JP3756119B2 - 膨脹式救命衣 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
近年、海洋工事などで作業を行う作業員、小型船舶の漁労作業者、マリンスポーツとして最近急増しているプレジャーボートの利用者などの水難死亡事故を減らすために、救命衣の常時着用が各方面から要望されている。本発明は、前記の作業員、漁労作業者、プレジャーボートの利用者などが使用すると好適な救命衣に係り、特に、着用者の胴回りにバンドで装着するウエストバッグ状のケース内にエアーバッグを折り畳んで収容してなり、作業者などが転落、入水したときに、前記エアーバッグが自動的に膨脹したり、あるいは作業者などの操作でエアーバッグにガスを送り込んだりして、これを膨脹させ、膨脹時に前記ケースから自動的に排出される膨脹式救命衣に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種膨脹式救命衣は、例えば、着用者の首に嵌まる空所を形成する首かけ部、及びこの首かけ部から胸部を経て腹部にいたる一対の延長部を一体形成したエアーバッグと、着用者の胴部に装着するとともに、前記エアーバッグに連繋したバンドを、前記エアーバッグに圧縮ガスを必要に応じて膨脹ガスとして送り込むようになしたガスボンベとからなり、ガスを抜いた状態の前記エアーバッグを常時首にかけるようにして着用し、入水したときに前記ガスボンベからガスを送り込んでエアーバッグを膨脹させるように構成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の前記膨脹式救命衣は、海洋作業などの作業中に常時首にかけているので、作業などをする際に動作の邪魔になり、しばしば常時着用を怠る傾向があるという問題があった。そして、本発明は、上記問題を解消することを課題とし、この課題を解決した膨脹式救命衣を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載した本発明は、着用者の首に嵌まる空所を形成する首かけ部、及びこの首かけ部の両端をそれぞれ延長して着用者の胸を経て腹部にいたる一対の延長部を一体形成したエアーバッグと、このエアーバッグを折り畳んで収容するようになした軟質材料で構成したケースと、圧縮ガスを必要に応じて前記エアーバッグに膨脹ガスとなして送り込むように該エアーバッグに連繋したボンベと、前記エアーバッグの両延長部の各先端に一端側をそれぞれ固着し、他端側はリング状に形成して、このリング状端部を前記ケースの背面部に設けた通孔から外部に突出するようになした連繋バンドと、前記通孔から突出する前記連繋バンドのリング状端部に挿通状態で固定した胴バンドとからなるものである。前記連繋バンドは別体とした2本一対で構成したり、各一端側を前記両延長部に固着した2本の途中部位を結束して1本にまとめた他端側をリング状に形成することができる。
【0005】
また、請求項2に記載した本発明は、着用者の首に嵌まる空所を形成する首かけ部、及びこの首かけ部の両端をそれぞれ延長して着用者の胸を経て腹部にいたる一対の延長部を一体形成したエアーバッグと、このエアーバッグを折り畳んで収容するようになした軟質材料で構成したケースと、圧縮ガスを必要に応じて前記エアーバッグに膨脹ガスとなして送り込むように該エアーバッグに連繋したボンベと、前記エアーバッグの両延長部の各先端を連繋する渡しベルト、及びこの渡しベルトの中間部分に一端側を固定し、他端側はリング状に形成して、このリング状端部を前記ケースの背面部に設けた通孔から外部に突出するようになした連結バンドからなる連繋バンドと、前記通孔から突出する前記連繋バンドのリング状端部に挿通状態で固定した胴バンドとからなるものである
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な第1の実施形態を添付図面の図1〜図7に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、図1はエアーバッグをケースに収容した状態の正面図、図2はエアーバッグがケースから排出された状態の正面図、図3はエアーバッグがケースから排出された状態の部分背面図、図4はエアーバッグがケースから排出されたた状態の、ケース部分を縦断した正面図、図5はエアーバッグをケースに収容した状態の縦断側面図、図6は連繋バンドと胴バンドとの連結状態を示す部分拡大側面図、図7は使用状態を示す正面図である。
【0007】
図1〜図7に示すように、救命衣1は、着用者aの首に嵌まる空所が形成された二股状の首かけ部2a、及びこの首かけ部2aの両端を延長して着用者aの胸部を経て腹部にいたる二本の延長部2bを有するエアーバッグ2と、このエアーバッグ2を折り畳んで収容し、着用者aの胴回りに胴バンド3を介して装着するようになした軟質材料、例えば合成繊維で構成したケース4と、圧縮ガスを必要に応じて前記エアーバッグに膨脹ガスとなして送り込むようにエアーバッグ2の表面側に設けたボンベ5と、前記エアーバッグ2の両延長部2bの各先端に一端側を固着し、他端側はリング状に形成した一対の連繋バンド6とを備える。
【0008】
図2に示すように、エアーバッグ2は、前記ボンベ5のほかに、着用者の呼気によって空気を吹き込みうるように構成した吹込部材7と、救助隊に対して自身の位置を知らせるための笛8を先端に取り付けた笛取付紐8aとを付設してある。前記ボンベ5は、その内部に圧縮炭酸ガスが充填され、平時には閉塞状態のガス吐出口(図示せず)をエアーバッグ2内部に連通してあり、水中に没したことを検知するセンサを備え、このセンサの作用で前記吐出口を開き前記圧縮炭酸ガスをエアーバッグ2内に膨脹ガスとなして自動的に送り込み、これを膨脹させるように構成する。また、前記センサの作動を停止する自動停止装置9を設け、手動の場合は、必要に応じて作動部5aの作動紐9aを強く引くことによって、前述と同様にエアーバッグ2を膨脹させる。なお、前記ボンベ5は前記作動部5aに交換可能に取り付けてある。
【0009】
図1、図3〜図5に示すように、ケース4は、柔軟性を有する材料で構成し、前面部10、両側面部11、背面部12及び底面部13を有し、上部を開放するとともに、前記背面部12を上方に延長して蓋部14となしたものである。また、前記ケース4は、記背面部12に二つの通孔15を設けるとともに、蓋部14の裏面と前面部10の表面にエアーバッグ2が膨脹する際に加わる所定の力で剥がすことができるように剥離可能に接着する面ファスナー14a,10aを設ける。前記底部13には、着用者aが作業中に水中に転落したときに、水を流れ込ませるための複数の流入孔13aを設けてある。
【0010】
図3〜図6に示すように、胴バンド3は、一方の先端に雌型バックル16aを長さ調節可能に取り付けるとともに、他方の先端に前記雌型バックル16と取り外し可能に連結しうる雄型バックル16bを取り付ける。また、この胴バンド3の中間部分は、ケース4の背面部12の各通孔15から外部に突出する前記各連繋バンド6のリング状端部である連結リング17に挿通させて固定してある。前記連結リング17の内面と前記胴バンド3の外面には、剥離可能に接着する面ファスナー17a,3aを付設し(図6参照)、連繋バンド6に対して胴バンド3が変位しないようにしてある。
【0011】
図2に示すように、吹込部材7は、着用者aがエアーバッグ2を首にかけた状態において、その吹込み口が着用者aが自身の口に入れることが可能なエアーバッグ2前面の適当な位置に配置される。この吹込部材7は、エアーバッグ2が充分に膨脹しなかったときや、水面での浮揚状態が長時間におよびエアーバッグ2内の炭酸ガスが減少したときに使用する。
【0012】
図2及び図7中、符号18は、捜索隊が発見しやすいようにエアーバッグ2前面に固着した蛍光反射板である。
【0013】
次に、以上のように構成した救命衣1の使用方法を説明する。例えば、救命衣1をケース4が自身の腹部の前に位置するように胴バンド3を装着した着用者aが作業中に海に転落すると、ケース4の底部13に設けた流入孔13aあるいは蓋部14と前面部10との隙間から海水がケース4内に流れ込み、この海水を感知したセンサの作用でボンベ5の吐出口が開き、圧縮炭酸ガスがエアーバッグ2内に膨脹ガスとなって自動的に送り込まれ、これが膨脹する。エアーバッグ2は、膨脹する際に面ファスナー14a,10aを剥がし蓋部14を開き、ケース4から外部に出てくる。そしてエアーバッグ2が膨脹すると、首かけ部2a内側に空所が形成され、かつ延長部2bが延びた形状になるので、着用者aは、前記空所に首を入れて、延長部2bが胸部を経て腹部にいたる状態(図7参照)となる。着用者aは、首かけ部2aによって頭部が浮力を受けて顔が海面上に出るとともに、両延長部2b先端に一端側を固着した各連繋バンド6の他端側が胴バンド3に連繋されているため、エアーバッグ2が胸部と腹部の前側に沿い、上半身が浮力を受けるので、身体部分が水中で斜めになった安定した状態で海面に浮くのである。また、この救命衣1は、膨脹するエアーバッグ2がケース4から出る動作において、エアーバッグ2とケース4とは直接連繋されていない(両延長部2b先端が各連繋バンド6によって胴バンド3に連繋してある)ので、例えば、延長部2bがケース4から出かかっているときに、これがケース4内に引っ掛かるような不都合が生じないから、前記引き出し動作がスムーズ行われるという利点がある。例えば、ケース4にエアーバッグ2の一部が固定されていると、この固定部が前記引っ掛かりの原因になることが多い。
【0014】
なお、エアーバッグ2を手動で膨脹させる場合は、先ず、ケース4の蓋部14を、その縁を持って引き上げ、面ファスナー14a,10aを剥がして開口し、ケース4内部のエアーバッグ2を引き出す。この引き出す際にはボンベ5及び作動部5aを持ちながら引くと、続くエアーバッグ2を膨脹させる動作を行うために好適である。続いて、前記作動部5aの作動紐9を所定以上の力で引き、ボンベ5内の圧縮炭酸ガスを膨脹ガスとなして送り込んでエアーバッグ2を膨脹させる。また、前記作動紐9aをケース4の外に出しておいて、これを引っ張ってエアーバッグ2を膨脹させるようにしてもよい。
【0015】
次に、本発明の第2の実施形態を添付図面の図8〜図10に基づいて説明する。ここにおいて、図8はエアーバッグがケースから排出された状態の正面図、図9はエアーバッグがケースから排出された状態の部分背面図、図10はエアーバッグがケースから排出された状態の、ケース部分を縦断した正面図である。
【0016】
この第2実施形態の救命衣21において、前述の第1の実施形態の救命衣1と相違する構成は、エアーバッグ2の、両延長部2bの各先端に固着した一対の連繋バンド22と、ケース23の背面部24と、前記連繋バンド22と胴バンド25の構成のみであって、他の構成は前述の救命衣1と同様である。したがって、前述の救命衣1と同様の構成についての詳細な説明は省略し、前記救命衣1と同一の符号を附すに止める。
【0017】
図8〜図10に示すように、救命衣21の、エアーバッグ2の両延長部2b先端に一端側を固着した各連繋バンド22は、他端側を結束してなる結束バンド26となし、その先端側をリング状に形成してリング状端部である連結リング28となす。この連結リング28は、ケース23の背面部24に設けた一つの通孔27を通して外部に突出させ、胴バンド25を挿通させてこれに固定するものである。また、前記連結リング28の内面と前記胴バンド25の外面には、前述の第1の実施形態における救命衣1の場合と同様に、剥離可能に接着する面ファスナー(図示せず)を付設してある。
【0018】
なお、図8中、符号29は着用者aを救助する際に把持したり、救助ロープを引っかけたりするほか、エアーバッグ2をケース23から引き出す際に掴む把持用バンドである。
【0019】
以上のように構成した救命衣21の使用方法は、前述の第1実施形態の場合と同様に、例えば、救命衣21をケース23が自身の腹部の前に位置するように胴バンド25を装着した着用者aが作業中に海に転落すると、ケース23の底部13に設けた流入孔13aあるいは蓋部14と前面部10との隙間から海水がケース4内に流れ込み、この海水を感知したセンサの作用でボンベ5の吐出口を開き、圧縮炭酸ガスをエアーバッグ2内に膨脹ガスとなして自動的に送り込まれ、これが膨脹する。エアーバッグ2は、膨脹する際に面ファスナー14a,10aを剥がし蓋部14を開き、外部に出てくる。そしてエアーバッグ2が膨脹すると、首かけ部2a内側に空所が形成され、かつ延長部2bが延びた形状になるので、着用者aは、前記空所に首を入れて、各延長部2bが胸部を経て腹部にいたる状態となる。着用者aは、首かけ部2aによってその頭部に浮力を受け、顔が海面上に出るとともに、両延長部2b先端の各連繋バンド22が結束バンド26を介して胴バンド25に連繋されるため、エアーバッグ2が胸部と腹部の前側に沿い、上半身に浮力を受けるので、身体部分が水中で斜めになった安定した状態で海面に浮くのである。また、この救命衣21は、膨脹するエアーバッグ2がケース23から出る動作において、エアーバッグ2とケース23とは直接連繋されていない(両延長部2b先端が各連繋バンド22、結束バンド26によって胴バンド25に連繋してある)ので、例えば、延長部2bがケース23から出かかっているときに、これがケース23内に引っ掛かるような不都合が生じないから、前記引き出し動作がスムーズ行われるという利点がある。例えば、ケース23にエアーバッグ2の一部が固定されていると、この固定部分が前記引っ掛かりの原因になることが多い。
【0020】
なお、エアーバッグ2を手動で膨脹させる場合は、先ず、ケース23の蓋部14を、その縁を持って引き上げ、面ファスナー14a,10aを剥がして開口し、ケース23内部のエアーバッグ2を把持バンド29を一方の手で掴んで引き出す。この引き出す際に、他方の手でボンベ5及び作動部5aを持っていると、続くエアーバッグ2を膨脹させる動作を行うときに作動部5aの作動紐9aを探す必要がなく好適である。
【0021】
次に、図示してはいないが、本発明の第3の実施形態を説明する。この第3実施形態の救命衣(図示せず)において、前述の第1及び第2の実施形態の救命衣1,21と相違する構成は、連繋ベルトの構成だけである。本実施形態の連繋ベルトは、エアーバッグの両延長部の各先端を連繋する渡しベルトを設け、この渡しベルトの中間部分に連結ベルトの一端側を固定し、この連結ベルトの他端側は、前記第1及び第2実施形態の場合と同様に、リング状に形成して、このリング状端部を前記ケースの背面部に設けた通孔から外部に突出するように構成する。すなわち、第2実施形態のリング状端側を結束して結束バンド26となした連繋バンド22は、全体形状がY字状となるが、本実施形態では、渡しベルトと連結ベルトによって全体形状がT字状となる。そして、この構成の他は、前述の救命衣1,21と同様である。したがって、前述の救命衣1と同様の構成及び使用方法についての詳細な説明は省略する。
【0022】
なお、本発明は上記各実施形態になんら限定されるものではなく、例えば、連繋バンドあるいは結束バンドの連結リングを、側面部あるいは底面部に設けた通孔を通して外部に突出させ、これに胴バンド3,25を挿通して固定してもよい。また、胴バンド3,25と、連繋バンド6あるいは結束バンド26との固定は、面ファスナー17a,3aによるのではなく、一体的に逢着してもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、平時は胴部にケースを装着しているので、作業の邪魔にならず、作業員などは常時着用を怠らないうえ、膨脹するエアーバッグがケースから出る動作は、エアーバッグとケースとが直接連繋されていないので、例えば、延長部がケースから出かかっているときに、これがケース内に引っ掛かるような不都合が生じないという作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態におけるエアーバッグをケースに収容した状態の正面図。
【図2】 同じく膨脹したエアーバッグがケースから排出された状態の正面図。
【図3】 同じく膨脹したエアーバッグがケースから排出された状態の部分背面図。
【図4】 同じく膨脹したエアーバッグがケースから排出された状態の、ケース部分を縦断した正面図。
【図5】 同じくエアーバッグをケースに収容した状態の縦断側面図。
【図6】 同じく連繋バンドとウェストバンドとの連結状態を示す部分拡大側面図。
【図7】 同じく使用状態を示す正面図
【図8】 第2の実施形態における膨脹したエアーバッグがケースから排出された状態の状態の正面図。
【図9】 同じく膨脹したエアーバッグがケースから排出された状態の部分背面図。
【図10】 同じく膨脹したエアーバッグがケースから排出された状態の、ケース部分を縦断した正面図
【符号の説明】
1 救命衣
2 エアーバッグ
2a 首かけ部
2b 延長部
3 胴バンド
4 ケース
5 ボンベ
6 連繋バンド
7 吹込部材
8 笛
8a 笛取付紐
9 自動停止装置
9a 作動紐
10 前面部
11 側面部
12 背面部
13 底面部
13a 流入孔
14 蓋部
15 通孔
16a 雌バックル
16b 雄バックル
17 連結リング
18 蛍光反射板
21 救命衣
22 連繋バンド
23 ケース
24 背面部
25 胴バンド
26 結束バンド
27 通孔
28 連結リング
29 把持用バンド

Claims (2)

  1. 着用者の首に嵌まる空所を形成する首かけ部、及びこの首かけ部の両端をそれぞれ延長して着用者の胸を経て腹部にいたる一対の延長部を一体形成したエアーバッグと、このエアーバッグを折り畳んで収容するようになした軟質材料で構成したケースと、圧縮ガスを必要に応じて前記エアーバッグに膨脹ガスとなして送り込むように該エアーバッグに連繋したボンベと、前記エアーバッグの両延長部の各先端に一端側をそれぞれ固着し、他端側はリング状に形成して、このリング状端部を前記ケースの背面部に設けた通孔から外部に突出するようになした連繋バンドと、前記通孔から突出する前記連繋バンドのリング状端部に挿通状態で固定した胴バンドとからなることを特徴とする膨脹式救命衣。
  2. 着用者の首に嵌まる空所を形成する首かけ部、及びこの首かけ部の両端をそれぞれ延長して着用者の胸を経て腹部にいたる一対の延長部を一体形成したエアーバッグと、このエアーバッグを折り畳んで収容するようになした軟質材料で構成したケースと、圧縮ガスを必要に応じて前記エアーバッグに膨脹ガスとなして送り込むように該エアーバッグに連繋したボンベと、前記エアーバッグの両延長部の各先端を連繋する渡しベルト、及びこの渡しベルトの中間部分に一端側を固定し、他端側はリング状に形成して、このリング状端部を前記ケースの背面部に設けた通孔から外部に突出するようになした連結バンドからなる連繋バンドと、前記通孔から突出する前記連繋バンドのリング状端部に挿通状態で固定した胴バンドとからなることを特徴とする膨脹式救命衣。
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