JP2008177994A - イメージセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 透過型イメージセンサにおいて、原稿(被照射物)の主走査方向のみならず副走査方向に亘る照度偏差を軽減することで高精度の原稿(被照射物)の読み取りを可能とするイメージセンサを提供する。
【解決手段】 主走査方向に配列された複数の光源3と、被照射物1を透過した光源3の光を収束するレンズアレイ13と、このレンズアレイ13を介した光を検出するセンサ14と、光源3と被照射物1との間に配置され、その表面を粗化して光源3の光を拡散させる入射面4bとその表面を主走査方向において凹凸状となるように起伏部を設けて主走査方向に光を屈折させ、被照射物1に出射する出射面4aとを有する導光体4とを備えるようにした。
【選択図】 図1

Description

この発明は、イメージセンサに関するものであり、特に、紙幣等のように光の透過部分を有する被照射物に対する読み取りを行うものである。
従来、この種のイメージセンサとして、例えば、特開平6−273602号公報(特許文献1)に記載されたものがあった。この特許文献1には、その図1及び図2に記載されているのように、発光ダイオード1から発せられた光は透明保護板4上の照明窓41を通過して原稿6に照射され、原稿6で反射された光は透明保護板4上のマイクロレンズアレイ42により収束され、受光センサチップ2により原稿の読み取りが行われる、いわゆる反射型イメージセンサが記載されている。そして、この反射型イメージセンサでは、マイクロレンズアレイ42において、マイクロレンズの個数を受光センサアレイの素子数に一致させ、レンズ素子と受光素子とを一対一に対応させるように構成している。
一方、特開2003−87564号公報(特許文献2)には、その図2に記載されているように、反射原稿用光源22又は透過原稿用光源80を用い、透過原稿用光源80は原稿カバー60に収容され、原稿カバー60に脱着自在に係止された原稿マット70は、反射原稿の読み取り時に原稿カバー60に装着され、透過原稿の読み取り時には原稿カバー60から取り外される構成とした画像読取装置が記載されている。
また、特開2003−186427号公報図1(特許文献3)には、配線板24に設けられたLED23をランプハウジング21の光源収納部25に設置しLED23の照射光23aを導光体27を通過させた後、照射光23aを均一な輝度に拡散させる拡散フィルム28が表示板22と導光体27の間に配置されている照明式表示装置が開示されている。
特開平6−273602号公報(第1図、第2図)
特開2003−87564号公報(段落0024、第2図)
特開2003−186427号公報(第1図)
しかしながら、特許文献1に記載されたものは、いわゆる反射型イメージセンサであって、マイクロレンズの個数を受光センサアレイの素子数に一致させ、レンズ素子と受光素子とを一対一に対応させるように構成しなければならないため、それらの位置合わせが困難になるという課題があった。
一方、特許文献2に記載されたものは、いわゆる透過型と反射型とを組合せたイメージセンサであるが、反射原稿の読み取り時には原稿マットを原稿カバーに装着し、透過原稿の読み取り時には原稿マットを原稿カバーから取り外すという手間を要するため、いわゆる反射型による場合と透過型による場合との切り替えが面倒であるという課題があった。
また、特許文献3に記載されたものは、導光体27を通過した光を拡散フィルム28で輝度を均一にする効果があるものの導光体27や拡散フィルム28はランプハウジング21の内壁にそれぞれ独立して設けるので表示装置の表示面積が大きい場合には部品点数などが増加し、高価な表示装置になるという課題があった。
この発明は、いわゆる透過型イメージセンサにおいて、原稿(被照射物)の主走査方向のみならず副走査方向に亘る照度偏差を軽減することで高精度の原稿(被照射物)の読み取りを可能とするイメージセンサを提供するものである。
請求項1に係るイメージセンサは、主走査方向に配列された複数の光源と、被照射物を透過した前記光源の光を収束するレンズアレイと、このレンズアレイを介した光を検出するセンサと、前記光源と被照射物との間に配置され、その表面を粗化して前記光源の光を拡散させる入射面とその表面を主走査方向において凹凸状となるように起伏部を設けて主走査方向に光を屈折させ、被照射物に出射する出射面とを有する導光体とを備えたものである。
請求項2に係るイメージセンサは、前記入射面の表面を、前記光源の配列ピッチに対応して選択的に粗化した請求項1に記載のものである。
請求項3に係るイメージセンサは、主走査方向に配列された複数の光源と、被照射物を透過した前記光源の光を収束するレンズアレイと、このレンズアレイを介した光を検出するセンサと、前記光源と被照射物との間に配置され、その表面を主走査方向に対する副走査方向において凹凸状となるように凹凸部を設けて前記光源の光を副走査方向に屈折させる入射面とその表面を主走査方向において凹凸状となるように起伏部を設けて主走査方向に光を屈折させ、被照射物に出射する出射面とを有する導光体とを備えたものである。
請求項4に係るイメージセンサは、前記出射面の起伏部を、半円柱状又は三角柱状により形成した請求項1又は3に記載のものである。
請求項5に係るイメージセンサは、前記入射面及び出射面を設けた部材を、前記導光体の本体部と異なる部材により構成し、前記本体部に接続した請求項1〜4のいずれかに記載のものである。
請求項1の発明によれば、導光体の入射面において光を拡散させ、その出射面において光を主走査方向に屈折させるため、主走査方向における被照射物の照度偏差を軽減することができ、被照射物の読み取り精度を向上させることができるという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、導光体の入射面において光を主走査方向に対する副走査方向に屈折させ、その出射面において光を主走査方向に屈折させるため、副走査方向における被照射物の照度偏差をも軽減することができ、被照射物の読み取り精度を向上させることができるという効果を奏する。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1によるイメージセンサの断面構成図である。図1において、1は原稿(被照射物)であり、紙幣、有価証券又は小切手などの読み取り媒体、2は密着型イメージセンサ(以下、CISとも称す。)の外部に設けられた透過型光源である。3は主走査方向にLEDチップをアレイ状に直線的に配列した第1の光源、4は第1の光源3から照射された照明光をCIS側に導く台形型の導光体であり、4aは導光体4の光の出射面、4bは導光体4の光の入射面である。ここに、出射面4a及び入射面4bは、導光体4の本体部と同一部材のほか、導光体4とは別異の部材であってもよく、同一部材又は別異の部材の表面部分を意味するものである。そして、出射面4a又は入射面4bが別異の部材で構成した場合には、これを導光体4の本体部に接着材等により固定する。なお、以下においては、出射面は出射部、入射面は入射部という。5は出射部から放射された光をCIS側へ透過させるガラス板、6は第1の光源3のLEDチップを搭載するLED基板、7は第1の光源3を駆動するためのコネクタ、8は導光体4、ガラス板5及びLED基板6を収納又は保持する透過型光源2の筐体である。
次に、CIS側の構成について説明する。図1において、10はLEDチップをアレイ状に直線配列させた第2の光源、11は第2の光源10から照射された照明光を原稿1側に導く屈折型導光体、12は屈折型導光体11から放射された光を原稿面へ透過させるガラス板、13は第1の光源3からの透過光や、第2の光源10の光が原稿面で反射され、その反射光を集束(収束)するロッドレンズアレイ(レンズアレイ)、14はロッドレンズアレイ13で集束された光を受光する受光部(センサ)であって、複数の光電変換部とそれらの駆動回路などが組み込まれたセンサICである。15はセンサIC14を複数個搭載するセンサ基板、16は第2の光源10を両側に搭載するプリント配線板などで構成された基板である。
17は、センサIC(受光部)14の、光電変換されたアナログ信号をA/D変換した後、各画素(ビット)の信号出力をシェーディング補正や全ビット補正する補正回路などを組込、原稿1からのイメージ情報を画像信号として出力する信号処理IC(ASIC)、18はCISを駆動するためのスタート信号(SI)、クロック信号(CLK)及び電源などの入力信号や透過型光源2に電源供給し、画像信号を外部へ出力するコネクタ、19はセンサ基板15と基板16との信号の受け渡しを行う中継コネクタ、20はロッドレンズアレイ13及びセンサ基板15を収納又は保持する内部筐体、21は屈折型導光体11、ガラス板12及び基板16を収納又は保持する外部筐体である。また、内部筐体20は中継コネクタ19で保持され、透過型光源2や外部筐体21は、例えば金融端末装置などの読み取りシステム(図示せず)の本体と固定される。なお、図中、同一符号は、同一又は相当部分を示す。
以上から透過型光源2、ロッドレンズアレイ13及び受光部14により透過型イメージセンサを構成し、第2の光源10、屈折型導光体11、ロッドレンズアレイ13及び受光部14により反射型イメージセンサを構成する。すなわち、透過型光源2、CIS側構成等により、全体としてのイメージセンサを構成している。
図2は、実施の形態1に係る台形型の導光体4の外観図である。図2においては、台形型の導光体4は、出射部4aの表面に半円形状(半楕円形状、蒲鉾状とも呼ぶ。)の屈折領域(屈折部)を設け、第1の光源3近傍に位置する入射部4bの表面を表面粗化した場合について説明する。出射部4aは、個々が蒲鉾状の断面を有し、その円弧状両端部が互いに隣接する円弧状の端部と密着するように、連続的に配列し、蒲鉾状断面が主走査方向に配列されるように構成する。
以上から台形型の導光体4の出射部4aに屈折領域を設けることにより、LEDチップの主走査方向の配列においてピッチ間隔が比較的大きくても台形型の導光体4の出射部4aで照明光を主走査方向に拡散させることにより、透過型光源2の原稿面上における主走査方向の照度分布は均一になるよう配慮されている。
すなわち、第1の光源3から照射された光は台形型の導光体4を通過し、拡散光として出射部4aで屈折及び反射される。また反射光は再度反射を繰り返して最終的に屈折光として出射部4aから再放射される。従って、出射部4aに屈折領域を設けることにより放射角度成分が分散され、原稿面相当位置を通過する光線の角度分布が平均化し照度が均一になる。なお、図1と同符号は、同一又は相当部分を示す。
図3は、LED基板6上に直線配列された赤外(IR)LEDチップの部分断面図である。本実施の形態1では第1の光源3は主走査方向(原稿読み取り方向)に8.2mm間隔で配置される。
次に動作について説明する。図1において、CISの内部に搭載された第2の光源10を使用し、原稿1からの反射光を受光し、イメージ情報とする場合には第2の光源10を点灯させ、比較的光路長の長い屈折型導光体11を通過させ光を原稿1に照射する。この第2の光源10からの照明光は原稿1に対して斜め方向から放射されるので、原稿面で反射した散乱光が反射光としてロッドレンズアレイ13で集光され、センサIC14で光電変換される。
イメージセンサのCIS側の外部に設置された透過型光源2の第1の光源3を使用し、原稿1からの透過光を受光し、イメージ情報とする場合には第1の光源3を点灯させ、比較的光路長が短い台形型の導光体4を通過させ光を原稿1に照射する。この第1の光源3からの照明光は、原稿1に対して直角方向に放射されるので原稿面で透過した直接光がロッドレンズアレイ13で集光され、センサIC14で光電変換される。
次に機能について図4を用いて説明する。 図4はCISの駆動回路のブロック図である。CISのクロック信号(CLK)と同期したスタート信号(SI)のタイミングにより受光部14で光電変換されたアナログ出力(SO)を得る。SOは増幅後、信号処理IC17でアナログデジタル(A/D)変換され、補正回路では、サンプル・ホールドを含むシェーディング補正や全ビット補正などが行われる。SOから得られたデジタル信号データの補正には、あらかじめ設定された基準信号(参照信号)データを記憶したRAM領域から読み出し、原稿1から採取したイメージ情報と信号処理IC17の補正回路で演算加工する。透過型光源2を使用する場合には、第1の光源3を点灯し、CISに収納されている第2の光源10を消灯することにより、原稿1の無い状態の照度を受光部14で光電変換し、基準信号とし、光量調整や補正データに適用する。
なお、出射部4aは図5に示すように出射面(屈折領域)が図5aに示す半円形状(半楕円形状)をしたものでも良いし、図5bに示す三角形状の底部を平面層とした導光体4としても良い。
次に入射部4bについて図6及び図7を用いて説明する。図6は導光体4の入射部4bの表面粗化を行う金型側の部分側面図である。図6において30は入射部4bを製造する金属で構成した金型部分(金型A)、31は入射部4bにLEDの配列ピッチに従って選択的に金型A30にコーティングされたマスク(レジスト)である。金型A30は金属で構成されるのでマスキングされない部分を酸系エッチング液でエッチングし、適宜サンドブラストなどを行い、レジスト除去後、導光体材料となるアクリル樹脂などを注入する。すなわち、8.2mmピッチで設置するLED位置に対応する金型A30側のシボ加工を行う。
図7は、金型A30を用いてシボ加工された導光体4における入射部4bの表面の状態を示す説明図であり、レジスト31でマスキングした領域(未処理領域)は平滑であるのに対して表面粗化された領域は面全体に亘って約0.02mmp−pの表面粗度となる。
次に、出射部4aに屈折部設け、入射部4bを表面粗化した導光体4の性能について説明する。本実施の形態1では、副走査方向の照度分布の照度偏差を改善することが目的なので、独立して分離できる透過型光源2のLED配列といわゆる反射型イメージセンサ(CIS)のセンサ(受光部)14との配列が直交するように設置して透過型光源2の照度を受光部14の出力として測定する。すなわち、透過型光源2のLED配列の任意領域を抽出し、CISの受光部14が透過型光源2のLED配列と直交するように設置して測定した。
図8は、実験による受光部14に沿った領域の照度分布を受光部14で測定した各画素の補正後の出力分布及び偏差を説明する説明図である。実験では、読み取り媒体としてOHPシートなどの透明度の高い原稿1をあらかじめ装着し、画素密度は8ドット/mm(画素間ピッチ0.125mm)、光電変換出力は増幅後、8ビット分解能(256階調分解 単位digit)で測定した。図8では約7mm(画素数56ドット)に亘るCISの出力値で透過型光源2の照度の広がり程度を示している。例えば、約2.3mm付近にある受光部14の出力値は79digit、約5.3mm付近にある受光部14の出力値は80digitであり、照度が高い3mmの領域における照度分布の偏差は約12.7%であった。なお照度分布の偏差(照度偏差)は、照度偏差(%)={(imaxーimin)/(imax)}・100として定義した。ここでiは得られた照度値(センサ出力値 digitで表示 数値の高い程照度が高い)を示す。
図9は、出射部4aに屈折部設け、入射部4bを表面粗化しない導光体4の性能について説明する説明図であり、入射部4bを表面粗化しない場合の偏差は19.3%であった。
図8及び図9から台形型導光体4の入射部4bを表面粗化することにより、副走査方向(原稿1搬送方向)の照射領域中心付近の3mm幅に対する偏差は大幅に軽減されることが解かる。これは副走査方向の照度偏差は透過型光源2からの直接光が入射部4bにある表面粗化領域における散乱光の生成により副走査方向に亘って拡散し、結果、照度偏差が低下したものと理解できる。
以上から原稿(被照射物)1上における主走査方向及び副走査方向の照度偏差を軽減することができ、原稿の読み取り精度を向上させることが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、導光体4の入射部4bを表面粗化した場合について説明したが、実施の形態2では、入射部4bは表面粗化を行わないで照射部4aと同形状の拡散シートを入射部4bに貼り付けた場合について説明する。拡散シートは透明アクリル樹脂又はガラス材で構成され、図5に示すような断面が半円形状(半楕円形状 蒲鉾形状)の拡散シートとしても良いし、図5bに示すように三角形状の底部を平面層とした拡散シートとしても良い。
アクリルシート(拡散シート)は個々が蒲鉾状の断面を有し、その円弧状両端部が互いに隣接する円弧状の端部と密着するように、連続的に配列し、蒲鉾状断面が副走査方向に配列されるように構成する。すなわち、光射出部4aとは起伏が直交するようにして入射部4bに透明接着剤を用いて貼り付ける。
図10は、出射部4aに屈折部設け、表面が平滑な入射部4bに拡散シートを貼り付けた導光体4の性能を説明する図であり、入射部4bに拡散シートを貼り付けた場合の偏差は12.9%であった。
以上から導光体4は一体化加工するものの入射部4bは樹脂成形などの平滑面とし、この平滑面に拡散シートを貼り付けることで実施の形態1で示したものと同様の効果を奏する。
また、出射部4aは、一体化加工して屈折部を形成したが、拡散シートを用いて屈折部を形成しても良い。
この発明の実施の形態1によるイメージセンサの断面構成図である。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサの導光体の外観図である。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサのLED基板に搭載されたLEDチップの断面図である。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサの駆動回路ブロック図である。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサの導光体の屈折部形状を説明する外観図であり、図5(a)は蒲鉾状、図5(b)は三角形状を示す。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサの導光体の製造方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサの導光体入射部の表面粗度を説明する図である。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサの照度分布説明図である。 試供したイメージセンサの照度分布説明図である。 この発明の実施の形態2によるイメージセンサの照度分布説明図である。
符号の説明
1 原稿(被照射物)、 2 透過型光源、 3 第1の光源(LEDチップ)、 4 導光体(台形型導光体)、 4a 出射部(出射面)、 4b 入射部(入射面)、 5 ガラス板、 6 LED基板、 7 コネクタ、 8 筐体(透過型光源用筐体)、 10 第2の光源(LEDチップ)、 11 導光体(屈折型導光体)、 12 ガラス板、 13 ロッドレンズアレイ(レンズアレイ)、 14 受光部(センサ)、 15 センサ基板、 16 基板、 17信号処理IC(ASIC)、 18 コネクタ、 19 中継コネクタ、 20 内部筐体、 21 外部筐体、 30 金型(金属金型A)、 31 マスク(レジスト)。

Claims (5)

  1. 主走査方向に配列された複数の光源と、被照射物を透過した前記光源の光を収束するレンズアレイと、このレンズアレイを介した光を検出するセンサと、前記光源と被照射物との間に配置され、その表面を粗化して前記光源の光を拡散させる入射面とその表面を主走査方向において凹凸状となるように起伏部を設けて主走査方向に光を屈折させ、被照射物に出射する出射面とを有する導光体とを備えたイメージセンサ。
  2. 前記入射面は、前記光源の配列ピッチに対応して選択的にその表面を粗化した請求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 主走査方向に配列された複数の光源と、被照射物を透過した前記光源の光を収束するレンズアレイと、このレンズアレイを介した光を検出するセンサと、前記光源と被照射物との間に配置され、その表面を主走査方向に対する副走査方向において凹凸状となるように凹凸部を設けて前記光源の光を副走査方向に屈折させる入射面とその表面を主走査方向において凹凸状となるように起伏部を設けて主走査方向に光を屈折させ、被照射物に出射する出射面とを有する導光体とを備えたイメージセンサ。
  4. 前記出射面の起伏部は、半円柱状又は三角柱状により形成した請求項1又は3に記載のイメージセンサ。
  5. 前記入射面及び出射面を設けた部材は、前記導光体の本体部と異なる部材により構成し、前記本体部に接続された請求項1〜4のいずれかに記載のイメージセンサ。
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