JP2008194289A - シートバックフレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】幅広フレーム、幅狭フレームが全く別体のフレームから構成されているため、コスト低減が難しい。
【解決手段】幅広フレーム22、幅狭フレーム24はベースフレームを共用して形成され、ベースフレーム(共用フレーム)26は幅狭フレーム側においては幅狭フレームそのものとなり、幅広フレーム側においてはベースフレーム(共用フレーム)26’をメインのフレームとし、ベースフレーム26'の肩部にブラケット30を溶着し、ブラケットを介在して増設フレーム27をベースフレーム26’に連結し、増設フレーム、ベースフレームを一体化して幅広フレーム22を構成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートバックフレームをいずれも前倒し可能な、幅広のシートバックフレームと幅狭のシートバックフレームとに分割したシートバックフレーム構造に関する。
たとえば、その横幅が6:4に分割されて2人用シート+1人用シートとなる分割シートがリヤシートなどとして利用されている。たとえば、特開2001−211960号公報記載のように、分割シートのシートバックフレームは、幅の広いフレーム(2人用シートのシートバックフレーム)と幅の狭いフレーム(1人用シートのシートバックフレーム)とに分割され、幅広フレーム、幅狭フレームはいずれも前倒し可能となっている。
特開2001−211960号公報
公知のシートバックフレーム構造においては、幅広フレーム、幅狭フレームが全く別体のフレームから構成されているため、コスト低減が難しい。
本発明は、部品の共用化によってコスト削減を可能としたシートバックフレーム構造の提供を目的としている。
請求項1に係る本発明によれば、シートバックフレームをいずれも前倒し可能な、幅広のシートバックフレームと幅狭のシートバックフレームとに分割したシートバックフレーム構造において、ベースフレームから幅狭のシートバックフレームを構成するとともに、別のベースフレームの肩部にブラケットを溶着し、増設フレームをブラケットに溶着して別のベースフレーム、増設フレームを一体化して幅広のシートバックフレームを構成したことを特徴としている。
請求項1に係る本発明では、ベースフレームを幅狭、幅広のシートバックフレームに共用しているため、コスト削減が可能となる。
また、共用されるベースフレームの肩部にブラケットを溶着し、増設フレームをブラケットに溶着しているため、別体の増設フレーム、ベースフレームからなる幅広のシートバックフレームが十分な連結強度のもとで一体化できる。
幅広フレーム、幅狭フレームはベースフレームを共用して形成され、共用されるベースフレームは幅狭フレーム側においては幅狭フレームそのものとなり、幅広フレーム側においてはベースフレームをメインのフレームとし、そのベースフレームの肩部にブラケットを溶着し、ブラケットを介在してベースフレーム、増設フレームを一体化して幅広フレームを構成している。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るシートバックフレーム構造の組み込まれた分割シートの概略斜視図を示し、図2は本発明の一実施例に係るシートバック構造の概略正面図を示す。
図1、図2に示すように、分割シート10は、そのシートクッション12、シートバック14の横幅が、たとえば6:4に分割して形成されている。そして、シートバック14に内蔵されるシートバックフレーム20も、幅の広いシートバック(2人用シート)14aに内蔵される幅の広いシートバックフレーム(幅広フレーム)22と、幅の狭いシートバック(1人用シート)14bに内蔵される幅の狭いシートバックフレーム(幅狭フレーム)24とに分割して形成されている。そして、幅広フレーム22、幅狭フレーム24をいずれも前倒し可能とすることにより、シートバック14a、14bが個別に前倒し可能となっている。
本発明においては、幅広フレーム22、幅狭フレーム24はベースフレーム26を共用して形成されている。
まず、ベースフレームの構成について説明する。ベースフレーム26の基本的な構成は公知の構成と概略同一であり本発明の要部でもないため簡単に説明する。図2に示すように、ベースフレーム26は、中空鋼管を略逆U字形状に折曲した枠体26aと、枠体の開口端(下端)を連結する連結ロッド26bと、枠体の左右の脚部間に架設されたたとえば3本の補強ロッド26cとを有して形成されている。シートバック14内に配置される図示しない部材を避けるように、補強ロッド26cは適当に曲げて配置されている。枠体26aの水平部には、中空鋼管からなる一対のステーホルダー28が溶着され、図1に示すようにヘッドレスト29が昇降可能にステーホルダーに保持されている。
図1、図2に示すように、幅広フレーム22、幅狭フレーム24で共用されるベースフレーム26は幅狭フレーム側においては幅狭フレーム24そのものとなり、幅広フレーム側においてはベースフレームをメインのフレームとし、ベースフレームに増設フレーム27を溶着し、ベースフレーム、増設フレームを一体化して幅広フレームを構成している。幅広フレーム22、幅狭フレーム24で共用されるベースフレーム26を区別するために、幅広フレーム側のベースフレームを26’として示す。
次に、幅広フレーム22の構成について述べる。図3(A)は図2のA部の拡大図を示し、図3(B)は図3(A)の線B−Bに沿った断面図を示す。
実施例では、図2、図3(A)に示すように、幅狭フレーム24(ベースフレーム26)に隣接する側に増設フレーム27を付加し増設することとし、幅広フレーム側でメインフレームとなるベースフレーム26’の右の肩部にブラケット30が設けられている。
ブラケット30は、たとえば平らな鋼板をプレス加工で適当に湾曲して形成され、ベースフレーム26’の肩部に背面から溶着されている。実施例では、ブラケット30の左端と下端との2ケ所でベースフレームの枠体26aとの間に溶着部a1、a2を設けてブラケット30がベースフレーム26’に溶着されている、
増設フレーム27は、たとえば、中空鋼管を略逆L字形状に折曲した枠体27aと、枠体の開口端(下端)を連結する連結ロッド27bと、枠体27aの脚部とベースフレーム側の枠体26aの右の脚部との間に架設されたたとえば3本の補強ロッド27cとを有して形成されている。
図3(A)(B)に示すように、増設フレーム27の略逆L字形状の枠体27aの左端部(自由端部)は、ベースフレーム26’の肩部の上面に溶着可能に、プレス加工などによって左端に近づくにつれて徐々に平坦状にプレス加工されている。そして、増設フレームの平坦状端部(左端部)27a’とベースフレーム26’との間で前面側および背面側に溶着部b1、b2が設けられて、増設フレーム、ベースフレームが溶着されている。
また、ブラケット30に対しては、増設フレーム27とブラケットの右端との間で溶着部c1が設けられて、増設フレーム、ブラケットが溶着されている。
このようにベースフレーム26から幅狭フレーム24が構成されるとともに、別のベースフレーム26’に増設フレーム27を組み合わせて幅広フレーム22が構成され、ベースフレームを共用しているため、幅狭フレーム、幅広フレームからなるシートバックフレーム20が安価に製造でき、コストの削減が可能となる。
そして、共用のベースフレーム26'に増設フレーム27を加えるだけで幅広フレーム22が得られ、幅広フレームの構成が複雑化しないため、この点でもコストが削減される。
通常、シートバックフレームの肩部はデザイン上の外観を考慮して丸みを帯びた形状に成形されている。そのため、ベースフレームに増設フレームを連結して一体化するとき、突合せでの溶着では、肩部で溶着できず、十分な溶着面積が得られないため、十分な連結強度が確保できない。
しかしながら、実施例では、ベースフレーム26'の肩部にブラケット30を設け、ブラケットを介在して増設フレーム27をベースフレームに連結して一体化している。この構成では、ベースフレーム26'の肩部、増設フレームがブラケット30にそれぞれ溶着でき、ブラケットを介在してベースフレーム、増設フレームを連結できる。そのため、十分な溶着面積が得られ、増設フレーム、ベースフレームが十分な連結強度のもとで一体化でき、十分な強度を持つ幅広のシートフレーム22が構成される。
増設フレームの枠体27aが中空鋼管を略逆L字形状に折曲して形成され、ベースフレーム26'の肩部に隣接するその端部27a'を平坦状にプレス加工すれば、平坦状端部において増設フレーム27が十分な溶着面積のもとでベースフレームの肩部に直接溶着できる。そのため、ブラケット30を介した間接的な連結に加えて、増設フレーム27、ベースフレーム26'が十分な強度のもので直接溶着でき、強固に連結された一体構造の幅広フレーム22が得られる。
上記のように本発明によれば、ベースフレームを幅狭、幅広のシートバックフレームに共用しているため、コスト削減が可能となる。また、共用されるベースフレームの肩部にブラケットを溶着し、増設フレームをブラケットに溶着しているため、別体の増設フレーム、ベースフレームからなる幅広のシートバックフレームが十分な連結強度のもとで一体化できる。
上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明を何等限定するものでなく、本発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全て本発明に包含されることはいうまでもない。
たとえば、ブラケットの溶着箇所やブラケットの形状は一例であり、溶着箇所を増やしたり、溶着しやすい形状にブラケットを成形してもよい。たとえば、図3(B)に示すように、増設フレームの枠体の平坦状端部27a'の上面にブラケット30との溶着部d1を設けたり、ブラケットをベースフレーム26'寄りに成形してベースフレームの側面でブラケットとの間に溶着部d2を設けてもよい。
本発明のシートバックフレーム構造は、シートバックフレームを分割して構成する分割シートに広範囲に応用できる。
本発明の一実施例に係るシートバックフレーム構造の組み込まれた分割シートの概略斜視図を示す。 本発明の一実施例に係るシートバックフレーム構造を示す。 (A)は図2のA部の拡大図、(B)は(A)の線B−Bに沿った断面図をそれぞれ示す。
符号の説明
10 分割シート
12 シートクッション
14 シートバック
14a 幅の広いシートバック(2人用シート)
14b 幅の狭いシートバック(1人用シート)
20 シートバックフレーム
22 幅の広いシートバックフレーム(幅広フレーム)
24 幅の狭いシートバックフレーム(幅狭フレーム)
26、26’ ベースフレーム(共用フレーム)
26a 略逆U字形状の枠体
27 増設フレーム
27a 略逆L字形状の枠体
27a’ 平坦状端部
30 ブラケット
a1、a2、b1、b2、c1、d1、d2:溶着部

Claims (2)

  1. シートバックフレームをいずれも前倒し可能な、幅広のシートバックフレームと幅狭のシートバックフレームとに分割したシートバックフレーム構造において、
    ベースフレームから幅狭のシートバックフレームを構成するとともに、別のベースフレームの肩部にブラケットを溶着し、増設フレームをブラケットに溶着して別のベースフレーム、増設フレームを一体化して幅広のシートバックフレームを構成したことを特徴とするシートバックフレーム構造。
  2. 増設フレームは中空鋼管を略逆L字形状に折曲した枠体を有し、ベースフレームの肩部に隣接する略逆L字形状の枠体の端部が平坦状にプレス加工され、平坦状端部において増設フレームがベースフレームの肩部に溶着されている請求項1記載のシートバックフレーム構造。
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