JP2008178022A - 音叉型圧電振動片 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、CI値を抑え周波数への影響を低減することにある。
【解決手段】振動腕12には、表裏面14,16に、長手方向に延びる長溝26がそれぞれ形成される。長溝26は、第1の側面18と背中合わせに延びる第1の内面28と、第2の側面20と背中合わせに延びる第2の内面30と、を含む。第1の内面28は第2の内面30よりも、表裏面14,16に対する角度が垂直に近くなっている。励振電極膜40は、表裏面14,16にそれぞれ形成された表裏電極膜42,44と、第1及び第2の側面18,20にそれぞれ形成された第1及び第2の側面電極膜46,48と、第1及び第2の内面28,30にそれぞれ形成された第1及び第2の内面電極膜50,52と、を含む。表裏電極膜42,44は、励振電極膜40で最も厚い部分である。第1の内面電極膜50は、励振電極膜40で最も薄い部分である。
【選択図】図2

Description

本発明は、音叉型圧電振動片に関する。
音叉型圧電振動片は、一対の振動腕を有し、振動腕には励振電極が形成されている。また、振動腕に長溝を形成してCI値を下げることも知られており、長溝内にも励振電極が形成される(特許文献1)。励振電極は、厚いと振動腕が振動しにくくなってCI値が上昇する一方で、薄いと熱弾性による熱拡散を抑えることができずにCI値が上昇し、薄すぎると電気的な接続不良が生じるおそれがある。また、振動腕及び励振電極をそれぞれ構成する水晶及び金属の線膨張係数差・ヤング率差に起因して、振動腕及び励振電極の界面に応力が生じており、応力は励振電極が厚いほど大きく、特に低温において、周波数に影響を及ぼしていた。
特開2002−261575号公報
本発明の目的は、CI値を抑え周波数への影響を低減することにある。
(1)本発明に係る音叉型圧電振動片は、
基部と、
前記基部から延びる一対の振動腕と、
それぞれの前記振動腕に形成されている励振電極膜と、
を含み、
それぞれの前記振動腕は、相互に反対を向く表裏面と、前記表裏面を両側で接続する第1及び第2の側面と、を有し、一方の前記振動腕の前記第1の側面と他方の前記振動腕の前記第2の側面が対向するように並列し、
それぞれの前記振動腕には、前記表裏面に、長手方向に延びる長溝がそれぞれ形成され、前記長溝は、前記第1の側面と背中合わせに延びる第1の内面と、前記第2の側面と背中合わせに延びる第2の内面と、を含み、前記第1の内面は前記第2の内面よりも、前記表裏面に対する角度が垂直に近くなっており、
前記励振電極膜は、前記表裏面にそれぞれ形成された表裏電極膜と、前記第1及び第2の側面にそれぞれ形成された第1及び第2の側面電極膜と、前記第1及び第2の内面にそれぞれ形成された第1及び第2の内面電極膜と、を含み、
前記励振電極膜で最も厚い部分は、前記表裏電極膜の、前記表裏面の少なくとも一方上に形成され、
前記励振電極膜で最も薄い部分は、前記第1の内面電極膜の、前記表裏面の少なくとも一方の前記長溝に形成される。本発明では、第1の側面電極膜と第1の内面電極膜との間に電圧を印加し、第2の側面電極膜と第2の内面電極膜との間に電圧を印加することで、振動腕の一方の側端を伸ばし、他方の側端を縮ませて振動腕を屈曲させて振動させる。本発明によれば、第1の内面が表裏面に対して垂直近くになっている。振動腕の屈曲時に、第1の内面は凹凸に屈曲する面であってその上の第1の内面電極膜が振動の妨げとなりやすいが、第1の内面電極膜を励振電極膜で最も薄い部分としてあるので、振動の妨げになる要因を減らし、応力も減らして周波数に与える影響を低減することができる。また、振動腕の屈曲時に、表裏面は凹凸に屈曲する面ではなく、表裏電極膜は、第1及び第2の内面に比べると振動に与える影響が小さいので、この表裏電極膜を励振電極膜で最も厚い部分として、電気的な接続を確保し、熱弾性による熱拡散を抑えている。こうして、本発明によれば、CI値を抑え周波数への影響を低減することができる。
(2)この音叉型圧電振動片において、
前記第1及び第2の側面は、前記第2の内面よりも前記表裏面に対する角度が垂直に近くなっており、
前記第1及び第2の側面電極膜は、前記第2の内面電極膜よりも薄くてもよい。
(3)この音叉型圧電振動片において、
前記第1の側面は、前記表裏面の間隔によって定義される前記振動腕の厚みの中央方向に高くなる山型となるように形成されていてもよい。
(4)この音叉型圧電振動片において、
前記第1の側面が描く前記山型の高さは、前記第1及び第2の側面の間隔によって定義される前記振動腕の幅の、0%超12.5%以下であってもよい。
(5)この音叉型圧電振動片において、
前記基部及び前記一対の振動腕は、水晶から構成され、結晶方位について、前記表裏面がZ軸方向を向き、前記第1の側面がX軸の+方向を向き、前記第2の側面がX軸の−方向を向くように構成されていてもよい。
(6)この音叉型圧電振動片において、
それぞれの前記振動腕は、
前記第1及び第2の側面の間隔によって定義される幅が、前記基部から先端に向けて細くなる第1のテーパ部と、
前記第1のテーパ部よりも前記先端に近い位置に、前記幅が前記第1のテーパ部から前記先端に向けて太くなる第2のテーパ部と、
を含んでもよい。
(7)この音叉型圧電振動片において、
それぞれの前記振動腕は、前記第1及び第2のテーパ部が接続される幅変更点が前記溝よりも前記先端近くに位置するように形成されていてもよい。
(8)この音叉型圧電振動片において、
前記励振電極膜は、100Å以上300Å以下の厚みを有する下地のCr膜と、前記Cr膜上に形成された200Å以上500Å以下の厚みを有するAu膜と、を含んでもよい。
(9)この音叉型圧電振動片において、
前記基部から前記一対の振動腕の延びる方向とは交差方向であってそれぞれ相互に反対方向に延び、前記一対の振動腕の延びる方向に屈曲してさらに延びる一対の支持腕をさらに含み、
前記基部には、前記表裏面と同じ側の面に括れた形状が表れるように、相互に対向方向に一対の切り込みが形成され、
前記一対の切り込みは、それぞれ、前記一対の支持腕が屈曲して延びる方向の側で前記一対の支持腕に隣接して前記基部に形成されていてもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係る音叉型圧電電振動片を示す平面図である。なお、音叉型圧電電振動片の底面図は平面図と対称に表れるので記載を省略する。音叉型圧電電振動片は、水晶、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電材料からなる。音叉型圧電振動片は、基部10と、基部10から延びる一対の振動腕12と、を含む。
図2は、図1に示す音叉型圧電振動片のII−II線断面拡大図である。振動腕12は、相互に反対を向く表裏面14,16と、表裏面14,16を両側で接続する第1及び第2の側面18,20と、を有する。音叉型圧電電振動片を水晶から構成する場合、結晶方位について、表裏面14,16がZ軸方向を向き、第1の側面18がX軸の+方向を向き、第2の側面20がX軸の−方向を向くように構成する。
一方(図2で左側)の振動腕12の第1の側面18と他方(図2で右側)の振動腕12の第2の側面20が対向するように並列している。第1の側面18は、表裏面14,16の間隔によって定義される振動腕12の厚みの中央方向に高くなる山型となるように形成されている。第1の側面18が描く山型の高さは、第1及び第2の側面18,20の間隔によって定義される振動腕12の幅の、0%超12.5%以下である。
振動腕12は、基部10に接続される根本部において、基部10側に向けて幅を拡げてあり、広い幅で基部10に接続するので剛性が高くなっている。振動腕12は、第1及び第2の側面18,20の間隔によって定義される幅が、基部10から先端に向けて細くなる第1のテーパ部22を含む。第1のテーパ部22を形成することにより、振動腕12は振動しやすくなっている。振動腕12は、第1のテーパ部22よりも先端に近い位置に、幅が第1のテーパ部22から先端に向けて太くなる第2のテーパ部24を含む。第2のテーパ部24は、錘の機能を果たすので、振動周波数を低くすることができる。振動腕12は、第1及び第2のテーパ部22,24が接続される幅変更点が長溝26よりも先端近くに位置するように形成されている。
振動腕12には、表裏面14,16に、長手方向に延びる長溝26がそれぞれ形成されている。長溝26によって振動腕12が動きやすくなって効率的に振動するのでCI値を下げることができる。長溝26は、振動腕12の長さの50〜70%の長さを有する。また、長溝26は、振動腕12の幅の60〜90%の幅を有する。
長溝26は、第1の側面18と背中合わせに延びる第1の内面28と、第2の側面20と背中合わせに延びる第2の内面30と、を含む。第1の内面28は第2の内面30よりも、表裏面14,16に対する角度が垂直に近くなっている。第1の内面28は平坦面であってもよい。第2の内面30も平坦面であってもよいが、図2に示す例では、異なる角度の面が接続されてなる。第1及び第2の側面18,20は、第2の内面30よりも表裏面14,16に対する角度(表裏面14,16と接続する部分の角度)が垂直に近くなっている。
音叉型圧電電振動片は、基部10から一対の振動腕12が延びる方向とは交差方向であってそれぞれ相互に反対方向に延び、一対の振動腕12の延びる方向に屈曲してさらに延びる一対の支持腕32をさらに含む。屈曲することで、支持腕32は小型化される。支持腕32は、図示しないパッケージなどに取り付けられる部分であり、支持腕32での取り付けによって、振動腕12及び基部10は浮いた状態になる。
基部10には、振動腕12の表裏面14,16と同じ側の面に括れた形状が表れるように、相互に対向方向に一対の切り込み34が形成されている。一対の切り込み34は、それぞれ、一対の支持腕32が屈曲して延びる方向の側で一対の支持腕32に隣接して基部10に形成されている。切り込み34によって、振動腕12の振動の伝達が遮断されるので、振動が基部10や支持腕32を介して外部に伝わること(振動漏れ)を抑制し、CI値の上昇を防止することができる。切り込み34の長さ(深さ)は、基部10の強度を確保できる範囲で長い(深い)ほど、振動漏れ抑制効果は大きい。一対の切り込み34の間の幅(一対の切り込み34に挟まれた部分の幅)は、一対の振動腕12の対向する第1及び第2の側面18,20の間隔よりも小さくしてもよいし大きくしてもよいし、一対の振動腕12の相互に反対を向く第1及び第2の側面18,20の距離よりも小さくしてもよいし大きくしてもよい。
振動腕12には、励振電極膜40が形成されている。励振電極膜40は、100Å以上300Å以下の厚みを有する下地のCr膜と、Cr膜上に形成された200Å以上500Å以下の厚みを有するAu膜と、を含む多層構造であってもよい。Cr膜は水晶との密着性が高く、Au膜は電気抵抗が低く酸化し難いことで知られている。
励振電極膜40は、表裏面14,16にそれぞれ形成された表裏電極膜42,44(複数の表電極膜42と複数の裏電極膜44)と、第1及び第2の側面18,20にそれぞれ形成された第1及び第2の側面電極膜46,48と、第1及び第2の内面28,30にそれぞれ形成された第1及び第2の内面電極膜50,52と、を含む。なお、複数の表電極膜42は相互に電気的に分離され、複数の裏電極膜44は相互に電気的に分離されている。表裏電極膜42,44は、励振電極膜40で最も厚い部分である。第1の内面28に形成された第1の内面電極膜50は、励振電極膜40で最も薄い部分である。第1及び第2の側面電極膜46,48は、第2の内面電極膜52よりも薄い。すなわち、第1の内面電極膜50の厚みT、第1又は第2の側面電極膜46,48の厚みT、第2の内面電極膜52の厚みT、表裏電極膜42,44の厚みTについて、
<T<T<T
の関係が成立する。
励振電極膜40によって、第1及び第2の励振電極60,62が構成される。1つの振動腕12において、第1及び第2の励振電極60,62間に電圧を印加して、振動腕12の第1及び第2の側面18,20を伸縮させることで振動腕12を振動させる。なお、第1及び第2の励振電極60,62は、振動腕12の70%までは、長いほどCI値が下がることが分かっている。
第1の励振電極60は、長溝26に形成された第1及び第2の内面電極膜50,52と、表裏電極膜42,44と、を含む。1つの長溝26に形成された第1及び第2の内面電極膜50,52は、相互に連続的に形成されて電気的に接続されている。さらに、1つの長溝26に形成された第1及び第2の内面電極膜50,52は、表裏電極膜42,44の一方(例えば、表面14に形成された長溝26に形成された第1及び第2の内面電極膜50,52に対応するのは表電極膜42)と連続的に形成されて電気的に接続されている。また、表裏面14,16の一方(例えば表面14)の長溝26に形成された第1及び第2の内面電極膜50,52並びにこれらに電気的に接続する表裏電極膜42,44の一方(例えば表電極膜42)と、表裏面14,16の他方(例えば裏面16)の長溝26に形成された第1及び第2の内面電極膜50,52並びにこれらに電気的に接続する表裏電極膜42,44の他方(例えば裏電極膜44)と、は電気的に接続されている。すなわち、表裏面14,16それぞれに形成された一対の第1の励振電極60は電気的に接続されている。一方の振動腕12に形成された一対の第1の励振電極60は、基部10上の表裏面14,16それぞれに形成された引き出し電極66に接続され、これらの引き出し電極66が、他方の振動腕12の第1又は第2の側面電極膜46,48に接続されることで電気的に接続される。
第2の励振電極62は、第1及び第2の側面電極膜46,48並びに表裏電極膜42,44を含む。詳しくは、第1の側面電極膜46に連続するように表裏電極膜42,44が形成され、同様に、第2の側面電極膜48に連続するように他の表裏電極膜42,44が形成されている。また、第1及び第2の側面電極膜46,48は電気的に接続されている。その電気的接続は、振動腕12の長溝26が形成されていない部分(例えば先端部)において、表裏面14,16の少なくとも一方(あるいは両方)上に形成された接続電極64によってなされている。
一方の振動腕12に形成された第1の励振電極60と、他方の振動腕12に形成された第2の励振電極62と、は基部10上の引き出し電極66で電気的に接続されている。引き出し電極66は、第2の励振電極62が形成される振動腕12の隣に並ぶ支持腕32上に至るまで形成されている。引き出し電極66は、支持腕32の表裏面(あるいはさらに側面)に形成してもよい。支持腕32上で、引き出し電極66を外部との電気的接続部にすることができる。
本実施の形態では、第1の側面電極膜46と第1の内面電極膜50との間に電圧を印加し、第2の側面電極膜48と第2の内面電極膜との間に電圧を印加することで、振動腕12の一方の側端を伸ばし、他方の側端を縮ませて振動腕12を屈曲させて振動させる。本実施の形態によれば、第1の内面28が表裏面14,16に対して垂直近くになっている。振動腕12の屈曲時に、第1の内面28は凹凸に屈曲する面であってその上の第1の内面電極膜50が振動の妨げとなりやすいが、第1の内面電極膜50を励振電極膜40で最も薄い部分としてあるので、振動の妨げになる要因を減らし、応力も減らして周波数に与える影響を低減することができる。また、表裏面14,16は、振動腕12の屈曲時に凹凸に屈曲する面ではなく、表裏電極膜42,44は、第1及び第2の内面28,30に比べると振動に与える影響が小さいので、この表裏電極膜42,44を励振電極膜40で最も厚い部分として、電気的な接続を確保し、熱弾性による熱拡散を抑えている。こうして、本実施の形態によれば、CI値を抑え周波数への影響を低減することができる。
図3は、本実施の形態に係る音叉型圧電振動片の動作を説明する図である。図3に示すように、一方の振動腕112の第1及び第2の励振電極160,162に電圧が印加され、他方の振動腕212の第1及び第2の励振電極260,262に電圧が印加される。ここで、一方の振動腕112の第1の励振電極160と他方の振動腕212の第2の励振電極262が同じ電位(図3の例では+電位)となり、一方の振動腕112の第2の励振電極162と他方の振動腕212の第1の励振電極260が同じ電位(図3の例では−電位)となるように、第1の励振電極160,260及び第2の励振電極162,262は、クロス配線によって交流電源に接続され、駆動電圧としての交番電圧が印加されるようになっている。印加電圧によって、図3に矢印で示すように電界が発生し、これにより、振動腕112,212は、互いに逆相振動となるように(振動腕112,212の先端側が互いに接近・離間するように)励振されて屈曲振動する。また、基本モードで振動するように交番電圧が調整されている。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図1は、本発明の実施の形態に係る音叉型圧電電振動片を示す平面図である。 図2は、図1に示す音叉型圧電振動片のII−II線断図である。 図3は、本実施の形態に係る音叉型圧電振動片の動作を説明する図である。
符号の説明
10…基部、 12…振動腕、 14…表面、 16…裏面、 18…第1の側面、 20…第2の側面、 22…第1のテーパ部、 24…第2のテーパ部、 26…長溝、 28…第1の内面、 30…第2の内面、 32…支持腕、 34…切り込み、 40…励振電極膜、 42…表電極膜、 44…裏電極膜、 46…第1の側面電極膜、 48…第2の側面電極膜、 50…第1の内面電極膜、52…第2の内面電極膜、 60…第1の励振電極、 62…第2の励振電極、 64…接続電極、 66…引き出し電極

Claims (9)

  1. 基部と、
    前記基部から延びる一対の振動腕と、
    それぞれの前記振動腕に形成されている励振電極膜と、
    を含み、
    それぞれの前記振動腕は、相互に反対を向く表裏面と、前記表裏面を両側で接続する第1及び第2の側面と、を有し、一方の前記振動腕の前記第1の側面と他方の前記振動腕の前記第2の側面が対向するように並列し、
    それぞれの前記振動腕には、前記表裏面に、長手方向に延びる長溝がそれぞれ形成され、前記長溝は、前記第1の側面と背中合わせに延びる第1の内面と、前記第2の側面と背中合わせに延びる第2の内面と、を含み、前記第1の内面は前記第2の内面よりも、前記表裏面に対する角度が垂直に近くなっており、
    前記励振電極膜は、前記表裏面にそれぞれ形成された表裏電極膜と、前記第1及び第2の側面にそれぞれ形成された第1及び第2の側面電極膜と、前記第1及び第2の内面にそれぞれ形成された第1及び第2の内面電極膜と、を含み、
    前記励振電極膜で最も厚い部分は、前記表裏電極膜の、前記表裏面の少なくとも一方上に形成され、
    前記励振電極膜で最も薄い部分は、前記第1の内面電極膜の、前記表裏面の少なくとも一方の前記長溝に形成されている音叉型圧電振動片。
  2. 請求項1に記載された音叉型圧電振動片において、
    前記第1及び第2の側面は、前記第2の内面よりも前記表裏面に対する角度が垂直に近くなっており、
    前記第1及び第2の側面電極膜は、前記第2の内面電極膜よりも薄い音叉型圧電振動片。
  3. 請求項1又は2に記載された音叉型圧電振動片において、
    前記第1の側面は、前記表裏面の間隔によって定義される前記振動腕の厚みの中央方向に高くなる山型となるように形成されてなる音叉型圧電振動片。
  4. 請求項3に記載された音叉型圧電振動片において、
    前記第1の側面が描く前記山型の高さは、前記第1及び第2の側面の間隔によって定義される前記振動腕の幅の、0%超12.5%以下である音叉型圧電振動片。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載された音叉型圧電振動片において、
    前記基部及び前記一対の振動腕は、水晶から構成され、結晶方位について、前記表裏面がZ軸方向を向き、前記第1の側面がX軸の+方向を向き、前記第2の側面がX軸の−方向を向くように構成されてなる音叉型圧電振動片。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載された音叉型圧電振動片において、
    それぞれの前記振動腕は、
    前記第1及び第2の側面の間隔によって定義される幅が、前記基部から先端に向けて細くなる第1のテーパ部と、
    前記第1のテーパ部よりも前記先端に近い位置に、前記幅が前記第1のテーパ部から前記先端に向けて太くなる第2のテーパ部と、
    を含む音叉型圧電振動片。
  7. 請求項6に記載された音叉型圧電振動片において、
    それぞれの前記振動腕は、前記第1及び第2のテーパ部が接続される幅変更点が前記溝よりも前記先端近くに位置するように形成されてなる音叉型圧電振動片。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載された音叉型圧電振動片において、
    前記励振電極膜は、100Å以上300Å以下の厚みを有する下地のCr膜と、前記Cr膜上に形成された200Å以上500Å以下の厚みを有するAu膜と、を含む音叉型圧電振動片。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載された音叉型圧電振動片において、
    前記基部から前記一対の振動腕の延びる方向とは交差方向であってそれぞれ相互に反対方向に延び、前記一対の振動腕の延びる方向に屈曲してさらに延びる一対の支持腕をさらに含み、
    前記基部には、前記表裏面と同じ側の面に括れた形状が表れるように、相互に対向方向に一対の切り込みが形成され、
    前記一対の切り込みは、それぞれ、前記一対の支持腕が屈曲して延びる方向の側で前記一対の支持腕に隣接して前記基部に形成されてなる音叉型圧電振動片。
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