JP2008174972A - 開閉装置 - Google Patents

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憲昭 岩瀬
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Abstract

【課題】開閉体の全部又は一部を耐火性シートなどの軟性閉鎖手段で形成された開閉装置であっても軟性閉鎖手段を部分的に交換でき、また、その開口部の形状に合わせて軟性閉鎖手段を適宜組み合わせることによって開閉体を構成することができるようにする。
【解決手段】シート状の軟性部材を含んで形成されるパーツ部材として、基本的な寸法のパーツ部材を複数種類を準備しておき、これらの各パーツ部材を適宜組み合わせることによって、開口部の寸法に応じた開閉体を構成できるようにした。パーツ部材として、開口部の大きさに合わせてある程度の大きさで形成された基本カーテン部材を用意しておき、この基本カーテン部材に、着脱自在な付加部材として、例えば、吊り元部材、座板部材、抜け止め部材などを設けるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の開口部などをシート状の軟性部材を含んで構成された開閉体手段を用いて仕切るように構成された開閉装置に係り、特に開閉体手段を開口部に設置する際の利便性を高めた開閉装置に関する。
建物内に防災区画の形成のために設置されるシャッター装置には、天井裏に配置される巻取軸から繰り出され、巻き取られることにより開閉動作を行うシャッターカーテンの全部又は一部を耐火性シートなどの軟性閉鎖手段で形成したものがある。シャッターカーテンの全部を耐火性シートなどの軟性閉鎖手段で形成したものとしては、特許文献1に示すような開閉装置がある。また、シャッターカーテンの一部を耐火性シートなどの軟性閉鎖手段で形成した開閉装置としては、特許文献2に示すようなものがある。また、シャッターカーテンの全部を耐火性シートなどの軟性閉鎖手段で形成した開閉装置には、防火、防煙のため閉じ動作が主要な動作になっているシャッターカーテン自体に開閉自在な閉鎖部材で閉鎖される出入口を設け、火災時等の非常時にこの出入口から脱出できるようにしているものもある。
特開2001−82056号公報 特開平12−34873号公報
上述のような開閉動作を行うシャッターカーテンの全部又は一部を耐火性シートなどの軟性閉鎖手段で形成する場合、開閉動作を行なう開口部の寸法に応じて一品一様のオーダーメイドで耐火性シートを加工して開閉体を製作することが行なわれており、例えば製作過程で製作ミス(寸法ミス)が発生したり、損傷したりした場合には、耐火性シートを全て交換するなどにて対応せざるを得なかった。特に、開閉体である耐火性シートは開閉装置における大部分を占めているため、交換やリフォームなどを行なう場合、同様に全て交換する必要が生じていた。
この発明は、このような点に鑑み、開閉体手段の全部又は一部が耐火性シートなどの軟性部材を含んで形成された開閉装置であっても軟性部材を部分的に交換することのできる開閉装置を提供することを目的とする。
また、この発明は、開閉体手段の全部又は一部が耐火性シートなどの軟性部材を含んで形成された開閉装置で開口部を仕切る場合に、その開口部の形状に合わせて軟性部材を適宜組み合わせることによって開閉体手段を構成することのできる開閉装置を提供することを目的とする。
本発明に係る開閉装置の第1の特徴は、開口部周縁部に沿って設けられた案内手段を移動することによって前記開口部を開閉する開閉体手段を、シート状の軟性部材を含んで形成される複数のパーツ部材を着脱自在に組み合わせることによって構成したことにある。
ビル、住宅、工場、倉庫等の建物などの構造物における、出入口や窓部、あるいは構造物内部の通路や空間などの開口部などを開閉移動する開閉装置として、開閉体部分を耐火性シートなどの軟性閉鎖手段で形成する場合、開閉動作を行なう開口部の寸法に応じて一品一様のオーダーメイドで耐火性シートなどを加工して作成しているのが現状である。開口部の形状や寸法は様々であるが、ある程度の基本的な寸法で構成されているのがほとんどである。そこで、この発明では、例えばシート状の軟性部材を含んで形成されるパーツ部材として、基本的な寸法のパーツ部材を複数種類を準備しておき、これらの各パーツ部材を適宜組み合わせることによって、開口部の寸法に応じた開閉体を構成することができるようにした。
本発明に係る開閉装置の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉装置において、前記パーツ部材の少なくとも一部は、シート状の軟性部材にて形成される基本カーテン部材と、前記基本カーテン部材に対して着脱自在な付加部材にて構成されていることにある。これは、パーツ部材として、開口部の大きさに合わせてある程度の大きさで形成された基本カーテン部材を用意しておき、この基本カーテン部材に、着脱自在な付加部材として、例えば、吊り元部材、座板部材、抜け止め部材などを設けるようにしたものである。これによって、開口部の大きさに応じて基本カーテン部材を決定することによって、それに合わせて吊り元部材、座板部材、抜け止め部材などを順次取り付けることによって開口部の寸法に応じた開閉体を構成することができる。
本発明に係る開閉装置の第3の特徴は、前記第2の特徴に記載の開閉装置において、前記付加部材は、前記基本カーテン部材に対して選択的に着脱又は増減自在となっていることにある。これは、基本カーテン部材に対する付加部材として、例えば吊り元部材、座板部材、抜け止め部材などが存在するので、これらの各付加部材を開閉装置の仕様に応じて自由に着脱又は増減することによって、開口部の寸法に応じた開閉体を構成することができるようにしたものである。なお、着脱又は増減の方法としては、例えばファスナーなどの接続手段がある。
本発明に係る開閉装置の第4の特徴は、前記第2の特徴に記載の開閉装置において、前記基本カーテン部材は、前記付加部材と同等又はこれ以上の面積を有していることにある。これは、基本カーテン部材の大きさ、すなわち開口部に占める面積が一番大きいことを意味し、その基本カーテン部材に対して種々の付加部材が追加され、開口部の寸法に応じた開閉体が構成される。
本発明に係る開閉装置の第5の特徴は、前記第2の特徴に記載の開閉装置において、前記付加部材は、硬質な部材を含んで構成されていることにある。これは、付加部材として、例えば吊り元部材、座板部材、抜け止め部材などがあるが、これらの付加部材の中には、一部に硬質の部材、例えば、座板部材の着床部や抜け止め部材のボルトやナット等を含んで構成されたものがあることを意味している。
本発明に係る開閉装置の第6の特徴は、前記第2の特徴に記載の開閉装置において、前記付加部材は、前記基本カーテン部材に対して接続手段にて着脱又は増減自在となっていることにある。これは、基本カーテン部材に対する付加部材の着脱又は増減を接続手段を用いて行なうことに言及している。
この発明によれば、開閉体手段の全部又は一部が耐火性シートなどの軟性部材を含んで形成された開閉装置であっても軟性部材を部分的に交換することができるという効果がある。
また、この発明によれば、開閉体手段の全部又は一部が耐火性シートなどの軟性部材を含んで形成された開閉装置で開口部を仕切る場合に、その開口部の形状に合わせて軟性部材を適宜組み合わせることによって開閉体手段を構成することができるという効果がある。
以下、本発明の一実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1は、この発明の第1の実施の形態に係る開閉装置の概略構成を示す図である。開閉装置10は、開口部の両側壁部(周縁部)に相対して垂直状に固定された案内手段であるガイドレール2,3と、これらのガイドレール2,3に沿って移動自在、すなわち昇降自在に設けられ、開口部を開閉する開閉体4と、ガイドレール2,3の上部のシャッターケース6内に設けられ、開閉体4を昇降させる開閉機5とを有して構成されている。
本明細書中において、開口部とは、建物等の構造物の出入口、非常口、通路等の開口部及び、防火・防煙上の防災区画として閉鎖する必要がある箇所の開口部の総称として用いる。また、ガイドレール2,3は、互いに対向する対向面であって開閉体4の移動方向に沿って開口された挿入口をそれぞれ有し、この相対する挿入口には開閉体4の両側端部に形成された挿入部がそれぞれ昇降自在に挿入されている。
開閉体4は、例えば変形可能なシート部材又は弾性部材にて形成され、この部材は、開閉装置10の設置箇所または用途に応じて適宜選択される。たとえば、開閉装置10が防災区画として区画を形成するために閉鎖する必要がある箇所等で防火・防煙の用途として使用される場合や避難口の閉鎖用として使用される場合には、たとえば、ガラスクロス、シリカクロスなどの不燃性生地等にて形成されることが好ましい。また、開閉装置10が、防火・防煙の用途以外の箇所、たとえば、保冷庫、工場等の出入口等で気密保持の用途として使用される場合や人または物品が通過する出入口等の閉鎖用として使用される場合には、たとえば、塩化ビニール、ポリエステル等の合成樹脂製シート、不燃性を有しない生地、スポンジ等の発泡性合成樹脂等にて成型された弾性部材等にて形成されることが好ましい。
開閉機5は、開閉体4の上部付近に位置して開口部の天井部内に配設固定されたシャッターケース6内に設けられている。シャッターケース6内には、回転自在に軸架された巻取ドラム7を有する巻取軸8が設けられている。開閉機5は、回転駆動させる正逆回転自在のモータやブレーキ等から構成され、このモータの回転軸に設けられた主動スプロケット51と、巻取軸8の回転軸に設けられた従動スプロケット52とがチェーン53によって連結され、駆動力が伝達されるようになっている。従って、開閉機5の回転駆動力はチェーン53を介して巻取軸8側に伝達され、開閉機5が回転すると、チェーン53を介して巻取軸8が回転し、開閉体4の開閉動作が制御されるようになっている。
シャッターケース6は、下面に沿って開口した案内口(図示せず)を有し、この案内口の両端部にガイドレール2,3の上端部がそれぞれ挿入固定されている。また、シャッターケース6の案内口は、ガイドレール2,3の挿入口に連通して開口されると共に開口部に連通して開口しており、この案内口に案内されて開閉体4が昇降移動されるようになっている。
巻取ドラム7を有する巻取軸8は、シャッターケース6内に水平状に配置され、その両端部がシャッターケース6内の両側部に設けられた図示しない軸受体にて回転自在に軸架されている。また、巻取軸8の一端部にこの巻取軸8を回転させる従動スプロケット52が固定的に設けられている。
開閉機5は、シャッターケース6内に固定され、この開閉機5の出力軸には、従動スプロケット52に対向した主動スプロケット51が固定され、この主動スプロケット51と従動スプロケット52との間には開閉機5の出力軸の回転を従動スプロケット52に伝達するチェーン(無端回行体)53が回行自在に掛け回されている。なお、開閉機5は図示しない制御手段により制御される。
図2は、図1の開閉体の詳細を示す図である。本実施の形態の開閉体は、各種用途に応じて適宜選択されるものであって、予め準備された3つのパーツ部材(吊り元部材41、基本カーテン部材42、座板部材43)の組み合わせによって構成されている。基本カーテン部材42は、所定の大きさ(面積)の開口部を閉鎖する閉鎖面となるように予め設計されたものである。この基本カーテン部材42を形成するシート部材は、一枚仕立てのものである。なお、複数枚仕立てのもので、縫い合わせて全体として一枚仕立てに形成したものであっても、更には縫い合わせずに複数枚仕立てで形成されたものであってもよい。
吊り元部材41は、基本的にはシート部材から構成され、基本カーテン部材42の上端部と接続可能な接続手段(例えばファスナやボタンなど)をその下端部に有し、上端部は巻取ドラム7の周面に固定的に取り付けられるように構成されている。座板部材43は、基本カーテン部材42の下端部と接続可能な接続手段(例えばファスナやボタンなど)を備えたシート部材を上端部に有し、その下端部には開口部の床面に着床する着床部431を備えている。開閉体4の下端部に設けられた着床部431は、開口部の床面に沿って隙間なく着床され、気密性を確保できるように構成されている。なお、基本カーテン部材42の両側端部には、ガイドレール2,3の挿入口内に挿入する挿入部がそれぞれ形成されていてもよい。
なお、開閉機5は、開閉体4の座板部材43の着床部431が床面に着床する着床位置すなわち開口部が全閉された状態に合わせて予め設定された所定の回転数又は所定の回転時間だけ回転して自動的に停止するようになっている。これによって、開口部が開閉体4によって全閉されることになる。このように開閉機5の回転数や回転時間を検出することによって開閉体の着床等の動作限度を規定するセンサー等として機能させている。
開閉体4が下降する位置の開口部に障害物等が存在した場合には、その障害物等が開閉体4の座板部材43の着床部431に当接した時点で障害物を感知して開閉体4の閉鎖動作を停止するようにしてもよい。なお、開閉体4は軟性体で形成されているので、障害物に当接しても容易に変形し、障害物等に対する衝撃を緩衝することができる。また、開閉体4が変形して障害物等に対する衝撃を吸収緩衝することにより、障害物等及び開閉体4が衝撃や損傷を受けることは防止される。
図3は、図2の吊り元部材41、基本カーテン部材42及び座板部材43がそれぞれ接続手段を介して接続されることによって一体的に構成された開閉体を取り出して示す図である。従来の開閉体は、吊り元部材41、基本カーテン部材42及び座板部材43をそれぞれ構成するシート部材が一枚仕立てで形成されており、これに着床部431が接続される構成となっているが、この実施の形態に係る開閉体は、分離可能なそれぞれのパーツで構成されている点に特徴がある。これによって、座板部材が開口部の床面に着床した場合に高い気密性を確保できなてくもよい場合には、標準的な座板部材を接続することによって対応可能となり、また、障害物感知センサの付いた座板部材を接続することによって障害物感知可能な開閉体を構成することができるようになる。
図4は、本発明に係る開閉装置の開閉体の第1の変形例を示す図である。この第1の変形例の開閉体は、予め準備された5つのパーツ部材(吊り元部材41,基本カーテン部材42A、座板部材43、抜け止め部材44,45)の組み合わせによって構成されている。基本カーテン部材42Aは、抜け止め部材44,45を設ける分だけ、図1〜図3の基本カーテン部材42よりも横幅が小さくなっている。抜け止め部材44,45は、開閉体4Aの左右両端に取り付けられ、これらの左右端部がガイドレール2,3から抜け出るのを防止するものであり、ボルトやナット等を備えたものである。吊り元部材41及び座板部材43は、図2のものと同じである。
図5は、図4の吊り元部材41、基本カーテン部材42、座板部材43及び抜け止め部材44,45がそれぞれ接続手段を介して接続されることによって一体的に構成された開閉体を示す図である。図5の開閉体4Aはそのまま図1の開閉装置の開閉体として利用することができる。また、図2及び図3の基本カーテン部材42を基本カーテン部材42A及び抜け止め部材44,45に交換するだけで、抜け止め防止機能を有する開閉体を容易に構成することができる。
図6は、本発明に係る開閉装置の開閉体の第2の変形例を示す図である。この第2の変形例の開閉体は、図1〜図5に示した各パーツ部材を組み合わせて図1の開口部よりも横方向に約2倍程度幅の広い開口部を閉鎖することのできる開閉体を構成したものである。具体的には、図6の開閉体4Bは9つのパーツ部材で構成されている。各パーツ部材は、吊り元部材41,411、基本カーテン部材42,42A、座板部材43,432、抜け止め部材44,45、塞ぎ部材46から構成されている。吊り元部材41,411は、図1〜図5の吊り元部材と同じものである。基本カーテン部材42は、図1〜図3の基本カーテン部材と同じものである。基本カーテン部材42Aは、図4及び図5の基本カーテン部材と同じものである。座板部材43,432は、図1〜図5の座板部材と同じものである。抜け止め部材44,45は、図4及び図5の抜け止め部材と同じものである。塞ぎ部材46は、座板部材43,431の接続箇所に形成される空間を塞ぐものである。このように、図1〜図5に記載されたパーツ部材を適宜組み合わせることによって、開口部の形状に合わせて任意の大きさの開閉体を構成することができる。この変形例では採用した新しいパーツ部材は塞ぎ部材46だけであり、残りはパーツ部材は図1〜図5のものを援用することができ、パーツ部材を新たに製作する手間が省ける。
図7は、本発明に係る開閉装置の開閉体の第3の変形例を示す図である。この第3の変形例の開閉体は、図4及び図5に示した各パーツ部材のうち基本カーテン部材42Aを通り抜け可能な出入口部71と、この出入口部71を開閉自在に閉鎖する閉鎖部材72とを備えた基本カーテン部材42Cに交換したものである。具体的には、図7の開閉体4Cは、5つのパーツ部材で構成されている。各パーツ部材は、吊り元部材41、基本カーテン部材42C,座板部材43、抜け止め部材44,45から構成されている。吊り元部材41は、図1〜図5の吊り元部材と同じものである。座板部材43は、図1〜図5の座板部材と同じものである。抜け止め部材44,45は、図4及び図5の抜け止め部材と同じものである。基本カーテン部材42Cは、図4及び図5の基本カーテン部材42Aに出入口部71と閉鎖部材72が形成された新しいパーツ部材である。このように、図1〜図5に記載されたパーツ部材と新たな基本カーテン部材42Cとを適宜組み合わせることによって、出入口部付の開閉体を構成することができる。
図8は、図7の各パーツ部材である吊り元部材41、基本カーテン部材42C,座板部材43、抜け止め部材44,45がそれぞれ接続手段を介して接続されることによって一体的に構成された開閉体を示す図である。図8の開閉体4Cはそのまま図1の開閉装置の開閉体として利用することができる。また、図4及び図5の基本カーテン部材42Aを基本カーテン部材42Cに交換するだけで、通り抜け可能な出入口部71を備えた開閉体を容易に構成することができる。なお、基本カーテン部材42Cにおいて、出入口部71の上端を含むこれよりも下方側に接続手段を設けるようにしても良い。これによって、障害物等に当接して基本カーテン部材が損傷した場合でも交換部分を最小限に抑えることができる。
図9は、本発明に係る開閉装置の開閉体の第3の変形例を示す図である。この第3の変形例の開閉体は、図1〜図8に示した各パーツ部材を組み合わせて図1の開口部よりも横方向に広い開口部を閉鎖することができ、さらに基本カーテン部材を通り抜け可能な出入口部を備えた開閉体としたものである。具体的には、図9の開閉体4Dは、図6の開閉体4Bと同じく9つのパーツ部材で構成されている。各パーツ部材は、吊り元部材41,411、基本カーテン部材42,42C、座板部材43,432、抜け止め部材44,45、塞ぎ部材46から構成されている。吊り元部材41,411は、図1〜図5の吊り元部材と同じものである。基本カーテン部材42は、図1〜図3の基本カーテン部材と同じものである。基本カーテン部材42Cは、図7及び図8の基本カーテン部材と同じものである。座板部材43,432は、図1〜図5の座板部材と同じものである。抜け止め部材44,45は、図4及び図5の抜け止め部材と同じものである。塞ぎ部材46は、座板部材43,431の接続箇所に形成される空間を塞ぐものである。このように、図1〜図8に記載されたパーツ部材を適宜組み合わせることによって、開口部の形状に合致した任意の大きさの開閉体であって、通り抜け可能な出入口部を備えた開閉体を容易に構成することができる。
上述の実施の形態では、開閉機のモータを制御して開閉体を昇降する場合について説明したが、これに限らず、開閉体は手動操作により昇降させるようにしてもよく、開閉体の自重により下降させるようにしてもよい。
また、開閉体の下降を停止させる停止手段は適宜選択するが、たとえば、火災等で停電した場合に、開閉機のブレーキが解放されて下降する開閉体の動作に伴って回転する巻取軸や開閉機の出力軸等の所定の回転数を機械的手段により検知し、機械的に開閉機のブレーキを復帰させて開閉体の下降を停止させるようにしてもよく、また、ストッパー機構として、たとえば、ラッチとラッチ受けとを開閉体の剛性閉鎖部とガイドレールとの互いに対向する位置に設け、開閉体が所定の位置に下降したときにラッチ受けにラッチを係合させて開閉体の下降を停止させるようにしてもよい。すなわち、予め設定された下降停止位置に開閉体が下降したときに開閉体を停止させる手段であればよく、開閉体の停止手段及び下降駆動手段はいずれでもよい。
上述の実施の形態では、開口部は開閉体を下降させて閉鎖する場合について説明したが、これに限らず、開閉体は正面からみて左右方向の一方側から他方側に向かって横移動、または、前後方向の一方側から他方側に向かって水平移動して開口部を閉鎖するようにしてもよい。
上述の実施の形態では、予め寸法の決まったパーツ部材を組み合わせる場合について説明したが、切断することによって寸法を種々変更可能な調整用カーテンパーツ部材を設け、予め設けられたパーツ部材で対応することができない場合には、この調整用カーテンパーツ部材を適宜切断して基本カーテン部材などに接続するなどして適当な大きさの開閉体を構成するようにしてもよい。また、上述の実施の形態では、各パーツの接続手段としてファスナを例に説明したが、これ以外の例えば、接着剤や接着テープ、ボタン、ボルトナット、ステープル等の接続手段を用いてもよい。また、このような開閉体を構成する場合、その全体を同一の接続手段で構成してもよいし、同一でない異なる接続手段を用いて構成するようにしても良い。
抜け止め部材と基本カーテン部材の接続部分は、ガイドレール内に呑み込まれない位置とする。これによって、障害物などによって損傷した場合の交換が容易となる。また、吊り元部材と基本カーテン部材との接続部分は、開閉体が全閉時に巻取軸に巻き取られない位置にあるものとする。この場合も同様に障害物などによって損傷した場合の交換が容易となる。
この発明の第1の実施の形態に係る開閉装置の概略構成を示す図である。 図1の開閉体の詳細を示す図である。 図2の吊り元部材41、基本カーテン部材42及び座板部材43がそれぞれ接続手段を介して接続されることによって一体的に構成された開閉体を取り出して示す図である。 本発明に係る開閉装置の開閉体の第1の変形例を示す図である。 図4の吊り元部材41、基本カーテン部材42、座板部材43及び抜け止め部材44,45がそれぞれ接続手段を介して接続されることによって一体的に構成された開閉体を示す図である。 本発明に係る開閉装置の開閉体の第2の変形例を示す図である。 本発明に係る開閉装置の開閉体の第3の変形例を示す図である。 図7の各パーツ部材である吊り元部材41、基本カーテン部材42C,座板部材43、抜け止め部材44,45がそれぞれ接続手段を介して接続されることによって一体的に構成された開閉体を示す図である。 本発明に係る開閉装置の開閉体の第3の変形例を示す図である。
符号の説明
10…開閉装置
2,3…ガイドレール
4,4A,4B…開閉体
5…開閉機
6…シャッターケース
7…巻取ドラム
8…巻取軸
51…主動スプロケット
52…従動スプロケット
53…チェーン
41…吊り元部材
42,42A,42B,42C…基本カーテン部材
43,432…座板部材
431…着床部
44,45…抜け止め部材
46…塞ぎ部材
71…出入口部
72…閉鎖部材

Claims (6)

  1. 開口部周縁部に沿って設けられた案内手段を移動することによって前記開口部を開閉する開閉体手段を、シート状の軟性部材を含んで形成される複数のパーツ部材を着脱自在に組み合わせることによって構成したことを特徴とする開閉装置。
  2. 請求項1に記載の開閉装置において、前記パーツ部材の少なくとも一部は、シート状の軟性部材にて形成される基本カーテン部材と、前記基本カーテン部材に対して着脱自在な付加部材にて構成されていることを特徴とする開閉装置。
  3. 請求項2に記載の開閉装置において、前記付加部材は、前記基本カーテン部材に対して選択的に着脱又は増減自在となっていることを特徴とする開閉装置。
  4. 請求項2に記載の開閉装置において、前記基本カーテン部材は、前記付加部材と同等又はこれ以上の面積を有していることを特徴とする開閉装置。
  5. 請求項2に記載の開閉装置において、前記付加部材は、硬質な部材を含んで構成されていることを特徴とする開閉装置。
  6. 請求項2に記載の開閉装置において、前記付加部材は、前記基本カーテン部材に対して接続手段にて着脱又は増減自在となっていることを特徴とする開閉装置。
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