JP2008186292A - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents

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    • G06F40/12Use of codes for handling textual entities
    • G06F40/134Hyperlinking

Abstract

【課題】参照情報が示された電子文書に基づく印刷物を生成する場合に、参照元のページと参照先のページとの関連づけを行うための処理の負担を低減する。
【解決手段】画像処理部10は、参照元と当該参照元に関連づけられた参照先とを特定するための参照情報が示される電子文書から当該参照情報を取得する参照情報取得部と、参照情報に基づいて特定される参照元のページの周縁の余白領域に参照元を表す参照元標識を印刷装置に印字させるための指示と、参照情報に基づいて特定される参照先のページの周縁の余白領域のうち参照元標識が印字される領域と重なる領域に、参照先を表す参照先標識を印刷装置に印字させるための指示と、を含む印字指示情報を生成する印字指示情報生成部とを備える。
【選択図】図3A

Description

本発明は、画像処理装置およびプログラムに関する。
HTML(Hyper Text Markup Language)に基づいて作成された電子文書や、文書作成ソフトを用いて作成された電子文書に対する機能の1つとして、「リンク機能」がある。
リンク機能を利用した電子文書には、例えばリンク元の文字や図形に対応付けてリンク先情報が示される。リンク先情報は、例えば、リンク先のWebページのURLや、リンク先のページ番号である。ユーザが例えば画面表示されたページ中のリンク元の文字や図形をクリックすると、その文字のリンク先情報に対応するWebページや文書内のページが画面表示される。しかし、リンク情報を含んだ電子文書を単に印刷しただけでは、印刷物にはそのリンク情報は反映されない。
特許文献1には、次のような技術が開示されている。電子文書にリンク先情報として示されるURLを抽出し、抽出されたURLを識別情報と対応付けてサーバに登録する。電子文書を印刷する際にその識別情報も併せて印刷する。印刷物上の識別情報を電子的に読み取り、その識別情報に基づいてサーバから元の電子文書に示されていたURLを取得する。
特許文献2には、リンク情報により双方向にリンク付けされたページを特定して、特定された各ページを印刷する技術が開示されている。
特許文献3や特許文献4には、リンク情報が示された電子文書に基づいて次に示すような印刷物を生成する技術が開示されている。リンク元の物理ページの縁部に切り欠きを生成し、さらにリンク元の物理ページ上に矢印などの標識を印字してリンク元の文字と切り欠きとを関連づける。また、リンク元の物理ページの次のページからリンク先の物理ページの前のページにかけて、各ページの縁部に同様の切り欠きを生成する。さらにリンク先の物理ページには、切り欠きと同形状のマークを印字する。
特開2002−366564号公報 特開平09−146719号公報 特開2000−90085号公報 米国特許第6507410号公報明細書
ところで、参照情報が示された電子文書に基づく印刷物を生成する際に、例えば参照元のページと参照先のページの間に存在する他のページに対しても切り欠き等の処理を行い、参照元のページと参照先のページとの関連づけを行うと、当該処理により他のページに不要な影響を及ぼすおそれがある。
本発明は、参照情報が示された電子文書に基づく印刷物を生成する際に、たとえ参照元のページと参照先のページとの間に他のページが存在しても、他のページに不要な影響を与えることなく、参照元のページと参照先のページとの関連づけを行うことを目的とする。
本願請求項1に係る発明は、参照元と当該参照元に関連づけられた参照先とを特定するための参照情報が示される電子文書から当該参照情報を取得する参照情報取得部と、前記参照情報に基づいて特定される参照元のページの周縁の余白領域に参照元を表す参照元標識を印刷装置に印字させるための指示と、前記参照情報に基づいて特定される参照先のページの周縁の余白領域のうち前記参照元標識が印字される領域と重なる領域に、参照先を表す参照先標識を印刷装置に印字させるための指示と、を含む印字指示情報を生成する印字指示情報生成部とを備える画像処理装置である。
本願請求項2に係る発明は、本願請求項1に記載の画像処理装置において、前記印字指示情報生成部は、同一の参照先に関連づけられた各参照元の参照元標識が、各参照元のページが印字される各用紙の周縁の余白領域のうちそれぞれが互いに重なる領域に印字されるように印字指示情報を生成することを特徴とする。
本願請求項3に係る発明は、本願請求項1に記載の画像処理装置において、前記参照元標識には参照元の用紙上での位置を示す位置情報が示されることを特徴とする。
本願請求項4に係る発明は、本願請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記参照先標識には参照先の用紙上での位置を示す位置情報が示されることを特徴とする。
本願請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記印字指示情報生成部は、1つの参照先標識と当該1つの参照先標識に対応する少なくとも1つの参照元標識とを一組とする複数の標識組を、異なるページの各周縁の余白領域のうち重なる領域に印字させる場合、それぞれの標識組を他の標識組と視覚的に識別可能な形態で印字されるように前記印字指示情報を生成することを特徴とする。
本願請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の画像処理装置において、参照先標識の面積と用紙の周縁部の余白領域の面積とに基づいて用紙に印字可能な参照先標識の最大数が予め定められており、前記参照情報取得部は、電子文書から取得される参照先の数が、前記最大数を超えないように、所定条件に基づいて参照情報の絞り込みを行うことを特徴とする。
本願請求項7に係る発明は、本願請求項6に記載の画像処理装置において、前記参照情報取得部は、前記電子文書から参照情報を取得する範囲の指定を受け付け、指定された範囲の中で参照情報を取得することを前記所定条件として、参照情報の絞り込みを行うことを特徴とする。
本願請求項8に係る発明は、本願請求項6に記載の画像処理装置において、前記参照情報取得部は、参照先に関連づけられた参照元の数が多い順に参照情報を選択することを前記所定条件として、参照情報の絞り込みを行うことを特徴とする。
本願請求項9に係る発明は、本願請求項6に記載の画像処理装置において、前記参照情報取得部は、参照元を含むページと参照先を含むページとのページ間隔が大きい順に参照情報を選択することを前記所定条件として、参照情報の絞り込みを行うことを特徴とする。
本願請求項10に係る発明は、参照元と当該参照元に関連づけられた参照先とを特定するための参照情報が示される電子文書から当該参照情報を取得する参照情報取得部と、前記参照情報に基づいて特定される参照元のページの周縁の余白領域に参照元を表す参照元標識を印刷装置に印字させるための指示と、前記参照情報に基づいて特定される参照先のページの周縁の余白領域のうち前記参照元標識が印字される領域と重なる領域に、参照先を表す参照先標識を印刷装置に印字させるための指示と、を含む印字指示情報を生成する印字指示情報生成部としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本願請求項1または10に係る発明によれば、たとえ参照元のページと参照先のページとの間に他のページが存在しても、他のページに不要な影響を与えることなく、参照元のページと参照先のページとの関連づけを行うことができる。
本願請求項2に係る発明によれば、ページの周縁のうち参照元標識あるいは参照先標識が印字される領域を少なくすることができる。
本願請求項3に係る発明によれば、参照元の用紙上での位置を容易に特定することができる。
本願請求項4に係る発明によれば、参照先の用紙上での位置を容易に特定することができる。
本願請求項5に係る発明によれば、異なる用紙の周縁の余白領域のうち重なる領域に異なる標識組を印字することができる。
本願請求項6に係る発明によれば、ページの周縁の余白領域の大きさに応じて、参照情報の絞り込みを行うことができる。
本願請求項7に係る発明によれば、参照情報を取得する範囲を例えばユーザの希望に応じて指定することができる。
本願請求項8に係る発明によれば、参照先に関連づけられた参照元の数が多い参照情報に対応する参照先標識あるいは参照元標識を優先して印字することができる。
本願請求項9に係る発明によれば、参照元を含むページと参照先を含むページとのページ間隔が大きい参照情報に対応する参照先標識あるいは参照元標識を優先して印字することができる。
本発明を実施するための最良の形態を具体的に示した実施形態について、以下、図面を用いて説明する。
図1は、参照元となるリンク元のページと当該参照元に関連づけられた参照先となるリンク先のページとを特定するためのリンク情報が示された電子文書のイメージを示す図である。図1において、電子文書は、ページAの内容を構成するページ要素の1つであるリンク元100と関連づけて、ページBのページ要素の1つであるリンク先102の位置を表すリンク先情報(例えばリンク先102のページ番号と行番号の組などを示す情報)を保持している。例えば画面表示されているページAのリンク元100がユーザによりクリックされることで、リンク元100に関連づけられたリンク先情報に基づいて、リンク先102に対応するページBが画面表示される。なお、ページ要素は、ページの内容を構成する文字、記号、図形、画像などのことをいう。このように、電子文書のリンク情報を利用することにより、ユーザは、自分が閲覧しているページ(閲覧ページと呼ぶ)を、リンク元のページからリンク先のページに移すことができる。しかし、一般に、電子文書を印刷した場合、電子文書に示されるリンク情報は印刷物に反映されない。つまり、印刷物では、例えばリンク元のページとリンク先のページとの関連づけが失われる。
そこで、本実施形態では、リンク情報が示された電子文書を用紙に印刷する際に、図2Aに示すように、リンク元のページAおよびリンク先のページBの周縁の互いに重なる領域にリンク元マーク120もしくはリンク先マーク122(以下、リンク元マークとリンク先マークとを総称する場合、単に「リンクマーク」と称す)を印字する。このように各リンクマークを印字することで、ユーザがリンク元のページとリンク先のページとを関連づけられるようにする。
図2Bは、(1)リンク元マーク120の印字部分を拡大したイメージと、(2)リンク先マーク122の印字部分を拡大したイメージと、を示す図である。図2Bに示すように、各リンクマーク内には、リンク元あるいはリンク先のページ内での位置を特定する位置情報として、行番号が印字される。なお、行番号は位置情報の一例に過ぎず、例えば、リンク先やリンク元が挿絵であれば、その挿絵に対応する図番号でもよい。さらに、「注1」などの標識がリンク元やリンク先に印字されていればその標識でもよく、リンク元やリンク先を構成する文字列の全部あるいは一部でもよい。また、リンク元マーク120とリンク先マーク122とを区別するために、リンク先マーク122内にはリンク先を示す目印としてライン124が示される。本実施形態では、ライン124によりリンク元とリンク先とを視覚的に異なる表示形態にしているが、視覚的に異なる表示形態であれば、ライン以外の標識によりリンク元マーク120とリンク先マーク122とを区別してもよい。
図2Cは、リンク元のページAが1ページ目で、リンク先のページBが6ページ目の場合において、リンクマークが印字された領域を含むページの周縁を拡大した印刷物のイメージを示す図である。例えば図2Cに示す印刷物のページAの11行目のリンク元からページBのリンク先に閲覧先を変更したい場合、ユーザは、ページの小口側の周縁を参照し、当該周縁のうちリンク元マークと重なる領域にリンク先マークが印字されているページを特定することで、リンク先のページBを特定する。さらに、ユーザは、ページBのリンク先マーク122内の行番号などの位置情報を調べることで、ページ内のリンク先の位置を特定する。これにより、ユーザは、リンク元からリンク先に閲覧先を変更する。
逆に、ユーザがページBの1行目のリンク先からページAのリンク元に閲覧先を変更したい場合には、リンク先マークと重なる領域の周縁にリンク元マークが印字されているページを特定することで、リンク元のページAを特定する。さらに、ユーザは、ページAのリンク元マーク120内の行番号などの位置情報を調べることで、ページ内のリンク元の位置を特定する。
続いて、リンク情報が示された電子文書に基づいて、上記のリンクマークが印字される印刷物を生成する印刷システムについて、図面を用いて説明する。
図3Aは、本実施形態に係る印刷システムの機能ブロックを示す図である。本実施形態では、画像処理部10が電子文書に基づいてリンクマークの印字指示を含む印字指示情報を生成し、印刷部20に出力する。ここで、印字指示情報は、印刷部20に所望の印刷イメージを印刷させるための制御情報であり、例えば、ページ記述言語(PDL(page description language))で記述された情報である。印刷部20は、画像処理部10から入力された印字指示情報に基づいて各ページ要素および各リンクマークを各用紙に印字し、リンクマークが印字された印刷物を生成する。印字指示情報がPDLで記述されている場合には、印刷部20は、印字指示情報に基づいて印刷イメージを表すビットマップデータを生成して、そのビットマップデータを用紙に印字する。なお、用紙は、普通紙のみならず、OHPシート、厚紙、葉書など、印刷対象の媒体全般をいう。
本実施形態に係る印刷システムは、少なくともプリンタドライバを備えるパーソナルコンピュータなどの装置を画像処理部10として機能させ、少なくとも印刷機能を有するプリンタ、複写機、ファクシミリ装置などの装置を印刷部20として機能させ、各装置をネットワークを介して接続することで構成することができる。あるいは、一台の装置を画像処理部10および印刷部20として機能させて構成してもよい。
図3Aにおいて、画像処理部10は、電子文書記憶部12、リンク関係テーブル生成部14、リンク関係テーブル記憶部16、印字指示情報生成部18を備える。電子文書記憶部12は、印刷対象として入力された電子文書を記憶する。リンク関係テーブル生成部14は、例えばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク装置等の記憶装置(以下、単に記憶装置と称する)に記憶されたプログラムを中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))が実行することで機能し、電子文書に示されるリンク情報に基づいて、以下に示す手順によりリンク関係テーブルを生成する。なお、リンク関係テーブルやその生成手順については後述する。リンク関係テーブル記憶部16は、リンク関係テーブル生成部14で生成されたリンク関係テーブルを記憶する。印字指示情報生成部18は、例えば記憶装置に記憶されたプログラムをCPUが実行することで機能し、電子文書記憶部12に記憶された電子文書およびリンク関係テーブル記憶部16に記憶されたリンク関係テーブルに基づいて、印字指示情報を生成する。
ここで、リンク関係テーブルは、例えば図4に示すようなテーブルである。リンク関係テーブルには、電子文書に含まれるリンク元情報およびリンク先情報が関連づけられてリンク関係として登録される。リンク元情報には、リンク元のページ番号とリンク元の位置情報が示され、リンク先情報には、リンク先のページ番号とリンク先の位置情報が示される。さらに、各リンク関係には、それぞれのリンク関係に対するリンクマークを印字する領域と対応付けられた印字領域番号が関連づけられる。印字領域番号に対応する印字領域は、例えば、図5に示すように、用紙の背表紙側の周縁部と対向する周縁部(すなわち、小口側の周縁部)200に沿って所定の間隔を空けて予め定めておけばよい。
次に、リンク関係テーブル生成部14が、電子文書に示されるリンク情報に基づいてリンク関係テーブルを生成する手順の一例について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
リンク関係テーブル生成部14は、印刷対象の電子文書が入力されると、その電子文書を解析して、リンク元情報を取得する(S100)。例えば、電子文書がHTML文書であれば、文書内からアンカー要素(<a>)で表現された領域を検索し、その領域に基づいてリンク元情報を特定する。さらに、リンク関係テーブル生成部14は、取得されたリンク元情報に基づいてリンク先情報を取得する(S102)。リンク先情報は、例えばアンカー要素内の「href属性」や「name属性」、「id属性」に基づいて特定される。本実施形態では特に、ひとつの文書として印刷する文書内での相互の参照を可能とするため、同一文書内にリンク先が設定されているリンク元と、そのリンク先を対象とする。このような同一文書内にリンク先が設定されたリンク元としては、特に<a>タグ内に、ファイル名を省略した形で「href属性」が記述されることになる。つまり、リンク元となる箇所には、<a href=”#・・・>といったタグが付与されていることになる。このようにhref属性としてファイル名を省略してフラグメント識別子によりフラグメントを指定している記述を抽出することで、リンク元に対応する、同一文書内のリンク先を抽出し、リンク先の文書内での位置を特定することが可能である。

一方、本実施形態におけるリンク関係テーブルには、リンク関係として、リンク元およびリンク先のページ番号や位置情報を記憶することになる。HTML文書の場合は用紙に印刷するという指示をするまで、文書そのものがページという単位によって記述されている状態になっていない。そのため、リンク関係テーブルを生成するにあたり、例えば、図3Bに示すように、画像処理部10にページ割付部19を設ける。ページ割付部19によって、当該HTML文書を印刷したときのページの区切りを抽出し、各リンク元あるいはリンク先が印刷された場合に何ページ目、何行目になるか、ということを判断するようにしてもよい。その結果、リンク元となるアンカー要素(<a>タグが設定された情報)の存在する位置、および、アンカー要素で記述されたhref属性の表すフラグメント識別子に対応するid属性やname属性によるリンク先に該当する情報の位置のページ番号および行番号を取得することができる。こうして得られたリンク関係をもとにして、リンク関係テーブルを生成することで、HTML文書のようなページという概念がない文書であっても、印刷したときの位置情報を特定し、リンク関係を登録することができる。
また、PDF(portable document format)形式や、マイクロソフト社のWord形式などのように、文書内のリンク元とリンク先の対応関係の情報を保持できるフォーマットの文書ファイルの場合は、文書ファイルからそのような情報を抽出すればよい。たとえば文書自体にページという概念が存在し、ページあるいは行という情報によってリンク先およびリンク元を特定することが可能であるか、あるいはページや行という情報に置換可能な情報を保持していて、その保持された情報を元に、ページや行という情報を求めることが可能な文書であれば、リンク元・リンク先のリンク情報を抽出し、リンク関係テーブル生成部によってリンク関係テーブルを生成することができる。
次いで、リンク関係テーブル生成部14は、取得したリンク元情報とリンク先情報とを関連づけてリンク関係テーブルに登録する(S104)。その後、リンク関係テーブル生成部14は、電子文書からすべてのリンク元情報を取得していなければ(ステップS106での判定結果が、否定「N」)、ステップS100以降の処理を繰り返す。
一方、電子文書からすべてのリンク元情報を取得した場合には(ステップS106での判定結果が、肯定「Y」)、リンク関係テーブル生成部14は、各リンク関係の印字領域番号をリンク関係テーブルに登録する(S108)。
リンク関係テーブル生成部14が行う印字領域番号の割り振りは、基本的にはリンク元情報を取得した順に行えばよい。ただし、複数のリンク元から1つのリンク先に関連づけが行われることがある。この場合、リンク先マークは、リンク先のページに1つだけ印字すればよい。そのためには、各リンク元マークと、それらに関連づけられたリンク先マークとは、各用紙を綴じた時に重なる印字領域に印字すればよい。
そこで、リンク関係テーブル生成部14は、例えば、図7に示すフローチャートに基づいて、各リンク関係に対して印字領域番号の付与を行えばよい。
すなわち、リンク関係テーブル生成部14は、リンク関係に対して印字領域番号を付与する場合、まずリンク関係テーブルを参照して、すでに印字領域番号が付与されたリンク関係の中に、付与対象のリンク関係のリンク先情報と同一のリンク先情報が示されたリンク関係が存在するか否かを判定する(S120)。判定の結果、同一のリンク先情報が示されたリンク関係が存在する場合には(ステップS120の判定結果が、肯定「Y」)、同一のリンク先情報が示されたリンク関係と同一の印字領域番号を、付与対象のリンク関係に付与する(S122)。一方、同一のリンク先情報が示されたリンク関係が存在しない場合には(ステップS120の判定結果が、否定「N」)、新たな印字領域番号を付与対象のリンク関係に付与する(S124)。
このように印字領域番号を付与することで、複数のリンク元から1つのリンク先に関連づけが行われている場合に、そのリンク先に対するリンク先マークが複数の領域に印字されることを防ぐ。図4に示すリンク関係テーブルの場合、リンク関係番号「1」のリンク関係とリンク関係番号「3」のリンク関係とが同一のリンク先情報であり、それらのリンク関係には、同一の印字領域番号が付与される。
以上のようにして生成されたリンク関係テーブルと電子文書に基づいて、印字指示情報生成部18は、各リンク関係に対応する印字領域にリンクマークを印字する指示を含む印字指示情報を生成し、印刷部20に出力する。印刷部20は、入力された印字指示情報に基づいて、図2Aに示すような印刷物を生成する。
ところで、電子文書に多くのリンク情報が示されている場合、図5のように予め定めた印字領域だけでは、リンクマークの印字する領域が不足する場合がある。また、リンク情報の中にはユーザにとって重要なものとそうでないものとが存在する場合がある。このように、複数のリンク情報が示された電子文書の場合には、ユーザの希望などに応じて、印字するリンクマークを絞り込むことが好ましい場合もある。
そこで、以下、リンクマークの絞り込み処理について、いくつかの例を説明する。
<ページ範囲の指定>
リンク関係テーブル生成部14は、電子文書の中からリンク情報を取得する範囲をページ単位などでユーザに指定させて、その指定範囲に限定して、リンク情報の取得を行い、リンク関係テーブルを生成する。
より具体的には、各ページと各リンク関係とが図8のような場合を例に説明する。図8において、各矢印の起点がリンク元のページを示し、矢印の終点がリンク先のページを示す。図8に示す総ページ数21ページの文書を以下、文書Pと称する。
ユーザが、文書Pの各ページのうち、例えば、6ページから17ページまでをリンク範囲300として指定した場合を想定する。この場合、範囲300に含まれるリンク関係には、リンク先およびリンク元が含まれる場合と、リンク先もしくはリンク元のいずれか一方のみ含まれる場合とがある。そこで、さらに、ユーザに以下の4つの条件の中からリンク関係テーブルに登録するリンク関係を選択させることが好ましい。
(1−1)リンク範囲内にリンク元およびリンク先が含まれるリンク関係のみ選択する。 文書Pの場合には、リンク関係6,7が選択される。
(1−2)リンク範囲内に少なくともリンク元が含まれるリンク関係を選択する。
文書Pの場合には、リンク関係3,5,6,7が選択される。
(1−3)リンク範囲内に少なくともリンク先が含まれるリンク関係を選択する。
文書Pの場合には、リンク関係1,2,6,7が選択される。
(1−4)リンク範囲内に少なくともリンク元あるいはリンク先が含まれるリンク関係を選択する。
文書Pの場合には、リンク関係1,2,3,5,6,7が選択される。
以上の4つの条件の中から、ユーザが所望のリンク関係が含まれるように条件を選択すればよい。
例えば、リンク情報が示されるPDFファイルなどの電子文書が携帯電話などの機器のマニュアルである場合を想定する。この場合に、特定の機能について記載されている範囲がページαからページβで、その機能を使用するために事前に行うべき操作内容がその範囲外のページに記載されており、その範囲外のページがリンク元、ページαがリンク先として関連づけられているとする。この場合に、その機能の事前操作の内容について記載されたページをユーザが容易に特定できるようにするためには、ページαからページβの範囲をリンク範囲に指定し、そのリンク範囲の外のリンク元ページを容易に把握できることが好ましい。よって、この場合には、ユーザは、条件(1−3)を選択することが好ましい。
なお、上記では、リンク範囲として連続するページを指定する例について説明した。しかし、リンク範囲としてはページ単位で個別に指定してもよい。つまり、リンク範囲として、「1−24,27,32」のように非連続のページを指定してもよい。また、ページと共に段落番号や行番号を指定する、あるいはページ内の領域を指定することで、より詳細にリンク範囲を指定してもよい。
<リンク情報の取得順の指定>
リンク関係テーブル生成部14は、予め設定された取得順に基づいてリンク情報を取得し、取得されたリンク情報のうち、取得された順番が早いものから順に印字領域番号を付与してもよい。
取得順の具体的な例としては、以下の4つが挙げられる。
(2−1)先頭のページから昇順にリンク情報を取得
例えば、目次ページをリンク元として関連づけられているリンク先に対してリンクマークを印字する場合に好適である。
(2−2)最終ページから降順にリンク情報を取得
例えば、索引ページをリンク元として関連づけられているリンク先に対してリンクマークを印字する場合に好適である。
(2−3)リンク先に関連づけられているリンク元の数が多い順にリンク情報を取得
上記の通り、リンク先が同一のリンク関係の場合には、各ページの同じ印字領域にリンクマークが印字される。よって、リンク先に関連づけられているリンク元の数が多いほど、印字領域は削減される。さらに、ある情報に対して複数のリンク元が設定されている場合は、その情報を参照しようとする箇所が複数存在している状態であり、リンク先として設定された情報が重要度の高い情報であると考えられ、そのような重要な参照関係を表すリンクマークを参照関係の少ないリンク関係より優先的に印字することになる。また、リンク先に関連づけられているリンク元の数に下限値を設定して、その下限値以上の数のリンク元がリンク先に関連づけられている場合に、リンクマークを印字するようにしてもよい。
(2−4)リンク元のページとリンク先のページとの間のページ数の多い順にリンク情報を取得
リンク元のページからリンク先のページをユーザが探し出す際、リンク元のページとリンク先のページとが離れているほどリンク元のページからリンク先のページの見当をつけることが難しいため、リンク先のページを探し出すのに時間が掛かることが考えられる。よって、リンク元のページとリンク先のページとの間のページ数が多いリンク関係を優先してリンクマークを印字することで、当該ページ数が少ないリンク関係を優先してリンクマークを印字するよりも、リンク情報により関連づけられたページを探し出す時間が短縮される。
なお、上記のページ範囲の指定と取得順の指定とを共に行ってもよい。つまり、指定されたページ範囲の中で、取得順に基づいてリンク情報の取得を行ってもよい。
また、リンクマークの数を印字可能な最大のリンクマーク数を上限として、ユーザに印字するリンクマークの数を設定させてもよい。
以上、リンク情報の絞り込み処理について説明した。なお、絞り込み処理を行う場合には、予めユーザに絞り込みの条件を指定させて、リンク関係テーブル生成部14がその条件に従って電子文書からリンク情報の取得を行えばよい。あるいは、リンクマークの数が印字可能な最大数を超えている場合に上記の絞り込み処理を行ってもよい。すなわち、この場合、リンク関係テーブル生成部14が、図6に示す手順によりリンク関係テーブルを作成した後、そのリンク関係テーブルを参照して、リンクマークを印字するのに必要な印字領域が上限値を超えているか否かを判定して、上限値を超えている場合に、その都度ユーザに複数の絞り込みの条件の中から1つの条件を指定させ、指定された条件に基づいて絞り込みの処理を行う。あるいは、予めユーザに指定させておいた絞り込み条件に基づいて絞り込みの処理を行う。
続いて、同じ印字領域にリンク先の異なる複数のリンクマークを印字しても各リンクマークをそれぞれ区別して識別できるようにすることで、印字可能なリンクマークの数を増加させる処理(以下、リンクマーク増加処理と称す)について、いくつかの例を説明する。
<リンクマークを視覚的に変更>
図9Aに示すように、リンク元マークとそのリンク元マークに関連づけられたリンク先マークとを1つの組とした場合に、組ごとにリンクマークの色、模様を変更する、あるいは図9Bに示すように、組ごとにリンクマークの幅を変更するなどの視覚的な変更を加えることで、重なる印字領域に複数のリンク先を含むリンクマークを印字する。つまり、複数の組のリンクマークを重なる印字領域に印字する。このように、各組のリンクマークを視覚的に変更しておけば、重なる印字領域に異なるリンク先を含む各リンク関係のリンクマークを印字しても、リンク関係の識別ができないことを避けられる。つまり、印字可能なリンクマークの数が増加する。例えば、リンク関係1のリンク元ページが1ページ、リンク先ページが6ページで、リンク関係2のリンク元ページが2ページで、リンク先ページが7ページの場合に、重なる印字領域に各リンクマークを印字してもリンク関係1とリンク関係2とは異なるものとして識別される。
<位置情報の省略>
図10に示すように位置情報を省略し、印字面積を小さくした簡易的なリンクマークを印字することで、各リンクマークに対する印字領域がそれぞれ狭くなりリンク可能なリンクマークの数が増加する。図10において、リンクマーク140がリンク元を示し、リンクマーク142がリンク先を示す。
<ページをグループ分け>
各ページを各章などでグループ分けして、グループ毎にリンクマークの印字領域を割り当てることで、重なる印字領域にリンク先の異なる複数のリンクマークを印字することができるため、印字可能なリンクマークの数が増加する。この場合、例えば、図11に示すように、各グループの間に差し紙150などを挿入することで、グループ間の識別を行う。差し紙150は、図11に示すように、リンクマークが印字されない用紙の側縁部を黒色などの色で塗りつぶす、あるいは他の用紙と異なる色の用紙を挿入すればよい。
以上、限られた印字領域の中で印字可能なリンクマークを増加させる手法について説明した。上記の各リンクマークの増加処理は、例えば、リンクマークの数が印字可能な数を超えている場合に、適宜行えばよい。すなわち、この場合、リンク関係テーブル生成部14が、図6に示す手順によりリンク関係テーブルを作成した後、そのリンク関係テーブルを参照して、印字対象のリンクマークの数が印字可能なリンクマークの最大数を超えているか否かを判定して、最大数を超えている場合に、その都度ユーザに複数のリンクマークの増加処理の中から少なくとも1つの増加処理を指定させる。あるいは、リンク情報の取得を行う前に予め少なくとも1つのリンクマークの増加処理を指定させておく。
ところで、電子文書の中には、リンク元のページとリンク先のページとが同一ページの場合もある。この場合、リンクマークを印字するページが同じであるため、上記のような印字領域では対応できない。そこで、リンク元のページとリンク先のページとが同一ページの場合には、印字指示情報生成部18は、そのリンク関係に対応するリンクマークの印字指示を含まない印字指示情報を生成してもよい。もしくは、図12に示すように、リンク元を示すリンク元領域132とリンク先を示すリンク先領域134とにより構成される新たなリンクマーク130が印字されるように印字指示情報生成部18は印字指示情報を生成してもよい。図12のリンクマーク130では、リンク元が11行目にあり、リンク先が同一ページ内の25行目にあることを表している。
さらに、電子文書が用紙に両面印刷される場合には、図13に示すように、印字指示情報生成部18は、表面および裏面の重なる印字領域にリンクマークが印字されるように印字指示情報を生成してもよい。リンク先あるいはリンク元が表面か裏面かを識別するために、リンクマーク内に例えば表面であれば「F」、裏面であれば「B」などの指標が印字されるようにしてもよい。
また、複数のページが一枚の用紙の同じ面に印字される場合には、図14に示すように、リンクマーク内に位置情報として行番号の他に、例えば本来の各ページのページ番号が印字されるように印字指示情報生成部18は印字指示情報を生成する。あるいは、用紙上での配置を示す記号、例えば4ページ分のページが一枚の用紙に印字される場合には、印字指示情報生成部18は、右上(RU)、左上(LU)、右下(RD)、左下(RD)などの記号が位置情報の他にリンクマーク内に印字されるように印字指示情報を生成してもよい。
また上記では、リンクマーク内にリンク先あるいはリンク元の位置情報が印字される例について説明した。しかし、例えば、図15Aに示すように、リンク元の用紙幅方向の延長線上にリンク元マーク120が印字されるように印字指示情報を生成することで、印字指示情報生成部18はリンク元マーク内の位置情報を省略してもよい。なお、1つのリンク先に対して複数のリンク元が関連づけられている場合、それらのリンク元がそれぞれ同じ行に存在するとは限らない。よって、1つのリンク元に対して1つのリンク先が関連づけられている場合に、リンク元マーク内の印字指示情報を省略してもよい。
また、図15Bに示すように、リンク先の用紙幅方向の延長線上にリンク先マーク122が印字されるように印字指示情報を生成することで、リンク先マーク内の位置情報を省略してもよい。この場合、リンク先マークに位置情報を印字すればよいため、複数のリンク元が1つのリンク先に関連づけられている場合にも適用される。
なお、上記では、リンクマーク内にリンク元あるいはリンク先の位置を示す位置情報や、リンク元とリンク先とを視覚的に異なる表示形態にするためのラインが印字される例について説明した。しかし、ユーザがリンクマークと関連づけることができれば、リンクマーク外にそれらが印字されてもよい。
また、画像処理部10を構成する各部は、マイクロコンピュータに各部の処理を具現化させるプログラムを記録媒体から読み出してインストールし、そのプログラムを実行することによって実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムが上述の実施形態に示した各部の機能を実現することになる。なお、マイクロコンピュータはCPU、ROM、RAM、EEPROM等の各種メモリ、通信バス及びインタフェースを有し、予めファームウェアとしてROMに格納された処理プログラムをCPUが読み出してRAM上に展開し、順次実行する。
プログラムをコンピュータに供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記の実施形態に示した各部の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上記の実施形態に示した各部の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上記の実施形態に示した各部の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
リンク情報が示された電子文書について説明するための図である。 電子文書に示されるリンク情報に基づいて用紙に印字されたリンクマークについて説明するための図である。 電子文書に示されるリンク情報に基づいて用紙に印字されたリンクマークについて説明するための図である。 電子文書に示されるリンク情報に基づいて用紙に印字されたリンクマークについて説明するための図である。 本実施形態に係る印刷システムの機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る印刷システムの変形例の機能ブロックを示す図である。 リンク関係テーブルの一例について説明するための図である。 用紙の側縁部に割り当てられるリンクマークの印字領域について説明するための図である。 リンク関係テーブル生成部が電子情報に示されるリンク情報に基づいてリンク関係テーブルを生成する手順を示すフローチャートである。 リンク関係テーブル生成部が電子情報に示されるリンク情報に基づいて各リンク関係に対して印字領域番号を付与する手順を示すフローチャートである。 各ページと各リンク関係との対応関係の一例を示す図である。 視覚的に異なるリンクマークの一例を示す図である。 視覚的に異なるリンクマークの一例を示す図である。 位置情報を省略する場合のリンクマークの一例を示す図である。 グループ分けしたページに対してリンクマークを印字する場合について説明するための図である。 同一ページにリンク元とリンク先とが存在する場合のリンクマークの一例を示す図である。 電子文書を両面印刷する場合に用紙の両面に印字されるリンクマークの一例を示す図である。 電子文書を構成する複数ページを1枚の用紙に印字する場合に用紙に印字されるリンクマークの一例を示す図である。 リンク元マーク内の位置情報を省略する場合のリンクマークの一例を示す図である。 リンク先マーク内の位置情報を省略する場合のリンクマークの一例を示す図である。
符号の説明
10 画像処理部、12 電子文書記憶部、14 リンク関係テーブル生成部、16 リンク関係テーブル記憶部、18 印字指示情報生成部、19 ページ割付部、20 印刷部、120 リンク元マーク、122 リンク先マーク。

Claims (10)

  1. 参照元と当該参照元に関連づけられた参照先とを特定するための参照情報が示される電子文書から当該参照情報を取得する参照情報取得部と、
    前記参照情報に基づいて特定される参照元のページの周縁の余白領域に参照元を表す参照元標識を印刷装置に印字させるための指示と、前記参照情報に基づいて特定される参照先のページの周縁の余白領域のうち前記参照元標識が印字される領域と重なる領域に、参照先を表す参照先標識を印刷装置に印字させるための指示と、を含む印字指示情報を生成する印字指示情報生成部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記印字指示情報生成部は、
    同一の参照先に関連づけられた各参照元の参照元標識が、各参照元のページの周縁の余白領域のうちそれぞれが互いに重なる領域に印字されるように印字指示情報を生成する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記参照元標識には参照元の用紙上での位置を示す位置情報が示される、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像処理装置において、
    前記参照先標識には参照先の用紙上での位置を示す位置情報が示される、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像処理装置において、
    前記印字指示情報生成部は、
    1つの参照先標識と当該1つの参照先標識に対応する少なくとも1つの参照元標識とを一組とする複数の標識組を、異なるページの各周縁の余白領域のうち重なる領域に印字させる場合、それぞれの標識組を他の標識組と視覚的に識別可能な形態で印字されるように前記印字指示情報を生成する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の画像処理装置において、
    参照先標識の面積と用紙の周縁の余白領域の面積とに基づいて用紙に印字可能な参照先標識の最大数が予め定められており、
    前記参照情報取得部は、電子文書から取得される参照先の数が、前記最大数を超えないように、所定条件に基づいて参照情報の絞り込みを行う、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6に記載の画像処理装置において、
    前記参照情報取得部は、
    前記電子文書から参照情報を取得する範囲の指定を受け付け、指定された範囲の中で参照情報を取得することを前記所定条件として、参照情報の絞り込みを行う、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項6に記載の画像処理装置において、
    前記参照情報取得部は、
    参照先に関連づけられた参照元の数が多い順に参照情報を選択することを前記所定条件として、参照情報の絞り込みを行う、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項6に記載の画像処理装置において、
    前記参照情報取得部は、
    参照元を含むページと参照先を含むページとのページ間隔が大きい順に参照情報を選択することを前記所定条件として、参照情報の絞り込みを行う、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  10. 参照元と当該参照元に関連づけられた参照先とを特定するための参照情報が示される電子文書から当該参照情報を取得する参照情報取得部と、
    前記参照情報に基づいて特定される参照元のページの周縁の余白領域に参照元を表す参照元標識を印刷装置に印字させるための指示と、前記参照情報に基づいて特定される参照先のページの周縁の余白領域のうち前記参照元標識が印字される領域と重なる領域に、参照先を表す参照先標識を印刷装置に印字させるための指示と、を含む印字指示情報を生成する印字指示情報生成部と、
    してコンピュータを機能させるためのプログラム。
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