JP2008172862A - 多相回転電機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンデンサ20の電荷を放電する放電抵抗体22の異常の有無を適切に判断することが困難なこと。
【解決手段】コンデンサ20の電荷を放電する放電抵抗体22は、抵抗体22a及び抵抗体22bの直列接続体として構成されている。抵抗体22a及び抵抗体22bによるインバータ12の入力電圧の分圧値が電圧検出回路52に入力され、電圧検出回路52によってレベル変換された分圧値V0に基づき、マイコン54により放電抵抗体22の異常の有無が判断される。すなわち、分圧値V0が、第1の閾値電圧以下又は第1の閾値電圧よりも高い第2の閾値電圧以上であるとき、放電抵抗体22に異常があると判断される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多相回転電機及びバッテリ間での電力の授受に際し、該電力を変換する電力変換回路を操作することで、前記多相回転電機の出力を制御する多相回転電機の制御装置に関する。
この種の多相回転電機の制御装置としては、例えば下記特許文献1に見られるように、コンタクタを介して、バッテリを、電力変換回路(インバータ)の一対の入力端子、コンデンサ及び放電抵抗体に並列接続するものも提案されている。これによれば、コンタクタを閉操作することでバッテリ及びインバータ間が導通状態となってコンデンサが充電され、ひいてはインバータの一対の入力端子間の電圧変動を緩和することができる。また、コンタクタを開操作することでインバータ及びバッテリ間を遮断した後には、放電抵抗体を介してコンデンサの電荷を放電することができる。
更に、上記制御装置では、コンタクタを開操作した後、所定時間経過後のコンデンサの電圧が所定値以上であるときには、コンタクタを開操作したにもかかわらず閉状態となっている異常であると判断している。
特許第3330050号公報
ところで、多相回転電機の制御装置は、その仕様に応じてバッテリの電圧が様々に設定され得る。このため、コンデンサの電圧を検出するための電圧検出回路は、バッテリの電圧に応じて新たに設計する必要が生じ得る。更に、多相回転電機の制御装置の中にはバッテリ及びインバータ間に昇圧回路を備えるものもあり、昇圧回路を備えるものと備えないものとでは、コンデンサの両端の電圧の差が非常に顕著となる。このため、昇圧回路の有無に応じて電圧検出回路を設計しなければならないこととなり、制御装置を構成する部材に大幅な設計変更が要求されることとなる。
更に、上記制御装置では、コンタクタが閉状態にあるときには、放電抵抗体が断線した場合であっても、放電抵抗体の断線異常の有無を判断することができないため、放電抵抗体に異常があることでコンデンサが放電されない状況を把握できない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電力変換回路の入力電圧についての要求仕様が様々に変化したとしても、設計変更を極力抑制することのできる多相回転電機の制御装置を提供することにある。また、本発明の目的は、電力変換回路の一対の入力端子やコンデンサと並列接続された放電抵抗体の異常の有無を適切に判断することのできる多相回転電機の制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、前記電力変換回路の一対の入力端子間に接続される複数の抵抗体の直列接続体と、前記抵抗体による前記一対の入力端子間の電圧の分圧値に基づき、前記電力変換回路の入力電圧を算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
上記発明では、一対の入力端子間の電圧が複数の抵抗体の直列接続体によって分圧され、これに応じて電力変換回路の入力電圧が算出される。このため、直列接続体の変更によって分圧態様を変更することで電力変換回路の入力電圧についての要求仕様の変更に対処することが可能であるため、分圧値に基づき入力電圧を検出する電圧検出手段を変更することを回避することができる。このため、仕様変更による設計変更を極力抑制することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記電力変換回路の一対の入力端子間には、コンデンサが接続されており、前記抵抗体は、前記コンデンサの電荷を放電する放電抵抗体であることを特徴とする。
電力変換回路の一対の入力端子間にコンデンサを接続すると、電力変換回路の一対の入力端子間の電圧の変動を抑制することができ、ひいては多相回転電機の出力制御を安定させることができる。ただし、この場合、電力変換回路及びバッテリ間が遮断される際には、コンデンサの電荷を放電させる放電抵抗体を備えることが望まれることとなる。ここで、上記発明では、電力変換回路の入力電圧を分圧してこれを検出する手段としての抵抗体と放電抵抗体とを同一とすることで、入力電圧の検出に際し新たな手段を設けることを回避することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記分圧値が第1の閾値電圧以下又は該第1の閾値電圧よりも高い第2の閾値電圧以上であるとき、前記抵抗体に異常があると判断する判断手段を更に備えることを特徴とする。
直列接続体と算出手段との接続点よりも下側の抵抗体が断線すると、分圧値は、電力変換回路の一対の入力端子のうちの正極端子側の電位となる。また、直列接続体と算出手段との接続点よりも上側の抵抗体が短絡しても、分圧値は、電力変換回路の一対の入力端子のうちの正極端子側の電位となる。一方、直列接続体と算出手段との接続点よりも上側の抵抗体が断線すると、分圧値は、電力変換回路の一対の入力端子のうちの負極端子側の電位となる。また、直列接続体と算出手段との接続点よりも下側の抵抗体が短絡しても、分圧値は、電力変換回路の一対の入力端子のうちの負極端子側の電位となる。これに対し、抵抗体に異常がない場合には、分圧値は、電力変換回路の一対の入力電圧を抵抗体にて分圧した値となる。上記発明ではこの点に着目し、第1の閾値を、電力変換回路の一対の入力電圧を抵抗体にて分圧した値よりも小さい値に設定し、また、第2の閾値を、電力変換回路の一対の入力電圧を抵抗体にて分圧した値よりも大きい値に設定する。これにより、抵抗体の異常の有無を適切に判断することができる。
請求項4記載の発明は、前記電力変換回路の一対の入力端子間には、コンデンサと、該コンデンサの電荷を放電する放電抵抗体としての複数の抵抗体の直列接続体とが並列接続されており、前記抵抗体による前記一対の入力端子間の電圧の分圧値が、第1の閾値電圧以下又は該第1の閾値電圧よりも高い第2の閾値電圧以上であるとき、前記抵抗体に異常があると判断する判断手段を備えることを特徴とする。
直列接続体の下側の抵抗体が断線すると、分圧値は、電力変換回路の一対の入力端子のうちの正極端子側の電位となる。また、直列接続体と上側の抵抗体が短絡しても、分圧値は、電力変換回路の一対の入力端子のうちの正極端子側の電位となる。一方、直列接続体の上側の抵抗体が断線すると、分圧値は、電力変換回路の一対の入力端子のうちの負極端子側の電位となる。また、直列接続体の下側の抵抗体が短絡しても、分圧値は、電力変換回路の一対の入力端子のうちの負極側の電位となる。これに対し、抵抗体に異常がない場合には、分圧値は、電力変換回路の一対の入力端子間の電圧を抵抗体にて分圧した値となる。上記発明ではこの点に着目し、第1の閾値を、電力変換回路の一対の入力端子間の電圧を抵抗体にて分圧した値よりも小さい値に設定し、また、第2の閾値を、電力変換回路の一対の入力端子間の電圧を抵抗体にて分圧した値よりも大きい値に設定することで、抵抗体の異常の有無を適切に判断することができる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記分圧値に基づき、前記電力変換回路の入力電圧を算出する算出手段を更に備えることを特徴とする。
上記発明では、一対の入力端子間の電圧が複数の抵抗体の直列接続体によって分圧され、これに応じて電力変換回路の入力電圧が算出される。このため、直列接続体の変更によって分圧態様を変更することで電力変換回路の入力電圧についての要求仕様の変更に対処することが可能であるため、分圧値に基づき入力電圧を検出する電圧検出手段を変更することを回避することができる。このため、仕様変更による設計変更を極力抑制することができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜3及び5のいずれかに記載の発明において、前記バッテリの電圧を検出する手段の検出値と前記算出手段によって算出される入力電圧との比較に基づき、前記算出手段によって算出される入力電圧の補正量を算出する補正量算出手段と、前記補正量によって、前記算出手段による入力電圧の算出態様を補正する補正手段とを更に備えることを特徴とする。
上記抵抗体は、電力変換回路の一対の入力端子間に接続されるものであるため、大電力用の抵抗体となることや、電流を制限する必要から抵抗値が大きくなることなどから、比較的精度の低いものとなりやすい。このため、分圧値に基づく入力電圧の算出精度が低下するおそれがある。この点、上記発明では、補正手段を備えて算出手段の算出態様を補正することで、抵抗体の精度の低さを補償することができ、ひいては入力電圧を高精度に算出することができる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記電力変換回路及び前記バッテリ間に該バッテリの電圧を昇圧する昇圧手段が設けられて且つ、前記抵抗体は、前記昇圧手段及び前記電力変換回路間に設けられており、前記補正量算出手段は、前記昇圧手段の停止時に前記補正量の算出を行なうことを特徴とする。
昇圧手段を備える場合、昇圧手段の動作中には、バッテリの電圧と電力変換回路の入力電圧とが等しくならないため、補正量を適切に算出することができない。この点、上記発明では、昇圧手段の停止時に補正量を算出することで、補正量を高精度に算出することができる。
以下、本発明にかかる多相回転電機の制御装置をハイブリッド車に搭載される3相モータジェネレータの制御装置に適用した第1の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかる制御システムの全体構成を示す。
図示されるように、モータジェネレータ10の3つの相(U相、V相、W相)には、インバータ12が接続されている。このインバータ12は、3相インバータであり、高圧バッテリ14側の電圧をモータジェネレータ10の3つの相に適宜印加するとともに、モータジェネレータ10によって発電された電力を高圧バッテリ14に適宜出力する。高圧バッテリ14の電圧は、この発電された電力を蓄えることで、所定の高電圧(例えば「288V」)となっている。
詳しくは、インバータ12は、3つの相のそれぞれと高圧バッテリ14の正極側又は負極側とを導通させるべく、スイッチング素子SW1、SW2(U相アーム)とスイッチング素子SW3,SW4(V相アーム)とスイッチング素子SW5,SW6(W相アーム)との並列接続体を備えて構成されている。そして、スイッチング素子SW1及びスイッチング素子SW2を直列接続する接続点がモータジェネレータ10のU相と接続されている。また、スイッチング素子SW3及びスイッチング素子SW4を直列接続する接続点がモータジェネレータ10のV相と接続されている。更に、スイッチング素子SW5及びスイッチング素子SW6を直列接続する接続点がモータジェネレータ10のW相と接続されている。そして、これらスイッチング素子SW1〜SW6にはそれぞれ、フライホイールダイオードD1〜D6が逆並列に接続されている。
インバータ12の一対の入力端子(U,V,W相を接続する点)には、コンデンサ20及び、コンデンサ20の電荷を放電する放電抵抗体22が接続されている。コンデンサ20は、バイパスコンデンサとして機能するため、例えばモータジェネレータ10が電動機として機能することで高圧バッテリ14の電力を消費するに際し、インバータ12の入力電圧の急激な変動を抑制する。一方、放電抵抗体22は、一対の抵抗体22a及び抵抗体22bの直列接続体である。
上記一対の入力端子には、更に、高圧バッテリ14の電圧を所定電圧(例えば「600〜750V」)に昇圧する昇圧回路24が接続されている。高圧バッテリ14及び昇圧回路24間には、これらの間を導通及び遮断するリレー26,28,30が設けられている。なお、リレー28は、抵抗体32を介して高圧バッテリ14及び昇圧回路24間を導通及び遮断するものである。
ハイブリッド用電子制御装置(ハイブリッドECU40)は、ハイブリッドシステムを統括管理する電子制御装置である。ハイブリッドECU40は、高圧バッテリ14の電圧を検出する電圧検出回路42と、中央処理装置44とを備えている。
モータジェネレータ用電子制御装置(MGECU50)は、インバータ12のスイッチング素子SW1〜SW6を操作することでモータジェネレータ10の出力を制御するための電子制御装置である。MGECU50は、例えば作動増幅回路を備えて構成されて且つ抵抗体22bによる電圧降下量を検出する電圧検出回路52を備えている。また、MGECU50は、マイクロコンピュータ(マイコン54)や、スイッチング素子SW1〜SW6のゲートに電圧を印加するゲート駆動回路56を備えている。
MGECU50(マイコン54)は、モータジェネレータ10を稼動させる際には、まずリレー28及びリレー30を閉操作する。これにより、高圧バッテリ14の電力がコンデンサ20に蓄えられる。この際、抵抗体32によって、リレー28,30のオン操作に伴って流れる電流が過剰となることを回避する。そして、コンデンサ20が充電されると、リレー26を閉操作して且つリレー28をオフ操作することで、リレー26,30によってインバータ12及び高圧バッテリ14間を低抵抗で接続する。また、MGECU50は、モータジェネレータ10の加速制御時等において、昇圧回路24を操作することで、高圧バッテリ14の電圧を昇圧してインバータ12に出力する。
更にMGECU50は、抵抗体22a及び抵抗体22bによるインバータ12の入力電圧(一対の入力端子間の電圧)の分圧値を取り込み、これに基づきインバータ12の入力電圧を算出する。
ところで、抵抗体22a及び抵抗体22bは、大電力を扱い、また、リレー26,28の少なくとも一方とリレー30とが閉状態であるときにおけるインバータ12やコンデンサ20と高圧バッテリ14との間の電力の授受を妨げないように、抵抗値が大きく設定されている。このため、抵抗体22a,22bは、その抵抗値の誤差が大きいものとなりやすく、インバータ12の入力電圧の分圧値を高精度に検出する妨げとなるおそれがある。そこで本実施形態では、昇圧回路24の停止時において、高圧バッテリ14の電圧情報(バッテリ電圧Vb)に基づき、入力電圧の算出態様を補正する。図2に、本実施形態にかかるインバータ12の入力電圧の算出処理の手順を示す。この処理は、MGECU54内のマイコン54により、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において、電圧検出回路52の出力である分圧値V0を取り込む。ここで、分圧値V0は、抵抗体22a及び抵抗体22bによる入力電圧の実際の分圧値が、電圧検出回路52によって、マイコン54の動作電圧内の電圧値に変換されたものである。続くステップS12では、インバータ12の入力電圧Vaを算出する。入力電圧Vaは、抵抗体22bの抵抗値R2に対する抵抗体22aの抵抗体R1及び抵抗体22bの抵抗値R2の和の比「(R1+R2)/R2」に、分圧値V0を乗算したものである。
続くステップS14〜S18では、バッテリ電圧Vbによる入力電圧Vaの補正量Hを算出する処理の実行条件が成立しているか否かを判断する処理を行なう。すなわち、ステップS14では、昇圧回路24が停止中であるか否かを判断する。この処理は、高圧バッテリ14の電圧とインバータ12の入力電圧とが同一となると想定される状況にあるか否かを判断するものである。また、ステップS16においては、リレー26とリレー30とが一定時間継続して閉状態(導通状態)となっているか否かを判断する。この処理は、インバータ12の入力電圧が安定する状況にあるか否かを判断するものである。これは、リレー26,30が閉状態となった直後では、インバータ12の入力電圧が変動し、ひいては分圧値V0が変動するおそれがあるために行なうものである。更にステップS18においては、インバータ12のスイッチング素子SW1〜SW6の全てがオフ状態となってから一定時間経過しているか否かを判断する。この処理は、インバータ12の操作に伴って入力電圧が変動する状況か否かを判断するものである。
上記ステップS14〜S18の全てにおいて肯定判断されるときには、インバータ12の入力電圧Vaとバッテリ電圧Vbとの変動が小さい状況にあると考えられることから、補正量Hの算出実行条件が成立したとして、ステップS20に移行する。ステップS20では、入力電圧Vaの平均値AVaを算出する。この処理は、入力電圧Vaの変動を除去するための処理である。続くステップS22では、バッテリ電圧Vbの平均値AVbを算出する。この処理は、バッテリ電圧Vbの変動を除去するための処理である。そして、ステップS24においては、入力電圧Vaの平均値AVa及びバッテリ電圧Vbの平均値AVbに基づき、補正量Hを算出する。詳しくは、入力電圧Vaの平均値AVaに対するバッテリ電圧Vbの平均値AVbの比として、補正量Hを算出する。
上記ステップS14〜S18のいずれかにおいて否定判断されるときや、ステップS24の処理が完了するときには、ステップS26に移行する。ステップS26おいては、入力電圧Vaを、補正量Hにて補正する。すなわち、上記ステップS12において算出される入力電圧Vaに補正量Hを乗算することで、最終的な入力電圧Vaを算出する。
なお、ステップS26の処理が完了するときには、この一連の処理を一旦終了する。
MGECU50は、更に、抵抗体22a及び抵抗体22bの異常の有無を判断する処理を行なう。図3に、異常の有無の判断処理の手順を示す。この処理は、MGECU50内のマイコン54により、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS30において、リレー26及びリレー28の少なくとも一方とリレー30とが導通状態となっているか否かを判断する。続くステップS32においては、電圧検出回路52の出力する分圧値V0が閾値電圧α以下であるか否かを判断する。この処理は、抵抗体22aの断線異常の有無や、抵抗体22bの短絡異常の有無を判断するものである。ここで閾値電圧αは、抵抗体22a、22bによるバッテリ電圧Vbの分圧値よりも低い値に設定される。本実施形態では、閾値電圧αを、インバータ12の一対の入力端子のうちの負極端子の電圧程度の微少電圧値に設定する。そして、閾値電圧α以下であると判断されるときには、ステップS34において、上側の抵抗体22aが断線する異常、又は下側の抵抗体22bが短絡する異常が生じていると判断する。すなわち、リレー26及びリレー28の少なくとも一方とリレー30とが導通状態となっているときには、抵抗体22a及び抵抗体22bの両端の電圧はバッテリ電圧Vb以上となっていると考えられるため、分圧値V0は、バッテリ電圧Vbを抵抗体22a及び抵抗体22bによって分圧した値「Vb×R2/(R1+R2)」以上となるはずである。このため、分圧値V0がこの値よりも過度に低い値であるときには、抵抗体22aが断線したり、抵抗体22bが短絡したりして分圧値V0がインバータ12の負極側の入力端子に引き下げられていると考えられる。
一方、閾値電圧αよりも高いと判断されるときには、ステップS36に移行する。ステップS36においては、昇圧回路24が駆動中であるか否かを判断する。そして、昇圧回路24の駆動中であるときには、ステップS38において、抵抗体22bの断線異常の有無や抵抗体22aの短絡異常の有無を判断するための閾値電圧βを、昇圧回路24の駆動時に想定される出力電圧Vmaxに係数Kを乗算した値に設定する。一方、昇圧回路24を駆動中でないときには、ステップS40において、閾値電圧βを、バッテリ電圧Vbに上記係数Kを乗算した値に設定する。そして、ステップS38の処理やステップS40の処理が完了すると、ステップS42に移行する。
ステップS42においては、分圧値V0が閾値電圧β以上であるか否かを判断する。この処理は、抵抗体22bに断線異常の有無や、抵抗体22aの短絡異常の有無を判断するためのものである。ここで、上記係数Kは、抵抗体22a及び抵抗体22bの抵抗値の和に対する抵抗体22bの抵抗値の比「R2/(R1+R2)」よりも大きく且つ「1」以下の値に設定されている。抵抗体22a及び抵抗体22bに異常が無いなら、分圧値V0は、インバータ12の入力電圧Vaに上記比「R2/(R1+R2)」を乗算した値程度になっているはずである。すなわち、昇圧回路24の駆動中においては、昇圧回路24の出力電圧に上記比「R2/(R1+R2)」を乗算した値程度となり、昇圧回路24の停止中にはバッテリ電圧Vbに上記比「R2/(R1+R2)」を乗算した値程度になっているはずである。このため、この値よりも実際の分圧値V0が高いときには、抵抗体22bが断線したり、抵抗体22aが短絡することで、分圧値がインバータ12の正極側の入力端子の電位にまで引き上げられていると判断する。
上記ステップS42において閾値電圧β以上と判断されるときには、ステップS44において、上側の抵抗体22aの短絡異常、又は下側の抵抗体22bに断線異常が生じていると判断する。なお、上記ステップS34又はステップS44の処理においては、断線異常がある旨、例えば先の図1に示す表示器60を介して外部に通知することが望ましい。ちなみに、上記ステップS30、S42において否定判断されるときや、ステップS34,44の処理が完了するときには、この一連の処理を一旦終了する。
上記処理により、放電抵抗体22を構成する抵抗体22a及び抵抗体22bの異常の有無を的確に判断することができる。このため、放電抵抗体22が断線している場合、リレー26,28,30がオフ状態であるにもかかわらず放電抵抗体22の断線異常に起因してコンデンサ20が高電圧に維持されている状態である旨を、外部に通知することができる。この断線異常の有無は、放電抵抗体22を複数の抵抗体22a,22bにて構成して且つ、これらの接続点における電圧(分圧値)を検出することで行なうことが可能となった。これに対し、例えば図4に示す従来例のように放電抵抗体23を単一の抵抗体で構成し、その高電位側の電圧を検出する構成では、放電抵抗体23の断線異常の有無を判断することができない。なお、図4において、先の図1に示した部材と対応する部材については、便宜上同一の符号を付している。
更に、本実施形態では、上述したように、分圧値V0に基づき、インバータ12の入力電圧Vaを算出するために、モータジェネレータ10の駆動電圧についての仕様の変化にかかわらず、MGECU50の設計変更を極力抑制することが可能となる。すなわち、例えば昇圧回路24を備える仕様と備えない仕様とでは、インバータ12の入力電圧Vaに大きな差があるため、先の図4に示した従来例の構成では、電圧検出回路52を、仕様毎に設計変更しなければならない。詳しくは、電圧検出回路52は、例えば作動増幅回路を備えて構成されるものであり、電圧検出回路52(作動増幅回路等)には、その許容最大入力電圧が定まっている。このため、許容最大入力電圧がインバータ12の入力電圧Vaの最大値以上となるように、仕様毎に電圧検出回路52を設計変更する必要が生じるおそれがある。これは、昇圧回路24の有無に限ったことでもなく、高圧バッテリ14の電圧が仕様に応じて変化した場合においても、これに応じて電圧検出回路52を設計変更する必要が生じるおそれがある。
これに対し、本実施形態によれば、放電抵抗体22を構成する抵抗体22a,22bの抵抗値を変更するのみで、電圧検出回路52に入力される電圧値の取り得る領域(電圧レベル)を、仕様にかかわらず同レベルとすることができる。このため、電圧検出回路52の設計変更をする必要が生じず、MGECU54の設計変更としては、電圧検出回路52の出力する分圧値V0の単位を変更するようなソフトウェア上の変更(先の図2や図3の処理プログラムの変更)で足りる。ちなみに、このソフトウェア上の変更は、図4に示した従来例においても必要な変更である。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)インバータ12の一対の入力端子間に接続される複数の抵抗体22a,22bによるインバータ12の入力電圧Vaの分圧値に基づき、インバータ12の入力電圧Vaを算出した。これにより、抵抗体22a,22bの抵抗値の変更によって分圧態様を変更することでインバータ12の駆動電圧の仕様の変更に対処することが可能であるため、分圧値に基づき入力電圧Vaを検出する電圧検出回路52を変更することを回避することができる。このため、仕様変更による設計変更を極力抑制することができる。
(2)インバータ12の一対の入力端子間に、バイパスコンデンサとして機能するコンデンサ20が接続されており、コンデンサ20の電荷を放電する放電抵抗体22を、上記抵抗体22a,22bにて構成した。これにより、コンデンサ20の電荷を放電させるための放電抵抗体22を、入力電圧Vaを分圧してこれを検出するための抵抗体22a,22bと兼用することができる。
(3)入力電圧Vaが第1の閾値電圧以下(分圧値V0が閾値電圧α以下)又は第2の閾値電圧以上(分圧値V0が閾値電圧β以上)であるとき、放電抵抗体22に異常があると判断した。これにより、放電抵抗体22の異常の有無を適切に判断することができる。
(4)ハイブリッドECU40の検出するバッテリ電圧VbとMGECU50によって算出される入力電圧Vaとの比較に基づき、入力電圧Vaの算出態様を補正した。これにより、放電抵抗体22の精度の低さを補償することができ、ひいては入力電圧Vaを高精度に算出することができる。
(5)昇圧回路24の停止時に、入力電圧Vaの補正量Hを算出した。これにより、補正量Hを高精度に算出することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・先の図3においては、リレー26,28,30の導通状態を異常の有無の判断の実行条件としたが、この条件は設けなくてもよい。すなわち、リレー26,28,30の遮断直後においても、先の図3に例示した処理と同様の処理によって、異常の有無を迅速に判断することができる。このため、放電抵抗体22の断線によってコンデンサ20が放電不能状態にあるか否かを迅速に判断することができる。
・先の図2のステップS12に示した処理において、入力電圧Vaを都度の分圧値V0から都度算出したが、入力電圧Vaの変化を緩和する処理を更に施してもよい。これは例えば、ステップS10において、分圧値V0を取得した後、これを直接用いて入力電圧Vaを算出する代わりに、分圧値V0についての前回のサンプリング値及び今回のサンプリング値のそれぞれに所定の重み付けをして平均化する加重平均処理(なまし処理)を行なうことで実現することができる。こうした変化の緩和処理によれば、ノイズ等に対する耐性を向上させることができる。なお、緩和処理を施すなら、ステップS20の処理を除去しても、補正量Hを高精度に算出することができる。
・上記実施形態では、入力電圧Vaの算出態様の補正を、分圧値V0から算出される入力電圧Vaを補正量Hによって補正することで行なったがこれに限らない。例えば、補正量に応じて電圧検出回路52の出力そのものを補正してもよい。これは例えば電圧検出回路52をオペアンプを備える差増増幅回路にて構成して且つ、オペアンプと接続される抵抗体の抵抗値を可変とすることで行なうことができる。
・上記実施形態では、補正量Hの算出を、ハイブリッドシステムの製品出荷後においても所定周期でMGECU50にて行なう構成としたが、これに限らない。例えば製品出荷前に放電抵抗体22の抵抗値の誤差の検出に基づき補正量を算出し、これをMGECU50に記憶させるようにしてもよい。この際、ハイブリッドシステムの製造工程において抵抗体の抵抗値の誤差を検出する機能を、MGECU50に備えることなく、生産ライン用のコンピュータ等を用いるようにしてもよい。ただし、この場合、製造工程において誤差検出をするために製造時間が伸長したり人的コストが増大したりする等の問題を招くこととなるため、放電抵抗体22の抵抗値の誤差を検出し補正量Hを算出する処理機能をMGECU50に搭載することが望ましい。なお、放電抵抗体22の抵抗値は、温度特性を有することなどから、所定周期で補正量Hを更新することが望ましい。
・放電抵抗体22は、2つの抵抗体にて構成されるものに限らず、3つ以上の抵抗体にて構成されるものであってもよい。また、ハイブリッドシステムがコンデンサ20を備えない構成等、放電抵抗体22が不要な構成であっても、複数の抵抗体によってインバータ12の入力電圧Vaの分圧値を検出することで、少なくとも先の実施形態の上記(1)の効果を得ることはできる。
・多相回転電気の制御装置としては、ハイブリッドシステムに搭載されるものに限らず、例えば電気自動車に搭載されるものであってもよい。
一実施形態にかかる制御システムの全体構成を示す図。 同実施形態にかかるインバータの入力電圧の算出処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかる放電抵抗体の異常の有無の判断処理の手順を示す流れ図。 従来の制御システムの全体構成を示す図。
符号の説明
10…モータジェネレータ、12…インバータ、20…コンデンサ、22…放電抵抗体、50…MGECU、52…電圧検出回路。

Claims (7)

  1. 多相回転電機及びバッテリ間での電力の授受に際し、該電力を変換する電力変換回路を操作することで、前記多相回転電機の出力を制御する多相回転電機の制御装置において、
    前記電力変換回路の一対の入力端子間に接続される複数の抵抗体の直列接続体と、
    前記抵抗体による前記一対の入力端子間の電圧の分圧値に基づき、前記電力変換回路の入力電圧を算出する算出手段とを備えることを特徴とする多相回転電機の制御装置。
  2. 前記電力変換回路の一対の入力端子間には、コンデンサが接続されており、
    前記抵抗体は、前記コンデンサの電荷を放電する放電抵抗体であることを特徴とする請求項1記載の多相回転電機の制御装置。
  3. 前記分圧値が第1の閾値電圧以下又は該第1の閾値電圧よりも高い第2の閾値電圧以上であるとき、前記抵抗体に異常があると判断する判断手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の多相回転電機の制御装置。
  4. 多相回転電機及びバッテリ間での電力の授受に際し、該電力を変換する電力変換回路を操作することで、前記多相回転電機の出力を制御する多相回転電機の制御装置において、
    前記電力変換回路の一対の入力端子間には、コンデンサと、該コンデンサの電荷を放電する放電抵抗体としての複数の抵抗体の直列接続体とが並列接続されており、
    前記抵抗体による前記一対の入力端子間の電圧の分圧値が、第1の閾値電圧以下又は該第1の閾値電圧よりも高い第2の閾値電圧以上であるとき、前記抵抗体に異常があると判断する判断手段を備えることを特徴とする多相回転電機の制御装置。
  5. 前記分圧値に基づき、前記電力変換回路の入力電圧を算出する算出手段を更に備えることを特徴とする請求項4記載の多相回転電機の制御装置。
  6. 前記バッテリの電圧を検出する手段の検出値と前記算出手段によって算出される入力電圧との比較に基づき、前記算出手段によって算出される入力電圧の補正量を算出する補正量算出手段と、
    前記補正量によって、前記算出手段による入力電圧の算出態様を補正する補正手段とを更に備えることを特徴とする請求項1〜3及び5のいずれかに記載の多相回転電機の制御装置。
  7. 前記電力変換回路及び前記バッテリ間に該バッテリの電圧を昇圧する昇圧手段が設けられて且つ、前記抵抗体は、前記昇圧手段及び前記電力変換回路間に設けられており、
    前記補正量算出手段は、前記昇圧手段の停止時に前記補正量の算出を行なうことを特徴とする請求項6記載の多相回転電機の制御装置。
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