JP2005240873A - 管路の接続構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 メカニカル継手を採用する管路接続構造において、接続部分の傾斜差込を可能にして、傾斜接続の実現や既存管路における介在部材の挿入構築を容易にする。
【解決手段】 管端にフランジ12を備えた受け口1を形成し、内側管となる接続管側にゴム輪を装着して受け口に差し込み、押し輪でゴム輪を押圧するようにフランジと押し輪とをボルトナットで連結して密封性を確保する管路の接続構造において、受け口におけるフランジ部の背後の外側管11を、フランジ部の開口部より差し入れた内側管を傾斜差込可能に前記開口部より径大に形成してなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水道供給管路やプラント配管等の種々の管路における接続構造に関するものである。
管路として給水管を例にとると、その管接続手段として種々の構造が知られているが、最も多用されているのがメカニカル継手と称される構造で、一方の管の端部にフランジ部を備えた受け口を形成し、接続管(内側管)にゴム輪(ゴムシール)を装着して受け口(外側管)に差し込み、押し輪でゴム輪を押圧するようにフランジ部と押し輪とをボルトナットで連結するものである(特許文献1,2)。
また前記押し輪に代えて、受け口に螺合してゴムシールを押圧する袋ナットを採用する構造も知られている(特許文献3)。
前記の給水管は、地中に埋設されることが多く、管軸方向への抜けは、基本的に管外周と地面との摩擦によって防止されているが、水道の圧力が高くなった場合には、連結管を管軸方向に押圧する力として作用する場合があり、接続部が抜け出てしまうことがある。この対策として、押し輪に接続管に固定する押しネジを設ける構造を採用している。
また接続部分全体を抱持する枠部材を採用し、これを受け口側管と接続管の両方に跨がせて装着する手段も提案されている(特許文献4)。
特開平6−265063号公報。 実開平5−77688号公報。 特開平6−17976号公報。 特開2000−97379号公報。
前記した従前のメカニカル継手は、基本的に内側管(接続管)が外側管(受け口)に密挿され直線管路構成にしか採用できない。勿論内外管に多少の遊びを有することに基づいて、その遊びで対応できる管路の傾斜接続も理論的に可能であるが、当該遊びによるガタツキが存在するため、耐圧性(気密保持性)に問題があり、管路の傾斜接続は事実上困難であった。
また図6に例示する通り、既存の管路Aの途中に空気抜き装置を介設しようとして管路を切断し、切断箇所に空気抜き装置を装着できる立ち上がり管部を備えると共に、管の両端部にフランジを備えた受け口を形成した空気抜き用管路部材Bを介設しようとした場合に、少なくとも前記部材Bの他に、管路方向にスライド移動可能な接続部材Cを必要とする。
即ち図6(2)で示すとおり管路Aを切断した状態(一方をa1、他方をa2とする)で、接続部材Cを管路切断部分に位置させ(図6.3)、接続部材Cを一旦管路a1に差し入れ空気抜き用管路部材Bが管路切断箇所に内に位置できるようにし(図6.4)、当該位置の空気抜き用管路部材Bを管路a2に差込み、管路a2と空気抜き用管路部材Bとを接続する(図6.5)。次に接続部材Cを空気抜き用管路部材Bに差し込み、両者を接続し、更に接続部材Cと管路a1とを接続する(図6.6)。
このように既存の管路Aの途中に空気抜き装置を介設しようとして、管路Aに空気抜き用管路部材Bを組み込む場合には、接続部材Cが必要であり、しかも煩雑な作業となる。
そこで本発明は、メカニカル継手を採用する管路接続構造において、接続部分の傾斜差込を可能にすることで、前記の課題を解決する新規な管路接続構造を提案したものである。
本発明に係る管路接続構造は、管端にフランジを備えた受け口を形成し、内側管となる接続管側にゴム輪を装着して受け口に差し込み、押し輪でゴム輪を押圧するようにフランジ部と押し輪とをボルトナットで連結して密封性を確保する管路の接続構造において、受け口におけるフランジ部の背後の外側管を、フランジ部の開口部より差し入れた内側管を傾斜差込可能に前記開口部より径大に形成してなることを特徴とするものである。従って接続管(内側管)と受け口を構成する外側管の傾斜差込が可能となるものである。
また特に前記構成において、更に内側管の適宜位置に、押し輪を溶接固定し、押し輪の接続面を、外周方向が後退する傾斜面に形成してなるもので、押し輪が接続管と固定されているものであるから、外側管と内側管が傾斜接続された状態で、フランジのボルトナット締め付け長の調整で、傾斜接続を固定できるとともに、傾斜状態でもフランジ間のボルトナットの緊締が確実になされる。
また本発明は、管の両端部にフランジを備えた受け口を形成すると共に、管中央に空気抜き弁装着用立ち上がり管部を設けた空気抜き用管路部材における、少なくとも一方の受け口の外側管を径大に形成して、前記管路接続構造を採用したもので、空気抜き用管路部材Bを傾斜状態で切断管路の一方に差し込むことができるので、別の接続部材を必要とせずに、切断管路箇所に空気抜き用管路部材を介設できる。
本発明は以上の構成を採用したことによって、接続箇所において、内側管の外側管への差し込みが、傾斜状態で行うことが可能であるので、特に接続管側の押し輪を接続管と固定することで、管路の傾斜接続が可能で、管路構築において柔軟に対応できるものであり、また特に空気抜き用管路部材の接続箇所に採用すると、既存管路への空気抜き用管路部材の組み込みに際して、従前のような他の接続部材を必要とせず、且つその作業性も向上するものである。
次に本発明の実施の形態について説明する。図1乃至3は本発明の第一実施形態を示したものである。
第一実施形態に示した管路接続構造は管路の傾斜接続を実施する例で、基本的には従前のメカニカル継手と同様に接続部分(管端)は、受け口1と、接続管2とで構成される。
受け口1は、外側管11の管端にフランジ12を設けたもので、フランジ12にはボルト孔13や、開口部14の内周縁にパッキン(断面円形のゴム輪)3の嵌合凹部15を設けたもので、特に開口部14の内径は、接続管2の差込部(内側管)21を差し込んだ際に、多少がたつくような遊びを有するようにし、更に外側管11の内径は、開口部14の内径よりも径大にしてなる。径大の程度は、後述するように内側管21を10度程度傾斜しての差込が可能となる範囲までである。
接続管2は、管端から適宜長さの差込部(内側管)21を残し、前記フランジ12と対応する押し輪部22を溶接やその他の手段で固定してなるものである。この押し輪部22には、フランジ12のボルト孔13と対応する位置にボルト孔23を穿設してなると共に、管端側の面(フランジ12と対面する面)が、外周方向が管端から後退する傾斜面24に形成してなるものである。
而して前記の管継手は、差込部21にパッキン3を装着し、差込部21を開口部14から外側管11の内方に差し入れ、パッキン3をフランジ12と押し輪部22とで挟圧する状態で、ボルト孔13,23にボルト4を挿通し、ナット5を緊締して受け口1と接続管2の管接続を実現するものである。
特に前記実施形態においては、押し輪部22が固定されているので、接続部分に管路軸方向の外力が加わったとしても、固定された押し輪部22とフランジ12とのボルト連結であるので、抜け耐力に優れているものであり、またパッキン3も強く挟圧されるので密封性にも優れたものになる。
さらに図3(1)に示すとおり、折曲管路の傾斜接続の場合にも、開口部14の遊びと外側管11の径大化によって、管路の傾斜接続が可能であり、ボルト4とナット5の緊締位置の調整で、傾斜固定も容易に実現する。
しかも前記のボルトナットの緊締(パッキン3の強圧)に際して、押し輪部22に傾斜面24を採用しているので、前記の傾斜固定のための緊締を容易に行うことができると共に、外周部分でのボルトナットの緊締間隔を設けることができたので、より効果的な緊締を実現できる。
図4,5は本発明の第二実施形態を示したものである。この実施形態は、管路途中に空気抜き装置を組み込む際に使用する空気抜き用管路部材6と管路7との間の接続に本発明の管路接続構造を採用したものである。
実施形態に示した空気抜き用管路部材6は、基本的には従前の部材と同様で、本管部61の両端に受け口(本管部である外側管とフランジ62とで構成される)を設け、本管部61の中央位置に空気抜き弁装着用立ち上がり管部63を設けたもので、特に一方の受け口の外側管を、上部を大きく張り出した楕円断面の径大(径大部64)に形成してなるものである。
尚径大部64側の管端開口部は、前記第一実施形態と同様に遊びを有するようにしてなり、またフランジ62及び押し輪7の所定位置にボルト孔を設けてなることは当然である。
而して既存の管路Aの途中に空気抜き装置を介設する場合には、空気抜き用管路部材6の長さから差し込み代分を差し引いた距離を開けて管路Aを切断し、切断した管路(接続管a1,a2)に、押し輪7およびパッキン3を装着する(図5.2)。
次に空気抜き用管路部材6の径大部64側を、接続管a1を被せるように装着する。この際に径大部64によって空気抜き用管路部材6を傾斜状態で装着することができ、反対側接続管a2は装着作業の支障とならない。
空気抜き用管路部材6と接続管a1の装着によって空気抜き用管路部材6の他方端を接続管a2と対面させて、接続管a2が他方受け口に差し込まれて装着した状態で、両接続管a1,a2に装着された押し輪7と空気抜き用管路部材6のフランジ62とをボルトナット4,5で緊締し、空気抜き用管路部材6を管路Aの途中に組み込むことができるものである(図5.4)。
従って従前のように別の接続部材Cを使用する必要がなく、作業自体も簡素化するものである。
本発明の第一実施形態の要部(受け口)の断面図。 同接続前の説明図。 同接続後の正面図で、(1)は傾斜接続(2)は直線接続を示す。 同第二実施形態の空気抜き用管路部材の説明図で、(1)は一部切断正面図(2)は、イ−イ断面図。 同空気抜き用管路部材の組み込み工程説明図。 従来の空気抜き用管路部材の組み込み工程説明図。
符号の説明
1 受け口
11 外側管
12 フランジ
13 ボルト孔
14 開口部
15 嵌合凹部
2 接続管
21 差込部(内側管)
22 押し輪部
23 ボルト孔
24 傾斜面
3 パッキン
4 ボルト
5 ナット
6 空気抜き用管路部材
61 本管部
62 フランジ
63 立ち上がり管部
64 径大部
7 押し輪

Claims (4)

  1. 管端にフランジを備えた受け口を形成し、内側管となる接続管側にゴム輪を装着して受け口に差し込み、押し輪でゴム輪を押圧するようにフランジ部と押し輪とをボルトナットで連結して密封性を確保する管路の接続構造において、受け口におけるフランジ部の背後の外側管を、フランジ部の開口部より差し入れた内側管を傾斜差込可能に前記開口部より径大に形成してなることを特徴とする管路の接続構造。
  2. 内側管の適宜位置に、押し輪を溶接固定してなる請求項1記載の管路接続構造。
  3. 押し輪の接続面を、外周方向が後退する傾斜面に形成してなる請求項2記載の管路接続構造。
  4. 管の両端部にフランジを備えた受け口を形成すると共に、管中央に空気抜き弁装着用立ち上がり管部を設けた空気抜き用管路部材における、少なくとも一方の受け口の外側管を径大に形成してなる請求項1記載の管路接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100730516B1 (ko) 2006-12-28 2007-06-20 (주)이젠바텀 기밀성이 향상된 비굴착 라이닝공법 및 이 공법에 적용되는비굴착 라이닝장치
EP1811217A1 (en) * 2006-01-18 2007-07-25 Pipe System Japan Limited Liability Partnership Aerial pipe arrangement and method of aerially arranging pipes
KR102504103B1 (ko) * 2021-08-26 2023-02-28 주식회사 뉴보텍 저압용 노후배관 보수 방법 및 장치

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