JP2008173022A - 米飯加工食品用包装袋の製袋方法及び米飯加工食品用包装袋 - Google Patents

米飯加工食品用包装袋の製袋方法及び米飯加工食品用包装袋 Download PDF

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Abstract

【課題】摘み片を任意の位置に設けることができ、また二つ折りにされた包装体が重なり合う端縁の見栄えを良好にした米飯加工食品用包装袋及びこの製袋方法を提供する。
【解決手段】一端部Xに切込み12,12を入れることにより、引裂き起点となる摘み片13を設け、該摘み片13から引き裂かれて幅方向に分割可能に形成された外フィルム10と、該外フィルム10と同方向に分離可能な内フィルム20とが海苔2を介して重ね合わされ、両フィルム10,20の各側部Y,Y同士及び各端部X,Xに隣接する内寄り部Z,Z同士がシールされた米飯加工食品用包装体Pを使用する。おにぎり1を挟むように米飯加工食品用包装体Pを二つ折りとし、重なり合う前記米飯加工食品用包装体Pの各側部Y,Y同士と前記内寄り部Z,Z同士をシールし、前記摘み片13が端縁から突出するように前記米飯加工食品用包装体Pの端部Xを折曲する。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えばシート状の海苔のようなシート状食品と、おにぎりのような米飯加工食品とを米飯加工食品用包装体によって分離した状態で包装した米飯加工食品用包装袋及び米飯加工食品用包装袋の製袋方法に関し、詳しくは、米飯加工食品用包装体が米飯加工食品を挟むように二つ折りとして包装する米飯加工食品用包装袋及び米飯加工食品用包装袋の製袋方法に関する。
コンビニエンスストアなどで販売されている海苔付きのおにぎりは、搬送中や陳列中などにおいて、おにぎりの水分によってシート状の海苔が湿気ることがないようにするため、おにぎりと海苔とを別々に包装する米飯加工食品用包装体(以下、主として「包装体」という。)によって包装されている。
この包装体は、海苔を介して重ね合わされた長方形状の外フィルムと長方形状の内フィルムとを備えている。外フィルムは、中心線上にカットテープなどの切断手段が設けられ、分割可能とされている。また、内フィルムは、例えば2枚のフィルムが組み合わされ、各フィルムの内側側部が重ね合わされることによって外フィルムの分割方向と同方向に分離可能とされている。このような外フィルムと内フィルムとが海苔を挟み、海苔を囲む両フィルムの周囲がシールされることによって両フィルムを一体化した包装体が成形される。
この包装体は、内フィルムが三角形状に握られたおにぎりと接合し、おにぎりの形状に則して折り曲げられ、おにぎりを包み込むことにより、米飯加工食品用包装袋(以下、主として「包装袋」という。)が製袋される。この包装袋には、包装体の一端部側の両角部がおにぎりの背面側で接合している包装体の一部と重なり合っている部分に商品情報などを表示したラベルが貼付される。
このような包装袋は、海苔が内フィルムによっておにぎりと隔絶されることにより、湿気らないようにされている。おにぎりを食するため、包装袋を開封するには、切断手段を引っ張ることにより、外フィルムを二分割する。そして、外フィルムと内フィルムを幅方向かつ反対方向に引っ張ると、内フィルムの2枚のフィルムがおにぎりと海苔との間から引き抜かれ、パリパリの状態の海苔がおにぎりを包んだ状態となって食することができる。
ところで、包装袋を開封するに際して、外フィルムを容易に分割することができるようにした発明や考案が各種提供されている。例えば、特許文献1には、外装シート(外フィルム)の上端中央に外装シートを引き裂くためのタブを外装シートの上端の他の部分よりも突出して形成した食品用包装材が開示されている。また、特許文献2には、一軸延伸フィルムで構成された外装フィルム(外フィルム)のほぼ中央部一端に凸状片を設けた海苔巻ごはん包装具が開示されている。また、特許文献3には、外フィルムの先端に突出する摘み片を形成する工程と、内フィルムの先端に摘み片を容易、かつ、確実に摘めるようにする穴を形成する工程を有する包装材の製造方法が開示されている。
特開2002−362665号公報 実開平5−54321号公報 特開2005−333802号公報
特許文献1,2,3に開示された発明や考案にあっては、外フィルムの一端にタブ、凸状片、摘み片(以下、「摘み片」という。)が設けられ、この摘み片が外フィルムから突出することにより、摘み片を容易に摘むことができるようにされている。いずれの摘み片も、外フィルムの一端の中心部に設けられている。これは、包装袋が三角形状のおにぎりを包装するものであるため、外フィルムが中心線上で引き裂かれることによって分割され、左右に離間することができるようにするためである。
しかし、包装袋には、包装体がおにぎりを挟むように二つ折りとされ、正面視が四角形状とされ、重なり合う側部と端部の三方がシールされたタイプが提供されており、このような包装袋においては、摘み片が外フィルムの中心部に設けられると、例えば、包装体の背面にラベルが貼付される場合において、このラベルに引裂きの起点となる切欠きを設けなければならない。しかも、この切欠きが切断手段の通過位置と合うように、ラベルを外フィルムに貼付しなければならない。換言すると、特許文献1,2,3に開示された摘み片を有する包装体を二つ折りとして、正面視が四角形状となるようにおにぎりを包装すると、生産性を向上させることができない。
また、包装体を二つ折りにした包装袋は、包装体の側部と端部の三方を重なり合わせてシールしている。したがって、特に上側の端部が位置ずれして重なり合っていると、外観不良となる。位置ずれしないように、正確に位置合わせしてシールすると、生産性が低下する。
そこで、本発明は、第1に摘み片を任意の位置に設けることができ、第2に二つ折りにされた包装体が重なり合う上側の端縁の見栄えを良好にした米飯加工食品用包装袋の製袋方法及び米飯加工食品用包装袋を提供することを課題とする。
本発明に係る米飯加工食品用包装袋の製袋方法は、一端部に切込みを入れることにより、引裂き起点となる摘み片を設け、該摘み片から引き裂かれて幅方向に分割可能に形成された外フィルムと、該外フィルムと同方向に分離可能な内フィルムとがシート状食品を介して重ね合わされ、両フィルムの各側部同士及び各端部に隣接する内寄り部同士がシールされた米飯加工食品用包装体により、米飯加工食品を包装する米飯加工食品用包装袋の製袋方法であって、米飯加工食品を挟むように前記米飯加工食品用包装体を二つ折りとし、重なり合う前記米飯加工食品用包装体の各側部同士と前記各内寄り部同士をシールし、前記摘み片が突出するように前記米飯加工食品用包装体の端部を折曲することを特徴としている。
この米飯加工食品用包装袋の製袋方法によれば、米飯加工食品用包装体が米飯加工食品を挟んで二つ折りとされ、各側部同士と各端部に隣接する内寄り部同士とがシールされることにより、米飯加工食品を米飯加工食品用包装体によって包装した袋状の米飯加工食品用包装袋が製袋される。この米飯加工食品用包装袋は、米飯加工食品用包装体の端部が折曲されることにより、この端部から摘み片が突出する。この摘み片は、1枚のみ突出していることによって摘みやすくされている。この摘み片が引っ張られると、外フィルムが引き裂かれ、幅方向に分割される。
そして、この米飯加工食品用包装袋は、米飯加工食品用包装体を二つ折りとした袋状に製袋されることにより、外フィルムを任意の位置で分割することができる。したがって、この米飯加工食品用包装袋の摘み片は、外フィルムの一端部の中心部だけでなく、貼付されるラベルを避けるように偏心した位置など任意の位置に設けることができる。
さらに、この米飯加工食品用包装袋は、米飯加工食品用包装体の端部が折曲されることにより、折曲端縁がシャープな外観を呈するとともに、リブのように腰を有するものとなり、外力を受けても変形しにくいようにすることができる。
また、前記本発明に係る米飯加工食品用包装袋の製袋方法において、前記米飯加工食品用包装体の折曲された端部と該端部に隣接する内寄り部とを重ね合わせてシールしてもよい。
この米飯加工食品用包装袋の製袋方法によれば、米飯加工食品用包装体の折曲された端部と該端部に隣接する内寄り部とが重ね合わされてシールされることにより、この端部と内寄り部とが一体となり、この端部が跳ね上がることなく、また厚肉の上端部が形成され、さらに変形しにくいようにすることができる。
また、前記と異なる本発明に係る米飯加工食品用包装袋の製袋方法は、一端部に切込みを入れることにより、引裂き起点となる摘み片を設け、該摘み片から引き裂かれて幅方向に分割可能に形成された外フィルムと、該外フィルムと同方向に分離可能な内フィルムとがシート状食品を介して重ね合わされ、両フィルムの各側部同士及び各端部に隣接する内寄り部同士がシールされた米飯加工食品用包装体により、米飯加工食品を包装する米飯加工食品用包装袋の製袋方法であって、米飯加工食品を挟むように前記米飯加工食品用包装体を二つ折りとし、重なり合う前記米飯加工食品用包装体の各側部同士をシールし、前記摘み片が突出するように前記米飯加工食品用包装体の端部を折曲し、該端部と該端部に隣接する内寄り部とを重ね合わせてシールすることを特徴としている。
この米飯加工食品用包装袋の製袋方法によれば、前記の米飯加工食品用包装袋の製袋方法によって製袋された米飯加工食品用包装袋と同様、米飯加工食品用包装体の端部を折曲し、摘み片が1枚のみ突出することにより、この摘み片が摘みやすくされ、この摘み片を引っ張ることにより、外フィルムを引き裂いて分割することができるだけでなく、米飯加工食品用包装体の端部が折曲されることにより、折曲端縁がシャープな外観を呈するとともに、リブのように腰を有するものとなり、外力を受けても変形しにくいようにすることができる。そして、米飯加工食品用包装袋は、米飯加工食品用包装体が二つ折りとした袋状とされることにより、外フィルムを任意の位置で分割することができるため、摘み片は外フィルムの端部の中心だけでなく、任意の位置に設けることができる。
さらに、各米飯加工食品用包装体の端部が折曲され、内寄り部にシールされることにより、この端部が跳ね上がることなく内寄り部と一体となるため、シャープな外観を呈するとともに、外力に対抗する腰を有する状態を維持し続けるようにすることができる。そして、二つ折りにされる前の米飯加工食品用包装体は、二つ折りにされた状態において重なり合う段階において各内寄り部同士がシールされず、端部が折曲され、この端部と内寄り部とが重なり合った段階においてでシールされるため、この包装体の内寄り部は重複してシールされないようにすることができる。
また、前記と異なる本発明に係る米飯加工食品用包装袋の製袋方法は、一端部に切込みを入れることにより、引裂き起点となる摘み片を設け、該摘み片から引き裂かれて幅方向に分割可能に形成された外フィルムと、該外フィルムと同方向に分離可能な内フィルムとがシート状食品を介して重ね合わされ、両フィルムの各側部同士及び各端部に隣接する内寄り部同士がシールされた米飯加工食品用包装体により、米飯加工食品を包装する米飯加工食品用包装袋の製袋方法であって、米飯加工食品を挟むように、かつ、摘み片を設けていない端部が摘み片を設けた端部に隣接する内寄り部と重なり合うように前記米飯加工食品用包装体を二つ折りとし、重なり合う前記米飯加工食品用包装体の各側部同士と、前記のように重なり合う端部と内寄り部とをシールし、前記摘み片が突出するように前記米飯加工食品用包装体の端部を折曲することを特徴としている。
この米飯加工食品用包装袋の製袋方法によれば、米飯加工食品用包装体が米飯加工食品を挟むように二つ折りとされたときに、摘み片を設けていない端部が摘み片を設けた端部に隣接する内寄り部と重なり合う。このとき、摘み片を設けた端部は、摘み片を設けていない端部から突出し、摘み片を設けた端部の内フィルムが摘み片を設けていない端部に接合しないで露出する。そして、摘み片が突出するように米飯加工食品包装体の端部を折曲することにより、折曲端縁がシャープな外観を呈するとともに、リブのように腰を有するものとすることができる。
そして、摘み片は、シャープな端縁から1枚のみ突出していることによって摘みやすく、外フィルムを引き裂いて分割することができる。さらに、この米飯加工食品用包装袋は、二つ折りとされ、重なり合う米飯加工食品用包装体の各側部同士と、重なり合う端部と内寄り部とをシールして、袋状とされることにより、外フィルムを任意の位置で分割することができるため、摘み片を外フィルムの一端部の中心部だけでなく、任意の位置に突出させることができる。
また、前記各本発明に係る米飯加工食品用包装袋の製袋方法において、前記米飯加工食品用包装体の摘み片を設けた側の折曲された端部と摘み片を設けていない端部とを重ね合わせてシールすることが好ましい。
この米飯加工食品用包装袋の製袋方法によれば、米飯加工食品用包装体の摘み片を設けた側の折曲された端部の内フィルムと摘み片を設けていない端部とが重ね合わせてシールされることにより、この両端部が一体となり、この端部が跳ね上がることなく、変形しにくいようにすることができる。
また、前記各本発明に係る米飯加工食品用包装袋の製袋方法において、前記米飯加工食品用包装体の各側部同士は、外フィルムと内フィルムとが重なり合ってシールされることが好ましい。
この米飯加工食品用包装袋の製袋方法によれば、米飯加工食品用包装体の外フィルムの側部と内フィルムの側部とが重なり合ってシールされることにより、製袋された米飯加工食品用包装袋は、いわゆる封筒貼りのようにシールされ、米飯加工食品の厚さに相当する側面が形成される。したがって、この米飯加工食品用包装袋は、包装された米飯加工食品の角部などを潰さないように包装し、さらに外観を良好にすることができる。
また、前記各本発明に係る米飯加工食品用包装袋の製袋方法において、前記切込みは、基端部が前記内寄り部をシールしている部分に位置していてもよい。
この米飯加工食品用包装袋の製袋方法によって製袋された米飯加工食品用包装袋は、切込みの基端部が内寄り部をシールしている部分に位置していることにより、製袋された米飯加工食品用包装袋を開封するに際して、引っ張られた摘み片は、各端部同士のシールが障害となって引きちぎれることなく、外フィルムをシールの部分から全長にわたって引き裂くことができる。
また、前記各本発明に係る米飯加工食品用包装袋の製袋方法において、前記切込みは、一対の平行な直線状に形成されていることが好ましい。
この米飯加工食品用包装袋の製造方法によれば、切込みが一対の平行な直線状に形成されていることにより、この一対の切込み間に摘み片が形成される。なお、この一対の切込み間にカットテープなどの切断手段の起点側端部が設けられ、あるいは外フィルムが一軸延伸性を有していることにより、外フィルムが確実に引き裂かれる。
また、前記各本発明に係る米飯加工食品用包装袋の製袋方法において、前記切込みは、馬蹄形に形成され、両基端部が前記内寄り部の方を向いていてもよい。
この米飯加工食品用包装袋の製造方法によれば、切込みが馬蹄形に形成されることにより、馬蹄形の切込み内に摘み片が設けられる。また、馬蹄形の切込みの中間部と外フィルムの端縁との間に摘み片が設けられず、摘み片の両側の外フィルムの端部が一体化される。なお、馬蹄形の切込み内にカットテープなどの切断手段の起点側端部が設けられ、あるいは外フィルムが一軸延伸性を有していることにより、外フィルムが確実に引き裂かれる。
また、前記各本発明に係る米飯加工食品用包装袋の製袋方法において、前記外フィルムの表面には、分割される部分を除いて、紙状シートが貼付されていてもよい。
この米飯加工食品用包装袋の製袋方法によって製袋された米飯加工食品用包装袋は、外フィルムの表面に紙状シートが貼付されていることにより、特に紙状シートに漉き模様などが入れられている場合に高級な風合いが醸し出される。また、紙状シートは、分割される部分を除いて貼付されることにより、紙状シートの内側縁は、外フィルムが引き裂かれる方向を規制し、外フィルムは紙状シート間で分割される。
また、本発明に係る米飯加工食品用包装袋は、前記本発明の米飯加工食品用包装袋の製袋方法によって米飯加工食品を包装したことを特徴としている。
この米飯加工食品用包装袋によれば、外フィルムの一端部から摘み片が1枚のみ突出しているため、この摘み片を容易に摘んで外フィルムを引き裂くことができる。さらに、この米飯加工食品用包装袋は、米飯加工食品用包装体の端部が折曲されることにより、見栄えが良好になるだけでなく、上端縁がリブのように腰を有するものとなり、外力を受けても変形しにくいようにすることができる。
本発明によれば、米飯加工食品を包装する米飯加工食品用包装袋が切込みによって摘み片を設けた米飯加工食品用包装体によって製袋され、この米飯加工食品用包装袋から1枚の摘み片が突出することにより、摘み片を摘みやすく、開封しやすいようにすることができるだけでなく、重ね合わされた米飯加工食品用包装体の端部が折曲されることにより、見栄えが良好になるため、消費者に好印象を与えることができる。
また、本発明に係る米飯加工食品用包装袋は、米飯加工食品用包装体を二つ折りとして製袋されるため、外フィルムを中心線上だけでなく任意の位置で分割することができる。したがって、外フィルムに設ける摘み片の位置を中心だけでなく、自由に設定することができる。この結果、この米飯加工食品用包装袋の製袋方法は、生産性を向上させることができる。
本発明に係る米飯加工食品用包装袋(以下、「包装袋」という。)及びその製袋方法の実施形態について図1ないし図12を参照しながら説明する。この包装袋Rは、図1及び図2に示すような米飯加工食品用包装体(以下、「包装体」という。)Pから製袋される。
この包装体Pは、米飯加工食品1を収納できる大きさの長方形状の外フィルム10と、シート状食品2を介して外フィルム10に重ね合わされる内フィルム20とからなり、両フィルム10,20は、シート状食品2を密封するようにシール(網点で図示)され、一体化されている。なお、米飯加工食品1には、三角形状や樽形状などに軟らかくふんわりと握られた各種おにぎりの他、鮨なども含まれるが、ここでは「おにぎり」という。また、シート状食品2には、シート状の海苔の他、畳鰯なども含まれるが、ここでは「海苔」という。
そして、外フィルム10は、長さ方向に分断されることにより、幅方向に分割可能とされており、そのため、カットテープや糸などの切断手段が裏面に貼着され、あるいは、ハーフカットが形成され、あるいは一軸延伸材によって形成されるが、ここではカットテープ11を使用する場合について説明する。カットテープ11は、外フィルム10の各短辺側である各端部の中心又は偏心した任意の位置を結ぶ1本のカットテープ11だけで構成され、あるいは、図示しないが、ワイドオープンできるように、外フィルム10の各短辺側である各端部を結ぶ2本で構成される。2本のカットテープ11は、平行に配置されるだけでなく、中間部分で間隔を広げるように配置されてもよい。
そして、外フィルム10の一端部Xには、カットテープ11を挟む一対の切込み12,12が入れられ、この切込み12,12間に引裂きの起点となる摘み片13が設けられている。切込み12は、図示したように、カットテープ11が中心に配置されるときは、外フィルム10の一端部Xの中心に入れられ、図示しないが、カットテープ11が偏心して配置されるときは、同じく、偏心して入れられる。また、カットテープ11が2本で構成されるときは、両カットテープ11の外側に切込み12が入れられる。
そして、外フィルム10の表側には、長辺側の両側部Y,Yよりも中心よりで平行に、かつ、おにぎり1の幅と同じ間隔の一対の帯状の襞部14,14(網掛けで図示)が設けられている。この襞部14,14は、例えば外フィルム10の裏面同士を帯状に重ね合わせてシールすることによって形成される。ただし、襞部14,14は、帯状のテープを外フィルム10にシールすることによっても設けることができる。なお、図1及び図2においては、見やすくするため、襞部14,14は跳ね上げられた状態に描かれているが、実際は外フィルム10に重ね合わされている。
そして、外フィルム10の表面には、一対の紙状シート15,15が貼付されている。この紙状シート15は、高級な風合いを醸し出すため、漉き模様が入れられ、又は不織布からなり、あるいは任意の模様が施されている。このような紙状シート15がシール性を有しない和紙あるいはアセチルセルロール紙のような合成紙であれば接着剤によって、ヒートシール性を有しているレーヨン紙や不織布であればヒートシールによって外フィルム10の表面に貼付される。なお、紙状シート15は、摘み片13を設けない側の端部X及び隣接する内寄り部Zには貼付されないようにしてもよい。
いずれにしても、この一対の紙状シート15,15の外側部は、前記襞部14,14にも貼着され、内側縁は、外フィルム10が引裂かれるように一定の間隔が空けられている。したがって、紙状シート15,15の内側縁は、外フィルム10が斜め向きに引き裂かれないように引裂きの方向を規制する。また、外フィルム10が特に一軸延伸性の場合は、カットテープ11を外フィルム10に貼着しなくても、一方向に引裂くようにすることができる。なお、カットテープ11が2本によって構成され、その間隔が広げられる場合にあっては、一対の紙状シート15,15の間隔も対応して広げられる。
一方、内フィルム20は、おにぎり1に接合し、おにぎり1の水分によって海苔2が湿気らないようにするためのもので、例えば図1に示すように、外フィルム10と同方向に分離可能な一対のフィルム21,21で構成されている。このフィルム21,21の内端部は、重なり合い、折り返されている。内端部が折り返されていることにより、フィルム21,21が分離されるときに、おにぎり1は各フィルム21,21に引っ張られず、割れないようにされている。なお、重なり合っているフィルム21,21の内端部は、容易に分離できるように弱シールされ、おにぎり1と海苔2とを隔絶することもある。また、内フィルム20は、1枚によって構成され、中心線上にハーフカットが入れられることにより、分離可能とされる場合もある。
そして、外フィルム10と内フィルム20は、海苔2を挟んで重ね合わされ、海苔2を密封するように帯状にシール(網点で図示)されることにより、包装体Pが形成される。すなわち、包装体Pは、海苔2を囲むように、両フィルム10,20の両側部Y,Yと、両端部X,Xに隣接した内寄り部Z,Zとがシールされる。そして、切込み12,12の基端部12a,12aは、この内寄り部Zのシール内に位置し、摘み片13を引っ張ったときに、シールの部分でちぎれることなく、外フィルム10を全長にわたって引き裂くことができるようにされている。なお、外フィルム10にカットテープ11が貼着される場合は、切込み12,12の基端部12a,12aは内寄り部Zのシール内に必ずしも位置していなくてもよい。
ここで、このような包装体Pによっておにぎり1を包装する包装袋の製袋方法の第1の実施形態について図3ないし図6を参照しながら説明する。
まず、図3に示すように、おにぎり1を内フィルム20の中心部に載せ、包装体Pを二つ折りとする(おにぎり1の幅があるため、厳密には側面視で上向きコ字形である。)。おにぎり1の正面、底面、背面に接合する包装体Pの部分がそれぞれ正面部A、底面部B、背面部Cとなる。
次に、図4に示すように、包装体Pの襞部14よりも外側の部分を内側に向け、外フィルム10と内フィルム20の各側部Y,Y同士を重ね合わせ、この部分を帯状にシール(網点で図示)する。したがって、この包装体Pは、両側部Y,Yがいわゆる封筒貼りのようにシールされ、おにぎり1と同じ幅の側面部Dが形成される。この側面部Dによって、おにぎり1の角部などが潰れないようにし、また、外観を良好にすることができる。また、この側面部Dと底面部Bとの境界部には、外向きの三角形状の突片Eが突出する状態となる。
そして、開口している上部側は、図5に示すように、内フィルム20の内寄り部Z同士が重ね合わされてシール(網点で図示)されることにより、包装袋の原型Qが製袋される。すなわち、この包装袋の原型Qは、側面部Dが設けられるため、封筒貼りのようにシールされた包装体Pの両側部Dの各上端部X及び内寄り部Zは、平面視でM字形に折り曲げられ、内フィルム20同士及び外フィルム10同士そして襞部14の紙状シート15が貼付されていない面と外フィルム10とが重ね合わされる。そして、この重なり合った内寄り部Zがシールされ、おにぎり1を包装した包装袋の原型Qが製袋される。
続いて、図6に示すように、包装体Pの端部Xを折曲し、摘み片13を端縁から突出させると、第1の実施形態における包装袋Rの製袋が完了する。摘み片13は、外フィルム10に切込み12,12を入れることによって設けられ、内フィルム20には設けられていないため、端部Xが折曲されると、摘み片13は、端縁から1枚のみ突出する。
この包装袋Rの正面部Aと背面部Cは、両側にシャープなエッジの襞部14,14が張り出し、ワイドな四角形に形成されている。さらに、包装袋Rの上端も、端部Xが折曲されることにより、シャープな折曲端縁が形成されている。この折曲端縁は、角張ることから、リブのように腰を有するものとなる。したがって、包装袋Rは、折曲端縁が外力を受けても変形しにくく、所期の外観を維持することができる。
次に、第2の実施形態における包装袋の製袋方法について説明する。第2の実施形態における包装袋の製袋方法は、図6に示すように、前記第1の実施形態によって製袋された包装袋の原型Qの端部Xを折曲し、1枚の摘み片13を端縁から突出させた後、この折曲された端部Xを内寄り部Zにシールし、端部Xが跳ね上がらないように内寄り部Zと一体化する。
ただし、外フィルム10の表面には、紙状シート15が貼着されている。この紙状シート15の表面がヒートシール性を有していないと、接着剤によって折曲された端部Xと内寄り部Zとをシールする。また、紙状シート15の表面がヒートシール性を有していると、折曲された端部Xと内寄り部Zとをヒートシールする。さらに、端部X及び内寄り部Zに紙状シート15が貼付されていないときは、外フィルム10同士が接合するため、ヒートシールによって一体化することができる。
いずれにしても、折曲された端部Xが内寄り部Zにシールされることにより、端部Xが跳ね上がることがない厚肉の上端部が形成される。したがって、この包装袋Rは、シャープな外観を維持することができる上に、厚肉の上端部が外力を受けても変形しにくいようにすることができる。
次に、第3の実施形態における包装袋の製袋方法について説明する。第3の実施形態における包装袋の製袋方法は、図6に示すように、前記第1の実施形態によって製袋された包装袋の原型Qの端部Xを折曲し、1枚の摘み片13が端縁から突出した状態で、重ね合わされた端部Xと内寄り部Zとをシールする。すなわち、この包装袋の製袋方法は、包装袋の原型Qを製袋する段階において、包装袋Pの両側部Dの各内寄り部Z,Zをシールせず、端部Xを折曲した段階において、重なり合う端部Xと内寄り部Zとをシールする。このように、包装体Pの内寄り部Z,Zのシールと包装袋の原型Qの端部Xと内寄り部Zとのシールが兼用されることにより、内寄り部Zが重複してシールされないようにすることができる。
このようにして製袋された包装袋Rも、折曲された端部Xが内寄り部Zにシールされることにより、端部Xが跳ね上がることがなく、リブのように厚肉になった端部Xが外力を受けても変形しにくい腰を有し、またシャープな外観を呈し続けるようにすることができる。
次に、第4の実施形態における包装袋の製袋方法について説明する。第4の実施形態における包装袋の製袋方法は、図7に示すように、摘み片13を設けていない端部Xaが摘み片13を設けた端部Xbに隣接する内寄り部Zbと対向するように包装体Pを二つ折りにする。
そして、図8に示すように、摘み片13を設けていない端部Xaと摘み片13を設けた端部Xbに隣接する内寄り部Zbとを重ね合わせる。重ね合わされた端部Xaと内寄り部Zbは、第1の実施形態において説明したようにシールしてもよいし、第3の実施形態において説明したようにシールしなくてもよい。いずれにしても、摘み片13を設けた端部Xbの内フィルム20は、摘み片13を設けていない端部Xaと重なり合っていないため、露出した状態となっている。
この摘み片13を設けた端部Xbは、図9に示すように、内寄り部Zの方に折曲される。摘み片13を設けていない端部Xaと摘み片13を設けた端部Xbに隣接する内寄り部Zbとがシールされているときは、第1の実施形態において説明したように、折曲された端部Xbと内寄り部Zとシールしなくてもよいし、第2の実施形態において説明したように、シールしてもよい。摘み片13を設けていない端部Xaと摘み片13を設けた端部Xbに隣接する内寄り部Zbとがシールされていないときは、第3の実施形態において説明したように、折曲された端部Xbと内寄り部Zとシールする。
折曲された端部Xbは、内フィルム20が摘み片13を設けていない端部Xaと重なり合うことにより、特に、この端部Xaに紙状シート15が貼付されていない場合において、ヒートシールによって容易かつ強固に両端部Xa,Xbを一体化することができる。
このようにして製袋された包装袋Rは、端縁から1枚の摘み片13が突出することにより、摘み片13を容易に摘むことができ、また、端部Xbが折曲されていることにより、端部Xa,Xbがリブのように腰を有し、外力を受けても変形しにくく、また、シャープな外観を呈するようにすることができる。
次に、第5の実施形態における包装袋の製袋方法について説明する。第5の実施形態における包装袋の製袋方法は、図3に示すように、包装体Pがおにぎり1を挟む二つ折りにされた後、図10に示すように、内フィルム20の両側部Y,Yが重ね合わされてシールされることにより、包装袋Rが製袋される。この包装体Pには、襞部14,14が設けられず、この包装袋Rは、両側部Y,Yが合掌貼りのようにされ、幅のある側面が形成されない。
しかし、この包装袋Rの上端縁は、図10に示すように1枚の摘み片13が端縁から突出するように折曲され、又は折曲されて重なり合った上でシールされることにより、端縁がシャープな外観を呈し、リブのような腰を有するようにされている。また、この包装袋Rにおいても、第4の実施形態において説明したように、摘み片13を設けていない端部Xaと摘み片13を設けた端部Xbに隣接する内寄り部Zbとを重ね合わせ、摘み片13を設けた端部Xbを折曲してもよい。
次に、第6の実施形態における包装袋の製袋方法について説明する。第6の実施形態は、図11に示すように、外フィルム10に入れる切込み12を馬蹄形とし、両基端部12a,12aが内寄り部Zの方を向き、好ましくは、内寄り部Z内に位置している包装体Pによって製袋する。このような包装体Pを使用して、前記第1ないし第5のいずれの包装袋Rも製袋することができる。いずれの包装袋Rも、図12に示すように、端部Xが切込み12の両基端部12a,12aから折曲される。
そして、前記第1ないし第6のいずれの実施形態によって製袋された包装袋Rであっても、商品情報を記載したラベル(図示せず)が背面部Cに貼着される。この包装袋Rを開封するに際して、外フィルム10がカットテープ11によって引き裂かれるときに、ラベルも容易に引き裂かれるように、切欠きが入れられている。切欠きが鋸歯形状に入れられることにより、ラベルを貼着する位置を微調整しなくてもよい。
しかし、この包装袋Rは、包装体Pが二つ折りとされ、製袋されているため、カットテープ11及び摘み片13の位置をラベルからずれて設けることができる。こうすることにより、ラベルを貼着する作業性などを向上させることができる。
また、この包装体Pは、おにぎり1の形状に則して折り曲げられず、二つ折りとされて製袋されることにより、包装袋Rは柔らかくふんわりと握られたおにぎり1を好適に包装することができる。ただし、この包装袋Rは、硬く握られたおにぎり1を包装することもできる。また、おにぎり1と海苔2とは、内フィルム20によって隔絶されているため、海苔2は湿気らないようにされている。
そして、外フィルム10に紙状シート15,15が貼付されていることにより、特に漉き模様が入れられている場合に高級な風合いが醸し出される。しかも、外フィルム10に設けられた襞部14,14が側方に張り出し、上端縁が折曲されていることにより、この包装袋Rは正面部A及び背面部Cが四角形とされた良好な外観を呈する。
そして、この包装袋Rは、摘み片13が1枚のみ突出していることにより、おにぎり1を食するに際して、摘み片13を容易に摘むことができる。この摘み片13を引っ張ると、外フィルム10がカットテープ11に案内されて引き裂かれ、開封される。
フィルム10にカットテープ11が貼着されず、一軸延伸フィルムによって開封される場合であっても、一対の紙状シート15,15によって、引き裂かれる方向が規制され、外フィルム10を全長にわたって確実に分割することができる。特に、摘み片13を設ける切込み12の基端部13aが内寄り部Zのシールの部分に位置していると、摘み片13がシールによって引きちぎれることなく、外フィルム10を全長にわたって引き裂くことができる。
その後、両突片E,Eを反対方向に引っ張ると、内フィルム20のフィルム21,21が分離され、パリパリの状態の海苔2がおにぎり1を包んだ状態となって食することができる。
なお、本発明は、前記の実施形態に限定することなく、特許請求の範囲に記載した発明特定事項の範囲内において種々変更することができる。例えば、外フィルム10には、高級感を醸し出す必要がないときは、紙状シート15,15を貼付しなくてもよく、また襞部14,14を設けなくてもよい。また、摘み片13を設ける切込み12は、両基端部12a,12aが外フィルム10の端縁に位置したU字形としてもよい。さらに、切込み12,12は、製造装置の性能上、外フィルム10の両端部に設けられ、一端部に摘み片13が設けられるとともに、他端部に摘み片13に類似する舌片のようなものが設けられることがあるが、本発明は、このような舌片が設けられても実施することができる。
本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋するための米飯加工食品用包装体の一実施形態を示す分解斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋するための米飯加工食品用包装体の一実施形態を示す断面側面図である。 本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋する一実施形態であって、最初の工程を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋する一実施形態であって、途中の工程を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋する一実施形態であって、途中の工程を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋する第1の実施形態であって、最終の工程を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋する第4の実施形態であって、最初の状態を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋する第4の実施形態であって、途中の状態を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋する第4の実施形態であって、最終の状態を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋する第5の実施形態であって最終の状態を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋するための米飯加工食品用包装体の変形例を示す分解斜視図である。 図11に示した本発明に係る米飯加工食品用包装袋を製袋するための米飯加工食品用包装体の変形例によって製袋された米飯加工食品用包装袋を示す斜視図である。
符号の説明
1………米飯加工食品(おにぎり)
2………シート状食品(海苔)
10…… 外フィルム
12……切込み
13……摘み片
13a…基端部
20……内フィルム
P………米飯加工食品用包装体
Q………米飯加工食品用包装袋の原型
R………米飯加工食品用包装袋
X………端部
Y………側部
Z………内寄り部

Claims (11)

  1. 一端部に切込みを入れることにより、引裂き起点となる摘み片を設け、該摘み片から引き裂かれて幅方向に分割可能に形成された外フィルムと、該外フィルムと同方向に分離可能な内フィルムとがシート状食品を介して重ね合わされ、両フィルムの各側部同士及び各端部に隣接する内寄り部同士がシールされた米飯加工食品用包装体により、米飯加工食品を包装する米飯加工食品用包装袋の製袋方法であって、
    米飯加工食品を挟むように前記米飯加工食品用包装体を二つ折りとし、重なり合う前記米飯加工食品用包装体の各側部同士と前記各内寄り部同士をシールし、前記摘み片が突出するように前記米飯加工食品用包装体の端部を折曲することを特徴とする米飯加工食品用包装袋の製袋方法。
  2. 前記米飯加工食品用包装体の折曲された端部と該端部に隣接する内寄り部とを重ね合わせてシールすることを特徴とする請求項1に記載の米飯加工食品用包装袋の製袋方法。
  3. 一端部に切込みを入れることにより、引裂き起点となる摘み片を設け、該摘み片から引き裂かれて幅方向に分割可能に形成された外フィルムと、該外フィルムと同方向に分離可能な内フィルムとがシート状食品を介して重ね合わされ、両フィルムの各側部同士及び各端部に隣接する内寄り部同士がシールされた米飯加工食品用包装体により、米飯加工食品を包装する米飯加工食品用包装袋の製袋方法であって、
    米飯加工食品を挟むように前記米飯加工食品用包装体を二つ折りとし、重なり合う前記米飯加工食品用包装体の各側部同士をシールし、前記摘み片が突出するように前記米飯加工食品用包装体の端部を折曲し、該端部と該端部に隣接する内寄り部とを重ね合わせてシールすることを特徴とする米飯加工食品用包装袋の製袋方法。
  4. 一端部に切込みを入れることにより、引裂き起点となる摘み片を設け、該摘み片から引き裂かれて幅方向に分割可能に形成された外フィルムと、該外フィルムと同方向に分離可能な内フィルムとがシート状食品を介して重ね合わされ、両フィルムの各側部同士及び各端部に隣接する内寄り部同士がシールされた米飯加工食品用包装体により、米飯加工食品を包装する米飯加工食品用包装袋の製袋方法であって、
    米飯加工食品を挟むように、かつ、摘み片を設けていない端部が摘み片を設けた端部に隣接する内寄り部と重なり合うように前記米飯加工食品用包装体を二つ折りとし、重なり合う前記米飯加工食品用包装体の各側部同士と、前記のように重なり合う端部と内寄り部とをシールし、前記摘み片が突出するように前記米飯加工食品用包装体の端部を折曲することを特徴とする米飯加工食品用包装袋の製袋方法。
  5. 前記米飯加工食品用包装体の摘み片を設けた側の折曲された端部と摘み片を設けていない端部とを重ね合わせてシールすることを特徴とする請求項4に記載の米飯加工食品用包装袋の製袋方法。
  6. 前記米飯加工食品用包装体の各側部同士は、外フィルムと内フィルムとが重なり合ってシールされることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の米飯加工食品用包装袋の製袋方法。
  7. 前記切込みは、基端部が前記内寄り部をシールしている部分に位置していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の米飯加工食品用包装袋の製袋方法。
  8. 前記切込みは、一対の平行な直線状に形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の米飯加工食品用包装袋の製袋方法。
  9. 前記切込みは、馬蹄形に形成され、両基端部が前記内寄り部の方を向いていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の米飯加工食品用包装袋の製袋方法。
  10. 前記外フィルムの表面には、分割される部分を除いて、紙状シートが貼付されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の米飯加工食品用包装袋の製袋方法。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の米飯加工食品用包装袋の製袋方法によって米飯加工食品を包装したことを特徴とする米飯加工食品用包装袋。
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