JP2004147669A - 吸込み口体及び電気掃除機 - Google Patents

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篤至 森下
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Abstract

【課題】人為的に水を供給する手間を実質的に要することなく湿り気を帯びた拭き部材で拭き掃除できる吸込み口体を提供する。
【解決手段】少なくとも一部に高吸湿性繊維を含んで作られた拭き部材27b,37が被清掃面Fと接するように吸込み口本体21に設けられている。これにより、空気中の水分を吸収して湿り気を帯びた拭き部材27b,37で被清掃面Fを拭き掃除できる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被清掃面上の塵を取り込む吸込み口体、及び、この吸込み口体を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気掃除機に具備される吸込み口体には、被清掃面と接するように起毛布を取付けたものがある。この吸込み口体は、吸込み口本体を前後方向に摺動させることで、被清掃面上の塵を吸込み開口を介して本体内空間に取り込むとともに、被清掃面を起毛布により拭き掃除することができるように構成されている。
【0003】
この種の吸込み口体としては、従来、起毛布を巻きつけた円筒ローラと、この円筒ローラの両端部に一体化されて吸込具本体に回転自在に直接支持される支持部とから構成した起毛布ローラ体を備えた吸込具が知られている。この吸込具では、起毛布ローラ体の起毛布により被清掃面を拭き掃除できる。
【0004】
また、この吸込み具は、円筒ローラをセラミック等の多孔質で形成し、この円筒ローラの内部に水を収容することで、円筒ローラの外表面に水が滲むように構成することが可能である。このように構成することにより、円筒ローラに巻きつけられた起毛布に水が供給されるので、この水が供給されて湿った起毛布により被清掃面を拭き掃除できる(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−93365号公報(第2−6頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載の吸込具では、起毛布を湿らせるために吸込具本体から円筒ローラを着脱してこのローラ内に水を補給しなくてはならないため面倒である。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、人為的に水を供給する手間を実質的に要することなく湿り気を帯びた拭き部材で拭き掃除できる吸込み口体、及び、この吸込み口体を備えた電気掃除機を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の吸込み口体は、少なくとも一部に高吸湿性繊維を含んで作られた拭き部材を被清掃面と接するように吸込み口本体に設けている。
【0009】
この吸込み口体によれば、吸込み口本体に被清掃面と接するように設けられた高吸湿性を有する拭き部材が空気中の水分を吸収して湿り気を帯びるため、この湿り気を帯びた拭き部材で被清掃面を拭き掃除できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
【0011】
図1に例示するキャニスタ型の電気掃除機1は、掃除機本体2と、これに内蔵された電動送風機3と、床面等の被清掃面Fから吸込んだ空気を掃除機本体2内に導く気流ガイド手段7と、吸込み口体20とを具備している。
【0012】
移動車輪6が取付けられている掃除機本体2は、例えば集塵室からなる集塵部4と、この集塵部4に対する空気の流れ方向の上流側に位置する吸込み口5とを有している。掃除機本体2内には、集塵部4に対する空気の流れ方向の下流側、例えば掃除機本体2の後部に位置して電動送風機3が配置されている。
【0013】
気流ガイド手段7は、例えば可撓性の吸塵ホース8と、例えば伸縮式で硬質な延長管10とを備えている。吸塵ホース8の一端部8aは吸込み口5に着脱可能に挿し込み接続される。吸塵ホース8の他端部8bは手元操作部9で形成されている。手元操作部9が有するハンドル9aには各種の操作スイッチ9bが取付けられている。延長管10の一端部10aは手元操作部9の先端嵌合筒部に着脱可能に接続される。延長管10の他端部10b又は手元操作部9の先端嵌合筒部には、吸込み口体20が選択的に着脱可能に接続される。
【0014】
電気掃除機1の電動送風機3を駆動させることにより、この電動送風機3に吸込まれる気流が形成される。それによって、吸込み口体20から床面等の被清掃面Fの塵を空気とともに吸込んで、それを、延長管10及び吸塵ホース8のうちの少なくとも吸塵ホース8を経由させて掃除機本体2の集塵部4に導き、この集塵部4内に着脱可能に収容された集塵袋等のフィルタ4aで前記塵を捕捉できる。なお、集塵部4は、掃除機本体2に着脱されて、その装着状態でサイクロン式の集塵ができる集塵カップで形成することもできる。集塵部4のフィルタ4aを通過した空気は、電動送風機3に吸込まれてこの電動送風機3から排出された後、掃除機本体2に設けた排気口(図示せず)を通して掃除機本体2の外部に排出される。以上により被清掃面Fを掃除できる。
【0015】
次に、図2及び図3を参照して吸込み口体20について説明する。この吸込み口体20は、吸込み口本体21、管継手23、接続管24、回転清掃体25a、及び拭き取り体、好ましい例として回転拭き取り体27等を備えている。
【0016】
吸込み口本体21は、上ケース30と、下ケース31と、板状の中仕切り32とを含んでいる。上下両ケース30,31は互いに連結され、中仕切り32は上下両ケース30,31間に配置されている。下ケース31には、下方に開放する吸込み開口35が開けられているとともに、この吸込み開口35よりも前側、例えば下ケース31の前端部に前取り用の吸塵開口36が開けられている。吸込み開口35と吸塵開口36とは連続しており、吸込み口本体21の幅方向に延びている。なお、吸込み開口35と吸塵開口36とは非連続であってもよい。
【0017】
中仕切り32より後側に位置して上下両ケース30,31間には、回転リング22が取付けられている。この回転リング22は水平軸周りに回転可能である。回転リング22の後部には、管継手23が取付けられ、この管継手23には回転リング22に対してその後側から連通する接続管24が取付けられている。接続管24は管継手23側の一端部を中心として上下方向に起倒可能に設けられている。この接続管24の起倒と回転リング22の水平軸周りの回転との組み合わせによって、吸込み口本体21に対する接続管24の位置の自由度を得ている。
【0018】
なお、図2及び図3中符号38は、管継手23に接続された固定ガイド、符号39は、管継手23の起倒に連動して固定ガイド上を摺動する可動ガイドを夫々示している。両ガイド38,39により、接続管24が起こされた際に、回転リング22と接続管24との間の気密が確保されるようになっている。接続管24の他端部は延長管10または吸塵ホース8に着脱可能に嵌合して接続される。
【0019】
吸込み口本体21には、中仕切り32とこれを下から支持する下ケース31とにより、前側に位置して回転拭き取り体27を収容する第1収容室40、及び後側に位置して回転清掃体25aを収容する第2収容室41が形成されている。
【0020】
第1収容室40は拭き取り体27が収容可能な大きさに設定されている。第1収容室40の内部にはその両端部に位置して拭き取り体27の後述するローラ27aの軸部28を軸支する拭き取り体支持部49が形成されている。第2収容室41は回転清掃体25aが収容可能な大きさに設定されている。第2収容部41の内部にはその両端部に位置して回転清掃体25aの後述する回転軸26aの両端部を軸支する清掃体支持部48aが形成されている。これら第1収容室40及び第2収容室41の下端は夫々吸込み開口35によって開放されている。
【0021】
回転清掃体25aは、図3に示すように、吸込み開口35の長手方向(図2を描いた紙面の表裏方向、図3を描いた紙面の左右方向)に延びている。この回転清掃体25aは、回転軸26a及びこの回転軸26aの外周に設けられた清掃部材26bを有している。回転清掃体25aとしては、例えば、清掃部材26bとしてのブラシ毛が回転軸26aを中心として放射状に密に配置される清掃体や、清掃部材26bとしての1枚あるいは複数枚の軟質素材からなる羽根が回転軸26aを中心として例えば螺旋状或いは放射状等に配置される清掃体等を用いることができる。
【0022】
この回転清掃体25aは、回転軸26aの両端部を清掃体支持部48aに軸支させることで、清掃部材26bが回転清掃体25aの下端部に移動された際に吸込み開口35を通して被清掃面Fに接するように第2収容室41に収容されている。そして、例えば吸込み口本体21に組み込まれた図示しないモータを駆動源として回転されるようになっている。
【0023】
回転拭き取り体27は、図3に示すように、吸込み開口35の長手方向(図2を描いた紙面の表裏方向、図3を描いた紙面の左右方向)に延びている。回転拭き取り体27は、ローラ27a及びこのローラ27aの外周に巻きつけられた高吸湿性を有する拭き部材27bを有している。ローラ27aは、例えば細長円筒形状に形成されており、その両端部に軸部28が設けられている。
【0024】
拭き部材27bとしては、高吸湿性繊維、例えば、東洋紡績株式会社製のモイスファイン(登録商標)を好適に用いることができる。この拭き部材27bは、アクリレート系繊維であり、既存の羊毛の3倍、綿の5倍以上の吸湿性能を有しているとともに高い放湿性を有している。また、この拭き部材27bは、アンモニア、アミン等の塩基性の悪臭する防臭性、抗菌性、及び防カビ性を有している。この拭き部材27bは、モイスファイン単独でも、又はこれを一部に含んで天然繊維や合成繊維と混ぜて作ることも可能である。
【0025】
この回転拭き取り体27は、ローラ27aの軸部28の両端部を拭き取り体支持部49に軸支させることで、拭き部材27bが清掃部材26bと接するように回転自在に第2収容室41に収容されている。これにより、拭き部材27bは、吸込み開口35と吸塵開口36との間に配置されることとなる。
【0026】
また、回転拭き取り体27は、前進又は後退のうちのどちらか一方の時に回転するようにしてもよい。これは、例えば、中仕切り32にストッパ53を設けることで実施できる。すなわち、図2に示すように、硬いブラシ毛等からなるストッパ53を第1収容部40の後側に寄せて中仕切り32の下面から前側に向かって斜め下向きに伸びるように設ける。このとき、ストッパ53のブラシ毛の長さは、その先端部が拭き部材27bと接する程度の長さに設定する。
【0027】
このようにすることにより、吸込み口本体21が前進するときには、ストッパ53と拭き部材27bとの間の抵抗が小さいので、回転拭き取り体27は被清掃面Fと拭き部材27bとの間の抵抗によって連れ回りしながら、拭き部材27bにより被清掃面Fが拭き掃除される。
【0028】
また、吸込み口本体21が後退するときには、ストッパ53により、被清掃面Fと拭き部材27bとの間の抵抗による連れ回りが抑制されるので、回転拭き取り体27は被清掃面F上を摺動して、拭き部材27bにより被清掃面Fが拭き掃除される。
【0029】
このストッパ53は、第1収容部40の前側に寄せて中仕切り32の下面から後側に向かって斜め下向きに伸びるように設けることで、吸込み口本体21が後退するときにのみ回転させるようにすることができる。なお、回転拭き取り体27は所定の角度範囲内で回動するように設けてもよい。
【0030】
図2及び図3中符号51はバンパー、符号52は車輪を示している。図3中符号37は、吸込み開口35の両端部に貼り付けられた少なくとも一部に高吸湿性繊維を含んで作られる繊維からなる一対の固定拭き部材を示している。これらシート状の固定拭き部材37としては、高吸湿性繊維、例えば上述したモイスファインを用いることができる。なお、固定拭き部材37は高吸湿性繊維で形成しなくともよく、例えば起毛布等を用いてもよい。図3では、高吸湿性繊維が装着されている領域に点模様を付して示している。
【0031】
中仕切り32と上ケース30との間には本体内空間43と風路60とが形成されている。本体内空間43は、上方から第1収容室40及び第2収容室41を覆うように形成されている。この本体空間部43は風路60により吸塵開口36と連通されている。したがって、吸塵開口36を通った空気は風路60により本体空間部43に導かれることとなり、本体空間部43は吸込み開口35を通った空気と吸塵開口36を通った空気との合流空間となる。
【0032】
また、吸塵開口36は、中仕切り32の前端部と下ケース31との間の隙間により形成された第1塵通過部44を通して第1収容室40と連通している。第1収容室40は中仕切り32の中間部と下ケース31との間の隙間により形成された第2塵通過部45を通して第2収容室41と連通している。第2収容室41は中仕切り32の後端部と下ケース31との間の隙間により形成された第3塵通過部46を通して本体内空間43と連通されている。本体内空間43は管継手23に前側から連通されている。
【0033】
以上のように構成された吸込み口体20を備えた電気掃除機1では、吸込み開口35が開けられた下ケース31を被清掃面Fに対向させながら吸込み口本体21を下方に移動させると、回転清掃体25aの清掃部材26b、回転拭き取り体27の拭き部材27b、固定拭き部材37、及び車輪52等が被清掃面Fに接触する。
【0034】
この状態で、電動送風機3を駆動させ、吸込み口体20を前後方向に摺動させると、吸込み開口35を通って第2収容室41に取り込まれた被清掃面F上の塵は、第3塵通過部46を通って本体内空間43に流入する。また、吸込み開口35を通って第1収容室40に取り込まれた被清掃面F上の塵は、第2塵通過部45、第2収容室41、及び第3塵通過部46を通って本体内空間43に流入する。
【0035】
さらに、吸込み口本体21の前端壁には吸塵開口36が開けられているので、吸込み口本体21を前進させた時、吸込み口本体21の前方の被清掃面F上の塵を吸込み口本体21により前方に押し動かされることなく吸塵開口36から取り込まれる。吸塵開口36から取り込まれた塵は、第1塵通過部44、第1収容室40、第2塵通過部45、第2収容室41、及び第3塵通過部46を通って本体内空間43に流入する。
【0036】
このように、吸込み開口35及び吸塵開口36を通った空気は本体内空間43で合流し、この空間部43から管継手23を通って接続管24を流通して気流ガイド手段7に吸込まれる。
【0037】
また、拭き部材27b,37は、空気中の水分を吸収して湿り気を帯びているため、吸込み口体20を前後方向に摺動させることにより、これら湿り気を帯びた拭き部材27b,37で被清掃面Fが拭き掃除される。
【0038】
回転清掃体25aは、電動送風機4の駆動中に手元操作部9bを操作することで適宜動作させることができる。回転清掃体25aを動作させることにより、被清掃面F上の塵を掻き上げるとともに、拭き部材27bに付着した埃等を掻き取る。
【0039】
以上のように、本実施形態の吸込み口体20によれば、吸込み口本体21に被清掃面Fと接するように設けられた少なくとも一部に高吸湿性繊維を含んで作られる拭き部材27b及び固定拭き部材37が空気中の水分を吸収して湿り気を帯びるため、人為的に水を供給する手間を実質的に要することなく湿り気を帯びた拭き部材27b、37で被清掃面Fを拭き掃除できる。これにより、フローリング床上の綿埃を有効に拭き取ることができる。
【0040】
また、この吸込み口体20によれば、回転軸26aの外周に清掃部材26bを設けて形成した回転清掃体25aを吸込み口本体21に回転可能に取付けるとともに、ローラ27aの外周に拭き部材27bを設けて形成した回転拭き取り体27を、その拭き部材27bに清掃部材26bが接するように設けている。このため、回転清掃体25aの清掃部材26bで被清掃面上Fの塵を掻き上げて吸い込むことができるとともに、拭き部材27bに付着した埃等を清掃部材26bで掻き取って、被清掃面F上の塵と一緒に吸込むことができる。これにより、拭き部材27bでの拭き取り性能を持続できる。
【0041】
さらに、吸込み口本体21の下方に開放する吸込み開口35より前側に前取り用の吸込み開口35が開けられている。そして、これら吸込み開口35と吸塵開口36との間に拭き部材27bを配置するとともに、この拭き部材27bの上方に吸塵開口36を通った空気をこの空気と吸込み開口35を通った空気との合流空間である本体内空間43に導く風路60を吸込み口本体21が有しているので、吸込み口本体21を前進させた時、吸込み口本体21の前方の被清掃面F上の塵を吸込み口本体21により前方に押し動かすことなく吸塵開口36から取り込むことができる。
【0042】
なお、第1の実施形態では、拭き部材27bが清掃部材26bと接するように回転拭き取り体27を配置したが、拭き部材27bと清掃部材26bとは接していなくともよい。さらに、回転拭き取り体27を回転清掃体25aの前側となるように配置されるようにしたが、回転拭き取り体27は回転清掃体25aの後側となるように配置してもよく、回転清掃体25aの前側と後側との両方に配置してもよい。また、回転清掃体25aは省略してもよい。
【0043】
以下、図4及び図5を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。この実施形態は基本的には第1実施形態と同様な構成であるので、同一ないし同様な構成については第1の実施形態と同符号を付して、その構成及び作用の説明を省略し、以下、異なる部分について説明する。
【0044】
この実施形態では、回転清掃体25bが設けられ、回転清掃体25a、回転拭き取り体27、及びストッパ53が省略されている。なお、回転拭き取り体27は設けてもよい。
【0045】
回転清掃体25bは、図5に示すように、吸込み開口35の長手方向(図4を描いた紙面の表裏方向、図5を描いた紙面の左右方向)に延びている。この回転清掃体25bは、回転軸29aの外周に少なくとも一部に高吸湿性繊維を含んで作られる繊維からなる拭き部材29bを設けて形成されている。この拭き部材29bは、例えば、上述したモイスファイン或いはこれを一部に含んで天然繊維や合成繊維と混紡して形成した繊維等を好適に用いることができる。この拭き部材29bは、例えば、複数枚の羽根状に形成されて、回転軸29aを中心として例えば螺旋状或いは放射状等に設けられている。なお、拭き部材29bは回転軸29aの周囲に巻きつける等して設けてもよい。
【0046】
また、中仕切り32とこれを下から支持する下ケース31とにより収容室42が1つ形成されている。収容室42は回転清掃体25bが収容可能な大きさに設定されている。収容部42の内部にはその両端部に位置して回転清掃体25bの回転軸29aの両端部を軸支する清掃体支持部48bが形成されている。収容室42の下端は吸込み開口35によって開放されている。
【0047】
吸塵開口36は、中仕切り32の前端部と下ケース31との間の隙間により形成された第1塵通過部44を通して収容室42と連通しており、この収容室42は中仕切り32の後端部と下ケース31との間の隙間により形成された第3塵通過部46を通して本体内空間43と連通されている。本体内空間43は回転リング22に前側から連通されている。
【0048】
回転清掃体25bは、回転軸29aの外周に拭き部材29bを設けて形成されている。この回転清掃体25bは、回転軸29aの両端部を清掃体支持部48aに枢支させることで、収容室42に回転可能に設けられている。そして、例えば吸込み口本体21に組み込まれた図示しないモータを駆動源として回転駆動されるようになっている。なお、以上説明した構成以外は、図4及び図5に示されない構成も含めて第1実施形態と同一ないし同様である。
【0049】
以上のように、高吸湿性を有する拭き部材29bは、回転清掃体25bに設けてもよく、このようにすることにより、回転清掃体25bの湿り気を帯びた拭き部材29bにより被清掃面を拭き掃除できる。
【0050】
なお、上記第1及び第2の実施形態の吸込み口体20が備える拭き部材27b,29b,37は、これらを吸込み口本体21から取外すことなく給水できるように、必要に応じて外側から僅かな給水を行って補助的に湿らせるようにしてもよい。その場合、例えば、拭き部材27b,29b,37の外部から水を供給する給水タンク等を吸込み口本体21に設けることで好適に実施できる。
【0051】
また、第1及び第2の実施形態の吸込み口体20は、回転清掃体25a,25bをモータで回転駆動させているが、モータを省略して電動送風機3により形成される気流で回転駆動させるように構成してもよい。
【0052】
さらに、第1及び第2の実施形態では、吸込み口本体21の下部に吸込み開口35を設けるとともに前端部に吸塵開口36を設け、本体内空間43で吸込み開口35及び吸塵開口36を通った空気を合流させるようにしているが、吸込み口本体21の下部に本体内空間43と連通する吸込み開口35が設けられていれば、吸塵開口36はなくともよい。
【0053】
この発明の吸込み口体は、キャニスタ型の電気掃除機だけでなく、例えばスティック型等の種々の電気掃除機に取付けて使用することができる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、湿り気を帯びた拭き部材で拭き掃除できる吸込み口体、及び、この吸込み口体を備えた電気掃除機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電気掃除機を示す斜視図。
【図2】図1の電気掃除機が備える吸込み口体の断面図。
【図3】図1の電気掃除機が備える吸込み口体の下面図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る電気掃除機が備える吸込み口体の断面図。
【図5】図4の吸込み口体の下面図。
【符号の説明】
1…電気掃除機
2…掃除機本体
3…電動送風機
20…吸込み口体
21…吸込み口本体
25a,25b…回転清掃体
26a…回転軸
26b…清掃部材
26c…拭き部材
27…拭き取り体
27a…ローラ
27b,29b,37…拭き部材
35…吸込み開口
36…吸塵開口
43…本体内空間(合流空間)
60…風路
F…被清掃面

Claims (5)

  1. 吸込み口本体と、少なくとも一部に高吸湿性繊維を含んで作られて被清掃面と接するように前記吸込み口本体に設けられた拭き部材と、を具備する吸込み口体。
  2. 請求項1に記載の吸込み口体において、回転軸の外周に前記拭き部材を設けて形成された回転清掃体が前記吸込み口本体に回転可能に取付けられている。
  3. 請求項1又は2に記載の吸込み口体において、回転軸の外周に清掃部材を設けて形成された回転清掃体が前記吸込み口本体に回転可能に取付けられているとともに、ローラの外周に前記拭き部材を設けて形成された回転拭き取り体が前記拭き部材を前記清掃部材に接するように前記吸込み口本体に設けられている。
  4. 請求項1〜3の内のいずれか1項に記載の吸込み口体において、前記吸込み口本体の下方に開放する吸込み開口より前側に前取り用の吸塵開口が開けられており、これら吸込み開口と吸塵開口との間に前記拭き部材を配置するとともに、この拭き部材の上方に前記吸塵開口を通った空気をこの空気と前記吸込み開口を通った空気との合流空間に導く風路を前記吸込み口本体が有している。
  5. 掃除機本体内の電動送風機の動作により、前記掃除機本体の集塵室に連通された吸込み口体から被清掃面の塵を空気とともに吸込んで、この吸込んだ塵を前記集塵室内に捕捉する電気掃除機において、前記吸込み口体に請求項1〜4の内のいずれか1項に記載の吸込み口体を用いた電気掃除機。
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