JP2008172727A - 制御装置および画像処理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ルートデバイスであるコントローラ4に対して高速シリアルバス9により接続されていて、スキャナユニット2から入力される画像データに対して画像処理を施す第1の画像処理デバイス3と、コントローラ4に対して高速シリアルバス10により接続されていて、プリンタユニット6へ出力する画像データに対して画像処理を施す第2の画像処理デバイス5と、コントローラ4にのみ接続されていて、第1の画像処理デバイス3または第2の画像処理デバイス5で画像処理が施される画像データを扱うメモリデバイス8と、を備える。
【選択図】 図16
Description
64bit×33.3MHz×0.5=約130MB/s
程度である。ここにスキャンデータとして
RGB8bit−A4サイズ−600dpi−圧縮率1
を1秒間に1枚(紙間なし)で通そうとした場合、これだけで100MB/sを消費してしまう(RGB8bit−A4サイズ−600dpiが約100MB)。同時に、プリンタデータとして
CMYK4bit−A4サイズ−600dpi−圧縮率1
を1秒間に1枚(紙間なし)で通そうとした場合、66.7MB/sを消費する(CMYK4bit−A4サイズ−600dpiが約66.7MB)。したがって、この画像フォーマットを1秒間に1枚(60枚機相当)通すことは不可能であり、本アーキテクチャを継続する限りではデータフォーマットをより軽くするか、処理速度を落とす必要がある。
32bit×66.6MHz×4×0.5=約500MB/s
となる。仮にメモリ107を削除して外部メモリ102のみで構成した場合、この帯域が制約となるが、ここにスキャンデータとして“RGB8bit−A4サイズ−600dpi−圧縮率1”を1秒間に1枚(紙間なし)で通そうとした場合、100MB/sを消費する(RGB8bit−A4サイズ−600dpiが約100MB)。さらに、一旦外部メモリ102に入ったスキャンデータをデバイス103を介してデバイス104経由でハードディスク106に蓄積する必要があるので、デバイス104から外部メモリ102をリードするのに、100MB/sを消費する。一方、プリンタデータとして“CMYK4bit−A4サイズ−600dpi”を外部メモリ102よりデバイス104がリードして、回転処理を行ってから、外部メモリ102へ書き戻すのに、
66.7MB/s + 66.7MB/s = 133.3MB/s
を消費する(CMYK4bit−A4サイズ−600dpiが約66.7MB)。これを外部メモリ102よりデバイス104が再度リードして、圧縮処理(圧縮率2)を行ってから、外部メモリ102へ書き戻すのに、
66.7MB/s + 66.7MB/s÷2 = 100MB/s
を消費する(CMYK4bit−A4サイズ−600dpiが約66.7MB)。圧縮されたデータ(圧縮率2)をデバイス104が外部メモリ102からリードしてハードディスク106へ蓄積するのに、
66.7MB/s÷2 = 33.3MB/s
を消費する。また、この圧縮データをプリンタなどの画像入出力装置200へ1秒間に1枚(紙間なし)で通そうとした場合、デバイス104が外部メモリ102より圧縮されたデータをリードしてから伸長処理するので、33.3MB/sを消費する。これらを合計すると、
100MB/s+100MB/s+133.3MB/s+100MB/s+33.3MB/s=466.6MB/s
となり、AGP×4の実効帯域を90%以上を使用する計算となる。したがって、この画像フォーマットを1秒間に1枚(60枚機相当)通すことはほぼ限界であり、本アーキテクチャを継続する限りではこれ以上の速度(生産性)が必要な場合はデータフォーマットをより軽くするか、処理速度を落とす必要がある。
まず、本実施の形態は高速シリアルバスの一つであるPCI Express(登録商標)を利用するものであり、本実施の形態の前提として当該PCI Express規格の概要について、「“PCI Express 規格の概要”Interface誌、July’2003 里見尚志」の一部抜粋により説明する。ここに、高速シリアルバスとは、1本の伝送路を用いてシリアル(直列)伝送により高速(100Mbps程度以上)にデータをやり取りすることができるインタフェースを意味する。
A.ポート(Port)/レーン(Lane)/リンク(Link)
図4に物理層の構造を示す。ポートは、物理的には同一半導体内にあり、リンクを形成するトランスミッタ/レシーバの集合で、論理的にはコンポーネント・リンク間を1対1で接続(ポイント・ツー・ポイント)するインタフェースを意味する。転送レートは、例えば片方向2.5Gbpsとされている。レーンは、例えば0.8Vの差動信号ペアのセットで、送信側の信号ペア(2本)、受信側の信号ペア(2本)からなる。リンクは、2つのポートとその間を結ぶレーンの集まりであり、コンポーネント間のデュアルシンプレックス通信バスである。「xNリンク」はN本のレーンから構成され、現在の規格では、N=1,2,4,8,16,32が定義されている。図示例は、x4リンク例である。例えば、図5に示すように、デバイスA,B間を結ぶこのレーン幅Nを可変することにより、スケーラブルなバンド幅を構成することが可能となる。
ルートコンプレックス112は、I/O構造の最上位に位置し、CPUやメモリサブシステムをI/Oに接続する。ブロック図などでは、図3に示すように、「メモリハブ」と記述されることが多い。ルートコンプレックス112(又は、124)は、1つ以上のPCI Expressポート(ルートポート)(図2中では、ルートコンプレックス112中の四角で示す)を持ち、各々のポートは独立したI/O階層ドメインを形成する。I/O階層ドメインは、単純なエンドポイントである場合(例えば、図2中のエンドポイント115a側の例)や、多数のスイッチやエンドポイントから形成される場合(例えば、図2中のエンドポイント115bやスイッチ117b,115c側の例)がある。
エンドポイント115は、タイプ00hのコンフィグレーション空間ヘッダを持つデバイス(具体的には、ブリッジ以外のデバイス)で、レガシーエンドポイントとPCI Expressエンドポイントとに分けられる。両者の大きな違いは、PCI ExpressエンドポイントはBAR(ベースアドレスレジスタ)でI/Oリソースを要求せず、このためI/Oリクエストを要求しない。また、PCI Expressエンドポイントは、ロックリクエストもサポートしていない。
スイッチ117(又は、134)は、2つ以上のポートを結合し、ポート間でのパケットルーティングを行う。コンフィグレーションソフトウェアからは、当該スイッチは、図6に示すように、仮想PCI-PCIブリッジ141の集合体として認識される。図中、両矢印はPCI Expressリンク114(又は、126)を示し、142a〜142dはポートを示す。このうち、ポート142aはルートコンプレックスに近い方のアップストリームポートであり、ポート142b〜142dはルートコンプレックスから遠い方のダウンストリームポートである。
PCI ExpressからPCI/PCI-Xへの接続を提供する。これにより、既存のPCI/PCI-XデバイスをPCI Expressシステム上で使用することができる。
従来のPCIのアーキテクチャは、図7−1に示すように、プロトコルとシグナリングが密接に関連する構造であり階層という考え方はなかったが、PCI Expressでは、図7−2に示すように、一般的な通信プロトコルやInfiniBandのように、独立した階層構造とされ、各層に分けて仕様が定義されている。即ち、最上位のソフトウェア151、最下位の機構(メカニカル)部152間に、トランザクション層153、データリンク層154、物理層155を持つ構造とされている。これにより、各層のモジュール性が確保され、スケーラビリティを持たせることやモジュールの再利用が可能となる。例えば、新たな信号コーディング方式や伝送媒体を採用する場合、物理層を変更するだけでデータリンク層やトランザクション層は変更せずに対応できる。
トランザクション層153は、最上位に位置し、トランザクションレイヤパケット(TLP)の組み立て、分解機能を持つ。トランザクションレイヤパケット(TLP)は、リード/ライト、各種イベントといったトランザクションの伝達に用いられる。また、トランザクション層153は、トランザクションレイヤパケット(TLP)のためのクレジットを用いたフロー制御を行う。各層153〜155におけるトランザクションレイヤパケット(TLP)の概要を図9に示す(詳細は、後述する)。
データリンク層154の主な役割は、エラー検出/訂正(再送)によりトランザクションレイヤパケット(TLP)のデータ完全性を保証することと、リンク管理である。データリンク層154間では、リンク管理やフロー制御のためのパケットのやり取りを行う。このパケットは、トランザクションレイヤパケット(TLP)と区別するために、データリンクレイヤパケット(DLLP)と呼ばれる。
物理層155は、ドライバ、入力バッファ、パラレル−シリアル/シリアル−パラレル変換器、PLL、インピーダンス整合回路といったインタフェース動作に必要な回路を含んでいる。また、論理的な機能としてインタフェースの初期化・保守の機能を持つ。物理層155は、データリンク層154/トランザクション層153を実際のリンクで使用される信号技術から独立させる役目も持っている。
PCI Expressは、従来のPCIと同様にコンフィグレーション空間を持つが、その大きさは従来のPCIが256バイトであるのに対して、図10に示すように、4096バイトへと拡張されている。これにより、多数のデバイス固有レジスタセットを必要とするデバイス(ホストブリッジなど)に対しても、将来的に十分な空間が確保されている。PCI Expressでは、コンフィグレーション空間へのアクセスは、フラットなメモリ空間へのアクセス(コンフィグレーションリード/ライト)で行われ、バス/デバイス/機能/レジスタ番号はメモリアドレスにマップされている。
PCI Express のアーキテクチャの中心となっているトランザクション層153、データリンク層154、物理層155について、各々詳細に説明する。
トランザクション層153の主な役割は、前述したように、上位のソフトウェア層151と下位のデータリンク層154との間でトランザクションレイヤパケット(TLP)の組み立てと分解を行うことである。
PCI Expressでは、従来のPCIでサポートされていたメモリ空間(メモリ空間とのデータ転送用)、I/O空間(I/O空間とのデータ転送用)、コンフィグレーション空間(デバイスのコンフィグレーションとセットアップ用)に加えて、メッセージ空間(PCI Expressデバイス間のインバンドでのイベント通知や一般的なメッセージ送信(交換)用…割り込み要求や確認は、メッセージを「仮想ワイヤ」として使用することにより伝達される)が追加され、4つのアドレス空間が定義されている。各々の空間に対してトランザクションタイプが定義されている(メモリ空間、I/O空間、コンフィグレーション空間は、リード/ライト、メッセージ空間は基本(ベンダ定義含む))。
PCI Expressは、パケット単位で通信を行う。図9に示したトランザクションレイヤパケット(TLP)のフォーマットにおいて、ヘッダのヘッダ長は3DW(DWはダブルワードの略;合計12バイト)又は4DW(16バイト)で、トランザクションレイヤパケット(TLP)のフォーマット(ヘッダ長とペイロードの有無)、トランザクションタイプ、トラフィッククラス(TC)、アトリビュートやペイロード長などの情報が含まれる。パケット内の最大ペイロード長は1024DW(4096バイト)である。
上位のソフトウェアは、トラフィッククラス(TC)を使用することによりトラフィックの差別化(優先度をつける)を行うことができる。例えば、映像データをネットワークのデータよりも優先して転送する、といったことが可能となる。トラフィッククラス(TC)はTC0からTC7まで8つある。
受信バッファのオーバーフローを避け、伝送順序を確立するためにフロー制御(FC:Flow Control)が行われる。フロー制御は、リンク間のポイントツーポイントで行われ、エンドツーエンドではない。従って、フロー制御により最終的な相手(コンプリータ)にパケットが届いたことを確認することはできない。
データリンク層154の主な役割は、前述したように、リンク上の2つのコンポーネント間での信頼性の高いトランザクションレイヤパケット(TLP)交換機能を提供することである。
トランザクション層153から受け取ったトランザクションレイヤパケット(TLP)に対しては、先頭に2バイトのシーケンス番号、末尾に4バイトのリンクCRC(LCRC)を付加して、物理層155に渡す(図9参照)。トランザクションレイヤパケット(TLP)は、リトライバッファに保管され、相手から受信確認(ACK)が届くまで再送される。トランザクションレイヤパケット(TLP)の送信に失敗が続いた場合は、リンク異常であると判断して物理層155に対してリンクの再トレーニングを要求する。リンクのトレーニングが失敗した場合、データリンク層154の状態はインアクティブに遷移する。
トランザクションレイヤパケット(TLP)は、物理層から送信されるときに自動的に図12に示すようなデータリンクレイヤパケット(DLLP)に分割されて各レーンに送信される。データリンク層154が生成するパケットは、データリンクレイヤパケット(DLLP)と呼ばれ、データリンク層154間でやり取りされる。データリンクレイヤパケット(DLLP)には、
・Ack/Nak:TLPの受信確認、リトライ(再送)
・InitFC1/InitFC2/UpdateFC:フロー制御の初期化とアップデート
・電源管理のためのDLLP
なる種類がある。
図8中に示す物理層155の論理サブブロック156での主な役割は、データリンク層154から受け取ったパケットを電気サブブロック157で送信できる形式に変換することである。また、物理層155を制御/管理する機能も有する。
PCI Expressは、連続した“0”や“1”が続かないように(長い期間、クロス・ポイントが存在しない状態が続かないようにするため)、データ符号化に8B/10B変換を用いる。変換されたデータは、図13中に示すように、シリアル変換され、LSBからレーン上に送信される。ここに、レーンが複数ある場合は(図13はx4リンクの場合を例示している)、符号化の前にデータがバイト単位で各レーンに割り振られる。この場合、一見パラレルバスのようにみえるが、レーン毎に独立した転送を行うので、パラレルバスで問題となるスキューが大幅に緩和される。
リンクの消費電力を低く抑えるために、図14に示すように、L0/L0s/L1/L2というリンクステートが定義されている。
物理層155の電気サブブロック157での主な役割は、論理サブブロック156でシリアル化されたデータをレーン上に送信することと、レーン上のデータを受信して論理サブブロック156に渡すことである。
リンクの送信側では、ACカップリング用のコンデンサが実装される。これにより、送信側と受信側のDCコモンモード電圧が同一である必要がなくなる。このため、送信側と受信側で異なる設計、半導体プロセス、電源電圧を使用することが可能となる。
PCI Expressでは、前述したように、8B/10Bエンコーディングによってできるだけ連続した“0”や“1”が続かないように処理されるが、連続した“0”や“1”が続くこともある(最大5回)。この場合、送信側はデエンファシス転送を行わなければならないことが規定されている。同一極性のビットが連続する場合は、2つ目のビットからは差動電圧レベル(振幅)を3.5±0.5dB落とすことで、受信側で受け取る信号のノイズ・マージンを稼ぐ必要がある。これを、デエンファシスという。伝送路の周波数依存性減衰のため、変化するビットの場合は高周波成分が多く、減衰により受信側の波形が小さくなるが、変化しないビットの場合は高周波成分が少なく、相対的に受信側の波形が大きくなる。このため、受信側での波形を一定とするためにデエンファシスを行う。
本実施の形態の画像処理システムは、その内部インタフェースに前述したようなPCI Express規格の高速シリアルバスを利用するようにしたものである。そして、本実施の形態は画像処理システムとして、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能および入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタル複合機を適用した例である。
1.スキャナユニット2で取り込まれた画像データが画像処理ASIC3に入力されると、画像処理ASIC3では入力された画像データに対してリアルタイムにJPEGなどのデータ圧縮を行う。データ圧縮後の画像データは、コントローラ4を経由して、RAM8の所定のアドレスへ送られる。
2.また、データ圧縮後の画像データは、RAM8からリードされ、コントローラ4および画像処理ASIC3を経由してHDD11へ蓄積される。
3.さらに、データ圧縮後の画像データは、RAM8からリードされ、コントローラ4を経由して画像処理ASIC3で伸長・色変換・階調処理された後、コントローラ4を経由してRAM8へ戻される。
4.RAM8へ戻された画像データは、必要があればコントローラ4を経由して画像処理ASIC5へ送られ、画像処理ASIC5で回転処理等を行った後、コントローラ4を経由してRAM8へ戻される。
5.RAM8へ戻された画像データは、コントローラ4および画像処理ASIC5を経由して、プリンタユニット6へ送られる。
以上、一般的なコピー時の画像データフローを示した。
1.FAXボード16は外部よりFAX通信として画像データを受信すると、受信した画像データをPCIバス14およびコントローラ4を経由してRAM8へ格納する。
2.RAM8に格納された画像データは、RAM8からリードされ、コントローラ4でソフトデコードや解像度変換等を行った後、RAM8へ戻される。
3.RAM8へ戻された画像データは、コントローラ4および画像処理ASIC5を経由して、プリンタユニット6へ送られる。
以上、代表的なFAX受信・プリント時の画像データフローを示した。
1.まず、HDD11に格納されている画像データをリードし、画像処理ASIC3およびコントローラ4を経由してRAM8へ格納する。
2.RAM8より画像データをリードし、画像データをコントローラ4およびPCIバス14を経由してインタフェース変換デバイス17へ入力させる。
3.インタフェース変換デバイス17で画像データを操作部ユニット18のインタフェースにあわせて変換し、変換した画像データを操作部ユニット18へ出力する。
4.操作部ユニット18では、データを伸長し、色処理を行って、LCDパネル(図示せず)へ出力する。
以上、操作部ユニット18上でのサムネイル表示フローを示した。
1.スキャナユニット2で取り込まれた画像データが画像処理ASIC3に入力されると、画像処理ASIC3では入力された画像データに対してリアルタイムにJPEGなどのデータ圧縮を行う。データ圧縮後の画像データは、コントローラ4を経由して、RAM8の所定のアドレスへ送られる。
2.また、データ圧縮後の画像データは、RAM8からリードされ、コントローラ4および画像処理ASIC3を経由してHDD11へ蓄積される。
3.さらに、データ圧縮後の画像データは、RAM8からリードされ、コントローラ4を経由してシステムオプションデバイス13で伸長・解像度変換・色変換・圧縮(一連のフローが画像フォーマット変換)等を行った後、コントローラ4を経由してRAM8へ戻される。
4.RAM8へ戻された画像データは、コントローラ4を経由して、PCIバス14およびI/Oデバイス15を経由してネットワークへ出力(配信)される。
以上、ネットワーク配信時の画像データフローを示した。
1.スキャナユニット2で取り込まれた画像データが画像処理ASIC3に入力されると、画像処理ASIC3では入力された画像データに対してリアルタイムにJPEGなどのデータ圧縮を行う。データ圧縮後の画像データは、コントローラ4を経由して、RAM8の所定のアドレスへ送られる。
2.また、データ圧縮後の画像データは、RAM8からリードされ、コントローラ4および画像処理ASIC3を経由してHDD11へ蓄積される。
3.さらに、データ圧縮後の画像データは、RAM8からリードされ、コントローラ4及びイーサネット19を経由して、性能アクセラレータ等のハードウェアオプションデバイスで伸長・解像度変換・色変換・圧縮(一連のフローが画像フォーマット変換)等を行った後、イーサネット19やコントローラ4を経由してRAM8へ戻される。
4.RAM8へ戻された画像データは、コントローラ4を経由して、PCIバス14およびI/Oデバイス15を経由してネットワークへ出力(配信)される。
以上、イーサネットインタフェースの性能アクセラレータを使った、オプションデバイスネットワーク配信時の画像データフローを示した。
2 スキャナユニット
3 第1の画像処理デバイス
4 コントローラ
5 第2の画像処理デバイス
6 プリンタユニット
8 メモリデバイス
9,10,12 高速シリアルバス
11 ハードディスクドライブ
14 パラレルバス
15,16 ハードウェアオプション
17 ハードウェアオプション、インタフェース変換デバイス
18 操作部ユニット
Claims (14)
- 木構造によるデータ通信網としてポイントツーポイントで送受信独立の通信チャネルが確立される高速シリアルバスにより各種デバイスを接続し、木構造のルート機能を有するルートデバイスであるコントローラと、
前記コントローラに対して前記高速シリアルバスにより接続されていて、スキャナユニットから入力される画像データに対して画像処理を施す第1の画像処理デバイスと、
前記コントローラに対して前記高速シリアルバスにより接続されていて、プリンタユニットへ出力する画像データに対して画像処理を施す第2の画像処理デバイスと、
前記コントローラにのみ接続されていて、前記第1の画像処理デバイスまたは前記第2の画像処理デバイスで画像処理が施される前記画像データを扱うメモリデバイスと、
を備えることを特徴とする制御装置。 - 前記コントローラは、前記第1の画像処理デバイスならびに前記第2の画像処理デバイスの前記メモリデバイスに対するアクセスリクエストを最優先に処理する手段を備える、
ことを特徴とする請求項1記載の制御装置。 - 前記コントローラは、ハードウェアオプションのインタフェースとして、前記第1の画像処理デバイスならびに前記第2の画像処理デバイスとは別パスの前記高速シリアルバスを備える、
ことを特徴とする請求項1または2記載の制御装置。 - 前記コントローラは、ハードウェアオプションのインタフェースとして、前記第1の画像処理デバイスならびに前記第2の画像処理デバイスとは別パスのパラレルバスを備える、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の制御装置。 - 前記コントローラは、ユーザの操作を受け付ける操作部ユニットを接続する前記ハードウェアオプションであるインタフェース変換デバイスを前記パラレルバスを介して接続する、
ことを特徴とする請求項4記載の制御装置。 - 前記コントローラは、ハードウェアオプションのインタフェースとして、前記第1の画像処理デバイスならびに前記第2の画像処理デバイスとは別パスのネットワークインタフェースを備える、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載の制御装置。 - 前記スキャナユニットから入力された画像データを蓄積するハードディスクドライブを、前記第1の画像処理デバイスに接続する、
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一記載の制御装置。 - 原稿画像を読み取って画像データを出力するスキャナユニットと、
前記画像データに基づいて用紙上に画像を形成するプリンタユニットと、
木構造によるデータ通信網としてポイントツーポイントで送受信独立の通信チャネルが確立される高速シリアルバスにより各種デバイスを接続し、木構造のルート機能を有するルートデバイスであるコントローラと、
前記コントローラに対して前記高速シリアルバスにより接続されていて、前記スキャナユニットから入力される前記画像データに対して画像処理を施す第1の画像処理デバイスと、
前記コントローラに対して前記高速シリアルバスにより接続されていて、前記プリンタユニットへ出力する前記画像データに対して画像処理を施す第2の画像処理デバイスと、
前記コントローラにのみ接続されていて、前記第1の画像処理デバイスまたは前記第2の画像処理デバイスで画像処理が施される前記画像データを扱うメモリデバイスと、
を備えることを特徴とする画像処理システム。 - 前記コントローラは、前記第1の画像処理デバイスならびに前記第2の画像処理デバイスの前記メモリデバイスに対するアクセスリクエストを最優先に処理する手段を備える、
ことを特徴とする請求項8記載の画像処理システム。 - 前記コントローラは、ハードウェアオプションのインタフェースとして、前記第1の画像処理デバイスならびに前記第2の画像処理デバイスとは別パスの前記高速シリアルバスを備える、
ことを特徴とする請求項8または9記載の画像処理システム。 - 前記コントローラは、ハードウェアオプションのインタフェースとして、前記第1の画像処理デバイスならびに前記第2の画像処理デバイスとは別パスのパラレルバスを備える、
ことを特徴とする請求項8ないし10のいずれか一記載の画像処理システム。 - 前記コントローラは、ユーザの操作を受け付ける操作部ユニットを接続する前記ハードウェアオプションであるインタフェース変換デバイスを前記パラレルバスを介して接続する、
ことを特徴とする請求項11記載の画像処理システム。 - 前記コントローラは、ハードウェアオプションのインタフェースとして、前記第1の画像処理デバイスならびに前記第2の画像処理デバイスとは別パスのネットワークインタフェースを備える、
ことを特徴とする請求項8ないし12のいずれか一記載の画像処理システム。 - 前記スキャナユニットから入力された画像データを蓄積するハードディスクドライブを、前記第1の画像処理デバイスに接続する、
ことを特徴とする請求項8ないし13のいずれか一記載の画像処理システム。
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