JP2008182915A - 魚釣用リ−ル - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作部がリ−ル本体を握持保持する手の指から離れた、操作もしやすい位置に設けられた魚釣用リ−ルを提供することである。
【解決手段】 左側側板3はフレ−ム1の左側枠部1bの外側にリング部材4と細いOリングと太いOリングを介して取り付けられてフレ−ム1に対して着脱可能である。
制動装置の制動力を調節する回動制動体6の中心a′は、反ハンドル側左側側板3の中心aより上方bでかつ後方cに偏倚配置した位置に回転操作可能に設けられ、回動制動体6の操作部6aは、反ハンドル側左側側板3に穿設された円弧状の案内孔3gに挿入されて左側側板3の表面に突出されている。
【選択図】 図3
【解決手段】 左側側板3はフレ−ム1の左側枠部1bの外側にリング部材4と細いOリングと太いOリングを介して取り付けられてフレ−ム1に対して着脱可能である。
制動装置の制動力を調節する回動制動体6の中心a′は、反ハンドル側左側側板3の中心aより上方bでかつ後方cに偏倚配置した位置に回転操作可能に設けられ、回動制動体6の操作部6aは、反ハンドル側左側側板3に穿設された円弧状の案内孔3gに挿入されて左側側板3の表面に突出されている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、リ−ル本体の側板間に回転自在に支持したスプ−ルの釣糸放出時の過回転によるバックラッシュ現象を防止する制動装置を備えた魚釣用リ−ルに関する。
釣糸放出時に、釣糸の引き出し速度よりスプ−ルの回転速度が速くなる(過回転)と、バックラッシュ現象が生じて糸絡みや食い込み等の不具合が発生するために、このスプ−ル過回転現象を自動的に防止する制動装置を、殆どのキャステングリ−ルに装備されている。
そして、この制動装置の制動力を、側板の外表面から突出した操作具を、外部から回転操作することで調節可能としたものが、例えば、特許文献1で知られている。
特許文献1で制動力を調節する側板の外表面から突出する操作具は、反ハンドル側の側板(カバ−)の中央前方側の上下方向に形成した円弧状長孔に沿って移動操作される構成となっているので、リ−ル本体を握持保持する手の指に近接する位置となって触れ易くて制動位置を変化させてしまう恐れがあると共に、操作具が手に当たって違和感が生じ保持性に劣る、等の課題が残されている。
特公昭62−38536号公報
そして、この制動装置の制動力を、側板の外表面から突出した操作具を、外部から回転操作することで調節可能としたものが、例えば、特許文献1で知られている。
特許文献1で制動力を調節する側板の外表面から突出する操作具は、反ハンドル側の側板(カバ−)の中央前方側の上下方向に形成した円弧状長孔に沿って移動操作される構成となっているので、リ−ル本体を握持保持する手の指に近接する位置となって触れ易くて制動位置を変化させてしまう恐れがあると共に、操作具が手に当たって違和感が生じ保持性に劣る、等の課題が残されている。
解決しようとする問題点は、制動力を調節する操作具は、反ハンドル側の側板(カバ−)の中央前方側の上下方向に形成した円弧状長孔に沿って移動操作される構成となっているので、リ−ル本体を握持保持する手の指に近接する位置となって触れ易くて制動位置を変化させてしまう恐れがあると共に、操作具が手に当たって違和感が生じ保持性に劣る等の問題がある。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、操作部がリ−ル本体を握持保持する手の指から離れた、操作もしやすい位置に設けられた魚釣用リ−ルを提供することである。
本発明の請求項1は、リ−ル本体の側板間に回転自在に支持したスプ−ルの過回転を防止する制動装置を備え、該制動装置の制動力を調節する回動制動体の操作部を反ハンドル側の側板に揺動操作可能に設けた魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の軸方向視外形の中心に対して上方かつ後方に偏倚配置したスプ−ルを有するスプ−ル軸を揺動中心として揺動操作される前記操作部を、反ハンドル側の側板に形成した案内孔を介して側板外方に突設したことを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、前記操作部と該操作部により操作される制動装置は、リ−ル本体を構成するフレ−ムに着脱可能な側板に設けられていることを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、前記操作部と該操作部により操作される制動装置は、リ−ル本体を構成するフレ−ムに着脱可能な側板に設けられていることを要旨とするものである。
本発明の請求項1によれば、制動装置の制動力を調節する回動制動体を、スプ−ル軸位置である反ハンドル側左側側板3の中心より上方かつ後方に偏倚配置した位置に回転操作可能に設けてこの回動制動体に操作部を設ける構成として案内孔より操作部を突出させたので、握持保持する手の指が接触し難い位置となり、制動位置を変化させてしまう不具合や操作部が手に当たって違和感が生じ保持性を低下させてしまう等の問題が解消される。
請求項2によれば、リ−ル本体側の制動装置及び操作部を、フレ−ムに着脱可能な側板に一体的にユニット化できるので、組み込み性及びメンテナンス性が向上する。
請求項2によれば、リ−ル本体側の制動装置及び操作部を、フレ−ムに着脱可能な側板に一体的にユニット化できるので、組み込み性及びメンテナンス性が向上する。
リ−ル本体Aはフレ−ム1とフレ−ム1の両側枠部1a、1bに取り付けられた右側側板2と左側側板3で構成されている。
左側側板3はフレ−ム1の左側枠部1bの外側にリング部材4と細いOリング10と太いOリング11を介して取り付けられてフレ−ム1に対して着脱可能である。
制動装置Bの制動力を調節する回動制動体6は、反ハンドル側左側側板3の中心aより上方b(リ−ル脚1mと反対側方向)でかつ後方c(釣糸繰出し方向と反対側の方向)に偏倚配置した位置に回転操作可能に設けられ、回動制動体6の操作部6aは、反ハンドル側左側側板3に穿設された円弧状の案内孔3g、3m、3nに挿入されて左側側板3の表面に突出されている。
左側側板3はフレ−ム1の左側枠部1bの外側にリング部材4と細いOリング10と太いOリング11を介して取り付けられてフレ−ム1に対して着脱可能である。
制動装置Bの制動力を調節する回動制動体6は、反ハンドル側左側側板3の中心aより上方b(リ−ル脚1mと反対側方向)でかつ後方c(釣糸繰出し方向と反対側の方向)に偏倚配置した位置に回転操作可能に設けられ、回動制動体6の操作部6aは、反ハンドル側左側側板3に穿設された円弧状の案内孔3g、3m、3nに挿入されて左側側板3の表面に突出されている。
以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、図1から図5は第1実施例で魚釣用リ−ルを魚釣用両軸受型リ−ルで述べると、図1は魚釣用リ−ルの断面平面図、図2は魚釣用リ−ルの反ハンドル側の拡大平面図、図3は魚釣用リ−ルの反ハンドル側の外観側面図と一部拡大外観側面図、図4は魚釣用リ−ルの反ハンドル側のフレ−ムの一部断面側面図と要部拡大一部断面側面図、図5は魚釣用リ−ルのハンドル側の拡大平面図である。
リ−ル本体Aはフレ−ム1とフレ−ム1の両側枠部1a、1bに取り付けられた右側側板2と左側側板3で構成されている。
右側側板2はフレ−ム1の右側枠部1aに直接取り付けられたり、左側側板3のようにリング部材を介して取り付けられる。
左側側板3はフレ−ム1の左側枠部1bの外側にリング部材4と細いOリング10と太いOリング11を介して取り付けられてフレ−ム1に対して着脱可能である。
左側側板3には外周の内側に外方に開口した浅い凹部3aを有する突出部3bが形成されて浅い凹部3a内に細いOリング10が嵌められている。
浅い凹部3aは左側側板3の外周と同芯円状にある。
フレ−ム1の左側枠部1bの外周には突出部1cと段部1dが形成されて突出部1cの外周にねじ部1eが形成されている。
ねじ部1eにはリング部材4の内側に形成されたねじ部4aが螺合される。
リング部材4の内径は左側側板3の外径に嵌まる寸法に形成されている。
左側側板3がフレ−ム1の左側枠部1bに取り付けられる時次のように太いOリング11で保持されると共に、リング部材4で細いOリング10を押圧して取り付けられる。
右側側板2はフレ−ム1の右側枠部1aに直接取り付けられたり、左側側板3のようにリング部材を介して取り付けられる。
左側側板3はフレ−ム1の左側枠部1bの外側にリング部材4と細いOリング10と太いOリング11を介して取り付けられてフレ−ム1に対して着脱可能である。
左側側板3には外周の内側に外方に開口した浅い凹部3aを有する突出部3bが形成されて浅い凹部3a内に細いOリング10が嵌められている。
浅い凹部3aは左側側板3の外周と同芯円状にある。
フレ−ム1の左側枠部1bの外周には突出部1cと段部1dが形成されて突出部1cの外周にねじ部1eが形成されている。
ねじ部1eにはリング部材4の内側に形成されたねじ部4aが螺合される。
リング部材4の内径は左側側板3の外径に嵌まる寸法に形成されている。
左側側板3がフレ−ム1の左側枠部1bに取り付けられる時次のように太いOリング11で保持されると共に、リング部材4で細いOリング10を押圧して取り付けられる。
左側側板3の内側には浅い凹部3aを有する突出部3bを一側とする図1、図2で下側の他側の突出部3cが形成されている。
突出部3cの右側には段部3dで筒部3eが形成され、筒部3e外周に太いOリング11が嵌合されている。
フレ−ム1の左側枠部1bにはスプ−ル5のフランジ部5aが緩く嵌合される透孔1fが形成されている。
透孔1f位置の外側に突出部1gと段部からなる凹部1hが形成されている。
段部からなる凹部1hに太いOリング11が嵌合される。
突出部3cと筒部3eの内側には大径の凹部3fが形成されると共に左側側板3の外側表面に向けて円弧状の案内孔3gが穿設されている。
大径の凹部3f内には同芯円状の突出部3hが形成されている。
突出部3hの外周には段部で筒部3iが形成されて筒部3i外周に制動装置Bの磁石12が嵌合固定されている。
筒部3iの内側にはスラスト軸受板14とカラ−15と軸受16が収容されている。
軸受16にはスプ−ル軸17の小径部17aが嵌合されている。
スプ−ル軸17にはスプ−ル5が嵌合固定されている。
突出部3cの右側には段部3dで筒部3eが形成され、筒部3e外周に太いOリング11が嵌合されている。
フレ−ム1の左側枠部1bにはスプ−ル5のフランジ部5aが緩く嵌合される透孔1fが形成されている。
透孔1f位置の外側に突出部1gと段部からなる凹部1hが形成されている。
段部からなる凹部1hに太いOリング11が嵌合される。
突出部3cと筒部3eの内側には大径の凹部3fが形成されると共に左側側板3の外側表面に向けて円弧状の案内孔3gが穿設されている。
大径の凹部3f内には同芯円状の突出部3hが形成されている。
突出部3hの外周には段部で筒部3iが形成されて筒部3i外周に制動装置Bの磁石12が嵌合固定されている。
筒部3iの内側にはスラスト軸受板14とカラ−15と軸受16が収容されている。
軸受16にはスプ−ル軸17の小径部17aが嵌合されている。
スプ−ル軸17にはスプ−ル5が嵌合固定されている。
左側側板3の内側に突出形成された突出部3cと筒部3eの大径の凹部3f内側と突出部3hの外周の間の空間には制動装置Bの回動制動体6が嵌合されている。
回動制動体6は筒状に形成されて外側に円弧状の案内孔3gに挿入される操作部6aが突出形成されている。
円弧状の案内孔3gの孔位置は図3で破線で示された回動制動体6外周の下側に穿設されている。
回動制動体6の筒部内側には制動装置Bの磁石18が嵌合固定されている。
磁石12と磁石18の間には空間が設けられてスプ−ル軸17に固定された磁気制動環体19の筒部19aが挿入される。
突出部3cに中心に向かう孔3jを形成すると共に孔3jの外側に固定部3kを形成する。
孔3jの中にはクリック用弾性片20を挿入して固定部3kに一端を固定する。
回動制動体6の筒部外周にはクリック歯6bを形成してクリック用弾性片20を係合することで回動制動体6が自由に回動することを防止する。
回動制動体6はスプ−ル軸17と同芯円状に設けると共に、回動制動体6とスプ−ル軸17の中心a′を図3で側面丸形のリ−ル本体A(左側側板3)の中心aに対して上方bでかつ後方cに偏倚配置してスプ−ル5を有するスプ−ル軸17を揺動中心として操作部6aで揺動操作される。
回動制動体6は筒状に形成されて外側に円弧状の案内孔3gに挿入される操作部6aが突出形成されている。
円弧状の案内孔3gの孔位置は図3で破線で示された回動制動体6外周の下側に穿設されている。
回動制動体6の筒部内側には制動装置Bの磁石18が嵌合固定されている。
磁石12と磁石18の間には空間が設けられてスプ−ル軸17に固定された磁気制動環体19の筒部19aが挿入される。
突出部3cに中心に向かう孔3jを形成すると共に孔3jの外側に固定部3kを形成する。
孔3jの中にはクリック用弾性片20を挿入して固定部3kに一端を固定する。
回動制動体6の筒部外周にはクリック歯6bを形成してクリック用弾性片20を係合することで回動制動体6が自由に回動することを防止する。
回動制動体6はスプ−ル軸17と同芯円状に設けると共に、回動制動体6とスプ−ル軸17の中心a′を図3で側面丸形のリ−ル本体A(左側側板3)の中心aに対して上方bでかつ後方cに偏倚配置してスプ−ル5を有するスプ−ル軸17を揺動中心として操作部6aで揺動操作される。
フレ−ム1の両側枠部1a、1bは図示しない支柱とリ−ル脚1mの図示しない固定板が一体的に、かつ両側枠部1a、1bが平行に保持されている。
両側枠部1a、1b間にはスプ−ル軸17に固定されたスプ−ル5が回転可能に支持され、スプ−ル軸17は右側枠部1a側の軸筒1n内に取り付けられた他方の軸受21と左側側板3の筒部3iの内側の軸受16で回転可能に軸承されている。
右側枠部1a側の軸筒1n内に取り付けられた他の軸受22でピニオン7の大径の軸筒7aが、右側側板2側の軸筒23内に取り付けられた軸受24でピニオン7の小径の軸筒7bが夫々回転自在にかつ軸方向に移動可能に軸承されている。
ピニオン7の中心孔7cに押圧軸杆25が軸方向に移動可能に嵌合されている。
軸受21から右側に突出した小径部にはクラッチ機構を構成するピンからなる係合突起26が固定されると共に小径部はピニオン7の大径孔7dに挿入されて押圧軸杆25の一側が当接されている。
ピニオン7の大径の軸筒7aの一側端面にはクラッチ機構を構成する係合溝7eが軸芯に直交するように形成され、係合突起26は係合溝7eに係脱自在に挿入されている。
右側側板2側の軸筒23の外側外周にはネジ部が形成されて押圧ツマミ27が螺合され、押圧ツマミ27内に小判形の回り止め凹部が形成されて押圧軸杆25の他側の回り止め部が係合されると共に押圧軸杆25の他側端は押圧ツマミ27内のスラスト軸受28に当接されている。
両側枠部1a、1b間にはスプ−ル軸17に固定されたスプ−ル5が回転可能に支持され、スプ−ル軸17は右側枠部1a側の軸筒1n内に取り付けられた他方の軸受21と左側側板3の筒部3iの内側の軸受16で回転可能に軸承されている。
右側枠部1a側の軸筒1n内に取り付けられた他の軸受22でピニオン7の大径の軸筒7aが、右側側板2側の軸筒23内に取り付けられた軸受24でピニオン7の小径の軸筒7bが夫々回転自在にかつ軸方向に移動可能に軸承されている。
ピニオン7の中心孔7cに押圧軸杆25が軸方向に移動可能に嵌合されている。
軸受21から右側に突出した小径部にはクラッチ機構を構成するピンからなる係合突起26が固定されると共に小径部はピニオン7の大径孔7dに挿入されて押圧軸杆25の一側が当接されている。
ピニオン7の大径の軸筒7aの一側端面にはクラッチ機構を構成する係合溝7eが軸芯に直交するように形成され、係合突起26は係合溝7eに係脱自在に挿入されている。
右側側板2側の軸筒23の外側外周にはネジ部が形成されて押圧ツマミ27が螺合され、押圧ツマミ27内に小判形の回り止め凹部が形成されて押圧軸杆25の他側の回り止め部が係合されると共に押圧軸杆25の他側端は押圧ツマミ27内のスラスト軸受28に当接されている。
ピニオン7の大径の軸筒7aの外周にピニオン歯7fと周溝7gが形成されている。
ピニオン歯7fには駆動軸8に嵌合された駆動歯車29が噛合されている。
周溝7gにはクラッチ機構を構成する作動板30が係合されている。
右側枠部1aの外側には支柱31が固定されて作動板30と発条32が挿入され、作動板30は発条32でスプ−ル軸17の係合突起26とピニオン7の係合溝7eが係合される方向に付勢されている。
駆動軸8は右側枠部1aに設けられた軸受33と右側側板2に取り付けられた駆動支持部34に軸方向に移動自在に支持された軸受35で軸承され、軸受35の右外側の駆動軸8にはネジ部8aが形成されてドラグ調整ツマミ36が螺合されている。
ドラグ調整ツマミ36の筒部は発条板37、38を介して軸受35に当接されている。
駆動軸8には軸受33に嵌合される大径部8bと小径部8cと鍔部8dと小判形の回り止め部8eとネジ部8fとが形成されている。
軸受33は右側枠部1aの凹部に挿入されて抜け止め板39で抜け止めされている。
大径部8bの一端はスラスト軸受40に当接されている。
回り止め部8eの外周には爪車41と摩擦板42と駆動歯車29と押圧板43とカラ−44が嵌合され、爪車41と押圧板43とカラ−44は駆動軸8に回り止め嵌合されている。
ネジ部8fにはハンドル45とナット46が螺合されている。
ナット46はナットカバ−47の回り止め部47aで回り止めされ、ナットカバ−47の係止部47bはハンドル45の係止孔に挿入されて係止されている。
ピニオン歯7fには駆動軸8に嵌合された駆動歯車29が噛合されている。
周溝7gにはクラッチ機構を構成する作動板30が係合されている。
右側枠部1aの外側には支柱31が固定されて作動板30と発条32が挿入され、作動板30は発条32でスプ−ル軸17の係合突起26とピニオン7の係合溝7eが係合される方向に付勢されている。
駆動軸8は右側枠部1aに設けられた軸受33と右側側板2に取り付けられた駆動支持部34に軸方向に移動自在に支持された軸受35で軸承され、軸受35の右外側の駆動軸8にはネジ部8aが形成されてドラグ調整ツマミ36が螺合されている。
ドラグ調整ツマミ36の筒部は発条板37、38を介して軸受35に当接されている。
駆動軸8には軸受33に嵌合される大径部8bと小径部8cと鍔部8dと小判形の回り止め部8eとネジ部8fとが形成されている。
軸受33は右側枠部1aの凹部に挿入されて抜け止め板39で抜け止めされている。
大径部8bの一端はスラスト軸受40に当接されている。
回り止め部8eの外周には爪車41と摩擦板42と駆動歯車29と押圧板43とカラ−44が嵌合され、爪車41と押圧板43とカラ−44は駆動軸8に回り止め嵌合されている。
ネジ部8fにはハンドル45とナット46が螺合されている。
ナット46はナットカバ−47の回り止め部47aで回り止めされ、ナットカバ−47の係止部47bはハンドル45の係止孔に挿入されて係止されている。
駆動歯車29と押圧板43の間には摩擦部材48が挾み込まれてドラグ制動機構が構成されている。
カラ−44の外周にはころがり式一方向クラッチCの複数個の棒状ころがり部材49が載せられている。
ころがり式一方向クラッチCは駆動支持部34の中に支持されている。
ころがり式一方向クラッチCによってスプ−ル5に図示しない釣糸が巻回される方向にハンドル45が回転可能で、ハンドル45は逆方向に回転不能に構成されている。
駆動支持部34のドラグ調整ツマミ36側端部の外周には略環状のカバ−体50が嵌合され、右側側板2の係止孔2aにカバ−体50の係止部50aが挿入されてカシメ係止されている。
カバ−体50によって棒状ころがり部材49位置の外周が突出形成された異形の駆動支持部34は覆われていると共に右側側板2に補強支持されている。
カラ−44の外周にはころがり式一方向クラッチCの複数個の棒状ころがり部材49が載せられている。
ころがり式一方向クラッチCは駆動支持部34の中に支持されている。
ころがり式一方向クラッチCによってスプ−ル5に図示しない釣糸が巻回される方向にハンドル45が回転可能で、ハンドル45は逆方向に回転不能に構成されている。
駆動支持部34のドラグ調整ツマミ36側端部の外周には略環状のカバ−体50が嵌合され、右側側板2の係止孔2aにカバ−体50の係止部50aが挿入されてカシメ係止されている。
カバ−体50によって棒状ころがり部材49位置の外周が突出形成された異形の駆動支持部34は覆われていると共に右側側板2に補強支持されている。
制動装置Bの制動力が調節される時は、左側側板3の外側表面に向けて穿設された円弧状の案内孔3gから突出する回動制動体6の操作部6aの位置を揺動操作して磁気制動環体19の筒部19aを挟んで対向する磁石12と磁石18の対向位置を変化させて調節する。
前記のように魚釣用リ−ルが構成されると、制動装置Bの制動力を調節する回動制動体6の中心a′を、スプ−ル軸17位置である反ハンドル側左側側板3の中心aより上方bかつ後方cに偏倚配置した位置に回転操作可能に設けてこの回動制動体6に操作部6aを設ける構成として案内孔3gより操作部6aを表面に突出させたので、握持保持する手の指が接触し難い位置となり、制動位置を変化させてしまう不具合や操作部6aが手に当たって違和感が生じ保持性を低下させてしまう等の問題が解消される。
リ−ル本体A側の制動装置B及び操作部6aを、フレ−ム1に着脱可能な側板に一体的にユニット化できるので、組み込み性及びメンテナンス性が向上する。
リ−ル本体A側の制動装置B及び操作部6aを、フレ−ム1に着脱可能な側板に一体的にユニット化できるので、組み込み性及びメンテナンス性が向上する。
図6は第2実施例で、図6は魚釣用リ−ルの反ハンドル側の外観側面図である。
第2実施例では、回動制動体6の中心a′が第1実施例と同じ反ハンドル側左側側板3の中心aの上方bでかつ後方cに偏倚配置され、回動制動体6の操作部6aを揺動操作可能に設ける円弧状の案内孔3mの孔位置は図6で破線で示された回動制動体6外周のリ−ル脚1mと反対側の上側の前側に穿設されている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
図7は第3実施例で、図7は魚釣用リ−ルの反ハンドル側の外観側面図である。
第3実施例では、回動制動体6の中心a′が第1実施例と同じ反ハンドル側左側側板3の中心aの上方bでかつ後方cに偏倚配置され、回動制動体6の操作部6aを揺動操作可能に設ける円弧状の案内孔3nの孔位置は図7で破線で示された回動制動体6外周のリ−ル脚1mと反対側の上側の釣糸繰出し方向と反対側の後側に穿設されている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。
A リ−ル本体
B 制動装置
1 フレ−ム
2、3 側板
3g、3m、3n 案内孔
5 スプ−ル
6 回動制動体
6a 操作部
17 スプ−ル軸
B 制動装置
1 フレ−ム
2、3 側板
3g、3m、3n 案内孔
5 スプ−ル
6 回動制動体
6a 操作部
17 スプ−ル軸
Claims (2)
- リ−ル本体の側板間に回転自在に支持したスプ−ルの過回転を防止する制動装置を備え、該制動装置の制動力を調節する回動制動体の操作部を反ハンドル側の側板に揺動操作可能に設けた魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の軸方向視外形の中心に対して上方かつ後方に偏倚配置したスプ−ルを有するスプ−ル軸を揺動中心として揺動操作される前記操作部を、反ハンドル側の側板に形成した案内孔を介して側板外方に突設したことを特徴とする魚釣用リ−ル。
- 前記操作部と該操作部により操作される制動装置は、リ−ル本体を構成するフレ−ムに着脱可能な側板に設けられていることを特徴とする請求項1記載の魚釣用リ−ル。
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JP2007017361A JP2008182915A (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | 魚釣用リ−ル |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2007-01-29 JP JP2007017361A patent/JP2008182915A/ja active Pending
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