JP2008188155A - ラケット - Google Patents

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Toyotake Matsuoka
豊武 松岡
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Abstract

【課題】グリップの太さを容易に変えられる。
【解決手段】ラケットのフレーム本体(1)に一体形成されたグリップの芯体(2)と、この芯体に対し芯体を覆うように装着される少なくとも2つのカバー材(4)と、これらカバー材の終端部を覆うように嵌合されるエンドキャップ(3)とを有し、前記カバー材の肉厚(4B´)の厚さ変化によりグリップの太さを変えるとともに、このカバー材の肉厚の厚さに応じた口径のエンドキャップとし、前記芯体とカバー材とが凹凸嵌合するように芯体にカバー材を装着し、前記エンドキャップをカバー材に固定したものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テニス、バドミントン、スカッシュなどに用いられるラケットのグリップに関し、特にグリップ太さの変更が容易なグリップのついたラケットに関する。
従来のラケットのグリップは、FRP(繊維強化合成樹脂)製あるいはアルミ、チタン等の金属製のラケットの場合、FRPや金属よりなるラケット素体のグリップ部の外周をポリウレタンで覆い、このポリウレタンの上に合成皮革等よりなるグリップテープを巻き付けてグリップ部を形成している。シャフトが細いバドミントンラケットの場合、ウレタンや木材等よりなるグリップ素体のシャフト受入穴にシャフトを挿入及び固定し、このグリップ素体の外周にグリップテープを巻き付けてグリップを形成している。
ラケットを使用するプレイヤーは、一人一人手の大きさや握力などが異なり、かつ好みの問題もあって、グリップの太さにこだわりがある。
そこで、グリップの種類を多数用意し、プレイヤーの好み等に応じて選択できるようにしたものが開発された。これは、グリップの太さのバリエーションに関するものではなく、重量の増減、バランス調整及び全長の調整が可能なラケットのグリップを提供するものであり、ラケットフレーム本体に対し着脱可能に連結される連結部を有し、重りが内部に設けられたものである(特許文献1参照)。この従来例では、グリップとして長さ、重量、重心位置が種々異なるものを用意しておき、これらから適宜選択してラケットフレーム本体にグリップを連結することにより、長さ、重量、バランスが種々異なったラケットフレームを得ることができる。
特開平11−47315号公報(第2頁、図3)
従来例では、グリップの取替えは簡単であるが、構造が複雑で、成形がむずかしい面があった。また、ラケットフレーム本体のシャフト部から延びた突軸が短く形成され、この突軸に第1のジョイントを取付け、第1のジョイントに第2のジョイントを取付け、この第2のジョイントに多種類用意されたグリップを取付けるというものであり、部品点数も多くなり、コストアップになっていた。また、ラケットフレームに対してグリップが一体ではなく、突軸に取付けるので、強度低下のおそれがあった。
そこで、本発明は部品点数を減らし、太さの変更が容易で、強度低下のおそれもないグリップのついたラケットを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、ラケットのフレーム本体に一体形成されたグリップの芯体と、この芯体に対し芯体を覆うように装着される少なくとも2つのカバー材と、これらカバー材の終端部を覆うように嵌合されるエンドキャップとを有し、前記カバー材の肉厚の厚さ変化によりグリップの太さを変えるとともに、このカバー材の肉厚の厚さに応じた口径のエンドキャップとし、前記芯体とカバー材とが凹凸嵌合するように芯体にカバー材を装着し、エンドキャップをカバー材に固定したものである。
本発明によれば、ラケットのフレーム本体に一体形成されたグリップの芯体と、この芯体に対し芯体を覆うように装着される少なくとも2つのカバー材と、これらカバー材の終端部を覆うように嵌合されるエンドキャップとを有し、前記カバー材の肉厚の厚さ変化によりグリップの太さを変えるとともに、このカバー材の肉厚の厚さに応じた口径のエンドキャップとし、前記芯体とカバー材とが凹凸嵌合するように芯体にカバー材を装着し、前記エンドキャップをカバー材に固定したので、グリップの芯体はラケットのフレーム本体に一体形成されているので、強度低下のおそれはなく、グリップの太さも肉厚の異なるカバー材の選択により簡単に変更することができ、しかも凹凸嵌合により芯体にカバー材を装着するだけの簡単な作業で行なえる。また、エンドキャップのカバー材への嵌合と固定により、カバー材の芯体への装着も確実なものとなる。
以下に本発明の好適な実施形態について、図面を参照にして説明する。
図1において、ガットが張られる部分を省略し、グリップ寄りのラケットのフレーム本体1に連成されたグリップの芯体2と、エンドキャップ3と、2分割されたカバー材4のうち一方のカバー材4とを示す。この実施形態は、テニスラケットを示し、フレーム本体1と芯体2とは、繊維強化合成樹脂(FRP)により一体成形されている。前記グリップの芯体2は、中空の長方立方体をなし、角部が面取りされた形状をなすとともに、フレーム本体1につながる部分を上部両側がラッパ状に拡大したテーパ状の外面2Aに形成し、かつフレーム本体1との接続部分に段部2Bを有している。この段部2Bは0.5〜1.5mmで、外面2Aの上端の肉厚も同様の0.5〜1.5mmに形成してある。カバー材4上端の肉厚が薄すぎると芯体2に固定されにくく、厚すぎるとフレーム本体1の段部2Bが大きくなり成形不良などの原因になり易い。また、芯体2の下部には本体2Cよりも細い小径部2Dの周囲が凹部2Eを形成している、前記エンドキャップ3は、2つのカバー材4を芯体2にかぶせて装着した後、カバー材4の下部に嵌め込み、ピンなどでカバー材4に固定される。なお、2つのカバー材4は、接着剤や両面接着テープなどで芯体2に接着する。この実施形態におけるカバー材4は、硬質発泡ポリウレタンで形成したが、一般的なテニスラケットのグリップに用いられる発泡ポリウレタンの発泡倍率が4倍程度であるのに比べて、2〜3倍程度に下げて形が崩れないようにしてある。
図2は、2つ一対のカバー材4の一方を示し、上端部4Aの肉厚4A´は、上端に向けて徐々に薄くなるように形成され、本体部4Bの肉厚4B´の厚さでグリップの太さを調整できるようにしている。この肉厚4B´は、3〜6mmの範囲内で何種類か用意する。また、下端側には凸部4Cを形成してあり、前記芯体2の凹所2Eに嵌合することで、カバー材4の芯体2への取付け時のずれを防止している。カバー材4の本体部4Bの肉厚4B´と凸部4Cの個所の肉厚との違いは、図3に示すとおりである。
図4は、図1のB−B線切断端面図であり、芯体2の段部2Bに厚さがフィットするようにカバー材4の上端部4Aの上端の厚さを形成しておき、カバー材4を芯体2を覆うように装着したとき、フレーム本体1とカバー材4との間に段差が生じないようにしてある。
図5は、図1のC−C線切断端面図であり、凹所2Eと凸部4Cとの凹凸嵌合状態を示す。この実施形態では、下端側に周方向全体にわたって凹凸嵌合としたが、2つのカバー材4の所望の部位に凸又は凹を形成し、これらに見合う芯体2の位置に凹又は凸を形成し、全周にわたらない凹凸嵌合でもよい。このとき、凹凸をグリップの長手方向軸線を斜めに横切るような長方形で形成することで、カバー材4のずれを防止することもできる。なお、長方形に限らず、長円など他の形状の凹凸であっても差し支えない。この段差(凸部4Cの突出厚み、凹所2Eの深さ)は2〜4mmで、この段差が小さすぎると芯体2にカバー材4を固定しにくく、大きすぎると芯体2の凹所2Eが深くなり、フレーム本体1と芯体2の成形不良などの原因になり易い。
なお、エンドキャップ3の固定は、ピンをカバー材4にのみ打ち込んで(芯体2には打ち込まず)図ることが好ましい。これは、フレーム本体1と芯体2とをカーボンファイバーで強化された樹脂で成形したとき、発泡ウレタン製のカバー材4を樹脂製の芯体2に固定するため、芯体2まで樹脂にピンを打ち込むと樹脂を傷つけ、強度低下を生じるおそれがあるからである。この実施形態ではカバー材4の下端は、芯体2の下端よりも下方に延出し、この延出部分においてエンドキャップ3とピンなどで固定を図っている。なお、筒状のウレタン製グリップをフレームの芯体に挿入し、このグリップを芯体に固定するようにした場合、太さの異なるグリップに替えるときのように何回もピンを芯体まで打ち込むと、カーボンファイバー製のフレーム芯体を傷つけてしまうおそれがあった。このエンドキャップ3の大きさも、カバー材4の厚み(肉厚4B´)の種類に応じた数を用意し、カバー材4とともに取り替えるようにしてある。さらに、実施形態では、カバー材4を2分割した2つ一対のものとしたが、3分割以上のものを使用することもできる。
一方のカバー材のみ装着した状態のグリップの平面図。 カバー材の内面を見た平面図。 図2のA−A線切断端面図。 図1のB−B線切断端面図。 図1のC−C線切断端面図。
符号の説明
1 フレーム本体
2 芯体
2E 凹所
3 エンドキャップ
4 カバー材
4C 凸部
4B´ 肉厚

Claims (4)

  1. ラケットのフレーム本体に一体形成されたグリップの芯体と、この芯体に対し芯体を覆うように装着される少なくとも2つのカバー材と、これらカバー材の終端部を覆うように嵌合されるエンドキャップとを有し、
    前記カバー材の肉厚の厚さ変化によりグリップの太さを変えるとともに、このカバー材の肉厚の厚さに応じた口径のエンドキャップとし、
    前記芯体とカバー材とが凹凸嵌合するように芯体にカバー材を装着し、
    前記エンドキャップをカバー材に固定したことを特徴とするグリップのついたラケット。
  2. 前記フレーム本体とカバー材上端との間に段差を生じないようにフレーム本体と芯体とのつなぎ部分にカバー材上端の肉厚相当の段差を設けたことを特徴とする請求項1に記載のグリップのついたラケット。
  3. 前記カバー材を発泡倍率が2〜3倍の硬質発泡ポリウレタンで成形したことを特徴とする請求項1又は2に記載のグリップのついたラケット。
  4. 前記カバー材の本体部の厚みを3〜6mmの範囲内で数種類用意したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のグリップのついたラケット。
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