JPH11214110A - ワイヤーハーネス用電線圧接機 - Google Patents

ワイヤーハーネス用電線圧接機

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JPH11214110A
JPH11214110A JP10013991A JP1399198A JPH11214110A JP H11214110 A JPH11214110 A JP H11214110A JP 10013991 A JP10013991 A JP 10013991A JP 1399198 A JP1399198 A JP 1399198A JP H11214110 A JPH11214110 A JP H11214110A
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JP
Japan
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press
wire
contact
elevating body
linear scale
Prior art date
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Pending
Application number
JP10013991A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Suzuki
俊秋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness System Technologies Research Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP10013991A priority Critical patent/JPH11214110A/ja
Publication of JPH11214110A publication Critical patent/JPH11214110A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動圧接機において、その圧接深さを容易に
知り得るようにする。 【解決手段】 圧接刃1を有する昇降体12にリニアス
ケール30を取付け、手動アーム16の押し下げにより
昇降体12の下降量をそのリニアスケール30でデジタ
ル表示30bする。その表示30bは、リニアスケール
30の測定子31が固定のストッパに当接して後退する
量に基づく。昇降体12の圧接刃ホルダ25は左右に移
動自在とし、そのホルダ25に押圧子2を設け、ホルダ
25を移動させて、その押圧子2によりカバーをコネク
タCに装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、手動により、ワ
イヤーハーネス用電線をコネクタに圧接する圧接機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車内の電装品同士は、ワイヤーハー
ネスによって電気的に接続され、このワイヤーハーネス
Wに、図7に示す、コネクタCに複数の電線aを圧接し
て、カバーC’を被せたものがある。その電線aの圧接
は、図8に示すように、コネクタCのキャビティ内の圧
接端子tに電線aを圧接刃1により押し込んで行う。こ
の圧接において、接続性能(電気特性)は圧接端子tの
上端から圧入後の電線aの軸心までの距離、すなわち圧
接深さhに大きく影響される。このため、圧接深さhを
最適な長さにすることが必要である。
【0003】このように、圧接深さhが重要なことか
ら、各コネクタCに対する各電線aのそれぞれの最適な
圧接深さhを知る必要があり、その組合せの数だけの圧
接試験を行う。この試験には、一般に、手動による圧接
機が使用される。この圧接機の一般的なものは、支持フ
レームに圧接刃を有する昇降体を上下方向に昇降自在に
設け、この昇降体を手動アームによって押し下げ、その
昇降体の下降により、前記圧接刃を電線を介在して受台
上のコネクタのキャビティ内に挿入して前記電線をキャ
ビティ内の圧接端子に圧入接続する(実施形態参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記圧接機において、
圧接刃の下降ストロークが圧接深さhのバロメータとな
り、一般に、圧接深さhはコネクタCの上面からキャビ
ティ内への圧接刃1の挿入長さLによって定められる。
その挿入長さLを求めるための昇降体の下降ストローク
設定は、昇降体のストッパをフレームに設け、そのスト
ッパの位置調整によって行っている。そして、その最適
な圧接深さhを得るには、まず、最適な圧接深さhと考
えられる複数の下降ストローク長さを決定し、その各長
さに応じたストッパの位置をそれぞれ設定して、各設定
位置で電線のコネクタへの圧接をそれぞれ行い、つぎ
に、各圧接後のコネクタCの接続性能を検査して、最適
な設定位置、すなわち圧接深さh(下降ストローク)を
得る。
【0005】従来、上記ストッパの位置調整は、ノギス
等で行っており、非常にわずらわしいものである。
【0006】この発明は、上記実情の下、上記昇降体
(圧接刃)の下降量を容易に知って、圧接深さを容易に
判断し得る(設定し得る)ようにすることを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明は、まず、上述の昇降体が手動アームで昇
降する圧接機において、昇降体の下降量をリニアスケー
ルによりデジタル表示するようにしたのである。
【0008】昇降体の下降量がデジタル表示されれば、
手動アームの押し下げ時に、圧接刃の下降量を瞬時に知
ることができる。このため、昇降体が最上位から下降し
て、圧接刃が上記コネクタの上面に至るまでの距離を、
リニアスケールの表示から差し引いておけば、表示され
る下降量が圧接深さhを定める上記挿入長さLとなる。
【0009】つぎに、この発明は、昇降体とフレームと
の間に上記リニアスケールを設け、このリニアスケール
は、その本体から測定子が進退可能に突出して、その測
定子の後退量をデジタル表示するものとし、前記昇降体
とフレームの一方に上記リニアスケールをその測定子が
上下方向となるように取付け、他方には、前記測定子の
先端が当接するストッパを取付けたのである。
【0010】このようにすれば、昇降体の下降につれ
て、測定子が後退し、その後退により、上記圧接刃の下
降量がデジタル表示される。
【0011】この発明において、コネクタにはそのカバ
ーが被せられるのが一般的なため、上記昇降体に横方向
に移動可能にホルダを取付け、このホルダに上記圧接刃
及びコネクタカバーの押圧子を前記横方向に並べて設
け、前記ホルダを前記横方向に移動することにより、前
記圧接刃と押圧子を圧接位置又は押圧位置に選択的に位
置し得るようにするとよい。
【0012】このようにすれば、電線の圧接とカバーの
装着を連続的に行うことができて作業性がよい。すなわ
ち、従来では、カバーは手で持って直接にコネクタに圧
入装着していたため、手が疲れ、また損傷する場合もあ
った。
【0013】
【実施の形態】図1乃至図5に一実施形態を示し、基台
10上に左右に対のフレーム11、11が設けられ、こ
のフレーム11、11間に昇降体12が溝13を介して
上下方向に昇降自在に設けられている。その昇降体12
の両側のスライドピン14、14はフレーム11、11
の長孔15、15を貫通してフレーム11外面に突出し
ている。また、フレーム11、11には門状アーム16
が揺動自在に取付けられて、そのアーム16の下縁が前
記ピン14に当接しており、図2の矢印のごとく、アー
ム16を押し下げると、ピン14を介して昇降体12が
下降する。
【0014】上記フレーム11、11の上端は上板17
で連結されて、この上板17に、テンションボルト1
8、18及び調整ボルト19が摺動自在に貫通されて、
テンションボルト18、18は昇降体12にねじ込まれ
ている。そのテンションボルト18にはコイルばね20
が設けられており、このばね20により、昇降体12が
上方に付勢されている。このため、常時は、図1、図2
に示すように、ピン14が長孔15の上端に位置して、
アーム16も上方に上向いている。図中、18aは緩み
止めナットである。
【0015】調整ボルト19は、昇降体12に固定のナ
ット21にねじ通されて昇降体12内に摺動自在に挿入
されており、昇降体12と一体に下降して、その段部1
9aが上板17に当接することにより、昇降体12のそ
れ以上の下降を阻止する。このため、調整ボルト19の
ナット21へのねじ込み量を調整することにより、昇降
体12の下降量が調整される。
【0016】昇降体12の後面にリニアスケール30の
L字状支持板22がボルト締めされている。この支持板
22の後部は、図3に示すようにスリット22aが形成
されて、そのスリット22aを横切ってボルト22cが
ねじ通されており、スリット22a内の穴22bにリニ
アスケール30の本体30aの棒状部を挿入し(図2参
照)、ボルト22cを締め付けることにより、支持板2
2にリニアスケール30が固定される。
【0017】リニアスケール30は、一般に、デジタル
電子ケージといわれるものであり、本体30aから棒状
測定子31が進退可能に突出して、その測定子31の後
退量を本体30aの表示部30bにデジタル表示、例え
ば、3.25mmと表示する。測定子31は下方に延び
て、フレーム11側面に設けたストッパ23のボルト2
3aに当接している。ストッパ23はフレーム11にボ
ルト止めされたL字状金具23bとその金具23bにね
じ通された調整ボルト23aとから成り、そのボルト2
3aのねじ込み量によって測定子31の当接位置が設定
される。図中、23cは緩み止めナットである。
【0018】昇降体12の下面にリニアガイド24を介
して圧接刃1及びカバー押圧子2を有するホルダ25が
横方向に移動自在に取付けられており、リニアガイド2
4の両端に固定の位置決め金具25a、25bによっ
て、ホルダ25の圧接又はカバー装着の位置決めがなさ
れる。すなわち、図1のごとく、左側の金具25aに当
接させれば、圧接刃1がコネクタCの上方(圧接位置)
に位置し、図6のごとく、右側の金具25bに当接させ
れば、押圧子2がコネクタの上方(押圧位置)に位置す
る。
【0019】昇降体12下方の基板10上にコネクタC
の受台3が設けられており、その両側に電線aの受台4
が設けられている。受台4の上面には両面テープbなど
によって電線aが貼着固定可能になっており、両受台
4、4間に、所要本数、例えば6本の電線aを掛け渡し
て、それらをコネクタC上に渡らす。
【0020】この実施形態は以上の構成であり、まず、
昇降体12の最上位における圧接刃1の下端から受台3
上のコネクタCの上面までの距離を、ノギス、又は昇降
体12を下降することにより測定し、その長さを、スト
ッパ23のボルト23aを上下に動かすことにより測定
子31を進退させて、表示部30bにその距離をマイナ
ス表示する。
【0021】つぎに、アーム16を押し下げて調整ボル
ト19の段部19aを上板17に当接する。この状態
が、圧接刃1の下死点であり、このときのリニアスケー
ル30の表示部30bの表示が圧接深さhを定める上記
挿入長さLとなる。このため、その表示が所望の圧接深
さh(挿入長さL)となるように調整ボルト19によ
り、昇降体12を昇降する。
【0022】所望の挿入長さL(昇降体12の所望のス
トローク)に設定されれば、アーム16を戻し、電線a
を受台4にセットした後、アーム16を押し下げ、コネ
クタCに向かって圧接刃1を下降させて、電線aを圧接
する。調整ボルト19の段部19aが上板17に当接す
れば、圧接終了であり、その下降量が表示部30bに伝
わって、設定した圧接深さh(挿入長さL)が表示され
る。このようにして、所望の挿入長さLのコネクタCを
得る。
【0023】圧接が終れば、図6に示すように、コネク
タC上にカバーC’を置くとともに、ホルダ25を移動
させて押圧子2をその上方に位置させて、アーム16を
押し下げ、押圧子2でカバーC’を押してコネクタCに
装着する。このとき、押圧力(下降量)はリニアスケー
ル30で測定してもよいが、カバーC’が装着し得る程
度を適宜に勘により選択してもよい。
【0024】上記作用を繰り返して、各圧接深さh(挿
入長さL)の圧接コネクタCを得て、それらの接続性能
を検査し、その結果から、最適な圧接深さh(挿入長さ
L)を得る。
【0025】実施例は、ストッパ23をフレーム11、
リニアスケール30を昇降体12に設けたが、逆に、ス
トッパ23を昇降体12に、リニアスケール30をフレ
ーム11にそれぞれ設けることもできる。また、調整ボ
ルト19で下降ストロークを設定せずに、表示部30b
の表示を見て、アーム16を押し下げ、所要の挿入長さ
Lになった時点で、圧接作用を終了するようにすること
もできる。
【0026】
【発明の効果】この発明は、以上のようにしたので、圧
接深さを定めるための圧接刃の下降ストロークを容易に
知ることができ、その圧接作用を正確かつ円滑に行い得
る。また、カバーも連続して装着し得るようにすれば、
作業性等もよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の正面図
【図2】同実施形態の右側面図
【図3】同実施形態の一部除去平面図
【図4】図1のX−X線断面図
【図5】図1のY−Y線断面図
【図6】同実施形態の作用説明用正面図
【図7】ワイヤーハーネスの一例の部分斜視図
【図8】圧接作用説明図
【符号の説明】
1 圧接刃 2 カバー押圧子 11 フレーム 12 昇降体 16 手動アーム 19 下降量調整ボルト 19a 下降量調整段部 23 ストッパ 23a 調整ボルト 25 ホルダ 30 リニアスケール 31 測定子 C コネクタ C’ カバー a 電線 t 圧接端子 h 圧接深さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持フレーム11に圧接刃1を有する昇
    降体12を上下方向に昇降自在に設け、この昇降体12
    を手動アーム16によって押し下げ、その昇降体12の
    下降により、前記圧接刃1を電線aを介在して受台3上
    のコネクタCのキャビティ内に挿入して前記電線aをキ
    ャビティ内の圧接端子tに圧入接続するワイヤーハーネ
    ス用電線圧接機において、 上記昇降体12と上記フレーム11との間にデジタル表
    示するリニアスケール30を設け、このリニアスケール
    30は、その本体30aから測定子31が進退可能に突
    出して、その測定子31の後退量をデジタル表示するも
    のであり、 上記昇降体12とフレーム11の一方に上記リニアスケ
    ール30をその測定子31が上下方向となるように取付
    け、他方には、前記測定子31の先端が当接するストッ
    パ23aを取付け、昇降体12の下降による測定子31
    の後退により、上記圧接刃1の下降量をデジタル表示
    し、その表示により圧接深さhを判断するようにしたこ
    とを特徴とする電線圧接機。
  2. 【請求項2】 上記昇降体12に横方向に移動可能にホ
    ルダ25を取付け、このホルダ25に上記圧接刃1及び
    コネクタカバーC’の押圧子2を前記横方向に並べて設
    け、前記ホルダ25を前記横方向に移動することによ
    り、前記圧接刃1と押圧子2を圧接位置又は押圧位置に
    選択的に位置させるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載のワイヤーハーネス用電線圧接機。
JP10013991A 1998-01-27 1998-01-27 ワイヤーハーネス用電線圧接機 Pending JPH11214110A (ja)

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JPH11214110A true JPH11214110A (ja) 1999-08-06

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ID=11848709

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JP10013991A Pending JPH11214110A (ja) 1998-01-27 1998-01-27 ワイヤーハーネス用電線圧接機

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JP (1) JPH11214110A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815734B1 (ko) * 2000-12-06 2008-03-20 니혼 앗사쿠단시세이조 가부시키가이샤 수동 압접기
JP2014067588A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Yazaki Corp 電線圧接装置

Cited By (2)

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