JP2008172531A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008172531A
JP2008172531A JP2007003781A JP2007003781A JP2008172531A JP 2008172531 A JP2008172531 A JP 2008172531A JP 2007003781 A JP2007003781 A JP 2007003781A JP 2007003781 A JP2007003781 A JP 2007003781A JP 2008172531 A JP2008172531 A JP 2008172531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
printer
communication terminal
image forming
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007003781A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Noda
辰夫 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2007003781A priority Critical patent/JP2008172531A/ja
Publication of JP2008172531A publication Critical patent/JP2008172531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置が起動状態に復帰するまでのユーザの待ち時間を減らすことができる画像形成システムを提供すること。
【解決手段】フロアには、アンテナを有した無線基地局5がICリーダ3を取り囲むように複数配置されている。パソコン1でからプリンタ2に対し印刷指示を行ったユーザは、プリンタ2に近接して配置されたICリーダ3まで移動して、自身が所持する携帯通信端末4をICリーダ3に近づけることで本人確認が行われる。複数の無線基地局5が携帯通信端末4の発する電波を受信することにより、携帯通信端末4の位置情報がプリンタ2に取得される。プリンタ2が省エネモードにあるとき、印刷指示を行ったユーザが、本人認証を行うためにICリーダ3に近づこうとして内エリア6に進入すると、プリンタ2の起動状態への復帰が開始される。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像形成装置を用いて画像を形成するための画像形成システムに関する。
オフィス等のフロアに設置されているプリンタや複合機は、複数のユーザで共用されることが多い。そのため、機密文書などを印刷する場合、印刷出力された印刷物が印刷指示を行ったユーザ以外の者の目に触れないように、セキュリティ印刷が行われることがある。
このセキュリティ印刷では、印刷データはLAN経由でプリンタに転送されるが、印刷データがプリンタに受信された後も、印刷出力の開始は保留される。印刷指示を行ったユーザが、プリンタに関連付けて配置されたカードリーダまで移動して、カードリーダにICカードを近づけて本人認証が行われた後に、印刷出力が開始される。したがって、ユーザがプリンタの近くにいるときに印刷出力が開始され、プリンタから出力された印刷物はユーザによって取り出される。これにより、印刷物による情報漏洩を防ぐことができる。
また、特許文献1のように、ICカードに代えて、携帯通信端末を用いて本人認証を行う画像形成装置も知られている。
ところで、プリンタや複合機には、電力消費を低減するために、構成部材への電力供給が低減または遮断される省エネモードが用意されている。画像形成装置の構成部品のうち、熱ローラを有する定着装置が最も消費電力の多い構成部品である。そのため、省エネモードでは、定着装置への電力供給が低減または遮断される。
省エネモードとともに上記のセキュリティ印刷が用意されているプリンタや複合機では、メモリに印刷データが蓄積されていても、一定時間以上不使用であれば省エネモードへと移行するようになっている。そして、印刷指示を行ったユーザがプリンタ等の配置位置まで移動して、ICカードを用いた本人認証が行われた後に、プリンタの状態が省エネモードから起動状態へと復帰する。
特開2005−114790号公報
しかしながら、プリンタが省エネモードにあるときは熱ローラの温度は低く、省エネモードから起動状態に復帰するには、ある程度長い時間が必要である。したがって、印刷指示を行ったユーザは、カードリーダまで移動して本人認証を行った後、その位置でかなりの間待つ必要があるという問題があった。
そこで、この発明は、画像形成装置が起動状態に復帰するまでのユーザの待ち時間を減らすことができる画像形成システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、画像形成を行うための画像形成システムであって、ユーザの画像形成指示により画像データが付与され、この画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置(2)と、上記画像形成装置に関連付けて設けられ、ユーザが所持する記録媒体(42)から識別情報を読み出すことができる読取装置(3)と、記憶媒体から上記読取装置によって読み出された識別情報に基づいて、当該記憶媒体を所持するユーザが上記画像形成指示を行ったユーザであるとの本人認証を行う本人認証手段(32)と、上記画像形成指示を行ったユーザが所持する携帯通信端末の位置を特定する携帯通信端末位置特定手段(37)とを備え、上記画像形成装置には、起動状態と比較して電力消費が低減される省エネモードが用意されており、上記画像形成装置は、上記本人認証手段による本人認証が行われるまで、上記画像データに基づく画像形成の開始を保留させる画像形成保留手段(32)と、上記携帯通信端末位置特定手段により特定される上記携帯通信端末の位置が予め定めるエリアに進入した場合、省エネモード中であるときは、省エネモードを解除して起動状態への復帰を開始させる起動状態復帰開始手段(32)とを含むことを特徴とする画像形成システムである。
なお、括弧内の数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、携帯通信端末の位置によって、画像形成指示を行ったユーザの位置が特定される。画像形成指示を行ったユーザが、本人認証を行うために読取装置に近づこうとして予め定めるエリアに進入すると、画像形成装置の起動状態への復帰が開始される。このように、画像形成指示を行ったユーザが読取装置から離れた位置にあるときから画像形成装置の起動状態への復帰が開始されるので、当該ユーザが読取装置に到達してから画像形成装置の起動状態への復帰が完了するまでの時間が短い。これにより、ユーザの待ち時間を減らすことができる。
請求項2記載の発明は、記憶媒体(42)は、上記携帯通信端末(4)に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成システムである。
この構成によれば、ユーザの位置を特定するための携帯通信端末を用いて、本人認証が行われる。したがって、ユーザは、読取装置に近づく際にICカードなど他の記憶媒体を手に携える必要がない。これにより、ユーザの使い勝手が良好となる。
以下では、図面を参照して、この発明の実施形態を、具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成を図解的に示す図である。この画像形成システムは、オフィス等のフロアにおいて、パソコン1で印刷指示を行ったユーザが、画像形成装置としてのプリンタ2の近くまで移動して本人確認が行われた後にプリンタ2で出力が開始されるシステムであり、フロアの所定位置に配置されたプリンタ2と、プリンタ2に近接して配置された識別情報読取手段としてのICリーダ3とを含む。プリンタ2とICリーダ3とは通信可能に接続されている。フロアには、複数台のパソコン1が配置されており、各パソコン1は、後述するLAN8(図2参照)を介して、プリンタ2と通信可能に接続されている。
フロアには、無線基地局5がICリーダ3を取り囲むように複数配置されている。各無線基地局5にはアンテナが設置されている。無線基地局5の設置個数は、図1に示すように3個であってもよいし、それ以上であってもよい。このフロアにいる複数のユーザは、それぞれ、携帯通信端末としての携帯通信端末4を所持しており、複数の無線基地局5は、携帯通信端末4の位置情報を取得するために設けられている。
また、フロアには、プリンタ2をほぼ中心とする略円形の内エリア6と、内エリア6の外周を囲むように位置する外エリア7とが区画されている。
各ユーザが所持する携帯通信端末4には、無線通信IC41が内蔵されている。無線通信IC41から発せられる電波がアンテナを介して無線基地局5に受信され、その電波強度が、後述する電波強度測定部36によって測定されるようになっている。携帯通信端末4としては、たとえば構内電話が用いられる。
携帯通信端末4には、また、識別情報としてのユーザIDを記憶した記憶媒体としての非接触ICメモリ42が内蔵されている。非接触ICメモリ42は、たとえばRFID(Radio Frequency Identification)チップなどによって形成されている。そして、携帯通信端末4がICリーダ3に対して所定の距離範囲内に近づけられた時に、携帯通信端末4の非接触ICメモリ42に記憶されているユーザIDが、ICリーダ3によって非接触で読み取られる。
このように、ユーザの位置を特定するための携帯通信端末4を用いて、本人認証が行われる。このため、ユーザは、ICリーダ3に近づく際にICカードなど他の記憶媒体を手に携える必要がない。
図2は、プリンタの構成を図解的に示す図である。プリンタ2はたとえばタンデム型のカラープリンタであり、パソコン1から与えられる印刷データに基づいて画像を形成する画像形成部9を備えている。画像形成部9は、互いに異なる色のトナー画像が形成される4つの画像形成機構10と定着装置20とが備えられている。プリンタ2では、たとえばA3サイズの用紙Pに対して、トナー画像が形成、定着されるようになっている。
各画像形成機構10は、ドラム状に形成された感光体11と、感光体11の表面を帯電させるための帯電器12と、帯電器12により帯電された感光体11の表面を、作成画像に対応して露光するための露光装置13と、露光により感光体11の表面に形成された静電潜像をトナーで現像するための現像装置7と、現像されたトナー画像を後述する転写ベルト19に転写するための一次転写ローラ15と、トナー画像が転写された後の感光体11の表面に残留する残留トナーを除去するためのクリーニング装置16と、残留トナーが除去された後の感光体11の表面を除電する除電器17とを備えている。帯電器12、露光装置13、現像装置14、一次転写ローラ15、クリーニング装置16および除電器17は、感光体11を取り囲むように、感光体11の回転方向(矢印18に示す方向)に沿って順に配置されている。
トナー画像は、一次転写ローラ15によって、無端状の転写ベルト19に一時的に転写される。この転写ベルト19は、駆動ローラ21とテンションローラ22との働きにより、所定の張力を付与された状態で回転されている。各色のトナー画像は、順次に重なるように、転写ベルト19に転写される。転写ベルト19に転写された複数の色のトナー画像は、二次転写ローラ23によってたとえばA3サイズの用紙Pに転写される。
定着装置20は、トナー画像が転写された用紙Pを加熱および加圧することにより、用紙Pにトナー画像を定着させるものであり、熱ローラ24と、熱ローラ24に圧接される圧ローラ25とを備えている。熱ローラ24には、熱ローラ24を加熱するための定着ヒータ26が内蔵されている。定着ヒータ26としては、たとえばハロゲンヒータが用いられる。
画像形成部9は、プリンタ本体27に収容されている。プリンタ本体27の側面には、後処理ユニット28が装着されている。この後処理ユニット28は、定着装置20によってトナー画像が定着された用紙Pを送るための一対の送りローラ29と、送りローラ29によって送られる用紙Pに対してステープル処理を施すためのステープル機構30とを備えている。ステープル機構30によってステープル処理が施された後の用紙Pは、排出トレイ31の上に排出される。
図3は、画像形成システムの構成を示すブロック図である。
プリンタ2には、プリンタ2の動作を制御するためのCPU32が備えられている。CPU32には、メモリ40と、画像形成部9との信号の授受を行うためのプリンタI/F33と、画像形成時などの起動状態の際に用いられる画像形成回路34と、後述する省エネモードの際に用いられる省エネ制御回路35とが接続されている。プリンタI/F33には、定着ヒータ26を含む画像形成部9が接続されている。これにより、CPU32によって、定着ヒータ26のオンオフが制御されるようになっている。
各無線基地局5は、アンテナが受信した電波強度を測定するための電波強度測定部36を有している。各電波強度測定部36で測定された電波強度は端末位置計算回路37に与えられる。そして、端末位置計算回路37で、携帯通信端末4の位置情報が計算によって算出されるようになっている。
また、プリンタ2のCPU32には、ICリーダ3および端末位置計算回路37がそれぞれ接続されている。さらに、プリンタ2のCPU32には、LAN8を介して複数台のパソコン1が接続されている。
ICリーダ3が携帯通信端末4から読み出したユーザIDは、プリンタ2のCPU32に与えられる。また、CPU32には、端末位置計算回路37から携帯通信端末4の位置情報が与えられる。CPU32には、さらに、ユーザIDが付加された印刷データが与えられる。
このプリンタ2では、パソコン1から印刷データが与えられても、ICリーダ3を用いた本人認証が行われるまで、印刷出力の開始が保留される。
また、プリンタ2には、定着ヒータ26への電力供給が低減または遮断される省エネモードが用意されている。たとえば、前回画像形成動作が行われた後予め定める期間継続して信号の入力がない場合、プリンタ2の状態が起動状態から省エネモードに移行するようになっている。この実施形態では、省エネモード時には、熱ローラ24の表面温度が環境温度とほぼ等しい温度とされる。
図4は、プリンタが省エネモードから起動状態に復帰する際の制御を説明するためのフローチャートである。図5は、プリンタが省エネモードから起動状態に復帰する際の定着ヒータの温度の時間変化を示すグラフである。
図4を参照して、プリンタ2が省エネモードであるとき(ステップS1でYES)、次に、プリンタ2に対してパソコン1からの印刷データの受信要求があるか否かがチェックされる(ステップS2)。パソコン1からの受信要求があるとき(ステップS2でYES)、印刷デ―タがプリンタ2に受信され(ステップS3)、印刷データはメモリ40に蓄積されるとともに、印刷データに付加されているユーザIDがメモリ40内に設けられたリストに登録される(ステップS4)。省エネモード中にメモリ40に印刷データが蓄積されても、ICリーダ3を用いた本人認証が行われるまで、省エネモードは解除されない。この時点では本人認証は行われておらず(ステップS5でNO)、ステップS2へとリターンされる。
その後、データ受信要求がないことを条件として(ステップS2でNO)、フロアにいるユーザが所持する各携帯通信端末4の位置情報がチェックされて、位置確認が行われる(ステップS8)。そして、携帯通信端末4の位置が変化するか否か、言い換えれば、ユーザが移動するか否かが監視される(ステップS9)。
携帯通信端末4の位置が変化し(ステップS9でYES)、かつ、その携帯通信端末4を所持する者(所有者)が、メモリ40のリストに登録されているユーザIDに相当するユーザ、すなわちパソコン1で印刷指示を行ったユーザである場合には(ステップS10でYES)、次に、そのユーザが、外エリア7に進入するか否かがが監視される(ステップS11)。
印刷指示を行ったユーザが外エリア7に進入したときには、メモリ40に外エリア7への到達時刻が記憶される(ステップS12)。また、定着ヒータ26がオンオフ制御されて、プリンタ2の状態が、定着ヒータ26が環境温度よりもたとえば70℃だけ高い予熱温度に加熱された予熱モードへと移行する(ステップS13)。その後、印刷指示を行ったユーザが内エリア6に進入したか否かが監視される(ステップS14)。
印刷指示を行ったユーザが内エリア6に進入したときには(ステップS14でYES)、プリンタ2の状態が、予熱モードから起動状態へと移行し、定着ヒータ26の温度が所定の定着温度まで上昇される(ステップS17,S18)。外エリア7への進入時から内エリア6への進入までに要した所要時間が計算により求められ(ステップS15)、この所要時間が所定時間よりも長いときは(ステップS16でNO)、印刷指示を行ったユーザが標準の速さでICリーダ3に近づいていると判断されて、図5(a)に示すように、定着ヒータ26の温度上昇の割合は標準とされる(ステップS18)。一方、この所要時間が所定時間よりも短いときは(ステップS16でYES)、印刷指示を行ったユーザがICリーダ3に駆け寄っている場合であり、かかる場合は、図5(b)に示すように、たとえ定着ヒータ26の温度が予熱温度まで到達していなくても、その時点から、たとえば標準時よりもワット数を高くされるなどして、定着ヒータ26が急速に温度上昇される(ステップS17)。
その後、ICリーダ3に到達したユーザによって、携帯通信端末4がICリーダ3に近づけられることにより、本人認証が行われる。この本人認証は、ICリーダ3が携帯通信端末4から読み出したユーザIDと、印刷データに付加されたユーザIDとが一致するか否かによって照合される。ユーザID同士が照合されることによって、本人であると認証されると(ステップS5でYES)、プリンタ2が起動状態になった後に(ステップS6でYES)、プリンタ2から該当するユーザの印刷物の出力が開始される。一方、携帯通信端末4による本人認証が行われない場合には(ステップS5でNO)、印刷データはプリンタ2のメモリ40に蓄積されたままであり、その印刷データに基づく印刷物が出力されることはない。つまり、印刷指示を行ったユーザがプリンタ2の近くまで移動しなければ印刷物の出力は行われない。これにより、出力された印刷物が印刷指示を行ったユーザ以外の者の目に触れることを防止することができる。
以上により、この実施形態によれば、携帯通信端末4の位置によって、印刷形成指示を行ったユーザの位置が特定される。印刷指示を行ったユーザが、本人認証を行うためにICリーダ3に近づこうとして内エリア6に進入すると、プリンタ2の起動状態への復帰が開始される。このように、印刷指示を行ったユーザがICリーダ3から離れた位置にあるときからプリンタ2の起動状態への復帰が開始されるので、当該ユーザがICリーダ3に到達してからプリンタ2の起動状態への復帰が完了するまでの時間が短い。これにより、ユーザの待ち時間を減らすことができる。
また、ユーザが内エリア6ではなく、外エリア7に進入したときに、プリンタ2の状態が予熱モードへと移行する。このため、ユーザの位置に併せて、定着ヒータ26の温度を段階的に上昇させることができる。したがって、ユーザがICリーダに到達していない時点で、プリンタ2が起動状態となることを防止することができる。
この発明は、上述した実施形態に限定されない。
上述の説明では、携帯通信端末4の一例として構内電話を取り上げたが、携帯通信端末4は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)であってもよい。また、携帯通信端末4の無線通信IC41にBluetooth等の近距離無線データ通信用インタフェースが含められており、これにより、携帯通信端末4の位置情報が取得されるようになっていてもよい。
また、携帯通信端末4を用いて、ICリーダ3を介して行われる本人確認と基地局5を介して行われる無線通信との双方を行うとして説明したが、ユーザが携帯通信端末4とは別に本人確認用のICカードを所持しており、この本人確認用のICカードに内蔵された非接触ICメモリを用いて本人認証を行う構成とすることもできる。
さらに、省エネモードは、前回の画像形成時から予め定める時間だけ継続してプリンタ2に信号が入力されない場合に移行するものとして説明したが、画像形成後すぐに省エネモードに移行するものであってもよいし、また、所定のボタンを操作することによって省エネモードに移行するものであってもよい。
さらにまた、上述の説明では、画像形成装置の一例としてプリンタを挙げて説明したが、プリンタ以外にも、複合機、ファクシミリなどにも適用できる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
この発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成を図解的に示す図である。 プリンタの構成を図解的に示す図である。 画像形成システムの構成を示すブロック図である。 プリンタが省エネモードから起動状態に復帰する際の制御を説明するためのフローチャートである。 プリンタが省エネモードから起動状態に復帰する際の定着ヒータの温度の時間変化を示すグラフである。
符号の説明
2 プリンタ(画像形成装置)
3 ICリーダ
4 携帯通信端末
5 無線基地局
20 定着装置
26 定着ヒータ
32 CPU(本人認証手段、画像形成保留手段、起動状態復帰開始手段)
37 端末位置計算回路(携帯通信端末位置特定手段)
41 無線通信IC
42 非接触ICメモリ

Claims (2)

  1. 画像形成を行うための画像形成システムであって、
    ユーザの画像形成指示により画像データが付与され、この画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置と、上記画像形成装置に関連付けて設けられ、ユーザが所持する記録媒体から識別情報を読み出すことができる読取装置と、記憶媒体から上記読取装置によって読み出された識別情報に基づいて、当該記憶媒体を所持するユーザが上記画像形成指示を行ったユーザであるとの本人認証を行う本人認証手段と、上記画像形成指示を行ったユーザが所持する携帯通信端末の位置を特定する携帯通信端末位置特定手段とを備え、
    上記画像形成装置には、起動状態と比較して電力消費が低減される省エネモードが用意されており、
    上記画像形成装置は、上記本人認証手段による本人認証が行われるまで、上記画像データに基づく画像形成の開始を保留させる画像形成保留手段と、上記携帯通信端末位置特定手段により特定される上記携帯通信端末の位置が予め定めるエリアに進入した場合、省エネモード中であるときは、省エネモードを解除して起動状態への復帰を開始させる起動状態復帰開始手段と
    を含むことを特徴とする画像形成システム。
  2. 上記記憶媒体は、上記ユーザが所持する上記携帯通信端末に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
JP2007003781A 2007-01-11 2007-01-11 画像形成システム Pending JP2008172531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007003781A JP2008172531A (ja) 2007-01-11 2007-01-11 画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007003781A JP2008172531A (ja) 2007-01-11 2007-01-11 画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008172531A true JP2008172531A (ja) 2008-07-24

Family

ID=39700205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007003781A Pending JP2008172531A (ja) 2007-01-11 2007-01-11 画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008172531A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037050A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2011041132A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及びその制御方法、画像形成装置、情報処理システム、プログラム及び記録媒体
US8643884B2 (en) 2011-03-25 2014-02-04 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming system, information processing device, image forming device, data transmission method and memory product
JP2014094573A (ja) * 2013-12-19 2014-05-22 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2016161978A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 富士ゼロックス株式会社 電力制御装置、電力制御プログラム、画像形成装置
JP2016179618A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、情報処理プログラム、画像形成装置
JP2016179620A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム、画像形成装置
JP2017061086A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および画像形成システム
JP2018079663A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及び画像形成プログラム
JP2018082392A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯機器及び画像形成システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037050A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2011041132A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及びその制御方法、画像形成装置、情報処理システム、プログラム及び記録媒体
US8643884B2 (en) 2011-03-25 2014-02-04 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming system, information processing device, image forming device, data transmission method and memory product
JP2014094573A (ja) * 2013-12-19 2014-05-22 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2016161978A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 富士ゼロックス株式会社 電力制御装置、電力制御プログラム、画像形成装置
JP2016179618A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、情報処理プログラム、画像形成装置
JP2016179620A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム、画像形成装置
JP2017061086A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および画像形成システム
JP2018079663A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及び画像形成プログラム
JP2018082392A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯機器及び画像形成システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008172531A (ja) 画像形成システム
US7352980B2 (en) Image forming apparatus and method including power state shift control
JP6330795B2 (ja) 画像形成装置、プログラム及び画像形成システム
US20110286028A1 (en) Image forming apparatus and method of controlling image forming apparatus
US20140193168A1 (en) Image forming apparatus
JP2017062514A (ja) 画像形成装置
JP2010028613A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2006095886A (ja) 画像形成装置およびその方法
JP2014199411A (ja) 画像形成装置、定着温度設定方法及びプログラム
JP2010023467A (ja) 画像形成装置
JP6520646B2 (ja) 画像形成装置、プログラム及び画像形成システム
US11397396B2 (en) Image forming apparatus capable of performing wireless communication with mobile terminal
JP4423343B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2015174281A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6995639B2 (ja) 画像形成装置
JP6540451B2 (ja) 画像形成装置、プログラム及び画像形成システム
JP7321903B2 (ja) 画像形成装置
JP2005053077A (ja) 画像形成装置及び該装置における制御方法
JP4125988B2 (ja) 画像形成システム
US20240201619A1 (en) Image forming apparatus
US11765286B2 (en) Image forming apparatus capable of wireless communication with portable terminal and having a light emitting portion to indicate the wireless communication is enabled
CN109672802B (zh) 开关操作误检测防止装置以及开关操作误检测防止方法
JP7374706B2 (ja) 画像形成装置
JP2006027170A (ja) 画像処理装置
JP2009027482A (ja) 操作管理システム