JP2008177035A - 電線付き端子金具の製造方法及び製造装置 - Google Patents

電線付き端子金具の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被覆圧着部の高さ寸法の測定を安定して行い、それにより電線付き端子金具の品質を向上させることができる電線付き端子金具の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】一対の芯線圧着片42が芯線52に加締められると共に一対の被覆圧着片44が一方の被覆圧着片44の上に他方の被覆圧着片44がオーバーラップするように被覆51に加締められて被覆電線50に圧着された端子金具40において、一対の芯線圧着片42が芯線52に加締められてなる芯線圧着部43を基板部41に対して垂直に挟持して芯線圧着部43の高さ寸法を測定すると共に、芯線圧着部43を挟持した状態で、芯線圧着部43の挟持方向と所定角度で交差する方向に若しくは平行に、一対の被覆圧着片44が被覆51に加締められてなる被覆圧着部45を挟み被覆圧着部45の高さ寸法を測定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、被覆電線に端子金具が圧着されてなる電線付き端子金具の製造方法及び製造装置に関する。
電線付き端子金具の製造において、一般に、被覆電線の端末部の被覆が剥がれ、露呈した芯線部及び当該芯線部に隣接する被覆部にわたって端子金具が圧着される。
端子金具は、被覆電線が載置される基板部の両側縁に立ち上げられた一対の圧着片を二組有している。1組は被覆部に加締められる一対の被覆圧着片であり、他の1組は芯線部に加締められる一対の芯線圧着片である。
端子金具を電線に圧着する圧着機は、端子金具の圧着片を加締める金型を有する。金型としては、端子金具の基板部が載置されるアンビルと、このアンビルと協働して端子金具の圧着片を加締めるクリンパとが対になって設けられる。
端子金具は、圧着機のアンビルとクリンパとの間で加圧され、一対の被覆圧着片が被覆部に加締められ、また、一対の芯線圧着片が芯線部に加締められて、被覆電線に圧着される。
被覆電線への端子金具の圧着が済んだ後、芯線と端子金具との接触抵抗及び被覆電線と端子金具との固着力が評価される。従来、これらの評価はサンプルを選定して抵抗計や引張試験機を用いて手作業により行われていたところ、全ての電線付き端子金具について抵抗値及び引っ張り強さを測定する自動評価装置が提案されている(例えば特許文献1参照。)
ここで、一対の芯線圧着片が芯線部に加締められてなる芯線圧着部の高さ寸法は、基板部に垂直な方向に沿った寸法として規定され、芯線と端子金具との接触抵抗及び被覆電線と端子金具との固着力に関係する重要な指標となることが知られている。
そこで、特許文献1に開示された自動評価装置では、端子金具毎に抵抗値及び引っ張り強さ並びに芯線圧着部の高さ寸法を測定し、抵抗値及び引っ張り強さがともに規格内で適正な値となる芯線圧着部の高さ寸法を測定値の統計から決定し、芯線圧着部が当該高さ寸法に成形されるように圧着機のアンビル及びクリンパの離間距離を自動的に調整するように構成されている。
特開2000−207956号公報
端子金具は、一対の芯線圧着片が芯線部に加締められ、さらに一対の被覆圧着片が被覆部に加締められて被覆電線に圧着されている。よって、端子金具の固着力は、被覆部に加締められた一対の被覆圧着片によっても得られる。
しかして上記特許文献1に開示された自動評価装置では、一対の芯線圧着片が芯線部に加締められてなる芯線圧着部の高さ寸法を測定・評価するのみで、一対の被覆圧着片が被覆部に加締められてなる被覆圧着部の高さ寸法は測定・評価されていない。
ここで、一対の被覆圧着片は一方の被覆圧着片の上に他方の被覆圧着片がオーバーラップするように被覆部に加締められる場合がある。このような場合に、被覆圧着部は、断面が円形に近似した形状となって測定箇所が定まり難く、そして、オーバーラップ部位とこれに隣接する非オーバーラップ部位とでは高さ寸法が大きく異なる。
よって、被覆圧着部の高さ寸法を測定・評価するにあたり、測定に供される全ての端子金具に共通して測定箇所を定めるための基準を設定する必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、被覆圧着部の高さ寸法の測定を安定して行い、それにより電線付き端子金具の品質を向上させることができる電線付き端子金具の製造方法及び製造装置を提供することにある。
上記目的は、本発明に係る下記(1)〜(4)の電線付き端子金具の製造方法及び下記(5)〜(8)の電線付き端子金具の製造装置により達成される。
(1)端子金具の基板部に被覆電線を載置し、当該基板部の両側縁に立ち上げられている一対の芯線圧着片を前記被覆電線の芯線に加締め、当該基板部の両側縁に立ち上げられている一対の被覆圧着片を前記被覆電線の被覆に加締める圧着工程と、前記被覆電線に圧着された端子金具を受けとって、前記芯線圧着片が加締められてなる芯線圧着部及び前記被覆圧着片が加締められてなる被覆圧着部の寸法を測定する測定工程と、を備え、前記測定工程が、前記芯線圧着部を前記基板部に対して垂直に挟持して当該芯線圧着部の高さ寸法を測定する第1測定ステップと、前記第1測定ステップにおいて前記芯線圧着部が挟持された状態で当該芯線圧着部の挟持方向と所定角度で交差する方向に若しくは平行に前記被覆圧着部の高さ寸法を測定する第2測定ステップと、を含むことを特徴とする電線付き端子金具の製造方法。
(2)前記圧着工程において、一対の被覆圧着片を一方の被覆圧着片の上に他方の被覆圧着片がオーバーラップするように前記被複電線の被覆を加締めることを特徴とする(1)に記載の電線付き端子金具の製造方法。
(3)前記圧着工程において、前記端子金具に背バリが確認された場合、当該圧着工程の動作を停止することを特徴とする(1)又は(2)に記載の電線付き端子金具の製造方法。
(4)前記圧着工程において、前記芯線圧着部の高さ寸法または前記被覆圧着部の高さ寸法の少なくともいずれかが所定の規格を満たさない場合、当該圧着工程の動作を停止することを特徴とする(1)ないし(3)のいずれかに記載の電線付き端子金具の製造方法。
(5)被覆電線に端子金具が圧着されてなる電線付き端子金具の製造装置であって、端子金具の基板部に被覆電線を載置して、当該基板部の両側縁に立ち上げられている一対の芯線圧着片を前記被覆電線の芯線に加締め、当該基板部の両側縁に立ち上げられている一対の被覆圧着片を前記被覆電線の被覆に加締める圧着機と、前記圧着機により前記被覆電線に圧着された端子金具を受けとって、前記芯線圧着片が加締められてなる芯線圧着部及び前記被覆圧着片が加締められてなる被覆圧着部の寸法を測定する測定器と、を備え、前記測定器が、前記芯線圧着部を前記基板部に対して垂直に挟持して当該芯線圧着部の高さ寸法を測定する第1測定手段と、前記第1測定手段により前記芯線圧着部が挟持された状態で当該芯線圧着部の挟持方向と所定角度で交差する方向に若しくは平行に前記被覆圧着部の高さ寸法を測定する第2測定手段と、を含むことを特徴とする電線付き端子金具の製造装置。
(6)前記圧着機において、一対の被覆圧着片を一方の被覆圧着片の上に他方の被覆圧着片がオーバーラップするように前記被複電線の被覆を加締めることを特徴とする(5)に記載の電線付き端子金具の製造装置。
(7)前記圧着機において、前記端子金具に背バリが確認された場合、当該圧着機の動作を停止することを特徴とする(5)又は(6)に記載の電線付き端子金具の製造装置。
(8)前記圧着機において、前記芯線圧着部の高さ寸法または前記被覆圧着部の高さ寸法の少なくともいずれかが所定の規格を満たさない場合、当該圧着機の動作を停止することを特徴とする(5)ないし(7)のいずれかに記載の電線付き端子金具の製造装置。
芯線圧着部の高さ寸法は基板部に対して垂直な方向に沿った寸法として規定され、芯線圧着部を基板部に対して垂直に挟持して芯線圧着部の高さ寸法を測定している。ここで、基板部の形状は測定に供される全ての端子金具に共通することから、芯線圧着部を基板部に対して垂直に挟持された端子金具は、いずれも同一の姿勢に保持される。そこで、芯線圧着部を基板部に対して垂直に挟持された状態で、当該芯線圧着部の挟持方向と所定角度で交差する方向に若しくは平行に被覆圧着部の高さ寸法を測定することで、被覆圧着部の測定箇所を測定に供される全ての端子金具の間で統一することができる。これにより、被覆圧着部の高さ寸法の測定を安定して行うことができ、電線付き端子金具の固着力を適切に評価して、電線付き端子金具の品質の向上を図ることができる。
また、一対の被覆圧着片は一方の被覆圧着片の上に他方の被覆圧着片がオーバーラップするように被覆電線の被覆に加締められる。この場合、一対の被覆圧着片が被覆に加締められてなる被覆圧着部は、被覆電線の軸方向に垂直な断面において円形に近似した形状に成形されるが、芯線圧着部が挟持された状態で被覆圧着部の高さ寸法を測定するので、測定される全ての端子金具の被覆圧着部の測定箇所を統一することができ、被覆圧着部の高さ寸法の測定を安定して行うことができ、好ましい。
また、端子金具に背バリが確認された場合、圧着機(又は圧着工程)の動作を停止させて、例えば圧着機のクリンパとアンビルとの間の間隔を調節するなどの処理ができるので、電線付き端子金具の品質の向上を一層図ることができ、好ましい。
更に、芯線圧着部の高さ寸法又は被覆圧着部の高さ寸法の少なくといずれかが規格から外れている場合、圧着機(又は圧着工程)の動作を停止させて、例えば圧着機のクリンパとアンビルとの間の間隔を調節するなどの処理ができるので、電線付き端子金具の固着力を適切に評価して、電線付き端子金具の品質の向上を一層図ることができ、好ましい。
尚、前述した端子金具に背バリが確認された場合や、芯線圧着部の高さ寸法又は被覆圧着部の高さ寸法の少なくともいずれかが規格から外れている場合に、圧着機への運転の停止信号を自動的に送信する制御手段を測定器に設けてもよい。
以下、図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る電線付き端子金具の製造装置の概略構成を示す模式図図2は図1の電線付き端子金具の製造装置に含まれる圧着機の正面図、図3は被覆電線及び当該被覆電線に圧着される端子金具の斜視図、図4は図3の端子金具が被覆電線に圧着された状態を示す電線付き端子金具の斜視図、図5は図1の電線付き端子金具の製造装置に含まれる測定器の平面図、図6は図5の点線円VIで囲まれた部分を拡大して示す平面図、図7は図6の点線円VIIで囲まれた部分を拡大して示す平面図、図8は図6におけるVIII−VIII線矢視断面図、図9は図6におけるIX−IX線矢視断面図である。
図1に示すように、本実施形態の電線付き端子金具の製造装置は、端子金具を被覆電線に圧着する圧着機10と、圧着機10によって電線に圧着された端子金具を受けとって当該端子金具の寸法等を測定する測定器60とを備えている。
図2に示すように、圧着機10は、フロアに設置されたベース11と、駆動源12と、圧着用アプリケータ13と、から構成されている。ベース11は、水平方向に沿って略平坦な平坦部14を備えている。圧着用アプリケータ13は、ベース11に載置されて支持されている。
駆動源12は、図示しないサーボモータと、駆動力を伝達する駆動軸15と、シャンク16の不図示の円板部に掛止されるフック17と、からなる。サーボモータの回転運動は、ピストン・クランク機構を介して直線運動に変換され、ラム18を昇降動作させる構造になっている。駆動源12としては、サーボモータの代わりに、ダイレクトドライブ方式でシャンク16に連結するピストンロッドを備えた油圧シリンダなどを用いてもよい。
圧着用アプリケータ13は、クリンパ19と、アンビル20とを備え、クリンパ19の昇降動作により端子金具40の圧着片を被覆電線50に加締めて端子金具40を被覆電線50に圧着する構造になっている。
図3に示すように、端子金具40は、被覆電線50の端末部の被覆51が剥ぎ取られて芯線52が露出された芯線部分及びこれに隣接する被覆部分が載置される基板部41と、基板部41の両側縁に立ち上げられている一対の芯線圧着片42及び一対の被覆圧着片44とを有している。基板部41に載置された被覆電線50の芯線52に一対の芯線圧着片42が加締められ、基板部41に載置された被覆電線50の被覆51に一対の被覆圧着片44が加締められ、端子金具40は被覆電線50に圧着される。
尚、端子金具としては、少なくとも被覆電線の芯線に加締められる一対の芯線圧着片と被覆に加締められる一対の被覆圧着片とを有しているものであれば種々の形態の端子金具が適用可能である。図示のものは、基板部41の一端に箱状の電気接触部46を有する雌型の端子金具であるが、タブ状の電気接触部を有する雄型の端子金具や、双方の電線を繋ぐジョイント用の端子金具などが適用可能である。
端子金具40は、導電性金属板の母材を所定形状に打ち抜き加工、折り曲げ加工して成形され、複数個が一定ピッチで帯板状のキャリアに片持ちに連結された連鎖端子の形態で圧着機10に供給される。
再び図2を参照して、一対の芯線圧着片42及び一対の被覆圧着片44を加締めるクリンパ19の昇降動作は、サーボモータの回転運動をピストン・クランク機構により直線運動に変換し、クリンパ19を保持するラム18を昇降動作させることにより行われる。
圧着用アプリケータ13は、フレーム21と、アンビル20を保持するホルダ22と、フレーム21に続くラム18と、ラム18に螺合して昇降動作するラムボルト23と、ラムボルト23が螺合するシャンク16と、端子送りユニット24と、から構成されている。
フレーム21は、側方からみてコ字状に形成されており、ホルダ22の取付部25と、上方に延在する支柱部26と、ラム支持部27と、から構成されている。フレーム21は、ベース11の平坦部14に載置されており、不図示のボルトとナット等により締結固定されている。なお、フレーム21をベース11に一体的に固定してもよい。
ラム支持部27は、ホルダ22の取付部25から上方に延在する支柱部26の上端部に連結されている。ラム支持部27には、ラム18をガイドする空間が設けられており、ラム18がスライド自在に嵌入できるようになっている
ホルダ22には、端子金具40が載置されるアンビル20が埋設されている。ホルダ22は、クリンパ19とラム18の下端面28との双方に対向する平坦面29を備えている。
アンビル20は、ホルダ22に収納保持された状態で、フレーム21の取付部25に装着される。アンビル20は、その底板30をホルダ22の底壁に密着させた状態で保持されており、ぐらつかない状態で端子金具40がその上面に載置されるようになっている。
ラム18は、鉛直方向に沿って昇降自在にラム支持部27に支持されている。ラム18の下端面28は、昇降方向に対し直交する方向に沿って平坦に形成されている。ラム18の下半部に、アンビル20に対して対向するようにクリンパ19が配置されている。
クリンパ19は、方形の板状に成形されており、アンビル20との対向面には溝32が形成されている。溝32の内面は、端子金具40の一対の芯線圧着片42及び一対の被覆圧着片44を所定の形状に加締めることができるような曲面形状に成形されている。
シャンク16は、中空の円柱状に形成されている。シャンク16は、一方の側の円板部が駆動源12のフック17に結合され、他方の側のねじ部がラムボルト23のねじ孔に螺合するようになっている。すなわち、シャンク16は、ラム18の上端面33のねじ孔に螺合したラムボルト23を介して駆動源12の駆動力をラム18に伝達し、クリンパ19を昇降させる。
また、シャンク16は、ラムボルト23のねじ孔に対するねじ込み量が調整されることによって、ラムボルト23との間の相対位置が変更可能にラムボルト23に取り付けられている。ラムボルト23のねじ孔に対するねじ込み量を調整して、シャンク16のラムボルト23に対する相対位置が変更されると、アンビル20とクリンパ19との間の間隔も変更される。
シャンク16には、ねじ溝に螺合するナット34が備わっており、シャンク16がラムボルト23のねじ孔にねじ込まれた際に、ナット34を締結することによって、ラムボルト23とシャンク16とが互いに固定される。
端子送りユニット24は、ラム18の側部に備わる不図示のカムと、カムに当接して水平方向に移動する同じく不図示の連接棒と、連接棒を内部に収容するレバー支持部35と、レバー支持部35に嵌入されるクランク状のレバー36と、レバー36を回動自在に支持する枢軸37と、レバー36の先端部に備わる端子送り爪38と、から構成されている。
端子送りユニット24は、カムが駆動源12の駆動力によって降下し、その際に連接棒の一側の端部がカムに当接して水平方向に押され、連接棒の他側の端部がレバー36に当接して、枢軸37を回動中心としてレバー36が回動し、そして、キャリアの送り孔に引っかかった端子送り爪38がキャリアを一端子毎に端子送り方向に送り出す。
端子金具40は端子送りユニット24により送り出されてアンビル20に載置される。そして、基板部41に被覆電線50が載置される。クリンパ19の降下に伴って、アンビル20に載置された端子金具40は、溝32の内面に一対の芯線圧着片42及び一対の被覆圧着片44をそれぞれ当接させる。端子金具40はクリンパ19とアンビル20との間で加圧され、一対の芯線圧着片42及び一対の被覆圧着片44は溝32の内面をそれぞれ摺動し、内方に湾曲されて加締められる。
端子金具40が載置されるアンビル20の載置面は、被覆電線50の軸方向に垂直な断面において円弧状の輪郭を呈する凹曲面に成形されている。一対の芯線圧着片42及び一対の被覆圧着片44が加締められる過程で、アンビル20の載置面に接触している基板部41は、アンビル20の載置面の形状に沿って湾曲される。
図4に示すように、一対の芯線圧着片42は面対称に芯線52に加締められる。これら一対の芯線圧着片42が芯線52に加締められてなる芯線圧着部43は、被覆電線50の軸方向に垂直な断面において、基板部41に対して垂直な方向の高さ寸法が幅寸法に比べて小さい扁平な形状に成形される。そして、被覆電線50の軸方向にあたる両端部は末広がりのラッパ状に成形され、いわゆるベルマウス47が形成される。
また、一対の被覆圧着片44は一方の被覆圧着片44の上に他方の被覆圧着片44がオーバーラップするように被覆51に加締められる。これら一対の被覆圧着片44が被覆51に加締められてなる被覆圧着部45は、被覆電線50の軸方向に垂直な断面において円形に近似した形状に成形される。
再び図1を参照して、圧着機10により被覆電線50に圧着された端子金具40は、キャリアから切断され、そして、例えば箱状の電気接触部46を保持されて測定器60に搬送される。
測定器60において、本実施形態では、まず、例えば画像処理や探針を用いて端子金具40の背ばりの有無が検査される。端子金具40に背バリが確認された場合には、例えば圧着機10の運転を停止して圧着機10のクリンパ19とアンビル20との間の間隔を調節するなどの処理がなされる。
次いで端子金具40の芯線圧着部43及び被覆圧着部45の高さ寸法が測定される。図5に示すように、測定器60は、芯線圧着部43の高さ寸法を測定する第1測定手段を構成する直動機構部62及び回動機構部64を備えている。
直動機構部62は、ベース11に固定されている軸支持部材67に挿通された直動軸68を有しており、直動軸68は軸まわりに回転されることによって軸方向に進退移動し、直動軸68の先端に固定された移動部材69を進退移動させる。そして、移動部材69の端部に形成された第1挟持部材取付部70に第1挟持部材63が固定されている。
回動機構部64は、ベース11に固定されている枢支軸71に、アーム72が回動自在に組み付けられている。アーム72の一端部はばね73を介してベース11に連結され、他端部には第2挟持部材取付部74が形成されており、この第2挟持部材取付部74に第2挟持部材65が固定されている。
第1挟持部材63及び第2挟持部材65は、L字形状に成形されており、互いに対称に配置され、互いに先端部を対向させている。端子金具40は、第1挟持部材63の先端部と第2挟持部材65の先端部との間で芯線圧着部43を挟まれ、その高さ寸法H1(図8参照)を測定される。
図6に示すように、芯線圧着部43は、第1挟持部材63又は第2挟持部材65のいずれかの先端部が基板部41に垂直に当接するようにこれら第1挟持部材63の先端部と第2挟持部材65の先端部との間に配置されて挟まれる。本実施形態では、第1挟持部材63の先端部が基板部41に垂直に当接するように配置されている。
さらに図7に示すように、芯線圧着部43の両端部は末広がりのラッパ状に成形され、ベルマウス47が形成されている。第1挟持部材63及び第2挟持部材65のうち基板部41に当接する第1挟持部材63とは他方の第2挟持部材65の先端部の側縁がベルマウス47に当接し、それにより、被覆電線50の軸方向に関して端子金具40の位置決めがなされている。
さらに図8に示すように、基板部41は、被覆電線50の軸方向に垂直な断面において凸状に湾曲して成形されており、基板部41に当接する第1挟持部材63の先端部には、基板部41の湾曲形状に整合する凹溝75が形成されている。基板部41と第1挟持部材63の凹溝75とが整合し、被覆電線50の軸方向と直交する方向に関して端子金具40の位置決めがなされている。
第2挟持部材65が固定されているアーム72には、ばね73の弾性力が作用しており、この弾性力は第2挟持部材65を第1挟持部材63に向けて付勢するように作用する。そこで端子金具40は、第1挟持部材63の先端部と第2挟持部材65の先端部との間で芯線圧着部43を挟まれて芯線圧着部43の高さ寸法H1を測定されるのと同時に、第1挟持部材63の先端部と第2挟持部材65の先端部との間で挟持される。
再び図5を参照して、測定器60は、固定側測定子76と、固定側測定子76と同軸に配置されて且つ固定側測定子76の軸方向に進退移動する可動側測定子77とを備えている。これら固定側測定子76及び可動側測定子77は、被覆圧着部45の高さ寸法H2(図9参照)を測定する第2測定手段を構成する。
固定側測定子76及び可動側測定子77は、それらの軸が第1挟持部材63の先端部と第2挟持部材65の先端部とによる芯線圧着部43の挟持方向と所定角度に交差するように若しくは平行となるように配置され、本実施形態では平行となるように配置されている。
図9に示すように、被覆圧着部45は、可動側測定子77がその軸方向に進退し、固定側測定子76と可動側測定子77との間で挟まれてその高さ寸法H2を測定される。
芯線圧着部43の高さ寸法H1又は被覆圧着部45の高さ寸法H2の少なくといずれかが規格から外れている場合には、例えば圧着機10の運転を停止して圧着機10のクリンパ19とアンビル20との間の間隔を調節するなどの処理がなされる。尚、端子金具40に背バリが確認された場合や、芯線圧着部43の高さ寸法H1又は被覆圧着部45の高さ寸法H2の少なくともいずれかが規格から外れている場合に、圧着機10への運転の停止信号を自動的に送信する制御手段を測定器60に設けてもよい。
以上説明したように、本実施形態の電線付き端子金具の製造装置及び当該製造装置による電線付き端子金具の製造方法によれば、芯線圧着部43の高さ寸法H1は基板部41に対して垂直な方向に沿った寸法として規定され、芯線圧着部43を基板部41に対して垂直に挟持して芯線圧着部43の高さ寸法H1を測定している。ここで、基板部41の形状は測定に供される全ての端子金具40に共通することから、芯線圧着部43を基板部41に対して垂直に挟持された端子金具40は、いずれも同一の姿勢に保持される。そこで、芯線圧着部43を基板部41に対して垂直に挟持された状態で、芯線圧着部43の挟持方向と所定角度で交差する方向に若しくは平行に被覆圧着部45の高さ寸法H2を測定することで、被覆圧着部45の測定箇所を測定に供される全ての端子金具40の間で統一することができる。これにより、被覆圧着部45の高さ寸法H2の測定を安定して行うことができ、電線付き端子金具40の固着力を適切に評価して、電線付き端子金具40の品質の向上を図ることができる。
また、一対の芯線圧着片42が加締められる芯線52の損傷を防止するために、被覆電線50の軸方向にあたる芯線圧着部43の端部を末広がりに成形してベルマウス47を形成し、芯線圧着部43を挟持して高さ寸法H1を測定する測定手段を構成する第2挟持部材65の先端部をベルマウス47に当接させている。これにより、被覆電線50の軸方向に関して端子金具40を位置決めすることができる。
また、端子金具40の基板部41を被覆電線50の軸方向に垂直な断面において円弧状に湾曲するよう成形すると共に、芯線圧着部43を挟持して高さ寸法H1を測定する測定手段を構成する第1挟持部材63の先端部の基板部41との接触面に基板部41の湾曲形状に整合する凹溝75を形成し、芯線圧着部43を挟持して高さ寸法H1を測定する際に基板部41と凹溝75とを整合させている。これにより、被覆電線50の軸方向と直交する方向に関して端子金具40を位置決めすることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明の一実施形態に係る電線付き端子金具の製造装置の概略構成を示す模式図である。 図1の電線付き端子金具の製造装置に含まれる圧着機の正面図である。 被覆電線及び当該被覆電線に圧着される端子金具の斜視図である。 図3の端子金具が被覆電線に圧着された状態を示す電線付き端子金具の斜視図である。 図1の電線付き端子金具の製造装置に含まれる測定器の平面図である。 図5の点線円VIで囲まれた部分を拡大して示す平面図である。 図6の点線円VIIで囲まれた部分を拡大して示す平面図である。 図6におけるVIII−VIII線矢視断面図である。 図6におけるIX−IX線矢視断面図である。
符号の説明
10 圧着機
19 クリンパ
20 アンビル
40 端子金具
41 基板部
42 芯線圧着片
43 芯線圧着部
44 被覆圧着片
45 被覆圧着部
47 ベルマウス
50 被覆電線
51 被覆
52 芯線
60 測定器
62 直動機構部(第1測定手段)
64 回動機構部(第1測定手段)
75 凹溝
76 固定側測定子(第2測定手段)
77 可動側測定子(第2測定手段)

Claims (8)

  1. 端子金具の基板部に被覆電線を載置し、当該基板部の両側縁に立ち上げられている一対の芯線圧着片を前記被覆電線の芯線に加締め、当該基板部の両側縁に立ち上げられている一対の被覆圧着片を前記被覆電線の被覆に加締める圧着工程と、前記被覆電線に圧着された端子金具を受けとって、前記芯線圧着片が加締められてなる芯線圧着部及び前記被覆圧着片が加締められてなる被覆圧着部の寸法を測定する測定工程と、を備え、
    前記測定工程が、前記芯線圧着部を前記基板部に対して垂直に挟持して当該芯線圧着部の高さ寸法を測定する第1測定ステップと、前記第1測定ステップにおいて前記芯線圧着部が挟持された状態で当該芯線圧着部の挟持方向と所定角度で交差する方向に若しくは平行に前記被覆圧着部の高さ寸法を測定する第2測定ステップと、を含むことを特徴とする電線付き端子金具の製造方法。
  2. 前記圧着工程において、一対の被覆圧着片を一方の被覆圧着片の上に他方の被覆圧着片がオーバーラップするように前記被複電線の被覆を加締めることを特徴とする請求項1に記載の電線付き端子金具の製造方法。
  3. 前記圧着工程において、前記端子金具に背バリが確認された場合、当該圧着工程の動作を停止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電線付き端子金具の製造方法。
  4. 前記圧着工程において、前記芯線圧着部の高さ寸法または前記被覆圧着部の高さ寸法の少なくともいずれかが所定の規格を満たさない場合、当該圧着工程の動作を停止することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電線付き端子金具の製造方法。
  5. 被覆電線に端子金具が圧着されてなる電線付き端子金具の製造装置であって、
    端子金具の基板部に被覆電線を載置して、当該基板部の両側縁に立ち上げられている一対の芯線圧着片を前記被覆電線の芯線に加締め、当該基板部の両側縁に立ち上げられている一対の被覆圧着片を前記被覆電線の被覆に加締める圧着機と、前記圧着機により前記被覆電線に圧着された端子金具を受けとって、前記芯線圧着片が加締められてなる芯線圧着部及び前記被覆圧着片が加締められてなる被覆圧着部の寸法を測定する測定器と、を備え、前記測定器が、前記芯線圧着部を前記基板部に対して垂直に挟持して当該芯線圧着部の高さ寸法を測定する第1測定手段と、前記第1測定手段により前記芯線圧着部が挟持された状態で当該芯線圧着部の挟持方向と所定角度で交差する方向に若しくは平行に前記被覆圧着部の高さ寸法を測定する第2測定手段と、を含むことを特徴とする電線付き端子金具の製造装置。
  6. 前記圧着機において、一対の被覆圧着片を一方の被覆圧着片の上に他方の被覆圧着片がオーバーラップするように前記被複電線の被覆を加締めることを特徴とする請求項5に記載の電線付き端子金具の製造装置。
  7. 前記圧着機において、前記端子金具に背バリが確認された場合、当該圧着機の動作を停止することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の電線付き端子金具の製造装置。
  8. 前記圧着機において、前記芯線圧着部の高さ寸法または前記被覆圧着部の高さ寸法 の少なくともいずれかが所定の規格を満たさない場合、当該圧着機の動作を停止することを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれかに記載の電線付き端子金具の製造装置。
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