JP2008179268A - 膨張式救命具 - Google Patents

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Hiroaki Kitawaki
裕章 北脇
Shogo Ohara
省吾 尾原
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Abstract

【課題】汚れが落とされやすい膨張式救命具2の提供。
【解決手段】救命具2は、カバー4及び本体6を備えている。カバー4は、表シート8、裏シート10、下シート12、第一面ファスナー14及び3個の第二面ファスナー16を有している。本体6は、袋体34、一対のベルト36、バックル38、ボンベ40及び作動部42を有している。袋体34には、3つの開口50が形成されている。この開口50に第二面ファスナー16が通されて、カバー4が本体6に取り付けられる。袋体34が折り畳まれることにより、この袋体34がカバー4に包まれる。開口50から第二面ファスナー16が抜かれることにより、カバー4が本体6から取り外されうる。カバー4は、水洗いされうる。釣り人が落水した時には、作動部42を介してボンベ40から袋体34に圧縮気体が流入する。この流入により、浮力が得られる。
【選択図】図2

Description

本発明は、釣り等に用いられる膨張式救命具に関する。詳細には、本発明は、人体の胴に装着される救命具に関する。
釣りに用いられる救命具は、浮力体を備えている。落水時には、この浮力体の浮力により、人体が水に沈むことが防止される。浮力体には、発泡体からなるものと、袋体からなるものとがある。
発泡体を備えた救命具は嵩が高いので、釣り人の動作が制約される。しかも、発泡体の断熱効果により、夏場にこれを着用する釣り人は、蒸し暑さによる不快感を感じる。発泡体を備えた救命具を嫌う釣り人が多い。
袋体を備えた救命具は、膨張式救命具と称されている。落水時にこの袋体の内部にボンベから気体が送り込まれることで、袋体は膨張する。この気体により、浮力が得られる。袋体は、常時は収縮しており、嵩が低い。この膨張式救命具では、釣り人の動作が制約されにくい。しかも、膨張式救命具が夏場に使用されても、不快感は少ない。釣り人には、膨張式救命具が好まれている。膨張式救命具の一例が、特開2006−193104公報に開示されている。
膨張式救命具には、首にかけられるタイプのものと、胴に巻かれるタイプのものとが存在する。胴に巻かれるタイプの救命具では、釣り人の動作がより制約されにくい。胴に巻かれるタイプの救命具は、釣り人に不快感をほとんど与えない。
胴に巻かれる膨張式救命具は、折り畳まれた袋体を包むカバーを備えている。このカバーは、袋体を保護する。カバーにより、袋体の摩耗が防止される。釣り針に起因して袋体にピンホールが開いてしまうことも、カバーによって防止される。胴に巻かれうる膨張式救命具が、株式会社シマノの「2005 フィッシングタックルカタログ」の第194頁に開示されている。
特開2006−193104公報 株式会社シマノの「2005 フィッシングタックルカタログ」、 第194頁
胴に巻かれる膨張式救命具では、カバーが露出しているので、釣りのときにこのカバーが岩等に触れて汚れることがある。カバーに、魚の体液や餌が付着することもある。カバーに海水が染みこむこともある。さらに、釣り人の汗がカバーに染みこむこともある。救命具は、汚れやすい。
この救命具は、水洗いされ得ない。なぜなら、この救命具はボンベや、ボンベから袋体へ気体を送り込む作動部を備えており、これらが水洗いによって損傷してしまうからである。救命具が汚れたときは、汚れが拭き取られる。しかし、拭き取りによっても救命具は十分にはきれいにならない。
本発明の目的は、汚れが落とされやすい膨張式救命具の提供にある。
本発明に係る膨張式救命具は、本体とカバーとを備える。本体は、人体の胴に巻かれるベルトと、このベルトに連結された袋体と、圧縮気体が充填されたボンベと、落水時にボンベの中の圧縮気体を袋体に送り込む作動部とを有する。カバーには、折り畳まれた状態の袋体が包まれる。このカバーは、本体に対して着脱自在である。
この膨張式救命具では、カバーが本体から取り外され、水洗いされうる。水洗いにより、カバーの汚れが落ちる。カバーが水洗いされても、本体は損傷を受けない。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る膨張式救命具2が示された正面図である。図2は、図1の救命具2が示された分解図である。図3は、図1のIII−III線に沿った断面図である。図3において、右側は表側であり、左側は裏側である。この救命具2は、カバー4と本体6とを備えている。
図1に示されるように、カバー4は、全体として横長である。図2及び図3に示されるように、カバー4は、表シート8、裏シート10、下シート12、第一面ファスナー14及び3個の第二面ファスナー16を有している。
表シート8、裏シート10及び下シート12は、織布からなる。これらのシート2、10、12が、フィルムからなってもよい。図3に示されるように、表シート8の上端と裏シート10の上端とは、糸18によって縫製されている。裏シート10の下端と下シート12の下端とも、糸20によって縫製されている。裏シート10と下シート12とにより、ポケット22が形成されている。
第一面ファスナー14は、フック面24とループ面26とからなる。フック面24は表シート8の下端かつ裏側に縫いつけられている。ループ面26は、下シート12の上端かつ表側に縫いつけられている。第一面ファスナー14により、表シート8の下端が下シート12に接合されている。表シート8にループ面26が縫いつけられ、裏シート10にフック面24が縫いつけられてもよい。典型的な第一面ファスナー14は、ベルクロ社のマジックテープ(登録商標)である。他の手段により、前シートが下シート12に接合されてもよい。
第二面ファスナー16は、フック面28とループ面30とからなる。フック面28及びループ面30は、糸18によって表シート8及び裏シート10に縫いつけられている。図3に示されるように、フック面28はループ面30に接合されている。この接合により、リング32が形成されている。。典型的な第二面ファスナー16は、ベルクロ社のマジックテープ(登録商標)である。
図2に示されるように、本体6は、袋体34、一対のベルト36、バックル38、ボンベ40及び作動部42を有している。図3に示されるように、袋体34は表フィルム44及び裏フィルム46からなる。表フィルム44の形状は、裏フィルム46のそれとほぼ同一である。袋体34はさらに、接合部48を備えている。接合部48は、袋体34の周縁に位置している。図2における点線は、接合部48と他の部分との境界を表している。この接合部48において、表フィルム44と裏フィルム46とが接合されている。この接合により、表フィルム44及び裏フィルム46が袋状を呈する。この接合は、接着剤によって達成されてもよく、熱融着によって達成されてもよい。表フィルム44及び裏フィルム46は、気密性材料からなる。典型的には、表フィルム44及び裏フィルム46は、合成樹脂からなる。接合部48には、3つの開口50が形成されている。図2における二点差線は、袋体34の折り畳み線である。
ベルト36は、接合部48に縫いつけられている。この縫い付けにより、袋体34がベルト36に連結されている。バックル38は、ソケット52とプラグ54とからなる。ソケット52は、左側のベルト36に取り付けられている。プラグ54は、右側のベルト36に取り付けられている。プラグ54は、ソケット52に挿入かつ固定されうる。
ボンベ40は、作動部42に取り付けられている。この作動部42は、アダプター56及びセンサ58を備えている。アダプター56は、弁(図示されず)を内蔵している。常時は、弁はクローズされている。このクローズにより、ボンベ40の内部は外部と遮蔽されている。ボンベ40には、圧縮された気体が封入されている。典型的な気体は、炭酸ガスである。
センサ58は、アダプター56に取り付けられている。このセンサ58は、水を検知する。この検知により、弁が開放される。この開放により、ボンベ40と袋体34とが連通する。開放により、ボンベ40の圧縮気体がアダプター56を通じて袋体34へと流入する。
袋体34の開口50には、図3に示されるように、第二面ファスナー16によって形成されたリング32が通される。これにより、カバー4に本体6が取り付けられる。袋体34は、折り畳み線(図2参照)に沿って折り畳まれうる。第一面ファスナー14によって下シート12に表シート8が接合されることで、袋体34、ボンベ40、アダプター56及びセンサ58が、カバー4に包まれる。袋体34の一部は、ポケット22に収容される。図1に示されるように、ベルト36の一部はカバー4から露出する。バックル38も、カバー4から露出する。
図4は、図1の救命具2が使用される様子が示された説明図である。この図4には、釣り人の胴60も示されている。図4(a)には胴60の背側が表されており、図4(b)には胴60の腹側が表されている。バックル38は、腹側に位置している。ソケット52にプラグ54が挿入されることにより、ベルト36が胴に巻かれている。
釣り人の胸には、救命具2は位置していない。この救命具2は、釣り人の動作の妨げにならない。さらに、この救命具2は、釣り人に蒸し暑さを感じさせない。釣り場において救命具2が岩等にこすられても、カバー4によって袋体34が包まれているので、袋体34が摩耗しない。さらに、釣り針が救命具2に引っかかっても、袋体34にピンホールが生じない。
この救命具2を着用した釣り人が落水すると、センサ58が水を検知する。センサ58は弁を開放し、ボンベ40から排出された気体が袋体34へと流入する。袋体34は、徐々に膨張する。膨張に伴って、折り畳まれていた袋体34が伸展する。膨張により第一面ファスナー14がはずれ、袋体34はカバー4から飛び出す。この袋体34により、浮力が生じる。袋体34はベルト36及びバックル38によって釣り人の胴60に巻かれているので、釣り人の体は水に沈まない。
釣り人が落水することは、まれである。従ってこの救命具2は、繰り返し使用される。この使用により、カバー4には、土砂、魚の体液、餌、海水、釣り人の汗等が付着する。カバー4は、汚れる。カバー4が汚れた場合、第二面ファスナー16のフック面28がループ面30からはがされ、カバー4が本体6から取り外される。そして、このカバー4が水洗いされる。カバー4が水洗いされても、センサ58には水がかからないので、弁が誤作動反応することはない。このカバー4が乾燥した後、このカバー4によって再度本体6が包まれる。
この救命具2では、カバー4が本体4に対して着脱自在である。この着脱は、第二面ファスナー16によって達成されている。第二面ファスナー16に代えて、他の手段によって、着脱が達成されてもよい。他の手段としては、ジップファスナー、バックル、カラビナ、ボタン等が例示される。
本発明に係る救命具は、釣りのみならず、水辺で行われる種々の活動において有用である。
図1は、本発明の一実施形態に係る膨張式救命具が示された正面図である。 図2は、図1の救命具が示された分解図である。 図3は、図1のIII−III線に沿った断面図である。 図4は、図1の救命具が使用される様子が示された説明図である。
符号の説明
2・・・膨張式救命具
4・・・カバー
6・・・本体
8・・・表シート
10・・・裏シート
12・・・下シート
14・・・第一面ファスナー
16・・・第二面ファスナー
34・・・袋体
36・・・ベルト
38・・・バックル
40・・・ボンベ
42・・・作動部
44・・・表フィルム
46・・・裏フィルム
48・・・接合部
50・・・開口
56・・・アダプター
58・・・センサ

Claims (1)

  1. 人体の胴に巻かれるベルトと、このベルトに連結された袋体と、圧縮気体が充填されたボンベと、落水時にボンベの中の圧縮気体を袋体に送り込む作動部とを有する本体
    及び
    折り畳まれた状態の袋体が包まれるカバー
    を備えており、
    このカバーが本体に対して着脱自在に構成されている膨張式救命具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003246295A (ja) * 2002-02-22 2003-09-02 Koa Kako Kk 膨脹式救命衣
JP2004098936A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Nippon Kyumei Kigu Kk 救命具
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