JP2006217947A - ネジ留め構造及びこのネジ留め構造を利用した遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板ケース53をネジ留めするために設けた耳部56の中空収納体64の内部に、径方向に斜めに延びる第1爪部66を備えるとともにネジ61と共に供回りする回転体62を設ける。ネジ61を締め付ける際には、第1爪部66の基端側延出部66B 及び先端側延出部66C が弾性変形してネジ61に加わる力を逃がし、根本部66A が破断しないようにする。一方、ネジ61を緩める際には、第1爪部66が中空収納体64側の第2爪部67と噛み合って、ネジ61に加わる力を根本部66A に伝え、根本部66A が破断されるようにする。これにより、ネジ61の螺合を解除しようとすれば、その痕跡が必ず残り、不正行為による被害防止を図ることができる。
【選択図】 図7
Description
このような基板は、不正な処理や改造が施された基板にすり替えられないように、箱状に形成された透明な合成樹脂製の基板ケースの内部に収納され、この状態で、遊技機の筐体等に取り付けられている。
封印シールを破壊せずに、基板ケースを取り外すことは困難なので、基板を基板ケースごと遊技機の筐体等から取り外すと、封印シールが破壊され、基板ケースを取り外したことを示す痕跡が残る。このため、封印シールの状態を確認すれば、正規の基板が不正な基板にすり替えられたか否か判定可能となり、不正な基板にすり替えられていると思われる場合には、当該遊技機の使用を中止すれば、正規の基板を不正な基板へすり替える不正行為による被害を未然に防止することができる。
このため、前述のようなネジ留め構造では、基板ケースを取り外したことを示す痕跡を残さずに不正行為が行われる可能性があり、不正行為による被害防止を充分図ることができない、という問題がある。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載された発明は、外周面に螺旋溝が形成されたネジ軸(61A) と、工具と係合して回転駆動される頭部(61B) とを備えたネジ(61)で、二つの部材をネジ留めするネジ留め構造(60, 70)であって、前記ネジ(61)の前記ネジ軸(61A) が内部に挿通可能な貫通孔(62A, 72A)を有する回転体(62)と、前記ネジ(61)の前記ネジ軸(61A) が前記貫通孔(62A, 72A)に挿通された状態で前記回転体(62, 72)を回転可能に収納する収納室(63, 73)を有する中空収納体(64, 74)とを備え、前記ネジ(61)は、前記回転体(62, 72)を当該ネジ(61)と供回りさせるために、前記回転体(62, 72)に対して回転不能に前記貫通孔(62A, 72A)と嵌合する回転止め部(61C) が前記頭部(61B) と前記ネジ軸(61A) との間に設けられたものとされ、前記回転体(62, 72)及び前記中空収納体(64, 74)の間には、前記回転体(62, 72)に加わる回転駆動力により視認可能な物理的変化が生じうる変化発生部(66A, 77A)と、前記回転体(62, 72)に加わる回転駆動力を前記変化発生部(66A, 77A)に伝えて、当該変化発生部(66A, 77A)に視認可能な物理的変化を生じさせることができる弾性変形部(66B,66C,76)とが設けられ、前記弾性変形部(66B,66C,76)は、前記ネジ(61)を螺合させる正回転方向に前記回転体(62, 72)が回転すると、回転駆動力で弾性変形して当該回転駆動力を逃がして前記変化発生部(66A, 77A)に視認可能な物理的変化を生じさせることがなく、前記ネジ(61)の螺合を解除する逆回転方向へ前記回転体(62, 72)が回転すると、回転駆動力で前記変化発生部に視認可能な物理的変化を生じさせるものであることを特徴とする。
(特徴点)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記変化発生部として、前記回転体に加わる回転駆動力により、破断されうる破断部(66A, 77A)が採用されていることを特徴とする。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
(請求項4)
(特徴点)
請求項4記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記変化発生部として、前記回転体に加わる回転駆動力により、塑性変形しうる塑性変形部が採用されていることを特徴とする。
(特徴点)
請求項5記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項5記載の発明は、前記変化発生部として、中空に形成された内部に染料を含む液体を収納しているとともに、前記回転体に加わる回転駆動力により、破壊されて内部の液体を外部へ放出しうる着色部となっていることを特徴とする。
(請求項6)
(特徴点)
請求項6記載の発明は、前述した請求項1から請求項5までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
(特徴点)
請求項7記載の発明は、前述した請求項1から請求項5までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項7記載の発明は、前記回転体(72)に、その外周面から突出するとともに前記逆回転方向に向かって斜めに延びる爪部(76)が設けられ、前記中空収納体(74)には、棒状に形成された棒状部(77)と、この棒状部(77)の先端部(77B) と係合する保持部(78)とが設けられ、前記棒状部(77)は、その根本部(77A) が当該中空収納体(74)に一体化されて固定されるとともに、前記回転体(72)の爪部(76)と係合可能な位置において、前記回転体(72)の回転軸に平行となるように立設されたものであり、前記保持部(78)は、前記正回転方向に前記棒状部(77)が押されると、当該棒状部(77)の先端部(77B) を受けて、前記正回転方向の押圧力に抗して当該棒状部(77)の先端部(77B) の位置を保持し、前記逆回転方向に前記棒状部(77)が押されると、当該棒状部(77)の先端部(77B) の変位を許容するものであり、前記棒状部(77)の根本部(77A) は、前記回転体(72)に加わる回転駆動力により視認可能な物理的変化が生じうる変化発生部とされ、前記回転体(72)の爪部(76)は、前記回転体(72)が正回転方向に回転すると、前記根本部(77A) 及び前記先端部(77B) の両方が保持された前記棒状部(77)の剛性に負けて、弾性変形して当該回転駆動力を逃がし、前記根本部(77A) に視認可能な物理的変化を生じさせることがなく、前記回転体(72)が逆回転方向へ回転すると、前記根本部(77A) のみが保持された前記棒状部(77)を押し倒して、前記変化発生部としての前記根本部(77A) に視認可能な物理的変化を生じさせる前記弾性変形部となっていることを特徴とするものである。
(特徴点)
請求項8記載の発明は、前述した請求項1に記載のネジ留め構造を備えた遊技機に関するものであり、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項8記載の発明は、遊技動作を制御する電子回路が形成された基板(51, 52)と、この基板(51, 52)を内部に収納するための基板ケース(53, 54)とを有し、前記基板(51, 52)を内部に収納した状態の前記基板ケース(53, 54)が取り付けられている遊技機(10)であって、前記基板ケース(53, 54)を取り付けるためのネジ留め構造(60, 70)は、外周面に螺旋溝が形成されたネジ軸(61A) 、及び、工具と係合して回転駆動される頭部(61B) を有するネジ(61)と、前記ネジ(61)の前記ネジ軸(61A) が内部に挿通可能となった貫通孔(62A) を有する回転体(62)と、前記ネジ(61)の前記ネジ軸(61A) が前記貫通孔(62, 72)に挿通された状態で前記回転体(62, 72)を回転可能に収納する収納室(63, 73)を有する中空収納体(64, 74)とを備え、前記ネジ(61)は、前記回転体(62, 72)を当該ネジ(61)と供回りさせるために、前記回転体(62, 72)に対して回転不能に前記貫通孔(62A, 72A)と嵌合する回転止め部(61C) が前記頭部(61B) と前記ネジ軸(61A) との間に設けられたものとされ、前記回転体(62, 72)及び前記中空収納体(64, 74)の間には、前記回転体(62, 72)に加わる回転駆動力により視認可能な物理的変化が生じうる変化発生部(66A, 77A)と、前記回転体(62, 72)に加わる回転駆動力を前記変化発生部(66A, 77A)に伝えて、当該変化発生部(66A, 77A)に視認可能な物理的変化を生じさせることができる弾性変形部(66B,66C,76)とが設けられ、前記弾性変形部(66B,66C,76)は、前記ネジ(61)を螺合させる正回転方向に前記回転体(62, 72)が回転すると、回転駆動力で弾性変形して当該回転駆動力を逃がして前記変化発生部(66A, 77A)に視認可能な物理的変化を生じさせることがなく、前記ネジ(61)の螺合を解除する逆回転方向へ前記回転体(62, 72)が回転すると、回転駆動力で前記変化発生部(66A, 77A)に視認可能な物理的変化を生じさせるものであることを特徴とする。
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1、8記載の発明では、中空収納体の内部に収納された回転体の貫通孔に、そのネジ軸が挿通されたネジを、ドライバー等の工具で正回転方向に回転駆動し、これにより、ネジを螺合させて基板ケース等の部材の取り付けを行う。
ここで、ネジを螺合させる正回転方向の回転駆動力は、回転体を回転駆動させ、更に、弾性変形部にも加わるが、この回転駆動力により、当該弾性変形部が弾性変形するので、ネジを強く締め付けても、大きな回転駆動力が変化発生部に加わることがなくなる。このため、部材を確実に取り付けるために、ネジを強く締め付けても、変化発生部に視認可能な物理的変化が生じることがなく、変化発生部の外観を元の状態に維持したまま、部材を確実に取り付けることができる。
(請求項2〜5の効果)
請求項2〜5記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項6の効果)
請求項6記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項5までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
一方、ネジを逆回転方向に回転駆動すると、回転体の第1爪部及び中空収納体の第2爪部は、互いに相手の内部に入り込んで、確実に噛み合うこととなるので、回転体の第1爪部は、回転駆動力を確実に受けとめるようになり、逆回転方向の回転駆動により変化発生部に視認可能な物理的変化が確実に生じるようになる。このため、螺合解除に必要な回転駆動力をネジに加えると、変化発生部に視認可能な物理的変化が確実に生じ、ネジの螺合を解除しようとすれば、その痕跡が必ず残るようになり、以上により、不正行為による被害防止を図ることができる。
請求項7記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項5までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項7記載の発明によれば、螺合のためにネジを正回転方向に回転駆動すると、回転体の爪部が中空収納体の棒状部に接触して、当該棒状部を押圧するが、当該棒状部は、その先端部が中空収納体の保持部に保持され、且つ、その根本部が当該中空収納体に固定されている状態、換言すると、両端部が支持されている状態なので、当該棒状部に加わる回転駆動力を、その両端部が分散して受けとめるようになり、回転体の爪部を弾性変形させ、回転駆動力を逃がすようになる。これにより、ネジを強く締め付けても、回転駆動力で棒状部の根本部、すなわち、変化発生部に視認可能な物理的変化が生じることがなくなるので、変化発生部の外観を元の状態に確実に維持することができ、且つ、ネジを強く締め付けて、部材の取り付けを確実に行うことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1から図7までの図面は、本発明に係る第1実施形態を示すものである。図1は、本第1実施形態に係る遊技機としてのスロットマシンを示す正面図、図2は、本第1実施形態に係るスロットマシンの前扉が開いた状態を示す斜視図、図3は、本第1実施形態に係る基板ケースを示す平面図、図4は、本第1実施形態に係るネジ留め構造の要部を示す分解斜視図、図5は、本第1実施形態に係るネジ留め構造の要部を異なるアングルから示す分解斜視図、図6は、本第1実施形態に係るネジ留め構造の要部を示す縦断面図、図7は、本第1実施形態に係るネジ留め構造の要部を示す平断面図である。
また、筐体20の前面開口部には、図1の如く、そのほぼ中央に窓部としてのリール窓42を備えた前扉30が当該前面開口部を覆うように設けられている。
前扉30に設けられたリール窓42は、3個の回転リール41に記された図柄を外部に露出させるための窓であり、3個すべての回転リール41の回転が停止した際に、縦横3個ずつ配列された計9個の図柄が表示できるように形成されている。
また、前扉30の下部には、入賞時にメダルを払い出すための払出口32が設けられている。この払出口32の下方には、受け皿39が設けられ、払出口32の図中右方には、演出音等を発するスピーカ38が設けられている。一方、前扉30の上部には、入賞時などに点滅する演出用ランプ37等が設けられている。
筐体20は、スロットマシン10の背部に配置された長方形状の背板24の四方を囲むように、底部の底板21と、天井部の天板22と、両側に配置された一対の側板23とを設けることにより、箱状に形成されたものである。
筐体20の内部には、前述したリールユニット40の他に、スロットマシン10の遊技における動作を制御する制御装置50と、メダルセレクタ43を通過したメダルを受け止めて貯留しておくとともに、貯留しているメダルを入賞時に払出口32から払い出すためのホッパーユニット44と、制御装置50やホッパーユニット44等に電力を供給するための電源装置45とが収納されている。
基板ケース53は、メイン基板51の裏側及び表側をそれぞれ覆うベース部53A 及びカバー部53B の二つに分割され、ベース部53A 及びカバー部53B のそれぞれの開口を互いに突き合わせることにより、閉じた箱体となるものである。
ここで、基板ケース53の四つの角隅近傍には、図3に示すように、基板ケース53を筐体20に取り付けるための耳部56がそれぞれ設けられている。
これらの耳部56の各々は、基板ケース53に一体成形されて、基板ケース53と同様に透明の合成樹脂からなり、基板ケース53の当該平面形状における前述の長辺を含む側面53C から突出する基板ケース53の一部位である。
すなわち、耳部56は、図3〜図5に示すように、基板ケース53の側面53C から突出する長方形状の本体部56A と、この本体部56A を基板ケース53の側面53C に連結する三角形状の補強部56B とを備えている。耳部56は、本体部56A を補強部56B で補強することにより、全体的に充分な剛性が確保されている。
基板ケース53を筐体20に取り付けるためのネジ61は、図4及び図5に示すように、外周面に螺旋溝が形成されたネジ軸61A と、プラスネジ用のドライバーと係合して回転駆動される頭部61B と、ネジ軸61A 及び頭部61B の間に形成されるとともに、その断面が四角形となった四角柱状の回転止め部61C とを備えたものとなっている。
一方、ネジ留め構造60には、図4〜図7に示すように、ネジ61のネジ軸61A が内部に挿通可能な貫通孔62A を有する円柱状の回転体62と、ネジ61のネジ軸61A を回転体62の貫通孔62A に挿通させた状態で、回転体62を回転可能に収納する収納室63を有する中空収納体64とが備えられている。
ここで、中空収納体64は、耳部56の本体部56A に一体成形されるとともに、内部が視認できる透明且つ中空の部位である。換言すると、中空収納体64は、耳部56の平板状に形成された本体部56A の中央部分を、図5中上方へ膨出させることにより、下方が完全に開口されるとともに、上方が塞がれた筒状に形成された部位であり、その内部に収納室63が設けられている。
この中空収納体64の下方には、中空収納体64の下方開口に応じた形状及び寸法を有するとともに、当該開口を塞ぐための蓋部材65が設けられている。
この蓋部材65は、ネジ61のネジ軸61A を挿通させるための挿通孔65A を有するものとなっている。また、蓋部材65には、中空収納体64の挿通孔64A 、回転体62の貫通孔62A 及び蓋部材65の挿通孔65A が一続きの孔となるように、回転体62を所定の範囲内に回転自在に保持する筒状の保持枠部65B が設けられている。
回転体62は、ネジ61の回転止め部61C の断面形状に応じて四角形状に形成された貫通孔62A を備え、この貫通孔62A がネジ61の回転止め部61C と回転不能に嵌合するものとなっている。これにより、回転体62は、貫通孔62A の内部に回転止め部61C を嵌合させた状態のネジ61が回転駆動されると、ネジ61とともに供回りするようになっている。
また、回転体62の外周面には、当該外周面から突出する複数の第1爪部66が設けられている。これらの第1爪部66の各々は、全体が逆回転方向に渦巻いた渦巻きの腕のように延びるものとなっている。
中空収納体64の内部には、その内周面から突出するとともに、回転体62側の第1爪部66に対向する方向に斜めに延びる複数の第2爪部67が設けられている。これらの第2爪部67の各々は、先端側にいくほど厚さが薄い板状の部位となっており、その先端縁が鋭く尖ったナイフエッジ状となっている。
ここで、第1爪部66の根本部66A は、回転体62に加わる逆回転方向の回転駆動力により、視認可能な物理的変化が生じうる変化発生部である。更に具体的にいえば、根本部66A は、回転体62に加わる逆回転方向の回転駆動力により、破断されうる破断部となっている。換言すると、根本部66A の視認可能な物理的変化は、破断となっている。
このような基端側延出部66B 及び先端側延出部66C は、ネジ61が逆回転方向へ回転駆動されるのにともない、回転体62が逆回転方向へ回転すると、第2爪部67の先端部と噛み合って受けた回転駆動力をそのまま第1爪部66の根本部66A に伝え、当該回転駆動力で第1爪部66の破断部である根本部66A を破断させるものとなっている。
また、基端側延出部66B 及び先端側延出部66C は、正回転方向の回転駆動力で弾性変形し、当該回転駆動力を逃がして第1爪部66の根本部66A に伝わる力を抑制するようになっている。これにより、第1爪部66は、ネジ61が正回転方向へ回転駆動された際に、その破断部である根本部66A が当該回転駆動力で破断されないようになっている。
また、ネジ留め構造60は、基板ケース53の耳部56を貫通するとともに筐体20の背板24に螺合するネジ61を、正回転方向へ回転駆動して締め付けても、第1爪部66の根本部66A が破断しないようになっている。換言すると、ネジ留め構造60は、基板ケース53を筐体20に取り付けるために、ネジ61を回転駆動しても、第1爪部66が回転体62から切り離されないようになっている。
なお、基板ケース53のベース部53A 及びカバー部53B は、図1〜図7には示してはいないが、前述のネジ留め構造60により相互に接合されて一体化されている。
また、サブ基板52を内部に収納した基板ケース54は、図1〜図7には示してはいないが、前述のネジ留め構造60により、筐体20の側板23に取り付けられている。
すなわち、基板ケース53に一体成形した耳部56に中空の中空収納体64を設け、この中空収納体64の内部に収納室63を形成し、この収納室63に、ネジ61のネジ軸61A が挿通可能な貫通孔62A を有する回転体62を回転可能に設けたので、中空収納体64の収納室63に収納された回転体62の貫通孔62A にネジ61のネジ軸61A を挿通し、この状態でドライバー等の工具でネジ61を正回転方向に回転駆動して筐体20の背板24に螺合するだけで、基板ケース53の筐体20への取り付けが行え、従来のネジ留め構造と何ら変わらないネジ留め作業で基板ケース53を筐体20に取り付けることができる。
このため、基板ケース53を筐体20に確実に取り付けるために、ネジ61を強く締め付けても、第1爪部66の根本部66A が破断されることがなくなるので、第1爪部66の根本部66A を破断させることなく無傷のまま、基板ケース53を筐体20に確実に取り付けることができる。
このため、基板ケース53を取り外すために、ネジ61の螺合を解除すると、根本部66A が破断されるので、基板ケース53の部材を取り外したことを示す痕跡が必ず残るようになり、以上により、不正行為による被害防止を図ることができる。
なお、中空収納体64を透明にしたので、根本部66A が破断されているか否かを中空収納体64の外部から視認でき、基板ケース53の部材を取り外したことを示す痕跡を容易且つ速やかに確認することができる。
一方、ネジ61を逆回転方向に回転駆動すると、回転体62の第1爪部66及び中空収納体64の第2爪部67が互いに相手の内部に入り込んで、確実に噛み合うこととなるので、回転体62の第1爪部66は、逆回転方向の回転駆動力を確実に受けとめるようになり、逆回転方向の回転駆動により破断部である根本部66A が確実に破断されるようになる。
このため、螺合解除に必要な回転駆動力をネジ61に加えると、根本部66A が確実に破断され、ネジ61の螺合を解除しようとすれば、その痕跡が必ず残るようになり、以上により、不正行為による被害防止を確実に図ることができる。
図8から図11には、本発明に係る第2実施形態が示されている。図8は、本第2実施形態に係るネジ留め構造の要部を示す分解斜視図、図9は、本第2実施形態に係るネジ留め構造の要部を異なるアングルから示す分解斜視図、図10は、本第2実施形態に係るネジ留め構造の要部を示す縦断面図、図11は、本第2実施形態に係るネジ留め構造の要部を示す平断面図である。
本第2実施形態に係るネジ留め構造70は、前記第1実施形態に係るネジ留め構造60において、回転体62に設けた第1爪部66の根本部66A が逆回転方向の回転駆動力で破断されるようにしたのを、中空収納体74に設けた棒状部77の根本部77A が逆回転方向の回転駆動力で破断されるようにしたものである。
すなわち、ネジ留め構造70は、ネジ61で基板ケース53を筐体20に取り付けるためのものであり、図8〜図11に示すように、基板ケース53の耳部56に設けられている。
また、ネジ留め構造70には、前記第1実施形態におけるネジ留め構造60と同様に、ネジ61のネジ軸61A が内部に挿通可能な貫通孔72A を有する円柱状の回転体72と、ネジ61のネジ軸61A を回転体72の貫通孔72A に挿通させた状態で、回転体72を回転可能に収納する収納室73を有する中空収納体74とが備えられている。
このような中空収納体74には、図8〜図11の如く、ネジ61のネジ軸61A を挿通させるために、その上方の端面部分を貫通する挿通孔74A が形成されている。一方、中空収納体74の下方開口の周縁部分には、当該周縁部分から径方向外側に向かって、中空収納体74の下方開口の一部分を拡張した凹部74B (図9及び図11参照)が形成されている。この中空収納体74の下方には、中空収納体74の下方開口に応じた形状及び寸法を有するとともに、当該開口を塞ぐための蓋部材75が設けられている。
そして、蓋部材75は、収納室73に回転体72が収納された状態で、中空収納体74に接着剤や超音波溶着等で取り付けられ、収納室73に収納された回転体72を回転可能な状態で保持するものとなっている。
ここで、蓋部材75を中空収納体74に取り付けるにあたり、蓋部材75側の凸部75C が中空収納体74側の凹部74B に嵌合されるようになっている。この蓋部材75側の凸部75C と中空収納体74側の凹部74B とを嵌合させた状態で、蓋部材75を中空収納体74に取り付けることにより、蓋部材75側に設けられている後述する保持部78の位置と、中空収納体74側に設けられている後述する棒状部77の位置とが合う(図11参照)ようになっている。
回転体72の外周面には、当該外周面から突出する複数の爪部76が設けられている。これらの爪部76の各々は、全体が略L字形状に形成されたものであり、先端側の部分が逆回転方向に直線的に斜めに延びるものとなっている(図11参照)。
このような爪部76が回転する領域の内部には、図9〜図11の如く、棒状に形成された複数の棒状部77が配置されている。これらの棒状部77の各々は、その根本部77A が中空収納体74に一体化されて固定されたものであり、回転体72の爪部76と係合可能な位置において、回転体72の回転軸に平行となるように、中空収納体74の図10中上方に位置する端面に立設されている。
蓋部材75の図10中上方の面には、中空収納体74の図10中上方に位置する端面に立設された複数の棒状部77に対応して複数の保持部78が設けられている。
この際、平面U字形状に形成された保持部78のU字開口は、図11の如く、逆回転方向に向けられている。このような保持部78は、正回転方向に棒状部77が押されると、当該棒状部77の先端部77B を受けて、正回転方向の押圧力に抗して当該棒状部77の先端部77B の位置を保持するものとなっている。これにより、棒状部77は、根本部77A 及び先端部77B の両方が保持された状態となり、棒状部77に加えられる押圧力を分散させることが可能となっている。
一方、回転体72側の爪部76は、回転体72が回転されると、棒状部77と係合して棒状部77に押圧力を加えるようになっている。
ここで、回転体72が正回転方向に回転すると、棒状部77は、根本部77A 及び先端部77B の両方が保持された状態なので、爪部76は、棒状部77の剛性に負けて、弾性変形して当該回転駆動力を逃がし、破断部である根本部77A を破断しないようになっている。
ここにおいて、爪部76は、逆回転方向の回転駆動力でのみ、破断部としての根本部77A を破断することができる弾性変形部となっている。
すなわち、爪部76は、正回転方向に回転体72が回転すると、回転駆動力で弾性変形して当該回転駆動力を逃がし、正回転方向の回転駆動力で破断部である根本部77A を破断しないようになっている。
この際、中空収納体74の端面における根本部77A が一体成形されている部分は、合成樹脂の肉厚が薄くなっており、棒状部77が倒れて根本部77A が破断される時には、根本部77A が、肉厚が薄くなっている薄肉部分の合成樹脂を剥ぎ取り、当該薄肉部分に孔を形成するようになっている。
これにより、基板ケース53を取り付けているネジ61に、その螺合解除に必要な回転駆動力を加えると、棒状部77が倒れ、中空収納体74の端面部分に孔が開くようになっている。このため、基板ケース53を取り外すために、ネジ61の螺合を解除しようとすれば、中空収納体74の端面部分に孔が開き、その痕跡が必ず残るようになり、以上により、不正行為による被害防止を確実に図ることができる。
すなわち、螺合のためにネジ61が正回転方向に回転駆動された場合に、棒状部77の先端部77B を保持する保持部78を中空収納体74に設け、ネジ61が正回転方向に回転駆動されると、回転体72の爪部76が中空収納体74の棒状部77に接触して、当該棒状部77を押圧しても、当該棒状部77は、その両端部が支持されるようにしたので、より詳しくいうと、根本部77A が中空収納体74に固定された棒状部77の先端部77B を保持部78で保持するようにしたので、当該棒状部77に加わる回転駆動力を、棒状部77の両端部に分散させて受けとめさせることができる。これにより、回転体72の爪部76側が弾性変形し、当該回転駆動力を逃がすようになるので、ネジ61を強く締め付けても、回転駆動力で棒状部77の破断部である根本部77A が破断されることがなく、根本部77A が無傷の状態を確実に維持することができ、且つ、ネジ61を強く締め付けて、基板ケース53を筐体20の背板24に確実に取り付けることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、回転体の外周面から突出する第1爪部としては、全体が逆回転方向に渦巻いた渦巻きの腕のように湾曲して延びるものに限らず、図12に示すように、回転体62の外周面から径方向へ突出するとともに直線状に延びる第1爪部86でもよい。
ここで、回転体62に正回転方向の回転駆動力が加わると、この回転駆動力により、第2爪部67の背面が第1爪部86の先端側延出部86C を押圧し、この押圧力により、断面三角形状の基端側支持部86B の底辺部分が、回転体62の外周面に接するようになっている。これにより、第1爪部86は、根本部86A 及び基端側支持部86B の両方で前述の回転駆動力を受け、根本部86A に加えられる力を分散し、且つ、先端側延出部86C を弾性変形させることにより、前述の回転駆動力を逃がし、以上により、正回転方向の回転駆動力では、根本部86A が破断されないようになっている。
このような第1爪部86を採用しても、前記第1実施形態と同様の作用、効果を達成することができる。
また、前記第1実施形態では、回転体に加わる回転駆動力で破断されうる爪部を回転体側に設けるとともに、回転体に加わる回転駆動力では破断されることがない爪部を中空収納体側に設けたが、逆に、回転体に加わる回転駆動力で破断されうる爪部を中空収納体側に設けるとともに、回転体に加わる回転駆動力では破断されることがない爪部を回転体側に設けてもよい。
具体的には、回転体に加わる回転駆動力により、変色可能な変色部、及び、塑性変形可能な塑性変形部、並びに、中空に形成された内部に染料を含む液体を収納しているとともに、前記回転体に加わる回転駆動力により、破壊されて内部の液体を外部へ放出するように構成された着色部等が単独で採用できる。
なお、ABS樹脂等の合成樹脂製で形成するとともに、白以外の色で着色した変化発生部を採用すれば、折れ曲げや破断により変化発生部が白く変色するので、これにより、変化発生部としての変色部を実現することができる。
また、変化発生部としては、前述の破断部、変色部、塑性変形部、及び、着色部は、単独で利用するものに限らず、これらのなかから二つ以上のものを適宜選んで組み合わせたものも利用することができる。
このような着色部87を採用しても、前記第1実施形態と同様の作用、効果を達成することができる。
また、本発明に基づくネジ留め構造の適用箇所としては、筐体にネジ留めされる基板ケースの耳部等、装置本体にネジ留めするために、その部品に設けられるネジ留め箇所に限らず、前述したように、基板ケースを構成するベース部及びカバー部を相互に接合する接合箇所等、同程度の大きさの部品を相互に接合するために設けられる接合箇所でもよく、要するに、本発明は、セキュリティ上、ネジの螺合が第三者に緩められたことが視認可能とするための封印を行いたいネジ留め箇所に適用することができる。
51 基板としてのメイン基板
52 基板としてのサブ基板
53, 54 基板ケース
60, 70 ネジ留め構造
61 ネジ
61A ネジ軸
61B 頭部
61C 回転止め部
62, 72 回転体
62A, 72A 貫通孔
63, 73 収納室
64, 74 中空収納体
66, 86 第1爪部
66A, 77A,86A 変化発生部としての根本部
66B 弾性変形部としての基端側延出部
66C, 86C 弾性変形部としての先端側延出部
67 第2爪部
76 弾性変形部としての爪部
77 棒状部
77A 根本部
77B 先端部
78 保持部
87 着色部
Claims (8)
- 外周面に螺旋溝が形成されたネジ軸と、工具と係合して回転駆動される頭部とを備えたネジで、二つの部材をネジ留めするネジ留め構造であって、
前記ネジの前記ネジ軸が内部に挿通可能な貫通孔を有する回転体と、
前記ネジの前記ネジ軸が前記貫通孔に挿通された状態で前記回転体を回転可能に収納する収納室を有する中空収納体とを備え、
前記ネジは、前記回転体を当該ネジと供回りさせるために、前記回転体に対して回転不能に前記貫通孔と嵌合する回転止め部が前記頭部と前記ネジ軸との間に設けられたものとされ、
前記回転体及び前記中空収納体の間には、前記回転体に加わる回転駆動力により視認可能な物理的変化が生じうる変化発生部と、前記回転体に加わる回転駆動力を前記変化発生部に伝えて、当該変化発生部に視認可能な物理的変化を生じさせることができる弾性変形部とが設けられ、
前記弾性変形部は、前記ネジを螺合させる正回転方向に前記回転体が回転すると、回転駆動力で弾性変形して当該回転駆動力を逃がして前記変化発生部に視認可能な物理的変化を生じさせることがなく、前記ネジの螺合を解除する逆回転方向へ前記回転体が回転すると、回転駆動力で前記変化発生部に視認可能な物理的変化を生じさせるものであることを特徴とするネジ留め構造。 - 変化発生部は、前記回転体に加わる回転駆動力により、破断されうる破断部となっていることを特徴とする請求項1記載のネジ留め構造。
- 変化発生部は、前記回転体に加わる回転駆動力により、変色しうる変色部となっていることを特徴とする請求項1記載のネジ留め構造。
- 変化発生部は、前記回転体に加わる回転駆動力により、塑性変形しうる塑性変形部となっていることを特徴とする請求項1記載のネジ留め構造。
- 変化発生部は、中空に形成された内部に染料を含む液体を収納しているとともに、前記回転体に加わる回転駆動力により、破壊されて内部の液体を外部へ放出しうる着色部となっていることを特徴とする請求項1記載のネジ留め構造。
- 前記回転体には、その外周面から突出するとともに、前記逆回転方向に向かって斜めに延びる第1爪部が設けられ、
前記中空収納体には、その内周面から突出するとともに、前記回転体の第1爪部に対向する方向に斜めに延びる第2爪部が設けられ、
前記第1爪部の根本部は、前記回転体に加わる回転駆動力により視認可能な物理的変化が生じうる変化発生部とされ、
前記第1爪部の先端部は、前記回転体が正回転方向に回転すると、その回転駆動力で弾性変形して当該回転駆動力を逃がし、前記変化発生部に視認可能な物理的変化を生じさせることがなく、前記回転体が逆回転方向へ回転すると、前記第2爪部の先端部と噛み合って回転駆動力を受け、当該回転駆動力で前記変化発生部に視認可能な物理的変化を生じさせる前記弾性変形部となっていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のネジ留め構造。 - 前記回転体には、その外周面から突出するとともに、前記逆回転方向に向かって斜めに延びる爪部が設けられ、
前記中空収納体には、棒状に形成された棒状部と、この棒状部の先端部と係合する保持部とが設けられ、
前記棒状部は、その根本部が当該中空収納体に一体化されて固定されるとともに、前記回転体の爪部と係合可能な位置において、前記回転体の回転軸に平行となるように立設されたものであり、
前記保持部は、前記正回転方向に前記棒状部が押されると、当該棒状部の先端部を受けて、前記正回転方向の押圧力に抗して当該棒状部の先端部の位置を保持し、前記逆回転方向に前記棒状部が押されると、当該棒状部の先端部の変位を許容するものであり、
前記棒状部の根本部は、前記回転体に加わる回転駆動力により視認可能な物理的変化が生じうる変化発生部とされ、
前記回転体の爪部は、前記回転体が正回転方向に回転すると、前記根本部及び前記先端部の両方が保持された前記棒状部の剛性に負けて、弾性変形して当該回転駆動力を逃がし、前記根本部に視認可能な物理的変化を生じさせることがなく、前記回転体が逆回転方向へ回転すると、前記根本部のみが保持された前記棒状部を押し倒して、前記変化発生部としての前記根本部に視認可能な物理的変化を生じさせる前記弾性変形部となっていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のネジ留め構造。 - 遊技動作を制御する電子回路が形成された基板と、この基板を内部に収納するための基板ケースとを有し、前記基板を内部に収納した状態の前記基板ケースが取り付けられている遊技機であって、
前記基板ケースを取り付けるためのネジ留め構造は、
外周面に螺旋溝が形成されたネジ軸、及び、工具と係合して回転駆動される頭部を有するネジと、
前記ネジの前記ネジ軸が内部に挿通可能な貫通孔を有する回転体と、
前記ネジの前記ネジ軸が前記貫通孔に挿通された状態で前記回転体を回転可能に収納する収納室を有する中空収納体とを備え、
前記ネジは、前記回転体を当該ネジと供回りさせるために、前記回転体に対して回転不能に前記貫通孔と嵌合する回転止め部が前記頭部と前記ネジ軸との間に設けられたものとされ、
前記回転体及び前記中空収納体の間には、前記回転体に加わる回転駆動力により視認可能な物理的変化が生じうる変化発生部と、前記回転体に加わる回転駆動力を前記変化発生部に伝えて、当該変化発生部に視認可能な物理的変化を生じさせることができる弾性変形部とが設けられ、
前記弾性変形部は、前記ネジを螺合させる正回転方向に前記回転体が回転すると、回転駆動力で弾性変形して当該回転駆動力を逃がして前記変化発生部に視認可能な物理的変化を生じさせることがなく、前記ネジの螺合を解除する逆回転方向へ前記回転体が回転すると、回転駆動力で前記変化発生部に視認可能な物理的変化を生じさせるものであることを特徴とする遊技機。
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