JP2008188221A - 電気掃除機用吸込具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェットシートを取付けて被清掃面の拭き掃除を行うことができる電気掃除機用吸込具において、ウェットシートの水分が電気掃除機側へ送られることを簡易な構成で防止することができる電気掃除機用吸込具を提供すること提供すること。
【解決手段】吸込具6において、ベンド34の内周面に、回転ブラシ25の回転に伴ってウェットシート29から飛散する水分30を吸収するための吸水部材31を設ける。これにより、ウェットシート29から飛散した水分30が電気掃除機1の方向へ通過して内部の電気部品等を濡らすことを防止できる。つまり、吸水部材31を設けるだけの簡易な構成によって、ウェットシート29の水分30が電気掃除機1側へ送られることを防止できる。
【選択図】図3

Description

この発明は、電気掃除機用吸込具に関し、特に、電気掃除機に装着されて使用され、被清掃面上の塵挨を吸い込んで電気掃除機側へ送るのに加えて、ウェットシートを取付けてこのウェットシートで被清掃面の拭き掃除を行うことができる吸込具に関する。
従来、電気掃除機用の吸込具では、吸込具本体の下面(被清掃面に対向する面)に形成された吸込口に回転ブラシが配設されており、この回転ブラシを回転させて被清掃面の塵埃を掻き上げ、掻き上げた塵埃を吸込口から電気掃除機本体側へ送ることで、被清掃面の清掃を行う。
また、回転ブラシの外周面にウェットシートを巻きつけ、ウェットシートを被清掃面(たとえば、フローリング床)に接触させた状態で回転ブラシを回転させることで被清掃面の拭き掃除を行うことができる吸込具も知られている(特許文献1参照)。
特開2005−304954号公報
ウェットシートを回転ブラシに巻きつける構成の吸込具では、ウェットシートを被清掃面に接触させることでウェットシートが絞られ、さらに、回転ブラシの回転で生じる遠心力がウェットシートに作用されることで、ウェットシートが脱水されることがある。また、回転ブラシを回転させてウェットシートを回転ブラシに巻きつける場合にも、回転ブラシの回転で生じる遠心力がウェットシートに作用されることで、ウェットシートが脱水されることがある。
これらの場合、ウェットシートから脱水された水分が吸込口を介して電気掃除機側へ送られ、この水分によって電気掃除機内の電気部品が濡れたり、電気掃除機内の集塵用紙パックが破れたりする虞がある。
特許文献1に記載の吸込具では、回転ブラシとは別に、ウェットシートを取付けるための専用の回転体を設け、さらに、この回転体と吸込口とを仕切る仕切り壁を設けることで、回転体で脱水された水分から吸込口を遮り、この水分が吸込口を介して電気掃除機側へ送られることを防止しているが、構造が複雑化するとともに、吸込具の大型化を招く虞がある。
この発明は、このような背景のもとになされたもので、ウェットシートを取付けて被清掃面の拭き掃除を行うことができる電気掃除機用吸込具において、ウェットシートの水分が電気掃除機側へ送られることを簡易な構成で防止することができる電気掃除機用吸込具を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、被清掃面に対向される吸込口を有する本体と、前記本体内において、前記吸込口に臨むように回転自在に配置されるとともに、外側にウェットシートを巻きつけ可能な回転ブラシと、前記本体に突設され、前記吸込口から吸い込まれた空気および塵埃を電気掃除機方向へ通過させるための筒状のベンドと、前記ベンドの内周面に配置され、前記回転ブラシの回転に伴って前記ウェットシートから飛散する水分を吸収するための吸水部材と、を有することを特徴とする、電気掃除機用吸込具である。
請求項2記載の発明は、前記吸水部材は、前記ベンドの屈曲部における下側内周面に配置されていることを特徴とする、請求項1記載の電気掃除機用吸込具である。
請求項3記載の発明は、前記吸水部材は、前記ベンドに対して着脱自在であることを特徴とする、請求項1または2記載の電気掃除機用吸込具である。
請求項4記載の発明は、被清掃面に対向される吸込口を有する本体と、前記本体内において、前記吸込口に臨むように回転自在に配置されるとともに、外側にウェットシートを巻きつけ可能な回転ブラシと、前記本体に突設され、前記吸込口から吸い込まれた空気および塵埃を電気掃除機方向へ通過させるための筒状のベンドと、前記回転ブラシに設けられ、ウェットシートが巻きつけられたときに、その水分の一部を貯留し、前記ウェットシートの乾燥度合いに応じて、貯留した水分を前記ウェットシートに戻すための貯留部材と、を有することを特徴とする、電気掃除機用吸込具である。
請求項5記載の発明は、前記貯留部材は、前記回転ブラシに対して着脱自在であることを特徴とする、請求項4記載の電気掃除機用吸込具である。
請求項1記載の発明によれば、電気掃除機用吸込具において、本体には、被清掃面に対向される吸込口と、本体に突設され、吸込口から吸い込まれた空気および塵埃を電気掃除機方向へ通過させるための筒状のベンドとが備えられている。これにより、被清掃面上の塵埃に吸込口を対向させることで、この塵埃を、吸込口およびベンドを介して電気掃除機内に取り込めるので、被清掃面の清掃を行なうことができる。
また、吸込具の本体内には、回転ブラシが、吸込口に臨むように回転自在に配置されているので、回転ブラシを回転させることで被清掃面上の塵埃を吸込口側へ掻き上げることができ、被清掃面上の塵埃を電気掃除機内に効率的に取り込むことができる。
そして、この回転ブラシには、外側にウェットシートを巻きつけ可能であるので、巻きつけたウェットシートを被清掃面に接触させて回転ブラシを回転させると、被清掃面を水拭きすることができる。これにより、被清掃面上の油汚れなどを除去することができる。
ここで、ベンドの内周面には、回転ブラシの回転に伴ってウェットシートから飛散する水分を吸収するための吸水部材が配置されているので、ウェットシートから飛散した水分が電気掃除機方向へ通過して内部の電気部品等を濡らすことを防止できる。このように、吸水部材を設けるだけの簡易な構成によって、ウェットシートの水分が電気掃除機側へ送られることを防止できる。
請求項2記載の発明によれば、吸水部材は、ベンドの屈曲部における下側内周面に配置されている。ベンドの屈曲部における下側内周面は、電気掃除機用吸込具において、ウェットシートから飛散した水分が比較的溜まりやすい位置であり、この下側内周面に吸水部材を配置することで、電気掃除機用吸込具内において水分が溜まることを防止することができる。そのため、電気掃除機用吸込具を任意の方向に傾けたときに、内部から水がこぼれ落ちることを防止できる。
請求項3記載の発明によれば、吸水部材は、ベンドに対して着脱自在であるので、吸水部材が比較的多量の水分を吸収したときは、吸水部材をベンドから取り外して乾燥させることができる。これにより、吸水部材の吸水性能を任意で回復させることができる。
請求項4記載の発明によれば、電気掃除機用吸込具において、本体には、被清掃面に対向される吸込口と、本体に突設され、吸込口から吸い込まれた空気および塵埃を電気掃除機方向へ通過させるための筒状のベンドとが備えられている。これにより、被清掃面上の塵埃に吸込口を対向させることで、この塵埃を、吸込口およびベンドを介して電気掃除機内に取り込めるので、被清掃面の清掃を行なうことができる。
また、吸込具の本体内には、回転ブラシが、吸込口に臨むように回転自在に配置されているので、回転ブラシを回転させることで被清掃面上の塵埃を吸込口側へ掻き上げることができ、被清掃面上の塵埃を電気掃除機内に効率的に取り込むことができる。
そして、この回転ブラシには、外側にウェットシートを巻きつけ可能であるので、巻きつけたウェットシートを被清掃面に接触させて回転ブラシを回転させると、被清掃面を水拭きすることができる。これにより、被清掃面上の油汚れなどを除去することができる。
ここで、回転ブラシには、ウェットシートが巻きつけられたときに、その水分の一部を貯留し、ウェットシートの乾燥度合いに応じて、貯留した水分をウェットシートに戻すための貯留部材が設けられている。そのため、貯留部材によって、ウェットシートに含まれる水分量を調整できるので、回転ブラシの回転に伴ってウェットシートから水分が飛散することを防止できる。このように、貯留部材を設けるだけの簡易な構成によって、ウェットシートの水分が電気掃除機側へ送られることを防止できる。
請求項5記載の発明によれば、貯留部材は、回転ブラシに対して着脱自在であるので、貯留部材が比較的多量の水分を貯留したときは、貯留部材を回転ブラシから取り外して乾燥させることができる。これにより、貯留部材の貯留性能を任意で回復させることができる。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明をする。
図1は、この発明の一実施形態に係る電気掃除機用吸込具6を含む電気掃除機1の右側面図である。図2は、図1における電気掃除機本体2の右側断面図である。
以下、説明の便宜上、図1において左側を前方、右側を後方、手前側を右、奥側を左として説明し、電気掃除機1の各構成部材や吸込具6についての説明の際も、その方向に従って、前後、左右および上下を区別しながら説明する。
図1を参照して、電気掃除機1には、電気掃除機本体2、吸込ホース3、操作部4、吸込パイプ5およびこの発明の一実施形態に係る吸込具6が含まれている。
電気掃除機本体2には電動送風機7(図2参照)が内蔵されていて、この電動送風機7により吸引力が発生する。電気掃除機本体2の正面側には、吸込ホース3の後端側に備えられた接続部8が着脱可能に連結されている。吸込ホース3は可撓性を有し、任意の形態に曲げることができる。吸込ホース3の反対側(先端側)には操作部4が取り付けられている。操作部4は、吸込ホース3の軸方向に延びるパイプ部9と、パイプ部9から軸方向と交差方向後方側へ延びたグリップ10とを具備している。また、吸込ホース3の先端側と操作部4との間には回動機構11が介在されていて、操作部4と吸込ホース3とは、互いに軸回りに回動自在に連結されている。
吸込パイプ5は、操作部4と吸込具6との間を連結する長手の、たとえば樹脂製のパイプである。吸込パイプ5は、その長さ方向ほぼ中央部を境に、先端側(吸込具6が取り付けられた側)11が、後端側(操作部4が接続された側)12内に同軸上に収納され、長さが可変できるように構成されている。この長さの可変は、吸込パイプ5の中央部に備えられたロックボタン13を操作することにより、行うことができる。
吸込具6には、ハウジング14(本体)と、接続筒15と、接続筒15をハウジング14に対して取り付けるための連結部材16とが含まれている。
吸込パイプ5は、操作部4から取り外し可能であり、操作部4を吸込具6の接続筒15と直接連結することも可能である。
なお、図1において、17は、被清掃面としての床面を示している。
次に、図2を参照して、電気掃除機本体2内部について説明する。
電気掃除機本体2は、たとえば、樹脂製であり、中空のボックス形状に形成されている。電気掃除機本体2の左右側面の後側および底面の前側には、キャスター18がそれぞれ配置されており、これらのキャスター18により、電気掃除機本体2の移動が容易なものとなっている。
電気掃除機本体2の内部には、略前半分部分に集塵ユニット19が配置され、集塵ユニット19の後方には、電動送風機7が配置されている。
集塵ユニット19は、外殻をなす集塵容器20と集塵フィルタ21とを備えている。集塵容器20は、その正面側において、上述した接続部8に直接連通し、また、後側が開放されている。
集塵フィルタ21は、たとえば、メッシュ状フィルタやプリーツ状フィルタ等から構成されており、集塵容器20において開放された後側部分を塞ぐように、集塵容器20に取付けられている。
集塵容器20内には、前後方向に延びる中心軸回りに旋回する旋回流路が形成されており、電動送風機7が発生する吸引力によって接続部8から集塵容器20内に流入した空気は、この旋回流路で旋回される(図示矢印参照)。このとき、空気に含まれる異物、たとえば塵埃には遠心力が付与されるので、塵埃は、効果的に空気から分離され、集塵フィルタ21で捕獲されて集塵容器20内に溜められる。集塵フィルタ21を通過して集塵が除去された空気は、電動送風機7を通過した後に、機外へ排出される。
ここで、電気掃除機本体2内を流れる空気は、機外へ排出されるまでの途中で、集塵フィルタ21以外のフィルタ(後述する)も通過する。
なお、集塵ユニット19は、いわゆるサイクロン方式で集塵を行うタイプであるが、これに限らず、たとえば、旋回流路を有しない使い捨ての紙パックを集塵容器とする構成であってもよい。
以下には、電気掃除機1の要部について、個別に説明する。
<吸込具>
図3は、吸込具6の右側断面図を示す。図4は、図3において、吸込具6を傾けた状態を示す。
図3を参照して、吸込具6は、上述したように、ハウジング14、接続筒15および連結部材16を含んでいる。ハウジング14は、幅方向に長手の略ボックス形状に形成されている。
ハウジング14の前側面は開放されており、ハウジング14には、この前側面を開閉可能なシャッター22が備えられている。ハウジング14とシャッター22とによって、吸込具6の内部には、収容室23が区画されている。また、ハウジング14の底面の前側部分には、吸込具6が床面17上に配置された清掃可能な状態において、床面17に対向する吸込用開口24(吸込口)が形成されている。吸込用開口24は、収容室23に連通している。収容室23内には、吸込用開口24に臨むように、回転ブラシ25が収容されている。また、収容室23には、その後方から、連結部材16が接続されている。
連結部材16は、収容室23からハウジング14の外側後方へ僅かに延びる中空の略円筒形状に形成されている。連結部材16の後端部は、上方に開放されており、その内部は、略球面状に形成されている。
接続筒15は、略円管形状である。接続筒15の先端部(前端部)の外表面は略球面状に形成されている。接続筒15は、その先端部が連結部材16の後端部で受け入れられることにより、ハウジング14に連結されている。また、接続筒15は、床面17側へ倒れこむ傾倒位置と、床面17からやや起立する起立位置との間で、その先端部を中心に揺動可能である。なお、接続筒15および連結部材16を、まとめてベンド34と呼ぶことがある。つまり、ベンド34は、筒状であり、ハウジング14に突設され、接続筒15の先端部(換言すれば、連結部材16の後端部)に相当する部分において上向きに屈曲している。
回転ブラシ25は、幅方向に長手の略円柱形状であり、ハウジング14の幅方向両側壁に回転自在に支持される回転軸26と、回転軸26の周面において、その周方向に間隔を隔てた複数箇所に植立されたブラシ27と、回転軸26の周面において、ブラシ27の間に植立されたウイングクロス28とを備えている。ウイングクロス28は、柔軟性のある材料、たとえば起毛布で構成されている。ウイングクロス28は、回転軸26の周面からの突出寸法が、ブラシ27の突出寸法よりも大きくされている。そして、ウイングクロス28は、吸込用開口24に臨んだ状態では、床面17に接して回転軸26の回転方向(図示実線矢印参照)とは反対の方向へ湾曲した状態となる。
また、ハウジング14には、図示しないモータが内蔵されており、このモータは、回転ブラシ25の回転軸26に連結されている。このモータを駆動させると、回転軸26は、正転時には、図示矢印方向に回転し、ブラシ27が床面17上の塵挨を吸込用開口24側、つまり収容室23内部へ向けて掻き上げる。回転ブラシ25によって掻き上げられた塵挨や空気は、電動送風機7が発生する吸引力によって、吸込用開口24から収容室23内に吸い込まれる。そして、これらの塵挨や空気は、連結部材16および接続筒15(ベンド34)を通過して、電気掃除機1側(電気掃除機本体2内)へ吸い込まれる。このように、床面17上の塵埃に吸込用開口24を対向させることで、この塵埃を、吸込用開口24およびベンド34を介して電気掃除機1内に取り込めるので、床面17の清掃を行なうことができる。そして、回転ブラシ25を回転させることで床面17上の塵埃を吸込用開口24側へ掻き上げることができ、床面17上の塵埃を電気掃除機1内に効率的に取り込むことができる。
また、回転ブラシ25の回転中には、ウイングクロス28が床面17を柔らかく乾拭きする。なお、回転軸26の回転中においてウイングクロス28が床面17から離れた場合には、回転軸26の回転による遠心力でウイングクロス28は回転軸26周面から伸び上がるように変化することにより、髪の毛などの長尺ゴミが回転ブラシ25に絡みつくのを防止することができる。
この吸込具6では、ウェットシート29が装着可能であり、ウェットシート29による床面17の水拭きを行うことができる。なお、ウェットシート29は、水やアルコール等が染み込んだ布または紙のシートである。
具体的には、まず、床面17にウェットシート29を敷き、そのウェットシート29に、回転ブラシ25を上から対向させる。この状態において、電動送風機7の吸引力を発生させ、さらに、回転ブラシ25を回転させる。これにより、ウェットシート29において回転ブラシ25に近い部分が、収容室23に吸い込まれてブラシ27またはウイングクロス28に引っかかる。そして、ウェットシート29は、回転する回転ブラシ25に引き寄せられて、回転ブラシ25の外側(外周面)に、たとえば2層または3層で巻きつけられる。この状態で、回転ブラシ25を回転させつつ、巻きつけたウェットシート29を床面17に接触させることで、ウェットシート29による床面17の水拭きが行われる。これにより、ウェットシート29の水分またはアルコール分によって、床面17上の油汚れなどの頑固な汚れを除去することができる。
ここで、水拭き中において、ウェットシート29を床面17に接触させることでウェットシート29が絞られ、さらに、回転ブラシ25の回転で生じる遠心力がウェットシート29に作用されることで、ウェットシート29が脱水されることがある。また、回転ブラシ25を回転させてウェットシート29を回転ブラシ25に巻きつける場合にも、回転ブラシ25の回転で生じる遠心力がウェットシート29に作用されることで、ウェットシート29が脱水されることがある。
これらの場合、ウェットシート29において脱水された水分30は、微小な液滴となって飛散する。飛散した水分30の大部分は床面17に散布されるが、電動送風機7が吸引力を発生している場合には、飛散した水分30の一部が、吸込用開口24を介して収容室23内に取り込まれ、連結部材16および接続筒15(ベンド34)を通過して電気掃除機本体2内へと吸い込まれる(図示破線矢印参照)。これにより、吸い込まれた水分30によって電気掃除機本体2内の電気部品(たとえば、電動送風機7等)が濡れたり、電気掃除機本体2内の集塵ユニット19において、上述した集塵用紙パックが破れたりする不具合が生じる。
また、この水分30は、電気掃除機本体2内へ吸い込まれずに、接続筒15および連結部材16(ベンド34)の内周面に付着する場合もある。その場合、この水分30は、接続筒15および連結部材16の内周面を伝って、連結部材16の後端部、つまり、接続筒15の先端部を受け入れる球面部分(ベンド34の屈曲部分における下側内周面に相当する。)に溜まる。水分30が連結部材16の後端部に溜まった状態で、たとえば、図4に示すように、シャッター22が上向き、接続筒15の後端部が下向きとなるように、吸込具6を傾けると、連結部材16の後端部に溜まった水分30が、連結部材16や接続筒15の後端から床面17にこぼれ落ちる不具合が生じる。
これらの不具合を解消するために、この吸込具6には、図3に示すように、吸水部材31が備えられている。
吸水部材31は、吸水シート32および吸水シートカバー33を含んでいる。吸水シートカバー33は、図3において破線で引き出した斜視図で示すように、接続筒15の軸線に沿って長手であり、断面が半円弧状の薄板状に形成されている。吸水シート32は、たとえばセルロース等の繊維による吸水剤で構成されており、吸水シートカバー33の内周面の全てに亘って張り巡らされている。詳しくは、吸水シート32の先端(前端)は、吸水シートカバー33から前側にはみ出している。
ここで、接続筒15の先端側の下側面には、複数のスリット35が形成されている。吸水部材31は、吸水シート32が全てのスリット35を下側から塞ぐように、かつ、吸水シート32の先端が連結部材16の後端部(つまり、ベンド34の屈曲部の下側内周面)に配置されるように、接続筒15に着脱自在に取付けられている。吸水部材31は、吸水シート32がスリット35を下側から塞ぐことで、スリット35を介して、接続筒15の先端側(ベンド34の屈曲部)における下側内周面に露出配置されている。
この吸込具6を備えることによって、回転ブラシ25の回転に伴ってウェットシート29から飛散し、連結部材16および接続筒15(ベンド34)を通過して電気掃除機本体2内へと吸い込まれようとする水分30が、スリット35から露出される吸水シート32に、浸透圧の原理で吸収される。また、接続筒15の内周面に付着した水分30は、接続筒15の内周面を伝って連結部材16の後端部へたどり着く前に、スリット35から露出される吸水シート32に吸収される。そして、連結部材16の後端部に水分30が溜まった場合、この水分30は、連結部材16の後端部に配置される吸水シート32の先端で吸収される。
このように、吸水部材31によって、ウェットシート29から飛散した水分30が電気掃除機1方向へ通過して内部の電気部品等を濡らすことを防止できる。つまり、吸水部材31を設けるだけの簡易な構成によって、ウェットシート29の水分30が電気掃除機1側へ送られることを防止できる。
また、吸水部材31は、吸込具6においてウェットシート29から飛散した水分30が比較的溜まりやすい位置であるベンド34の屈曲部における下側内周面に配置されている。これにより、吸込具6内において水分30が溜まることを防止することができる。そのため、吸込具6を任意の方向に傾けたときに(図4参照)、内部から水がこぼれ落ちることを防止できる。
そして、吸水シート32に吸収された水分は、基本的には、自然乾燥するが、吸水部材31は、ベンド34(詳しくは、接続筒15)に対して着脱自在であるので、吸水部材31が比較的多量の水分を吸収したときは、吸水部材31をベンド34から取り外して乾燥させることができる。これにより、吸水部材31の吸水性能を任意で回復させることができる。
また、スリット35を、ベンド34内において、ウェットシート29から飛散してくる水分30が最もかかり易い位置に形成しておき、ウェットシート29から飛散してきた水分30を吸水部材31で直接吸収するようにしてもよい。
図5は、貯留部材36を説明するための、回転ブラシ25の側断面図であって、図5(a)は、貯留部材36が装着されていない状態、図5(b)は、図5(a)において貯留部材36が装着された状態、図5(c)は、図5(b)においてウェットシート29が巻きつけられた状態を示す。なお、図5において、説明の便宜上、ウイングクロス28を省略している。
ここで、吸込具6は、上記した吸水部材31に代わって、以下に説明する貯留部材36を備えていてもよい。
図5を参照して、図5(a)では、回転軸26の周面において、各ブラシ27の間には、周方向において、隙間37が形成されている。各隙間37を埋めるように、図5(b)に示す貯留部材36を回転ブラシ25に対して着脱自在に取付ける。各貯留部材36は、幅方向に長手のスティック状に形成されており、その材質は、吸水シート32の材質に等しい。各貯留部材36は、マジックテープ(登録商標)等によって回転軸26の周面に貼り付けられている。そして、上述したように、ウェットシート29を巻きつけると、各貯留部材36は、図5(c)に示すように、ウェットシート29よりも回転軸26側、つまり、回転ブラシ25における径方向内側に配置される。
この状態において、貯留部材36は、ウェットシート29の水分の一部を吸収し、これを貯留する。これにより、ウェットシート29では、不必要に脱水されない程度の水分を保持することができる。一方、水拭きによって、次第にウェットシート29の水分がなくなってくると、貯留部材36は、ウェットシート29の乾燥度合いに応じて、貯留した水分をウェットシート29に戻す。
このように、貯留部材36を設けることによって、ウェットシート29に含まれる水分量を調整できるので、回転ブラシ25の回転に伴ってウェットシート29から水分が飛散することを防止できる。つまり、貯留部材36を設けるだけの簡易な構成によって、ウェットシート29の水分が電気掃除機1側へ送られることを防止できる。
また、貯留部材36は、回転ブラシ25に対して着脱自在であるので、貯留部材36が比較的多量の水分を貯留したときは、貯留部材36を回転ブラシ25から取り外して乾燥させることができる。これにより、貯留部材36の貯留性能を任意で回復させることができる。
なお、ブラシ27およびウイングクロス28を省略して、回転ブラシ25を、ウェットシート29専用のブラシとして構成してもよい。
<ティッシュフィルタ>
図6(a)は、図2において、ティッシュフィルタ38周辺を抜き出して示したものであって、図6(b)は、図6(a)において、ティッシュフィルタ38からティッシュペーパー43を着脱する様子を示している。
図2および図6を参照して、電気掃除機本体2の背面壁の上下方向略中央位置には、複数の小孔からなる排気口39が形成されている。電気掃除機本体2内部を流れる空気は、排気口39を通過して機外に排出される。
電気掃除機本体2の背面壁には、排気口39を取り囲むように斜め後側上方へ僅かに延びる排気管40が一体的に設けられている。排気管40の後端縁は、全周に亘って、排気管40の延設方向と交差する方向における外側へ向けて折り曲げられている。排気管40内部の下端には、幅方向に延びる支軸41が挿通されている。排気管40の内部には、ティッシュフィルタ38が収容されている。
図6に示すように、ティッシュフィルタ38は、その骨組みをなすフィルタフレーム44と、ティッシュペーパー43とを含んでいる。
フィルタフレーム44は、排気管40の断面形状に相似する樹脂製の薄板状に形成されており、その表面には、フィルタフレーム44を肉厚方向に貫通する複数の貫通穴42が形成されている。フィルタフレーム44は、その下端部が支軸41に連結されることで、揺動自在である。詳しくは、フィルタフレーム44は、排気管40内部に収容されて電気掃除機本体2の背面壁に沿う収容位置(図6(a)参照)と、この背面壁に対して後側へ傾倒して排気管40から後方に露出される露出位置(図6(b)参照)との間で揺動自在である。
図6(b)に示すように、このフィルタフレーム44が露出位置にある状態において、ティッシュペーパー43を、山折りにした状態で、フィルタフレーム44に対して上方から覆いかぶせる。ここで、先立って、ティッシュペーパー43の前側の下端部をフィルタフレーム44の下端部と電気掃除機本体2の背面壁との間に挟ませると、フィルタフレーム44に対するティッシュペーパー43の装着途中で、ティッシュペーパー43が不意にずれ落ちることを防止することができる。
そして、ティッシュペーパー43をフィルタフレーム44にかぶせた状態で、フィルタフレーム44を収容位置まで揺動させると、図6(a)に示すように、ティッシュペーパー43が、電気掃除機本体2の排気口39に対して後側から対向し、ティッシュフィルタ38が完成する。これにより、排気口39を通過して機外へ排出される空気は、図2の矢印で示すように、ティッシュフィルタ38を通過し、そのとき、空気中に含まれる微小の塵埃がティッシュペーパー43で捕獲される。なお、しばらく使用すると、ティッシュペーパー43が塵埃によって目詰まりしたり、汚れたりするが、そのときは、ティッシュペーパー43を新しいもの取り替えればよい。たとえば、従来では、ティッシュペーパー43の代わりに、不織布を用いており、不織布が汚れると、水洗い等によって不織布をメンテナンスしなければならず、その間は、不織布がない状態で電気掃除機1を運転するか、掃除を中止するしかなかった。なお、不織布がない状態で電気掃除機1を運転すると、せっかく吸引した微小な塵埃が排出され、その排気は、汚いものとなる。また、不織布は、そのサイズが、一般的に、電気掃除機1の種類に応じた専用品であり、不織布を紛失した場合や不織布が損傷した場合には、入手するまでに、上述した不具合が続いたままである。
しかし、家庭で身近に存在するティッシュペーパー43をフィルタとして用いることで、このような不具合を比較的安価で解決することができる。
なお、ティッシュフィルタ38が完成した状態(ティッシュペーパー43がかぶせられたフィルタフレーム44が収容位置にある状態)で、後述する伸縮フィルタ45が、排気管40に対して、図6(a)に示すように、後側からかぶせられる。ここで、伸縮フィルタ45は、フィルタフレーム44が露出位置(図6(b)参照)へ不意に移動することを防止するために機能しており、フィルタとしての機能については、以降で詳説する。
図7は、図2において、ティッシュフィルタ38が集塵ユニット19と電動送風機7との間に配置される態様を示している。図8は、図7において、ティッシュフィルタ38が電気掃除機本体2に対して着脱される態様を示している。図9は、図7および図8で適用するティッシュフィルタ38を詳説するための図であって、図9(a)は、ティッシュフィルタ38の正面図であり、図9(b)は、ティッシュフィルタ38の側断面図である。
ティッシュフィルタ38は、図2に示すように、電気掃除機本体2内部の空気が機外へ排出される直前の位置に配置されるのに限らず、たとえば、図7に示すように、集塵ユニット19と電動送風機7との間に配置してもよい。これにより、集塵ユニット19を通過した空気は、その直後に、ティッシュフィルタ38を通過することで(図示矢印参照)、集塵ユニット19で捕獲されなかった位に微小な塵埃が除去されてから、電動送風機7へ到達する。そのため、電動送風機7に塵埃が付着することを防止することができる。
なお、この場合、ティッシュフィルタ38は、集塵ユニット19と電動送風機7との間から着脱することができる。ここで、図8を参照して、電気掃除機本体2は、その上側壁の略前半分部分が、カバー46として取り外し可能である。具体的には、カバー46は、ヒンジ47を介して、電気掃除機本体2に対して回動自在に支持されており、カバー46を開くと、集塵ユニット19、ティッシュフィルタ38および電動送風機7が上方へ露出される。このとき、ティッシュフィルタ38を、上下方向に沿って(図示矢印参照)、電気掃除機本体2から離脱可能であるし、逆に、電気掃除機本体2に対して装着可能である。なお、このとき、集塵ユニット19も電気掃除機本体2に対して着脱可能である。
また、集塵ユニット19と電動送風機7との間に配置されるタイプのティッシュフィルタ38では、図9に示すように、電気掃除機本体2に対して着脱するのにあわせて、フィルタケース48をさらに備えている。
フィルタケース48は、図9(a)に示すように、樹脂製で直方体の枠体形状であって、図9(b)に示すように、フィルタフレーム44を収容可能である。フィルタケース48を備える場合においても、フィルタフレーム44は、上述したように、収容位置と露出位置(図示破線表示参照)との間で揺動可能である。フィルタケース48の前側面には、前側へ突き出た把持部49が設けられており、把持部49を掴むことによって、ティッシュフィルタ38の電気掃除機本体2に対する着脱を容易に行うことができる。
<伸縮フィルタ>
図10は、電気掃除機本体2の右側面図であって、その幅方向側面に伸縮フィルタ45が配置される態様を示している。図11は、図10に示す電気掃除機本体2の後側要部断面図である。図12は、図10に示す電気掃除機本体2の要部平断面図である。
ここでは、上述した伸縮フィルタ45について詳説する。
図6(b)に示すように、伸縮フィルタ45は、伸縮性および通気性を有する布素材によって、排気管40の外枠形状に相似する蓋状に形成されている。そして、図6(a)に示すように、伸縮フィルタ45で排気管40を後側から塞ぐと、伸縮フィルタ45の電気掃除機本体2に対する装着が完了する。なお、逆に、伸縮フィルタ45を排気管40から引き抜くと、伸縮フィルタ45を電気掃除機本体2から離脱できる。伸縮フィルタ45は、伸縮性を有しているので、排気管40に対する取り付けおよび取り外しは、容易である。また、伸縮フィルタ45を電気掃除機本体2に装着した状態では、伸縮フィルタ45は、縮んで張りがあるので、伸縮フィルタ45周辺における電気掃除機1の外観の向上を図ることができる。なお、上述したように、伸縮フィルタ45は、布製なので、色彩や質感に変化をもたせることができ、電気掃除機1の外観のさらなる向上を図ることができる。
伸縮フィルタ45が電気掃除機本体2に装着された状態で電動送風機7を駆動し、電気掃除機本体2内部の空気が排気口39から機外へ排出されると、図2の破線で示すように、伸縮フィルタ45は、排出される空気の流れ方向下流側(後側)へ向けて膨出する。ここで、機外へ排出される直前の空気の通過面積は、伸縮フィルタ45を取付けるまでは、排気管40の内部断面積に相当していたが、伸縮フィルタ45を取付け、これが膨出することで、排気管40の内部断面積よりも大きくなる。これにより、機外へ排出される空気の流速が低下するので、電気掃除機本体2の外部における排気口39周りでの塵埃のまき上げを防止することができる。
なお、排気口39は、電気掃除機本体2の背面に代わって、図10に示すように、幅方向側面に設けられる場合もある。詳しくは、各排気口39は、電気掃除機本体2の幅方向側面に設けられる各キャスター18の前側に設けられており、また、上述した複数の子孔ではなく、前後方向に沿う1つの長孔である。伸縮フィルタ45は、この排気口39に適合する形状をなっており、対応する排気口39を幅方向外側から塞いでいる(図11および図12も併せて参照)。
そして、電動送風機7を駆動して、電気掃除機本体2内部の空気が機外へ排出されると、図11および図12の破線で示すように、伸縮フィルタ45は、排出される空気の流れ方向下流側(幅方向外側)へ向けて膨出する。このように伸縮フィルタ45が膨出することによって、上述した塵埃のまき上げを防止することができるのに加えて、膨出した伸縮フィルタ45が、いわゆるクッション状のバンパーの機能を果たすことで、電気掃除機本体2が移動中において壁等にぶつかったときの衝撃を滑らかに緩和することができる。これにより、電気掃除機本体2のみならず、壁等の損傷も防止できる。これに対し、従来の樹脂製のバンパーでは、壁等を傷つける虞がある。
また、伸縮フィルタ45は、電気掃除機本体2の外表面に表れているので(図10参照)、その存在をユーザにアピールすることができ、さらに、着脱が容易である。これにより、ユーザに伸縮フィルタ45のメンテナンスをこまめに促すことができる。なお、メンテナンスにおいても、伸縮フィルタ45は、布製なので、水や洗剤を使って洗うことができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明の一実施形態に係る電気掃除機用吸込具6を含む電気掃除機1の右側面図である。 図1における電気掃除機本体2の右側断面図である。 吸込具6の右側断面図を示す。 図3において、吸込具6を傾けた状態を示す。 貯留部材36を説明するための、回転ブラシ25の側断面図であって、図5(a)は、貯留部材36が装着されていない状態、図5(b)は、図5(a)において貯留部材36が装着された状態、図5(c)は、図5(b)においてウェットシート29が巻きつけられた状態を示す。 図6(a)は、図2において、ティッシュフィルタ38周辺を抜き出して示したものであって、図6(b)は、図6(a)において、ティッシュフィルタ38からティッシュペーパー43を着脱する様子を示している。 図2において、ティッシュフィルタ38が集塵ユニット19と電動送風機7との間に配置される態様を示している。 図7において、ティッシュフィルタ38が電気掃除機本体2に対して着脱される態様を示している。 図7および図8で適用するティッシュフィルタ38を詳説するための図であって、図9(a)は、ティッシュフィルタ38の正面図であり、図9(b)は、ティッシュフィルタ38の側断面図である。 電気掃除機本体2の右側面図であって、その幅方向側面に伸縮フィルタ45が配置される態様を示している。 図10に示す電気掃除機本体2の後側要部断面図である。 図10に示す電気掃除機本体2の要部平断面図である。
符号の説明
1 電気掃除機
6 吸込具
14 ハウジング
17 床面
24 吸込用開口
25 回転ブラシ
29 ウェットシート
31 吸水部材
34 ベンド
36 貯留部材

Claims (5)

  1. 被清掃面に対向される吸込口を有する本体と、
    前記本体内において、前記吸込口に臨むように回転自在に配置されるとともに、外側にウェットシートを巻きつけ可能な回転ブラシと、
    前記本体に突設され、前記吸込口から吸い込まれた空気および塵埃を電気掃除機方向へ通過させるための筒状のベンドと、
    前記ベンドの内周面に配置され、前記回転ブラシの回転に伴って前記ウェットシートから飛散する水分を吸収するための吸水部材と、
    を有することを特徴とする、電気掃除機用吸込具。
  2. 前記吸水部材は、前記ベンドの屈曲部における下側内周面に配置されていることを特徴とする、請求項1記載の電気掃除機用吸込具。
  3. 前記吸水部材は、前記ベンドに対して着脱自在であることを特徴とする、請求項1または2記載の電気掃除機用吸込具。
  4. 被清掃面に対向される吸込口を有する本体と、
    前記本体内において、前記吸込口に臨むように回転自在に配置されるとともに、外側にウェットシートを巻きつけ可能な回転ブラシと、
    前記本体に突設され、前記吸込口から吸い込まれた空気および塵埃を電気掃除機方向へ通過させるための筒状のベンドと、
    前記回転ブラシに設けられ、ウェットシートが巻きつけられたときに、その水分の一部を貯留し、前記ウェットシートの乾燥度合いに応じて、貯留した水分を前記ウェットシートに戻すための貯留部材と、
    を有することを特徴とする、電気掃除機用吸込具。
  5. 前記貯留部材は、前記回転ブラシに対して着脱自在であることを特徴とする、請求項4記載の電気掃除機用吸込具。
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