JP2008174952A - 車両制御システム、車載装置、及び携帯機 - Google Patents

車両制御システム、車載装置、及び携帯機 Download PDF

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Abstract

【課題】キーレスシステムにおいて、通信の確実性を上げるとともに、それに伴う消費電力の増大を最小限に留める。
【解決手段】車載機は、記憶部に記憶された周波数チャンネル(以下、CHとする)を携帯機に通知すると共に(S120、S130)、その通知したCHを受信CHに設定する。携帯機は、車載機から通知されたCHで、応答信号を送信する(290)。車載機は、受信した応答信号に含まれるコードと車両に固有のコードとが一致すると判定すると、その応答信号の受信に用いられたCHを記憶部に記憶する(S240)。これにより、前回通信が正常に行われたCHで今回の通信が行われるようになり、通信の確実性が上がる。さらに、携帯機は、応答信号の送信に用いたCHを携帯機の記憶部に記憶し(S300)、使用者の操作に基づき車載機に無線信号を送信する際、記憶部に記憶されたCHを使用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両制御システムに関し、特に、車両を遠隔制御するキーレスシステムに関するものである。
従来より、例えば車両においては、車両の使用者が携帯機のボタンを押すと該携帯機から車両に固有の情報を含んだ電波が送信され、その電波が車載電子機器に受信されて認証されることで例えばドアのロック/アンロックが行われるリモートキーレスエントリシステムや、電子キーとしての携帯機を所持した使用者が車両周囲の無線通信エリア内に入ると、その携帯機から応答信号が送信され、その応答信号が車載電子機器に受信されて認証されることで例えばドアのアンロックが許可され、使用者は、例えばドアの外側に設けられたスイッチを操作するだけでドアのアンロックが行われる、といったスマートエントリシステムが実用化されている。
そして、このようなリモートキーレスエントリシステムやスマートエントリシステム(以下、両システムを総称して、キーレスエントリシステムという)では、通信の確実性を担保するため、複数の周波数チャンネルを用いて通信を行うことが提案されている。例えば、使用者が携帯機に設けられた切換スイッチを操作することで、その携帯機から送信される電波(以下、送信電波とも記載する)の周波数チャンネルが切り換えられるようにした通信システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
しかし、上記特許文献1の技術では、使用者による切換スイッチの操作に基づき、送信電波の周波数チャンネルが切り換えられるようにしているため、現実的でない。この場合、使用者は、通信が正常に行われたか否かを常に認識していなければならなくなるからである。
そこで、例えば車載電子機器が、送信電波の周波数チャンネルのノイズレベルを検出して、ノイズにより通信が妨害されると判断すると、携帯機が送信電波の周波数チャンネルを切り換えるようになっている通信システムが考えられている(例えば、特許文献2参照)。このような特許文献2の通信システムによれば、自動的に、ノイズレベルの小さい周波数チャンネルで通信が行われるようになり、通信が正常に行われる可能性が高くなるといえる。
特開平4−315681号公報 EP1362753A1
しかしながら、例えば車載電子機器が本来の通信とは別にノイズレベルの検出を行うこととすると、車載電子機器が起動している(動作している)時間の単位時間当たりの割合が大きくなり、その結果、車載電子機器、ひいてはシステム全体の消費電力が増大してしまう。一方、キーレスエントリシステムは、車両のエンジンが駆動していない状態で稼働する(つまり、バッテリ電源からの供給電圧でのみ稼働する)場合が多いため、消費電力が増大してしまうことは好ましくない。
また、リモートキーレスエントリシステムでは、使用者が携帯機のボタンを押すことでその携帯機から送信電波が送信されるようになっているため、車載電子機器は、携帯機からいつ送信電波が送信されるかは分からない。そのため、例えば車載電子機器がノイズレベルの検出を行っている際に、携帯機から送信電波が送信されることも想定される。そして、そのような場合において、車載電子機器が送信電波を受信する機会を逃してしまうおそれがあるだけではなく、場合によっては車載電子機器が送信電波レベルをノイズレベルとして誤検出し、誤って周波数チャンネルを変更してしまう危険性もある。
つまり、ノイズレベルが検出されるとともにノイズで通信が妨害されると判断されると、通信の周波数チャンネルが切り換えられる、という上記のような技術では、消費電力が増大してしまうわりに、携帯機と車載電子機器との通信が正常に行われない場合もある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、車両を遠隔制御するキーレスシステムにおいて、通信がより確実に行われるようにするとともに、それに伴う消費電力の増大を最小限に留めることを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の車両制御システムは、車両の使用者に携帯され、車両の機器を遠隔操作するための無線信号(以下、第1無線信号と言う)を周波数のそれぞれ異なる複数のチャンネルで送信する携帯機と、車両に搭載され、携帯機と無線通信を行って車両の機器を制御する車載装置とを備えた車両制御システムである。
そして、車載装置は、複数の周波数チャンネルのうち、所定の周波数チャンネルを選択する車載装置側チャンネル選択手段と、車載装置側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルの情報を含む無線信号(以下、第2無線信号と言う)を、携帯機に送信する車載装置側送信手段と、車載装置側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルで、携帯機から送信される第1無線信号を受信する車載装置側受信手段と、車載装置側受信手段により第1無線信号が受信されたか否かを判定する車載装置側受信判定手段と、第1無線信号が受信されたと車載装置側受信判定手段により判定されると、その第1無線信号の受信に用いられた周波数チャンネルの情報を車載装置側メモリに更新記憶する受信チャンネル記憶手段とを備えている。
さらに、車載装置側チャンネル選択手段は、車載装置側メモリに周波数チャンネルの情報が記憶されている場合は、少なくともその記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択するようになっている。
一方、携帯機は、複数の周波数チャンネルのうち、所定の周波数チャンネルを選択する携帯機側チャンネル選択手段と、携帯機側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルで、第1無線信号を送信する携帯機側送信手段と、第2無線信号を受信する携帯機側受信手段と、携帯機側受信手段により第2無線信号が受信されたか否かを判定する携帯機側受信判定手段と、第2無線信号が受信されたと携帯機側受信判定手段により判定されると、その第2無線信号に含まれる周波数チャンネルの情報を携帯機側メモリに更新記憶する送信チャンネル記憶手段とを備えている。
さらに、携帯機側チャンネル選択手段は、携帯機側受信手段により第2無線信号が受信された場合は、その第2無線信号に含まれる周波数チャンネル情報と同じ周波数チャンネルを選択し、当該携帯機に設けられる所定の操作ボタンが使用者により操作された場合は、少なくとも携帯機側メモリに記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択するようになっている。
このような請求項1の車両制御システムによれば、車載装置から、車載装置側チャンネル選択手段により選択された周波数チャンネルの情報を含む第2無線信号が携帯機に送信されるとともに、携帯機は、その第2無線信号が受信された場合には、その第2無線信号に含まれる周波数チャンネル情報と同じ周波数チャンネルで第1無線信号を送信する。また、車載装置は、車載装置側チャンネル選択手段により選択された周波数チャンネルで、第1無線信号を待ち受ける。
この場合、車載装置が第1無線信号の受信に使用する周波数チャンネルと、携帯機が第1無線信号の送信に使用する周波数チャンネルとが同一となるため、通信が確実に行われるようになる。
しかも、車載装置では、第1無線信号が受信できた場合には、その第1無線信号の受信に用いられた周波数チャンネルが車載装置側メモリに記憶され、車載装置側チャンネル選択手段は、その車載装置側メモリに周波数チャンネル情報が記憶されている場合には、少なくともその記憶されている周波数チャンネル情報と同じ周波数チャンネルを選択するようになっている。
この場合、前回通信が成立した周波数チャンネルで通信が行われることとなり、通信の確実性をより向上させることができる。
さらに、前回通信が成立した周波数チャンネルを記憶しておく、という最小限の処理で、上記のような通信の確実性を向上させるという効果を得ることができる。つまり、消費電力を最小限に抑えることができる。例えば、各周波数チャンネルのノイズレベルを検出してノイズレベルの小さい周波数チャンネルを使用する、という方法も考えられるが、本請求項1の構成によれば、ノイズレベルをわざわざ検出しなくても通信の確実性が向上するようになり有利である。
ここで、請求項1では、具体的に、請求項2のように構成するとよい。
請求項2の車両制御システムは、請求項1の車両制御システムにおいて、車載装置側受信判定手段は、携帯機から送信される第1無線信号の復調信号に含まれるデータから照合が成立したか否かを判定するようになっている。そして、受信チャンネル記憶手段は、車載装置側受信判定手段により照合が成立したと判定されると、その第1無線信号の受信に用いられた周波数チャンネルの情報を車載装置側メモリに更新記憶するようになっている。
例えば、この場合、携帯機からの第1無線信号に含まれる認証用コードと、車載装置に固有(車載装置が搭載される車両に固有)の認証用コードとを照合し、両者が一致するか否かを判断して、両者が一致すると判断したならば、照合が成立したと判定するようにすることができる。尚、照合が成立するか否かの判定は、上記のような認証用コードを用いた方法に限らず、どのような方法を用いてもよい。
このような請求項2の車両制御システムによれば、照合が成立した、つまり通信が確実に成立した周波数チャンネルの情報が車載装置側メモリに更新記憶されるため、周波数チャンネル情報の誤記憶が防止でき、次回の通信の確実性をより向上させることができる。
また、請求項1,2の車両制御システムでは、請求項3のように、車載装置において第1無線信号が受信できない場合に、周波数チャンネルが切り換えられるようにするとよい。特に、請求項2の車両制御システムでは、請求項4のように、車載装置において照合が成立しない場合に、周波数チャンネルが切り換えられるようにしてもよい。
つまり、請求項3の車両制御システムは、請求項1,2に記載の車両制御システムにおいて、車載装置側チャンネル選択手段は、車載装置側受信判定手段により第1無線信号が受信されなかったと判定されると、前回選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択するようになっている。
また、請求項4の車両制御システムは、請求項2に記載の車両制御システムにおいて、車載装置側チャンネル選択手段は、車載装置側受信判定手段により照合が成立しなかったと判定されると、前回選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択するようになっている。
このような請求項3及び請求項4の車両制御システムによれば、最初の周波数チャンネルで通信がうまくいかなかった場合には、通信のための周波数チャンネルが切り換えられるため、通信の確実性をより向上させることができる。
このように、車載装置は、具体的に、上記の請求項2〜4のように構成することができる。
一方、携帯機は、具体的に、請求項5のように構成するとよい。
請求項5の車両制御システムは、請求項1〜4の車両制御システムにおいて、携帯機側受信判定手段は、車載装置から送信される第2無線信号の復調信号に含まれるデータから照合が成立したか否かを判定し、送信チャンネル記憶手段は、携帯機側受信判定手段により照合が成立したと判定されると、その第2無線信号に含まれている周波数チャンネルの情報を携帯機側メモリに更新記憶するようになっている。
これによれば、他車両からの信号によるチャンネル情報の誤記憶が防止でき、次回の通信の確実性をより向上させることができる。
また、ここで、通信の確実性をより向上させるには、請求項6のように構成すればよい。
請求項6の車両制御システムは、請求項1〜5の車両制御システムにおいて、携帯機側チャンネル選択手段は、操作ボタンが使用者により操作された場合において、車載機側メモリに記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択し、携帯機側送信手段が第1無線信号を送信した後に、さらに、その選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択し、携帯機側送信手段は、第1無線信号の送信を繰り返すようになっている。
このような請求項6の車両制御システムによれば、最初の周波数チャンネルで通信が成立しない場合でも、次の周波数チャンネルで通信がうまくいくことが期待できる。つまり、通信の確実性がより向上する。さらに、普段は使用されず、チャンネル情報を記憶する機会がない予備携帯機を使用した場合でも、通信が確実に行われる。
そして、この場合、請求項7のように構成することが望ましい。
請求項7の車両制御システムは、請求項6の車両制御システムにおいて、第1無線信号に含まれるデータは、選択される全ての周波数チャンネルにおいて同一であることを特徴としている。
この請求項7の車両制御システムによれば、どの周波数チャンネルでも、第1無線信号に含まれるデータは同一であるため、確実に所望の車両制御が実現されるようになる。
ところで、周波数チャンネルを切り換える場合、例えば車載装置は受信チャンネルを切り換えて受信待機することとなる。また、携帯機は送信チャンネルを切り換えて第1無線信号を送信することとなる。この場合、車載装置或いは携帯機の起動している(動作している)時間の単位時間当たりの割合が大きくなり、その結果、その車載装置或いは携帯機、ひいてはシステム全体の消費電力が増大してしまう。そこで、請求項8のようにするとよい。
請求項8の車両制御システムは、請求項1〜7の車両制御システムにおいて、複数の周波数チャンネルが、2つの周波数チャンネルであることを特徴としている。
これによれば、一方の周波数チャンネルで照合が成立しない場合、他方の周波数チャンネルに切り換えられることで、通信の確実性を向上させることができる一方で、照合が成立しない場合に次々に周波数チャンネルが切り換えられる、ということが行われないようにすることができる。よって、携帯機及び車載装置の起動している(動作している)時間が必要以上に大きくなってしまう、ということを防止することができる。つまり、請求項8の車両制御システムは、通信の確実性を向上させ、かつ消費電力の増大を最小限に留めることのできる最適な構成とも言える。
次に、請求項9の発明は、車両の使用者に携帯され、車両の機器を遠隔操作するための無線信号(以下、第1無線信号と言う)を周波数のそれぞれ異なる複数のチャンネルで送信する携帯機と、車両に搭載され、携帯機と無線通信を行って車両の機器を制御する車載装置とを備えた車両制御システムに用いられる車載装置である。
そして、この車載装置は、複数の周波数チャンネルのうち、所定の周波数チャンネルを選択する車載装置側チャンネル選択手段と、車載装置側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルの情報を含む無線信号(以下、第2無線信号と言う)を、携帯機に送信する車載装置側送信手段と、車載装置側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルで、携帯機から送信される第1無線信号を受信する車載装置側受信手段と、車載装置側受信手段により第1無線信号が受信されたか否かを判定する車載装置側受信判定手段と、第1無線信号が受信されたと車載装置側受信判定手段により判定されると、その第1無線信号の受信に用いられた周波数チャンネルの情報を車載装置側メモリに更新記憶する受信チャンネル記憶手段とを備えている。
さらに、車載装置側チャンネル選択手段は、車載装置側メモリに周波数チャンネルの情報が記憶されている場合は、少なくともその記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択するようになっている。
このような請求項9の車載装置を車両制御システムに用いれば、請求項1について述べた効果と同じ効果を得ることができる。
次に、請求項10の車載装置は、請求項9の車載装置において、車載装置側受信判定手段は、携帯機から送信される第1無線信号の復調信号に含まれるデータから照合が成立したか否かを判定し、受信チャンネル記憶手段は、車載装置側受信判定手段により照合が成立したと判定されると、その第1無線信号の受信に用いられた周波数チャンネルの情報を車載装置側メモリに更新記憶するようになっている。
このような請求項10の車載装置によれば、請求項2について述べた効果と同じ効果を得ることができる。
次に、請求項11の車載装置は、請求項9,10に記載の車載装置において、車載装置側チャンネル選択手段は、車載装置側受信判定手段により第1無線信号が受信されなかったと判定されると、前回選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択するようになっている。
また、請求項12の車載装置は、請求項10の車載装置において、車載装置側チャンネル選択手段は、車載装置側受信判定手段により照合が成立しなかったと判定されると、前回選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択するようになっている。
このような請求項11,12の車載装置によれば、請求項3,4について述べた効果と同じ効果を得ることができる。
次に、請求項13の発明は、車両の使用者に携帯され、車両の機器を遠隔操作するための無線信号(以下、第1無線信号と言う)を周波数のそれぞれ異なる複数のチャンネルで送信する携帯機と、車両に搭載され、複数の周波数チャンネルのうち、所定の周波数チャンネルを選択して、その選択した周波数チャンネルの情報を含む無線信号(以下、第2無線信号と言う)を携帯機に送信するとともに、その選択した周波数チャンネルで第1無線信号を受信するようになっている車載装置とを備えた車両制御システムに用いられる携帯機である。
そして、この携帯機は、複数の周波数チャンネルのうち、所定の周波数チャンネルを選択する携帯機側チャンネル選択手段と、携帯機側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルで、第1無線信号を送信する携帯機側送信手段と、第2無線信号を受信する携帯機側受信手段と、携帯機側受信手段により第2無線信号が受信されたか否かを判定する携帯機側受信判定手段と、第2無線信号が受信されたと携帯機側受信判定手段により判定されると、その第2無線信号に含まれる周波数チャンネルの情報を携帯機側メモリに更新記憶する送信チャンネル記憶手段とを備えている。
さらに、携帯機側チャンネル選択手段は、携帯機側受信手段により第2無線信号が受信された場合は、その第2無線信号に含まれる周波数チャンネル情報と同じ周波数チャンネルを選択し、当該携帯機に設けられる所定の操作ボタンが使用者により操作された場合は、少なくとも携帯機側メモリに記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択するようになっている。
このような請求項13の携帯機を車両制御システムに用いれば、請求項1について述べた効果と同じ効果を得ることができる。
次に、請求項14の携帯機は、請求項13の携帯機において、携帯機側受信判定手段は、車載装置から送信される第2無線信号の復調信号に含まれるデータから照合が成立したか否かを判定し、送信チャンネル記憶手段は、携帯機側受信判定手段により照合が成立したと判定されると、その受信した第2無線信号に含まれている周波数チャンネルの情報を携帯機側メモリに更新記憶するようになっている。
このような請求項14の携帯機によれば、請求項5について述べた効果と同じ効果を得ることができる。
次に、請求項15の携帯機は、請求項13,14の携帯機において、携帯機側チャンネル選択手段は、操作ボタンが使用者により操作された場合において、車載機側メモリに記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択し、携帯機側送信手段が第1無線信号を送信した後に、さらに、その選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択し、携帯機側送信手段は、第1無線信号の送信を繰り返すようになっている。
このような請求項15の携帯機によれば、請求項6について述べた効果と同じ効果を得ることができる。
次に、請求項16の携帯機は、請求項15の携帯機において、第1無線信号に含まれるデータは、選択される全ての周波数チャンネルにおいて同一であることを特徴としている。
このような請求項16の携帯機によれば、請求項7について述べた効果と同じ効果を得ることができる。
次に、請求項17の携帯機は、請求項13〜16の携帯機において、複数の周波数チャンネルが、2つの周波数チャンネルであることを特徴としている。
このような請求項17の携帯機によれば、請求項8について述べた効果と同じ効果を得ることができる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
〈システム構成〉
図1は、本発明が適用されたキーレスエントリシステムの構成図である。
本キーレスエントリシステム1は、リモートキーレスエントリシステム(以下、RKEシステムと記載する)、及びスマートエントリシステム(パッシブエントリシステムとも呼ばれ、以下、PEシステムと記載する)の機能を有するものであり、図1に示すように、車両の使用者に携帯される携帯機10と、車両に搭載される車載機20とから構成される。
まず、携帯機10は、当該携帯機10の機能を司る制御IC11と、車載機20へ無線信号を送信するためのアンテナ15と、無線信号を生成してアンテナ15に供給する送信部13と、所望の周波数チャンネルで無線信号が送信されるようにするチャンネル設定部12と、例えばRAM等のメモリからなり、周波数チャンネルの情報が更新記憶される記憶部14と、車両のドアをロックする際に押されるボタン式のロック用スイッチ16aと、車両のドアをアンロックする際に押されるボタン式のアンロック用スイッチ16bと、車載機20から送信される信号を受信するためのアンテナ18と、アンテナ18により受信された受信信号が入力される受信部17とを備えている。
次に、車載機20は、当該車載機20の機能を司る制御IC21と、携帯機10から送信される無線信号を受信するためのアンテナ25と、アンテナ25により受信された受信信号が入力される受信部23と、所望の周波数チャンネルで携帯機10からの無線信号が受信されるようにするチャンネル設定部22と、例えばRAM等のメモリからなり、周波数チャンネルの情報が更新記憶される記憶部24と、携帯機10に無線信号を送信するためのアンテナ28と、無線信号を生成してアンテナ28に供給する送信部27とを備えている。
尚、携帯機10から送信される無線信号は、UHF帯(300MHz〜3GHz)の信号である。一方、車載機20から送信される無線信号は、LF帯(30kHz〜300kHz)の信号である。
次に、RKEシステム及びPEシステムについて説明する。RKEシステムは、車両の使用者が携帯機10のロック用スイッチ16a或いはアンロック用スイッチ16bを押すことにより、車両から離れた場所にてドアのロック或いはアンロックを行うことができるものである。また、PEシステムは、例えば車両の使用者が携帯機10を所持して車両に接近した状態でドアハンドルに触れると、ドアのアンロックが行われるようなものである。
〈パッシブエントリ(PE)システム〉
まず、PEシステムについて詳しく説明する。
PEシステムでは、車載機20は、アンテナ28から、周波数チャンネルの情報を含む無線信号を定期的に周囲に送信する。具体的に、車載機20では、以下のような処理が定期的に実行される。
まず、制御IC21が、記憶部24に記憶された周波数チャンネルの情報をその記憶部24から読み出して、その読み出した周波数チャンネルの情報を含むデジタル信号を送信部27に出力する。尚、例えば出荷時は、記憶部24には、デフォルトで周波数チャンネルの情報が記憶されている。また、後述するように、制御IC21が記憶部24に周波数チャンネルの情報を更新記憶させる。
送信部27は、所定周波数の搬送波(LF帯)を、その制御IC21から入力されたデジタル信号で変調(例えば、AM変調やFM変調)するとともに、その変調後の信号を、アンテナ28に供給する。
このような処理により、周波数チャンネルの情報を含む無線信号が定期的に送信される。尚、以下、PEシステムで車載機20から定期的に送信される無線信号(周波数チャンネルの情報を含む無線信号)を、問合わせ信号と記載する。また、問合わせ信号には、車両を識別するためのID(以下、車両IDと記載する)も含まれている。
携帯機10では、車載機20からの問合わせ信号がアンテナ18により受信されると、その受信信号(つまり、問合わせ信号)が、受信部17に入力される。受信部17は、その受信信号を復調して、その復調信号を制御IC11に出力する。
制御IC11は、復調信号が表す車両IDと、携帯機10において予め記憶された車両IDとが一致するか否かを判定し、一致すると判定すると、以下のような処理を行う。
つまり、制御IC11は、受信部17から入力された復調信号が表す周波数チャンネルの情報を、チャンネル設定部12に出力すると共に、当該携帯機10に固有の認証用コードを含むデジタル信号(以下、認証用デジタル信号と記載する)を、送信部13に出力する。
チャンネル設定部12は、具体的に、搬送波(UHF帯)を生成して送信部13に出力するようになっており、その制御IC11からの入力により指示された周波数チャンネルの搬送波を生成して、送信部13に出力する。尚、本実施形態では、チャンネル設定部12は、周波数のそれぞれ異なる2種類の搬送波を生成できるようになっている。また、以下、2種類の周波数チャンネルを、それぞれ、チャンネル1(CH1)、チャンネル2(CH2)とする。
送信部13は、チャンネル設定部12から入力される搬送波を、制御IC11から入力される認証用デジタル信号で変調して、その変調後の信号を、アンテナ15に供給する。尚、この際、送信部13は、変調後の信号を増幅して、その増幅した信号をアンテナ15に供給するようになっている。
また、以下、PEシステムにおいて、車載機20からの問合わせ信号に対して携帯機10から送信される無線信号を、応答信号と記載する。そして、本実施形態では、携帯機10は、応答信号を送信すると、その応答信号の送信に用いた周波数チャンネルの情報を記憶部14に更新記憶させるようになっている。
次に、車載機20で、アンテナ25により携帯機10からの応答信号が受信されると、その受信信号(つまり、応答信号)が受信部23に入力される。受信部23は、その受信信号を復調して、その復調信号を制御IC21に出力する。
制御IC21は、受信部23から入力された復調信号が表す認証用コードと車両に固有の認証用コードとを照合する。そして、両認証用コードが一致する(以下、照合が成立する、とも記載する)と判定すると、所定の車両制御のための処理を行う。例えば、使用者がドアハンドルに触れた際、ドアのアンロックが行われるようにする。
また、本実施形態では、制御IC21は、照合が成立した際、今回の応答信号の受信に用いた周波数チャンネルの情報を、記憶部24に更新記憶させるようになっている。
一方、制御IC21は、照合が成立しない場合、今回の応答信号の受信に用いた周波数チャンネルとは異なる別の周波数チャンネルの情報を、送信部27に出力する。以下の処理は、前述と同様であるため、ここでは説明を省略する。
〈PEシステム処理〉
ここで、PEシステムで携帯機10の制御IC11及び車載機20の制御IC21がそれぞれ実行する処理を、図2に示す。図2に示す処理は、それぞれ、定期的に実行される。尚、携帯機10においては、図2に示すS260〜S300の処理が定期的に実行されるようになっており、ここでは、そのS260〜S300の処理が携帯機10において2回実行されている例を記載している。
まず、車載機20の制御IC21は、S110で、受信部23への電圧の供給を開始する。尚、以下、電圧の供給を開始することを、電源をオンする、と言い、また、電圧の供給を停止することを、電源をオフする、と言う。
次に、S120に進み、記憶部24に記憶された周波数チャンネルの情報をその記憶部24から読み出す。尚、ここでは、記憶部24には、CH1を表す情報が記憶されているものとする。
その後、S130に進み、S120で記憶部24から読み出したCH1の情報を含む問合わせ信号を送信する。また、前述のように、この問合わせ信号には、車両IDが含まれている。
次に、S140に進み、チャンネル設定部22にCH1を表す情報を出力する。尚、以下、車載機20において、携帯機10からの応答信号が所望の周波数チャンネルで受信されるようにすることを、「受信チャンネルを(所望の周波数チャンネルに)設定する」、とも記載する。S140では、受信チャンネルをCH1に設定する。
次に、S150に進み、携帯機10から後述するS290で送信される応答信号を受信できたか否か(受信タイムアウトか否か)を判定する。ここで、受信タイムアウトとは、所定時間内に応答信号を受信できないことを言う。
S150で受信タイムアウトでないと判定すると、S160に移行し、復調エラーか否かを判定する。ここで、復調エラーとは、携帯機10からの応答信号を正常に復調できないことを言う。
S160で復調エラーでないと判定すると、S170に移行し、データエラーであるか否かを判定する。ここで、データエラーとは、携帯機10からの応答信号の復調信号に含まれる認証用コードと、車両に固有の認証用コードとが一致しないことを言う。例えば、復調信号に誤りが生じて両認証用コードが一致しない場合、或いは、車両に固有の認証用コードとそもそも異なる認証用コードを受信した場合が考えられる。
S170でデータエラーでない、つまり、応答信号に含まれる認証用コードと車両に固有の認証用コードとが一致すると判定すると、S230に移行する。
S230では、所定の車両制御処理を実行する。そして、S240に進み、今回の通信に用いた(応答信号の受信に用いた)周波数チャンネルの情報(本例では、CH1の情報)を、記憶部24に記憶させる。
次に、S250に進み、受信部23の電源をオフする。そしてその後、当該処理を終了する。
一方、S150で、受信タイムアウト(受信待機して所定時間が経過した)と判定した場合、或いはS160で復調エラーと判定した場合、或いはS170でデータエラーと判定した場合は、S180に移行し、CH2の情報を含む問合わせ信号を送信する。
次に、S190に進み、受信チャンネルをCH2に設定する。
そして、続くS200では、受信タイムアウトか否かを判定し、受信タイムアウトでないと判定すると、S210へ移行する。
S210では、復調エラーか否かを判定し、復調エラーでないと判定すると、S220に移行する。
S220では、データエラーか否かを判定し、データエラーでないと判定すると、S230に移行する。
一方、S200で、受信タイムアウトと判定した場合、或いはS210で復調エラーと判定した場合、或いはS220でデータエラーと判定した場合は、S250に移行する。
次に、携帯機10の制御IC11は、まずS260で、車載機20からの問合わせ信号を受信したか否かを判定し、受信していないと判定すると、再びS260に戻る(受信待機)。尚、この問合わせ信号は、前述したS130で車載機20から送信されるものである。
一方、S260で問合わせ信号を受信したと判定すると、S270に移行し、問合わせ信号に含まれる車両IDと、携帯機10に予め記憶されている車両IDとが一致するか否かを判定する。一致しないと判定すると、そのまま当該処理を終了する。
一方、S270で車両IDが一致すると判定すると、S280に移行し、チャンネル設定部12に、CH1を表す情報を出力する。尚、以下、携帯機10において、応答信号が所望の周波数チャンネルで送信されるようにすることを、「送信チャンネルを(所望の周波数チャンネルに)設定する」、とも記載する。S280では、送信チャンネルをCH1に設定する。
次に、S290に進み、S280で送信チャンネルに設定されたCH1で、応答信号を送信する。前述のように、この応答信号には、携帯機10に固有の認証用コードが含まれる。
そして、S300に進み、CH1を表す情報を、記憶部14に更新記憶させる。
そして、その後、S260〜S300の処理が定期的に実行される。例えば本例では、前述したS180で携帯機10から送信される問合わせ信号に対応して、S260〜S300の処理が実行されるが、ここでは説明を省略する。
〈リモートキーレスエントリ(RKE)システム〉
次に、RKEシステムについて詳しく説明する。ここでは、例えば使用者により図1に示すロック用スイッチ16aが押された場合について説明する。尚、アンロック用スイッチ16bが押された場合については説明を省略するが、ロック用スイッチ16aが押された場合と同様である。
使用者によりロック用スイッチ16aが押されると、制御IC11は、ドアのロックを指令するためのロック指令コードを含むデジタル信号(以下、ロック用デジタル信号と記載する)を、送信部13に出力する。
また、制御IC11は、記憶部14に記憶されている周波数チャンネルの情報を読み出して、その読み出した周波数チャンネルの情報をチャンネル設定部12に出力する。尚、例えば出荷時は、記憶部14には、デフォルトで周波数チャンネルの情報が記憶されるようになっている。また、前述したように、図2のS300で、制御IC11により、周波数チャンネルの情報が更新記憶されるようになっている。
送信部13は、チャンネル設定部12から入力される搬送波(制御IC11からチャンネル設定部12に入力された周波数チャンネルの搬送波)を、制御IC11から入力されるロック用デジタル信号で変調して、その変調後の信号を、アンテナ15に供給する。尚、以下、RKEシステムにおいて携帯機10から車載機20に送信される無線信号を、RKE用無線信号と記載する。
次に、車載機20において、受信部23には、その受信部23が動作するための動作電圧が間欠的に供給される。具体的に、制御IC21が、その動作電圧の供給を制御する。
制御IC21は、受信部23への動作電圧の供給を開始すると、記憶部24に記憶されている周波数チャンネルの情報を読み出して、その読み出した周波数チャンネルの情報をチャンネル設定部22に出力する。
そして、アンテナ25により携帯機10からのRKE用無線信号が受信されると、その受信信号(つまり、RKE用無線信号)が受信部23に入力される。
ここで、チャンネル設定部22は、具体的に、所定周波数の信号を生成して受信部23に出力するようになっており、ここでは、制御IC21からの入力により指示された周波数チャンネルで受信される受信信号が復調されるようにするための、所定周波数の信号を生成して、受信部23に出力する。
受信部23は、アンテナ25により受信された受信信号とチャンネル設定部22から入力された所定周波数の信号とを混合して、受信信号を、中間周波数信号に変換する。
そして、受信部23は、その中間周波数信号だけを通過させるバンドパスフィルタを介して、その中間周波数信号のみを抽出するとともに、その中間周波数信号を復調して、その復調信号を、制御IC21に出力する。
制御IC21は、受信部23から入力された復調信号に含まれるロック用デジタル信号が表すロック指令コードと、予め記憶された車両に固有のコードとを照合して、両者が一致する(照合が成立する)と判定すると、ドアをロックするための処理を行う。例えば、ドアをロックさせたりアンロックさせたりするアクチュエータを制御する電子制御装置(ECU)に、ドアをロックさせるための指令を出力する。尚、受信部23から入力されたロック用デジタル信号が表すロック指令コードと予め記憶された車両に固有のコードとが一致しない場合、ドアをロックするための処理は行われない。
〈RKEシステム処理〉
ここで、RKEシステムで携帯機10の制御IC11及び車載機20の制御IC21がそれぞれ実行する処理を、図3に示す。図3に示す処理は、それぞれ、定期的に実行される。
車載機20の制御IC21は、まずS310にて、受信部23への電圧の供給停止期間を計測するための図示しないタイマの計測値(タイマ値)が、予め定めた設定値以上であるか否かを判定する。
S310でタイマ値が設定値未満であると判定すると、再びS310に戻る。
一方、S310でタイマ値が設定値以上であると判定すると、S320に移行し、そのタイマ値をリセットするとともに、S330に進み、受信部23の電源をオンする。
その後、S340に進み、記憶部24に記憶されている周波数チャンネルの情報を、その記憶部24から読み出す。尚、ここでは、例えば前述のS150〜S170、或いはS200〜S220で受信が成立したと判定され(S150〜S170:NO、S200〜S220:NO)、記憶部24には、CH1を表す情報が記憶されている(S240)ものとする。
次に、S350に進み、受信チャンネルをCH1に設定する。
次に、S360に進み、受信タイムアウトか否かを判定し、受信タイムアウトでないと判定すると、S370に移行する。
S370では、復調エラーか否かを判定し、復調エラーでないと判定すると、S380に移行する。
S380では、データエラーか否かを判定し、データエラーないと判定すると、S430に移行する。
S430では、所定の車両制御処理を実行する。そして次に、S440に進み、受信部23の電源をオフする。そしてその後、再びS310に戻る。
一方、S360で受信タイムアウトと判定した場合、或いはS370で復調エラーと判定した場合、或いはS380でデータエラーと判定した場合は、S390に移行する。
S390では、受信チャンネルをCH2に設定する。そして、S400に進む。
S400では、受信タイムアウトか否かを判定し、受信タイムアウトでないと判定すると、S410に移行する。
S410では、復調エラーか否かを判定し、復調エラーでないと判定すると、S420に移行する。
S420では、データエラーか否かを判定し、データエラーないと判定すると、S430に移行する。
一方、S400で受信タイムアウトと判定した場合、或いはS410で復調エラーと判定した場合、或いはS420でデータエラーと判定した場合は、S440に移行する。
次に、携帯機10の制御IC11は、まず、S510で、ロック用スイッチ16a或いはアンロック用スイッチ16bが押されたか否かを判定する。押されていないと判定すると、再びS510に戻る。
一方、S510でロック用スイッチ16a或いはアンロック用スイッチ16bが押されたと判定すると、S520に移行し、記憶部14に記憶されている周波数チャンネルの情報を、その記憶部14から読み出す。尚、ここでは、記憶部14には、前述のS300の処理により、CH1を表す情報が記憶されているものとする。
次に、S530に進み、送信チャンネルをCH1に設定する。
そして、S540に進み、S530で送信チャンネルに設定されたCH1で、RKE用無線信号を送信する。
その後、S550に進み、RKE用無線信号の送信が完了したか否かを判定し、完了していないと判定すると、再びS540に戻る。一方、S550で送信が完了したと判定すると、そのまま当該処理を終了する。
次に、このようなRKEシステムの作用について、図4を用いて説明する。図4(a)は、最初に、記憶部14及び記憶部24に、CH1の情報が記憶されている例である。
また、図4(b)は、例えば予備の携帯機10からRKE用無線信号が送信される例であり、その予備の携帯機10の記憶部14には、CH2の情報が記憶され、車載機20の記憶部24には、CH1の情報が記憶されている例である。
図4(a)に示すように、例えば時刻t1で、使用者によりロック用スイッチ16a或いはアンロック用スイッチ16bが操作された際(S510:YES)、携帯機10からは、CH1で、RKE用無線信号が送信される(S520〜S550)。尚、この際、RKE用無線信号で、同じ情報のフレームが連続して送信される(図4(a)の例では3フレーム)。具体的に、時刻t2で次のフレーム(2フレーム目)が送信され、時刻t3でさらに次のフレーム(3フレーム目)が送信される(時刻t4で送信完了)。そして、各フレームの中に、それぞれ、ロック指令コード或いはアンロック指令コードが含まれる。尚、ロック指令コードは前述の通りであり、アンロック指令コードは、ドアのアンロックを指令するコードである。
また、連続して送信されるフレーム数は、車載機20が間欠起動する周期時間や無線通信速度等により、車載機20の間欠タイミングに対しどのタイミングで送信されても、必ず1フレーム以上受信できる、すなわち1回の送信を必ず受信できるように設計されている。
一方、車載機20では、例えば時刻T1で受信部23の電源がオンされると(S330)、まず、CH1で、携帯機10からのRKE用無線信号を待ち受ける(S340、S350)。そして、CH1で受信が成立しなかった場合には(S360,S370,S380:YES)、受信チャンネルがCH2に切り換えられ(S390)、CH2でRKE用無線信号を待ち受けるようにしている。
その後、CH2で受信が成立しなかった場合には(S400,S410,S420:YES)、受信部23の電源がオフされる(S440)。そして、図4(a)で示す間欠間隔分だけ時間が経過した(S310:YES)時刻T2で、再び受信部23の電源がオンされ(S330)、前述のように、まずCH1でRKE用無線信号を待ち受ける(S340、S350)。以下、前述の通りであり、説明を省略する。
そして、図4(a)の例では、時刻T3で受信部23の電源がオンされた際(S330)、携帯機10からCH1でRKE用無線信号が送信されており(S520〜S550)、車載機20では、CH1でRKE用無線信号が受信されている(S360〜S380:NO)。
次に、図4(b)において、例えば時刻t5で、使用者により予備の携帯機10のロック用スイッチ16a或いはアンロック用スイッチ16bが操作された際(S510:YES)、その予備の携帯機10からは、CH2で、RKE用無線信号が送信される(S520〜S550)。
一方、車載機20においては、例えば時刻T4で受信部23の電源がオンされると(S330)、前述のように、まずCH1で、携帯機10からのRKE用無線信号を待ち受ける(S340、S350)。この場合でも、CH1で受信が成立しなかった場合には(S360,S370,S380:YES)、受信CHがCH2に切り換えられる(S390)。そして、図4(b)の例では、例えば時刻T6で受信部23の電源がオンされるとともにその後受信チャンネルがCH2に切り換えられた際、車載機20において、予備の携帯機10からのRKE用無線信号が受信されている(S400〜S420:NO)。
つまり、車載機20では受信チャンネルが切り換えられるため、例えばこの図4(b)のように予備の携帯機10が使用された場合において、その予備の携帯機10と車載機20とでそれぞれ記憶されているチャンネルが異なる場合でも、通信が成立するようにすることができる。
以上のような本実施形態のキーレスエントリシステム1では、PEシステムにおいて照合が成立した周波数チャンネルの情報が車載機20の記憶部24に記憶され、その記憶された周波数チャンネルの情報が次回の問合わせ信号と共に携帯機10に送信されて、その周波数チャンネルで通信が行われるようになる。つまり、PEシステムにおいて、今回通信が正常に行われた周波数チャンネルで次回の通信も行われるようになるため、通信が正常に行われる可能性が向上する。
また、記憶部24に記憶された周波数チャンネルで照合が成立しない場合には、周波数チャンネルが切り換えられるようになっており、これにより、照合が成立する確立、つまり通信が正常に行われる可能性が向上する。さらに、照合が成立しない場合にはじめて周波数チャンネルを切り換える、というようにすることで、消費電力を最小限に抑えることができる。
また、携帯機10では、車載機20からの問合わせ信号に対する応答信号の送信に用いられた周波数チャンネルを記憶部14に記憶しておき、ロック用スイッチ16a或いはアンロック用スイッチ16bが押された際は、その記憶部14に記憶された周波数チャンネルで、RKE用無線信号を送信する。このため、RKEシステムにおいて、携帯機10から、まずは、PEシステムで照合が成立した周波数チャンネルでRKE用無線信号が送信されるようにすることができる。よって、RKEシステムにおいて、通信が正常に行われる可能性を向上させることができる。
また、車載機20は、記憶部24に記憶されている周波数チャンネルで携帯機10からの無線信号を待ち受けた後に、もう片方の周波数チャンネルでも待ち受けるようにしたことで、例えば予備の携帯機10から、記憶部24に記憶されている周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルで無線信号(RKE用無線信号)が送信された場合でも、受信を成立させることができる。
また、携帯機10は、同じ情報のフレームを連続して送信するため、そのフレームが車載機20において受信される確立が向上する。つまり、通信の確実性が向上する。
尚、本実施形態において、制御IC21,チャンネル設定部22、及びS120,S140,S190,S340,S350,S390の処理が車載装置側チャンネル選択手段に相当し、送信部27、及びS130,S180の処理が車載装置側送信手段に相当し、アンテナ25,受信部23が車載装置側受信手段に相当し、制御IC21、及びS150〜S170,S200〜S220,S360〜S380,S400〜S420の処理が車載装置側受信判定手段に相当し、制御IC21,記憶部24、及びS240の処理が受信チャンネル記憶手段に相当し、制御IC11,チャンネル設定部12、及びS280,S520,S530の処理が携帯機側チャンネル選択手段に相当し、アンテナ15,送信部13、及びS290,S540,S550の処理が携帯機側送信手段に相当し、アンテナ18,受信部17が携帯機側受信手段に相当し、制御IC11、及びS260,S270の処理が携帯機側受信判定手段に相当し、制御IC11,記憶部14、及びS300の処理が送信チャンネル記憶手段に相当している。
ところで、本実施形態においては、以下に記載する変形例のように構成してもよい。
〈変形例〉
本変形例では、携帯機10の制御IC11は、RKEシステムにおいて、図3の携帯機の処理(図3の右の処理)に代えて、図5の処理を実行するようになっている。そして、図5の処理は、図3の処理と比較して、S550の処理の後に、S560〜S580の処理が追加されている点が異なっている。
具体的に、図5の処理では、S550でデータの送信が完了したと判定すると、次にS56に移行し、送信チャンネルをCH2に設定する。
次に、S570に進み、CH2で、RKE用無線信号を送信する。
そして、S580に進み、RKE用無線信号の送信が完了したか否かを判定し、完了していないと判定すると、S570に戻る。一方、S580で送信が完了したと判定すると、当該処理を終了する。
つまり、本変形例では、RKEシステムにおいて、携帯機10は、CH1及びCH2の両方で、RKE用無線信号を送信するようになっている。
さらに図6を用いて説明すると、携帯機10は、例えば時刻t9〜t12においてCH1のRKE用無線信号で同じ情報のフレームを連続して送信(本例では、3フレーム)した後(S550:YES)、例えば時刻t12〜t15においてCH2のRKE用無線信号で同じ情報のフレームを連続して送信(本例では、3フレーム)する(S570)。
一方、車載機20については、図4で前述した通りである。
そして、図6の例では、例えば時刻T10で、車載機20の受信部23の電源がオンされ(S330)、その後受信チャンネルがCH2に切り換わった際に(S390)、その車載機20において、携帯機10からCH2で送信されたRKE用無線信号が受信されている(S400〜S420:NO)。
このような本変形例によれば、RKEシステムにおいて、例えば前回のPE通信から時間が経過し、その時に記憶部14に記憶された周波数チャンネルが今このタイミングは妨害波にさらされている状況になったとしても、確実に通信が行われるようにすることができ、また、携帯機10が記憶部14に記憶されている周波数チャンネルをまず使用してRKE用無線信号を送信することで、2チャンネル送信による応答性の悪化を最小限とすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内において種々の形態をとることができる。
例えば、上記実施形態では、周波数チャンネルがCH1とCH2の2種類の場合について説明したが、周波数チャンネルは3種類以上あってもよい。
また、上記実施形態において、携帯機10には、ロック用スイッチ16a及びアンロック用スイッチ16bの他、トランクをロック或いはアンロックするためのスイッチや、車両から警報が発せられるようにするためのスイッチを設けてもよい。
また、例えばエンジンを離れた位置から始動させるようなシステムにおいても、本発明を適用することができる。
また、上記実施形態において、記憶部14、記憶部24は、不揮発性メモリ(例えばEEPROM)等であってもよい。
また、上記実施形態において、車載機20では、受信部23の電源のオン・オフは、制御IC21以外の外部の電子機器により制御されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車載機20において、認証用コードを用いて受信が成立したか否か(照合が成立したか否か)が判定されるようになっているが、認証用コードを用いた方法に限らず、どのような方法を用いてもよい。携帯機10においても、同様に、IDを用いて受信が成立したか否か(照合が成立したか否か)が判定されるようになっているが、IDを用いた方法に限らず、どのような方法を用いてもよい。
また、上記実施形態では、チャンネル設定部12が搬送波を生成することとしたが、搬送波を生成する回路は、送信部13に組み込まれていてもよい。そして、チャンネル設定部12が、送信部13で所望の搬送波が生成されるように、その送信部13を制御するようにしてもよい。また、上記実施形態では、チャンネル設定部22が所定周波数の信号を生成することとしたが、その所定周波数の信号を生成する回路は、受信部23に組み込まれていてもよい。そして、チャンネル設定部22が、受信部23で所望の所定周波数の信号が生成されるように、その受信部23を制御するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、図3、4に示すように、RKEシステムで車載機20が受信チャンネルを切り換えるようにしているが、受信チャンネルを切り換えないようにしてもよい。このようにすれば、より消費電力を抑えることができる。
また、上記実施形態では、携帯機10において、例えばS290で応答信号が送信された後に、S300で周波数チャンネルの情報が記憶されるようになっているが、このS300の処理は、S270の処理(S270:YES)の後であれば、S290の処理の前に実行されてもよいし、S280の処理の前に実行されてもよい。また、S280〜S300の処理は同時に実行されてもよい。この場合、S300の処理では、問合わせ信号に含まれる周波数チャンネルの情報を記憶させるようにすればよい。
尚、S270の処理(S270:YES)の後、問合わせ信号に含まれる周波数チャンネルの情報を記憶させるようにすれば、例えば第3者の車両に搭載された車載機20から送信される周波数チャンネルの情報については、記憶されないようにすることができる。
本実施形態のキーレスエントリシステムの構成図である。 パッシブエントリシステムにおいて、携帯機10、車載機20で実行される処理を表すフローチャートである。 リモートキーレスエントリシステムにおいて、携帯機10、車載機20で実行される処理を表すフローチャートである。 本実施形態のリモートキーレスエントリシステムの作用を表す図面である。 リモートキーレスエントリシステムにおいて、携帯機10で実行される変形例の処理を表すフローチャートである。 変形例のリモートキーレスエントリシステムの作用を表す図面である。
符号の説明
1…キーレスエントリシステム、10…携帯機、11…制御IC、12…チャンネル設定部、13…送信部、14…記憶部、15…アンテナ、16a…ロック用スイッチ、16b…アンロック用スイッチ、17…受信部、18…アンテナ、20…車載機、21…制御IC、22…チャンネル設定部、23…受信部、24…記憶部、25…アンテナ、27…送信部、28…アンテナ。

Claims (17)

  1. 車両の使用者に携帯され、前記車両の機器を遠隔操作するための無線信号(以下、第1無線信号と言う)を周波数のそれぞれ異なる複数のチャンネルで送信する携帯機と、
    前記車両に搭載され、前記携帯機と無線通信を行って前記車両の機器を制御する車載装置とを備えた車両制御システムであって、
    前記車載装置は、
    前記複数の周波数チャンネルのうち、所定の周波数チャンネルを選択する車載装置側チャンネル選択手段と、
    前記車載装置側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルの情報を含む無線信号(以下、第2無線信号と言う)を、前記携帯機に送信する車載装置側送信手段と、
    前記車載装置側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルで、前記携帯機から送信される前記第1無線信号を受信する車載装置側受信手段と、
    前記車載装置側受信手段により前記第1無線信号が受信されたか否かを判定する車載装置側受信判定手段と、
    前記第1無線信号が受信されたと前記車載装置側受信判定手段により判定されると、その第1無線信号の受信に用いられた周波数チャンネルの情報を車載装置側メモリに更新記憶する受信チャンネル記憶手段とを備え、
    さらに、前記車載装置側チャンネル選択手段は、前記車載装置側メモリに周波数チャンネルの情報が記憶されている場合は、少なくともその記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択するようになっており、
    前記携帯機は、
    前記複数の周波数チャンネルのうち、所定の周波数チャンネルを選択する携帯機側チャンネル選択手段と、
    前記携帯機側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルで、前記第1無線信号を送信する携帯機側送信手段と、
    前記第2無線信号を受信する携帯機側受信手段と、
    前記携帯機側受信手段により前記第2無線信号が受信されたか否かを判定する携帯機側受信判定手段と、
    前記第2無線信号が受信されたと前記携帯機側受信判定手段により判定されると、その第2無線信号に含まれる周波数チャンネルの情報を携帯機側メモリに更新記憶する送信チャンネル記憶手段とを備え、
    さらに、前記携帯機側チャンネル選択手段は、前記携帯機側受信手段により前記第2無線信号が受信された場合は、その第2無線信号に含まれる周波数チャンネル情報と同じ周波数チャンネルを選択し、当該携帯機に設けられる所定の操作ボタンが使用者により操作された場合は、少なくとも前記携帯機側メモリに記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択するようになっていることを特徴とする車両制御システム。
  2. 請求項1に記載の車両制御システムにおいて、
    前記車載装置側受信判定手段は、前記携帯機から送信される前記第1無線信号の復調信号に含まれるデータから照合が成立したか否かを判定し、
    前記受信チャンネル記憶手段は、前記車載装置側受信判定手段により照合が成立したと判定されると、その第1無線信号の受信に用いられた周波数チャンネルの情報を前記車載装置側メモリに更新記憶するようになっていることを特徴とする車両制御システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両制御システムにおいて、
    前記車載装置側チャンネル選択手段は、前記車載装置側受信判定手段により前記第1無線信号が受信されなかったと判定されると、前回選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択するようになっていることを特徴とする車両制御システム。
  4. 請求項2に記載の車両制御システムにおいて、
    前記車載装置側チャンネル選択手段は、前記車載装置側受信判定手段により照合が成立しなかったと判定されると、前回選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択するようになっていることを特徴とする車両制御システム。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の車両制御システムにおいて、
    前記携帯機側受信判定手段は、前記車載装置から送信される前記第2無線信号の復調信号に含まれるデータから照合が成立したか否かを判定し、
    前記送信チャンネル記憶手段は、前記携帯機側受信判定手段により照合が成立したと判定されると、その第2無線信号に含まれている周波数チャンネルの情報を前記携帯機側メモリに更新記憶するようになっていることを特徴とする車両制御システム。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の車両制御システムにおいて、
    前記携帯機側チャンネル選択手段は、前記操作ボタンが使用者により操作された場合において、前記車載機側メモリに記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択し、前記携帯機側送信手段が前記第1無線信号を送信した後に、さらに、その選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択し、
    前記携帯機側送信手段は、前記第1無線信号の送信を繰り返すようになっていることを特徴とする車両制御システム。
  7. 請求項6に記載の車両制御システムにおいて、
    前記第1無線信号に含まれるデータは、選択される全ての周波数チャンネルにおいて同一であることを特徴とする車両制御システム。
  8. 請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の車両制御システムにおいて、
    前記複数の周波数チャンネルが、2つの周波数チャンネルであることを特徴とする車両制御システム。
  9. 車両の使用者に携帯され、前記車両の機器を遠隔操作するための無線信号(以下、第1無線信号と言う)を周波数のそれぞれ異なる複数のチャンネルで送信する携帯機と、前記車両に搭載され、前記携帯機と無線通信を行って前記車両の機器を制御する車載装置とを備えた車両制御システムに用いられる前記車載装置であって、
    前記複数の周波数チャンネルのうち、所定の周波数チャンネルを選択する車載装置側チャンネル選択手段と、
    前記車載装置側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルの情報を含む無線信号(以下、第2無線信号と言う)を、前記携帯機に送信する車載装置側送信手段と、
    前記車載装置側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルで、前記携帯機から送信される前記第1無線信号を受信する車載装置側受信手段と、
    前記車載装置側受信手段により前記第1無線信号が受信されたか否かを判定する車載装置側受信判定手段と、
    前記第1無線信号が受信されたと前記車載装置側受信判定手段により判定されると、その第1無線信号の受信に用いられた周波数チャンネルの情報を車載装置側メモリに更新記憶する受信チャンネル記憶手段とを備え、
    さらに、前記車載装置側チャンネル選択手段は、前記車載装置側メモリに周波数チャンネルの情報が記憶されている場合は、少なくともその記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択するようになっていることを特徴とする車載装置。
  10. 請求項9に記載の車載装置において、
    前記車載装置側受信判定手段は、前記携帯機から送信される前記第1無線信号の復調信号に含まれるデータから照合が成立したか否かを判定し、
    前記受信チャンネル記憶手段は、前記車載装置側受信判定手段により照合が成立したと判定されると、その第1無線信号の受信に用いられた周波数チャンネルの情報を前記車載装置側メモリに更新記憶するようになっていることを特徴とする車載装置。
  11. 請求項9又は請求項10に記載の車載装置において、
    前記車載装置側チャンネル選択手段は、前記車載装置側受信判定手段により前記第1無線信号が受信されなかったと判定されると、前回選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択するようになっていることを特徴とする車載装置。
  12. 請求項10に記載の車載装置において、
    前記車載装置側チャンネル選択手段は、前記車載装置側受信判定手段により照合が成立しなかったと判定されると、前回選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択するようになっていることを特徴とする車載装置。
  13. 車両の使用者に携帯され、前記車両の機器を遠隔操作するための無線信号(以下、第1無線信号と言う)を周波数のそれぞれ異なる複数のチャンネルで送信する携帯機と、前記車両に搭載され、前記複数の周波数チャンネルのうち、所定の周波数チャンネルを選択して、その選択した周波数チャンネルの情報を含む無線信号(以下、第2無線信号と言う)を前記携帯機に送信するとともに、その選択した周波数チャンネルで前記第1無線信号を受信するようになっている車載装置とを備えた車両制御システムに用いられる前記携帯機であって、
    前記複数の周波数チャンネルのうち、所定の周波数チャンネルを選択する携帯機側チャンネル選択手段と、
    前記携帯機側チャンネル選択手段により選択される周波数チャンネルで、前記第1無線信号を送信する携帯機側送信手段と、
    前記第2無線信号を受信する携帯機側受信手段と、
    前記携帯機側受信手段により前記第2無線信号が受信されたか否かを判定する携帯機側受信判定手段と、
    前記第2無線信号が受信されたと前記携帯機側受信判定手段により判定されると、その第2無線信号に含まれる周波数チャンネルの情報を携帯機側メモリに更新記憶する送信チャンネル記憶手段とを備え、
    さらに、前記携帯機側チャンネル選択手段は、前記携帯機側受信手段により前記第2無線信号が受信された場合は、その第2無線信号に含まれる周波数チャンネル情報と同じ周波数チャンネルを選択し、当該携帯機に設けられる所定の操作ボタンが使用者により操作された場合は、少なくとも前記携帯機側メモリに記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択するようになっていることを特徴とする携帯機。
  14. 請求項13に記載の携帯機において、
    前記携帯機側受信判定手段は、前記車載装置から送信される前記第2無線信号の復調信号に含まれるデータから照合が成立したか否かを判定し、
    前記送信チャンネル記憶手段は、前記携帯機側受信判定手段により照合が成立したと判定されると、その受信した第2無線信号に含まれている周波数チャンネルの情報を前記携帯機側メモリに更新記憶するようになっていることを特徴とする携帯機。
  15. 請求項13又は請求項14に記載の携帯機において、
    前記携帯機側チャンネル選択手段は、前記操作ボタンが使用者により操作された場合において、前記車載機側メモリに記憶されている周波数チャンネルと同じ周波数チャンネルを選択し、前記携帯機側送信手段が前記第1無線信号を送信した後に、さらに、その選択した周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルを選択し、
    前記携帯機側送信手段は、前記第1無線信号の送信を繰り返すようになっていることを特徴とする携帯機。
  16. 請求項15に記載の携帯機において、
    前記第1無線信号に含まれるデータは、選択される全ての周波数チャンネルにおいて同一であることを特徴とする携帯機。
  17. 請求項13ないし請求項16の何れか1項に記載の携帯機において、
    前記複数の周波数チャンネルが、2つの周波数チャンネルであることを特徴とする携帯機。
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