JP2008175351A - 樹脂製動圧軸受け及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂製ハウジングの軸挿通孔内の圧力を均一化できる樹脂製動圧軸受け及びその製造方法を得ること。
【解決手段】本発明の樹脂製動圧軸受け10Aは、有底円筒形状の樹脂製ハウジング11の軸挿通孔16の内周面に動圧発生溝14a、14bが設けられた樹脂製動圧軸受けにおいて、軸挿通孔16内の圧力を均一化する圧力短絡用の通路17を少なくとも1本、前記樹脂製ハウジング11の円筒部12内に形成して、前記課題を解決している。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転軸を円滑に回転できるように支持できる樹脂製動圧軸受けユニット及びその製造方法に関するものである。
樹脂製動圧軸受けは、従来の高価なステンレス製などからなる動圧軸受けに比べ、格段にコストダウンが可能となる優れた動圧軸受けである。
従来技術の樹脂製動圧軸受けは、例えば、下記の[特許文献1]の図1に樹脂製動圧軸受けを用いたファンモータが、そして図2乃至図4にそのファンモータの回転軸を軸支する樹脂製動圧軸受けが開示されている。
樹脂製動圧軸受けは[特許文献1]のみならず、本発明者らが発明した[特許文献2]〜[特許文献4]にもその改良品が開示されている。
これらの樹脂製動圧軸受けの軸挿通孔の底面部にはスラスト軸受け8aが、軸挿通孔の内周面には上下2段の動圧発生溝8bが一体的に形成された構造のものである。
特開2005−214239号 特願2005−370684号 特願2005−370685号 特願2005−370686号
しかし、前記従来技術の樹脂製動圧軸受けには、軸挿通孔が開口している上側の動圧発生溝8bの外側に発生する圧力と、スラスト軸受け8aが形成され、密閉されている下側の動圧発生溝8bの外側に発生する圧力とを短絡するための通路が設けられていない。即ち、軸挿通孔内の圧力を均一化する手段が何ら設けられていない。
この圧力を短絡するための通路が設けられない場合には、以下に記すような悪影響が生じる。以下、その悪影響について説明する。
動圧軸受けは動圧発生溝が大きな動圧を発生することで、通常の滑り軸受けでは得られない耐荷重性能を発揮するものである。特に、大きな軸受け係数でその威力を発揮する。
動圧軸受けが大きな動圧を発生するということは、同時に、動圧発生溝の周囲の静圧は、極度に低下することを意味する。例えば、ここで加工精度のバラツキなどにより、下側の動圧発生溝で発生する動圧に比べ、上側の動圧発生溝で発生する動圧が大きいとすると、静圧は密閉された下側の方が高くなることから、高い気圧で充満した潤滑油は、回転軸を押し上げてしまうという不具合が生じる。
逆に、上側の動圧発生溝で発生する動圧に比べ、下側の動圧発生溝で発生する動圧が高くなれば、回転軸が露出する開放側の静圧が高くなるので、潤滑油は外部へと押し出されるという不具合が発生する可能性がある。
前記のように動圧軸受けにおいて、圧力短絡用の通路は、重要な役割を持ち、必要不可欠なものであるが、従来技術には、通路を設ける工夫が成されていないという課題があった。
その原因の一つに、樹脂で成形する動圧軸受けであるが故に、前記通路が形成しずらいという課題もあった。
従って、本発明は前記課題を解決しようとするもので、樹脂で成形された動圧軸受けにおいても前記通路を設けられることに着目し、その通路が樹脂製軸受け内に形成された樹脂製動圧軸受け及びその製造方法により前記課題を解決しようとするものである。
それ故、前記課題を解決するために、本発明の樹脂製動圧軸受けは、有底円筒形状の樹脂製ハウジングの軸挿通孔の内周面に動圧発生溝が設けられた樹脂製動圧軸受けにおいて、前記軸挿通孔内の圧力を均一化する圧力短絡用の通路を少なくとも1本、前記樹脂製ハウジング内に形成して、前記課題を解決している。
前記樹脂製動圧軸受けにおける前記動圧発生溝は一対の動圧発生溝からなり、前記通路は上側の動圧発生溝と下側の動圧発生溝との外側を短絡していることを特徴とする。
また、前記通路は、樹脂製ハウジングの端面、外周表面などの露出する面から加工され、内部でコの字状に連結され、後に露出する開口孔を封止する構造で構成されていることを特徴とする。
そしてまた、前記樹脂製ハウジングに開けた前記開口孔の外周に逃げ部が設けられていることを特徴とする。
また、前記のような本発明の樹脂製動圧軸受けは、以下のような製造方法で製造できる。
先ず、本発明の第1の樹脂製動圧軸受けの製造方法は、有底円筒形状の樹脂製ハウジングの軸挿通孔の内周面に動圧発生溝が設けられた樹脂製動圧軸受けの製造方法において、
パーティング面と該パーティング面に対して垂直に形成され、前記パーティング面に開口した前記有底円筒状のキャビティと該キャビティの底部に形成されたゲートを備えた雌型と、パーティング面と該パーティング面に垂直に、前記キャビティの中央部に挿入され、スラスト軸受けを形成する端面と中央部に動圧発生溝形成突起が形成されている軸芯と該軸芯が前記雌型のキャビティ内に挿入された場合に生じる前記キャビティの内周面との間に生じる空間に前記軸芯に平行に延在し、前記パーティング面に垂直に形成された少なくとも1本のピンとを備えた雄型とを備えて構成されている金型を用い、前記雌型と前記雄型とのパーティング面を締結することにより形成された前記キャビティ内に前記ゲートから溶融樹脂を充満するように注入し、該注入した樹脂が硬化した後、前記雌型と前記雄型との締結を解除して、前記雌型から雄型を引出し、前記軸芯を無理抜きし、その後、前記軸芯及び前記ピンから、前記底部にスラスト軸受けと中央部に軸挿通孔と該軸挿通孔の内周面に動圧発生溝が、そして前記軸挿通孔に平行して円筒部に中空の軸方向通路が形成された有底円筒形状の樹脂製ハウジングを取り出し、該樹脂製ハウジングの外周表面から前記軸方向通路を貫通して前記軸挿通孔に開口する直径方向通路を形成し、前記樹脂製ハウジングの外周表面に開口した前記各通路の開口部を封止して、前記軸挿通孔内の圧力を均一化する圧力短絡用の通路を少なくとも1本、前記樹脂製ハウジング内に形成することを特徴とする。
前記樹脂製動圧軸受けの製造方法における前記ピンの長さが前記軸芯の長さより長いことを特徴とする。
また、本発明の第2の樹脂製動圧軸受けの製造方法は、有底円筒形状の樹脂製ハウジングの軸挿通孔の内周面に動圧発生溝が設けられた樹脂製動圧軸受けの製造方法において、
前記樹脂製ハウジングの底部を形成する内面にゲートを備えた固定金型と、該固定金型の少なくとも一方の側面で可動し、パーティング面と前記樹脂製ハウジングの円筒の半周外周表面を形成し、同時に該外周表面に垂直に設けられ、前記軸挿通孔の内周面まで貫通し、所定の間隔を開けて配設された少なくとも2本のピンを備えた可動金型と、前記固定金型の他の側面に形成され、パーティング面と該パーティング面に対して垂直に形成され、前記可動金型と合体した時に前記樹脂製ハウジングの円筒の他の半周外周表面を形成して前記パーティング面に開口した前記有底円筒状のキャビティを形成する部分金型とを備えた雌型と、パーティング面と該パーティング面に垂直に、前記キャビティの中央部に挿入され、スラスト軸受けを形成する端面と中央部に動圧発生溝形成突起が形成されている軸芯と、該軸芯が前記雌型のキャビティ内に挿入された場合に生じる前記キャビティの内周面との間に生じる空間に前記軸芯に平行に延在し、前記パーティング面に垂直に形成され、前記2本のピンが通過できる浅い窪みがそれぞれ形成された少なくとも1本のピンとを備えた雄型とを備えて構成されている金型を用い、前記雌型の固定金型の前記側面に可動金型を締結し、前記可動金型のパーティング面と前記雄型とのパーティング面とを、前記可動金型側の前記少なくとも2本のピンがそれぞれ前記雄型の前記ピンの前記浅い窪みを通過するように締結して、形成された前記キャビティ内に前記ゲートから溶融樹脂を充満するように注入し、該注入した樹脂が硬化した後、前記雌型と前記可動金型と前記雄型との締結を解除して、前記可動金型を前記固定金型から引き離して前記少なくとも一対のピンを成形された少なくとも前記樹脂製ハウジングの外周表面から後退させ、前記雌型から雄型を引出し、前記軸芯を無理抜きし、その後、前記軸芯及び前記ピンから、前記底部にスラスト軸受けと中央部に軸挿通孔と該軸挿通孔の内周面に動圧発生溝が、前記軸挿通孔に平行して円筒部に中空の軸方向通路が形成され、そして該軸方向通路に少なくとも2箇所で連通した開口側直径方向通路と底部側直径方向通路とが形成された有底円筒形状の樹脂製ハウジングを取り出し、該樹脂製ハウジングの外周表面に開口した前記各通路の開口部を封止して、前記軸挿通孔内の圧力を均一化する圧力短絡用の通路を少なくとも1本、前記樹脂製ハウジング内に形成することを特徴とする。
前記樹脂製動圧軸受けの製造方法における前記軸方向通路を形成する前記少なくとも1本のピンの長さが前記軸芯の長さより長いことを特徴とする。
従って、本発明によれば、樹脂で成形された有底円筒形状の樹脂製ハウジング内に通路を形成することができ、それ故、樹脂製ハウジングの軸挿通孔内の圧力を均一化できる樹脂製動圧軸受け及びその製造方法を得ることができる。
以下本願発明の最良の形態を、次の複数の実施例によって説明する。
以下、図を用いて、本発明の樹脂製動圧軸受け及びその製造方法の実施例を説明する。
図1は本発明の第1実施例の樹脂製動圧軸受けの外観図を示していて、同図Aはその上面図、同図Bは同図Aに示した樹脂製動圧軸受けの側面図、同図Cはその底面図、図2は図1AにおけるA−A線上の断面側面図、図3は図1及び図2に示した本発明の第1実施例の樹脂製動圧軸受けをアウトサート成形金型を用いて樹脂加工を行う状態を示す断面側面図、図4は図3に示した工程に続く直径方向通路の通路加工工程を行う状態を示す樹脂製動圧軸受けの断面側面図、そして図5は図4の加工工程で形成された直径方向通路を封止する加工工程を示す樹脂製動圧軸受けの円筒部の一部の斜視図である。
先ず、図1及び図2を用いて、本発明の第1実施例の樹脂製動圧軸受け及びその製造方法を説明する。
本発明の一実施例の樹脂製動圧軸受け10Aは、構造が籠型円筒形状の樹脂製ハウジング11からなる。この樹脂製ハウジング11は、説明の便宜上、円筒部12と底面部13とからなり、その円筒部12はラジアル軸受け14を形成する部分であり、底面部13はスラスト軸受け15を形成する部分となり、これらが一体的に樹脂成形された部品である。
その円筒部12は開口12aしていて、端面12bは所定の均一な厚みで形成されている円筒である。従って、その中心部には軸方向に軸挿通孔16が形成されている。この軸挿通孔16の内周面には、図2に示したように、一対の動圧発生溝14a、14bが上下2段に互いに所定の間隔を開けて形成されている。
更に、上側の動圧発生溝14aの外側(上側)と下側の動圧発生溝14bの外側(下側)とに連通する通路17が円筒部12内に設けられていることを特徴としている。
通路17は、円筒部12の端面12bから、その円筒部12内に軸方向に形成されている軸方向通路17aと、この軸方向通路17aの上方の動圧発生溝14aの外側で円筒部12の側面からこの軸方向通路17aに連通し、直径方向に軸挿通孔16へ貫通する開口側直径方向通路17bと、この軸方向通路17aの下方の動圧発生溝14bの外側で円筒部12の外周表面12cからこの軸方向通路17aに連通し、軸挿通孔16に貫通する直径方向の底部側直径方向通路17cとから構成されている。
従って、この通路17は両動圧発生溝14a、14bの圧力を短絡する役割を果たすことができる。軸方向通路17aの開口部、開口側直径方向通路17b及び底部側直径方向通路17cの円筒部12の外周表面12c側の開口部はそれぞれ封止部材18で封止する。
次に、図3乃至図5を用いて、本実施例の樹脂製動圧軸受け10Aの製造方法を説明する。
樹脂製動圧軸受けは、複数の部品を組み合わせて構成されている構造ではなく、一体成形されている構造であるので、図2に示したような断面コの字状の通路17を形成することは通常困難である。
本実施例の樹脂製動圧軸受け10Aは、通路17の形成方法として、例えば、ドリル60を用い、樹脂製ハウジング11の端面12bから軸挿通孔16方向に軸方向通路17aと、外周表面12cから軸方向通路17aを貫通する開口側直径方向通路17b及び底部側直径方向通路17cをそれぞれ貫通させ、樹脂製ハウジング11内部で連通させ、更に、外部にできた開口に封止部材18を封止することで、前記コの字状の通路17を形成することができる。
しかし、ドリル60を用いて樹脂製ハウジング11の端面12bから軸挿通孔16方向に軸方向通路17aを形成する製造方法は能率的ではないので、樹脂製ハウジング11をアウトサート成形する時に同時に形成することが望ましい。
図3にその金型70を示した。この金型70は雌型71と雄型75とから構成されていて、アウトサート成形法を用いて樹脂成形するものである。
雌型71はパーティング面72と、このパーティング面72に対して垂直に形成されたキャビティ73とゲート74などを備えた構造で構成されている。キャビティ73はラジアル軸受け14の直径より樹脂製ハウジング11の厚みだけやや大きい直径とスラスト軸受け15を形成することができる深さで形成されている。ゲート74はこのキャビティ73の底部中央に配設されている。
一方の雄型75はパーティング面76とこのパーティング面76に対して垂直に形成された軸挿通孔16形成用の軸芯77と軸方向通路17a形成用の断面丸形のピン78とを備えた構造で構成されている。この軸芯77の構造は、雌型71のキャビティ73の中央部に配設され、かつラジアル軸受け14の長さより長く突き出し、その先端にはスラスト軸受け15を形成できる端面77cが、また軸芯77の中央部の外周面に樹脂製ハウジング11の動圧発生溝14a、14bを2段に形成する動圧発生溝形成突起77a、77bが所定の間隔を開けて形成されている断面円形の構造のものである。ピン78は軸芯77に平行して、その軸芯77よりやや長めのものである。
このような構造、構成の金型70を用い、雌型71のパーティング面72と雄型75のパーティング面76とを位置合わせした状態で衝合、締結し、その後、ゲート74から溶融された樹脂Pを注入し、キャビティ73内に樹脂Pを行き渡らせる。
溶融樹脂Pが所定の温度まで冷却した後、雌型71と雄型75との締結を解き、雄型75を無理抜きすると、図4に示したように、スラスト軸受け15が形成された底面部13と軸挿通孔16の内周面に2段に動圧発生溝14a、14bが形成されたラジアル軸受け部14とこのラジアル軸受け部14に平行して形成された軸方向通路17aとが一体的に形成された半製品の樹脂製ハウジング11Aが得られる。
次に、ドリル60を用いて、半製品樹脂製ハウジング11Aの円筒部12の外周表面12cから軸方向通路17aを貫通し、軸挿通孔16に開口する開口側直径方向通路17bと底部側直径方向通路17cとを加工する。開口側直径方向通路17bは動圧発生溝14aの外側(軸挿通孔16の開口側)に、底部側直径方向通路17cは動圧発生溝14bの外側(底面部13側)に位置するように形成する。ドリル60は手動或いは電動であってもよく、また、これらの開口側直径方向通路17bと底部側直径方向通路17cとは2台のドリル60を用いて同時に開けるように加工すると工数を削減でき、能率的である。
ドリル60で樹脂製ハウジング11の外周表面12c開口側直径方向通路17b、底部側直径方向通路17cを形成した場合に、それらの開口部にバリが発生する可能性があるので、図5に示すように、それらの開口部にニゲ19を設けておくとよい。
そして次に、軸方向通路17a、開口側直径方向通路17b及び底部側直径方向通路17cのそれぞれの開口部を封止部材18で封止する。この封止部材18或いは封止方法は特に限定しない。接着剤などのパッキング剤を注入してもよいし、例えば、図5Aに示したように、リベット状の封止部材18Aとパッキング剤の併用、図5Bに示したように、球状の封止部材18Bとパッキング剤の併用、或いは、これらの封止部材を熱や超音波で融着してもよい。
前記の軸方向通路17a、開口側直径方向通路17b及び底部側直径方向通路17cの貫通孔を設ける方法も特に限定しない。前記のように、軸方向通路17aは図3に示したように、樹脂製ハウジング11の成形と同時にピン78で形成してもよいし、ドリル60で後加工してもよい。また、開口側直径方向通路17b及び底部側直径方向通路17c貫通孔はドリル60で後加工してもよいが、一層効率的に通路17を形成するには、図6乃至図10に示したように、多方向の金型80を用いて、樹脂製ハウジング11Bの成形と同時に加工することが好ましい。
以下、図6乃至図10を用いて、本発明の第2実施例の樹脂製動圧軸受け及びその製造方法を説明する。
図6は本発明の第2実施例の樹脂製動圧軸受けを示す外観図を示していて、同図Aはその上面図、同図Bは同図Aに示した樹脂製動圧軸受けの側面図、同図Cはその底面図、図7は図6AにおけるB−B線上の断面側面図、図8は図6及び図7に示した第2実施例の樹脂製動圧軸受けのアウトサート成形金型を用いて樹脂加工を行うための図6の成形状態におけるB−B線上の金型の断面側面図、図9は図6及び図7に示した第2実施例の樹脂製動圧軸受けのアウトサート成形金型を用いて樹脂加工を行うための図6の成形状態におけるA−A線上の金型の断面側面図、図10は図8に示した金型のA−A線上における拡大断面図、そして図11は軸方向通路形成用ピンと開口側直径方向通路或いは底部側直径方向通路形成用ピンの組合せ関係を説明するための一部拡大分解図である。
先ず、図6及び図7を用いて、本発明の第2実施例の樹脂製動圧軸受けの構成、構造を説明する。なお、第1実施例の樹脂製動圧軸受け10Aと同一部分には同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
この樹脂製動圧軸受け10Bが樹脂製動圧軸受け10Aと異なる点は、樹脂製ハウジング11の端面12bの対称的な位置に軸方向通路17aが一対形成されており、それぞれの軸方向通路17aに対して樹脂製ハウジング11の外周表面12cから軸挿通孔16に貫通するように開口側直径方向通路17bと底部側直径方向通路17cとが形成されている。ただし、これらの開口側直径方向通路17bと底部側直径方向通路17cは、図1Aに示したように、軸方向通路17aを完全に貫通しているのではなく、図6Aに示したように、軸方向通路17aの円周面を僅かに削って開けられた孔で連通するように形成されている点である。このような構造で通路17が形成されている。
従って、これらの通路17は両動圧発生溝14a、14bで発生する圧力を短絡する役割を果たすことができる。軸方向通路17aの開口部、開口側直径方向通路17b及び底部側直径方向通路17cの円筒部12の外周表面12c側の開口部はそれぞれ封止部材18で封止する。封止方法は前述した方法を用いて行うことができるので割愛する。
なお、図示の例では、一対の通路17を設けたが、図1に示したように、1本の通路17だけであってもよいことは言うまでもない。
この第2実施例の樹脂製動圧軸受け10Bは、例えば、図8乃至図11に示したような金型80を用いてアウトサート成形方法で樹脂成形することができる。
この金型80は雌型81と雄型85とから構成されている。更に雌型81は固定金型82と可動金型83、84とから構成されている。雌型81の固定金型82は樹脂製動圧軸受け10Bの底面部13を形成する内面82aとこの内面の中央部で開口するゲート82bとを備えている。雌型81の可動金型83、84は樹脂製動圧軸受け10Bを形成する場合に固定金型82の両側に締結され、可動金型83、84のそれぞれの内周面83a、84aと前記固定金型82の内面82aとで樹脂製動圧軸受け10Bの外周表面12cを形成する金型である。また、可動金型83、84のそれぞれに雄型85と衝合する平面をなすパーティング面83b、84bが形成されている。更に可動金型83、84の内周面83a、84aには、これらの内周面83a、84aから径方向に突出し、樹脂製動圧軸受け10Bの開口側直径方向通路17bと底部側直径方向通路17cとを形成するそれぞれの一対のピン91、92が固定されている。更にまた、固定金型82の内面82aと可動金型83、84の内周面83a、84aとで、この雌型81のキャビティ81cが形成されている。
一方の雄型85はパーティング面86とこのパーティング面86に対して垂直に形成された樹脂製動圧軸受け10Bの軸挿通孔16形成用の軸芯87と軸方向通路17a形成用の断面丸形のピン88とを備えて構成されている。この軸芯87の構造は、雌型81のキャビティ81cの中央部に配設され、かつラジアル軸受け14の長さより長く突き出し、その先端にはスラスト軸受け15を形成できる端面87cが、また軸芯87の中央部の外周面に樹脂製ハウジング11の動圧発生溝14a、14bを2段に形成する動圧発生溝形成突起87a、87bが所定の間隔を開けて形成されている断面円形の構造のものである。ピン88は軸芯87に平行して、その軸芯87よりやや長めのものである。
軸芯87、一対のピン88及び一対のピン91、92の関係は、図10及び図11に示したように、一対のピン88が軸芯87を中心にして対向する位置に、そしてに軸芯87に平行になるように雄型85のパーティング面86に対して垂直に形成されており、一対のピン91、92はピン88の外方の外周面を僅かに削って形成された窪み88aの位置でピン88に対して直角に通過するように設けられている。
次に、このような構造、構成の金型80を用い、雌型81の固定金型82の両側に可動金型83、84をそれぞれ雄型85のピン88が通過する手前で仮止めし、次に、可動金型である雄型85の軸芯87と2本のピン88を雌型81に挿入し、そのパーティング面86を位置合わせした状態で可動金型83、84のパーティング面84bに衝合させ、次に、仮止め状態にある可動金型83、84を固定金型82の両側にそれぞれ締結する。この動きでピン91、92がピン88の窪み88aを通過し、ピン91、92の各先端が丁度キャビティ81cの内周面83a、84aと同一面になる位置で止められる。続いて雄型85のパーティング面86を雌型81のパーティング面82に衝合、締結し、その後、ゲート82bから溶融された樹脂Pを注入し、キャビティ81c内に樹脂Pを行き渡らせる。
溶融樹脂Pが所定の温度まで冷却した後、雌型81と雄型85との締結を解き、続いて雌型81の固定金型82から可動金型83、84を矢印方向に開き、ピン91、92の先端を少なくとも樹脂成形された樹脂製動圧軸受け10Bの外周表面12cまで開き、次に、雌型81から雄型85を無理抜きする。そうすると図7に示したように、スラスト軸受け15が形成された底面部13と軸挿通孔16の内周面に2段に動圧発生溝14a、14bが形成されたラジアル軸受け部14とこのラジアル軸受け部14に平行して形成された軸方向通路17aと、これらの軸方向通路17aに連通した開口側直径方向通路17b及び底部側直径方向通路17cとが一体的に形成された構造の通路17を備えた半製品の樹脂製ハウジング11が一挙に得られる。
次に、取り出した半製品の樹脂製ハウジング11の前記軸方向通路17a、開口側直径方向通路17b及び底部側直径方向通路17cの外側開口を、図5を用いて説明したように封止部材18でそれぞれ封止すれば、本第2実施例の樹脂製動圧軸受け10Bが得られる。
前記のように、この樹脂製動圧軸受け10Bは、第1実施例の樹脂製動圧軸受け10Aのように半製品の樹脂製ハウジングの外周表面からドリル60を用いて開口側直径方向通路17b及び底部側直径方向通路17cを形成する必要がないという利点がある。
以上、説明したことから明らかなように、本発明によれば、樹脂で成形された有底円筒形状の樹脂製ハウジング内に圧力短絡用の通路を形成することができ、それ故、樹脂製ハウジングの軸挿通孔内の圧力を均一化できる樹脂製動圧軸受け及びその製造方法を得ることができる。このため、軸挿通孔に挿入された軸が軸方向へ押し出されたり、潤滑油などの粘性流体が外部へ押し出されることがないので、実用的で信頼性に優れた動圧軸受けを得ることができる。また、外部に露出する通路の開口を封止部材で封止するのみであるので、部品点数を多く増やすことなく、従って、安価な樹脂製動圧軸受けを得ることがができる。
本発明に係る樹脂製動圧軸受けは、放熱装置のモータやディスクドライブのスピンドルモータの回転軸の動圧軸受けとして用いられるのみならず、各種のモータの動圧軸受けとして用いることができ、また、モータに限らず、回転軸を備える機構や軸に対し、回転する部品を支持する機構に広く用いることができるので、電子機器分野のみならず、医療機器分野、光学機器分野などの産業で利用することができる。
本発明の第1実施例の樹脂製動圧軸受けの外観図を示していて、同図Aはその上面図、同図Bは同図Aに示した樹脂製動圧軸受けの側面図、同図Cはその底面図である。 図1AにおけるA−A線上の断面側面図である。 図1及び図2に示した本発明の第1実施例の樹脂製動圧軸受けをアウトサート成形金型を用いて樹脂加工を行う状態を示す断面側面図である。 図3に示した工程に続く直径方向通路の通路加工工程を行う状態を示す樹脂製動圧軸受けの断面側面図である。 図4の加工工程で形成された直径方向通路を封止する加工工程を示す樹脂製動圧軸受けの円筒部の一部の斜視図である。 本発明の第2実施例の樹脂製動圧軸受けを示す外観図を示していて、同図Aはその上面図、同図Bは同図Aに示した樹脂製動圧軸受けの側面図、同図Cはその底面図である。 図6AにおけるB−B線上の断面側面図である。 図6及び図7に示した第2実施例の樹脂製動圧軸受けのアウトサート成形金型を用いて樹脂加工を行うための図6の成形状態におけるB−B線上の金型の断面側面図である。 図6及び図7に示した第2実施例の樹脂製動圧軸受けのアウトサート成形金型を用いて樹脂加工を行うための図6の成形状態におけるA−A線上の金型の断面側面図である。 図8に示した金型のA−A線上における拡大断面図である。 軸方向通路形成用ピンと開口側直径方向通路或いは底部側直径方向通路形成用ピンの組合せ関係を説明するための一部拡大分解図である。
符号の説明
10A…本発明の第1実施例の樹脂製動圧軸受け、10B…本発明の第2実施例の樹脂製動圧軸受け、11…樹脂製ハウジング、12…樹脂製ハウジング11の円筒部、12a…開口、12b…円筒部12の端面、12c…円筒部12の外周表面、13…樹脂製ハウジング11の底面部、14…ラジアル軸受け、14a,14b…動圧発生溝、15…スラスト軸受け、16…軸挿通孔、17…通路、17a…軸方向通路、17b…開口側直径方向通路、17c…底部側直径方向通路、18…封止部材、18A…リベット状封止部材、18B…球状封止部材、19…ニゲ、60…ドリル、70,80…金型、71,81…雌型、82…雌型81の固定金型、82b…固定金型82のゲート、83,84…雌型81の可動金型、72…雌型71のパーティング面、73,81c…キャビティ、74,82b…ゲート、78,75,85…雄型、76…雄型75のパーティング面、86…雄型85のパーティング面、77,87…軸芯、77a,77b,87a,87b…動圧発生溝形成突起、77c…軸芯77の端面、87c…軸芯87の端面、91…開口側直径方向通路、92…底部側直径方向通路、88…ピン、88a…ピン88の窪み、P…樹脂

Claims (8)

  1. 有底円筒形状の樹脂製ハウジングの軸挿通孔の内周面に動圧発生溝が設けられた樹脂製動圧軸受けにおいて、
    前記軸挿通孔内の圧力を均一化する圧力短絡用の通路が少なくとも1本、前記樹脂製ハウジング内に形成されていること
    を特徴とする樹脂製動圧軸受け。
  2. 前記動圧発生溝は一対の動圧発生溝からなり、前記通路は上側の動圧発生溝と下側の動圧発生溝との外側を短絡していることを特徴とする請求項1に記載の樹脂製動圧軸受け。
  3. 前記通路は、樹脂製ハウジングの端面、外周表面などの露出する面から加工され、内部でコの字状に連結され、後に露出する開口孔を封止する構造で構成されていることを特徴とする請求項1、請求項2に記載の樹脂製動圧軸受け。
  4. 前記樹脂製ハウジングに開けた前記開口孔の外周に逃げ部が設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2、または請求項3に記載の樹脂製動圧軸受け。
  5. 有底円筒形状の樹脂製ハウジングの軸挿通孔の内周面に動圧発生溝が設けられた樹脂製動圧軸受けの製造方法において、
    パーティング面と該パーティング面に対して垂直に形成され、前記パーティング面に開口した前記有底円筒状のキャビティと該キャビティの底部に形成されたゲートを備えた雌型と、
    パーティング面と該パーティング面に垂直に、前記キャビティの中央部に挿入され、スラスト軸受けを形成する端面と中央部に動圧発生溝形成突起が形成されている軸芯と該軸芯が前記雌型のキャビティ内に挿入された場合に生じる前記キャビティの内周面との間に生じる空間に前記軸芯に平行に延在し、前記パーティング面に垂直に形成された少なくとも1本のピンとを備えた雄型と
    を備えて構成されている金型を用い、
    前記雌型と前記雄型とのパーティング面を締結することにより形成された前記キャビティ内に前記ゲートから溶融樹脂を充満するように注入し、
    該注入した樹脂が硬化した後、前記雌型と前記雄型との締結を解除して、前記雌型から雄型を引出し、前記軸芯を無理抜きし、
    その後、前記軸芯及び前記ピンから、前記底部にスラスト軸受けと中央部に軸挿通孔と該軸挿通孔の内周面に動圧発生溝が、そして前記軸挿通孔に平行して円筒部に中空の軸方向通路が形成された有底円筒形状の樹脂製ハウジングを取り出し、
    該樹脂製ハウジングの外周表面から前記軸方向通路を貫通して前記軸挿通孔に開口する直径方向通路を形成し、
    前記樹脂製ハウジングの外周表面に開口した前記各通路の開口部を封止して、前記軸挿通孔内の圧力を均一化する圧力短絡用の通路を少なくとも1本、前記樹脂製ハウジング内に形成すること
    を特徴とする樹脂製動圧軸受けの製造方法。
  6. 前記ピンの長さが前記軸芯の長さより長いことを特徴とする請求項5に記載の樹脂製動圧軸受けの製造方法。
  7. 有底円筒形状の樹脂製ハウジングの軸挿通孔の内周面に動圧発生溝が設けられた樹脂製動圧軸受けの製造方法において、
    前記樹脂製ハウジングの底部を形成する内面にゲートを備えた固定金型と、
    該固定金型の少なくとも一方の側面で可動し、パーティング面と前記樹脂製ハウジングの円筒の半周外周表面を形成し、同時に該外周表面に垂直に設けられ、前記軸挿通孔の内周面まで貫通し、所定の間隔を開けて配設された少なくとも2本のピンを備えた可動金型と、
    前記固定金型の他の側面に形成され、パーティング面と該パーティング面に対して垂直に形成され、前記可動金型と合体した時に前記樹脂製ハウジングの円筒の他の半周外周表面を形成して前記パーティング面に開口した前記有底円筒状のキャビティを形成する部分金型とを備えた雌型と、
    パーティング面と該パーティング面に垂直に、前記キャビティの中央部に挿入され、スラスト軸受けを形成する端面と中央部に動圧発生溝形成突起が形成されている軸芯と、該軸芯が前記雌型のキャビティ内に挿入された場合に生じる前記キャビティの内周面との間に生じる空間に前記軸芯に平行に延在し、前記パーティング面に垂直に形成され、前記2本のピンが通過できる浅い窪みがそれぞれ形成された少なくとも1本のピンとを備えた雄型と
    を備えて構成されている金型を用い、
    前記雌型の固定金型の前記側面に可動金型を締結し、前記可動金型のパーティング面と前記雄型とのパーティング面とを、前記可動金型側の前記少なくとも2本のピンがそれぞれ前記雄型の前記ピンの前記浅い窪みを通過するように締結して、形成された前記キャビティ内に前記ゲートから溶融樹脂を充満するように注入し、
    該注入した樹脂が硬化した後、前記雌型と前記可動金型と前記雄型との締結を解除して、前記可動金型を前記固定金型から引き離して前記少なくとも一対のピンを成形された少なくとも前記樹脂製ハウジングの外周表面から後退させ、前記雌型から雄型を引出し、前記軸芯を無理抜きし、
    その後、前記軸芯及び前記ピンから、前記底部にスラスト軸受けと中央部に軸挿通孔と該軸挿通孔の内周面に動圧発生溝が、前記軸挿通孔に平行して円筒部に中空の軸方向通路が形成され、そして該軸方向通路に少なくとも2箇所で連通した開口側直径方向通路と底部側直径方向通路とが形成された有底円筒形状の樹脂製ハウジングを取り出し、
    該樹脂製ハウジングの外周表面に開口した前記各通路の開口部を封止して、前記軸挿通孔内の圧力を均一化する圧力短絡用の通路を少なくとも1本、前記樹脂製ハウジング内に形成すること
    を特徴とする樹脂製動圧軸受けの製造方法。
  8. 前記軸方向通路を形成する前記少なくとも1本のピンの長さが前記軸芯の長さより長いことを特徴とする請求項7に記載の樹脂製動圧軸受けの製造方法。
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