JP2008049896A - 部材取付構造 - Google Patents

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Ryoji Matsumoto
良治 松本
Motoyasu Kito
元康 鬼頭
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】取付部材の車体からの露出部を外力から保護可能な部材取付構造を得る。
【解決手段】車体のフレーム部材18と、燃料タンク20を取り付けるボルト30の頭部30Hの間に取付ブラケット36が備えられる。取付ブラケット36には、ボルト30を取り囲むようにして下方に突出した形状の剛性ビード40が設けられており、剛性ビード40の先端面(下端面)40Tの位置は、ボルト30の頭部30Hの先端(下端)よりも下方に位置している。この剛性ビード40により、ボルト30の頭部30Hの路面との直接干渉や異物との接触が防止でき、頭部30Hを外力から保護できる。
【選択図】図1

Description

本発明は部材取付構造に関する。
部材取付構造の一例として、特許文献1には、サブフレームに燃料タンクを載せ、この燃料タンクにバンドをかけ、これらのバンドをサブフレームにボルトで結合した車両用燃料タンクの配置構造が記載されている。
しかし、特許文献1の構造では、ボルトの頭部が車体から突出しているため、路面との干渉や異物との接触によって外力が作用し、ボルトの頭部に損傷や変形が生じるおそれがある。
特開2000−85382号公報
本発明は上記事実を考慮し、取付部材の車体からの露出部を外力から保護可能な部材取付構造を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、車体に対し被取付部材を取り付けるために用いられ、一部が車体外側に露出する露出部とされた取付部材と、前記露出部の周囲の少なくとも一部において露出部の車体からの突出長よりも長い突出長を有するように車体に設けられた突出部と、を有することを特徴とする。
この部材取付構造では、取付部材によって被取付部材が車体に取り付けられる。取付部材の一部は車体外側に露出しているが、車体には露出部の周囲の少なくとも一部に突出部が設けられており、この突出部の車体からの突出長は、露出部の車体からの突出長より長くなっている。このため、突出部によって、露出部の路面との干渉や異物との接触が防止され露出部を外力から保護可能となる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記取付部材が、前記車体に形成された挿通孔に挿通されるボルトと、前記ボルトに螺合されるナットと、を有することを特徴とする。
すなわち、請求項1の取付部材としては、車体に対し被取付部材を取り付けることができれば特に限定されないが、請求項2に記載のようにボルトとナットを使用すると、簡単な構造で、確実且つ強固に被取付部材を車体に取り付け可能となる。この構成では、たとえばボルトの頭部が露出部となる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記突出部の少なくとも車体前方側に形成され、車両前方側から後方側へ向かって車体から離間するように傾斜された傾斜面、を有することを特徴とする。
一般に、車両走行中は、前方側で路面との干渉や異物との接触が起こりやすいので、傾斜面を設けることで、外力を逃がして、車両の走破性を向上させることができる。
本発明は上記構成としたので、取付部材の車体からの露出部を外力から保護可能となる。
図1及び図2には、本発明の一実施形態の部材取付構造12が示されている。また、図3には、この部材取付構造12が採用された自動車14の全体構成が概略的に示されている。部材取付構造12は、燃料タンク20を車体16の下部に取り付けるために適用される。
図1及び図2に示すように、車体16は、フレーム部材18を有しており、このフレーム部材18に、ボルト30が挿通される挿通孔26が形成されている。図3に示すように、車体16に取り付けられ燃料タンク20の下方には、略板状のタンクプロテクター34が備えられており、燃料タンク20と路面RSとの直接的な干渉や異物との接触が防止されるようになっている。
また、タンクプロテクター34の所定位置にも、ボルト30が挿通される挿通孔28が形成されている。
そして、フレーム部材18に燃料タンク本体22を載せ、燃料タンク本体22にタンクプロテクター34を下方から被せて、挿通孔26、28を一致させる。そして、下方からボルト30を挿通孔26、28に挿通し、上方からナット32を螺合して、燃料タンク20が車体16に取り付けられる。
図1及び図2に示すように、フレーム部材18とボルト30の頭部30Hの間には、下方から見て略円形とされた取付ブラケット36が備えられている。取付ブラケット36の中心部分にもボルト30が挿通される挿通孔37が形成されている。また、取付ブラケット36は、ボルト30の周囲に位置する円形の平面部38を有しているが、この平面部38からボルト30を取り囲むようにして下方に突出した形状(本実施形態では特に、ボルト30の頭部30Hを取り囲む環状)の剛性ビード40が設けられている。剛性ビード40の先端面(下端面)40Tの位置は、ボルト30の頭部30Hの先端(下端)よりも下方に位置している。したがって、ボルト30の頭部30Hは、剛性ビード40よりも下方には突出していないことになる。なお、取付ブラケット30は、必ずしも略円形(環状)とされている必要はなく、ボルト30よりも下方に突出している形状であればよい。
剛性ビード40の内周面42は、ボルト30の頭部30Hとの間に所定にクリアランスC1を構成する位置に設定されており、工具等による作業スペースが確保されている。
また、剛性ビード40の外周面44のうち、特に車両先方側には、これ以外の部位よりも、先方から後方に向かうにしたがって下方へと斜めに傾斜する傾斜部44Tが形成されている。
このような構成とされた本実施形態の部材取付構造12では、ボルト30の頭部30Hよりも剛性ビード40の先端面40Tが下方に位置しているので、たとえば凹凸のある路面RSを走行した場合等でも、ボルト30の頭部30Hが路面RSと直接干渉することを防止できる。また、走行中に、ボルト30の頭部30Hに異物が接近しても、ボルト30の頭部30Hと異物との接触が防止できる。これらにより、ボルト30の頭部30Hの変形や損傷を防止でき、頭部30Hを外力から保護できる。
特に、本実施形態では、剛性ビード40の車両先方側には、先方から後方に向かうにしたがって下方へと斜めに傾斜する傾斜部44Tを形成している。したがって、路面RSがこの傾斜部44Tと干渉した場合には、路面RSからの入力を傾斜部44Tに沿った方向、すなわち矢印F1方向へと逃がすことができ、これによって路面RSとの干渉時の走行性を向上させることができる。
なお、本実施形態に係る取付ブラケット36は、フレーム部材18と別体とされていてもよいし、フレーム部材18と一体で形成されていてもよい。フレーム部材18と別体とした構成では、フレーム部材18の構造を変更することなく、本発明と適用可能となる。また、フレーム部材18と一体で取付ブラケット36を形成した構成では、別体とした構成と比較して、部品点数が少なくなる。
いずれの構成においても、取付ブラケット36の剛性ビード40は、ボルト30の頭部30Hにおいて連続した環状になっている必要はなく、たとえば、円形が一部分において分断された形状(略C字状)であっても、頭部30Hを確実に保護できればよい。さらに、円形(環状)とされている必要はなく、頭部30Hを保護可能となるようにボルト30よりも下方に突出している形状であればよい。
また、上記では、車体16の下方からボルト30が挿通孔26、28に挿通されている例を挙げたが、反対に、上方からボルト30が挿通孔26、28に挿通され、下方からナット32が螺合される構成でもよい。この場合には、ナット32及びボルト30のネジ部30Sが路面RSとの干渉や異物との接触から保護される。
さらに、本発明の取付部材としても、上記したボルト30及びナット32に限定されす、取付状態で一部が車体16の外側に露出する(本発明に係る「露出部」となる)取付部材であれば、本発明を適用することで、露出部分を保護することが可能になる。この露出部分も、必ずしも車体16の下側に露出している必要はなく、横方向(車幅方向や車両戦後方向)に露出していてもよい。
加えて、本発明に部材取付構造で車体に取り付けられる被取付部材としても、上記の燃料タンク20に限定されない。
本発明の一実施形態の部材取付構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態の部材取付構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の部材取付構造が適用された自動車を示す概略側面図である。
符号の説明
12 部材取付構造
14 自動車
16 車体
18 フレーム部材
20 燃料タンク
22 燃料タンク本体(被取付部材)
26 挿通孔
28 挿通孔
30 ボルト(取付部材)
30H 頭部(露出部)
30S ネジ部
32 ナット
34 タンクプロテクター
36 取付ブラケット
37 挿通孔
38 平面部
40 剛性ビード(突出部)
40T 先端面
42 内周面
44 外周面
44T 傾斜部(傾斜面)
C1 クリアランス
RS 路面

Claims (3)

  1. 車体に対し被取付部材を取り付けるために用いられ、一部が車体外側に露出する露出部とされた取付部材と、
    前記露出部の周囲の少なくとも一部において露出部の車体からの突出長よりも長い突出長を有するように車体に設けられた突出部と、
    を有することを特徴とする部材取付構造。
  2. 前記取付部材が、
    前記車体に形成された挿通孔に挿通されるボルトと、
    前記ボルトに螺合されるナットと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の部材取付構造。
  3. 前記突出部の少なくとも車体前方側に形成され、車両前方側から後方側へ向かって車体から離間するように傾斜された傾斜面、
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の部材取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102179106B1 (ko) * 2019-06-25 2020-11-18 주식회사 동희산업 차량용 플라스틱 연료탱크와 히터 프로텍터의 결합구조

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