JP2008178066A - データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リムーバブルメモリの使用量を抑えるとともに、保存されたデータを容易に得ることが可能なデータ処理装置を提供する。
【解決手段】取得されたデータがFTPサーバ21に格納され、USBメモリ25にそのデータの位置情報が書き込まれる。このため、USBメモリ25の使用容量が抑えられる。また、USBメモリ25に書き込まれた位置情報を参照することで、元のデータを容易に得ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ処理装置に関する。
従来より、スキャナ部によって原稿を読み取ることによって得られた画像データを、装置に接続されたリムーバブルメモリに保存する機能を備えた画像読取装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−27188公報
こうした画像読取装置では、リムーバブルメモリに空き容量が無くなると、読み取った画像データを保存できなくなってしまうなどの不都合が生じる。その対策としては、例えば、リムーバブルメモリへの画像データの保存を諦め、読み取った画像データをネットワークを介して接続されたサーバコンピュータのハードディスク等に転送することが考えられる。しかしながら、その場合、ユーザが後でリムーバブルメモリの内容を参照しても、そこに画像データが保存されていないために、その画像データがどこに保存されているか分からなくなるおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リムーバブルメモリの使用量を抑えるとともに、保存されたデータを容易に得ることが可能なデータ処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係るデータ処理装置は、着脱可能なメモリが接続されるメモリ接続手段と、記憶手段が接続される接続手段と、データを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得されたデータを前記記憶手段に格納する格納手段と、前記格納手段によって格納されたデータの位置情報を前記メモリに書き込む書込手段と、を備える。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記取得手段は、画像のデータを取得し、前記書込手段は、その画像のデータの位置情報と、そのデータに対応するサムネイルデータとを関連付けて前記メモリに書き込む。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記メモリは、複数の位置情報と、複数のサムネイルデータとを関連付けて記憶しており、前記複数のサムネイルデータを表示する表示部と、前記表示された複数のサムネイルデータ中から所望のサムネイルデータを選択するサムネイル選択手段と、前記選択されたサムネイルデータと関連付けられた位置情報に従って、前記記憶手段からデータを読み出す読出手段と、前記読み出されたデータに従って、画像を形成する画像形成手段とを備える。
請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、被記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、前記メモリに書き込まれた位置情報に対応するデータを前記記憶手段から取得し、前記画像形成手段にてそのデータに基づく画像形成を実行させる制御手段と、を備える。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のものにおいて、前記
取得手段は、原稿を読み取ることで画像のデータを取得する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記書込手段は、前記取得手段によって取得されたデータを前記メモリに格納可能であって、前記取得手段によって取得されたデータを、前記書込手段により前記メモリに格納するか否か、及び前記格納手段により前記記憶手段に格納するか否かを切り替える切替手段を備える。
請求項7の発明は、請求項6に記載のものにおいて、前記切替手段は、前記取得手段によって取得されたデータを、前記メモリの空き容量が規定以上である場合に、前記書込手段により前記メモリに格納し、前記メモリの空き容量が規定未満である場合に、前記格納手段により前記記憶手段に格納するように切り替えを行う。
請求項8の発明は、請求項7に記載のものにおいて、前記切替手段は、前記データのファイルサイズを前記メモリの空き容量と比較することで前記切り替えを行う。
請求項9の発明は、請求項6に記載のものにおいて、前記取得手段が原稿を読み取る読取条件を設定する条件設定手段を有し、前記切替手段は、前記設定された読取条件から前記取得手段によって取得されたデータのファイルサイズを予測し、この予測したファイルサイズと前記メモリの空き容量とを比較し、この比較結果に従って前記切り替えを行う。
請求項10の発明は、請求項6から請求項9のいずれか一項に記載のものにおいて、前記データの格納先の選択を入力する選択手段を備え、前記切替手段は、前記選択手段からの入力に従って前記切り替えを行う。
請求項11の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記取得手段は、前記メモリに記憶されたデータを取得し、前記メモリからそのデータを削除する。
請求項12の発明は、請求項11に記載のものにおいて、前記メモリに記憶されるデータの中から前記取得手段により取得させるデータを指定する指定手段を備える。
請求項13の発明は、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のものにおいて、前記書込手段は、前記取得手段により取得されたデータが前記格納手段により前記記憶手段に格納された後に、そのデータの位置情報を前記メモリに書き込む。
請求項14の発明は、請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のものにおいて、前記接続手段は、通信回線を介して情報処理装置に接続されており、前記記憶手段は、前記情報処理装置に設けられている。
上記の目的を達成するための手段として、請求項15の発明に係るデータ処理装置は、着脱可能なメモリが接続されるメモリ接続手段と、記憶手段を有する外部装置に対してデータの送受信を行う送受信手段と、前記送受信手段にデータの送信を行わせ、前記外部装置の記憶手段にデータを格納する格納手段と、前記格納手段によって格納されたデータの格納位置情報を前記メモリに書き込む書込手段と、を備える。
請求項16の発明は、請求項15に記載のものにおいて、前記メモリに書き込まれた格納位置情報に従って、前記記憶手段からデータを読み出し前記送受信手段を介してデータを受信する読出手段と、前記受信したデータに従って、画像を形成する画像形成手段とを備える。
上記の目的を達成するための手段として、請求項17の発明に係るデータ処理装置は、
着脱可能なメモリが接続されるメモリ接続手段と、前記メモリより記憶容量の大きな記憶手段にデータを格納する格納手段と、前記格納手段によって格納されたデータの格納位置情報を前記メモリに書き込む書込手段と、を備える。
請求項18の発明は、請求項17に記載のものにおいて、前記記憶手段は、前記データ処理装置に内蔵されている。
請求項19の発明は、請求項17に記載のものにおいて、前記記憶手段は、前記データ処理装置に内蔵された第1の記憶手段と、前記データ処理装置に通信回線を介して接続された外部装置の第2の記憶手段とを含み、前記格納手段によりデータを格納する格納先を、前記第1の記憶手段および第2の記憶手段の中から選択する格納先選択手段を備える。
請求項20の発明は、請求項19に記載のものにおいて、前記格納先選択手段は、予め定められた選択条件に従って前記格納先の選択を行い、前記選択条件は、ユーザに与えられた権限に応じて前記格納先を前記第1の記憶手段に制限する条件を含む。
上記の目的を達成するための手段として、請求項21の発明に係るデータ処理装置は、着脱可能なメモリが接続されるメモリ接続手段と、複数のデータを取得する取得手段と、前記取得された複数のデータにそれぞれ対応する複数のサムネイルデータを生成する生成手段と、前記メモリより記憶容量の大きな記憶手段に前記取得された各データを格納する格納手段と、前記格納手段によって格納された前記各データの格納位置情報と前記サムネイルデータとを関連付けて前記メモリに書き込む書込手段と、前記メモリに書き込まれた複数のサムネイルデータを表示する表示部と、前記表示された複数のサムネイルデータ中から所望のサムネイルデータを選択するサムネイル選択手段と、前記選択されたサムネイルデータと関連付けられた格納位置情報に従って、前記記憶手段からデータを読み出す読出手段と、を備える。
請求項22の発明は、請求項21に記載のものにおいて、前記生成手段は、前記取得されたデータが画像データである場合にはその画像データから前記サムネイルデータを生成し、前記取得されたデータが画像データでない場合にはアイコン画像から前記サムネイルデータを生成する。
<請求項1の発明>
取得されたデータが記憶手段に格納され、メモリにそのデータの位置情報が書き込まれる。このため、メモリの使用容量が抑えられる。また、メモリに書き込まれた位置情報を参照することで、データを容易に得ることができる。
<請求項2の発明>
メモリに画像データの位置情報とサムネイルデータとが関連づけて書き込まれる。このため、サムネイルを参照することにより画像データの特定を容易に行うことができる。
<請求項3の発明>
表示部に表示されたサムネイルデータから所望のサムネイルデータを選択することにより、当該サムネイルデータと関連付けられた位置情報に従ってデータ読み出し画像形成を実行する。これにより、データの選択と画像形成とを容易に行うことができる。
<請求項4の発明>
メモリの位置情報に対応する画像データを記憶手段から取得して印刷を実行する。これにより、画像データの印刷を容易に行うことができる。
<請求項5の発明>
原稿を読み取ることで取得した画像データが記憶手段に格納され、メモリにその画像データの位置情報が書き込まれる。このため、メモリの位置情報を参照することで、画像データを容易に得ることができる。
<請求項6の発明>
例えば、画像データをメモリと記憶手段とのいずれか一方に格納したり、あるいは両方に同じ画像データを格納したりといった使い方を状況に応じて切り替えることができる。
<請求項7の発明>
メモリの空き容量が規定以上の場合には、画像データをメモリに格納し、規定未満の場合には記憶手段に格納する。これにより、メモリの空き容量が十分あるときには、画像データがメモリに格納されるため、データの格納が容易となり、使い勝手がよい。
<請求項8の発明>
データのファイルサイズをメモリの空き容量と比較することで、そのデータがメモリに格納できるか否かを的確に判断することができる。
<請求項9の発明>
設定された読取条件から取得手段によって取得されたデータのファイルサイズを予測し、この予測したファイルサイズとメモリの空き容量とを比較し、この比較結果に従って格納先の切り替えを行う。これにより、格納先の切り替えが、ファイルサイズとメモリの空き容量との比較結果に応じて行われるので、格納先を的確に決めることができ、使い勝手がよい。
<請求項10の発明>
ユーザがデータの格納先を選択することができるため、使い勝手が良い。
<請求項11の発明>
メモリに記憶されたデータを記憶手段に移動することにより、メモリの空き容量を増やすことができる。
<請求項12の発明>
メモリから移動させるデータを指定することができるため、使い勝手が良い。
<請求項13の発明>
メモリからのデータの移動が完了した後に位置情報を書き込むことで、データ移動中のエラーによりデータの格納先が変更された場合等に、データの位置が分からなくなる事態を防ぐことができる。
<請求項14の発明>
データを外部の情報処理装置の記憶手段に格納するため、多くのデータを保存しておくことができる。
<請求項15の発明>
データが記憶手段に格納され、メモリにそのデータの位置情報が書き込まれる。このため、メモリの使用容量が抑えられる。また、メモリに書き込まれた位置情報を参照することで、データを容易に得ることができる。
<請求項16の発明>
メモリの位置情報に対応する画像データを記憶手段から取得して画像形成を実行する。これにより、取得したデータに基づく画像形成を容易に行うことができる。
<請求項17の発明>
データが記憶手段に格納され、メモリにそのデータの位置情報が書き込まれる。このため、メモリの使用容量が抑えられる。また、メモリに書き込まれた位置情報を参照することで、データを容易に得ることができる。
<請求項18の発明>
記憶手段がデータ処理装置に内蔵されているので、通信障害などによるエラー対策などを好適に行うことができる。
<請求項19の発明>
ユーザがデータの格納先を選択することができるため、使い勝手が良い。
<請求項20の発明>
ユーザに与えられた権限に応じて格納先が選択されるため、使い勝手が良い。
<請求項21の発明>
データが記憶手段に格納され、メモリにそのデータの位置情報が書き込まれる。このため、メモリの使用容量が抑えられる。また、メモリに書き込まれた位置情報を参照することで、データを容易に得ることができる。
<請求項22の発明>
取得されたデータが画像データである場合にはその画像データからサムネイルデータが生成され、取得されたデータが画像データでない場合にはアイコン画像からサムネイルデータが生成されるため、使い勝手が向上する。
次に本発明の一実施形態について図1から図10を参照して説明する。
1.複合機の外観構成
本実施形態では、本発明をスキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を備えた複合機1(データ処理装置の一例)に適用した例を示す。図1は、複合機1の外観斜視図である。
複合機1は、図1に示すように、本体2の上部に原稿を読み取るための読取部3(取得手段の一例)を備えている。この読取部3は、いわゆるフラットベッド方式のものであって、原稿読取面(図示せず)上に載置された原稿をCIS等のイメージセンサ(図示せず)で読み取ることで、原稿画像に対応した画像データを取得し、出力する。また、原稿読取面の上方には、ADF(自動原稿供給装置)4が原稿読取面に対して開閉可能に設けられている。このADF4は、セットされた原稿をイメージセンサにより読み取り可能な位置へ搬送する。
複合機1の上部前面には、複数のボタン5Aを有する操作部5(選択手段、指定手段の一例)と、液晶ディスプレイからなる表示部6と、USBインターフェイス16(メモリ接続手段の一例)とが設けられている。
2.複合機の電気的構成
図2は、複合機1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。この複合機1は、同図に示すように、CPU10(取得手段、格納手段、書込手段、制御手段、切替手段の一例)、ROM11、RAM12、NVRAM13、ネットワークインターフェイス14(接続手段の一例、送受信手段の一例)、ファクシミリインターフェイス15、USBインターフェイス16を備え、これらに画像形成部17(画像形成手段の一例)や、既述の読取部3、操作部5、表示部6などが接続されている。
ROM11には、この複合機1の動作を制御するための各種のプログラムが記憶されており、CPU10は、ROM11から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM12またはNVRAM13に記憶させながら、各部の制御を行う。
ネットワークインターフェイス14は、通信回線20を介して、後述のUSBメモリ25より十分に記憶容量の大きいハードディスク21A(記憶手段の一例)を有するFTPサーバ21(情報処理装置の一例)や、クライアントコンピュータ23等に接続される。ファクシミリインターフェイス15は、電話回線24に接続される。USBインターフェイス16には、USBメモリ25(メモリの一例)等が着脱可能に接続される。画像形成部17は、用紙などの被記録媒体上に画像データに基づく画像を形成する。
3.スキャン処理
次にCPU10の制御により実行されるスキャン処理について説明する。図3は、スキャン処理の流れを示すフローチャートである。このスキャン処理は、ユーザが原稿を読取部3の原稿読取面またはADF4にセットし、USBインターフェイス16にUSBメモリ25を接続した状態で、操作部5によりスキャン開始の指示を入力することにより開始される。
CPU10は、スキャン処理を開始すると、まず表示部6にUSBメモリ25内に記憶されたファイル(データ)を移動するか否かをユーザに選択させるための画面を表示させる(S101)。ここで、操作部5からUSBメモリ25のファイルを移動する旨の選択が入力された場合(S101:Yes)には、CPU10は、以下に示すファイル移動処理を実行する(S102)。
(ファイル移動処理)
図4は、ファイル移動処理の流れを示すフローチャートである。CPU10は、同図に示すように、ファイル移動処理を開始すると、まず表示部6に、移動対象とするファイルが格納される場所をユーザに指定させるための画面を表示させる(S201)。ここでは、ユーザが操作部5からの入力により、ファイルが格納される場所をフォルダ毎に指定することができる。なお、USBメモリ25の全体(ルートディレクトリ下の全フォルダ)を指定することも可能である。
続いてCPU10は、表示部6に、移動対象とするファイルの種別をユーザに指定させるための画面を表示させる(S202)。ここでは、ユーザが操作部5からの入力により、例えば、画像データ、音声データなど特定のファイル形式のファイルを移動対象とするか否か、及びそれ以外のファイル形式のファイルを移動対象とするか否かを選択することができる。これにより、S201にて指定された場所に格納されるファイルのうち、ここで指定されたファイル形式に該当する全てのファイルが移動対象となる。なお、S201,S202の処理においては、個々のファイルを一つずつ移動対象として指定できるようにしても良い。
次にCPU10は、移動ファイルのアイコン(ファイルに対応付けて登録することでファイルの識別の際に利用可能な任意の小サイズ画像)や画像のサムネイル(縮小画像)を
生成してUSBメモリ25に書き込むか否かを選択させるための画面を表示部6に表示させる(S203)。ここで、サムネイルを生成しない旨が操作部5を介して選択された場合(S203:No)には、テキスト形式で移動ファイルに関する情報を含んだ情報ファイルを生成するか否かをユーザに選択させる(S204)。そして、情報ファイルを生成しない旨が選択された場合(S204:No)には、移動対象となるファイルの移動を実行する(S205)。詳細には、CPU10は、移動対象のファイルを一旦RAM12上に取り込んで、そのファイルをFTPサーバ21のハードディスク21A等の予め設定されたフォルダに格納し、USBメモリ25上からファイルを削除する。なお、ファイルを移動する際には、ユーザが格納先を任意に指定できるようにしても良い。CPU10は、USBメモリ25上からのファイル削除を伴うファイルの移動が完了した後、このファイル移動処理を終了する。
また、S204にて、情報ファイルをテキスト形式で生成する旨が操作部5を介して選択された場合(S204:Yes)には、S205と同様に、まず移動対象となるファイルの移動を実行する(S206)。そして、テキスト形式の情報ファイルを生成し、その情報ファイルをUSBメモリ25の所定場所(最上位ディレクトリ等)に書き込み(S207)、このファイル移動処理を終了する。情報ファイルは、例えば、図5に示すように、移動した各ファイルについて、ファイル名、移動元のアドレス、移動先のアドレス(位置情報の一例)、ファイルサイズの情報を含んでいる。この情報ファイルは、例えば、ユーザが後にUSBメモリ25をクライアントコンピュータ23に接続したときに、テキスト形式のファイルを閲覧するアプリケーションを用いて内容を参照することができる。なお、この情報ファイルには、例えば、移動されたファイルの作成日時やその他の情報を含めるようにしても良い。また、情報ファイルが画像データであれば、画像の解像度、色数、画像サイズ等の情報を含めるようにしても良い。
S203にて、サムネイルを生成する旨が操作部5を介して選択された場合(S203:Yes)には、CPU10は、情報ファイルをXML/HTML形式、EXIF形式、テキスト形式のいずれで生成するか、若しくは生成しないかを選択させる画面を表示部6に表示させる(S208)。ここで、情報ファイルを生成しない旨が操作部5を介して選択された場合(S208:No)には、CPU10は、移動対象のファイルの移動を実行した後(S209)、移動したファイルのサムネイルデータ(JPEG形式)を生成し、そのサムネイルデータをUSBメモリ25に書き込む(S210)。ここでは、移動ファイルが画像データの場合には、その画像データに基づいたサムネイルデータを生成し、それ以外のファイル形式の場合には、そのアイコン画像に基づくサムネイルデータを生成する。
S208にて、情報ファイルをXML/HTML形式、EXIF形式、テキスト形式のいずれで生成するかが操作部5を介して選択された場合(S208:Yes)には、CPU10は、移動対象のファイルの移動を実行する(S211)。そして、移動したファイルのサムネイルデータと選択された形式の情報ファイルとを生成し、USBメモリ25に書き込む(S212)。
ここで、生成される情報ファイルがテキスト形式である場合には、その情報ファイルには、図5を用いて前述したように、移動された各ファイルに関する各種の情報の他、移動した各ファイルに対応するサムネイルデータに関する情報(ファイル名、格納場所、ファイルサイズ等)が含まれる。
また、生成される情報ファイルがXML/HTML形式である場合には、その情報ファイルには、サムネイル画像を表示させるためのタグと、そのサムネイルの元のファイルへのリンクタグ(位置情報)と、元のファイルに関する各種の情報とが含まれる。USBメモリ25を他のクライアントコンピュータ23に接続し、この情報ファイルをWebブラウザ等のア
プリケーションで開くと、例えば、図6に示すようなブラウザ画面30がディスプレイ(図示せず)に表示される。このブラウザ画面30では、移動したファイルのサムネイル画像31と、移動したファイルのファイル名、ファイルサイズ、作成日時、(画像データであれば)画像サイズ等のファイルに関する情報を表す文字32とが互いに対応付けて表示される。そして、例えば、ユーザによりサムネイル画像31がクリックされた場合には、クライアントコンピュータ23内部のCPUは、タグに含まれるリンク情報を参照して、元のデータをその格納先からダウンロードし、ディスプレイにそのデータに基づく画像を表示させたり、あるいはそのデータを複合機1やその他のプリンタに送信して印刷を行ったりすることができる。
また、生成される情報ファイルがEXIF形式である場合には、JPEG形式のサムネイルファイルにEXIF(Exchangeable Image File Format)規格に沿って、元のファイルに関する情報が組み込まれる(即ち、この場合サムネイルファイルと情報ファイルとが同一のファイルとなる)。USBメモリ25を他のクライアントコンピュータ23等に接続したときには、所定のアプリケーションを用いてこのサムネイルファイルに組み込まれた情報ファイル(EXIF情報)を参照することができる。図7は、EXIF情報をクライアントコンピュータ23のディスプレイに表示させた例を示す。この例では、メーカー独自情報の項目に元のファイルのファイルサイズや、格納先のアドレス、移動前のアドレス、(画像データであれば)画像サイズ等の情報が含まれている。
以上のように、サムネイルデータ及び情報ファイルを生成し、USBメモリ25に書き込んだ後、CPU10は、このファイル移動処理を終了する。このように、ファイルの移動処理を行うことにより、USBメモリ25の空き容量を確保することができる。
さて、図3に示すスキャン処理において、S102のファイル移動処理が終了した場合、若しくはS101にてファイルの移動をしない旨が選択された場合(S101:No)には、CPU10は、表示部6に、画像データの格納方式を選択させるための画面を表示させる(S103)。ここでは、ユーザが操作部5からの入力により、画像データをUSBメモリ25及びFTPサーバ21のいずれか一方に格納するか、あるいは両方に格納するかを選択することができる。なお、ここでは、USBメモリ25またはFTPサーバ21のハードディスク21Aにおいて、画像データを格納するフォルダをユーザが任意に指定できるようにしても良い。CPU10は、以下に示すように、ユーザの選択に応じてこの画像データの格納先の切り替えを行う。
画像データの格納先としてFTPサーバ21のみが選択された場合(S104:Yes)には、続いて表示部6に読取設定を行うための画面を表示する(S105)。ここでは、ユーザにより、読み取り実行する際の画質(解像度)、色数(モノクロ/カラー及び階調)や、画像データのファイル形式など各種の設定値が入力される。
続いて、CPU10は、入力された各設定値に基づいて、読取部3により原稿の読み取りを行い、読取部3からRAM12上に取得した画像データに所定の画像処理を施して画像データファイルを生成する(S106)。そして、その画像データをFTPサーバ21のハードディスク21Aに格納し(S107)、このスキャン処理を終了する。
S103にて、画像データの格納先としてUSBメモリ25のみが選択された場合には、S104でNo、S108でYesに進んで、既述のもの(S105)と同様の読取設定を実行し(S109)、続いて、次に示す格納方式の再選択処理を実行する(S110)。
(格納方式再選択処理)
図8は、この格納方式再選択処理の流れを示すフローチャートである。この格納方式再選択処理では、USBメモリ25の空き容量や、ユーザの選択に応じて画像データの格納先の切り替えが行われる。
CPU10は、まずUSBメモリ25の空き容量を所定の閾値と比較して、空き容量が閾値以上(規定以上)である場合(S301:Yes)には、この格納方式再選択処理を終了して、読取部3にて原稿の読み取りを実行し(図3のS111)、得られた画像データをUSBメモリ25に格納する(S112)。なお、図8のS301の処理においては、図3のS109の読取設定(条件設定手段の一例)にて入力された設定値(解像度、色数、ファイル形式)等の読取条件に基づいて、画像データのファイルサイズを予測し、この予測データサイズと空き容量とを比較して、画像データがUSBメモリ25に正常に格納される可能性が高い場合に、S301をYesと判断し、読み取りを実行する(図3のS111)ようにしても良い。
また、USBメモリ25の空き容量が閾値未満(規定未満)である場合(S301:No)には、続いて、CPU10は、表示部6に、画像データの格納方式を再選択させるための画面を表示させる(S302)。ここでは、「USBメモリのファイルを移動する」、「画像データをサーバに格納する」、「画像データをサーバに格納し、情報ファイルをUSBメモリに書き込む」、「格納方式を変更しない」の4つの選択肢の中から一つを選択することができる。
ここで、「USBメモリのファイルを移動する」が選択された場合(S303:Yes)には、この格納方式再選択処理を抜け、図3のS102に戻ってファイル移動処理を実行する。これにより、USBメモリ25の空き容量を確保してから、再びUSBメモリ25への画像データの格納を試みることができる。また、「画像データをサーバに格納し、情報ファイルをメモリに書き込む」が選択された場合(S304:Yes)には、この格納方式再選択処理を抜け、後述するように図3のS119に進んで読み取りを実行し、その画像データをFTPサーバ21に格納し、情報ファイルをUSBメモリ25に書き込む(S120)。
また、「画像データをサーバに格納する」が選択された場合(S305:Yes)には、この格納方式再選択処理を抜け、図3のS106に進んで、読み取りを実行した後、画像データをFTPサーバ21に格納する(S107)。また、「格納方式を変更しない」が選択された場合(S305:No)には、この格納方式再選択処理を終了して、図3のS111にて読み取りを実行し、得られた画像データをUSBメモリ25に格納する(S112)。ここで、USBメモリ25の容量が不足した場合には、得られた画像データの一部のみを格納する。即ち、例えば、複数ページからなる画像データの場合には、そのうち格納可能な一部のページのみを有する画像データを生成してUSBメモリ25に格納する。
S103にて、画像データの格納先としてFTPサーバ21とUSBメモリ25との両方が選択された場合(S108:No)には、CPU10は、続いて、FTPサーバ21とUSBメモリ25との両方に同一の画像データを格納するか否かを選択させる画面を表示部6に表示させる(S113)。ここで、FTPサーバ21とUSBメモリ25との両方に同一の画像データを格納する旨が選択された場合(S113:Yes)には、読取設定を実行して(S114)、ユーザに各種の設定値を入力させる。
続いて、CPU10は、既述のもの(S110)と同様の格納方式再選択処理(図8参照)を実行する(S115)。即ち、ここで、USBメモリ25の空き容量が閾値未満である場合(301:No)には、格納方式を再選択することができる。USBメモリ25
の空き容量が閾値以上であった場合(S301:Yes)、若しくはS302で「格納方式を変更しない」が選択された場合には、格納方式再選択処理を終了した後、図3のS116に進んで、原稿の読み取りを実行し、得られた画像データをFTPサーバ21とUSBメモリ25との両方に格納する(S117)。ここで、USBメモリ25の容量が不足した場合には、得られた画像データの一部のみをUSBメモリ25に格納する。
次に、S113にて、FTPサーバ21とUSBメモリ25との両方に同一の画像データを格納しない旨が選択された場合(S113:No)には、CPU10は、読取設定を実行し(S118)、続いて入力された設定値に基づいて原稿の読み取りを実行する(S119)。そして、CPU10は、図9を用いて次に示す情報ファイル生成処理を実行し(S120)、その後、このスキャン処理を終了する。
図9は、情報ファイル生成処理の流れを示すフローチャートである。この情報ファイル生成処理(S401〜S410)は、図4のファイル移動処理の後半部(S203〜S212)と対応するものである。但し、ファイル移動処理では、USBメモリ25から取得したデータをFTPサーバ21へ移動させる(S205,S206,S209,S211)のに対し、この情報ファイル生成処理では、読取部3から取得したデータをFTPサーバ21に格納する(S403,S404,S407,S409)点が異なり、その他の処理は概ね同様である。この処理により、画像データをFTPサーバ21に格納するとともに、その画像データのサムネイルデータや、その画像データに関する情報を含んだ情報ファイルをUSBメモリ25に書き込むことができる。
4.USBプリント処理
次にUSBメモリ25に格納された各種のファイル(データ)に基づいて印刷を行うUSBプリント処理について説明する。図10はUSBプリント処理の流れを示すフローチャートである。
CPU10は、USBインターフェイス16にUSBメモリ25が装着されたことを検知したとき、あるいはUSBインターフェイス16にUSBメモリ25が既に装着されている状態において操作部5から所定の指示が入力されたときに、このUSBプリント処理を開始する。USBプリント処理を開始すると、CPU10は、まずUSBメモリ25に格納されているファイルをRAM12上に読み込む(S501)。
次に、CPU10は、読み込んだ各ファイルのサムネイルデータを生成し、読み込んだ全てのファイルに関して複数のサムネイル画像を表示部6に一覧表示させる(S502)。ここでは、例えば、ファイルが画像データである場合にはその画像のサムネイル画像を表示させる。また、ファイルがXML/HTML形式であれば、そのタグ構造を解析し、例えば、それがリンクされた画像データの画像のみを表示するような(他の文字等を表示しない)ものであれば、そのリンクされた画像データのサムネイル画像のみを表示させる。また、そのファイルのタグ構造が、画像以外にも文字等を表示するようなページ構造を備えたものであれば、そのブラウザ表示画像(WEBブラウザ等のアプリケーションでそのファイルを開いたときに表示される画像)のサムネイル画像を表示させる。さらに、読み込んだファイルがテキストデータや、その他のデータの場合には、そのファイルのアイコン画像をサムネイル化して表示部6に表示させる。
そして、CPU10は、印刷対象とするファイルをユーザに指定させる(S503)。ここで、ユーザは、表示部6にてサムネイルによるファイルの一覧表示を参照しながら、印刷対象とするファイルを操作部5(サムネイル選択手段の一例)により指定することができる。なお、ここでは、例えば、ファイル名のみをリスト表示して、ユーザによって指定されたファイルの内容をサムネイル等で表示するようにしても良い。
次にCPU10は、印刷対象として指定されたファイルがXML/HTML形式である場合(S504:Yes)には、そのファイルの内容を表示部6にブラウザ表示させ(S505)、続いてページ全体の印刷を行うかをユーザに選択させる画面を表示部6に表示させる(S506)。ページ全体の印刷を行う旨が操作部5より入力された場合(S506:Yes)には、そのファイルのブラウザ表示画像のデータを画像形成部17に送り、印刷を実行する(S507)。
また、ページ全体を印刷しない旨が入力された場合(S506:No)には、表示部6のブラウザ表示画像上で印刷対象とする画像をユーザに個別に指定させる(S508)。ここで、指定された画像のファイル(USBメモリ25に格納されるもの)に対し、元になる画像データへのリンク情報(位置情報)が存在した場合(S509:Yes)には、そのリンク情報に基づき、リンク先(FTPサーバ21等)の画像データを取得して、画像形成部17に送り、印刷を実行する(S510)。なお、ここで、リンク情報は、XML/HTML形式のファイルに含まれるタグから取得しても良く、画像ファイルにEXIF情報として含まれたものを取得してもよく、さらにテキスト形式の情報ファイルなど他のファイルに含まれるリンク情報を取得しても良い。
また、リンク情報が存在しない場合(S509:No)には、印刷対象として指定された画像のデータを画像形成部17に送り、印刷を行う(S511)。S510またはS511にて画像データの印刷を行った後、そのページに含まれる画像の印刷を終了するか否かを選択させる画面を表示部6に表示させる(S512)。そして、印刷を終了しないとの入力があった場合(S512:No)には、S508に戻り、そのページに含まれる画像の印刷を続行する。
また、そのページに含まれる画像の印刷を終了するとの入力があった場合(S512:Yes)、またはS507にてページ全体の印刷を終了した場合には、表示部6に印刷終了を確認する画面を表示させる(S513)。ここで、印刷を終了しない旨の入力があった場合(S513:No)には、S503に戻り、再び他の印刷対象とするファイルを選択させる。また、印刷を終了する旨の入力があった場合(S513:Yes)には、このUSBプリント処理を終了する。
S503において印刷対象として指定されたファイルがXML/HTML形式ではなく(S504:No)画像データである場合(S514:Yes)には、CPU10は、その画像データの元になる画像へのリンク情報が存在するか否かを調べる(S515)。ここで、リンク情報は、前述のように、その画像データ自体にEXIF情報として添付された情報を取得しても良く、あるいは、他のXML/HTML形式やテキスト形式等の情報ファイルから取得しても良い。
元画像へのリンク情報が存在しない場合(S515:No)には、印刷対象として指定されたファイルを画像形成部17にて印刷し(S516)、S513に進む。また元画像へのリンク情報が存在する場合(S515:Yes)には、その元画像データに基づいた印刷を実行するか否かをユーザに選択させる画面を表示部6に表示させる(S517)。ここで、ユーザにより元画像データに基づく印刷を実行しない旨が入力された場合(S517:No)には、S516に進み、印刷対象として指定されたファイルを印刷する。また、元画像データに基づく印刷を実行する旨が入力された場合(S517:Yes)には、リンク情報に基づいて、リンク先から画像データを取得し、その画像データを画像形成部17にて印刷する(S518)。その後、S513に進む。
S503において印刷対象として指定されたファイルが画像データではなく、テキスト
ファイルであった場合(S514:No)には、そのテキストファイルに元画像へのリンク情報が存在するか判断し(S519)、元画像へのリンク情報が存在する場合(S519:Yes)には、S518に進み、リンク情報に基づいて、リンク先から画像データを取得し、その画像データを画像形成部17にて印刷する。一方、テキストファイルに元画像へのリンク情報が存在しない場合(S519:No)には、そのテキストデータを画像形成部17に送り、印刷を実行し(S520)、S513に進む。
5.本実施形態の効果
以上のように本実施形態によれば、取得されたデータがFTPサーバ21に格納され、USBメモリ25にそのデータの格納先を示す格納位置情報が書き込まれる。このため、USBメモリ25の使用容量が抑えられる。また、USBメモリ25に書き込まれた格納位置情報を参照することで、データを容易に得ることができる。
また、USBメモリ25に画像データの格納位置情報とサムネイルデータとが関連づけて書き込まれる。このため、サムネイルデータに従って表示部に表示されたサムネイルを参照することにより画像データの特定を容易に行うことができる。
また、USBメモリ25の格納位置情報を参照することにより、格納位置情報に対応する画像データをFTPサーバ21のハードディスク21Aから取得して印刷を実行する。これにより、画像データの印刷を容易に行うことができる。
また、読取部3により原稿を読み取ることで取得した画像データがFTPサーバ21のハードディスク21Aに格納され、USBメモリ25にその画像データの格納位置情報が書き込まれる。このため、USBメモリ25の格納位置情報を参照することで、画像データを容易に得ることができる。
また、画像データをUSBメモリとFTPサーバ21とのいずれか一方に格納したり、あるいは両方に同じ画像データを格納したりといった使い方を状況に応じて切り替えることができる。
また、USBメモリ25の空き容量が規定以上の場合には、画像データをUSBメモリ25に格納し、規定未満の場合にはFTPサーバ21に格納する。これにより、USBメモリ25の空き容量が十分あるときには、画像データがUSBメモリ25に格納されるため、画像データの取得が容易になり、使い勝手がよい。
また、データのファイルサイズをUSBメモリ25の空き容量と比較することで、そのデータがUSBメモリ25に格納できるか否かを的確に判断することができる。
また、ユーザがデータの格納先を選択することができるため、使い勝手が良い。
また、USBメモリ25に記憶されたデータをFTPサーバ21に移動することにより、USBメモリ25の空き容量を増やすことができる。
また、USBメモリ25から移動させるデータを指定することができるため、使い勝手が良い。
また、USBメモリ25からのデータの移動が完了した後に格納位置情報を書き込むことで、データ移動中のエラーによりデータの格納先が変更された場合等に、データの格納位置が分からなくなる事態を防ぐことができる。
データを外部のFTPサーバ21のハードディスク21Aに格納するため、多くのデータを保存しておくことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。(1)上記実施形態では、本発明を複合機に適用した例を示したが、本発明は、プリンタ機能、コピー機能やファクシミリ機能を備えていないデータ処理装置にも適用することができる。さらにはスキャナ機能を備えていないデータ処理装置であっても、メモリからデータを取得するものであれば、本発明を適用することが可能である。
(2)原稿の読み取りによって取得した画像データの格納先を決定する際に、実行時の時間帯や、ユーザの権限、サーバとの通信状況などの予め定められた選択条件によって、画像データの格納先を、サーバのみ、データ処理装置の内蔵メモリのみ、あるいはサーバ・メモリの両方にのみとするような制限を設けるようにしても良い。これにより、セキュリティ性を高めることができる。また、サーバの故障や通信不良等でサーバと通信ができない状態であることが検知された場合に、画像データの格納先を自動的に内蔵メモリのみに決定する選択手段を設けても良い。これにより、読み取った画像データが得られなくなる事態を防ぐことができる。
(3)上記実施形態では、着脱可能なメモリとしてUSBメモリを用いた例を示したが、これに限らず、その他のフラッシュメモリや記録メディアを用いても良い。
(4)上記実施形態では、データの格納先をサーバとしたが、これに限らず、その他の情報処理装置等にデータを格納するようにしても良い。また、データを格納する記憶手段をデータ処理装置の本体内に設けても良い。さらに、サーバとデータ処理装置との両者に記憶手段を設け、データの格納先を両者の記憶手段の中から、手動でまたは自動的に選択手段により選択しても良い。
(5)上記実施形態では、情報ファイルが、XML/HTML形式、EXIF形式、テキスト形式のものを示したが、これらに限らず、情報ファイルをその他の形式で生成しても良い。
本発明の一実施形態における複合機の外観斜視図 複合機の電気的構成を概略的に示すブロック図 スキャン処理の流れを示すフローチャート ファイル移動処理の流れを示すフローチャート テキスト形式の情報ファイルの内容を示す図 ブラウザ画面の表示例を示す図 EXIF情報を表示させた例を示す図 格納方式再選択処理の流れを示すフローチャート 情報ファイル生成処理の流れを示すフローチャート USBプリント処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
1…複合機(データ処理装置)
3…読取部(取得手段)
5…操作部5(選択手段、指定手段)
10…CPU(取得手段、格納手段、書込手段、制御手段、切替手段)
14…ネットワークインターフェイス(接続手段)
16…USBインターフェイス(メモリ接続手段)
17…画像形成部17(画像形成手段)
20…通信回線
21…FTPサーバ(情報処理装置)
21A…ハードディスク(記憶手段)
25…USBメモリ(メモリ)

Claims (22)

  1. 着脱可能なメモリが接続されるメモリ接続手段と、
    記憶手段が接続される接続手段と、
    データを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得されたデータを前記記憶手段に格納する格納手段と、
    前記格納手段によって格納されたデータの位置情報を前記メモリに書き込む書込手段と、
    を備えたデータ処理装置。
  2. 前記取得手段は、画像のデータを取得し、
    前記書込手段は、その画像のデータの位置情報と、そのデータに対応するサムネイルデータとを関連付けて前記メモリに書き込む請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記メモリは、複数の位置情報と、複数のサムネイルデータとを関連付けて記憶しており、
    前記複数のサムネイルデータを表示する表示部と、
    前記表示された複数のサムネイルデータ中から所望のサムネイルデータを選択するサムネイル選択手段と、
    前記選択されたサムネイルデータと関連付けられた位置情報に従って、前記記憶手段からデータを読み出す読出手段と、
    前記読み出されたデータに従って、画像を形成する画像形成手段とを備える請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 被記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記メモリに書き込まれた位置情報に対応するデータを前記記憶手段から取得し、前記画像形成手段にてそのデータに基づく画像形成を実行させる制御手段と、
    を備える請求項1または請求項2に記載のデータ処理装置。
  5. 前記取得手段は、原稿を読み取ることで画像のデータを取得する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  6. 前記書込手段は、前記取得手段によって取得されたデータを前記メモリに格納可能であって、
    前記取得手段によって取得されたデータを、前記書込手段により前記メモリに格納するか否か、及び前記格納手段により前記記憶手段に格納するか否かを切り替える切替手段を備える請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 前記切替手段は、前記取得手段によって取得されたデータを、前記メモリの空き容量が規定以上である場合に、前記書込手段により前記メモリに格納し、前記メモリの空き容量が規定未満である場合に、前記格納手段により前記記憶手段に格納するように切り替えを行う請求項6に記載のデータ処理装置。
  8. 前記切替手段は、前記データのファイルサイズを前記メモリの空き容量と比較することで前記切り替えを行う請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記取得手段が原稿を読み取る読取条件を設定する条件設定手段を有し、
    前記切替手段は、前記設定された読取条件から前記取得手段によって取得されたデータのファイルサイズを予測し、この予測したファイルサイズと前記メモリの空き容量とを比較し、この比較結果に従って前記切り替えを行う請求項6に記載のデータ処理装置。
  10. 前記データの格納先の選択を入力する選択手段を備え、
    前記切替手段は、前記選択手段からの入力に従って前記切り替えを行う請求項6から請求項9のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  11. 前記取得手段は、前記メモリに記憶されたデータを取得し、前記メモリからそのデータを削除する請求項1に記載のデータ処理装置。
  12. 前記メモリに記憶されるデータの中から前記取得手段により取得させるデータを指定する指定手段を備える請求項11に記載のデータ処理装置。
  13. 前記書込手段は、前記取得手段により取得されたデータが前記格納手段により前記記憶手段に格納された後に、そのデータの位置情報を前記メモリに書き込む請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  14. 前記接続手段は、通信回線を介して情報処理装置に接続されており、前記記憶手段は、前記情報処理装置に設けられている請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  15. 着脱可能なメモリが接続されるメモリ接続手段と、
    記憶手段を有する外部装置に対してデータの送受信を行う送受信手段と、
    前記送受信手段にデータの送信を行わせ、前記外部装置の記憶手段にデータを格納する格納手段と、
    前記格納手段によって格納されたデータの格納位置情報を前記メモリに書き込む書込手段と、
    を備えたデータ処理装置。
  16. 前記メモリに書き込まれた格納位置情報に従って、前記記憶手段からデータを読み出し前記送受信手段を介してデータを受信する読出手段と、
    前記受信したデータに従って、画像を形成する画像形成手段とを備える請求項15に記載のデータ処理装置。
  17. 着脱可能なメモリが接続されるメモリ接続手段と、
    前記メモリより記憶容量の大きな記憶手段にデータを格納する格納手段と、
    前記格納手段によって格納されたデータの格納位置情報を前記メモリに書き込む書込手段と、
    を備えたデータ処理装置。
  18. 前記記憶手段は、前記データ処理装置に内蔵されている請求項17に記載のデータ処理装置。
  19. 前記記憶手段は、前記データ処理装置に内蔵された第1の記憶手段と、前記データ処理装置に通信回線を介して接続された外部装置の第2の記憶手段とを含み、
    前記格納手段によりデータを格納する格納先を、前記第1の記憶手段および第2の記憶手段の中から選択する格納先選択手段を備える請求項17に記載のデータ処理装置。
  20. 前記格納先選択手段は、予め定められた選択条件に従って前記格納先の選択を行い、
    前記選択条件は、ユーザに与えられた権限に応じて前記格納先を前記第1の記憶手段に制限する条件を含む請求項19に記載のデータ処理装置。
  21. 着脱可能なメモリが接続されるメモリ接続手段と、
    複数のデータを取得する取得手段と、
    前記取得された複数のデータにそれぞれ対応する複数のサムネイルデータを生成する生成手段と、
    前記メモリより記憶容量の大きな記憶手段に前記取得された各データを格納する格納手段と、
    前記格納手段によって格納された前記各データの格納位置情報と前記サムネイルデータとを関連付けて前記メモリに書き込む書込手段と、
    前記メモリに書き込まれた複数のサムネイルデータを表示する表示部と、
    前記表示された複数のサムネイルデータ中から所望のサムネイルデータを選択するサムネイル選択手段と、
    前記選択されたサムネイルデータと関連付けられた格納位置情報に従って、前記記憶手段からデータを読み出す読出手段と、
    を備えたデータ処理装置。
  22. 前記生成手段は、前記取得されたデータが画像データである場合にはその画像データから前記サムネイルデータを生成し、前記取得されたデータが画像データでない場合にはアイコン画像から前記サムネイルデータを生成する請求項21に記載のデータ処理装置。
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