JP2008179180A - アンダーカバーの組み付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両フレーム下面側にアンダーカバーを組み付けるとき、その作業効率を向上させることができるアンダーカバーの組み付け構造を提供することである。
【解決手段】車両フレーム10下面側に組み付けられるアンダーカバー20の組み付け構造であって、前記車両フレーム10下面側には、下方に向けてボルト11が突設されており、前記アンダーカバー20には、前記ボルト11を挿入させる取付孔21が形成されており、前記取付孔21の内周面22の少なくとも一部には、該取付孔21の内径が前記ボルト11の外径より小さくなる押肉部22aが形成されており、前記ボルト11を前記取付孔21に挿入させていくと、前記押肉部22aが前記ボルト11によって押し潰されることで、前記アンダーカバー20は前記車両フレーム10に保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンダーカバーの組み付け構造に関し、詳しくは、空力性能を向上させるために車両フレーム下面側にアンダーカバーを組み付ける構造に関する。
従来より、自動車等の車両フレーム下面側には、空力性能を向上させるためにアンダーカバーを組み付けることが知られている。このアンダーカバーを組み付けると、車両下部を通過する空気の流れがスムーズになり、空気抵抗を減少させることができる。この組み付け構造を説明すると、アンダーカバーの適宜個所(例えば、4隅)には、車両フレームの下面側から突設されたボルトを挿入させる取付孔が形成されている。この取付孔にボルトを挿入させ、ボルトからアンダーカバーが抜け落ちることのないようにアンダーカバーを保持させた状態でボルトに対してナット締めをすることで、車両フレーム下面側にアンダーカバーは組み付けられている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2001−18852号公報
しかしながら、上述した組み付け構造では、アンダーカバーの取付孔の内径は、ボルトの外径に対して略同じ若しくは若干大きく設定されている。そのため、作業者は、ボルトからアンダーカバーの取付孔が抜け落ちることのないように自身の一方の手でアンダーカバーを保持させながら他方の手でナット締めをしなければいけなかった。したがって、アンダーカバーを組み付ける作業性が悪いものとなり、作業効率を向上させることが求められていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、車両フレーム下面側にアンダーカバーを組み付けるとき、その作業効率を向上させることができるアンダーカバーの組み付け構造を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、車両フレーム下面側に組み付けられるアンダーカバーの組み付け構造であって、前記車両フレーム下面側には、下方に向けてボルトが突設されており、前記アンダーカバーには、前記ボルトを挿入させる取付孔が形成されており、前記取付孔の内周面の少なくとも一部には、該取付孔の内径が前記ボルトの外径より小さくなる押肉部が形成されており、前記ボルトを前記取付孔に挿入させていくと、前記押肉部が前記ボルトによって押し潰されることで、前記アンダーカバーは前記車両フレームに保持される構成である。
この構成によれば、取付孔にボルトを挿入させると、押肉部がボルトによって押し潰される。そのため、作業者がアンダーカバーから手を離した状態でも、アンダーカバーは車両フレームに保持されることになる。そして、この状態で、作業者はボルトに対してナット締めを行って、完全にアンダーカバーを組み付けることができる。これにより、車両フレームの下面側にアンダーカバーを組み付けるときの作業効率を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアンダーカバーの組み付け構造であって、前記アンダーカバーの取付孔の内径のうち、前記ボルトが挿入される側の端部の内径は、前記ボルトの外径より大きく設定されており、前記ボルトが挿入されない側の端部の内径は、前記ボルトの外径より小さく設定されており、前記アンダーカバーの取付孔の内周面は、前記ボルトの挿入方向に向けて先細りとなるように設定されている構成である。
この構成によれば、ボルトは案内(ガイド)されながら取付孔に挿入されることになる。そのため、ボルトを容易に挿入させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜2を用いて説明する。
図1は、アンダーカバー20の組み付け構造を示す分解斜視図である。図2は、図1のA−A断面図であり、(A)は組み付け前の状態を示しており、(B)は組み付け中の状態を示しており、(C)は組み付け後の状態を示している。
この種のアンダーカバー20は、車両フレーム10の下面側の略全てを覆うために取り付けられる樹脂製のカバーである。この取り付けの作業性を向上させる観点から、例えば、アンダーカバー20は4分割(左フロントカバー、右フロントカバー、左リアカバー、右リアカバー)に構成されており、本実施例で説明するアンダーカバー20は、右フロントカバーに相当するものである。
従来技術と同様に、図1に示すように、車両フレーム10の下面側におけるアンダーカバー20の組み付け部位の適宜個所には、4本のボルト11が下方に向けて突設されている。また、アンダーカバー20には、これら4本のボルト11を挿入させる取付孔21がそれぞれ形成されている。
この取付孔21を詳述すると、図2(A)に示すように、取付孔21の内周面22は、ボルト11の挿入方向に向けて先細りとなるように(テーパ形状を成すように)設定されている。具体的には、ボルト11の外径を「D2」とした場合、アンダーカバー20の取付孔21の内径のうち、ボルト11が挿入される側の端部の内径「D1」は、ボルト11の外径「D2」より大きく設定されている。また、逆に、ボルト11が挿入されない側の端部の内径「D3」は、ボルト11の外径「D2」より小さく設定されている。これにより、取付孔21の内周面22において、ボルト11が挿入されない側の端部にボルト11によって押し潰される押肉部22aが形成されることになる。
続いて、上述した車両フレーム10にアンダーカバー20を組み付ける構造を説明する。図2(A)の状態から図2(B)の状態に示すように、作業者は自身の手でアンダーカバー20の取付孔21に車両フレーム10のボルト11が完全に挿入されるよう車両フレーム10にアンダーカバー20を組み付ける。
このように取付孔21にボルト11を完全に挿入させると、既に説明した押肉部22aがボルト11によって押し潰される。そのため、作業者がアンダーカバー20から手を離した状態でも(図2(B)の状態でも)、アンダーカバー20は車両フレーム10に保持されることになる。そして、この状態で、作業者はボルト11に対してナット12締めを行って、完全にアンダーカバー20を組み付ける(図2(C)の状態)。
上述した組み付け構造によれば、作業者はボルト11に対してナット12締めを行うとき、従来技術で説明したように、ボルト11からアンダーカバー20の取付孔21が抜け落ちることのないように自身の一方の手でアンダーカバー20を保持させながら他方の手でナット12締めを行う必要がなく、作業者は両手が自由な状態でナット12締めを行うことができる。そのため、車両フレーム10の下面側にアンダーカバー20を組み付けるときの作業効率を向上させることができる。
また、アンダーカバー20の取付孔21に車両フレーム10のボルト11を挿入させるとき、既に説明したように、取付孔21の内周面22は、ボルト11の挿入方向に向けて先細りとなるように設定されているため、ボルト11は案内(ガイド)されながら取付孔21に挿入されることになる。そのため、ボルト11を容易に挿入させることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
また、上記に説明したボルト11が挿入される側の端部の内径「D1」およびボルト11が挿入されない側の端部の内径「D3」は、ボルト11の外径「D2」によって決められる設計的事項である。
図1は、アンダーカバー20の組み付け構造を示す分解斜視図である。 図2は、図1のA−A断面図であり、(A)は組み付け前の状態を示しており、(B)は組み付け中の状態を示しており、(C)は組み付け後の状態を示している。
符号の説明
10 車両フレーム
11 ボルト
20 アンダーカバー
21 取付孔
22 内周面
22a 押肉部

Claims (2)

  1. 車両フレーム下面側に組み付けられるアンダーカバーの組み付け構造であって、
    前記車両フレーム下面側には、下方に向けてボルトが突設されており、
    前記アンダーカバーには、前記ボルトを挿入させる取付孔が形成されており、
    前記取付孔の内周面の少なくとも一部には、該取付孔の内径が前記ボルトの外径より小さくなる押肉部が形成されており、
    前記ボルトを前記取付孔に挿入させていくと、前記押肉部が前記ボルトによって押し潰されることで、前記アンダーカバーは前記車両フレームに保持されるアンダーカバーの組み付け構造。
  2. 請求項1に記載のアンダーカバーの組み付け構造であって、
    前記アンダーカバーの取付孔の内径のうち、
    前記ボルトが挿入される側の端部の内径は、
    前記ボルトの外径より大きく設定されており、
    前記ボルトが挿入されない側の端部の内径は、
    前記ボルトの外径より小さく設定されており、
    前記アンダーカバーの取付孔の内周面は、
    前記ボルトの挿入方向に向けて先細りとなるように設定されているアンダーカバーの組み付け構造。


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