JP2005210653A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のメモリコントローラ機能部を備えるシステム構成において、PCI Express規格の高速シリアルバスを有効に活用し、低コストにてメモリコントローラ機能部による並行動作を最大限に発揮させる。
【解決手段】 データ量が異なる多種類の画像データを扱う上で、データ転送経路によってその画像データの種類が特定されている点に着目し、複数のメモリコントローラ機能部9,10を備えるシステム構成下に、スケーラビリティが高い特徴を有するPCI Express規格の高速シリアルバス12a〜12jを用いて各々のデータ転送経路を形成し、その画像データサイズに応じてそのレーン数をx12,x4,x1の如く設定することにより、扱う画像データサイズに対して最適なレーン数による構成となり、低コストにてメモリコントローラ機能部9,10による並行動作を最大限に発揮させることができる。
【選択図】 図18

































Description

本発明は、各種画像データを扱い各種の処理を行うフルカラー複合機(MFP)等の画像形成システムに関する。
一般に、画像データその他のデータを扱うデジタル複写機、MFP等の画像形成システム(画像形成装置)では、データ量の異なる多種類の画像データを扱うことがある。特に、フルカラーデジタル複写機、フルカラーMFP等にあっては、例えばカラースキャナではRGB各色8ビットの画像データを扱う一方、カラープリンタではYMCK各色2ビットの画像データを扱うようにしている。この場合、各々の画像データに適した形で一時的に保存するため、入力系と出力系とで別個のメモリを割り当てるとともに各々のメモリに個別のメモリコントローラを割り当てることで、画像データの取り扱いを容易にしたものがある。
また、この種の画像形成システム(画像形成装置)では、デバイス間のインタフェースに、IEEE1394やUSBなどの高速シリアルインタフェースの使用が検討されている。例えば、特許文献1によれば、内部インタフェースとして、IEEE1394やUSBなどの高速シリアルインタフェースを使用することが提案されている。
また、他の高速シリアルインタフェースとして、PCIバス方式の後継規格に当るPCI Express(登録商標)なるインタフェースも提案され、実用化の段階にきている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2001−16382公報 "PCI Express 規格の概要"Interface誌、July’2003 里見尚志
ところが、IEEE1394やUSBなどの高速シリアルインタフェースを用いる特許文献1の場合、スケーラブルなバス幅を確保するのが困難であり、例えば、上述したような複数のメモリコントローラを備える構成において並行動作させようとする場合の高速シリアルインタフェースとして最大規格での構成が必要となり、コスト高となってしまう。
本発明の目的は、例えばメモリコントローラ機能部を備えるシステム構成において、スケーラビリティが高い等の特徴を有するPCI Express規格の高速シリアルバスを有効に活用することにより、データ量が異なる多種類の画像データを扱う上で、低コストにてメモリコントローラ機能部による並行動作を最大限に発揮させることである。
請求項1ないし4記載の発明は、各々対応するメモリ部を有して入出力で並行処理動作を行う複数のメモリコントローラ機能部、画像データを取り込む入力部、画像データが出力される出力部、さらには必要に応じて画像データに対して画像処理を施す画像処理部やデータを保存するストレージを備える画像形成システムであって、前記入力部、出力部、画像処理部及びストレージをPCI Express規格の複数個のエンドポイントとして前記メモリコントローラ機能部との間で各々データ転送経路を形成するようにPCI Express規格のスイッチ及びPCI Express規格の高速シリアルバスにより接続し、前記各高速シリアルバスのレーン数をそのデータ転送経路が扱う画像データサイズに応じて設定した。
請求項5ないし7記載の発明は、請求項1ないし4記載の画像形成システムにおいて、前記入力部は、RGB各色8ビットの画像データを扱うフルカラースキャナであり、前記出力部は、YMCK各色2ビットの画像データを扱うフルカラープリンタであり、前記ストレージは圧縮データを格納するHDDである。
請求項8ないし10記載の発明は、請求項5ないし7記載の画像形成システムにおいて、前記入力部と前記画像処理部と一つの前記メモリコントローラとの間でデータ転送経路を形成する前記高速シリアルバスのレーン数がx12であり、前記画像処理部と前記出力部と他の一つの前記メモリコントローラとの間でデータ転送経路を形成する前記高速シリアルバスのレーン数がx4であり、前記ストレージと前記スイッチとの間を接続する前記高速シリアルバスのレーン数がx1である。
本発明によれば、データ量が異なる多種類の画像データを扱う上で、データ転送経路によってその画像データの種類が特定されている点に着目し、複数のメモリコントローラ機能部を備えるシステム構成下に、スケーラビリティが高い特徴を有するPCI Express規格の高速シリアルバスを用いて各々のデータ転送経路を形成し、その画像データサイズに応じてそのレーン数を設定することにより、扱う画像データサイズに対して最適なレーン数による構成となり、低コストにてメモリコントローラ機能部による並行動作を最大限に発揮させることができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
[PCI Express規格の概要]
まず、本実施の形態は高速シリアルバスの一つであるPCI Express(登録商標)を利用するものであり、本実施の形態の前提として当該PCI Express規格の概要について、非特許文献1の一部抜粋により説明する。ここに、高速シリアルバスとは、1本の伝送路を用いてシリアル(直列)伝送により高速(100Mbps程度以上)にデータをやり取りすることができるインタフェースを意味する。
PCI Expressは、PCIの後継規格としてコンピュータ全般に通用する標準拡張バスとして規格化されたバスであり、概略的には、低電圧差動信号伝送、ポイントツーポイントで送受信独立の通信チャネル、パケット化されたスプリットトランザクション、リンク構成の違いによる高いスケーラビリティなどの特徴を持つ。
図1に既存のPCIシステム、図2にPCI Expressシステムの各々の構成例を示す。既存のPCIシステムにあっては、CPU100やAGPグラフィックス101やメモリ102が接続されたホストブリッジ103に対して、PCI-X(PCIの上位互換規格)デバイス104a,104bがPCI-Xブリッジ105aを介して接続されたり、PCI-Xデバイス104c,104dが接続されたPCI-Xブリッジ105bやPCIバススロット106が接続されたPCIブリッジ107がPCI-Xブリッジ105cを介して接続されたりしたツリー構造(木構造)とされている。
これに対して、PCI Expressシステムにあっては、CPU110やメモリ111が接続されたルートコンプレックス112に対して、PCI Expressグラフィックス113がPCI Express114aにより接続され、また、エンドポイント115aやレガシーエンドポイント116aがPCI Express114bにより接続されたスイッチ117aがPCI Express114cにより接続され、さらには、エンドポイント115bやレガシーエンドポイント116bがPCI Express114dにより接続されたスイッチ117bやPCIバススロット118が接続されたPCIブリッジ119がPCI Express114eにより接続されたスイッチ117cがPCI Express114fにより接続されたツリー構造(木構造)とされている。
実際に想定されるPCI Expressプラットホーム例を図3に示す。図示例は、ディスクトップ/モバイルへの適用例を示し、CPU121がCPUホストバス122により接続され、メモリ123が接続されたメモリハブ124(ルートコンプレックスに相当する)に対して、例えば、グラフィックス125がx16のPCI Express126aにより接続され、また、変換機能を有するI/Oハブ127がPCI Express126bにより接続されている。このI/Oハブ127には、例えば、Serial ATA128によりメモリ129が接続され、LPC130によりローカルI/O131が接続され、USB 2.0132やPCIバススロット133が接続されている。さらには、I/Oハブ127には、PCI Express126cによりスイッチ134が接続され、このスイッチ134には、各々、PCI Express126d,126e,126fによりモバイルドック135、ギガビットイーサネット136、アドインカード137が接続されている。
即ち、PCI Expressシステムでは、従来のPCI,PCI-X,AGPといったバスがPCI Expressで置き換わり、既存のPCI/PCI-Xデバイスを接続するためにブリッジが使用される。チップセット間の接続もPCI Express接続となり、IEEE1394,Serial ATA,USB 2.0などの既存のバスはI/OハブによりPCI Expressに接続される。
[PCI Expressの構成要素]
A.ポート(Port)/レーン(Lane)/リンク(Link)
図4に物理層の構造を示す。ポートは、物理的には同一半導体内にあり、リンクを形成するトランスミッタ/レシーバの集合で、論理的にはコンポーネント間を1対1で接続(ポイント・ツー・ポイント)するインタフェースを意味する。転送レートは、例えば片方向2.5Gbpsとされている(将来的には、5Gbpsや10Gbpsが想定されている)。レーンは、例えば0.8Vの差動信号ペアのセットで、送信側の信号ペア(2本)、受信側の信号ペア(2本)からなる。リンクは、2つのポートとその間を結ぶレーンの集まりであり、コンポーネント間のデュアルシンプレックス通信バスである。「xNリンク」はN本のレーンから構成され、現在の規格では、N=1,2,4,8,16,32が定義されている。図示例は、x4リンク例である。例えば、図5に示すように、デバイスA,B間を結ぶこのレーン幅Nを可変することにより、スケーラブルなバンド幅を構成することが可能となる。
B.ルートコンプレックス(Root Complex)
ルートコンプレックス112は、I/O構造の最上位に位置し、CPUやメモリサブシステムをI/Oに接続する。ブロック図などでは、図3に示すように、「メモリハブ」と記述されることが多い。ルートコンプレックス112(又は、124)は、1つ以上のPCI Expressポート(ルートポート)(図2中では、ルートコンプレックス112中の四角で示す)を持ち、各々のポートは独立したI/O階層ドメインを形成する。I/O階層ドメインは、単純なエンドポイントである場合(例えば、図2中のエンドポイント115a側の例)や、多数のスイッチやエンドポイントから形成される場合(例えば、図2中のエンドポイント115bやスイッチ117b,115c側の例)がある。
C.エンドポイント(End Point)
エンドポイント115は、タイプ00hのコンフィグレーション空間ヘッダを持つデバイス(具体的には、ブリッジ以外のデバイス)で、レガシーエンドポイントとPCI Expressエンドポイントとに分けられる。両者の大きな違いは、PCI ExpressエンドポイントはBAR(ベースアドレスレジスタ)で基本的にI/Oポートリソースを要求せず、このためI/Oリクエストを要求しない。また、PCI Expressエンドポイントは、ロックリクエストもサポートしていない。
D.スイッチ(Switch)
スイッチ117(又は、134)は、2つ以上のポートを結合し、ポート間でのパケットルーティングを行う。コンフィグレーションソフトウェアからは、当該スイッチは、図6に示すように、仮想PCI-PCIブリッジ141の集合体として認識される。図中、両矢印はPCI Expressリンク114(又は、126)を示し、142a〜142dはポートを示す。このうち、ポート142aはルートコンプレックスに近い方のアップストリームポートであり、ポート142b〜142dはルートコンプレックスから遠い方のダウンストリームポートである。
E.PCI Express114e−PCIブリッジ117
PCI ExpressからPCI/PCI-Xへの接続を提供する。これにより、既存のPCI/PCI-XデバイスをPCI Expressシステム上で使用することができる。
[階層アーキテクチャ]
従来のPCIのアーキテクチャは、図7(a)に示すように、プロトコルとシグナリングが密接に関連する構造であり階層という考え方はなかったが、PCI Expressでは、図7(b)に示すように、一般的な通信プロトコルやInfiniBandのように、独立した階層構造とされ、各層に分けて仕様が定義されている。即ち、最上位のソフトウェア151、最下位の機構(メカニカル)部152間に、トランザクション層153、データリンク層154、物理層155を持つ構造とされている。これにより、各層のモジュール性が確保され、スケーラビリティを持たせることやモジュールの再利用が可能となる。例えば、新たな信号コーディング方式や伝送媒体を採用する場合、物理層を変更するだけでデータリンク層やトランザクション層は変更せずに対応できる。
PCI Expressのアーキテクチャの中心となるのは、トランザクション層153、データリンク層154、物理層155であり、各々図8を参照して説明する以下のような役割を持つ。
A.トランザクション層153
トランザクション層153は、最上位に位置し、トランザクションレイヤパケット(TLP)の組み立て、分解機能を持つ。トランザクションレイヤパケット(TLP)は、リード/ライト、各種イベントといったトランザクションの伝達に用いられる。また、トランザクション層153は、トランザクションレイヤパケット(TLP)のためのクレジットを用いたフロー制御を行う。各層153〜155におけるトランザクションレイヤパケット(TLP)の概要を図9に示す(詳細は、後述する)。
B.データリンク層154
データリンク層154の主な役割は、エラー検出/訂正(再送)によりトランザクションレイヤパケット(TLP)のデータ完全性を保証することと、リンク管理である。データリンク層154間では、リンク管理やフロー制御のためのパケットのやり取りを行う。このパケットは、トランザクションレイヤパケット(TLP)と区別するために、データリンクレイヤパケット(DLLP)と呼ばれる。
C.物理層155
物理層155は、ドライバ、入力バッファ、パラレル−シリアル/シリアル−パラレル変換器、PLL、インピーダンス整合回路といったインタフェース動作に必要な回路を含んでいる。また、論理的な機能としてインタフェースの初期化・保守の機能を持つ。物理層155は、データリンク層154/トランザクション層153を実際のリンクで使用される信号技術から独立させる役目も持っている。
なお、PCI Expressのハードウェア構成上、エンベデッド・クロックという技術を採用しており、クロック信号はなく、クロックのタイミングはデータ信号中に埋め込まれており、受信側でデータ信号のクロスポイントを基にクロックを抽出する方式とされている。
[コンフィグレーション空間]
PCI Expressは、従来のPCIと同様にコンフィグレーション空間を持つが、その大きさは従来のPCIが256バイトであるのに対して、図10に示すように、4096バイトへと拡張されている。これにより、多数のデバイス固有レジスタセットを必要とするデバイス(ホストブリッジなど)に対しても、将来的に十分な空間が確保されている。PCI Expressでは、コンフィグレーション空間へのアクセスは、フラットなメモリ空間へのアクセス(コンフィグレーションリード/ライト)で行われ、バス/デバイス/機能/レジスタ番号はメモリアドレスにマップされている。
当該空間の先頭256バイトは、PCIコンフィグレーション空間として、BIOSや従来のOSからI/Oポートを使用した方法でもアクセスできる。従来のアクセスをPCI Expressでのアクセスに変換する機能は、ホストブリッジ上に実装される。00hから3FhまではPCI2.3互換のコンフィグレーションヘッダとなっている。これにより、PCI Expressで拡張された機能以外であれば、従来のOSやソフトウェアをそのまま使用することができる。即ち、PCI Expressにおけるソフトウェア層は、既存のPCIと互換性を保ったロード・ストア・アーキテクチャ(プロセッサが直接I/Oレジスタをアクセスする方式)を継承している。しかし、PCI Expressで拡張された機能(例えば、同期転送やRAS(Reliability,Availability and Serviceability)などの機能)を使用するには、4KバイトのPCI Express拡張空間にアクセスできるようにする必要がある。
なお、PCI Expressとしては様々なフォームファクタ(形状)が考えられるが、具体化している例としては、アドインカード、プラグインカード(NEWCARD)、Mini PCI Expressなどがある。
[PCI Express のアーキテクチャの詳細]
PCI Express のアーキテクチャの中心となっているトランザクション層153、データリンク層154、物理層155について、各々詳細に説明する。
A.トランザクション層153
トランザクション層153の主な役割は、前述したように、上位のソフトウェア層151と下位のデータリンク層154との間でトランザクションレイヤパケット(TLP)の組み立てと分解を行うことである。
a.アドレス空間とトランザクションタイプ
PCI Expressでは、従来のPCIでサポートされていたメモリ空間(メモリ空間とのデータ転送用)、I/O空間(I/O空間とのデータ転送用)、コンフィグレーション空間(デバイスのコンフィグレーションとセットアップ用)に加えて、メッセージ空間(PCI Expressデバイス間のインバンドでのイベント通知や一般的なメッセージ送信(交換)用…割り込み要求や確認は、メッセージを「仮想ワイヤ」として使用することにより伝達される)が追加され、4つのアドレス空間が定義されている。各々の空間に対してトランザクションタイプが定義されている(メモリ空間、I/O空間、コンフィグレーション空間は、リード/ライト、メッセージ空間は基本(ベンダ定義含む))。
b.トランザクションレイヤパケット(TLP)
PCI Expressは、パケット単位で通信を行う。図9に示したトランザクションレイヤパケット(TLP)のフォーマットにおいて、ヘッダのヘッダ長は3DW(DWはダブルワードの略;合計12バイト)又は4DW(16バイト)で、トランザクションレイヤパケット(TLP)のフォーマット(ヘッダ長とペイロードの有無)、トランザクションタイプ、トラフィッククラス(TC)、アトリビュートやペイロード長などの情報が含まれる。パケット内の最大ペイロード長は1024DW(4096バイト)である。
ECRCは、エンドツーエンドのデータ完全性を保証するためのもので、トランザクションレイヤパケット(TLP)部分の32ビットCRCである。これは、スイッチ内部などでトランザクションレイヤパケット(TLP)にエラーが発生した場合、LCRC(リンクCRC)ではエラーを検出できないためである(エラーとなったTLPでLCRCが再計算されるため)。
リクエストは、完了パケットが不要なものと必要なものとがある。
c.トラフィッククラス(TC)と仮想チャネル(VC)
上位のソフトウェアは、トラフィッククラス(TC)を使用することによりトラフィックの差別化(優先度をつける)を行うことができる。例えば、映像データをネットワークのデータよりも優先して転送する、といったことが可能となる。トラフィッククラス(TC)はTC0からTC7まで8つある。
仮想チャネル(VC:Vertual Channel)は、各々独立した仮想通信バス(同一のリンクを共用する複数の独立したデータ・フロー・バッファを使用するメカニズム)で、各々がリソース(バッファやキュー)を持ち、図11に示すように、独立したフロー制御を行う。これにより、1つの仮想チャネルのバッファが満杯の状態(full)になっても、他の仮想チャネルの転送を行うことができる。つまり、物理的には1つのリンクを仮想的な複数のチャネルに分けることで、有効に使用することができる。例えば、図11中に示すように、スイッチを経由してルートのリンクが複数のデバイスに分かれる場合、各デバイスのトラフィックの優先度を制御することができる。VC0は必須で、コストパフォーマンスのトレードオフに応じてその他の仮想チャネル(VC1〜VC7)が実装される。図11中の実線矢印は、デフォルト仮想チャネル(VC0)を示し、破線矢印はその他の仮想チャネル(VC1〜VC7)を示している。
トランザクション層内では、トラフィッククラス(TC)が仮想チャネル(VC)にマッピングされる。1つの仮想チャネル(VC)に対して1つ又は複数のトラフィッククラス(TC)をマッピングできる(仮想チャネル(VC)の数が少ない場合)。単純な例では、各トラフィッククラス(TC)から各仮想チャネル(VC)に1対1、全てのトラフィッククラス(TC)を仮想チャネルVC0にマッピングする、といったことが考えられる。TC0−VC0のマッピングは、必須/固定で、それ以外のマッピングは上位のソフトウェアから制御される。ソフトウェアはトラフィッククラス(TC)を利用することで、トランザクションの優先度を制御することが可能となる。
d.フロー制御
受信バッファのオーバーフローを避け、伝送順序を確立するためにフロー制御(FC:Flow Control)が行われる。フロー制御は、リンク間のポイントツーポイントで行われ、エンドツーエンドではない。従って、フロー制御により最終的な相手(コンプリータ)にパケットが届いたことを確認することはできない。
PCI Expressのフロー制御は、クレジット・ベースで行われる(データ転送を始める前に、受け取り側のバッファの空き状況を確認し、オーバフロー、アンダフローが発生しないメカニズム)。即ち、受信側はリンク初期化時にバッファ容量(クレジット値)を送信側に通知し、送信側はクレジット値と送信するパケットの長さとを比較し、一定の残りがある場合のみパケットを送信する。このクレジットには6種類ある。
フロー制御の情報交換はデータリンク層のデータリンクレイヤパケット(DLLP)を使用して行われる。フロー制御はトランザクションレイヤパケット(TLP)のみに適用され、データリンクレイヤパケット(DLLP)には適用されない(DLLPは常時送受信可能)。
B.データリンク層154
データリンク層154の主な役割は、前述したように、リンク上の2つのコンポーネント間での信頼性の高いトランザクションレイヤパケット(TLP)交換機能を提供することである。
a.トランザクションレイヤパケット(TLP)の扱い
トランザクション層153から受け取ったトランザクションレイヤパケット(TLP)に対しては、先頭に2バイトのシーケンス番号、末尾に4バイトのリンクCRC(LCRC)を付加して、物理層155に渡す(図9参照)。トランザクションレイヤパケット(TLP)は、リトライバッファに保管され、相手から受信確認(ACK)が届くまで再送される。トランザクションレイヤパケット(TLP)の送信に失敗が続いた場合は、リンク異常であると判断して物理層155に対してリンクの再トレーニングを要求する。リンクのトレーニングが失敗した場合、データリンク層154の状態はインアクティブに遷移する。
物理層155から受け取ったトランザクションレイヤパケット(TLP)は、シーケンス番号とリンクCRC(LCRC)が検査され、正常であればトランザクション層153に渡され、エラーがあった場合は再送を要求する。
b.データリンクレイヤパケット(DLLP)
データリンク層154が生成するパケットは、データリンクレイヤパケット(DLLP)と呼ばれ、データリンク層154間でやり取りされる。データリンクレイヤパケット(DLLP)には、
・Ack/Nak:TLPの受信確認、リトライ(再送)
・InitFC1/InitFC2/UpdateFC:フロー制御の初期化とアップデート
・電源管理のためのDLLP
なる種類がある。
図12に示すように、データリンクレイヤパケット(DLLP)の長さは6バイトで、種類を示すDLLPタイプ(1バイト)、DLLPの種類で固有の情報(3バイト)、CRC(2バイト)から構成される。
C.物理層−論理サブブロック156
図8中に示す物理層155の論理サブブロック156での主な役割は、データリンク層154から受け取ったパケットを電気サブブロック157で送信できる形式に変換することである。また、物理層155を制御/管理する機能も有する。
a.データ符号化とパラレル−シリアル変換
PCI Expressは、連続した“0”や“1”が続かないように(長い期間、クロス・ポイントが存在しない状態が続かないようにするため)、データ符号化に8B/10B変換を用いる。変換されたデータは、図13中に示すように、シリアル変換され、LSBからレーン上に送信される。ここに、レーンが複数ある場合は(図13はx4リンクの場合を例示している)、符号化の前にデータがバイト単位で各レーンに割り振られる。この場合、一見パラレル・バスのようにみえるが、レーン毎に独立した転送を行うので、パラレル・バスで問題となるスキューが大幅に緩和される。
b.電源管理とリンクステート
リンクの消費電力を低く抑えるために、表1に示すように、L0/L0s/L1/L2というリンクステートが定義されている。
Figure 2005210653
L0が通常モードで、L0sからL2へと低消費電力となるが、L0への復帰にも時間がかかるようになる。図14に示すように、ソフトウェアによる電源管理に加えて、アクティブステート電源管理を積極的に行うことにより、消費電力を極力小さくすることが可能となる。
D.物理層−電気サブブロック157
物理層155の電気サブブロック157での主な役割は、論理サブブロック156でシリアル化されたデータをレーン上に送信することと、レーン上のデータを受信して論理サブブロック156に渡すことである。
a.ACカップリング
リンクの送信側では、ACカップリング用のコンデンサが実装される。これにより、送信側と受信側のDCコモンモード電圧が同一である必要がなくなる。このため、送信側と受信側で異なる設計、半導体プロセス、電源電圧を使用することが可能となる。
b.デエンファシス
PCI Expressでは、前述したように、8B/10Bエンコーディングによってできるだけ連続した“0”や“1”が続かないように処理されるが、連続した“0”や“1”が続くこともある(最大5回)。この場合、送信側はデエンファシス転送を行わなければならないことが規定されている。同一極性のビットが連続する場合は、2つ目のビットからは差動電圧レベル(振幅)を3.5±0.5dB落とすことで、受信側で受け取る信号のノイズ・マージンを稼ぐ必要がある。これを、デエンファシスという。伝送路の周波数依存性減衰のため、変化するビットの場合は高周波成分が多く、減衰により受信側の波形が小さくなるが、変化しないビットの場合は高周波成分が少なく、相対的に受信側の波形が大きくなる。このため、受信側での波形を一定とするためにデエンファシスを行う。
[画像形成システム]
本実施の形態のフルカラーデジタル複写機やフルカラーMFP等の画像形成システムは、その内部インタフェースに前述したようなPCI Express規格の高速シリアルバスを利用するようにしたものである。
まず、本実施の形態の基本的かつ原理的構成例を図15ないし図17を参照して説明する。図15は、本実施の形態の画像形成システムの基本的かつ原理的構成例の一例を示す概略ブロック図である。本実施の形態の画像形成システム1は、その最低限の構成要素として、制御部2と入力部3と出力部4とメモリ7とを備える構成とされている。
ここに、制御部2は、インストールされている制御プログラム(ソフトウェア)に従い当該システム全体の制御を受け持つCPU等を含み、経路制御や経路判断等の処理を行うデバイス部分を意味する。入力部3とは、原稿画像等に基づく画像データを当該システム内に取り込むためのデバイスやユニット部分を示し、この場合、例えば、原稿画像を光電的に読み取って画像データを取得するフルカラースキャナとされている。出力部4とは、画像データを紙などに印刷出力するデバイスやユニット部分を示し、本実施の形態の場合、例えば、電子写真方式のフルカラーレーザプリンタとされている。
このような構成要素に関して、本実施の形態では、入力部3及び出力部4を上述したようなPCI Express規格のエンドポイントとして各々データ転送経路を形成するようにPCI Express規格のスイッチとしての接続部11及びPCI Express規格の高速シリアルバス12a,12bにより接続されている。そして、これらの各高速シリアルバス12a,12bのレーン数はそのデータ転送経路が扱う画像データサイズに応じて設定されている。図示例であれば、高速シリアルバス12aのレーン数が×12とされ、高速シリアルバス12bのレーン数が×4とされている(詳細は図18等の説明参照)。
図16は、図15に示した構成に、画像データに対して画像処理を施す処理部(画像処理部)5が付加された画像形成システムへの適用例を示す。処理部5とは、画像データに対して拡大・縮小、回転等の画像処理や圧縮伸長処理を施すデバイスやユニット部分を示し、例えば、変倍器、回転器、圧縮/伸長器等を含む構成とされている。
このような構成要素に関して、本実施の形態では、入力部3、出力部4、画像処理部5を上述したようなPCI Express規格のエンドポイントとして各々データ転送経路を形成するようにPCI Express規格のスイッチとしての接続部11及びPCI Express規格の高速シリアルバス12a〜12dにより接続されている。そして、これらの各高速シリアルバス12a〜12dのレーン数はそのデータ転送経路が扱う画像データサイズに応じて設定されている。図示例であれば、高速シリアルバス12aのレーン数が×12とされ、高速シリアルバス12bのレーン数が×4とされ、高速シリアルバス12cのレーン数が×12とされ、高速シリアルバス12dのレーン数が×4とされている(詳細は図18等の説明参照)。
図17は、図16に示した構成に、画像データを保存するストレージとしてのHDDによる保存部6が付加された画像形成システムへの適用例を示す。
このような構成要素に関して、本実施の形態では、入力部3、出力部4、画像処理部5及び保存部6を上述したようなPCI Express規格のエンドポイントとして各々データ転送経路を形成するようにPCI Express規格のスイッチとしての接続部11及びPCI Express規格の高速シリアルバス12a〜12eにより接続されている。そして、これらの各高速シリアルバス12a〜12eのレーン数はそのデータ転送経路が扱う画像データサイズに応じて設定されている。図示例であれば、上述の高速シリアルバス12a〜12dのレーン数に加えて、高速シリアルバス12eについてはレーン数が×1とされている(詳細は図18等の説明参照)。
このような基本的かつ原理的構成例の例示に基づく本実施の形態のより具体的な構成例を図18に示す。図18は、本実施の形態の画像形成システムの構成例を示す概略ブロック図である。本実施の形態の画像形成システム1は、例えばフルカラーMFP等の機器に適用されるもので、その構成要素として、制御部2と入力部3と出力部4と画像処理部5とストレージとしてのHDDによる保存部6とを備える他、メモリ部としてのメモリ7,8を各々個別に制御する複数、ここでは、2個のメモリコントローラ部としてのメモリコントローラ9,10を備える構成とされている。
ここに、制御部2は、インストールされている制御プログラム(ソフトウェア)に従い当該システム全体の制御を受け持つCPU等を含み、経路制御や経路判断等の処理を行うデバイス部分を意味する。入力部3とは、原稿画像等に基づく画像データを当該システム内に取り込むためのデバイスやユニット部分を示し、本実施の形態の場合、例えば、原稿画像を光電的に読み取って画像データを取得するフルカラースキャナとされている。出力部4とは、画像データを紙などに印刷出力するデバイスやユニット部分を示し、本実施の形態の場合、例えば、電子写真方式のフルカラーレーザプリンタとされている。処理部5とは、画像データに対して拡大・縮小、回転等の画像処理や圧縮伸長処理を施すデバイスやユニット部分を示し、例えば、変倍器、回転器、圧縮/伸長器等を含む構成とされている。
このようなフルカラー画像形成システム(MFP)の構成要素に関して、本実施の形態では、入力部3、出力部4、画像処理部5及び保存部6を上述したようなPCI Express規格の複数個のエンドポイントとしてメモリコントローラ(メモリコントローラ機能部)9,10との間で各々データ転送経路を形成するようにPCI Express規格のスイッチとしての接続部11及びPCI Express規格の高速シリアルバス12a〜12jにより接続されている。そして、これらの各高速シリアルバス12a〜12jのレーン数はそのデータ転送経路が扱う画像データサイズに応じて設定されている。
具体的には、フルカラースキャナによる入力部3からメモリコントローラ9のメモリ7へはRGB各色8ビットのデータ=24ビットのデータを扱うため、入力部3・処理部5とメモリコントローラ9との間に送受信のデータ転送経路を形成するための入力部3・接続部11間を接続する高速シリアルバス12a,接続部11・メモリコントローラ9間を接続する高速シリアルバス12g,12h、及び、接続部11・画像処理部5間を接続する高速シリアルバス12cは、その画像データサイズに対応させてレーン数(バス幅)がx12に設定されている。また、メモリコントローラ10のメモリ8からフルカラープリンタによる出力部4へはYMCK各色2ビットのデータ=8ビットのデータを扱うため、処理部5・出力部4とメモリコントローラ10との間に送受信のデータ転送経路を形成するための画像処理部5・接続部11間を接続する高速シリアルバス12c、接続部11・メモリコントローラ10間を接続する高速シリアルバス12i,12j、及び、接続部11・出力部4間を接続する高速シリアルバス12dは、その画像データサイズに対応させてレーン数(バス幅)がx4に設定されている。さらに、保存部6は画像処理部5により圧縮された画像データを保存するため、接続部11・保存部6間を接続する高速シリアルバス12eは、その画像データサイズに対応させてレーン数(バス幅)がx1に設定されている。
このような構成において、例えば、フルカラーコピー動作時の動作を考えた場合、入力部3により原稿画像から取り込まれるRGB各色8ビットのデータはx12の高速シリアルバス12a、接続部11、高速シリアルバス12gのデータ転送経路(制御部2による接続部11の制御により設定される)を経てメモリコントローラ9によりメモリ7に転送され一旦保存されるとともに、このメモリ7に保存されたRGB各色8ビットのデータはx12の高速シリアルバス12h、接続部11、高速シリアルバス12bのデータ転送経路を経て画像処理部5に転送され、必要な画像処理、ここでは、RGB→YMCK変換処理等に供される。さらに、この画像処理部5で変換処理されたYMCK各色2ビットの画像データはx4の高速シリアルバス12c、接続部11、高速シリアルバス12iのデータ転送経路(制御部2による接続部11の制御により設定される)を経てメモリコントローラ10によりメモリ8に転送され一旦保存されるとともに、このメモリ8に保存されたYMCK各色2ビットのデータはx4の高速シリアルバス12j、接続部11、高速シリアルバス12dのデータ転送経路を経て出力部4に転送され、フルカラー印刷に供される。また、画像処理部5では圧縮処理により圧縮データも並行して生成しており、圧縮データは接続部11、x1の高速シリアルバス12eのデータ転送経路を経て保存部6に転送されバックアップ用等のために保存される。
これらの処理が、メモリコントローラ9,10により入出力並行処理として同時かつ高速に実行される。
このように、本実施の形態によれば、x1,x2,x4,x8,x12,x16,x16,x32レーンのようにスケーラブルなバス幅設定ができるPCI Express規格のスイッチ(接続部)11及びPCI Express規格の高速シリアルバス12a〜12jを利用して2つのメモリコントローラ9,10に対するデータ転送経路を形成することにより、データ転送レート(画像データサイズ)に応じて最適なバス幅を選択設定することができ、コスト的に有利な構成下に、2つのメモリコントローラ9,10による入出力の並行処理を最大限に発揮させることができる。
特に、データ量が異なる多種類の画像データを扱う上で、データ転送経路によってその画像データの種類が特定されている点に着目し、複数のメモリコントローラ9,10を備えるシステム構成下に、スケーラビリティが高い特徴を有するPCI Express規格の高速シリアルバス12を用いて各々のデータ転送経路を形成し、その画像データサイズに応じてそのレーン数を設定することにより、扱う画像データサイズに対して最適なレーン数による構成となり、低コストにてメモリコントローラ9,10による並行動作を最大限に発揮させることができる。
なお、メモリコントローラやメモリは、例えば図18に示すように、各々別個のデバイス等として構成されていることは必須ではなく、要は、それらの機能が複数あればよく、同一デバイス内の割り振りにより区分けしたものであってもよい。例えば、機種によって異なる構成例を示す図19や図20の画像形成システムは、符号21で示すASIC−1が例えば2つのメモリコントローラ機能部及び接続部の機能を有するデバイスとして構成されている例を示している。また、これらの図に示す例では、画像処理部5が、通常の画像処理部5aと圧縮部5bと伸長部5cとに分離されて構成されている。さらに、図20では符号21で示すASIC−1よりも上流側にPCI Expressシステムの木構造におけるルートコンプレックスに相当するメモリコントロールハブ22が設けられている例を示している。また、CPU23は制御部2に相当する。
既存PCIシステムの構成例を示すブロック図である。 PCI Expressシステムの構成例を示すブロック図である。 デスクトップ/モバイルでのPCI Expressプラットホームの構成例を示すブロック図である。 x4の場合の物理層の構造例を示す模式図である。 デバイス間のレーン接続例を示す模式図である。 スイッチの論理的構造例を示すブロック図である。 (a)は既存のPCIのアーキテクチャを示すブロック図、(b)はPCI Expressのアーキテクチャを示すブロック図である。 PCI Expressの階層構造を示すブロック図である。 トランザクションレイヤパケットのフォーマット例を示す説明図である。 PCI Expressのコンフィグレーション空間を示す説明図である。 仮想チャネルの概念を説明するための模式図である。 データリンクレイヤパケットのフォーマット例を示す説明図である。 x4リンクでのバイトストライピング例を示す模式図である。 アクティブステート電源管理の制御例を示すタイムチャートである。 本実施の形態の画像形成システムの基本的かつ原理的構成例の一例を略図的に示すブロック図である。 本実施の形態の画像形成システムの基本的かつ原理的構成例の他例を略図的に示すブロック図である。 本実施の形態の画像形成システムの基本的かつ原理的構成例のさらに他例を略図的に示すブロック図である。 本実施の形態の画像形成システムの構成例を略図的に示すブロック図である。 その変形構成例を略図的に示すブロック図である。 その変形構成例を略図的に示すブロック図である。
符号の説明
1 画像形成システム
3 入力部、フルカラースキャナ
4 出力部、フルカラープリンタ
5 画像処理部
6 ストレージ
7,8 メモリ部
9,10 メモリコントローラ機能部
11 スイッチ
12 PCI Express規格の高速シリアルバス

Claims (10)

  1. 画像データを取り込む入力部と、画像データが出力される出力部と、を備える画像形成システムであって、
    前記入力部と前記出力部をPCI Express規格のエンドポイントとして各々データ転送経路を形成するように前記PCI Express規格のスイッチ及びPCI Express規格の高速シリアルバスにより接続し、
    前記各高速シリアルバスのレーン数をそのデータ転送経路が扱う画像データサイズに応じて設定した、
    ことを特徴する画像形成システム。
  2. 画像データに対して画像処理を施す画像処理部を備え、
    前記入力部と前記出力部と前記画像処理部を前記PCI Express規格のエンドポイントとしてデータ転送経路を形成するように前記PCI Express規格のスイッチ及びPCI Express規格の高速シリアルバスにより接続し、
    前記各高速シリアルバスのレーン数をそのデータ転送経路が扱う画像データサイズに応じて設定した、
    ことを特徴する請求項1記載の画像形成システム。
  3. 画像データを保存するストレージを備え、
    前記入力部と前記出力部又は前記画像処理部と前記ストレージを前記PCI Express規格のエンドポイントとしてデータ転送経路を形成するように前記PCI Express規格のスイッチ及びPCI Express規格の高速シリアルバスにより接続し、
    前記各高速シリアルバスのレーン数をそのデータ転送経路が扱う画像データサイズに応じて設定した、
    ことを特徴する請求項1又は2記載の画像形成システム。
  4. 各々対応するメモリ部を有して入出力で並行処理動作を行う複数のメモリコントローラ機能部を備え、
    前記入力部、出力部、画像処理部及びストレージを前記PCI Express規格の複数個のエンドポイントとして前記メモリコントローラ機能部との間で各々データ転送経路を形成するように前記PCI Express規格のスイッチ及び前記PCI Express規格の高速シリアルバスにより接続し、
    前記各高速シリアルバスのレーン数をそのデータ転送経路が扱う画像データサイズに応じて設定した、
    ことを特徴する請求項1ないし3の何れか一記載の画像形成システム。
  5. 前記入力部は、RGB各色8ビットの画像データを扱うフルカラースキャナであり、
    前記出力部は、YMCK各色2ビットの画像データを扱うフルカラープリンタであり、
    ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一記載の画像形成システム。
  6. 前記画像処理部は、RGB各色8ビットの画像データとYMCK各色2ビットの画像データを扱う
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成システム。
  7. 前記ストレージは、前記画像データの圧縮データを格納するHDDである、
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成システム。
  8. 前記入力部と前記PCI Express規格のスイッチとの間でデータ転送経路を形成する前記高速シリアルバスのレーン数がx12であり、
    前記出力部と前記PCI Express規格のスイッチとの間でデータ転送経路を形成する前記高速シリアルバスのレーン数がx4である、
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成システム。
  9. 前記画像処理部のRGB各色8ビットの画像データを扱う入出力部と前記PCI Express規格のスイッチとの間でデータ転送経路を形成する前記高速シリアルバスのレーン数がx12であり、
    前記画像処理部のYMCK各色2ビットの画像データを扱う入出力部と前記PCI Express規格のスイッチとの間でデータ転送経路を形成する前記高速シリアルバスのレーン数がx4である、
    ことを特徴とする請求項6記載の画像形成システム。
  10. 前記画像処理部のRGB各色8ビットの画像データを扱う入出力部と前記PCI Express規格のスイッチとの間でデータ転送経路を形成する前記高速シリアルバスのレーン数がx12であり、
    前記画像処理部のYMCK各色2ビットの画像データを扱う入出力部と前記PCI Express規格のスイッチとの間でデータ転送経路を形成する前記高速シリアルバスのレーン数がx4であり、
    前記ストレージと前記スイッチとの間を接続する前記高速シリアルバスのレーン数がx1である、
    ことを特徴とする請求項7記載の画像形成システム。
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