JP2008188369A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】オスコネクタとメスコネクタとが外された痕跡を残しつつ、オスコネクタ及びメスコネクタが再度利用可能な遊技機を提供する。
【解決手段】メスコネクタ100と、メスコネクタ100に装着されるオスコネクタ150とを備えた遊技機において、メスコネクタ100及びオスコネクタ150のうち少なくとも一方に、メスコネクタ100に装着されたオスコネクタ150をメスコネクタ100から取り外す際に破壊される破壊部を、外部から視認可能な位置に設けた。
【選択図】図7

Description

この発明は、遊技機に関し、更に詳しくは、メスコネクタとオスコネクタとを備えた遊技機に関するものである。
従来より、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機においては、遊技機内の各装置の動作や遊技内容を制御するための基板等が備えられている。例えば、スロットマシン等の遊技機の場合、複数の図柄が表示された回転リールを有するリールユニット、遊技用のメダルを貯留するとともに、遊技用のメダルを払い出すためのホッパーユニット、リールユニットやホッパーユニット等の各種装置に電源を供給するための電源ユニット、並びに、リールユニット及びホッパーユニット等の動作を制御するための制御装置が搭載された基板等が設置されているものが知られている。
また、特許文献1に開示されている発明では、基板側コネクタに接続され、コネクタ挿入孔から外方に延出するケーブル上に、移動可能に装着された抜脱防止部材を有し、抜脱防止部材を、ケーブル上に装着した状態で、基板ケースが有するコネクタ挿入孔を通って基板ケース内に挿入させたときに、拡開してコネクタ挿入孔を通って抜け出せないように構成することにより、ケーブルを基板から抜脱させるのを防止し、ケーブルを変造ケーブルに交換する不正行為を防ぐことができるとされている。
特開2002−315881号公報
しかし、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機においては、基板に搭載され、遊技を制御するためのプログラムが記憶された電子部品等を交換するような不正行為が行われる可能性があった。また、この場合、コネクタの着脱がされたか否かを確認することにより、電子部品等の交換がされたか否かを調べることができる。
また、上記した特許文献1に開示された発明では、ケーブルを変造ケーブルに交換する不正行為を防止することができるとされているが、ケーブルを取り外すと、基板ケースやケーブルの抜脱防止部材等が壊れてしまい、ケーブルや基板ケース等の再度の使用が不可能であった。
そこで、本発明は、上記状況に鑑み以下の点を目的とする。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、遊技機に備えられたオスコネクタ及びメスコネクタのうち少なくとも一方に、オスコネクタをメスコネクタから取り外す際に破壊される破壊部を、外部から視認可能な位置に設けることにより、メスコネクタからオスコネクタが取り外された場合に、オスコネクタとメスコネクタとが外された痕跡を残しつつ、オスコネクタ及びメスコネクタが再度利用可能な遊技機を提供することを目的とする。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の目的に加えて、メスコネクタの挿入孔にオスコネクタを挿入すると、メスコネクタにオスコネクタが装着されるように、メスコネクタとオスコネクタとを形成し、メスコネクタには、挿入孔の内面の、外部から視認可能な位置に内方向へ向けて突出した内方突出片を設け、オスコネクタの外面には、外部から視認可能な位置に外方向へ向けて突出し外方突出片を設け、オスコネクタをメスコネクタの挿入孔に挿入する際には、外方突出片と内方突出片とが接触するとともに、内方突出片及び外方突出片のうち少なくとも一方が他方に押されることにより変形して、内方突出片及び外方突出片のいずれもが破壊されることなく内方突出片と外方突出片との接触状態が解消し、かつ、オスコネクタをメスコネクタの挿入孔に挿入した状態では、外方突出片と内方突出片とが接触しなくなることにより、外方突出片及び内方突出片がもとの形状に戻り、かつ、オスコネクタをメスコネクタの挿入孔から引き抜く際には、外方突出片と内方突出片とが接触し、そのまま引き抜くと、外方突出片及び内方突出片のうち少なくとも一方が破壊されるように、外方突出片と内方突出片とを形成し、外方突出片及び内方突出片のうち破壊されるものを破壊部とすることにより、簡単な形状及び構造で、メスコネクタからオスコネクタが取り外された場合に、メスコネクタからオスコネクタが外された痕跡を残しつつ、オスコネクタ及びメスコネクタが再度利用可能な遊技機を提供することを目的とする。
(請求項3)
すなわち、請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の目的に加えて、オスコネクタをメスコネクタの挿入孔から取り外す際、内方突出片が破壊されるように形成し、内方突出片は、他の部分とは異なる色に着色することにより、オスコネクタとメスコネクタとが取り外された場合に、メスコネクタからオスコネクタが取り外された痕跡が、外部から容易に認識可能な遊技機を提供することを目的とする。
各請求項にそれぞれ記載された発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、メスコネクタ100と、メスコネクタ100に装着されるオスコネクタ150とを備えた遊技機であって、メスコネクタ100及びオスコネクタ150のうち少なくとも一方に、メスコネクタ100に装着されたオスコネクタ150をメスコネクタ100から取り外す際に破壊される破壊部を、外部から視認可能な位置に設けたことを特徴とする。
ここで、「遊技機」とは、メスコネクタ100とオスコネクタ150とを有するものであって、メダルを用いて遊技が行われるスロットマシンSや、球を用いて遊技が行われるパチンコ機や、球を用いてスロットマシンSと同様の遊技が行われるパロット(登録商標)遊技機などが挙げられる。
また、「オスコネクタ150」は、メスコネクタ100に装着されるものである。また、メスコネクタ100にオスコネクタ150が装着されると、メスコネクタ100とオスコネクタ150とが電気的に接続される。
また、メスコネクタ100及びオスコネクタ150は、それぞれ、遊技機に備えられている基板26に取り付けられても良いし、遊技機内の各装置を電気的に接続する電気的接続手段(制御用ハーネス160等)に取り付けられても良い。
また、メスコネクタ100及びオスコネクタ150のうち少なくとも一方には、破壊部が設けられている。
また、「破壊部」は、外部から視認可能な位置に設けられている。ここで、「外部から視認可能な位置」には、メスコネクタ100にオスコネクタ150を装着した状態で、外部から視認可能な位置である位置、及びメスコネクタ100からオスコネクタ150を取り外した状態で、外部から視認可能な位置が含まれる。
また、「破壊部」は、メスコネクタ100に装着されたオスコネクタ150をメスコネクタ100から取り外す際に破壊されるように形成されている。
また、破壊部は、一個だけ設けるようにしても良いし、複数個設けるようにしても良い。
また、破壊部は、メスコネクタ100に設けられていても良いし、オスコネクタ150に設けられていても良いし、また、メスコネクタ100及びオスコネクタ150の双方に設けられていても良い。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、メスコネクタ100は、オスコネクタ150を挿入可能な挿入孔101を有し、メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入すると、メスコネクタ100にオスコネクタ150が装着されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とは形成され、メスコネクタ100には、挿入孔101の内面であって、外部から視認可能な位置に、内方向へ向けて突出した内方突出片110が設けられ、オスコネクタ150の外面には、外部から視認可能な位置に、外方向へ向けて突出し外方突出片152が設けられ、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入する際には、外方突出片152と内方突出片110とが接触するとともに、内方突出片110及び外方突出片152のうち少なくとも一方が他方に押されることにより変形して、内方突出片110及び外方突出片152のいずれもが破壊されることなく内方突出片110と外方突出片152との接触状態が解消可能となり、かつ、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入した状態では、外方突出片152と内方突出片110とが接触しなくなることにより、外方突出片152及び内方突出片110がもとの形状に戻り、かつ、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101から引き抜く際には、外方突出片152と内方突出片110とが接触し、そのまま引き抜くと、外方突出片152及び内方突出片110のうち少なくとも一方が破壊されるように、外方突出片152と内方突出片110とは形成され、外方突出片152及び内方突出片110のうち破壊されるものを破壊部とすることを特徴とする。
ここで、メスコネクタ100は、オスコネクタ150を挿入可能な挿入孔101を有している。
また、「挿入孔101」は、オスコネクタ150を挿入可能に形成されている。
また、メスコネクタ100とオスコネクタ150とは、メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入すると、メスコネクタ100にオスコネクタ150が装着されるように形成されている。
また、「内方突出片110」、メスコネクタ100の挿入孔101の内面であって、外部から視認可能な位置に設けられている。また、内方突出片110は、内方向へ向けて突出して設けられている。
また、「外方突出片152」は、オスコネクタ150の外面における、外部から視認可能な位置に設けられている。また、外方突出片152は、外方向へ向けて突出して設けられている。
また、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入する際には、内方突出片110と外方突出片152とが接触するように形成されている。また、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入する際には、内方突出片110及び外方突出片152のうち少なくとも一方が他方に押されることにより変形して、内方突出片110及び外方突出片152のいずれもが破壊されることなく内方突出片110と外方突出片152との接触状態が解消可能となるように形成されている。
また、「外部から視認可能な位置」には、前述した、請求項1記載の「外部から視認可能な位置」と同様に、メスコネクタ100にオスコネクタ150を装着した状態で、外部から視認可能な位置である位置、及びメスコネクタ100からオスコネクタ150を取り外した状態で、外部から視認可能な位置が含まれる。
また、「内方突出片110及び外方突出片152のうち少なくとも一方が他方に押されることにより変形して」とは、内方突出片110が外方突出片152に押されて内方突出片110が変形する場合、外方突出片152が内方突出片110に押されて外方突出片152が変形する場合、又は外方突出片152と内方突出片110とが互いに押し合い外方突出片152及び内方突出片110の双方が変形する場合等が含まれる。
また、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入した状態では、外方突出片152と内方突出片110とが接触しなくなるように形成されている。また、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入した状態では、外方突出片152と内方突出片110とが接触しなくなることにより、外方突出片152及び内方突出片110がもとの形状に戻るように形成されている。
また、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101から引き抜く際には、外方突出片152と内方突出片110に接触するように形成されている。また、外方突出片152と内方突出片110に接触した状態で、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101から引き抜く引き抜くと、外方突出片152及び内方突出片110のうち少なくとも一方が破壊されるように、外方突出片152と内方突出片110とは形成されている。
具体的には、例えば、メスコネクタ100を、基板26の手前側の面に接する底板と、底板の下端部に配置された下板と、下板に対向するように底板の上端部に配置された上板と、上板及び下板の両側に配置された一対の側板とを有するように形成し、かつ、正面側に開口部を有する挿入孔101を有するように形成する。そして、メスコネクタ100における、挿入孔101内面の所定の位置に内方突出片110を設ける。また、内方突出片110を、メスコネクタ100の上板及び下板の先端付近の所定の位置に設ける。すなわち、内方突出片110を合計2個設ける。また、各内方突出片110を、それぞれ挿入孔101の内方に向けて突出して設ける。また、各内方突出片110を、それぞれ外部から視認可能な位置に設ける。また、各内方突出片110を、それぞれ平板状に形成する。また、各内方突出片110におけるメスコネクタ100の底板側の面には、上板又は下板に取り付けられている各内方突出片110の付け根の部分に、凹状に凹んだ突出凹部112を形成する。そして、内方突出片110の先端部付近に、メスコネクタ100の底板方向又はメスコネクタ100の反底板方向の力が加わると、各内方突出片110は、突出凹部112の付け根の部分を支点として、各内方突出片110がメスコネクタ100の底板方向又はメスコネクタ100の反底板方向に変形するようにメスコネクタ100を形成する。また、その状態から、各内方突出片110の先端部のそれぞれに加えられているメスコネクタ100の底板方向又はメスコネクタ100の反底板方向の力を加えなくすると、各内方突出片110がもとの形状に戻るように形成する。また、各内方突出片110を、それぞれメスコネクタ100の底板方向又はメスコネクタ100の反底板方向の過度の力が内方突出片110の先端部付近に加わると、突出凹部112から破壊するように形成する。
また、例えば、オスコネクタ150における、外面の所定の位置に、外方突出片152を設ける。また、外方突出片152を、オスコネクタ150の外面から外方向へ向けて突出して設ける。また、外方突出片152を、オスコネクタ150の上面及び下面に設ける。すなわち、外方突出片152を、合計2個設ける。また、各外方突出片152を、それぞれ断面がほぼ三角形形状であり、かつ板面が長方形状の板材で形成する。また、外方突出片152を、オスコネクタ150の上面の先端部分及び下面の先端部分に設ける。また、各外方突出片152を、それぞれ断面である三角形状の底辺の一方の頂点部分に該当する端部を、オスコネクタ150における上面の先端部付近及び下面の先端部付近に取り付けるように形成する。また、各外方突出片152の先端部付近に、それぞれ外から内方向(オスコネクタ150の外面方向)へ向けて力を加えると、外方突出片152とオスコネクタ150との取り付け部を支点として、各外方突出片152が、それぞれ外から内方向(オスコネクタ150の外面方向)へ向けて変形するようにオスコネクタ150を形成する。また、その状態から、各外方突出片152の先端部のそれぞれに加えられている外から内方向(オスコネクタ150の外面方向)への力を加えなくなると、各外方突出片152が、それぞれもとの形状に戻るように形成する。
そして、例えば、メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入する際には、各外方突出片152の外面が、各外方突出片152に対応する内方突出片110の先端部に接するように形成する。そして、メスコネクタ100の各内方突出片110の先端部が、それぞれ対応するオスコネクタ150の外方突出片152の外面に押されて、各内方突出片110が、突出凹部112の付け根の部分を支点として、それぞれメスコネクタ100の底板方向へ向けてに変形するように形成する。また、同様に、メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入すると、各外方突出片152の外面が、それぞれ対応する内方突出片110の先端部に押されて、各外方突出片152が、オスコネクタ本体150aとの取り付け部を支点として、それぞれ外から内方向(オスコネクタ150の外面方向)へ向けて変形するように形成する。これにより、オスコネクタ150及びメスコネクタ100は、各内方突出片110と、各内方突出片110に対応する外方突出片152との接触状態が解消可能となり、各内方突出片110及び外方突出片152のいずれもが破壊されることなく、オスコネクタ150をメスコネクタ100の装着位置まで、メスコネクタ100の挿入孔101に挿入させることができるように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とを形成する。
また、例えば、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入した状態では、外方突出片152と内方突出片110とが接触しなくなることにより、外方突出片152及び内方突出片110がもとの形状に戻った状態になるように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とを形成する。
また、例えば、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152の先端部が、それぞれ各外方突出片152に対応するメスコネクタ100の内方突出片110の内側(底板側)に当たり、各外方突出片152が、それぞれ各外方突出片152に対応した内方突出片110を反底板方向へ押すことにより、各内方突出片110に、それぞれ反底板方向へ向けて過度の力が加わり、2個の内方突出片110の双方とも、突出凹部112から破壊されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とを形成する。
また、この場合、メスコネクタ100及びオスコネクタ150のうち少なくと一方を、ゴム材料や、プラスチック材料等のある程度弾性変形する樹脂材料等(以下「弾性変形材料」とする)を用いて形成することができる。例えば、メスコネクタ100のみを、弾性変形材料を用いて形成しても良いし、オスコネクタ150のみを弾性変形材料を用いて形成しても良いし、又は、オスコネクタ150及びメスコネクタ100の双方に弾性変形材料を用いて形成しても良い。
また、外方突出片152及び内方突出片110のうち破壊されるものを破壊部としている。
また、上述のように、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際に、内方突出片110が破壊されるように形成した場合、メスコネクタ100の内方突出片110を破壊部とすることができる。また、破壊されるのは内方突出片110のみで、メスコネクタ100は、再度の利用が可能に形成することができる。
また、例えば、外方突出片152のみが破壊されるように形成した場合には、外方突出片152のみを破壊部とすることができる。また、外方突出片152及び内方突出片110の双方が破壊されるように形成した場合には、外方突出片152及び内方突出片110の双方を破壊部とすることができる。この場合も、破壊されるのは破壊部のみで、オスコネクタ150及びメスコネクタ100は再度の利用が可能に形成することができる。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101から取り外す際、内方突出片110が破壊されるように形成され、内方突出片110は、他の部分とは異なる色の着色がされていることを特徴とする。
ここで、内方突出片110は、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101から取り外す際、破壊されるように形成されている。また、内方突出片110は、メスコネクタ100の他の部分とは異なる色の着色がされている。言い換えると、メスコネクタ100の内方突出片110以外の部分は、内方突出片110とは異なる色で着色されている。
また、内方突出片110は、メスコネクタ100と異なる色で着色されれば、どのような色で着色されていても良い。また、メスコネクタ100の内方突出片110以外の部分を、内方突出片110と比べて目立たない色に着色し、内方突出片110を、メスコネクタ100の内方突出片110以外の部分と比べて目立つ色に着色することが望ましい。
具体的には、例えば、メスコネクタ100の内方突出片110以外の部分を灰色等に着色し、内方突出片110を赤色に着色する。このように、メスコネクタ100の内方突出片110以外の部分、及び内方突出片110を着色することにより、内方突出片110を目立たせることができる。
(請求項1)
請求項1記載の発明によれば、メススコネクタ及びオスコネクタのうち少なくとも一方に、メスコネクタに装着されたオスコネクタをメスコネクタから取り外す際に破壊される破壊部を、外部から視認可能な位置に設けた。
これにより、メスコネクタからオスコネクタが取り外された場合に、オスコネクタがメスコネクタから外された痕跡を残しつつ、オスコネクタ及びメスコネクタが再度利用可能な遊技機を提供することができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、メスコネクタには、挿入孔の内面に内方向へ向けて突出した内方突出片を設け、オスコネクタの外面には、外方向へ向けて突出し外方突出片を設け、オスコネクタをメスコネクタの挿入孔に挿入する際には、外方突出片と内方突出片とが接触するとともに、内方突出片及び外方突出片のうち少なくとも一方が他方に押されることにより変形して、内方突出片及び外方突出片のいずれもが破壊されることなく内方突出片と外方突出片との接触状態が解消可能となり、かつ、オスコネクタをメスコネクタの挿入孔に挿入した状態では、外方突出片と内方突出片とが接触しなくなることにより、外方突出片及び内方突出片がもとの形状に戻り、かつ、オスコネクタをメスコネクタの挿入孔から引き抜く際には、外方突出片と内方突出片とが接触し、そのまま引き抜くと、外方突出片及び内方突出片のうち少なくとも一方が破壊されるように、外方突出片と内方突出片とを形成し、外方突出片及び内方突出片のうち破壊されるものを破壊部とした。
これにより、簡単な形状及び構造で、メスコネクタからオスコネクタが取り外された場合に、オスコネクタとメスコネクタとが外された痕跡を残しつつ、オスコネクタ及びメスコネクタが再度利用可能な遊技機を提供することができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明に加えて、オスコネクタをメスコネクタの挿入孔から取り外す際、内方突出片が破壊されるように形成し、内方突出片に、他の部分とは異なる色の着色をした。
これにより、メスコネクタからオスコネクタが取り外された場合に、メスコネクタからオスコネクタが取り外された痕跡を、外部から容易に認識可能な遊技機を提供することができる。
(第1の実施の形態)
(図面の説明)
以下、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンSについて図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンSの外観正面図である。図2は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンSの分解斜視図である。図3は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンSの制御用ハーネス160を基板26に差し込む状態を示す図である。図4は、本実施の形態にかかるオスコネクタ150の外観斜視図である。図5は、本実施の形態にかかるメスコネクタ100の外観斜視図である。図6は、本実施の形態にかかるオスコネクタ150をメスコネクタ100に差し込む際の断面図である。図7は、本実施の形態にかかるオスコネクタ150をメスコネクタ100から取り外す際の断面図である。図8は、本実施の形態にかかるオスコネクタ150をメスコネクタ100から取り外した後の、メスコネクタ100の内方突出片110を示す図である。
なお、ここで、「前面」や「前方向」とは、遊技者等が、遊技機の正面側に遊技機の方を向いて位置している場合のかかる遊技者から見たときの奥から手前への方向を意味する。したがって、前方向とは、遊技機の奥から正面へ向かう方向を意味する。また、「背面」や「後方向」とは、遊技者等が、遊技機の正面側に遊技機の方を向いて位置している場合のかかる遊技者から見たときの手前から奥への方向を意味する。したがって、後方向とは、遊技機の正面から奥(後ろ)へ向かう方向を意味する。また、「左方向」や「右方向」等の左右方向も、かかる遊技機の前面の方を向いて位置している者から見た場合の右方向や、左方向を意味する。
(スロットマシンS)
図1に示すように、本実施の形態にかかる遊技機はスロットマシンSである。
本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンSは、四角箱状の筐体1を備えている。また、このスロットマシンSは、図1及び図2に示すように、正面側に正面開口部11を有し、かつ、内部空間を上下方向に仕切る水平状の中板12を有する筐体1と、筐体1内部で中板12の上部に着脱自在に設けられる分離体2と、筐体1の正面開口部11を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されており、さらに、この前扉3は、筐体1の、中板12上部である開口上部13を開閉可能に塞ぐ上扉30と、筐体1の、中板12下部である開口下部14を開閉可能に塞ぐ下扉40とから構成されている。
なお、本実施の形態に係る前扉3は、上述のように、上扉30と下扉40とから構成されているが、上扉30と下扉40とが一体となった一枚扉として形成することもできる。
また、上扉30の前面には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の図柄表示窓31が形成されている。そして、この図柄表示窓31は、三個の回転リール23の図柄を見ることができるように形成されている。
また、この図柄表示窓31の下方でありスロットマシンSのほぼ中央部は、スタートスイッチやストップスイッチなどの操作手段が設けられる操作部41となっている。そしてこの操作部41の正面右端部には、メダルを投入するためのメダル投入口42が設けられている。
また、リールユニット20は、図示はしないが枠体に固定あるいは支持された三個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リール23とから構成されている。そして、各回転リール23は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。そして、モータによる回転を開始した後、スタートインデックスを検知してからの回転角度を認識することで、現在位置を特定し、その後、所定角度で停止させる停止制御が行われる。
そして、メダル投入口42からメダルを投入し、スタートスイッチの操作により回転リール23を回転させ、ストップスイッチの操作により回転リール23を停止させ、このとき、複数の回転リール23に表示された図柄が所定の位置態様に停止すると入賞となり、所定枚数のメダルが払い出されるように形成されている。
(筐体1)
図2に示すように、筐体1は、筐体底板15、筐体右側板16a、筐体左側板16b、筐体天板17、及び、筐体背板18から構成される正面側に開口する箱体である。そして、筐体1内部の、高さ方向ほぼ中央部には、二つの筐体側板16の間に水平方向に中板12が設けられている。
そして、筐体1内部における筐体底板15の左部には、電源ユニット4が設けられている。電源ユニット4には、特に図示していないが、電源装置が内装されているとともに、遊技における各種当選役の抽選確率を変更するための設定変更部が設けられている。設定変更部には、設定変更用のキーを挿入するための鍵穴44や、設定を切り替える設定変更ボタン等の設定変更操作部が備えられている。
また、筐体1内部における筐体底板15のほぼ中央部には、遊技者にスロットマシンSの遊技を行うための遊技メダルを払い出すホッパーユニット5が設けられている。このホッパーユニット5は、上方に向けて開口しており、かつ、遊技メダルを貯留可能に形成されている。また、筐体1内部における筐体底板15の右部には、上方に開口した箱状に形成されたオーバーフロータンク6が、ホッパーユニット5に近接して設けられている。
また、特に図示しないが、筐体右側板16aの、中板12より下方には、集中端子板を取り付けることもできる。集中端子板とは、総メダル投入枚数、総メダル払い出し枚数、総回転数、大当たり抽選回数などの遊技に関するデータを、ホールコンピュータ等との間で送受信する装置である。この集中端子板は、ホールコンピュータとのネットワーク接続ができるのであれば、たとえば筐体1の筐体右側板16a又は筐体左側板16bに備えても良く、中板12の下面に備えても良い。
(分離体2)
分離体2は、図2に示すように、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体21、この支持体21に固定されたリールユニット20、及び、スロットマシンSに関する種々の制御を行う基板26を収納する基板ユニット24から構成されている。
ここで、リールユニット20は、複数の駆動モータを有し、各駆動モータの回転軸には、各々、表面に複数の図柄が表示された回転リール23が固定されている。
また、基板ユニット24は、スロットマシンSに関する種々の制御を行う基板26と、この基板26を収納するための基板ケース27とから構成されている。また、基板26は、遊技及びスロットマシンSの作動を制御するための主基板と、各種演出を行うための副基板と、から構成されている。なお、基板26については、後程詳述する。
支持体21は、図2に示すように枠体構造となっている。
また、分離体2は、筐体1の中板12の上に載置され、開口上部13内部に収納されるものである。なお、分離体2は、筐体1の筐体天板17に吊り下げられるような形で支持される構造に形成することで、中板12の上方に収納するようにしてもよい。
(上扉30)
上扉30は、分離体2の支持体21の左側に回転自在に支持され、かつ、支持体21の右側でロック可能に形成されている板状の扉であり、図1及び図2に示すように、ほぼ中央部に回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、周囲に飾り部33を設けてある。そして、図柄表示窓31の下方には、種々の表示を行うための表示部32が設けられているものである(図1参照)。
ここで、飾り部33は、ランプ等により形成しても良く、入賞の報知その他の演出時にランプが点滅するようにしてもよい。また、表示部32は、7セグメントLED等により数字を表示するものや、特に図示しないが、画像を表示するための液晶画面あるいはCRTなどとしてもよい。
さらに、図示しないが、上扉30の裏面上部の左右には、種々の音声を出力するためのスピーカが設けられている。
また、上扉30は、図1に示すように、分離体2を筐体1に固着した状態で、扉を閉めロックすることにより、筐体1の開口上部13を密閉することができるものである。
(下扉40)
下扉40は、筐体1の開口下部14を塞ぐための扉であり、筐体1の筐体左側板16bに回転自在かつロック可能に形成されているものである。
下扉40の上部は、スロットマシンSを作動させるための操作部41となっており、下扉40の上面は、閉扉時においては、上扉30よりも前側に突出するようになっている。また、下扉40の下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43が形成されており、操作部41とメダル受け皿43との間には、遊技内容その他の表示をするための表示パネルが取り付けられている(図1及び図2参照)。また、前記表示パネルの下部には、ホッパーユニット5からメダル受け皿43へ、遊技メダルを払い出すためのメダル払い出し口45が設けられている。
操作部41としては、図1及び図2に示すように、下扉40の上面右端にはメダル投入口42及び上面左部に設けられたベットスイッチ、下扉40の正面ほぼ中央部に設けられたスタートスイッチ及びストップスイッチ、下扉40の正面右部に設けられた鍵穴44がある。なお、ベットスイッチとは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ及びストップスイッチは、回転リール23の回転を開始及び停止させるためのものである。また、鍵穴44は、前扉3を解錠するためのものであり、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下扉40のロックが解除されるものである。そして、下扉40が解錠されることにより、上扉30も解放可能に形成されている。
さらに、特に図示しないが、下扉40の裏面側には、メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクターが設けられている。
(基板26)
基板26は、長方形板状部材であって、上述の如く、分離体2に固定された基板ユニット24を構成する箱状の基板ケース27内に収納されるものである。なお、基板26は、上述の如く、遊技及びスロットマシンSの作動を制御するための主基板と、各種演出を行うための副基板とから構成されている。
また、基板26の手前側の面には、ROM、RAM及びCPU等の電子部品が設置されている。
また、図3に示すように、手前側の面には、筐体1の各部品へ制御信号を送信すべく、電気的接続手段としての制御用ハーネス160を接続し、又は、電源ユニット4から電力の供給を受けるべく、電気的接続手段としての電源ケーブル(図示しておらず)を接続するための、メスコネクタ100が設けられている。
また、このメスコネクタ100は、図3に示すように、基板ケース27の手前側の面を貫通して、基板ケース27の外側に突出するようになっている。これにより、基板ケース27を開放することなく、メスコネクタ100に電源ケーブルや制御用ハーネス160等を接続することが可能である。
なお、メスコネクタ100については、後程詳述する。
(電気的接続手段)
電気的接続手段は、筐体1内の各装置を電気的に接続するためのものであり、たとえば、電源ユニット4から、基板26、ホッパーユニット5、及びリールユニット20等へ電力を供給するための電源ケーブル(図示せず)や、基板26から、ホッパーユニット5やリールユニット20等へ制御信号を送信するための制御用ハーネス160等が挙げられる。
そして、電源ケーブル(図示せず)の一端が電源ユニット4に接続されるとともに、電源ケーブル(図示せず)の他端が基板26、ホッパーユニット5、及びリールユニット20等に接続されることにより、電源ユニット4と前記各装置とが電気的に接続されることとなる。
また、制御用ハーネス160の一端が基板26に接続されるとともに、制御用ハーネス160の他端がホッパーユニット5、及びリールユニット20等に接続されることにより、基板26と前記各装置とが電気的に接続されることとなる。
また、図3及び図4に示すように、制御用ハーネス160における、基板26と接続される側の端部には、基板26に設けられたメスコネクタ100に接続されるオスコネクタ150が備えられている。
すなわち、制御用ハーネス160のオスコネクタ150をメスコネクタ100に接続することにより、電源ケーブルや制御用ハーネス160と、基板26とが電気的に接続されることとなる。
(メスコネクタ100)
メスコネクタ100は、図3に示すように、基板26の手前側の面に形成されている。
また、メスコネクタ100は、図5ないし図7に示すように、基板26の手前側の面に接する底板と、底板の下端部に配置された下板と、下板に対向するように底板の上端部に配置された上板と、上板及び下板の両側に配置された一対の側板とを有し、かつ、正面側に開口部を有する挿入孔101が形成されている。
また、図6及び図7に示すように、メスコネクタ100の挿入孔101内部の底板には、複数の接続ピン102が設けられている。各接続ピン102は、それぞれ底板の内面から前方向へ向けて突出して設けられている。また、各接続ピン102は、それぞれ後述するオスコネクタ150に設けられた接続ソケットに差し込まれることにより、電気的接続が可能に形成されている。すなわち、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に差し込むことで、メスコネクタ100の各接続ピン102が、各接続ピン102対応するオスコネクタ150の接続ソケットに差し込まれ、接続ピン102と接続ソケットが接触することにより、メスコネクタ100とオスコネクタ150とが電気的に接続された状態となる。
また、メスコネクタ100には、挿入孔101内面の所定の位置に内方突出片110が設けられている。また、内方突出片110は、メスコネクタ100の上板及び下板の先端付近の所定の位置に設けられている。内方突出片110は合計2個設けられている。また、各内方突出片110は、それぞれ挿入孔101の内方に向けて突出して設けられている。
また、各内方突出片110は、図5にないし図7に示すように、それぞれ上板及び下板の先端付近における底板からの距離が等しい位置に設けられている。また、各内方突出片110は、それぞれ外部から視認可能な位置に設けられている。ここで、外部から視認可能な位置とは、メスコネクタ100にオスコネクタ150を装着した状態で、外部から視認可能な位置であって、かつ、メスコネクタ100からオスコネクタ150を取り外した状態(メスコネクタ100単体)で、外部から視認可能な位置でる。
また、各内方突出片110は、それぞれ平板状に形成されている。
また、各内方突出片110におけるメスコネクタ100の底板側の面であって、上板又は下板に取り付けられている各内方突出片110の付け根の部分に、それぞれ凹状に凹んだ突出凹部112が形成されている。
また、内方突出片110を含むメスコネクタ100は、プラスチック等の樹脂材料を用いて一体的に形成されている。また、メスコネクタ100の内方突出片110は、赤色に着色され、メスコネクタ100の内方突出片110以外の部分は、灰色に着色されている。すなわち、内方突出片110は、メスコネクタ100の他の部分とは異なる色に着色されている。
また、図6及び図7に示すように、内方突出片110の先端部付近に、メスコネクタ100の底板方向又はメスコネクタ100の反底板方向(図6及び図7中の上下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、前後方向)の力が加わると、各内方突出片110は、突出凹部112の付け根の部分を支点として、各内方突出片110が、メスコネクタ100の底板方向又はメスコネクタ100の反底板方向(図6及び図7中の上下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、前後方向)に変形するようにメスコネクタ100は形成されている。また、その状態から、各内方突出片110の先端部に、それぞれ加えられた、メスコネクタ100の底板方向又はメスコネクタ100の反底板方向(図6及び図7中の上下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、前後方向)の力を加えなくなると、各内方突出片110が、それぞれもとの形状に戻るように形成されている。また、各内方突出片110は、それぞれメスコネクタ100の底板方向又はメスコネクタ100の反底板方向(図6及び図7中の上下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、前後方向)の過度の力が内方突出片110の先端部付近に加わると、突出凹部112から破壊するように形成されている。また、メスコネクタ100は、内方突出片110が破壊された後であっても、再度オスコネクタ150との接続が可能に形成されている。
また、本実施の形態では、メスコネクタ100の内方突出片110が破壊部となっている。
また、電源ケーブル(図示しておらず)や制御用ハーネス160における、基板26に接続される側と反対側の端部は、電源ユニット4、ホッパーユニット5、及び、リールユニット20等と接続されている。そして、メスコネクタ100及びオスコネクタ150が接続状態となることにより、制御用ハーネス160を介して、基板26からの制御信号がホッパーユニット5等に送信可能となり、また、電源ユニット4からの電力が基板26へ供給可能となる。
(オスコネクタ150)
オスコネクタ150は、電気的接続手段である制御用ハーネス160における基板26と接続される側の端部に備えられており、メスコネクタ100に接続可能なものである。
オスコネクタ150は、オスコネクタ本体150aと、オスコネクタ150の外面に取り付けられた外方突出片152とを有している。具体的には、図4に示すように、オスコネクタ本体150aは、メスコネクタ100の挿入孔101に差し込み可能となるようにほぼ箱形状に形成されている。そして、図示はしないが、オスコネクタ150には、上述のメスコネクタ100と電気的に接続するための複数の接続ソケットが備えられている。また、この複数の接続ソケットは、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に差し込むことにより、電気的接続が可能に形成されている。すなわち、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に差し込むことで、メスコネクタ100の各接続ピン102が、各接続ピン102に対応するオスコネクタ150の接続ソケットに差し込まれ、接続ピン102と接続ソケットが接触することにより、メスコネクタ100とオスコネクタ150とが電気的に接続された状態となる。
また、オスコネクタ150には、図4、図6及び図7に示すように、オスコネクタ150の外面の所定の位置に、外方突出片152が設けられている。また、外方突出片152は、オスコネクタ150の外面から外方向へ向けて突出して設けられている。また、外方突出片152は、図4に示すように、オスコネクタ150の上面及び下面に設けられている。また、外方突出片152は、合計2個設けられている。また、各外方突出片152は、それぞれ外部から視認可能な位置に設けられている。ここで、外部から視認可能な位置とは、メスコネクタ100からオスコネクタ150を取り外した状態(オスコネクタ150単体)で、外部から視認可能な位置である。
また、各外方突出片152は、それぞれ断面がほぼ三角形形状であり、かつ板面が長方形状の板材で形成されている。また、外方突出片152は、オスコネクタ150の上面の先端付近及び下面の先端付近に取り付けられている。また、各外方突出片152は、図4、図6及び図7に示すように、それぞれ断面である三角形状の底辺の一方の頂点部分に該当する端部を上面及び下面に取り付けるようにして形成されている。
また、外方突出片152を含むオスコネクタ150は、プラスチック等の樹脂材料を用いて一体に形成されている。また、図6及び図7に示すように、各外方突出片152の先端部付近に、それぞれ外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)へ向けて力を加えると、外方突出片152とオスコネクタ150との取り付け部を支点として、各外方突出片152が、それぞれ外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)へ向けて変形するようにオスコネクタ150は形成されている。また、その状態から、各外方突出片152の先端部に、それぞれ加えられている外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)への力を加えなくなると、各外方突出片152が、それぞれもとの形状に戻るように形成されている。
また、電源ケーブル(図示しておらず)や制御用ハーネス160等の電気的接続手段における、オスコネクタ150と反対側の端部は、電源ユニット4、ホッパーユニット5、及びリールユニット20等と接続されている。
(メスコネクタ100とオスコネクタ150との着脱)
本実施の形態におけるメスコネクタ100と、オスコネクタ150との着脱について、図6及び図7を用いて説明する。
まず、メスコネクタ100にオスコネクタ150を装着するために、メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入する。メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入する際には、図6(A)及び図6(B)に示すように、各外方突出片152の外面が、各外方突出片152に対応する内方突出片110の先端部に接する。そして、メスコネクタ100の各内方突出片110の先端部が、それぞれ対応するオスコネクタ150の外方突出片152の外面に押されて、各内方突出片110は、突出凹部112の付け根の部分を支点として、それぞれメスコネクタ100の底板方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)へ向けてに変形するように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、同様に、メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入すると、各外方突出片152の外面が、それぞれ対応する内方突出片110の先端部に押されて、各外方突出片152が、オスコネクタ本体150aとの取り付け部を支点として、それぞれ外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)へ向けて変形するように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
これにより、オスコネクタ150及びメスコネクタ100は、各内方突出片110と、各内方突出片110に対応する外方突出片152との接触状態が解消可能となり、各内方突出片110及び外方突出片152のいずれもが破壊されることなく、図7(A)に示すように、オスコネクタ150を、メスコネクタ100の装着位置までメスコネクタ100の挿入孔101に挿入させることができるように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、オスコネクタ150をメスコネクタ100に装着した状態、具体的には、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入した状態では、図7(A)に示すように、外方突出片152と内方突出片110とが接触しなくなることにより、外方突出片152及び内方突出片110がもとの形状に戻った状態になるように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152の先端部が、それぞれ各外方突出片152に対応するメスコネクタ100の内方突出片110の内側(底板側)に当たり、各外方突出片152が、それぞれ各外方突出片152に対応した内方突出片110を反底板方向(図6及び図7中の上方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ押すことにより、各内方突出片110に、それぞれ反底板方向(図6及び図7中の上方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ向けて過度の力が加わり、図7(B)に示すように、2個の内方突出片110の双方とも、突出凹部112から破壊されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とは形成されている。すなわち、本実施の形態では、メスコネクタ100の内方突出片110が破壊部となっている。また、破壊されるのは内方突出片110のみで、メスコネクタ100は、再度の利用が可能に形成されている。
(作用・効果)
本実施の形態によれば、オスコネクタ150をメスコネクタ100に挿入する際には、図6(B)に示すように、メスコネクタ100の各内方突出片110が、それぞれ各内方突出片110に対応したオスコネクタ150の外方突出片152の外面に押されて、各内方突出片110が、それぞれ突出凹部112の付け根の部分を支点として、メスコネクタ100の底板方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)に変形し、また、各外方突出片152の外面が、各外方突出片152に対応した内方突出片110の先端部に押されて、各外方突出片152が、それぞれ外方突出片152と、オスコネクタ150の上面又は下面との取り付け部を支点として、外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)へ向けて変形する。
これにより、オスコネクタ150及びメスコネクタ100は、各内方突出片110と、各内方突出片110に対応する外方突出片152との接触状態が解消可能となり、内方突出片110及び外方突出片152のいずれもが破壊されることなく、図7(A)に示すように、オスコネクタ150を、メスコネクタ100の装着位置まで、メスコネクタ100の挿入孔101に挿入させることができるようにオスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入した状態では、外方突出片152及び内方突出片110がもとの形状に戻るようオスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152が、それぞれ各外方突出片152に対応したメスコネクタ100の内方突出片110を反底板方向(図6及び図7中の上方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ押すことにより、各内方突出片110に、それぞれ反底板方向(図6及び図7中の上方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ向けて過度の力が加わり、図7(B)に示すように、2個の内方突出片110の双方とも破壊されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とは形成されている。また、破壊部である内方突出片110が破壊されると、図8に示すような状態になり、外部から視認することができるようにメスコネクタ100とオスコネクタ150とは形成されている。
また、破壊されるのは、破壊部としての内方突出片110のみで、メスコネクタ100は、再度の利用が可能に形成されている。
これにより、内方突出片110が破壊されていることを、外部から視認することが可能であるので、簡単な形状及び構造で、メスコネクタ100からオスコネクタ150が取り外された場合に、オスコネクタ150がメスコネクタ100から外された痕跡を残しつつ、オスコネクタ150及びメスコネクタ100が再度利用可能な遊技機を提供することができる。
また、本実施の形態では、メスコネクタ100の内方突出片110は、赤色に着色され、メスコネクタ100の内方突出片110以外の部分は、灰色に着色されている。すなわち、内方突出片110は、メスコネクタ100の他の部分とは異なる色に着色されている。
これにより、メスコネクタ100からオスコネクタ150が取り外された痕跡を、外部から容易に認識可能にすることができる。
(変形例)
上記した第1の実施の形態では、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152の先端部が、それぞれ各外方突出片152に対応するメスコネクタ100の内方突出片110の内側(底板側)に当たり、各外方突出片152が、それぞれ各外方突出片152に対応した内方突出片110を反底板方向へ押すことにより、各内方突出片110に、それぞれ反底板方向へ向けて過度の力が加わり、2個の内方突出片110の双方とも、突出凹部112から破壊されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とが形成されている。
これに対し、第1の実施の形態の変形例として、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際に、オスコネクタ150の2個の外方突出片152が破壊されるようにオスコネクタ150とメスコネクタ100とを形成することができる。
この場合、各外方突出片152の先端部に、それぞれオスコネクタ150の先端方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)の過度の力がに加わると、オスコネクタ150の各外方突出片152が、外方突出部152とオスコネクタ150の外面との取り付け部から破壊されるように、オスコネクタ150を形成する。また、オスコネクタ150を、外方突出片152が破壊された後であっても、再度メスコネクタ100との接続が可能に形成する。また、外方突出片152を、オスコネクタ150の他の部分とは異なる色である赤色で着色する。
また、上記した第1の実施の形態と同様に、オスコネクタ150をメスコネクタ100に挿入する際には、メスコネクタ100の各内方突出片110が、それぞれ各内方突出片110に対応したオスコネクタ150の外方突出片152の外面に押されて、各内方突出片110が、それぞれ突出凹部112の付け根の部分を支点として、メスコネクタ100の底板方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)に変形し、また、各外方突出片152の外面が、各外方突出片152に対応した内方突出片110の先端部に押されて、各外方突出片152が、それぞれ外方突出片152と、オスコネクタ150の上面又は下面との取り付け部を支点として、外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)へ向けて変形するようにオスコネクタ150とメスコネクタ100とを形成する。
また、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152の先端部が、それぞれ各外方突出片152に対応するメスコネクタ100の内方突出片110の内側(底板側)に当たり、各内方突出片110が、それぞれ各内方突出片110に対応した外方突出片152を、オスコネクタ150の先端方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)へ押すことにより、各外方突出片152に、それぞれオスコネクタ150の先端方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)へ向けて過度の力が加わり、2個の外方突出片152の双方とも、オスコネクタ150との取り付け部から破壊されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とを形成する。なお、この場合、オスコネクタ150の外方突出片152が破壊部となる。
このように形成しても、外方突出片152が破壊されていることを、外部から視認することが可能であるので、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際に2個の内方突出片110が破壊されるように形成されている第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、変形例として、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際に、2個の内方突出片110、及び2個の外方突出片152の全てが破壊されるように形成することもできる。
この場合、上記した変形例と同様に、各外方突出片152の先端部に、それぞれオスコネクタ150の先端方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)の過度の力がに加わると、オスコネクタ150の各外方突出片152が、外方突出部152とオスコネクタ150の外面との取り付け部から破壊されるように、オスコネクタ150を形成する。また、オスコネクタ150を、外方突出片152が破壊された後であっても、再度メスコネクタ100との接続が可能に形成する。また、外方突出片152を、オスコネクタ150の他の部分とは異なる色である赤色で着色する。
また、メスコネクタ100を第1の実施の形態と同様に形成する。
また、上記した変形例と同様に、オスコネクタ150をメスコネクタ100に挿入する際には、メスコネクタ100の各内方突出片110が、それぞれ各内方突出片110に対応したオスコネクタ150の外方突出片152の外面に押されて、各内方突出片110が、それぞれ突出凹部112の付け根の部分を支点として、メスコネクタ100の底板方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)に変形し、また、各外方突出片152の外面が、各外方突出片152に対応した内方突出片110の先端部に押されて、各外方突出片152が、それぞれ外方突出片152と、オスコネクタ150の上面又は下面との取り付け部を支点として、外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)へ向けて変形するようにオスコネクタ150とメスコネクタ100とを形成する。
また、上記した第1の実施の形態と同様に、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152の先端部が、それぞれ各外方突出片152に対応するメスコネクタ100の内方突出片110の内側(底板側)に当たり、各外方突出片152が、それぞれ各外方突出片152に対応した内方突出片110を反底板方向へ押すことにより、各内方突出片110に、それぞれ反底板方向へ向けて過度の力が加わり、2個の内方突出片110の双方とも、突出凹部112から破壊されるようにメスコネクタ100を形成する。また、各内方突出片110が、それぞれ各内方突出片110に対応した外方突出片152を、オスコネクタ150の先端方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)へ押すことにより、各外方突出片152に、それぞれオスコネクタ150の先端方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)方向へ向けて過度の力が加わり、2個の外方突出片152が双方とも、オスコネクタ150の外面との取り付け部から破壊されるように、オスコネクタ150を形成する。
なお、この場合、オスコネクタ150の外方突出片152及びメスコネクタ100の内方突出片110が破壊部となる。
このように形成しても、外方突出片152及び内方突出片110が破壊されていることを、外部から視認することが可能であるので、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際に2個の内方突出片110が破壊されるように形成されている第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(その他の実施の形態)
(図面の説明)
以下、本発明にかかるその他の実施の形態について図面を用いて説明する。
図9は、その他の実施の形態にかかるメスコネクタ100を示す外観斜視図である。図10は、その他の実施の形態にかかるオスコネクタ150示す外観斜視図である。図11は、その他の実施の形態にかかるオスコネクタ150とメスコネクタ100とを示す外観斜視図である。
第1の実施の形態においては、メスコネクタ100の内方突出片110は、メスコネクタ100の上板及び下板の先端付近の所定の位置に設けられている。また、内方突出片110は合計2個設けられている。
また、第1の実施の形態においては、オスコネクタ150の外方突出片152は、オスコネクタ150の上面及び下面の所定の位置に設けられている。また、外方突出片152は合計2個設けられている。
また、第1の実施の形態においては、メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入する際には、図6に示すように、メスコネクタ100の各内方突出片110の先端部が、それぞれ対応するオスコネクタ150の外方突出片152の外面に押されて、各内方突出片110は、突出凹部112の付け根の部分を支点として、それぞれメスコネクタ100の底板方向(図6及び図7中の下方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)へ向けて変形し、かつ、各外方突出片152の外面が、それぞれ対応する内方突出片110の先端部に押されて、各外方突出片152が、オスコネクタ本体150aとの取り付け部を支点として、それぞれ外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)へ向けて変形するように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、第1の実施の形態においては、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入した状態では、図7(A)に示すように、外方突出片152と内方突出片110とが接触しなくなることにより、外方突出片152及び内方突出片110がもとの形状に戻った状態になるように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、第1の実施の形態においては、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152の先端部が、それぞれ各外方突出片152に対応するメスコネクタ100の内方突出片110の内側(底板側)に当たり、各外方突出片152が、それぞれ各外方突出片152に対応した内方突出片110を反底板方向(図6及び図7中の上方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ押すことにより、各内方突出片110に、それぞれ反底板方向(図6及び図7中の上方向、遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ向けて過度の力が加わり、図7(B)に示すように、2個の内方突出片110の双方とも、突出凹部112から破壊されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とは形成されている。
これに対し、その他の実施の形態では、メスコネクタ100の内方突出片110及びオスコネクタ150の外方突出片152を以下のように形成している。
(1)まず、その他の実施の形態として、図9に示すように、内方突出片110は、メスコネクタ100の上板の先端付近の所定の位置に2個、及びメスコネクタ100の下板の先端付近の所定の位置に2個の合計4個設けられている。また、各内方突出片110は、図9に示すように、全て、上板及び下板の先端付近における底板からの距離が等しい位置に設けられている。
また、本実施の形態にかかる内方突出片110は、上記した内容以外は第1の実施の形態とほぼ同様に形成されている。また、本実施の形態では、上記した内方突出片110以外については、第1の実施の形態とほぼ同様に形成されている。
また、本実施の形態にかかる内方突出片110においても、第1の実施の形態と同様に、メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入する際には、メスコネクタ100の各内方突出片110の先端部が、それぞれ対応するオスコネクタ150の外方突出片152の外面に押されて、各内方突出片110は、突出凹部112の付け根の部分を支点として、それぞれメスコネクタ100の底板方向(遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)へ向けて変形し、かつ、各外方突出片152の外面が、それぞれ対応する内方突出片110の先端部に押されて、各外方突出片152が、オスコネクタ本体150aとの取り付け部を支点として、それぞれ外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)へ向けて変形するように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、第1の実施の形態と同様に、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入した状態では、外方突出片152と内方突出片110とが接触しなくなることにより、外方突出片152及び内方突出片110がもとの形状に戻った状態になるように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、第1の実施の形態と同様に、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152の先端部が、それぞれ各外方突出片152に対応するメスコネクタ100の内方突出片110の内側(底板側)に当たり、各外方突出片152が、それぞれ各外方突出片152に対応した内方突出片110を反底板方向(遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ押すことにより、各内方突出片110に、それぞれ
反底板方向(遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ向けて過度の力が加わり、4個の内方突出片110の全てが、突出凹部112から破壊されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とは形成されている。
このように形成しても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(2)また、その他の実施の形態として、図10に示すように、外方突出片152を、オスコネクタ150の外面である上面の所定の位置に2箇、及びオスコネクタ150の外面である上面の所定の位置に2箇の合計4個設けている。
また、本実施の形態にかかる外方突出片152は、上記した内容以外については、第1の実施の形態とほぼ同様に形成されている。また、また、本実施の形態では、上記した外方突出片152以外については、第1の実施の形態とほぼ同様に形成されている。
また、本実施の形態にかかる外方突出片152においても、第1の実施の形態と同様に、メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入する際には、メスコネクタ100の各内方突出片110の先端部が、それぞれ対応するオスコネクタ150の外方突出片152の外面に押されて、各内方突出片110は、突出凹部112の付け根の部分を支点として、それぞれメスコネクタ100の底板方向(遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)へ向けて変形し、かつ、各外方突出片152の外面が、それぞれ対応する内方突出片110の先端部に押されて、各外方突出片152が、オスコネクタ本体150aとの取り付け部を支点として、それぞれ外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)へ向けて変形するように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、第1の実施の形態と同様に、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入した状態では、外方突出片152と内方突出片110とが接触しなくなることにより、外方突出片152及び内方突出片110がもとの形状に戻った状態になるように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、第1の実施の形態と同様に、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152の先端部が、それぞれ各外方突出片152に対応するメスコネクタ100の内方突出片110の内側(底板側)に当たり、各外方突出片152が、それぞれ各外方突出片152に対応した内方突出片110を反底板方向(遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ押すことにより、各内方突出片110に、それぞれ反底板方向(遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ向けて過度の力が加わり、2個の内方突出片110の全てが、突出凹部112から破壊されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とは形成されている。
このように形成しても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(3)また、その他の実施の形態として、図11に示すように、内方突出片110を、メスコネクタ100の左右の側板のそれぞれに1個ずつ設けている。すなわち、内方突出片110を合計2個設けている。
また、外方突出片152を、オスコネクタ150の左右の側面の、それぞれの所定の位置に1個ずつ設けている。すなわち、外方突出片152を合計2個設けている。
また、本実施の形態にかかる内方突出片110及び外方突出片152は、上記した内容以外は第1の実施の形態とほぼ同様に形成されている。また、本実施の形態では、上記した内方突出片110及び外方突出片152以外については、第1の実施の形態とほぼ同様に形成されている。
また、本実施の形態にかかる内方突出片110及び外方突出片152においても、第1の実施の形態と同様に、メスコネクタ100の挿入孔101にオスコネクタ150を挿入する際には、メスコネクタ100の各内方突出片110の先端部が、それぞれ対応するオスコネクタ150の外方突出片152の外面に押されて、各内方突出片110は、突出凹部112の付け根の部分を支点として、それぞれメスコネクタ100の底板方向(遊技機であるスロットマシンSにおいては、後方向)へ向けて変形し、かつ、各外方突出片152の外面が、それぞれ対応する内方突出片110の先端部に押されて、各外方突出片152が、オスコネクタ本体150aとの取り付け部を支点として、それぞれ外から内方向(オスコネクタ本体150a方向)へ向けて変形するように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、第1の実施の形態と同様に、オスコネクタ150をメスコネクタ100の挿入孔101に挿入した状態では、外方突出片152と内方突出片110とが接触しなくなることにより、外方突出片152及び内方突出片110がもとの形状に戻った状態になるように、オスコネクタ150とメスコネクタ100とは形成されている。
また、第1の実施の形態と同様に、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152の先端部が、それぞれ各外方突出片152に対応するメスコネクタ100の内方突出片110の内側(底板側)に当たり、各外方突出片152が、それぞれ各外方突出片152に対応した内方突出片110を反底板方向(遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ押すことにより、各内方突出片110に、それぞれ反底板方向(遊技機であるスロットマシンSにおいては、前方向)へ向けて過度の力が加わり、2個の内方突出片110の全てが、突出凹部112から破壊されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とは形成されている。
内方突出片110及び外方突出片152を、このように形成しても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例)
上記したその他の実施の形態では、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際には、オスコネクタ150の各外方突出片152の先端部が、それぞれ各外方突出片152に対応するメスコネクタ100の内方突出片110の内側(底板側)に当たり、各外方突出片152が、それぞれ各外方突出片152に対応した内方突出片110を反底板方向へ押すことにより、各内方突出片110に、それぞれ反底板方向へ向けて過度の力が加わり、内方突出片110が、突出凹部112から破壊されるように、メスコネクタ100とオスコネクタ150とが形成されている。
これに対し、変形例として、第1の実施の形態の変形例と同様に、その他の実施の形態でも、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際に、オスコネクタ150の外方突出片152が破壊されるように形成することができる。この場合も、第1の実施の形態の変形例と同様に、オスコネクタ150の外方突出片152が破壊部となる。
また、同様に、変形例として、オスコネクタ150をメスコネクタ100から引く抜き際に、メスコネクタ100の内方突出片110、及びオスコネクタ150の外方突出片152の全てが破壊されるように形成することもできる。この場合も、第1の実施の形態の変形例と同様に、オスコネクタ150の外方突出片152及びメスコネクタ100の内方突出片110が破壊部となる。
このように形成しても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの外観正面図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの分解斜視図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの制御用ハーネスを基板に差し込む状態を示す図である。 第1の実施の形態にかかるオスコネクタの外観斜視図である。 第1の実施の形態にかかるメスコネクタの外観斜視図である。 第1の実施の形態にかかるオスコネクタをメスコネクタに差し込む際の断面図である。 第1の実施の形態にかかるオスコネクタをメスコネクタから取り外す際の断面図である。 第1の実施の形態にかかるオスコネクタをメスコネクタから取り外した後の、メスコネクタの内方突出片を示す図である。 その他の実施の形態にかかるメスコネクタを示す外観斜視図である。 その他の実施の形態にかかるオスコネクタ示す外観斜視図である。 その他の実施の形態にかかるオスコネクタとメスコネクタとを示す外観斜視図である。
符号の説明
S スロットマシン
1 筐体 2 分離体
3 前扉 4 電源ユニット
5 ホッパーユニット 6 オーバーフロータンク
11 正面開口部 12 中板
13 開口上部 14 開口下部
15 筐体底板 16 筐体側板
16a 筐体右側板 16b 筐体左側板
17 筐体天板 18 筐体背板
20 リールユニット 21 支持体
23 回転リール 24 基板ユニット
26 基板 27 基板ケース
30 上扉
31 図柄表示窓 32 表示部
33 飾り部
40 下扉
41 操作部 42 メダル投入口
43 メダル受け皿 44 鍵穴
45 メダル払い出し口
100 メスコネクタ
101 挿入孔 102 接続ピン
110 内方突出片 112 突出凹部
150 オスコネクタ 150a オスコネクタ本体
152 外方突出片
160 制御用ハーネス

Claims (3)

  1. メスコネクタと、
    メスコネクタに装着されるオスコネクタとを備えた遊技機であって、
    メススコネクタ及びオスコネクタのうち少なくとも一方に、
    メスコネクタに装着されたオスコネクタをメスコネクタから取り外す際に破壊される破壊部を、外部から視認可能な位置に設けたことを特徴とする遊技機。
  2. メスコネクタは、オスコネクタを挿入可能な挿入孔を有し、
    メスコネクタの挿入孔にオスコネクタを挿入すると、メスコネクタにオスコネクタが装着されるように、メスコネクタとオスコネクタとは形成され、
    メスコネクタには、挿入孔の内面であって、外部から視認可能な位置に、内方向へ向けて突出した内方突出片が設けられ、
    オスコネクタの外面には、視認可能な位置に、外方向へ向けて突出し外方突出片が設けられ、
    オスコネクタをメスコネクタの挿入孔に挿入する際には、外方突出片と内方突出片とが接触するとともに、内方突出片及び外方突出片のうち少なくとも一方が他方に押されることにより変形して、内方突出片及び外方突出片のいずれもが破壊されることなく内方突出片と外方突出片との接触状態が解消可能となり、
    かつ、オスコネクタをメスコネクタの挿入孔に挿入した状態では、外方突出片と内方突出片とが接触しなくなることにより、外方突出片及び内方突出片がもとの形状に戻り、
    かつ、オスコネクタをメスコネクタの挿入孔から引き抜く際には、外方突出片と内方突出片とが接触し、そのまま引き抜くと、外方突出片及び内方突出片のうち少なくとも一方が破壊されるように、外方突出片と内方突出片とは形成され、外方突出片及び内方突出片のうち破壊されるものを破壊部とすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. オスコネクタをメスコネクタの挿入孔から取り外す際、内方突出片が破壊されるように形成され、
    内方突出片は、他の部分とは異なる色の着色がされていることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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