JP2005313723A - シートバックのフレーム構造 - Google Patents

シートバックのフレーム構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005313723A
JP2005313723A JP2004132282A JP2004132282A JP2005313723A JP 2005313723 A JP2005313723 A JP 2005313723A JP 2004132282 A JP2004132282 A JP 2004132282A JP 2004132282 A JP2004132282 A JP 2004132282A JP 2005313723 A JP2005313723 A JP 2005313723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat back
small
frame structure
width direction
vehicle width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004132282A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4096048B2 (ja
Inventor
Kenji Kanda
健司 神田
Hiroyuki Nozaki
博之 埜嵜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP2004132282A priority Critical patent/JP4096048B2/ja
Publication of JP2005313723A publication Critical patent/JP2005313723A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4096048B2 publication Critical patent/JP4096048B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 後方に荷台を有し車幅方向に大小に分割形成され、その各シートバックの内、外側に各々リクライニングデバイスを有するシートバックにおいて、その内、外のリクライニングデバイスとも最適な強度をもつものに設定できるようにすることである。
【手段】 車幅方向に、左右に分割形成した大シートバック部1と小シートバック部2は、そのフレームを構成する補強メンバー11、21が車幅方向の中央を中心に対称状に配設したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車用シートにおけるシートバックのフレーム構造、詳しくは後方に荷物を載置する荷台を有するシートバックのフレーム構造に関する。
従来のシートバックには、例えば、特開2000ー106972号公報に示すように、シートバックが車幅方向に分割され、各シートバックの車幅方向側を直接車体に揺動自在に取付けたものがある。これは、各シートバックに、例えばそのシートバックの後方に有する荷台の荷物が、車両に急激な衝撃荷重が作用し、その慣性力によってシートバックの背面に衝突した場合に、各シートバックに加わる衝撃を車体側で吸収している。
特開2000ー106972号公報
ところで、荷台面がシートバックの上部に位置し、シートバックが車幅方向に大小に分割されて、分割された各シートバックの内側及び外側に各々リクライニングデバイスを設けたものにおいては、両シートバックの内側に荷物が前記慣性力によって衝突すると、車体への取付ポイントの関係からその入力荷重は内側が外側に対して大きい。
それに対応するために、各リクライニングデバイスの強度を内側のリクライニングデバイスに合わせる必要がある。そのため、外側のリクライニングデバイスの強度が過剰になる不具合があった。
そこで、本発明は分割した各シートバックの内側及び外側のリクライニングデバイスに均等に前記入力荷重が入力されるようにすることにより、内、外のリクライニングデバイスが最適な強度を持つものに設定できるようにすることを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明に係るシートバックのフレーム構造は、シートバックを車幅方向に大小に分割して大シートバック部と小シートバック部を形成し、その各々の外側を車体にリクライニングデバイスで連結し、且つ車幅方向の中央を対称に、各シートバック部を構成するフレームに、補強メンバーを配設すると共に、各シートバック部を連結シャフトに、リクライニングデバイスで取付けてなる構成である。
以上の構成により、車幅方向の左右に分割形成した大、小シートバック部に、衝撃荷重が均等に入力される。
また、前記補強メンバーは、バックパネルの前面に溶接した断面コ字状の支杆と、この支杆内に溶接した前後方向に凹凸状の吸収プレートとから構成することにより、衝撃荷重を吸収できる。
加えて、前記大シートバック内における前記補強メンバーに対して小シートバック側である外側のフレーム構造体を、内側のフレーム構造体に対して、強度を弱く形成することにより、大、小シートバック部に更に衝撃荷重が均等に入力される。
本発明によれば、大、小シートバック部及び各シートバックの内側及び外側のリクライニングデバイスに均等に衝撃荷重が入力されるため、各リクライニングデバイスを最適な強度のものに設定できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るシートバックのフレーム構造を示し、このフレーム構造を有するシートバックは図3に示すように、車幅方向の幅W1が広い大シートバック部Aと、幅W2が狭い小シートバック部Bとから構成されている。
図3において、図中Cはシートクッションで、大、小シートバック部A、Bの後方は、荷物E、Dを載置する荷台Fであり、この荷台Fの高さは図4に示すように、各シートバック部A、Bの上部に位置しているため、衝撃時には各シートバック部A、Bの背面上部に衝突する。
大シートバック部Aを構成する大フレーム1と小シートバック部Bを構成する小フレーム2は各々バックパネル10、20と、縦方向に設けた補強メンバー11、11′、21、21′と、この補強メンバー11、11′、21と21′とを連結する上部メンバー13、23及び下部メンバー14、24などから構成されている。
そして、大フレーム1の補強メンバー11、11′と小フレーム2の補強メンバー21、21′は、車幅方向の中央である中心線Tを対称に配設されている。
従って、中心線Tから補強メンバー11、21までの距離W3、W3は同一で、また、中心線Tから各外側のフレームまでの距離W4、W4も同一に形成されている。
以上の補強メンバー11、21は共に、図2に示すようにコ字状の断面を有する支杆11Aと、この支杆11A内に溶接した吸収プレート11Bとから構成されている。
支杆11Aはその一側面がバックパネル10に溶接され、上端が前記角パイプからなる上部メンバー13に溶接されている。また、吸収プレート11Bは支杆11Aの上部側がバックパネル10方向から前方に膨出するように波形に形成して、バックパネル10に加わった図3に示す矢印方向の衝撃荷重を吸収できるようにしてリクライニングデバイスRへの入力を低減させている。
なお、この吸収プレート11Bは、支杆11Aの内面にバックパネル10と共に溶接され、下部には丸パイプ製の下部メンバー14が溶接されている。
そして、各補強メンバー11、21の最下端はリクライニングデバイスR、Rを介して連結シャフト3に連結されている。連結シャフト3は大径のパイプを使用している。これは荷台Fが高いため、衝撃時にシートに入力される荷重が高くなるためである。
一方、各外側の補強メンバー11′、21′の最下端はリクライニングデバイスR′、R′を介して車体側のレッグ30、30に連結して、衝撃荷重が入力されて連結シャフト3が回転しても各外側のリクライニングデバイスR′、R′によるロックが解除されることがないようにしている。
また、大、小シートバック部A、Bに前記荷物D、Eの衝突による荷重が均等に入力されるように、大フレーム1の補強メンバー11、11′間のフレーム構造体に対して小フレーム2側のフレーム構造体はその強度を弱く形成している。
即ち、図示するように大フレーム1の小フレーム2側のフレーム構造体は、バックパネル10に細いパイプを略U字状に折曲したサブフレーム17と、このサブフレーム17の両遊端を連結する連結パイプ16と連結パイプ16の両端に溶接した支持杆18、19と、サブフレーム17の補強メンバー11側に配設したサブサイドフレーム11Aとから構成している。
従って、本発明は大、小シートバック部A、Bに荷物D、Eが衝突した際に、大フレーム1、小フレーム2を構成するフレーム構造体の補強部材に均等に前記衝突時の荷重が入力されるように構成されている。
そのため、内、外側のリクライニングデバイスR、R′はともに最適な強度を有するものに設定できる。
しかも、連結シャフト3に大、小フレーム1、2の各内側のリクライニングデバイスR、Rを取付け、大、小フレーム1、2の外側を車体側に取付けているため、前記衝撃荷重が大、小フレーム1、2の内側へ集中的に入力されることもない。
なお、本発明は車幅方向の中心線Tを対称に補強メンバーを均一に配設すれば良く、図示するものに限定されるものでない。
本発明の要部の平面図である。 図1のIIーII線断面図である。 本発明を採用する自動車用シートの斜視図である。 同側面図である。
符号の説明
A…大シートバック部、B…小シートバック部、11…補強メンバー、21…補強メンバー、11A…支杆、11B…吸収プレート、R…リクライニングデバイス、R′…リクライニングデバイス

Claims (3)

  1. シートバックを車幅方向に大小に分割して大シートバック部と小シートバック部を形成し、その各々の外側を車体にリクライニングデバイスで連結し、且つ車幅方向の中央を対称に、各シートバック部を構成するフレームに、補強メンバーを配設すると共に、各シートバック部を連結シャフトに、リクライニングデバイスで取付けてなるシートバックのフレーム構造。
  2. 前記補強メンバーは、バックパネルの前面に溶接した断面コ字状の支杆と、この支杆内に溶接した前後方向に凹凸状の吸収プレートとからなる請求項1記載のシートバックのフレーム構造。
  3. 前記大シートバック部は前記補強メンバーに対して小シートバック側である外側のフレーム構造体を、内側のフレーム構造体に対して、強度を弱く形成してなる請求項1記載のシートバックのフレーム構造。
JP2004132282A 2004-04-28 2004-04-28 シートバックのフレーム構造 Expired - Fee Related JP4096048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004132282A JP4096048B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 シートバックのフレーム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004132282A JP4096048B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 シートバックのフレーム構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005313723A true JP2005313723A (ja) 2005-11-10
JP4096048B2 JP4096048B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=35441598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004132282A Expired - Fee Related JP4096048B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 シートバックのフレーム構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4096048B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194289A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Tachi S Co Ltd シートバックフレーム構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5867309B2 (ja) * 2012-06-22 2016-02-24 トヨタ紡織株式会社 シートバックフレーム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194289A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Tachi S Co Ltd シートバックフレーム構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4096048B2 (ja) 2008-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4539366B2 (ja) 車体の前部構造
JP4424208B2 (ja) 車体の前部構造
JP4200505B2 (ja) キャブの下部構造
JP4875558B2 (ja) 車体フレーム構造
JP2007038839A (ja) 自動車の後部車体構造
JP4875559B2 (ja) 車体フレーム構造
JP2007269052A (ja) 自動車の車体構造
JP6660587B2 (ja) 車両の下部構造
JP4923406B2 (ja) 車体の前部構造
JP5853568B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JP6027448B2 (ja) 車体前部構造
JP5071163B2 (ja) 車両のサブフレーム
JP2007008346A (ja) 車両後部構造
JP2012192864A (ja) 車両の車体構造
JP2009012634A (ja) 車両の車体構造
JP4096048B2 (ja) シートバックのフレーム構造
JP2015116960A (ja) キャブオーバー型車両の構造
JP2005067268A (ja) キャブオーバー型車の車体前部構造
JP6981187B2 (ja) 車体構造
JP5092736B2 (ja) 車両用シート
JP2020069980A (ja) 車両用シート
JP2019123272A (ja) 車両下部構造
JP2019093804A (ja) サイドメンバの補強構造
JP2004224104A (ja) 車両前部構造
JP4238607B2 (ja) 車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees