JP2008183953A - 船外推進装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】滑走時に揚力発生板を水上に出ることを可能とし、滑走時における水の抗力を受けることを防止し、これを小型、且つ構造簡素に、実現し得る船外推進装置を提供することを課題とする。
【解決手段】船体の後尾に取り付けられる船外推進装置1において、船外推進装置のロアユニット4の後縁4bよりも後方に前縁21b,22bが位置し、左右方向に連続した面を有する揚力発生板21,22を、ロアユニット4の後方且つ該ロアユニット4の左右に突設するアンチキャビテーションプレート11よりも上方に、複数、配置した船外推進装置。
【選択図】図1

Description

本発明は船艇に装着した船外推進装置において、停船状態から滑走し始めた際に、船外推進装置を上方に持ち上げ、円滑な滑走に移行し得るようにしたものである。
船外推進装置(船外機或いは船内外機)で滑走する船艇は、滑走していない状態や滑走の開始に際し、船尾が下がって水中に沈み込み、即ち、船首が上がった前上傾の状態、船尾が下がった後下傾した状態の斜めの状態であり、滑走開始に際しては、このように傾斜した状態で滑走し始める。
滑走開始に際しては抵抗が大きく、十分な船速が得られ難い。ある程度の船速を得るには、船尾がある程度持ち上がり、船体の姿勢が水平に近い状態になる必要があり、この姿勢に近づくには長い時間がかかり、円滑な加速が得られ難い。
そこで、従来、滑走開始に際し、船尾、船外推進装置を持ち上げる揚力装置が提案されている(例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
特開昭57−60995号公報 アメリカ特許第4756265号明細書 アメリカ特許第5645009号明細書
特許文献1に開示された発明は、船外推進装置のロアケーシングのプロペラ上方にキャビテーションプレート、スプラッシュプレートを有し、この上方に加速プレートを取り付けた構成である。
加速プレートは、ロアケーシングの左右に突出し、前半部の突出量が少なく、後半部の突出量が大きく、且つ左右2枚の平坦な板状体で構成されている。
特許文献2に開示された発明は、プロペラの後部から後方に延び、且つプロペラの左右に延びるように水中翼(ハイドロフォイルウイング)を備える構成である。
特許文献3に開示された発明は、マウンティングプレートにデフレクタプレートがヒンジを介して取り付けられており、油圧アクチュエータで伸縮されるコントロールロッドで角度を調整可能としたものである。
特許文献1の発明では、左右の板材からなる加速プレートは中央部に凹部23が発生し、揚力を得る加速プレートの有効面積が小さくなり、効果的な揚力を得る上で不利であり、また、加速プレートの設置位置がキャビテーションプレートの真上で、且つプロペラの真上に近い位置であり、揚力発生中心が比較的推進器(プロペラ)と同じ位置にあるので、リフト効果が少ない。
特許文献2の発明では、揚力を得る水中翼がプロペラの後部〜後方に延び、プロペラの左右に延びるように配置されているので、特許文献1の発明と同様に揚力発生中心が比較的推進機(プロペラ)と同じ位置にあるので、リフト効果が少ないこと、水中翼の滑走時の抗力を考慮し、横幅が大きく取れない、という不都合がある。
また、特許文献3の発明では、マウンティングプレートがキャビテーションプレートと同じ高さ位置なので、滑走時の抗力を考慮し、デフレクタプレートは可動である必要があり、翼部の可動構造、駆動源等の構造が複雑化する。
本発明は、以上の問題点を解決すべくなされたものである。
本発明は、船艇に取り付けた船外推進装置において、滑走の開始時に極めて迅速に、そして円滑に船外推進装置と船尾を、揚力発生板により上方に持ち上げ、極めて短時間に、滑走する船体の姿勢を水平に近い状態とすることができるようにし、船外推進装置を取り付けた船艇の高速滑走に迅速、円滑に移行し得るようにした船外推進装置を提供し、特に本発明は、滑走時に揚力発生板を水上に出ることを可能とし、滑走時における水の抗力を受けることを防止し、これを小型、且つ構造簡素に、実現し得る船外推進装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、船体の後尾に取り付けられる船外推進装置において、船外推進装置のロアユニットの後縁よりも後方に前縁が位置し、左右方向に連続した面を有する揚力発生板を、ロアユニットの後方且つ該ロアユニットの左右に突設するアンチキャビテーションプレートよりも上方に、複数、配置したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、複数の揚力発生板は、各々の前縁が上下方向に離れて配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1において、複数の揚力発生板は、各々の前縁が前後方向に離れて配置されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1において、複数の揚力発生板は、各々の前縁が斜め方向に離れて配置されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1において、複数の揚力発生板は、少なくとも二つが同じ形状を有することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1において、複数の揚力発生板は、後部の上下に配置された後部揚力発生板と、該後部揚力発生板間に配置された前部揚力発生板で構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、揚力発生板により、滑走の開始時における船外推進装置の上方への持ち上げ作用が効果的になされ、迅速、円滑に、短時間で船外推進装置、船尾を、揚力発生板により上方に持ち上げ、滑走する船体の姿勢を水平に近い状態とすることができる。
特に本発明では、船外推進装置に設けられる揚力発生板が、船外推進装置のロアユニットの後縁よりも後方に前縁が位置するようにロアユニットの後方に配置し、且つロアユニットの左右に突設するアンチキャビテーションプレートよりも上方に配置したので、船外推進装置が持ち上げられ、滑走状態後において、揚力発生板は水上に出た状態となり、水による抗力の影響を受けることがない。
また本発明では、揚力発生板は固定型で構成でき、構造が簡素に構成することができる、という利点も有する。
さらに本発明は、揚力発生板を複数設けたので、滑走の開始時における船外推進装置のリフトアップ効果が複数の揚力発生板により相乗的に向上し、滑走開始時の船外推進装置のリフトアップ効果の高い揚力発生装置の小型化を図ることができるとともに、揚力発生板の後方へのオーバーハング量を小さくすることができ、この点からも小型化を図ることができる。
請求項2に係る発明では、請求項1の効果に加えるに、複数の揚力発生板を、各々の前縁が上下方向に離れて配置したので、揚力発生装置として大きな揚力が得られ、上下に離間して配置することで、面(板或いは翼)が上下に広がって配置されるので、浅い喫水から深い喫水まで変化に応じて幅広く対応することができる。
即ち、上の板の上下両面と、下の板の上下両面とで走り始めの低速域での揚力が大きく得られ、艇の姿勢補正が早い段階から行うことができ、下の板の下の面が喫水下に有る限り揚力が得られ、短時間で補正が行われる。
請求項3に係る発明では、請求項1の効果に加えるに、複数の揚力発生板を各々の前縁が前後方向に離れて配置したので、揚力発生板の面(板或いは翼)が前後に広がって配置されるので、喫水が浅い場合でも大きな揚力が得られる。
即ち、前後方向に離れた大きな面により、走り始めの低速域での揚力が大きく得られ、艇の姿勢補正が早い段階から行うことができ、一方の面が喫水下に有る限り揚力が得られ、短時間で補正が行われる。
請求項4に係る発明では、請求項1の効果に加えるに、複数の揚力発生板を各々の前縁が斜め方向に離れて配置したので、上が前、下が後となるように揚力発生板が配置され、両方の揚力発生板の効果がバランス良く得られる。
そして、複数の揚力発生板の各々の前縁が斜め方向に離れて配置されているので、斜め前後方向に離れた2段の面により、走り始めの低速域での揚力が大きく得られ、艇の姿勢補正が早い段階から行うことができ、大きな揚力が得られ、短時間で補正が行われる。
請求項5に係る発明では、複数の揚力発生板の二つが同じ形状を有するようにしたので、複数の面を同じ形状とすることができ、部品の共通化等が図れ、コスト低減に資することができる。
請求項6に係る発明では、請求項1の効果に加えるに、複数の揚力発生板は、後部の上下に配置された後部揚力発生板と、該後部揚力発生板間に配置された前部揚力発生板で構成したので、後部の二枚の揚力発生板及びこの間の後部の揚力発生板により、上下に離間した前後の三枚の揚力発生板により、揚力発生装置として大きな面、揚力が得られ、上下に離間して配置することで、面(板或いは翼)が上下に広がって配置されることとなり、浅い喫水から深い喫水まで変化に応じて幅広く対応することができる。
即ち、後部の揚力発生板の上の板の上下両面と、下の板の上下両面及び前部の揚力発生板とで走り始めの低速域での揚力が大きく得られ、艇の姿勢補正が早い段階から行うことができ、下の板の下の面が喫水下に有る限り揚力が得られ、短時間で補正が行われる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る船舶駆動装置の側面図、図2は前方から見た船外推進装置の外観斜視図である。
この図面に従って船舶駆動装置の概略を説明する。
船外推進装置1は、外観的には最上部のエンジンカバー2、この下方のアンダーカバー3、この下方のエクステンションケース4及びこの下方のギヤケース5からなる船外機である。実施例ではエクステンションケース4及びギヤケース5はロアユニットを構成し、アルミ合金等の軽金属で形成されている。
エンジンカバー2内にはクランクシャフト及びカムシャフトが縦置きのバーチカルエンジンからなるエンジン6が収容され、エンジン6は軸線が横を向いたシリンダを、上下に複数個並べた多気筒エンジンである。
エンジン6は船外推進装置1の後部側がシリンダヘッドやヘッドカバーを含むエンジンヘッド6aであり、中間部側がシリンダブロック及びクランクケースからなるエンジン本体6bであり、エンジン6の下部はアンダーカバー3内に臨む。アンダーカバー3内にはエンジン本体の底部6cが臨み、且つこれの下方にオイルパンを内装したマウントケース7が配設されており、スロットル弁6f等により、運転を制御する。
アンダーカバー3内の底部6c、マウントケース7を通して縦向きの駆動軸6eがエクステンションケース4,ギヤケース5の上部を縦通し、駆動軸6eでギヤケース5の中間部に設けたギヤボックス5a内のギヤ機構5cを駆動し、ギヤ機構5cで駆動される軸出力軸5bの後端部には推進力を発生するプロペラ8を結合し、推進機を構成する。
船外推進装置1の前側には縦長の凹部1aを設け、凹部1aはアンダーカバー3の前部下半、エクステンションケース4の前部にかけて設けられており、この凹部にスイベルケース9及びスターンブラケット10を設け、スイベル軸9aで操舵し、スターンブラケット10により船外推進装置は上下動(チルト動)する。このスターンブラケット10を介して前記したように船体の船尾に船外推進装置を取り付ける。
以上の船外推進装置1の下部で、プロペラ8の上方には、該プロペラ8と離間し、アンチキャビテーションプレート11をプロペラの前方から、且つ両側方に、フランジ状に突出するように設ける。アンチキャビテーションプレート11は、プロペラ8の上方にかかるように設けられている。ラインP1は、アンチキャビテーションプレート11の高さ平面を示し船体の船底の高さと等しく合わせる。
前記アンチキャビテーションプレート11の上方には、離間してアンチスプラッシュプレート12を設け、アンチスプラッシュプレート12は船外推進装置1の前後方向の前部から中間部の両側方にフランジ状に突出するように設ける。
実施例では、アンチキャビテーションプレート11はギヤケース5の上端近傍に、アンチスプラッシュプレート12はギヤケース5上方のエクステンションケース4の下部及びギヤボックス5a上部の下端部に設けた。
尚図面中13はシフトロッドであって、アンダーカバー3、ロアユニット4を縦通し、ギヤケース5内のギヤ機構5cのクラッチ体に係合している。
以上の船外推進装置1に揚力発生板20を設ける。
揚力発生板20の船外推進装置1への取付状態は、図1の船外推進装置の外観側面図、図2の斜視図で示す通りで、揚力発生板20の単体は図3〜図5に示す通りである。
図2は、揚力発生板20の本体部分の斜視図、図4は、図3の4−4線の断面図、図5は平面図で、船外推進装置1への取り付けの一例を示している図である。
揚力発生板20は、上下2枚の板状本体21,22を有する。上下の板状本体21,22は、左右方向に長さを有し、その長さは、船外推進装置1の左右の幅よりも十分に大きく、各板状本体21,22の左右方向に長さは同じである。具体的には500mm程度の幅と100mm程度の長さと200mmの長さである。
上側板状本体21は、実施例では、図3に示すように前後方向に長さ有し、後端縁21a、前端縁21bが夫々尖り、後半部21cが薄手であり、前半部21dが厚手であり、縦断側面が前部が上位であり、後部が下位であって、後下傾し、上面21eが上向きに膨出して湾曲し、下面21fの前半部の下面が上方に潜った湾曲面をなし、縦断側面が翼断面形状をなす。
下側板状本体22は、上側板状本体21に比較し前後方向の長さが短く、上側板状本体21の後部及び後端縁21aの下方に離間して後半部22dが臨む。後端縁22a、前端縁22bが夫々尖り、後半部22cが薄手であり、前半部22dが厚手であり、縦断側面が前部が上位であり、後部が下位であって、後下傾し、上面22eが上向きに膨出して湾曲し、下面22fの前半部の下面が若干上方に潜った湾曲面をなし、縦断側面が上側板状本体21と同様に翼断面形状をなす。
下側板状本体22は、後半部22fが上側板状本体21の後部の下方に離間して位置する。
上側板状本体21及び下側板状本体22の左右両端部には翼端板(側端板)23,23を固着し、左右の翼端板23,23は面積が大きい板状本体からなる。実施例では、側面視で後端縁が概ね鉛直な直線状で、全体としては角の丸い三角形に類似した形状である。
翼端板23,23は上下の板状本体21,22に倣って後下傾した状態で夫々の両端部21g,21g,22g,22gに取り付けられている。
翼端板23,23の前後の端縁部23b,23aは上下の板状本体21,22の前後の端縁部21b,22aよりも若干前後方向に突出している。
以上の翼端板23,23は前後方向を向き、平行に配置されている。
この翼端板23,23により、上下の板状本体21,22は、上下、且つ前後に離間した状態で、一体的に保持されることとなる。
揚力発生板20を構成する上下の板状本体21,22は、その前端縁21b,22bが前後、上下に離間して位置し、且つその後端縁21a,22aが前後、上下に離間して位置することとなる。
揚力発生板20は、左右の取付ステー24,24で支持されている。左右の取付ステー24,24は前後方向に長い厚手の細長い板状本体からなる。
取付ステー24,24は、図1に示す如く側面視が鈍角な略L字形をなす。取付ステー24,24の後上傾する各後半部24bの各上端縁24cが、上側板状本体21の前端縁部分、後端縁部分を除く下面21fに固着され、上側板状本体21の下面で、左右の翼端板23,23の内側部分を左右に離間して支持する。これにより、取付ステー24,24の後端の上端部で揚力発生板20を支持する。
上側板状本体21の下面21fに固着、一体化された左右の取付ステー24,24は、左右方向に所定間隔離間しており、左右の取付ステー24,24は平行し、前後方向に延出されている。
左右の取付ステー24,24の前半部24aは前後方向に延びて略直線上で、概ね水平方向に延びており、各前半部24aの内側に前後方向に長さを有する厚手の素材から成る取付ブラケット25,25を固着する。
取付ブラケット25,25は、上下方向が短く、前後方向が長く、側面視では直線状をなす。
平面視では、図5に示すように前後方向中間部25aが左右対称に内側に屈曲し、内側面には、船外推進装置1のロアユニット4の両側部への取付ボス部25b,25bを、前後に離間して夫々突設している。
各取付ブラケット25,25の後端部25c及び後部25dは平坦面とし、前記した取付ステー24,24の後半部24bの下部及び前半部24aの前端部にボルト26…(…は複数を表す。以下同じ)等で固着し、揚力発生板20を後端部に取付支持した取付ステー24,24と取付ブラケット25,25とを一体的に結合した。
取付ブラケット25,25は、例えば船外推進装置1のロアユニット4の後半部の外側面に、取付ボス部25b,25b或いは取付用スペーサ(別部品)を介してボルト26…等で固着して一体化的に結合する。
また、実施例では取付ブラケット25,25の各前端部25e,25eをロアユニット4の両側部に突設したボス部4a,4aにボルト26,26等を介して固着する。ボス部をエクステンションケース4の裏ボスとして形成し、間にスペーサを設けても良い。
以上により、船外推進装置1の下半部のロアユニット4の後部に後方に突出するように揚力発生板20を取付、支持する。
揚力発生板20の船外推進装置1への取り付けであるが、上記した構造に限られず任意であり、また、実施例では取付ブラケットを介して揚力発生装置の取付ステーを船外推進装置に取付支持したが、取付ブラケットを兼ねる取付ステーを船外機側から後方に、一体或いは一体的に突設し、船外推進装置後方に突設した取付ステーに揚力発生装置を取り付けても良い。
以上において、揚力発生板20であるが、図1に示した通り、船外推進装置1のロアユニット4の後方に揚力発生板20が位置し、具体的には、ロアユニット4の後縁4bの後方に上下の板状本体21,22の前縁部21b,22b、実際には上側板状本体21が後方で下側板状本体22が後方なので、上側板状本体21の前縁部21bが離間して位置し、また、翼端板23,23前縁部23bが位置する。
即ち、複数(実施例では二枚)の揚力発生板を構成する板状本体21,22の前端縁が、ロアユニット4の後縁4bから離間し、その後方に位置する。
また、揚力発生板20は、船外推進装置1の前記したアンチキャビテーションプレート11よりも上方に位置し、即ち、板状本体21、翼端板27はアンチキャビテーションプレート11よりも上方に位置する。
尚、図面中14は、スイベルケースを船外推進装置1側の弾性的に支持するラバーブッシュ取付部を覆う化粧カバーである。
以上においては、停船時においては船外推進装置1を取り付けた船体は、船尾が重く、船外推進装置1のロアユニット4を含む下半部は水没しており、ロアユニット4の後方に配設した前記揚力発生板20も略々水平か、若干後下方に傾斜して水没している。水面を図1の鎖線Aで示した。
船外推進装置1の運転、駆動によりプロペラ8は回転し推進するが、船外推進装置1の加速の開始直後においては、更に後部が下がり鎖線Bの状態となる。
加速の継続により、揚力発生板20の上下の板状本体21,22の抗力で、船外推進装置1を含む船尾は持ち上げられる。
滑走状態では、水面は鎖線Cで示した通りアンチキャビテーションプレート11の位置となり、この際、揚力発生板20はアンチキャビテーションプレート11の上方に位置するので抗力と十分の推力が得られ、迅速に船外推進装置1、船尾を持ち上げる。
ロアユニット4の上方に位置する揚力発生板20は、滑走状態では水上に露出し、水の抗力を受けることが無く、高速での滑走を行うことができる。
ところで、複数の揚力発生板21,22を、各々の前縁部21b,22bが上下方向に離れて配置し、後縁部21a,22a上下方向に離間して配置したので、揚力発生装置として大きな揚力が得られる。
そして、上下に離間して配置することで、面(板或いは翼)が上下に広がって配置されることとなり、浅い喫水から深い喫水まで変化に応じて幅広く対応することができる。
即ち、上の板の上下両面と下の板の上下両面とで走り始めの低速域での揚力が大きく得られ、艇の姿勢補正が早い段階から行うことができ、下の面が喫水下に有る限り揚力が得られ、短時間で補正が行われることとなる。
図6及び図7は、本発明の第2実施例を示す図で、図8は斜視図を、図9は図8の9−9線断面図である。
本実施例は、上下に配置された板状本体121,122は同じ断面形状の翼状断面をなし、前後方向の長さは差ほど大きくない。
上下の板状本体121は前端部121bが上位であり、後端部121aが下位であり、上下の板状本体121,122は、上下に離間して概ね平行に配置されている。
上下の板状本体122は前端部122bが上位であり、後端部122aが下位であり、上下の板状本体121,122は、上下に離間して概ね平行に配置されている。
そして、上側板状本体121の前端部121bに対し、下側板状本体122の前端部122bは下方において幾分後方に位置し、上側板状本体121の後端部121aに対し、下側板状本体122の後端部122aは下方において幾分後方に位置する。
上下の板状本体121,122の左右両端部121g,121g,122g,122gは、左右の翼端板123,123の内側部分に前記と同様に結合され、上下の板状本体121,122を両側で一体的に結合している。
後半部が側面視鈍角な略L型の左右二枚の取付ステー124,124は、後上傾した各後半部124bの上側端縁部124cが、上側板状本体121の下面121fに固着して結合し、また、下側端縁部124dが、下側板状本体122の上面121eに固着して結合し、上下の板状本体121,122を支持している。
本実施例では、複数(上下二枚)の揚力発生板(板状本体121,122)を上記したように同じ形状とした。
これにより、揚力(抗力)を発生させる揚力発生装置における最も重要な揚力発生板(板状本体)の複数(実施例では二枚)の面を同じ形状とすることができ、これにより部品の共通化等が図れ、コスト低減に資することができる。
図8及び図9は、本発明の第3実施例を示し、図8は斜視図、図9は図8の9−9線断面図である。
本実施例は、揚力発生板220を構成する複数(二枚)の板状本体221,222を前後に配置した構造である。
前側板状本体221及び後側板状本体222は前後に離間して配置されており、各上端部221b,222bは上位であり、各下端部221a,222aは下位であり、夫々先端部が尖っており、断面は立てた翼状断面をなす。
各板状本体221,222は急激に前下傾するように、大きく前下がりに傾斜した状態で前後に配置されており、両側端部には略横菱形の翼端板223,223が取り付けられており、傾斜した前後の板状本体を一体的に結合している。
前側板状本体221の前面221fには、鈍角に曲がり、側面視略L形の平行する二枚の取付ステー224,224の後半部224bの後端縁224cが接合、固着されて前側板状本体221を支持している。
前後に傾斜して配置されている板状本体221,222の間には二枚の中間片227,227が介設される。
二枚の中間片227,227の前後の端縁部227a,227bは、前後の板状本体221,222の対向する面221e,222fに固着されて接合され、一体化して二枚の板状本体221,222の左右の中間部間を取付支持する。
中間片227,227は、取付ステー224,224の延長線上に配置した。中間片227,227は取付ステー224,224を延出して形成しても良く、これとは別体で形成しても良く、また、中間片227,227は取付ステーの延長線上に必ずしも設ける必要は無い。
複数(二枚)の揚力発生板(板状本体)を各々の前縁が前後に離れて配置したので、両方の揚力発生板の効果がバランス良く得られる。
複数の揚力発生板の各々の前縁が上が前、下が後の斜め方向に離れて配置した場合は、斜め前後方向に離れた2段の面により、走り始めの低速域での揚力が大きく得られ、艇の姿勢補正が早い段階から行うことができ、大きな揚力が得られ、短時間で補正が行われることとなる。
図10及び図11は、本発明の第4実施例を示し、図10は斜視図、図11は図10の11−11線断面図である。
揚力発生板320は、本実施例では三枚の板状本体を備える。左右の翼端板323,323間の後半部間に、上下に離間して同一、或いは類似形状の前後方向長さが短い後部板状本体321,322がこの間に架設されるように上下に離間して備える。板状本体321,322は翼状断面をなす。
上下に離間して配置された前後方向の長さが短い後部板状本体321,322の後方に前部板状本体328が配設されている。前部板状本体328は前後方向が長い翼状断面を有し、翼端板323,323の長さは、実施例では、前部近傍から前後方向の中間後部までの長さを有する。
後部の上下の板状本体321,322の前端部321b,322bは、上下方向においてこの中間部に位置する前部板状本体328の後端部328aよりも少し前方に位置している。
取付ステー324,324は、基本形状が前記と同様に鈍角に曲がり、側面視略L形の平行する二枚の板状部材からなる。各取付ステー324の後部には側面視L形の棚部324f及び起立部324eを有する。
この棚部324fに前部板状本体328の下面328fを固着し、起立部324eの上下端縁部324c,324dのうちの上部端縁部324cに、後部板状本体の上側の板状本体321の下面321fを固着し、下部端縁部324dに後部板状本体の下側の板状本体322の上面322eを固着する。
以上により、長さの異なる三枚の揚力発生板を備える揚力発生装置を構成する。
本実施例では、後部の2枚の揚力発生板の上の面と下の面及び前部の揚力発生板の両面とで走り始めの低速域での揚力が大きく得られ、艇の姿勢補正が早い段階から行うことができ、最下の下の面が喫水下に有る限り揚力が得られ、短時間で補正が行われることとなる。
図12及び図13は、本発明の第5実施例を示す図で、図12は斜視図、図13は図12の13−13線断面図である。
本実施例における揚力発生板420は、同一、或いは類似断面形状、前後寸法の3枚の揚力発生板を構成する板状本体431,432,438の左右両端部を左右の翼端板423,423で支持し、この間に三枚の板状本体431,432,438を架設する。
二枚の取付ステー433,433の後部424bには、その後端部に上下且つ前後に離間した二箇所の支持アーム部424e,424fを備える。
上部(且つ前部)支持アーム部424eの上端縁部に上側板状本体421の下面を固着、支持し、下部(且つ後部)の支持アーム部424fの上端縁部に中間の板状本体428の下面を固着、支持し、該支持アーム部424fの下端縁部に下側板状本体422を下面を固着、支持したものである。
図14は、本発明の第6実施例を示す図で、図14は斜視図、図15は図14の15−15線断面図である。
本実施例は、図10で示した第4実施例の変更例に相当する。
本実施例では、両側の翼端板523,523間に保持され、この間に架設される揚力発生板520を構成する三枚の板状本体528,521,522を、各部の板厚が均一な板状部材で構成したものである。
高さ方向中間位置に配置された前側板状本体528は直線的且つ水平に配置され、両側部の折り返しフランジ部528i,528iで翼端板523,523に結合されており、接合面積を拡大した。この前側板状本体528の前方に、上下に離間して後側板状本体521,522が配設されている。
後側板状本体521,522は、前端部521b,522bが前側板状本体528の後端部528aの蛇管前方の上下に離間して位置している。
左右の取付ステー524,524の後部524bには棚部524fが形成されており、棚部524fに前側板状本体528の下面を固着し、取付支持する。
棚部524fの後方に、後下傾した上下の縁部524c及び524dが形成され、この部分に、上下の後側板状本体521,522の下面及び上面が固着されて取付支持され、上下の後側板状本体521,522は斜め下方に直線状をなし、前端部の手前が屈曲521h,522hして前端部521b,522bは前側板状本体528と平行であり、後端部521a,522aは後下方を向く。
図16及び図17は、本発明の第7実施例を示す図で、図16は斜視図、図17は図16の17−17線断面図である。
本実施例は、図14、図15で示した第6実施例の変更実施例であり、変更部分のみ説明する。
本実施例は、左右の翼端板623,623間に両端部を固着し、この間に架設された揚力発生板62の前部板状本体628を全体が同じ板厚の板状部材で構成し、中間点628hを「へ」形に浅い角度で屈曲し、また、上下に配置した後側板状本体621,622も同様に中間点621h,622hを浅い角度で屈曲した。
この配置状態で、左右の翼端板623,623の内側面に、各左右両端部の折り返しフランジ部を介して固着、支持させた。
本実施例では、複数(三枚)の板状本体628,621,622が下向きに「へ」形であり、揚力(抗力)を得やすい形状となっており、板状本体を製作が面倒な翼断面形状とする必要が無く、翼断面形状と同等の作用、効果が得られる。
以上の揚力発生板120,220,320,420,520,620の船外推進装置1への取り付けであるが、第1実施例で説明した構造に限られず任意であり、また、実施例では、取付ブラケットを介して揚力発生装置の取付ステーを船外推進装置に取付支持したが、取付ブラケットを兼ねる取付ステーを船外機側から後方に、一体或いは一体的に突設し、船外推進装置後方に突設した取付ステーに揚力発生装置を取り付けても良い。
本発明に係る船外推進装置は、船艇の船尾の取り付けるに好適である。
本発明の第1の実施の形態に係る船舶駆動装置の側面図である。 前方から見た船外推進装置の外観斜視図である。 揚力発生板の本体部分の斜視図である。 図3の4−4線断面図である。 平面図で、船外推進装置への取り付けの一例を示している図である。 本発明の第2実施例を示す図の斜視図である。 図6の7−7線断面図である。 本発明の第3実施例を示す図の斜視図である。 図8の9−9線断面図である。 本発明の第4実施例を示す図の斜視図である。 図10の11−11線断面図である 本発明の第5実施例を示す図の斜視図である。 図12の13−13線断面図である。 本発明の第6実施例を示す図の斜視図である。 図14の15−15線断面図である。 本発明の第7実施例を示す図の斜視図である。 図16の17−17線断面図である。
符号の説明
1…船外推進装置、 4…ロアユニットであるエクステンションケース、 11…キャビテーションプレート、 20…揚力発生板、 21,22…複数の揚力発生板を構成する板状本体、 120,220,320,420,520,620…揚力発生板、 121,122,221,222,321,322,421,422,521,522,621,622,328,428,528,628…複数の揚力発生板を構成する板状本体。

Claims (6)

  1. 船体の後尾に取り付けられる船外推進装置において、
    前記船外推進装置のロアユニットの後縁よりも後方に前縁が位置し、左右方向に連続した面を有する揚力発生板を、ロアユニットの後方且つ該ロアユニットの左右に突設するアンチキャビテーションプレートよりも上方に、複数、配置した、
    ことを特徴とする船外推進装置。
  2. 前記複数の揚力発生板は、各々の前縁が上下方向に離れて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の船外推進装置。
  3. 前記複数の揚力発生板は、各々の前縁が前後方向に離れて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の船外推進装置。
  4. 前記複数の揚力発生板は、各々の前縁が斜め方向に離れて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の船外推進装置。
  5. 前記複数の揚力発生板は、少なくとも二つが同じ形状を有することを特徴とする請求項1に記載の船外推進装置。
  6. 前記複数の揚力発生板は、後部の上下に配置された後部揚力発生板と、該後部揚力発生板間に配置された前部揚力発生板で構成したことを特徴とする請求項1に記載の船外推進装置。
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