の付勢により嵌合孔10に嵌合しており、従って支柱部材2は、機構支持部材5、従って上部横桟部材1uに対して支点8の回りの回動が不能に保持され、従ってサイドレールは支柱部材2が起立状態で、上部横桟部材1uが最上位置に保持される。また、図5では、ロック部材22は、図11の状態に維持されており、従って解除操作レバー6は、操作が可能な状態である。
そこで、図6に示すように、ロック部材22を右方向に移動して図6、図12の状態に至らせると、解除操作レバー6の操作部位6dを上方に押しても、解除操作レバー6の突部18がロック部材22の突部23に当接するため、解除操作レバー6は全く操作が不能である。
こうしてこの実施の形態では、解除操作レバー6の操作部位6dが、カバー状の機構支持部材5に形成した閉開口部7に囲まれているため不意な操作がし難いということに加えて、不意な操作が行われようとしてもロック部材22により沮止されるため、二重に安全である。
そこでサイドレールを格納状態、即ち、支柱部材2を回動下降して上部横桟部材1uを下降させる場合には、ロック部材22を図中左方向に移動して、図5、図11の解除状態にした後、閉開口部7内に露出している操作部位6dを手により上方に押すと、解除操作レバー6は支点17の回りに図中反時計回りに回動する。この回動によりピン20が上方に移動し、このピン20が長孔16の上端を動かすので、操作部位15によりストッパーピン12はばね13の付勢に抗して上方に移動する。こうして、図7に示されるようにストッパーピン12の先端が後退して嵌合孔10から外れる。
この状態において支柱部材2は、図8から図9のように回動し、従って上部横桟部材1uを平行リンク機構により平行に下降させることができる。
逆に下降状態の上部横桟部材1uを上昇させ、図9から図8の状態に至った後に、更に上部横桟部材1uを上昇させ、即ち図8において支柱部材2が相対的に更に時計回りに回動すると、図10に示されるように、部材9の傾斜部11がストッパーピン12を後退させ、次いでストッパーピン12が嵌合孔10に対応した時点で、ばね13の付勢により嵌合孔10内に嵌合して、自動的に図5に示される嵌合状態とすることができる。
図10からも明らかなように、本発明では、解除操作レバー6とストッパーピン12との間に遊び機構、この場合、操作部位15に設けた長孔16と解除操作レバー6に設けたピン20による遊び機構が設けられているので、ストッパーピン12、そして、その操作部位15は、解除操作レバー6に外力を与えずに運動が可能である。
このため図8の状態において、仮にロック部材22が図6、図12の位置にもたらされていた場合においても、ストッパーピン12は図10の状態と同様に嵌合孔10から後退可能であり、従って図10と同様に、部材9の傾斜部11がストッパーピン12を後退させ、次いでストッパーピン12が嵌合孔10に対応した時点で、ばね13の付勢により嵌合孔10内に嵌合して、自動的に図5に示される嵌合状態とすることができる。
こうして本発明では、支柱部材2が起立状態で保持されている状態から、下げる際に解除操作レバー6を操作する時以外は、ロック部材22によるロックを作動状態にしておくことができ、安全性を高めることができる。
尚、上述した第1の実施の形態では、操作部位15に設けた長孔16と解除操作レバー6に設けたピン20による遊び機構を示しているが、この他、次に示す第2の実施の形態に示すように、適宜の遊び機構を適用できるものである。
図13〜図15は、本発明に係る折り畳み式サイドレールにおける保持機構の第2の実施の形態を示すものである。この実施の形態は、上記遊び機構と解除防止機構のみが第1の実施の形態と異なるものであるから、対応する構成要素には同一の符号を付すものとする。
図13〜図15に示すように、支柱部材2は、機構支持部材5に回動支点8において回動可能に連結されている。そして支柱部材2に設けられた部材9に嵌合孔10が形成されており、部材9には嵌合孔10の横側に傾斜部11が形成されている。
機構支持部材5には、支柱部材2が起立姿勢の時の嵌合孔10の位置に対応して、ストッパーピン12が、進退可能、この場合には上下動可能に支持されており、このストッパーピン12は圧縮コイルばね等のばね13により、前進方向、即ち図中下方に付勢されている。第1の実施の形態と同様にストッパーピン12は図に示すように、先端に突出させた細径部を上記嵌合孔10に嵌合させる構成としている。符号14はストッパーピン12を進退可能に支持する筒状体であり、ストッパーピン12の後部、この場合、上部には、操作部位15が形成されており、この操作部位15には横方向が開口した凹部27が形成されている。
機構支持部材5には、解除操作レバー6が回動支点17の回りに回動可能に支持されており、この解除操作レバー6の下側部分6dが操作部位として、機構支持部材11に設けられた閉開口部7に露出している。
また解除操作レバー6の上側部分は左右方向に段状に形成されていて、左側が凸側、右側が凹側19として形成されている。
解除操作レバー6の左端側には、ピン20が設けられていて、このピン20は上記ストッパーピン12の操作部位15の凹部27に係合している。尚、符号31は案内部材である。
また機構支持部材5には、解除操作レバー6の上側部分の上側にロック部材22が図中左右方向に移動可能に支持されると共に、ロック部材22の上側には操作用突部29が設けられていて、この操作用突部29は機構支持部材5の上部に設けた左右方向の長孔21を介して機構支持部材5の外側に突出しており、こうしてロック部材22は左右方向に移動可能で、操作用突部29により移動操作が可能に構成されている。
そしてこの実施の形態では、ロック部材22は圧縮コイルばね等のばね30により、左方向に付勢している。またロック部材22の先端下側には解除操作レバー6の上側部分に当接する突部28が形成されている。
以上の構成において、図13では支柱部材2が起立姿勢で、ストッパーピン12の先端がばね13の付勢により嵌合孔10に嵌合しており、従って支柱部材2は、機構支持部材5、従って上部横桟部材1uに対して支点8の回りの回動が不能に保持され、従ってサイドレールは支柱部材2が起立状態で、上部横桟部材1uが最上位置に保持される。
この際、ロック部材22はばね30の付勢により左側に移動して、解除操作レバー6の上側部分の凸側に当接しており、この状態では解除操作レバー6の操作部位6dを上方に押しても、解除操作レバー6の上側部分がロック部材22の突部28に当接するため、解除操作レバー6は全く操作が不能である。
こうしてこの実施の形態では、解除操作レバー6の操作部位6dが、カバー状の機構支持部材5に形成した閉開口部7に囲まれているため不意な操作がし難いということに加えて、不意な操作が行われようとしてもロック部材22により沮止されるため、二重に安全である。
尚、この実施の形態のように凹部19が段状の構成の場合には、ロック部材22の突部28は省略が可能であり、また突部28により、凹部19は段状でなく、左右側が凸側の構成とすることもできる。
次に、サイドレールを格納状態、即ち、支柱部材2を回動下降して上部横桟部材1uを下降させる場合には、まず、操作用突部29を操作してロック部材22をばね30の付勢に抗して図14に示すように図中右方向に移動する。
次いで、この状態で、閉開口部7内に露出している操作部位6dを手により上方に押すと、解除操作レバー6は支点17の回りに図中反時計回りに回動する。この回動によりピン20が上方に移動し、このピン20が凹部27の上端を動かすので、操作部位15によりストッパーピン12はばね13の付勢に抗して上方に移動する。こうして、図15に示されるようにストッパーピン12の先端が後退して嵌合孔10から外れ、この状態において支柱部材2は、図15の2点鎖線で示すように回動し、従って上部横桟部材1uを平行リンク機構により平行に下降させることができる。
次いで、解除操作レバー6を操作せずに、下降状態の上部横桟部材1uを上昇させ、図15において支柱部材2が相対的に2点鎖線の状態から実線の状態に時計回りに回動すると、第1の実施の形態と同様に、部材9の傾斜部11がストッパーピン12を後退させ、次いでストッパーピン12が嵌合孔10に対応した時点で、ばね13の付勢により嵌合孔10内に嵌合して、自動的に図13に示される嵌合状態とすることができる。
即ち、解除操作レバー6とストッパーピン12との間に遊び機構、この場合、操作部位15に設けた凹部27と解除操作レバー6に設けたピン20による遊び機構が設けられているので、ストッパーピン12そして、その操作部位15は、解除操作レバー6に外力を与えずに運動が可能であるため、ロック部材22がばね30の付勢により上述した解除防止機構の動作側に移動していても、全く支障なく図13の状態にもたらすことができる。
こうしてこの実施の形態では、支柱部材2が起立状態で保持されている状態から、下げる際に解除操作レバー6を操作する時以外は、ロック部材22によるロックが自動的に作動状態になるので、安全性を非常に高めることができる。
ここで、以上の説明では、第1の実施の形態の解除防止機構ではロック部材は、動作方向と非動作方向の双方向に手動操作する構成で、また第2の実施の形態の解除防止機構では、動作方向にはばねの付勢により移動し、ばねの付勢に抗して非動作方向に手動操作する構成としているが、これらを逆に、第1の実施の形態の解除防止機構におけるロック部材をばねにより付勢したり、第2の実施の形態の解除防止機構におけるロック部材を付勢するばねを無くした構成とすることもできる。
本発明の折り畳み式サイドレールにおける保持機構は以上の通りであるので、次の特徴がある。
1.解除操作レバーの解除操作方向への移動を規制する解除防止機構を動作させた状態においても、横桟部材を持ち上げて支柱部材が起立姿勢になった時点で、嵌合孔へのストッパーピンの嵌合動作が自動的に行われる。
2.解除操作レバーは、機構支持部材の閉開口部に露出している操作個所を操作する構成であり、即ち、操作個所は、閉開口部に囲まれているので、不意の誤操作を防止することができる。
3.解除防止機構の動作をばねにより自動的に行うように構成することにより、安全性を更に高めることができる。
本発明に係る折り畳み式サイドレールは、ベッドの側部の部分的な空間を占める部分柵形式としたり、全体を占める前面柵形式として利用することができ、それらをベッドのフレームに取り付ける方法も適宜の方法を利用することができる。
本発明の保持機構を適用した折り畳み式サイドレールの全体構成の一例を示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の外観を示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の外観を別の局面で示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の外観を更に別の局面で示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の詳細を示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の詳細を別の局面で示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の詳細を更に別の局面で示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の詳細を更に別の局面で示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の詳細を更に別の局面で示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の詳細を更に別の局面で示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態のロック機構の詳細を示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態のロック機構の詳細を別の局面で示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の詳細を示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の詳細を別の局面で示す説明図である。 本発明に係る保持機構の第1の実施の形態の詳細を更に別の局面で示す説明図である。
符号の説明
1u 上部横桟部材
1d 下部横桟部材
2 支柱部材
3 取付棒体
4 保持機構
5 機構支持部材
6 解除操作レバー
6d 下側部分(操作部位)
7 閉開口部
8 回動支点
9 部材
10 嵌合孔
11 傾斜部
12 ストッパーピン
13 ばね(圧縮コイルばね)
14 筒状体
15 操作部位
16 長孔
17 回動支点
18 突部
19 凹部
20 ピン
21 長孔
22 ロック部材
23 突部
24 突部
25 突部
26 凹部
27 凹部
28 突部
29 突部
30 ばね(圧縮コイルばね)
31 案内部材

Claims (7)

  1. 上部横桟部材と下部横桟部材間に、複数の支柱部材を平行リンク機構を構成するように回動可能に連結し、上記支柱部材を起立姿勢で保持する保持機構を設けた折り畳み式サイドレールにおいて、上記保持機構は、上記上部横桟部材の端部に設けて、上記支柱部材を連結する機構支持部材に構成し、上記機構支持部材に、ストッパーピンを進退可能に設け、ばねの付勢により前進方向に付勢すると共に、上記支柱部材に、その起立姿勢において上記ストッパーピンが嵌合可能となる嵌合孔を設け、更に上記機構支持部材には、上記ストッパーピンに設けた操作部位に係合して、上記ストッパーピンを上記ばねの付勢に抗して後退させる解除操作レバーを設け、この解除操作レバーと上記操作部位の間に遊び機構を構成し、更に機構支持部材には、解除操作レバーの解除操作方向への移動を規制する解除防止機構を設けたことを特徴とする折り畳み式サイドレールにおける保持機構。
  2. 遊び機構が、操作部位に設けた長孔と、解除操作レバーに設けて、上記長孔に係合するピンとから構成されることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式サイドレールにおける保持機構。
  3. 遊び機構が、操作部位に設け、横方向が開口した凹部と、解除操作レバーに設けて、上記凹部に係合するピンとから構成されることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式サイドレールにおける保持機構。
  4. 解除防止機構が、解除操作レバーの上方への移動方向を解除操作方向とし、機構支持部材の上部に、上記解除操作レバーの上面に当接する当接部を設けたロック部材を移動操作可能に設けると共に、上記解除操作レバーの上面に、当接部が当接しない凹部を形成した構成であることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式サイドレールにおける保持機構。
  5. 凹部が、段状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の折り畳み式サイドレールにおける保持機構。
  6. ロック部材が、解除防止機構の動作方向にばねにより付勢されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の折り畳み式サイドレールにおける保持機構。
  7. 機構支持部材は、機構要素を覆うカバーとして構成すると共に、解除操作レバーの操作個所の一部に対応して閉開口部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式サイドレールにおける保持機構
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