JP2008174509A - t−ブトキシカルボニル保護基を有するフッ素化合物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はt-ブトキシカルボニル保護基を有するフッ素化合物の製造方法に関する。
フッ素化合物は機能材料や生理活性物質をはじめ様々な分野で注目を集めている。これに伴いフッ素化合物の製造法も各種開発されている。モノフルオロ化合物を製造する方法としてはいくつか知られている。例えば、水酸基を出発原料としてスルホン酸エステルに変換し、ついでフッ化物塩によりフッ素化する方法である。(非特許文献1、特許文献1)しかし、これらの方法では脱離器基の導入とフッ素化という2工程が必要であり効率的ではない。さらに、非特許文献1では反応選択性が十分ではなく、特許文献1で用いているトリフルオロメタンスルホニルフルオリドは入手が困難でかつ耐圧反応器が必要であるという問題がある。
水酸基を出発原料として直接求核的フッ素化剤を用いてフッ素化するもしられている。例えばDASTを用いる方法(非特許文献2、特許文献2)、モルホリノサルファートリフルオライドを用いる方法(非特許文献3)がある。これらの方法で用いているDASTやモルホリノサルファートリフルオライドは熱安定性に乏しく爆発性を有しており。工業生産に用いるには適さない。
熱安定性を回避したフッ素化剤を用いる方法としては、N,N−ジエチル−1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルアミンを用いる方法などが知られている。しかし、これら試薬を用いると最適条件での反応終了時には確かに良好な収率が得られるものの、目的物の反応混合物中での安定性が不十分であるという問題がある。実際に工業規模での生産を行う場合は各単位操作で時間がかかるため、これは大きな問題である。N,N−ジエチル−1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルアミンでフッ素化するときにフッ化ナトリウムを共存させることにより安定性が向上するという報告がある。(特許文献3)しかし、この方法ではフッ化ナトリウムをフッ素化剤に対して等モル使用しており経済的ではない。また、フッ化ナトリウムのようなフッ素化合物は排水規制があるため、極力使用量を削減することが望まれる。
特開2005−336151号公報
特開2004―535445号公報
WO2005016880公報
Biochemistry,41,6054
Tetrahedron Lett.,39,1169
Tetrahedron Lett.,58,8453
本発明は、上記の背景に鑑み、t-ブトキシカルボニル保護基を有するフッ素化合物を工業規模で安定的に高収率で製造する技術を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、フッ素化反応を行うときに副生するフッ化水素がt−ブトキシカルボニル基を分解していること、反応混合物中に塩基性化合物および/またはルイス塩基性を有する化合物を共存させることにより目的物の安定性が向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、
(1)一般式(1)
(1)一般式(1)
(nは1から7の整数であり、環を構成する炭素原子は置換または無置換の炭素数1から12のアルキル基、置換または無置換の炭素数1から12のアルコキシ基、置換または無置換の炭素数1から12のアリールアルキル基、置換または無置換の炭素数1から12のアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい)で表される化合物を塩基性有機化合物の共存下にフッ素化剤によりフッ素化するか、あるいはルイス塩基性を有する有機化合物を溶媒として用いてフッ素化材によりフッ素化する一般式(2)
(2)一般式(1)および一般式(2)においてnが2である(2)記載の方法。
(3)一般式(1)および一般式(2)においてnが2であり、環を構成する炭素原子の置換基としてアルコキシカルボニル基が導入されている(2)記載の方法。
(4)共存させる塩基性有機化合物が3級アミンもしくは窒素含有へテロ芳香環である(1)から(3)いずれか1項に記載の方法。
(5)共存させる3級アミンもしくは窒素含有へテロ芳香環の量が一般式(1)で表される化合物に対して0.01から0.9倍モルである(4)記載の方法。
(6)ルイス塩基性を有する有機化合物を溶媒として用いる(1)〜(5)いずれか1項に記載の方法。
(7)ルイス塩基性を有する化合物が鎖状もしくは環状のウレア化合物、鎖状もしくは環状のアミド化合物、鎖状もしくは環状のエーテル化合物から選択される1種以上の化合物である(6)記載の方法。
(8)フッ素化剤が一般式(3)
(3)一般式(1)および一般式(2)においてnが2であり、環を構成する炭素原子の置換基としてアルコキシカルボニル基が導入されている(2)記載の方法。
(4)共存させる塩基性有機化合物が3級アミンもしくは窒素含有へテロ芳香環である(1)から(3)いずれか1項に記載の方法。
(5)共存させる3級アミンもしくは窒素含有へテロ芳香環の量が一般式(1)で表される化合物に対して0.01から0.9倍モルである(4)記載の方法。
(6)ルイス塩基性を有する有機化合物を溶媒として用いる(1)〜(5)いずれか1項に記載の方法。
(7)ルイス塩基性を有する化合物が鎖状もしくは環状のウレア化合物、鎖状もしくは環状のアミド化合物、鎖状もしくは環状のエーテル化合物から選択される1種以上の化合物である(6)記載の方法。
(8)フッ素化剤が一般式(3)
(9)フッ素化剤が一般式(4)
本発明により、従来技術では反応混合物中で不安定であった目的物t-ブトキシカルボニル保護基を有するフッ素化合物を工業規模で安定的に高収率で製造することが可能となった。
本発明で用いるt-ブトキカルボニル保護されたアミノ基と水酸基を有する化合物としては種々考えられるが、例えば、
本発明の原料は一般式(1)
本発明の原料は一般式(1)
置換基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基などのアルキル基、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基などのアルコキシ基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基,ヨード基などのハロゲノ基、ニトロ基、シアノ基などが挙げられる。
具体的には1−(t−ブトキシカルボニル)−2−ヒドロキシピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−3−ヒドロキシピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−3−ヒドロキシピロリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−4−ヒドロキシピロリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メチル−3−ヒドロキシピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メチル−4−ヒドロキシピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−クロロメチル−3−ヒドロキシピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−クロロメチル−4−ヒドロキシピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メトキシメチル−3−ヒドロキシピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メトキシメチル−4−ヒドロキシピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メトキシ−3−ヒドロキシピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メトキシ−4−ヒドロキシピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−3−ヒドロキシピペリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−4−ヒドロキシピペリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−3−ヒドロキシピペリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−4−ヒドロキシピペリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−5−ヒドロキシピペリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−6−ヒドロキシピペリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−6−クロロメチル−2−ヒドロキシピペリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−クロロメチル−3−ヒドロキシピペリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−クロロメチル−4−ヒドロキシピペリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−クロロメチル−5−ヒドロキシピペリジンなどが挙げられる。
これらの化合物は1個または2個以上の不斉炭素を有している場合があるが、本発明の原料としてはいずれの異性体であってもかまわないし、ラセミ体をはじめ任意の比率での各種異性体(エナンチオマー、ジアステレオマー)の混合物であってもかまわない。
本発明で用いるt-ブトキカルボニル保護されたアミノ基と水酸基を有する化合物は市販されているものをそのまま用いてもよいし、市販されていない場合は公知のあるいは一般的な方法により合成したものを用いることができる。
本発明の目的物は一般式(2)
置換基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基などのアルキル基、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基などのアルコキシ基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基,ヨード基などのハロゲノ基、ニトロ基、シアノ基などが挙げられる。
具体的には1−(t−ブトキシカルボニル)−2−フルオロピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−3−フルオロピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−3−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メチル−3−フルオロピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メチル−4−フルオロピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−クロロメチル−3−フルオロピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−クロロメチル−4−フルオロピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メトキシメチル−3−フルオロピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メトキシメチル−4−フルオロピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メトキシ−3−フルオロピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メトキシ−4−フルオロピロリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−3−フルオロピペリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−4−フルオロピペリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−3−フルオロピペリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−4−フルオロピペリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−5−フルオロピペリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−6−フルオロピペリジン−2−カルボン酸メチルエステル、1−(t−ブトキシカルボニル)−6−クロロメチル−2−フルオロピペリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−クロロメチル−3−フルオロピペリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−クロロメチル−4−フルオロピペリジン、1−(t−ブトキシカルボニル)−2−クロロメチル−5−フルオロピペリジンなどが挙げられる。
本発明において用いるフッ素化剤としては一般式(3)
置換基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基などのアルキル基、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基などのアルコキシ基、、フルオロ基、ニトロ基、シアノ基などが挙げられる。
このタイプのフッ素化剤の具体例としては、N,N−ジエチル−1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルアミン、N,N−ジエチル−1,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルアミン、
一般式(4)
一般式(4)
置換基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基などのアルキル基、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基などのアルコキシ基、、フルオロ基、ニトロ基、シアノ基などが挙げられる。
一般式(4)の具体的な化合物として、2,2−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン、2,2−ジフルオロ−1,3−ジエチルイミダゾリジン、2,2−ジフルオロ−1,3−ジプロピルイミダゾリジン、2,2−ジフルオロ−1,3−ジブチルイミダゾリジン、2,2−ジフルオロ−1,3−ジフェニルイミダゾリジンなどが挙げられる。
これらのフッ素化剤は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもかまわない。
これらのフッ素化剤は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもかまわない。
反応に使用するフッ素化剤の使用量は特に制限はないが、原料であるt-ブトキカルボニル保護されたアミノ基と水酸基を有する一般式(1)で表される化合物に対して0.5から10当量が好ましく、1.0から2.0当量がより好ましい。
本発明において反応に共存させる塩基性有機化合物としては、例えば3級アミンや窒素含有へテロ芳香環が挙げられる。3級アミンとしては例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ジメチルアニリン、ジエチルアニリン、ジアザビシクロウンデセン、ジシクロヘキシルメチルアミン、ジメチルアニリン、ジエチルアニリン、ジフェニルメチルアミン、トリフェニルアミン、N−メチルピロリジン、N−エチルピロリジン、N−メチルピペリジン、N−エチルピペリジン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリンなどが挙げられる。窒素含有へテロ芳香環としてはピリジン、ルチジン、ピコリンなどが挙げられる。これらの塩基は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。塩基の添加量は目的物の安定性に寄与できる量があれば特に制限がないが、フッ素化材にたいして0.05から2倍モルが好ましく、0.1倍モルから1.0倍モルがより好ましい。
ルイス塩基性を有する有機化合物としては、鎖状もしくは環状のウレア化合物、鎖状もしくは環状のアミド化合物、鎖状もしくは環状のエーテル化合物などが挙げられる。鎖状もしくは環状のウレア化合物の具体例としては、例えばテトラメチルウレア、テトラエチルウレア、テトラプロピルウレア、テトラブチルウレア、N,N‘−ジメチル−N,N’−ジフェニルウレア、N,N‘−ジエチル−N,N’−ジフェニルウレア、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−ピリミジノンなどが挙げられる。鎖状もしくは環状のアミド化合物としてはジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジフェニルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジエチルアセトアミド、ジフェニルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N−エチルピロリドン、N−シクロヘキシルピロリドン、N−フェニルピロリドン、N−メチルコハク酸イミド、N−エチルコハク酸イミドなどが挙げられる。鎖状もしくは環状のエーテル化合物としてはジメチルエーテル、ジエチルエーテル、ジ−n−プロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、ジフェニルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、ジメトキシプロパン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどが挙げられる。これらのルイス塩基性化合物は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。また、これらのルイス塩基性化合物とそれ以外の溶媒との混合溶媒として用いてもかまわない。さらに、先に述べたアミン類と類す塩基性有機化合物を混合して用いてもかまわない。
アミン類と類す塩基性有機化合物の存在下フッ素化反応を行う場合には、反応溶媒としては上記のルイス塩基性を有する有機化合物のほかに通常フッ素化に使用する溶媒であれば使用することができる。例えば、n−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類などが挙げられる。中でもn−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロヘキサン、トルエン、キシレン、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、アセトニトリルが好ましく、トルエン、キシレン、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンがより好ましい。これらの溶媒は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。ルイス塩基性化合物を溶媒として用い、それ以外の溶媒との混合溶媒として反応を行う場合にも上記の各種溶媒を使用することができる。
反応溶媒の使用量は特に制限はないが、原料であるt-ブトキカルボニル保護されたアミノ基と水酸基を有する一般式(1)で表される化合物の1から50重量倍が好ましく、2から20重量倍がより好ましい。
反応温度は用いるフッ素化剤によっても好ましい温度は異なるが、通常−15℃から150℃の範囲で実施される。より好ましくは0℃から100℃の範囲で実施される。
反応温度は用いるフッ素化剤によっても好ましい温度は異なるが、通常−15℃から150℃の範囲で実施される。より好ましくは0℃から100℃の範囲で実施される。
[実施例]
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
(2S,4R)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピロリジン−2−カルボン酸メチル2.0g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、75℃に加熱溶解した。トリエチルアミン0.82g(8.2mmol)、4,4−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン1.33g(9.8mmol)を加えて75℃で加熱攪拌した。HPLCにより(2S,4S)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルの生成量を分析したところ、4時間後の反応収率は82%、20時間後の反応収率は82%であった。4時間後に対して20時間後の反応生成物残存率は100%であった。
反応マスは以下の条件によりHPLC分析を行った。
カラム:ウォーターズ、Xtera RP8(4.6*150mm)
移動相:アセトニトリル/10mMNaH2PO4水溶液+H3PO4(pH2.5)=25/75
カラム温度:40℃
流速:1.0mL/min
検出:UV210nm
(2S,4S)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルは7.1分に溶出した。
反応マスは以下の条件によりHPLC分析を行った。
カラム:ウォーターズ、Xtera RP8(4.6*150mm)
移動相:アセトニトリル/10mMNaH2PO4水溶液+H3PO4(pH2.5)=25/75
カラム温度:40℃
流速:1.0mL/min
検出:UV210nm
(2S,4S)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルは7.1分に溶出した。
トリエチルアミン0.82g(8.2mmol)のかわりにトリブチルアミン1.51g(8.2mmol)を使用したほかは実施例1と同様の方法で実施した。20時間後の反応収率は84%であった。
トリエチルアミン0.82g(8.2mmol)のかわりにピリジン0.65g(8.2mmol)を使用したほかは実施例1と同様の方法で実施した。20時間後の反応収率は82%であった。
トリエチルアミン0.82g(8.2mmol)のかわりにN−メチルモルホリン0.83g(8.2mmol)を使用したほかは実施例1と同様の方法で実施した。20時間後の反応収率は82%であった。
トリエチルアミン0.82g(8.2mmol)のかわりにトリエチルアミン0.16g(1.6mmol)を使用したほかは実施例1と同様の方法で実施した。20時間後の反応収率は82%であった。
トリエチルアミン0.82g(8.2mmol)のかわりにトリブチルアミン0.30g(1.6mmol)を使用したほかは実施例1と同様の方法で実施した。20時間後の反応収率は81%であった。
トリエチルアミン0.82g(8.2mmol)のかわりにピリジン0.13g(1.6mmol)を使用したほかは実施例1と同様の方法で実施した。20時間後の反応収率は80%であった。
トリエチルアミン0.82g(8.2mmol)のかわりにN−メチルモルホリン0.17g(1.6mmol)を使用したほかは実施例1と同様の方法で実施した。20時間後の反応収率は82%であった。
トリエチルアミン0.82g(16.3mmol)のかわりに1,3−ジメチルイミダゾリジノン0.93g(16.3mmol)を使用したほかは比較例2と同様の方法で実施した。8時間後の反応収率は84%であった。
トルエン13.0gのかわりに1,3−ジメチルイミダゾリジノン15.0gを使用したほかは実施例1と同様の方法で実施した。3.5時間後の収率は77%、21時間後の反応収率は76%であった。加熱により生成物の分解は認められなかった。
トルエン13.0gのかわりにジメトキシエタン15.0gを使用したほかは実施例1と同様の方法で実施した。3.5時間後の収率は84%、21時間後の反応収率は83%であった。加熱により生成物の分解は認められなかった。
トルエン13.0gのかわりにTHF15.0gを使用したほかは実施例1と同様の方法で実施した。3.5時間後の収率は84%、21時間後の反応収率は86%であった。加熱により生成物の分解は認められなかった。
[比較例1]
(2S,4R)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピロリジン−2−カルボン酸メチル2.0g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、75℃に加熱溶解し、4,4−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン1.33g(9.8mmol)を加えて75℃で加熱攪拌した。HPLCにより(2S,4S)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルの生成量を分析したところ、4時間後の反応収率は84%、8時間後の反応収率は62%、20時間後の反応収率は45%であった。4時間後に対して20時間後の反応生成物残存率は54%であった。
(2S,4R)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピロリジン−2−カルボン酸メチル2.0g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、75℃に加熱溶解し、4,4−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン1.33g(9.8mmol)を加えて75℃で加熱攪拌した。HPLCにより(2S,4S)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルの生成量を分析したところ、4時間後の反応収率は84%、8時間後の反応収率は62%、20時間後の反応収率は45%であった。4時間後に対して20時間後の反応生成物残存率は54%であった。
[比較例2]
(2S,4R)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピロリジン−2−カルボン酸メチル2.0g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、75℃に加熱溶解し、フッ化カリウム0.24g(4.1mmol)、4,4−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン1.33g(9.8mmol)を加えて75℃で加熱攪拌した。HPLCにより(2S,4S)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルの生成量を分析したところ、4時間後の反応収率は83%、20時間後の反応収率は45%であった。4時間後に対して20時間後の反応生成物残存率は54%であった。
(2S,4R)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピロリジン−2−カルボン酸メチル2.0g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、75℃に加熱溶解し、フッ化カリウム0.24g(4.1mmol)、4,4−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン1.33g(9.8mmol)を加えて75℃で加熱攪拌した。HPLCにより(2S,4S)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルの生成量を分析したところ、4時間後の反応収率は83%、20時間後の反応収率は45%であった。4時間後に対して20時間後の反応生成物残存率は54%であった。
(2S,4R)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピロリジン−2−カルボン酸メチル2.0g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、40℃に加熱した。トリエチルアミン0.16g(1.6mmol)、N,N−ジエチル-1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルアミン2.19g(9.8mmol)を加えて40℃で24時間反応した。HPLCにより(2S,4S)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルの生成量を分析したところ、反応収率は86%であった。
トリエチルアミン0.16g(1.6mmol)のかわりにトリブチルアミン0.30g(1.6mmol)を使用したほかは実施例14と同様の方法で実施した。24時間後の反応収率は77%であった。
トリエチルアミン0.16g(1.6mmol)のかわりにピリジン0.65g(8.2mmol)を使用したほかは実施例14と同様の方法で実施した。24時間後の反応収率は77%であった。
[比較例2]
(2S,4R)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピロリジン−2−カルボン酸メチル2.0g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、40℃に加熱し、N,N−ジエチル-1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルアミン2.19g(9.8mmol)を加えて40℃で24時間反応した。HPLCにより(2S,4S)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルの生成量を分析したところ、反応収率は52%であった。
(2S,4R)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピロリジン−2−カルボン酸メチル2.0g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、40℃に加熱し、N,N−ジエチル-1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルアミン2.19g(9.8mmol)を加えて40℃で24時間反応した。HPLCにより(2S,4S)−N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸メチルの生成量を分析したところ、反応収率は52%であった。
N−tert−ブトキシカルボニル−3−ヒドロキシピロリジン1.5g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、75℃に加熱した。トリエチルアミン0.16g(1.6mmol)、4,4−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン1.33g(9.8mmol)を加えて75℃で20時間反応した。GCによりN−tert−ブトキシカルボニル−3−フルオロピロリジンの生成量を分析したところ、反応収率は88%であった。
反応マスは以下の条件によりGC分析を行った。
カラム:DB−1 30m*0.32mm
キャリアガス:ヘリウム1.1ml/min
カラム温度:80℃/3min
4℃/min昇温、170℃/2min
10℃/min昇温、250℃/3min
N−tert−ブトキシカルボニル−3−フルオロピロリジンは20.0分に溶出した。
反応マスは以下の条件によりGC分析を行った。
カラム:DB−1 30m*0.32mm
キャリアガス:ヘリウム1.1ml/min
カラム温度:80℃/3min
4℃/min昇温、170℃/2min
10℃/min昇温、250℃/3min
N−tert−ブトキシカルボニル−3−フルオロピロリジンは20.0分に溶出した。
[比較例3]
N−tert−ブトキシカルボニル−3−ヒドロキシピロリジン1.5g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、75℃に加熱した。4,4−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン1.33g(9.8mmol)を加えて75℃で20時間反応した。GCによりN−tert−ブトキシカルボニル−3−フルオロピロリジンの生成量を分析したところ、反応収率は67%であった。
N−tert−ブトキシカルボニル−3−ヒドロキシピロリジン1.5g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、75℃に加熱した。4,4−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン1.33g(9.8mmol)を加えて75℃で20時間反応した。GCによりN−tert−ブトキシカルボニル−3−フルオロピロリジンの生成量を分析したところ、反応収率は67%であった。
N−tert−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン1.6g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、75℃に加熱した。トリエチルアミン0.16g(1.6mmol)、4,4−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン1.33g(9.8mmol)を加えて75℃で20時間反応した。GCによりN−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピペリジンの生成量を分析したところ、反応収率は61%であった。
反応マスは実施例17と同様の条件によりGC分析を行った。
N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピペリジンは17.9分に溶出した。
反応マスは実施例17と同様の条件によりGC分析を行った。
N−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピペリジンは17.9分に溶出した。
[比較例4]N−tert−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン1.6g(8.2mmol)とトルエン13.0gを混合し、75℃に加熱した。4,4−ジフルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリジン1.33g(9.8mmol)を加えて75℃で20時間反応した。GCによりN−tert−ブトキシカルボニル−4−フルオロピペリジンの生成量を分析したところ、反応収率は55%であった。
Claims (9)
- 一般式(1)
- 一般式(1)および一般式(2)においてnが2の化合物である請求項1記載の方法。
- 一般式(1)および一般式(2)においてnが2であり、環を構成する炭素原子の置換基として置換または無置換の炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基を有する化合物である請求項2記載の方法。
- 共存させる塩基性有機化合物が3級アミンもしくは窒素含有へテロ芳香環である請求項1から3いずれか1項に記載の方法。
- 共存させる3級アミンもしくは窒素含有へテロ芳香環の量が一般式(1)で表される化合物に対して0.01から0.9倍モルである請求項4記載の方法。
- ルイス塩基性を有する有機化合物を溶媒として用いる請求項1から5いずれか1項に記載の方法。
- ルイス塩基性を有する有機化合物が鎖状もしくは環状のウレア化合物、鎖状もしくは環状のアミド化合物、鎖状もしくは環状のエーテル化合物から選択される1種以上の化合物である請求項6記載の方法。
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-
2007
- 2007-01-19 JP JP2007010830A patent/JP2008174509A/ja active Pending
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