JP2008179115A - 画像形成方法及びカチオン重合性インクジェットインク - Google Patents

画像形成方法及びカチオン重合性インクジェットインク Download PDF

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Abstract

【課題】導電性材料がインクと接する構成のインクジェットヘッドやインク供給路を用いても、安定してインクを吐出させることが可能な画像形成方法及びそれに用いられるカチオン重合性インクジェットインクを提供することにある。
【解決手段】カチオン重合性化合物及び光重合開始剤を含有するカチオン重合性インクジェットインク(以下、インクと略す)を貯留するインクタンクと、該インクタンクから前記インクを吐出するインクジェットヘッドまでのインク供給路とを有し、前記インクタンク及び前記インク供給路の前記インクと接する接インク部の少なくとも一部に導電性材料を用いてなるインクジェットプリンターを用い、前記インクのカールフィッシャー法により測定した含水率が0.01〜0.5質量%であるインクを記録材料上に吐出し、画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット記録方式による画像形成方法及びそれに用いられるカチオン重合性インクジェットインクに関する。
UV硬化型インクはさまざまなメディアに記録することができること、UV光にて高速に硬化・定着でき、生産性が高い、溶剤インクに比べて揮発性が低いので臭気やVOCが少なくインクジェットヘッドの乾燥対策が不要であること等から、近年積極的に開発され実用化されている。
一方、インクを吐出するインクジェットヘッドやインクジェットプリンターのインク供給路は、通常、さまざまな部材により構成されており、加工適性、インクに対する耐久性、寸法安定性、熱伝導性等の観点から、金属部材が使われることがある。これらの金属部材は導電性の素材であることが多い。インクジェットヘッドには、例えば特許文献1ではステンレス、特許文献2では鉄ニッケルコバルト合金(商品名Kovar)が用いられている。
これらの導電性材料は、一般には水系、溶剤、オイル、UV、ソリッド等各種インクに対する耐久性が高く、また、インクに対しても悪影響を与えることが少ないと考えられている。
しかしながら、インクに対しては、安定吐出の観点で問題のあることが、我々の検討の結果明らかとなってきた。
即ち、導電性材料と、反応性のインクとが接触すると、インクが導電性の場合は特に望まれない電気化学反応が生じ、インク成分の分解物または重合物がインクジェットヘッド内に生じるのである。例えば、インクジェットヘッド内やインク供給路内に2種の金属部材が導通された状態で存在すると、インクと金属の接触により電池が形成されて2種の金属間に起電力が生じ、電気化学反応が起きる。また、その際に溶解した金属が引き金となって、予期しないインク反応が起こるのである。
なお、1種の金属であっても、表面状態が均一であるとは限らず、ミクロに表面状態が変化した状態となる場合が多い。その結果、1種の金属であっても異種金属接触と同様の反応が起こりうる。
これらの反応生成物はインクに再溶解せず、インクジェットヘッド内、特にノズル周辺部に堆積していった場合、出射直進性の低下を引き起こす。最悪の場合、回復不能なノズル詰まりを引き起こす。また、これらの反応生成物が、インク供給路内、特にフィルターや微細な供給路内に堆積していった場合、インクの供給に支障が生じる。最悪の場合、堆積した反応生成物が剥がれ落ちてインクジェットヘッド内に移動し、回復不能なノズル詰まりを引き起こす。
インクの導電性は、電解質となりうる塩類、高極性化合物、不純物によりもたらされるが、インク中の水分によってももたらされる。
カチオン重合性のインクは、水分によって硬化阻害が起きるため、できるだけ水分を含まないことが硬化性を向上させる点で好ましいが、一方で、インクの保存中の重合を防止する重合禁止剤として水分を10〜22.94%程度含ませることが知られている(例えば特許文献3参照)。これによって、重合禁止させることができると考えられていたが、逆にインクに導電性を付与する結果となり、インクタンクやインク流路に導電性材料を用いるインクジェットプリンターに用いると電気化学反応を引き起こし、予期しないインク反応を引き起こす結果となっていた。
特開2006−159619号公報 特開2003−63017号公報 米国特許第6,232,361号明細書
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、導電性材料がインクと接する構成のインクジェットヘッドやインク供給路を用いても、安定してインクを吐出させることが可能な画像形成方法及びそれに用いられるカチオン重合性インクジェットインクを提供することにある。特に、導電性の高いカチオン重合性インクジェットインクを用いるインクジェット記録方式において、安定した記録を行う画像形成方法を提供することにある。
本発明の上記課題は、以下の構成により達成される。
1.カチオン重合性化合物及び光重合開始剤を含有するカチオン重合性インクジェットインクを貯留するインクタンクと、該インクタンクから前記カチオン重合性インクジェットインクを吐出するインクジェットヘッドまでのインク供給路とを有し、前記インクタンク及び前記インク供給路の前記カチオン重合性インクジェットインクと接する接インク部の少なくとも一部に導電性材料を用いてなるインクジェットプリンターを用い、前記カチオン重合性インクジェットインクのカールフィッシャー法により測定した含水率が0.01〜0.5質量%であるカチオン重合性インクジェットインクを記録材料上に吐出し、画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
2.前記カチオン重合性インクジェットインクのカールフィッシャー法により測定した含水率が0.01〜0.3質量%であることを特徴とする前記1に記載の画像形成方法。
3.前記導電性材料が、金属または該金属を含む合金、半導体、圧電体、カーボン、導電性プラスチックから選ばれる少なくとも1種からなることを特徴とする前記1または2に記載の画像形成方法。
4.前記導電性材料が、金属、カーボンまたは導電性プラスチックであることを特徴とする前記3に記載の画像形成方法。
5.前記金属が、アルミニウム、鉄、マグネシウム、ニッケル、スズ、亜鉛、鉛、銅、銀、金から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記4に記載の画像形成方法。
6.前記半導体が、炭化ケイ素、窒化アルミニウム、シリコンから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記3に記載の画像形成方法。
7.前記圧電体が、石英、チタン酸ジルコン酸鉛、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウムから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記3に記載の画像形成方法。
8.前記光重合開始剤として、トリアリールスルホニウム塩を含有することを特徴とする前記1〜7のいずれか1項に記載の画像形成方法。
9.カチオン重合性化合物及び光重合開始剤を含有するカチオン重合性インクジェットインクを貯留するインクタンクと、該インクタンクから前記カチオン重合性インクジェットインクを吐出するインクジェットヘッドまでのインク供給路とを有し、前記インクタンク及び前記インク供給路の前記カチオン重合性インクジェットインクと接する接インク部の少なくとも一部に導電性材料を用いてなるインクジェットプリンターに用いられるカチオン重合性インクジェットインクであって、前記カチオン重合性インクジェットインクのカールフィッシャー法により測定した含水率が0.01〜0.5質量%であることを特徴とするカチオン重合性インクジェットインク。
10.前記カチオン重合性インクジェットインクのカールフィッシャー法により測定した含水率が0.01〜0.3質量%であることを特徴とする前記9に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
11.前記導電性材料が、金属または該金属を含む合金、半導体、圧電体、カーボン、導電性プラスチックから選ばれる少なくとも1種からなることを特徴とする前記9または10に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
12.前記導電性材料が、金属、カーボンまたは導電性プラスチックであることを特徴とする前記11に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
13.前記金属が、アルミニウム、鉄、マグネシウム、ニッケル、スズ、亜鉛、鉛、銅、銀、金から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記12に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
14.前記半導体が、炭化ケイ素、窒化アルミニウム、シリコンから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記11に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
15.前記圧電体が、石英、チタン酸ジルコン酸鉛、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウムから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記11に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
16.前記光重合開始剤として、トリアリールスルホニウム塩を含有することを特徴とする前記9〜15のいずれか1項に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
本発明によれば、導電性材料がインクと接する構成のインクジェットヘッドやインク供給路を用いても、安定してインクを吐出させることが可能な画像形成方法及びそれに用いられるカチオン重合性インクジェットインクを提供することができる。特に、導電性の高いカチオン重合性インクジェットインクを用いるインクジェット記録方式において、安定した記録を行う画像形成方法を提供することができる。
本発明者は、上記課題に鑑み鋭意検討を行った結果、カチオン重合性化合物及び光重合開始剤を含有するカチオン重合性インクジェットインクを貯留するインクタンクと、該インクタンクから前記カチオン重合性インクジェットインクを吐出するインクジェットヘッド(以下、単にヘッドともいう)までのインク供給路とを有し、前記インクタンク及び前記インク供給路の前記カチオン重合性インクジェットインクと接する接インク部の少なくとも一部に導電性材料を用いてなるインクジェットプリンターを用いて記録媒体上に吐出し、画像を形成する画像形成方法において、前記カチオン重合性インクジェットインクのカールフィッシャー法により測定した含水率を0.01〜0.5質量%とすることで、画像形成を安定して行うことができることを見出し、本発明に至った次第である。
以下、本発明について詳細に説明する。
〔カチオン重合性インクジェットインク〕
(含水率)
本発明の画像形成方法に用いられるカチオン重合性インクジェットインク(インク1)、及び、本発明の、カチオン重合性化合物及び光重合開始剤を含有するインクを貯留するインクタンクと、該インクタンクから前記インクを吐出するヘッドまでのインク供給路とを有し、前記インクタンク及び前記インク供給路の前記インクと接する接インク部の少なくとも一部に導電性材料を用いてなるインクジェットプリンターに用いられるカチオン重合性インクジェットインク(インク2)は、カールフィッシャー法により測定した含水率が0.01〜0.5質量%、好ましくは0.01〜0.3質量%であることを特徴とする。
含水率が0.01質量%未満ではインクの保存安定性が悪く、またインクの原材料から持ち込まれる水分があるため、インクの調製が困難である。
含水率が0.5質量%を超えると、本発明の効果を発揮することができない。
インクの含水率をこの範囲に調整する方法としては、例えばインクを減圧下で加温して水を蒸発させる方法や、インクに脱水剤を添加する方法が挙げられる。
本発明に係るインク1及び本発明のインク2は同じ特徴を有することが好ましいため、以下、特に断りがない限り、インク1及びインク2を単にインクともいう。
(カチオン重合性化合物)
本発明に用いられるインクは、カチオン重合性化合物を含有する。例えば、特開平6−9714号、特開2001−31892号、同2001−40068号、同2001−55507号、同2001−310938号、同2001−310937号、同2001−220526号等の公報に例示されているエポキシ化合物、ビニルエーテル化合物、オキセタン化合物等が挙げられる。
エポキシ化合物としては、以下の芳香族エポキシド、脂環式エポキシド及び脂肪族エポキシド等が挙げられる。
芳香族エポキシドとして好ましいものは、少なくとも1個の芳香族核を有する多価フェノールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によって製造される、ジまたはポリグリシジルエーテルであり、例えば、ビスフェノールA、あるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル、水素添加ビスフェノールAあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル、並びにノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
脂環式エポキシドとしては、少なくとも1個のシクロへキセンまたはシクロペンテン環等のシクロアルカン環を有する化合物を、過酸化水素、過酸等の適当な酸化剤でエポキシ化することによって得られる、シクロヘキセンオキサイドまたはシクロペンテンオキサイド含有化合物が好ましい。
脂肪族エポキシドの好ましいものとしては、脂肪族多価アルコールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル等があり、その代表例としては、エチレングリコールのジグリシジルエーテル、プロピレングリコールのジグリシジルエーテルまたは1,6−ヘキサンジオールのジグリシジルエーテル等のアルキレングリコールのジグリシジルエーテル、グリセリンあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはトリグリシジルエーテル等の多価アルコールのポリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル等のポリアルキレングリコールのジグリシジルエーテル等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
これらのエポキシドのうち、速硬化性を考慮すると、芳香族エポキシド及び脂環式エポキシドが好ましく、特に脂環式エポキシドが好ましい。本発明では、上記エポキシドの1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
本発明においては、さらなる硬化性及び吐出安定性の向上のために、光重合性化合物として、オキセタン環を有する化合物を30〜95質量%、オキシラン基を有する化合物を5〜70質量%、ビニルエーテル化合物を0〜40質量%含有することが好ましい。
本発明で用いることのできるオキセタン化合物としては、例えば特開2001−220526号、同2001−310937号公報に記載されているような公知のあらゆるオキセタン化合物を使用できる。
本発明で用いることのできるビニルエーテル化合物としては、例えば、エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等のジまたはトリビニルエーテル化合物、エチルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、イソプロペニルエーテル−O−プロピレンカーボネート、ドデシルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル等のモノビニルエーテル化合物等が挙げられる。
これらのビニルエーテル化合物のうち、硬化性、密着性、表面硬度を考慮すると、ジまたはトリビニルエーテル化合物が好ましく、特にジビニルエーテル化合物が好ましい。本発明では、上記ビニルエーテル化合物の1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
(光重合開始剤)
本発明に用いられるインクは、光重合開始剤として光酸発生剤を含有する。
光酸発生剤としては、例えば、化学増幅型フォトレジストや光カチオン重合に利用される化合物が用いられる(有機エレクトロニクス材料研究会編、「イメージング用有機材料」、ぶんしん出版(1993年)、187〜192ページ参照)。本発明に好適な化合物の例を以下に挙げる。
第1に、ジアゾニウム、アンモニウム、ヨードニウム、スルホニウム、ホスホニウム等の芳香族オニウム化合物のB(C654 -、PF6 -、AsF6 -、SbF6 -、CF3SO3 -塩を挙げることができる。
本発明で用いることのできるオニウム化合物の具体的な例を以下に示す。
Figure 2008179115
第2に、スルホン酸を発生するスルホン化物を挙げることができ、その具体的な化合物を以下に例示する。
Figure 2008179115
第3に、ハロゲン化水素を光発生するハロゲン化物も用いることができ、その具体的な化合物を以下に例示する。
Figure 2008179115
第4に、鉄アレン錯体を挙げることができ、その具体的な化合物を以下に例示する。
Figure 2008179115
光重合開始剤は、カチオン重合性化合物100質量部に対して、0.2〜20質量部の比率で含有させることが好ましい。光重合開始剤の含有量が0.2質量部未満では硬化物を得ることが困難であり、20質量部を越えて含有させてもさらなる硬化性向上効果はない。これら光重合開始剤は、1種または2種以上を選択して使用することができる。
本発明において、光重合開始剤としては、インクの硬化性及び保存安定性の点からトリアリールスルホニウム塩を用いることが好ましい。
(色材)
本発明に用いられるインクでは色材を含有することが好ましく、色材としては顔料であることが好ましい。
本発明に用いられる顔料としては、酸性及びまたは塩基性に表面処理された有機顔料が好ましく用いられ、分散剤のインク中における含有量が顔料の35〜65質量%であることが好ましい。本発明に用いられるインクにおいては、分散剤の含有量が35質量%未満であると、分散剤が十分に顔料表面全体に吸着できず分散安定性が不十分な場合があり、65質量%を超えると、顔料表面に吸着されない分散剤がインク中に遊離して、重合阻害を起こし問題となる場合がある。顔料のアミン価は酸価よりも大きいことが好ましく、その差が1mg/gKOH以上、10mg/g未満であることがさらに好ましい。1mg/gKOH未満であればその効果がなく、10mg/g以上の場合は塩基性処理を過度に行う必要がありコストアップとなるばかりでなく、重合阻害の原因にもなり好ましくない。
本発明に用いる顔料としては、カーボンブラック、カーボンリファインド、及びカーボンナノチューブのような炭素系顔料、鉄黒、コバルトブルー、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化クロム、及び酸化鉄のような金属酸化物顔料、硫化亜鉛のような硫化物顔料、フタロシアニン系顔料、金属の硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、及びリン酸塩のような塩からなる顔料、並びにアルミ粉末、ブロンズ粉末、及び亜鉛粉末のような金属粉末等の無機顔料、ニトロ顔料、アニリンブラック、ナフトールグリーンBのようなニトロソ顔料、ボルドー10B、レーキレッド4R及びクロモフタールレッドのようなアゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等を含む。)、ピーコックブルーレーキ及びローダミンレーキのようなレーキ顔料、フタロシアニンブルーのようなフタロシアニン顔料、多環式顔料(ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフラノン顔料等)、チオインジゴレッド及びインダトロンブルーのようなスレン顔料、キナクリドン顔料、キナクリジン顔料、並びにイソインドリノン顔料のような有機系顔料を使用することもできる。
顔料の具体例としては、
C.I Pigmen Yellow−1、2、3、12、13、14、16、17、42、73、74、75、81、83、87、93、95、97、98、109、114、120、128、129、138、150、151、154、180、185、
C.I Pigmen Orange−16、36、38、
C.I Pigmen Red−5、7、22、38、48:1、48:2、48:4、49:1、53:1、57:1、63:1、101、112、122、123、144、146、168、184、185、202、
C.I Pigmen Violet−19、23、
C.I Pigmen Blue−1、2、3、15:1、15:2、15:3、15:4、18、22、27、29、60、
C.I Pigmen Green−7、36、
C.I Pigmen White−6、18、21、
C.I Pigmen Black−7、等を挙げることができる。
上記顔料の分散には、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータ、ヘンシェルミキサ、コロイドミル、超音波ホモジナイザー、パールミル、湿式ジェットミル、ペイントシェーカー等を用いることができる。
また、顔料の分散を行う際に、分散剤を添加することも可能である。分散剤としては、高分子分散剤を用いることが好ましく、高分子分散剤としては、例えば、Avecia社のSolsperseシリーズや、味の素ファインテクノ社のPBシリーズが挙げられる。また、分散助剤として、各種顔料に応じたシナージストを用いることも可能である。これらの分散剤及び分散助剤は、顔料100質量部に対し、1〜50質量部添加することが好ましい。分散媒体は、溶剤または重合性化合物を用いて行うが、本発明に用いられる光硬化型インクでは、印字後に反応・硬化させるため、無溶剤であることが好ましい。溶剤が硬化画像に残ってしまうと、耐溶剤性の劣化、残留する溶剤のVOCの問題が生じる。よって、分散媒体は溶剤ではなく重合性化合物、その中でも最も粘度の低いモノマーを選択することが分散適性上好ましい。
顔料の分散は、顔料粒子の平均粒径を0.08〜0.5μmとすることが好ましく、最大粒径は0.3〜10μm、好ましくは0.3〜3μmとなるよう、顔料、分散剤、分散媒体の選定、分散条件、ろ過条件を適宜設定する。この粒径管理によって、ヘッドノズルの詰まりを抑制し、インクの保存安定性、インク透明性及び硬化感度を維持することができる。本発明に用いられるインクにおいては、色材濃度としては、インク全体の1質量%乃至10質量%であることが好ましい。
(添加剤)
本発明に用いられるインクには、上記説明した以外にさまざまな添加剤を用いることができる。例えば、レベリング添加剤、マット剤、膜物性を調整するためのポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類を添加することができる。また、保存安定性を改良する目的で、公知のあらゆる塩基性化合物を用いることができるが、代表的なものとして、塩基性アルカリ金属化合物、塩基性アルカリ土類金属化合物、アミン等の塩基性有機化合物等が挙げられる。また、ラジカル重合性モノマーと開始剤を組み合わせ、ラジカル・カチオンのハイブリッド型硬化インクとすることも可能である。
(インク粘度)
本発明に用いられるインクにおいては、インクジェット画像形成に用いる場合は、25℃における粘度が7〜50mPa・sであることが好ましい。
〔ヘッド、インク供給路〕
本発明に係るインクタンクやインク供給路のインクと接する接インク部分には、導電性材料を用いることができる。
導電性材料としては、金属または該金属を含む合金、半導体、圧電体、カーボンまたは導電性プラスチックが挙げられるが、加工適性、インクに対する耐久性、寸法安定性、熱伝導性等の観点から、金属、カーボンまたは導電性プラスチックが好ましい。
前記金属としては、アルミニウム、鉄、マグネシウム、ニッケル、スズ、亜鉛、鉛、銅、銀または金が好ましい。
前記半導体としては、炭化ケイ素、窒化アルミニウムまたはシリコンが好ましい。
前記圧電体としては、石英、チタン酸ジルコン酸鉛、ニオブ酸リチウムまたはタンタル酸リチウムが好ましい。
〔記録媒体〕
本発明で用いることのできる記録媒体としては、さまざまな記録媒体を用いることができるが、本発明に用いられるインクの特性をいかんなく発揮できる観点から、インクの吸収能を実質的に持たない記録媒体であることが好ましく、通常の非コート紙、コート紙等の他、いわゆる軟包装に用いられる各種非吸収性のプラスチック及びそのフィルムを用いることができる。各種プラスチックフィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、延伸ポリスチレン(OPS)フィルム、延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム、延伸ナイロン(ONY)フィルム、ポリ塩化ビニル(PVC)フィルム、ポリエチレン(PE)フィルム、トリアセチルセルロース(TAC)フィルム等を挙げることができる。その他のプラスチックとしては、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ABS、ポリアセタール、ポリビニルアルコール(PVA)、ゴム類等が使用できる。また、金属類や、ガラス類にも適用可能である。
本発明において、包装の費用や生産コスト等の記録媒体のコスト、プリントの作成効率、各種のサイズのプリントに対応できる等の点で、長尺(ウェブ)な記録媒体を使用する方が有利である。
以下に本発明の実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明の実施態様はこれらに限定されるものではない。
実施例1
(顔料分散液の調製)
以下の組成で顔料を分散した。
以下2種の化合物をステンレスビーカーに入れ、60℃で加熱溶解させた。
アジスパーPB822(味の素ファインテクノ社製分散剤) 8質量部
アロンオキセタンOXT−221(東亞合成社製オキセタン化合物) 72質量部
室温まで冷却した後、これに下記顔料20質量部を加えて、直径0.5mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて下記時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去して、各色顔料分散液を得た。
顔料Y:Pigment Black 7(三菱化学社製、MA7) 10時間
顔料M:Pigment Blue 15:4(大日精化社製、特注) 6時間
顔料C:Pigment Red 122(大日精化社製、特注) 10時間
顔料K:Pigment Yellow 180(大日精化社製、特注) 10時間
(インクの調製)
上記調製した各顔料分散物を用い、下記インク組成で各インクを調製した。
なお、各インクは、顔料分散物以外の全ての添加剤を混合し、十分に溶解したことを確認してから、得られた混合液を顔料分散物に少しずつ添加し、15分間攪拌した後、ロキテクノ社製PP3μmディスクフィルターで濾過を行った。顔料Y、M、C、K分散液を用いて、それぞれインクY、M、C、Kを調製した。
〈インク組成〉
顔料分散液 20.0質量部
アジスバーPB822(味の素ファインテクノ製) 2.0質量部
アロンオキセタンOXT−221(東亞合成社製オキセタン化合物)
55.0質量部
アロンオキセタンOXT−212(東亞合成社製オキセタン化合物) 5.0質量部
アロンオキセタンOXT−101(東亞合成社製オキセタン化合物) 5.0質量部
脂環式エポキシ化合物1 18.0質量部
光重合開始剤1(分子量466、1分子量当たり3つのアリール基を持つ)
4.0質量部
重合禁止剤(トリイソプロパノールアミン) 0.1質量部
Figure 2008179115
(インクの含水率調整)
作製したインクを、減圧下で60℃に加温して含水率を低下させた後、水を添加して含水率を表1の通りに調整し、インクY、M、C、Kから、それぞれインクY−1〜Y−5、M−1〜M−5、C−1〜C−5、K−1〜K−5を得た。
Figure 2008179115
(画像形成)
インクとの接液部を有するピエゾ型インクジェットヘッドを備え、図1に記載の構成からなるインクジェット記録装置に、上記調製した各インクを装填し、長尺のポリエチレンテレフタレートフィルムに各色ベタ画像の記録を3時間連続して行った後、24時間放置した。その後、再び各色ベタ画像の記録を3時間連続して行った。
インク供給系は、インクタンク、供給パイプ、ヘッド直前の前室インクタンク、フィルター付き配管、ピエゾヘッドからなり、前室タンクからヘッド部分まで断熱して55℃の加温を行った。図2に示すインクジェットヘッドのインクと接するノズルプレート11、フィルター12、本体13には下記表2記載の導電性材料を用いた。
ピエゾヘッドは、2〜15plのマルチサイズドットを720×720dpiの解像度で吐出できるよう駆動して、各インクを連続吐出した。着弾した後、キャリッジ両脇のランプユニットにより瞬時(着弾後1秒未満)に硬化される。記録後、トータルインク膜厚を測定したところ、10〜13μmの範囲であった。本発明でいうdpiとは、2.54cm当たりのドット数を表す。なお、インクジェット画像の形成は、上記方法に従って、25℃、50%RHの環境下で行った。
(出射安定性の評価)
前記24時間放置後の3時間連続画像記録の際に、下記基準でインクの出射安定性を確認した。
○ :3時間出射は安定している
○△:接液部部材上にわずかに析出物が認められるが出射に影響なし
△ :出射曲がりが発生
× :ノズルが目詰まり
評価の結果を表2に示す。
Figure 2008179115
表より、含水率が0.01〜0.5質量%のインクを、インクと接する部分に導電性材料を用いたヘッドを有するインクジェットプリンターを用いて記録媒体上に吐出し、画像を形成する本発明の画像形成方法は、出射安定性が優れていることが分かる。
実施例2
実施例1において、インクの光重合開始剤1を下記光重合開始剤2に変更してインクを調製し、同様に出射安定性の評価を行った結果、実施例1と同様の結果が得られた。
Figure 2008179115
実施例3
(画像形成)
ピエゾ型インクジェットヘッドを備え、図1に記載の構成からなるインクジェット記録装置に、実施例1で調製した各インクを装填し、長尺のポリエチレンテレフタレートフィルムに各色ベタ画像の記録を3時間連続して行った後、24時間放置した。その後、再び各色ベタ画像の記録を3時間連続して行った。
インク供給系は、インクタンク、供給パイプ、図3に示す中間タンク、最終フィルター付き配管、ピエゾヘッドからなり、中間タンクからヘッド部分まで断熱して55℃の加温を行った。図3に示すインクと接するインク供給部2のプレフィルター21、中間タンク22、インレット23には下記表3記載の導電性材料を用いた。
ピエゾヘッドは、2〜15plのマルチサイズドットを720×720dpiの解像度で吐出できるよう駆動して、各インクを連続吐出した。着弾した後、キャリッジ両脇のランプユニットにより瞬時(着弾後1秒未満)に硬化される。記録後、トータルインク膜厚を測定したところ、10〜13μmの範囲であった。なお、インクジェット画像の形成は、上記方法に従って、25℃、50%RHの環境下で行った。
(出射安定性の評価)
実施例1と同様に評価した。
評価の結果を表3に示す。
Figure 2008179115
表より、含水率が0.01〜0.5質量%のインクを、インクと接する部分に導電性材料を用いたインク供給部を有するインクジェットプリンターを用いて記録媒体上に吐出し、画像を形成する本発明の画像形成方法は、出射安定性が優れていることが分かる。
実施例4
実施例3において、インクの光重合開始剤1を光重合開始剤2に変更してインクを調製し、同様に出射安定性の評価を行った結果、実施例3と同様の結果が得られた。
インクジェット記録装置の概略図である。 インクジェットヘッドの概略構成を示す断面図である。 インク供給路の概略構成を示す概略図である。
符号の説明
1 インクジェットヘッド
11 ノズルプレート
12 フィルター
13 本体
14 圧電体(PZT)
15 インク吐出部
2 インク供給部
21 プレフィルター
22 中間タンク
23 インレット
3 キャリッジ
4 プラテン
5 ガイド部材
6 キャリッジ(遮光)
7 ランプユニット
8 記録媒体

Claims (16)

  1. カチオン重合性化合物及び光重合開始剤を含有するカチオン重合性インクジェットインクを貯留するインクタンクと、該インクタンクから前記カチオン重合性インクジェットインクを吐出するインクジェットヘッドまでのインク供給路とを有し、前記インクタンク及び前記インク供給路の前記カチオン重合性インクジェットインクと接する接インク部の少なくとも一部に導電性材料を用いてなるインクジェットプリンターを用い、前記カチオン重合性インクジェットインクのカールフィッシャー法により測定した含水率が0.01〜0.5質量%であるカチオン重合性インクジェットインクを記録材料上に吐出し、画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
  2. 前記カチオン重合性インクジェットインクのカールフィッシャー法により測定した含水率が0.01〜0.3質量%であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  3. 前記導電性材料が、金属または該金属を含む合金、半導体、圧電体、カーボン、導電性プラスチックから選ばれる少なくとも1種からなることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成方法。
  4. 前記導電性材料が、金属、カーボンまたは導電性プラスチックであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成方法。
  5. 前記金属が、アルミニウム、鉄、マグネシウム、ニッケル、スズ、亜鉛、鉛、銅、銀、金から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
  6. 前記半導体が、炭化ケイ素、窒化アルミニウム、シリコンから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成方法。
  7. 前記圧電体が、石英、チタン酸ジルコン酸鉛、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウムから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成方法。
  8. 前記光重合開始剤として、トリアリールスルホニウム塩を含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  9. カチオン重合性化合物及び光重合開始剤を含有するカチオン重合性インクジェットインクを貯留するインクタンクと、該インクタンクから前記カチオン重合性インクジェットインクを吐出するインクジェットヘッドまでのインク供給路とを有し、前記インクタンク及び前記インク供給路の前記カチオン重合性インクジェットインクと接する接インク部の少なくとも一部に導電性材料を用いてなるインクジェットプリンターに用いられるカチオン重合性インクジェットインクであって、前記カチオン重合性インクジェットインクのカールフィッシャー法により測定した含水率が0.01〜0.5質量%であることを特徴とするカチオン重合性インクジェットインク。
  10. 前記カチオン重合性インクジェットインクのカールフィッシャー法により測定した含水率が0.01〜0.3質量%であることを特徴とする請求項9に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
  11. 前記導電性材料が、金属または該金属を含む合金、半導体、圧電体、カーボン、導電性プラスチックから選ばれる少なくとも1種からなることを特徴とする請求項9または10に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
  12. 前記導電性材料が、金属、カーボンまたは導電性プラスチックであることを特徴とする請求項11に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
  13. 前記金属が、アルミニウム、鉄、マグネシウム、ニッケル、スズ、亜鉛、鉛、銅、銀、金から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項12に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
  14. 前記半導体が、炭化ケイ素、窒化アルミニウム、シリコンから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項11に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
  15. 前記圧電体が、石英、チタン酸ジルコン酸鉛、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウムから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項11に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
  16. 前記光重合開始剤として、トリアリールスルホニウム塩を含有することを特徴とする請求項9〜15のいずれか1項に記載のカチオン重合性インクジェットインク。
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