JP2008174512A - 起床時疲労感改善用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、睡眠トラブルを改善し、特に起床時における疲労感の解消を体感できる起床時疲労感改善用組成物及びそれを含む飲食物、化粧料及び医薬品を提供する。
【解決手段】n−3系必須脂肪酸であるDHAが睡眠改善に効果があることを見出し、当該DHAを必須有効成分とし、その他ナイアシン、α-リノレン酸、ビタミンEを適宜含有する組成物を摂取することによって、起床時の疲労感を解消し、睡眠の質を向上させることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、睡眠トラブルを解消し、起床時に疲労感の解消を体感できる起床時疲労感改善用組成物及びそれを含む飲食物、化粧料及び医薬品に関する。
睡眠トラブルの調査によると、日本人の5人に1人が睡眠の問題を抱えている。その原因には、ストレス、生活リズムの乱れ、体調不良、加齢や環境など様々であり、身体疾患やうつ病などの精神疾患が原因になっている場合もある。その症状としては、寝つけない、途中で起きてしまう、眠りが浅い、朝早く目が覚める、などがある。
このような睡眠トラブルの中で最も頻度が高いのは精神生理的不眠であり、また最近注目される睡眠トラブルには、睡眠・覚醒リズム障害と睡眠時無呼吸症候群があげられる。睡眠・覚醒リズム障害があると、きまった時間に眠りがとれないために、学校や会社に行くことができず、社会適応が困難になる。また、睡眠時無呼吸があると、睡眠中の呼吸の障害から充分な睡眠が得られず、全身倦怠感や注意力低下などが続いたり、心臓血管系の病気の危険因子となったりもする。
不眠の治療薬としては、いわゆる睡眠薬があり、眠気を起こし、眠りを促し、中途覚醒を抑え眠りの深さに影響を与え、眠りの量と質を改善する作用を持っている薬剤である。現在この目的のために用いられている薬剤はベンゾジアゼピン系製剤、抗うつ剤、抗精神病薬、抗ヒスタミン薬、バルビツール酸系製剤があり、その他メラトニンが研究されている。主に用いられているのはベンゾジアゼピン系製剤と抗うつ剤である。
しかし、これら睡眠薬等の殆どが医師の診断及び処方箋が必要であり、習慣性や副作用の危険性を排除することができないという問題もあり、抵抗感が根強い。
また、神経症性不眠、或いは神経質性不眠には漢方薬がよく使用されており、例えば、柴胡加竜骨牡蠣湯、三黄瀉心湯、黄連解毒湯、半夏厚朴湯、加味逍遥散、柴胡桂枝湯、加味帰脾湯や酸棗仁湯などが用いられる(非特許文献1)。しかし、これら漢方薬の使用に関しては、個人の症状や体質を診て適した漢方薬を選定するための専門的な知識が必要であり、経験を積んだ医師の診断で漢方薬を処方したり、睡眠薬と併用したりすることで効果をあげているのが現状である。
このような現状から、安全で効果が高い食品素材や植物由来成分を含有する商品が、多岐にわたって開発・上市されている。例えば、カモミールに代表されるハーブティーや、ラベンダーやローズマリーのようなハーブの芳香成分を用いたアロマセラピー(芳香療法)、ハーブ等を含有したサプリメントなどが挙げられる。
これらの中で、近年、サプリメントが広く使われるようになってきており、主に欧米で伝統的に使用されてきたカノコソウ(バレリアン)、オトギリソウ(セントジョーンズワート)、ホップ、トケイソウ(パッションフラワー)、ニンジンやレモンバームのようなハーブ以外にも、メラトニンのようなホルモンやトリプトファンのようなアミノ酸などが挙げられる。
さらに、睡眠障害改善のための新しい提案がなされており、ユーカリの葉を用いた健康寝具(特許文献1)や睡眠制御装置付寝具(特許文献2)のような寝具への工夫、植物由来成分を有効成分とする組成物(特許文献3〜5)、コエンザイムQ10(特許文献6)
やデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)(特許文献7)、テアニン(特許文献8〜9)のようなサプリメント素材などが挙げられる。また、抗うつ作用やADHA(注意欠陥多動性障害)に対する有効性が知られているDHA(ドコサヘキサエン酸)のような多価不飽和脂肪酸とメチオニン代謝に有益な物質との併用により睡眠障害などへの有効性が提案されている(特許文献10)。
しかし、睡眠障害の解消だけでなく、起床後に疲労がなく爽快であり、心地よく1日の活動を開始できることが重要である。すなわち、睡眠によって心身の疲労回復ができるような良質の睡眠を誘導できることが望まれているが、このような問題を解決する提案は少なく、アシュワガンダのようなナス科ウィザニア属植物由来成分が、睡眠による疲労解消効果を増強し、睡眠の質を良化することで起床時の疲労感を解消することを開示している(特許文献4)にすぎない。
特開2005−328901号公報 特開2005−270401号公報 特開2003−183174号公報 特開2005−28051号公報 特開2003−335691号公報 特開2005−325086号公報 特開平11−35596号公報 特開2005−289948号公報 特開2000−247878号公報 特開2005−513010号公報 稲永和豊ら、睡眠障害の漢方治療とサプリメント、星和書店、2004年7月、p28〜29
本発明は、前記従来の睡眠トラブルの解消だけでなく、睡眠によって心身の疲労回復ができるような良質の睡眠を誘導するのに有効な、安全かつ効果が高い起床時疲労感改善用組成物を提供することにある。さらに、当該組成物を配合した飲食品、化粧料、医薬品を提供することにある。
近年EPAやDHAといったn-3系脂肪酸が、認識機能障害やADHD(注意欠陥他動性障害)に有効であることが注目されてきていることから、本発明者らは、上記課題の解決にあたり必須脂肪酸の効用に着目し、鋭意検討した。その結果、DHAを含有することを特徴とする起床時疲労感改善用組成物、DHAとナイアシンを含有することを特徴とする起床時疲労感改善用組成物、DHAとビタミンEを含有することと特徴とする起床時疲労感改善用組成物、DHAとα-リノレン酸を含有することを特徴とする起床時疲労感改善用組成物が、睡眠トラブルを解消して起床時の疲労感を改善できることを見出し、本発明を完成させた。
本発明の、DHAを含有することを特徴とする起床時疲労感改善用組成物、さらに、ナイアシン、ビタミンE、α-リノレン酸を含有する起床時疲労感改善用組成物は、摂取することにより睡眠トラブルを解消し、さらに起床時に疲労感の解消が体感できることができる。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明に用いる「DHA」は、財団法人日本健康・栄養食品協会公示の健康食品規格基準、ドコサヘキサエン酸(DHA)含有精製魚油加工食品規格基準[昭和61年8月10日公示]のものが挙げられる。DHAは、主に魚に含まれる高度不飽和脂肪酸で、イワシ、サバ、サンマなど脂肪酸の多い魚肉に多く含まれる。通常、食用に供される魚類から採取、精製することにより得ることができる。また、精製したDHA含有精製魚油は市販されており、日本油脂社製のサンオメガDHA27(DHA27%含有精製まぐろ油)やサンオメガDHA390(DHA390mg/g含有精製まぐろ油)が挙げられる。また、水溶性の原料としては、DHAを含む油脂を30%含む乳化した原料である日本油脂社製のネオリキッドDHA30があり、容易に水に溶けるため飲料などに用いることができる。さらに、魚臭を除去した化粧品原料として、クローダジャパン社製インクロメガDHAJ−46(カラム精製DHA油、DHA46%含有)が挙げられる。
本発明に用いられる「ナイアシン」は、ナイアシンとナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)を一括した呼称であり、食品添加物公定書(広川書店発行、1999年)、D−1000〜D-1008に記載のものが挙げられる。また、ナイアシンは市販されており、ロンザジャパン社製のニコチン酸アミドが挙げられる。
本発明に用いられる「ビタミンE」は、別名がトコフェロールであり、食品添加物公定書(広川書店発行、1999年)、D−967〜975に記載のものが挙げられる。同族体として自然界に存在するものには、トコフェロール4種とトコトリエノール4種の合計8種類が知られている。これらのビタミンEは、穀物、緑葉植物、海藻類、野菜、植物油、魚類、肉類など自然界に広く分布している。また、天然型のd−トコフェロール、合成のdl−トコフェロール、トコフェロール酢酸エステルやトコフェロールニコチン酸エステルのようなビタミンEの誘導体もある。また、ビタミンEは市販されており、理研ビタミン社製の理研d−α−トコフェロール、理研dl−α−トコフェロールや理研Eオイル805(d−α−トコフェロール400mg/g以上含有)、可溶化タイプの理研ビタミンEアルファ−50(A)(d−α−トコフェロール50〜55mg/g含有)などが挙げられる。
本発明に用いられる「α−リノレン酸」は、炭素数18、二重結合数3の多価不飽和脂肪酸でn−3系と呼ばれるグループを代表する必須脂肪酸であり、エゴマ油、シソ油、フラックス油などの植物油には、α−リノレン酸が豊富に含まれている(60%程度)。また、α−リノレン酸含有油脂は市販されており、日本油脂社製のしそ油(α−リノレン酸55%以上含有)が挙げられる。
本発明の起床時疲労感改善用組成物には、上記成分の他、疲労回復、抗ストレスや睡眠増強の目的で機能性成分と組み合わせることができる。 機能性成分としては、例えば、「ビタミン類」(レチノール類、肝油類、β−カロテン、ビタミンD類、ビタミンE類、チアミンの塩類、ビタミンB1誘導体、リボフラビン、酪酸リボフラビン、ビタミンB6類、ビタミンB12類、ビタミンC類、ニコチン酸類、パントテン酸類、ビオチン等)、「栄養素」(例えば、アスパラギン酸カリウム・マグネシウム、イノシトール、イノシトールヘキサニコチネート、ウルソデスオキシコール酸、システイン類、オロチン酸、γ−オリザノール、カルシウム塩類、グルクロン酸類等)、「生薬エキス類」(ブルースカルキャップ、カノコソウ、天門冬、黄耆、ツボクサ、朝鮮人参、西洋ニンジン、オート麦、エゾウコギ、オトギリソウ、ホップ、レモンバーム、ヨモギ、バラ、トケイソウ、レイシ、バジル、党参、アシュワガンダ、ググル、竜眼肉、イチョウ、女貞子、カッコウチョロギ、ダミアナ、カミツレ、ライム、ラベンダーなど)、「アミノ酸及びタンパク質類」(
アスパラギン酸、シスチン、フェニルアラニン、タウリン、トリプトファン、カゼイン加水分解物やラクトフェリンなど)、「ミネラル類」(カルシウム、イオウ、マグネシウム、亜鉛、セレンや鉄など)、「キノコ類」(シイタケエキス、ヤマブシタケなど)、「種子・胚芽・果実類」(ザクロ、アセロラ、プルーン、ブルーベリーやゴマなど)、「健康茶エキス」(ハブ茶、甜茶やドクダミ茶など)、そしてハチミツ、グルコサミン、米由来セラミドやヒアルロン酸、N−アセチルグルコサミン、ビルベリー、大豆イソフラボン、ヘスペリジン等が挙げられる。
また、経皮的に外用適用でも効果が期待できるので、この場合には睡眠中の肌再生の目的で、「抗炎症成分」(グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸等)、「血行促進成分」(ニコチン酸ベンジル、トコフェロール等)、「組織修復成分」(ヘパリン類似物質、アラントイン、酢酸トコフェロール等)、「美白成分」(アスコルビン酸、アスコルビン酸塩、アスコルビン酸リン酸マグネシウム塩、アスコルビン酸グルコシド、システイン、グルタチオン、グルタチオンの塩、N−アシル化グルタチオン、グルタチオンのエステル、ハイドロキノン、ハイドロキノンの塩、ハイドロキノンの配糖体、フェルラ酸、フェルラ酸の塩、イソフェルラ酸、イソフェルラ酸の塩、カフェー酸、カフェー酸の塩、レゾルシノール類、プラセンタエキス、カフェイン、タンニン、べラパミル、トラネキサム酸、甘草抽出物、グラブリジン、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、カミツレ抽出物、リノール酸、オレイン酸、リノレン酸等)、「ヒアルロン酸産生促進成分」(N−アセチルグルコサミン、グルコサミン、レチノール、レチノールパルミチン酸エステル、レチノイン酸、マジョラムエキス、セイヨウハッカエキス、ミドリハッカエキス、アップルミントエキス、キランソウエキス、ビューグルエキス、メハジキエキス、キセワタエキス、シソエキス、アオジソエキス、チリメンジソエキス、エゴマエキス、レモンエゴマエキス、メボウキエキス、ヒキオコシエキス、マグワエキス、モウコグワエキス、ロウソエキス、パンノキエキス、コウゾエキス、カジノキエキス、イチジクエキス、オオイタビエキス、アナアオサエキス、オオアオサエキス、シジアオノリエキス、オゴノリエキス、マクサエキス、キリンサイエキス、アラメエキス、ワカメエキス、ヒジキエキス、ノッテドラックエキス、ダービリアエキス等)、「コラゲナーゼ活性阻害作用を有する成分」(レチノール、レチノールパルミチン酸エステル、レチノイン酸、アスコルビン酸又はその塩、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、ジステアリン酸アスコルビル、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、ダイズエキス、バーチエキス、藤茶エキス、ウコンエキス、ボタンピエキス、シルクペプチド等)等を組み合わせることが挙げられる。
本発明の起床時疲労感改善用組成物は、固形剤、半固形剤、液剤等特に限定されるものではなく、具体的には錠剤、細粒剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、チュアブル剤、発泡剤、ドライシロップ剤、ゼリー剤、ゼリードロップ剤、液剤等の形状をした医薬品、お粥、ジュース、ゼリー、ジュース、ふりかけや菓子類のような飲食品、クリーム、ローション、化粧水、ミルク、ゲル、パック、含浸シート、ミストやスプレー等の形状をした外用剤に含有して用いることができる。
すなわち本発明の起床時疲労感改善用組成物は、DHAと、ナイアシン及び/又はビタミンEあるいはその誘導体、及び/又はα-リノレン酸を混合したものをそのままの形で使用することもできるが、組成物をそのまま又は組成物に適切な賦形剤などを加えたものを、ゼラチンなどの適切なカプセル基剤にグリセリン又はソルビトールなどを加えて塑性を増し、一定の形状に被包成型して軟カプセル剤にすることができる。また、その他の成分として、通常の飲食品及び医薬品に用いられる、例えば結晶セルロース、ショ糖脂肪酸エステル、白糖等の賦形剤を加え、打錠することにより錠剤にすることができる。
また、本発明の起床時疲労感改善用組成物は、水、アルコール、1,3−ブチレングリコールなどの溶媒の単独あるいは適宜混合した溶剤に溶解してそのまま使用し得るが、医薬品あるいは化粧品の製造に通常用いられる乳化剤、乳化安定化剤、ゲル化剤、湿潤剤、防腐剤、あるいはその他の添加剤を加えて、常法により容易に各種軟膏、ローション、W/O型クリーム、O/W型クリーム、液剤等の皮膚外用製剤とすることができる。また、化粧品類の形状として、液体、ペースト状などいろいろな粘度ものが挙げられ、化粧水、ローション、クリーム、ミルク、ゲル、パック、含浸シート、含浸マスク、入浴剤、ミストやスプレーなどとすることができる。
本発明の起床時疲労感改善用組成物の、DHA、ナイアシン、ビタミンE、α-リノレン酸における配合割合は、内服における1日用量あたり、DHA10〜2000mg、ナイアシン5〜2000mg、ビタミンE3〜1000mg、α−リノレン酸50〜5000mg、ビタミンの所要量と許容上限摂取量を考慮すると、好ましくはDHA100〜1000mg、ナイアシン10〜30mg、ビタミンE10〜600mg、α−リノレン酸100〜2000mgが適当である。従って、1回の摂取量は、服用の形状と摂取量、摂取回数などを考慮して適宜決定すればよい。
一方、外用で用いる場合、本発明の起床時疲労感改善用組成物の、DHA、ナイアシン、ビタミンE、α-リノレン酸における配合割合は、外用剤の総量を基準として、DHAとα−リノレン酸については0.001wt%(重量%の略称)〜95wt%が効果の発現性や原価の点から考えて好ましく、特に0.005wt%〜50wt%が好ましい。また、ナイアシン及びビタミンEの配合割合は、外用剤の総量を基準として、0.001wt%〜10wt%が効果の発現性や原価の点から考えて好ましく、特に、0.005wt%〜5wt%が好ましい。
以下に試験例を挙げて本発明を詳細に説明する。
(試験例1)
最初にストレスと血液組成の因果関係を把握するために、各ストレス評価時における「赤血球の脂肪酸組成」と「血中のビタミン濃度」の関連性について試験を行なった。
(1)試験方法
まず20〜60歳の健常女性135名を対象に、J−SACL(Stress Arousal Check List)、POMS(Profile of Mood Status)、SOC(Sense of Coherence)の3種類のストレス評価を実施した。そして、ストレス評価時の空腹時血液を採取し、赤血球中の脂肪酸組成(%)と血中のビタミン類濃度とをHPLC法により測定し、ストレス評価結果と血液測定結果の相関性をStat viewを用いて行なった。
(2)試験結果
各ストレス評価結果と赤血球中の脂肪酸組成(%)/血中ビタミン濃度との関係について、説明変数に年齢を加えた重回帰分析により解析を行なった結果を表1に示す。表1内のバルミチン酸、ステアリン酸、ドクセン酸、オレイン酸、リノール酸、α−リノレン酸、アラキドン酸、EPA、DHAは、赤血球中の脂肪酸組成の測定結果であり、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシンは、血中ビタミン濃度の測定結果である。また表1内の「+」は正の相関、「−」は負の相関、数値は有意水準p値を示し、「NS*」は有意差なしを意味する。
α−リノレン酸は、J−SACL及びPOMSにおけるネガティブな気分尺度との間に、負の有意な相関が認められた。また、DHAはPOMSにおける疲労感との間に、負の有意な相関が認められた。すなわち、α−リノレン酸に抗ストレス作用、DHAに抗疲労
作用を有することが明らかとなった。これらの作用は、起床時疲労感改善に関与するものと考えられる。
(試験例2)
次に睡眠状態と血液組成の因果関係を把握するために、睡眠状態における「赤血球の脂肪酸組成」と「血中のビタミン濃度」との関連性について試験を行なった。
(1)試験方法
20〜60歳の健常女性135名を対象に、睡眠状態に関するアンケートを実施し、「睡眠は十分とれているか」「眠りは深いか」「起床時、疲れがとれているか」「寝つきは良いか」などについて調べた。また、空腹時血液を採取し、赤血球中の脂肪酸組成(%)、血中のビタミン類濃度をHPLC法またはGC法により測定した。尚、統計解析はStat viewを用い、t検定を用いた。
(2)試験結果
睡眠状態に関する各質問項目の回答別に、赤血球中の脂肪酸組成(%)及び血中ビタミン類濃度に相関関係があるかを統計的に処理し、その結果、有意差がみられたものを抽出して表2〜5に示した。
まず表2は、赤血球中の脂肪酸組成(%)で有意差がみられたDHAの結果である。DHAと有意に相関があった回答は、「睡眠が十分にとれている」「眠りが深い」「疲れがとれている」「寝つきが良い」であった。
次に表3は、血中のビタミン類濃度で有意差がみられたナイアシンの結果である。ナイアシンと有意に相関があった回答は、「疲れがとれている」であった。
表4は、血中のビタミン類濃度で有意差がみられたビタミンEの結果である。ビタミンEと有意に相関があった回答は、「眠りが深い」であった。
表5は、赤血球中の脂肪酸組成(%)で有意差がみられたα−リノレン酸の結果である。α−リノレン酸と有意に相関があった回答は、「スムーズに起きられる」であった。
(3)試験結果の分析1
起床後の疲れに関して、関与する因子を検討する目的で、ロジスティック回帰分析を行なった。すなわち、「疲れがとれている」(y=0)と、「疲れが残る」或いは「疲れがやや残る」(y=1)の2つ事象を目的変数とし、ロジスティック回帰分析を行なった。その結果、ロジスティック関数(下記の式)での各独立変数(ビタミン類或いは脂肪酸類)の係数及びあてはまり具合の検定(p値)より、「疲れがとれている」(y=0)と「疲れが残る」(y=1)の解析では、赤血球のDHA比率の係数が、「疲れがとれている」(y=0)と「疲れがやや残る」(y=1)の解析では、血中のナイアシン濃度の係数が有意であった(表6)。
次に、モデル全体の適合度検定の結果、表7のとおり、Deviance残差に基づいた適合検定ではp値が有意でなくあてはまりが極めてまれではない、すなわちあてはまりが良いと判定され、また尤度比のp値が小さいことから、回帰式のあてはまりが良いことが示された。
また、ロジスティックモデルの尤度比検定(表8)より,起床時の疲れに対するDHA及びナイアシンの影響は共に有意であると判定された。すなわち、モデル全体でみるとナイアシンとDHAの両者の影響が有意と判定され、起床時疲労感改善に両者が相乗的に関与していることが明らかになった。
(4)試験結果の分析2
さらに、DHA単独で睡眠が十分かどうか、起床後の疲れ及び寝付きに関してロジスティック回帰分析を行った。すなわち、睡眠が十分かどうかに関する解析では、「睡眠が十分とれている」(y=0)と、「睡眠がある程度とれている」、「睡眠があまりとれていない」或いは「とれていない」(y=1)の3つ事象を目的変数とし、ロジスティック回帰分析を行なった。その結果、ロジスティック関数(下記の式)での独立変数(DHA)の係数及びあてはまり具合の検定(p値)より、「睡眠が十分とれている」(y=0)と「睡眠がある程度とれている」(y=1)、或いは「睡眠がある程度とれている」(y=1)との解析で、赤血球のDHA比率の係数が有意であった(表9)。
次に、モデル全体の適合度検定の結果、表10のとおり、PearsonもしくはDeviance残差に基づいた適合検定ではp値が有意でなくあてはまりが極めてまれではない、すなわちあてはまりが良いと判定され、また尤度比のp値が小さいことから、回帰式のあてはまりが良いことが示された。
また、ロジスティックモデルの尤度比検定(表11)より,睡眠が十分とれているかどうかに対するDHAの影響は有意であると判定された。
同様に、起床後の疲れに関する解析では、「疲れがとれている」(y=0)と、「疲れが残る」或いは「疲れがやや残る」(y=1)の2つ事象を目的変数とし、ロジスティック回帰分析を行なった。その結果、「疲れがとれている」(y=0)と「疲れが残る」(y=1)の解析で、赤血球中DHA濃度の係数が有意であった(表12)。
次に、モデル全体の適合度検定の結果、表13のとおり、PearsonもしくはDeviance残差に基づいた適合検定ではp値が有意でなくあてはまりが極めてまれではない、すなわちあてはまりが良いと判定され、また尤度比のp値が小さいことから、回帰式のあてはまりが良いことが示された。
また、ロジスティックモデルの尤度比検定(表14)より,睡眠が十分とれているかどうかに対するDHAの影響は有意であると判定された。
寝付きに関する解析では、「寝つきが良い」(y=0)と、「寝つきがふつう」或いは「寝つきが悪い」(y=1)の2つ事象を目的変数とし、ロジスティック回帰分析を行なった。(表15)
次に、モデル全体の適合度検定の結果、表16のとおり、PearsonもしくはDeviance残差に基づいた適合検定ではp値が有意でなくあてはまりが極めてまれではない、すなわちあてはまりが良いと判定され、また尤度比のp値が小さいことから、回帰式のあてはまりが良いことが示された。
また、ロジスティックモデルの尤度比検定(表17)より,睡眠が十分とれているかどうかに対するDHAの影響は有意であると判定された。
以下の実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
実施例1(軟カプセル剤)
(成分)
56.1%α-リノレン酸含有しそ油 1695mg
35%DHA含有精製まぐろ油 1000mg
Eオイル805(ビタミンE40%含有) 125mg
グリセリン脂肪酸エステル 150mg
ニコチン酸アミド 30mg
(合 計 3000mg)
(製造法)
上記のα-リノレン酸からグリセリン脂肪酸エステルの各成分10000倍量をとり加熱混合して均一としたのち、ニコチン酸アミドの10000倍量を加え混合して、ゼラチンにグリセリンを加えた溶液にて被包成型して、1カプセル450mgで内容液量が300mgの軟カプセル剤にする。この場合、10カプセルあたり、350mgのDHA、50mgのビタミンE、30mgのニコチン酸アミド、950mgのα-リノレン酸を含有する。
実施例2(外用クリーム)
(成分)
(1)カラム精製DHA油(DHA46%含有) 2.0%
(2)イソステアリン酸 1.0%
(3)流動パラフィン 2.0%
(4)ミリスチン酸イソセチル 2.0%
(5)パルミチン酸セチル 2.0%
(6)ミリスチン酸オクチルドデシル 2.0%
(7)コレステロール 0.4%
(8)水素添加大豆リン脂質 0.5%
(9)パラオキシ安息香酸エステル 0.2%
(10)キサンタンガム 0.1%
(11)濃グリセリン 3.0%
(12)1,3−ブチレングリコール 2.0%
(13)ソルビット液 5.0%
(14)ジプロピレングリコール 5.0%
(15)エデト酸二ナトリウム 0.1%
(16)カルボキシビニルポリマー 0.3%
(17)ニコチン酸アミド 1.0%
(18)パンテノール 1.0%
(19)グリチルリチン酸ジカリウム 1.0%
(20)水酸化カリウム 0.4%
(21)精製水 残 余
(製造方法)
油相として(1)〜(9)、水相として(10)〜(19)と全量が100%となる精製水を、それぞれ80℃まで加熱した後、混合しホモミキサーをかけて乳化する。冷却後(20)を加えて中和し、均一に分散して実施例2のクリームを得る。
実施例3(ゼリー)
(成分)
(1)エリスリトール 100 g
(2)クエン酸三ナトリウム 3.6 g
(3)カラギーナンを含む増粘多糖類製剤 12 g
(4)ネオリキッドDHA30 10 g
(5)ニコチン酸アミド 0.2 g
(6)スクラロース 340mg
(7)クエン酸 3.6 g
(8)香料 4.8 g
(9)水 残 余
(合 計 1500 g)
(製造法)
上記の(1)〜(3)を粉末混合した後、水600gに溶解させる。更に、(4)〜(8)を混合・溶解し、水を加えて1500gとする。次に、上記混合物を95℃まで加熱した後、容器(スパウトパウチ)に180gずつ充填し、ドリンクタイプの実施例3のゼリーを得る。この場合、1個あたり、150mgのDHA、24mgのニコチン酸アミドを含有する。

Claims (8)

  1. DHAを有効成分として含有することを特徴とする起床時疲労感改善用組成物。
  2. DHAと、ナイアシンを有効成分として含有することを特徴とする起床時疲労感改善用組成物。
  3. DHAと、ビタミンEを有効成分として含有することを特徴とする起床時疲労感改善用組成物。
  4. DHAと、α-リノレン酸を有効成分として含有することを特徴とする起床時疲労感改善用組成物。
  5. DHAと、ナイアシン、ビタミンE、α―リノレン酸から選ばれる少なくとも2種を含有する起床時疲労感改善用組成物。
  6. 請求項1〜5記載のいずれかの組成物を配合する飲食品。
  7. 請求項1〜5記載のいずれかの組成物を配合する化粧料。
  8. 請求項1〜5記載のいずれかの組成物を配合する医薬品。
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