JP2008172322A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】セキュリティ情報を有する原稿画像の画像形成処理を簡単な操作で行うことが可能な画像処理装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】画像入力部201、画像記憶部211、身体情報照合部220、身体情報記憶部212、操作スイッチ300、操作スイッチ部202、身体情報入力部202a、画像出力部204を備え、操作スイッチ300が第一ストローク位置になった場合に、身体情報照合部220は身体情報入力部202aにより入力した指紋情報と身体情報記憶部212に記憶されたユーザ情報とを照合し、この照合結果に基づいて身体情報照合部220は画像情報からセキュリティ情報を抽出し、またセキュリティ情報とユーザ情報とを照合し、操作スイッチ300が第二ストローク位置になった場合に、照合結果に基づいて画像出力部204は画像情報を出力することを特徴とする画像処理装置。
【選択図】図2
【解決手段】画像入力部201、画像記憶部211、身体情報照合部220、身体情報記憶部212、操作スイッチ300、操作スイッチ部202、身体情報入力部202a、画像出力部204を備え、操作スイッチ300が第一ストローク位置になった場合に、身体情報照合部220は身体情報入力部202aにより入力した指紋情報と身体情報記憶部212に記憶されたユーザ情報とを照合し、この照合結果に基づいて身体情報照合部220は画像情報からセキュリティ情報を抽出し、またセキュリティ情報とユーザ情報とを照合し、操作スイッチ300が第二ストローク位置になった場合に、照合結果に基づいて画像出力部204は画像情報を出力することを特徴とする画像処理装置。
【選択図】図2
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像処理装置及びその制御方法に関するものである。特に、原稿画像をデジタル画像信号として処理を行うデジタル複写機等の画像処理装置に関するものである。
近年、画像処理装置として、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、ネットワーク機能等の複合画像処理を実行できるマルチファンクションデジタル複写機が普及している。このマルチファンクションデジタル複写機には、さらに、使用許可認証を有するユーザのみが操作可能となるようにする個人認証機能を備え、該複写機の使用許可の管理を行うものがある。
このような個人認証機能としては、例えば、IDカードを本体に挿入することで操作可能状態とするものや、操作表示部上からID番号やパスワード入力を行うことで操作可能状態とするものがある。あるいはまた、指紋認証を行って使用許可を判断するものがある。
マルチファンクションデジタル複写機は、前述のとおり多数の機能を実行可能なため、任意の処理機能を実行する際に操作表示部での操作が複雑になっていた。これに対し、予め登録しておいた指紋情報からユーザ認証を行うと伴に、任意の処理機能を予め登録してユーザの指紋に割り当てることで、ユーザ認証と処理機能の呼び出しを行い、利便性の向上を図る画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−044313号公報
しかしながら、従来例に係る画像処理装置では、予め処理モードが固定できないような動作を行いたい場合には、操作が煩雑になってしまう。
予め処理モードを固定できない動作としては、例えば、入力画像データにセキュリティ情報が埋め込まれている場合である。この場合、単にコピー動作を行うと、原稿画像には視覚的に確認できなかったコピー禁止文字等が浮き上がったり、全面が塗りつぶされた画像が出力される等の動作が行われる。そのため無駄なプリント出力を行う可能性がある。そこで、ユーザはセキュリティ解除をして、コピー動作をする必要がある。
また、ユーザが出力画像にコピー禁止又はコピー許可のセキュリティ情報を埋め込む指定をする等の設定を行う場合もあり、その結果、操作表示部での操作が煩雑となってしまう。
本発明は、係る状況下でなされたものであり、セキュリティ情報を有する原稿画像の画像形成処理を簡単な操作で行うことが可能な画像処理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、以下の構成を備える。
(1)画像情報を受信する画像受信手段と、前記画像受信手段により受信した画像情報を記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶された画像情報に含まれるセキュリティ情報を抽出する抽出手段と、前記セキュリティ情報に対する画像情報の出力許可の有無と、ユーザの身体情報とを含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、第一ストローク位置と第二ストローク位置との二段階に押圧される押圧部材と、前記押圧部材の第一ストローク位置と第二ストローク位置とを検知する押圧部材検知手段と、前記押圧部材に備えられ、ユーザの身体情報を入力するためのユーザ情報入力手段と、前記ユーザ情報記憶手段に予め記憶されているユーザ情報と、前記ユーザ情報入力手段により入力されたユーザの身体情報及び前記セキュリティ情報とを照合する照合手段と、前記画像記憶手段に記憶された画像情報を出力する画像出力手段と、を備え、前記押圧部材が第一ストローク位置にあることを前記押圧部材検知手段が検知した場合に、前記照合手段は前記ユーザ情報入力手段により入力されたユーザの身体情報と前記ユーザ情報記憶手段に予め記憶されているユーザ情報とを照合し、前記照合手段の照合結果に基づいて、前記抽出手段は前記画像情報に含まれるセキュリティ情報を抽出し、前記照合手段は抽出されたセキュリティ情報と前記ユーザ情報記憶手段に予め記憶されているユーザ情報とを照合し、前記押圧部材が第二ストローク位置にあることを前記押圧部材検知手段が検知した場合に、前記照合手段の照合結果に基づいて、前記画像出力手段は前記画像情報を出力することを特徴とする画像処理装置。
(2)画像情報を受信する画像受信手段と、前記画像情報を記憶する画像記憶手段と、前記画像情報に含まれるセキュリティ情報を抽出する抽出手段と、前記セキュリティ情報に対する画像情報の出力許可の有無とユーザの身体情報とを含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、第一ストローク位置と第二ストローク位置との二段階に押圧される押圧部材と、前記押圧部材の第一ストローク位置と第二ストローク位置とを検知する押圧部材検知手段と、ユーザの身体情報を入力するためのユーザ情報入力手段と、前記ユーザ情報と前記ユーザの身体情報及び前記セキュリティ情報とを照合する照合手段と、前記画像情報を出力する画像出力手段と、を備えた画像処理装置の制御方法であって、前記押圧部材が第一ストローク位置にあることを検知する第1の検知ステップと、前記第1の検知ステップにおいて前記押圧部材が第一ストローク位置にあることが検知された場合に、前記ユーザの身体情報を入力する入力ステップと、前記入力ステップにおいて入力されたユーザの身体情報と前記ユーザ情報とを照合する第1の照合ステップと、前記第1の照合ステップにおける照合結果に基づいて、前記画像情報に含まれるセキュリティ情報を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにおいて抽出された前記セキュリティ情報と前記ユーザ情報とを照合する第2の照合ステップと、前記押圧部材が第二ストローク位置にあることを検知する第2の検知ステップと、前記第2の検知ステップにおいて前記押圧部材が第二ストローク位置にあることが検知された場合に、前記第2の照合ステップにおける照合結果に基づいて、前記画像情報を出力する画像出力ステップとを含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
本発明によれば、セキュリティ情報を有する原稿画像の画像形成処理を簡単な操作で行うことが可能な画像処理装置及びその制御方法を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例により詳しく説明する。
ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
以下、本実施例の画像処理装置について、図面を参照しながら説明する。本実施例の画像処理装置としては、一例として、マルチファンクションデジタル複写機を用いた。
図1は、本実施例の画像処理装置の概略断面図である。
130は原稿搬送部であり、以下のように構成されている。
原稿載置台131にセットされた原稿は、給紙ローラ132によって1枚ずつ給送され、モータ136によって駆動される原稿搬送ベルト137により原稿読取位置まで搬送され、所定位置に配置される。原稿読取位置では、原稿の読取動作が後述する原稿読取部120により行われる。原稿の読取動作後は、フラッパ135にて搬送経路が変更され、モータ136を逆転することで原稿が排出トレイ138に排出される。
120は原稿読取部であり、以下のように構成されている。
露光ランプ122は、蛍光灯、ハロゲンランプ等からなり、その長手方向に対して垂直方向(図面左右方向)に移動しながら、原稿載置ガラス126上の原稿を照射する。露光ランプ122の照射による原稿からの散乱光は、第1ミラー台121、第2ミラー台123に反射され、レンズ124に到達する。この時、第1ミラー台121の移動に対して、第2ミラー台123は、1/2のスピードで移動し、照射した原稿面から、レンズ124までの距離は一定に保たれる。
第1ミラー台121、第2ミラー台123はモータ125で移動する。原稿上の画像は、第1ミラー台121、第2ミラー台123、レンズ124を介して、数千個の受光素子がライン配列された不図示のCCDラインセンサの受光部上に結像する。そして、CCDラインセンサにより逐次、ライン単位で光電変換される。光電変換された信号は、不図示の信号処理部で処理され、PWM(Pulse Width Modulation)変調されて出力される。
100は画像形成部であり、以下のように構成されている。
画像形成部100の露光制御部は、前記信号処理部から出力された、PWM変調した画像信号に基づいて、半導体レーザ101を駆動し、光ビームを定速回転している感光体ドラム107の表面に照射する。この時、感光体ドラム107の軸方向と平行にモータ103で回転するポリゴンミラー102を用いて光ビームを偏向走査する。なお、感光体ドラム107は、光ビームを照射する前に不図示の前露光ランプにより感光体ドラム107上の残量電荷が除電され、不図示の1次帯電器によりその表面が均一に帯電されている。したがって、感光体ドラム107は回転しながら光ビームを受けることにより、ドラム表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム107表面上の静電潜像は、現像器104により所定色の現像剤としてのトナーで可視化される。
後述する本体給紙段140、150、160、170、デッキ給紙段180から搬送された記録紙は、レジストローラ106まで搬送される。レジストローラ106は、センサ105を用いて記録紙の到達を検知し、感光体ドラム107に形成された画像先端と、記録紙先端のタイミングを合わせて転写位置に記録紙を搬送する。転写帯電器108は、感光体ドラム107上のトナー像を給送された記録紙に転写する。トナー像の転写後、感光体ドラム107上に残ったトナーは、不図示のクリーナにより除去される。
転写の終了した記録紙は、感光体ドラム107の曲率が大きいため、感光体ドラム107から分離し易いが、さらに、不図示の除電針に電圧をかけることで、感光体ドラム107と記録紙の間の吸着力を弱め、分離を行い易くしている。
分離された記録紙は定着部109に送られ、記録紙上の未定着トナーが記録紙に定着される。定着部109は、セラミック・ヒータ110、フィルム111、及び2つのローラで構成される。セラミック・ヒータ110の熱は、薄いフィルム111を介して効率よく記録紙に伝達される。冷却ローラは、定着部ローラの放熱を行う。給送ローラは、大ローラ1つと小ローラ2つで構成され、定着部109からの記録紙を給送するとともに、記録紙の巻き癖を補正する。
方向フラッパ112は、記録紙の排出先を動作モードに応じて排出トレイ114と搬送ユニット190とに切り替える。
190は搬送ユニットであり、以下のように構成される。
搬送ユニット190は、記録紙を後述する後処理装置10まで搬送するためのユニットであり、搬送ローラ191にて記録紙を搬送する。
140、150、160、170は本体給紙段であり、以下のように構成されている。なお、本体給紙段140、150、160、170は全て同様の機構で構成されているため、本体給紙段140を例にその構成を説明する。
記録紙を蓄積収納するカセット141の底面には、リフトアップモータ143によって上下する底板142が配置されている。底板142が上下動することで所定の高さで記録紙を待機させることができる。所定位置で待機している記録紙は、ピックアップローラ144により給紙ローラ対145まで搬送される。給紙ローラ対145の一方のローラには、給紙と逆回転方向にトルクがかけられており、これにより記録紙の重送を防止しつつ、記録紙を一枚ずつ搬送パスへと送り出している。搬送ローラ146は、本体給紙段140より下方に配設された本体給紙段150、160、170から搬送されてきた記録紙をさらに上方に搬送する。
180は本体給紙段140、150、160、170より大量の記録紙を蓄積できるデッキ給紙段であり、以下のように構成されている。
記録紙を蓄積収納する紙庫181の底面には、記録紙を所定の待機位置まで上昇させる底板182が配置されている。底板182はモータ183によって回転駆動するベルトに接続されており、ベルトが移動することで底板182の上昇・下降を制御している。待機位置にある記録紙は、ピックアップローラ185で給紙ローラ対184まで搬送され、本体給紙段と同様に重送を防止しつつ記録紙を搬送パスへと搬送している。
10は後処理装置であり、以下のように構成されている。
画像形成部100から搬送ユニット190を経由して搬送されてきた記録紙を、ローラ11にて後処理装置10内部に受け取る。受け取った記録紙の出力先として排出トレイ28が選択されている場合にはフラッパ12にて搬送方向が切り替えられ、ローラ13により記録紙が排出トレイ28に排出される。排出トレイ28は、通常処理中に割り込んで行われた処理の排出先として使用する等、テンポラリに使用する排出トレイである。
通常排出用の排出トレイは排出トレイ18と排出トレイ19である。排出トレイ18、19には、フラッパ12で下方に搬送路を切り替えた後、さらにフラッパ13でローラ16の方へ搬送路を選択することで排出される。フラッパ13、14で搬送路を垂直下方とし、反転ローラ15で搬送方向を逆転した場合には反転排紙が可能である。排出トレイ18、19への排出時には、ステイプラ17を用いたステイプルが可能となっている。また、記録紙を排出トレイ18と排出トレイ19のいずれに出力するかは、シフトモータ20を用いて排出トレイ自体を上下させることで行う。
排出トレイ27は、製本時に使用する排出トレイである。製本時は、ローラ15からローラ21へ記録紙を搬送し、一次蓄積部23へ記録紙を所定量蓄積する。蓄積終了後、ステイプラ24で製本作業を行い、フラッパ25の方向を変更して蓄積時とは逆方向にローラ22を回転させ、ローラ26を経由して排出トレイ27へと排出する。
続いて、本実施例に係る画像処理装置の主要部の構成について説明する。図2は、本実施例に係る画像処理装置の主要部のブロック図である。また図3は、後述する操作スイッチ部の概略図である。
図2において、画像受信手段としての画像入力部201は、原稿読取部120、あるいはネットワーク経由でホストコンピュータから転送されてくる画像情報としての画像データを受信する、もしくは電話回線経由でファクシミリデータを受信する受信部である。入力された画像データは、ラスターイメージデータや、PDL(ページ記述言語)と、画像データに関するセキュリティ情報を含む。ここで、セキュリティ情報とは、目で認識できない画像として原稿画像に付加されていたり、あるいは例えばホストコンピュータから送られてくるPDLファイルにパスワードが掛けられた状態等をいう。
記憶部210はデータ記憶を行うためのメモリであり、例えばRAMやハードディスク等の記憶装置である。画像記憶手段としての画像記憶部211は記憶部210内に含まれ、画像入力部201で受信した画像データを一時的に記憶する。ユーザ情報記憶手段としての身体情報記憶部212は、ユーザ登録データとしてユーザの個人情報と指紋情報を保存する。
抽出手段、照合手段、情報付加手段としての身体情報照合部220はCPU221とROM223とRAM222で構成される。ROM223内部には、装置の制御に関するプログラム、後述する操作スイッチ部202から操作スイッチ300の状態とユーザの身体情報データを取り込むプログラムが記憶されている。また、ROM223には、記憶部210内の画像記憶部211に記憶された画像データからセキュリティ情報を抽出するプログラムが記憶されている。
さらに、ROM223には、身体情報記憶部212に保存されたユーザ登録データと身体情報入力部202aから取り込んだデータとを照合するプログラムが記憶されている。またさらに、画像記憶部211から抽出したセキュリティ情報と身体情報記憶部212に保存されたユーザ登録データとを照合するプログラムが記憶されている。RAM222は前記プログラムを実行する際にワークRAMとして使用される。
入力画像データが例えばラスターイメージデータの場合は、CPUバス203によって記憶部210と接続されている身体情報照合部220が、画像データ内部に埋め込まれているセキュリティ情報を抽出する。このとき、CPU221がROM223内部の抽出プログラムによってRAM222と画像記憶部211にアクセスして、画像データからセキュリティ情報を取り出す。
押圧部材検知手段としての操作スイッチ部202は、コピー出力や、プリント出力、ファクシミリ送信、ネットワーク送信等の画像出力を行う場合の操作を指示する押圧部材としての操作スイッチ300を備える。操作スイッチ部202に一体で備わっているユーザ情報入力手段としての身体情報入力部202aは、2次元CMOSセンサ等の指紋読取センサ301で身体情報としてユーザの指紋を読み取る。操作スイッチ300は、ユーザにより押下されて全体が押し込められ、第一ストローク位置に到達し、さらに押下されて第二ストローク位置に到達する。操作スイッチ部202は、操作スイッチ300の第一ストローク位置と第二ストローク位置とを検知する。
操作スイッチ300は、ユーザが指先で第一ストローク位置と第二ストローク位置とを認識できるように、それぞれの位置でユーザがクリック感を得られる構造になっている。302は、指紋読取センサ301に表示されている指型模様であり、ユーザが操作をする際に指を合わせる位置を示している。操作スイッチ部202は、CPUバス203によって身体情報照合部220と接続されている。
CPU221は、操作スイッチ300の状態(第一、第二ストローク位置)と、身体情報入力部202aで読み取られた指紋データと、身体情報記憶部212に予め登録されているユーザの指紋情報とを身体情報照合部220で照合する。そして、CPU221は、ユーザ個人、操作スイッチ300を押下した指の種類、本数を特定する。このとき、CPU221は操作スイッチ300が第一ストローク位置にあるときのみ、上記照合動作を行う。また、上記照合動作を行うための照合プログラムは、ROM223の一部に記憶されており、RAM222を用いて照合を行う。
画像出力手段としての画像出力部204は画像形成部100、もしくはネットワーク経由でホストコンピュータへ画像データを転送する、もしくは電話回線経由でファクシミリデータを転送する送信部である。出力される画像データは、CPU221の指示によりパスワード付きの画像ファイルに暗号化されてから出力されるか、あるいは、セキュリティ情報を目で認識できない画像として原稿画像に付加した状態で出力される。
次に、本実施例の画像処理装置の動作について図4を用いて説明する。
操作スイッチ300が第一ストローク位置にあるか判断する(ステップS401)。操作スイッチ300が押下されていない場合は、押下されるまで待機する。操作スイッチ300が第一ストローク位置にあることが検知された場合は、指紋読取センサ301で指紋データを読み取り、RAM222に一時記憶する(ステップS402)。続いて、読み取った指紋データから特徴点データ抽出を行う(ステップS403)。操作スイッチ300が複数の指で押下されてこれら複数の指について指紋データが読み取られた場合には、それぞれの指について特徴点データ抽出を行う。
抽出された特徴点データと身体情報記憶部212に予め登録されているユーザ登録データとを比較して、一致するデータを検索する(ステップS404)。抽出された特徴点データと予め登録されているユーザ登録データとが一致する場合は後述する動作モード(ステップS406)に入り、一致しない場合はユーザ登録モード(ステップS407)に入る(ステップS405)。
ユーザ登録モード(ステップS407)について図5を用いて説明する。
新規ユーザ登録が可能か否かを判断する(ステップS501)。新規ユーザ登録が不可能な場合、装置の操作を停止し入力を受け付けなくなる。新規ユーザ登録が可能な場合、新規ユーザの情報を入力する(ステップS502)。新規ユーザの情報としては、例えば氏名、E−Mailアドレス、セキュリティ情報に対する画像データの出力許可の有無、指の種類、本数と動作モードとの対応付け、及び指の種類、本数と出力画像に付加するセキュリティ情報との対応付け等がある。操作スイッチ300を押下する際に使用する指、人差し指や中指、親指等の複数の指の指紋を読み取る(ステップS503)。ユーザ登録データとしてユーザの個人情報と指紋情報を、身体情報記憶部212に保存する(ステップS504)。
動作モード(ステップS406)について図6を用いて説明する。本実施例では、動作モードとしてコピー動作を行うコピーモードを例に説明する。
動作モードに入ると(図4のステップS406)、操作スイッチ300を押下している指の種類と本数を認識する(ステップS601)。CPU221は、身体情報記憶部212に登録されているユーザ登録データに基づいて、現在操作スイッチ300を押下している指の組み合わせから、コピーモードか否かを判断する(ステップS602)。
コピーモードでない場合は他の動作モードに移る(ステップS613)。コピーモードの場合、原稿の読み取りを行う(ステップS603)。ここではコピーモードであるので、原稿読取部120により原稿を読み取る。原稿から読み取った画像データは画像記憶部211に一時的に保存する。
読み取った画像データからセキュリティ情報を抽出する(ステップS604)。そして、身体情報記憶部212に登録されているユーザ登録データと、読み取った画像から抽出したセキュリティ情報とを比較する(ステップS605)。比較結果からユーザがコピー可能な原稿か否かを判断する(ステップS606)。読み取った画像データからセキュリティ情報を抽出できなかった場合は、予め定められた判定結果(コピー可/コピー不可)とする。
ユーザがコピー不可能な原稿であった場合には、画像処理装置本体に備えられた操作表示手段としての不図示の操作表示部等にコピー禁止原稿である旨の表示をした後、操作入力を停止する(ステップS614)。ユーザがコピー可能な原稿であった場合には、操作表示部に、出力画像に付加するセキュリティ情報を決定するための指の組み合わせを表示する(ステップS607)。この組み合わせは、例えば、人差し指1本でのスイッチ操作で孫コピー可のプリント出力、人差し指と中指のスイッチ操作で孫コピー不可のプリント出力、中指1本でのスイッチ操作でパスワード付きのプリント出力、といったものである。
操作スイッチ300が第一ストローク位置になるまで待機し(ステップS608)、操作スイッチ300が第一ストローク位置に到達したら、指紋読取センサ301でユーザの指紋データを読み取り、RAM222に一時的に記憶する(ステップS609)。読み取った指紋データから、指紋の特徴点データ抽出を行い、操作スイッチ300を押下した指の種類と本数を確認する(ステップS610)。確認された指の組み合わせとユーザ登録データとを比較して、セキュリティ情報の付加に関するプリント出力モードを決定する(ステップS611)。
プリント出力モードがセキュリティ情報付加モードの場合、CPU221により画像記憶部211に記憶された画像データに、例えば目で認識できない画像としてセキュリティ情報を付加する(ステップS612)。そして、操作スイッチ300が第二ストローク位置になるまで待機する(ステップS616)。操作スイッチ300が第二ストローク位置に到達したら、画像出力部204から画像データを出力し(ステップS617)、動作を終了する。
プリント出力モードが通常モードの場合(ステップS615)、そのまま操作スイッチ300が第二ストローク位置になるまで待機する(ステップS618)。操作スイッチ300が第二ストローク位置に到達したら、画像出力部204から画像記憶部211の画像データを出力し(ステップS619)、動作を終了する。
続いて、ステップS602においてコピーモードでないと判断された場合の他の動作モード(ステップS613)について、図7を用いて説明する。本実施例では、他の動作モードとしてプリント動作を行うプリンタモードを例に説明する。
CPU221は、ステップS601で認識された指の種類及び本数と、身体情報記憶部212のユーザ登録データとに基づいて、現在操作スイッチ300を押下している指の組み合わせからプリンタモードか否かを判断する(ステップS701)。
プリンタモードでない場合は他の動作モードに移る(ステップS714)。プリンタモードの場合、ネットワーク等を経由して受信した画像データを画像記憶部211に一時的に保存する(ステップS702)。
受信した画像データからセキュリティ情報を抽出する(ステップS703)。ここではセキュリティ情報を、パスワード付きの画像ファイルに暗号化された状態とする。ホストコンピュータや画像処理装置本体の不図示の操作パネルからのパスワードの入力をユーザに求め、身体情報記憶部212に登録されているユーザ登録データと、抽出したセキュリティ情報と、入力されたパスワードとを比較する(ステップS704)。比較結果からユーザがプリント可能な画像データか否かを判断する(ステップS705)。受信した画像データからセキュリティ情報を抽出できなかった場合は、予め定められた判定結果(プリント可/プリント不可)とする。
ユーザがプリント不可能な画像データであった場合には、ホストコンピュータや画像処理装置の操作表示部にプリント禁止原稿である旨の表示をした後、操作入力を停止する(ステップS715)。ユーザがプリント可能な画像データであった場合には、操作表示部に、出力画像に付加するセキュリティ情報を決定するための指の組み合わせを表示する(ステップS706)。この組み合わせは、例えば、人差し指1本でのスイッチ操作でコピー可のプリント出力、人差し指と中指のスイッチ操作でコピー不可のプリント出力、中指1本でのスイッチ操作でパスワード付きのプリント出力、といったものである。
操作スイッチ300が第一ストローク位置になるまで待機し(ステップS707)、操作スイッチ300が第一ストローク位置に到達したら、指紋読取センサ301でユーザの指紋データを読み取り、RAM222に一時的に記憶する(ステップS708)。読み取った指紋データから、指紋の特徴点データ抽出を行い、操作スイッチ300を押下した指の種類と本数を確認する(ステップS709)。確認された指の組み合わせとユーザ登録データとを比較して、セキュリティ情報の付加に関するプリント出力モードを決定する(ステップS710)。
プリント出力モードがセキュリティ情報付加モードの場合、CPU221により画像記憶部211に記憶された画像データに、例えば目で認識できない画像としてセキュリティ情報を付加する(ステップS711)。そして、操作スイッチ300が第二ストローク位置になるまで待機する(ステップS712)。操作スイッチ300が第二ストローク位置に到達したら、画像出力部204から画像データを出力し(ステップS713)、動作を終了する。
プリント出力モードが通常モードの場合(ステップS716)、そのまま操作スイッチ300が第二ストローク位置になるまで待機する(ステップS717)。操作スイッチ300が第二ストローク位置に到達したら、画像出力部204から画像記憶部211の画像データを出力し(ステップS718)、動作を終了する。
以上、本実施例の画像処理装置によれば、セキュリティ情報を有する原稿画像の画像形成処理を簡単な操作で行うことができる。
また、出力画像へのセキュリティ情報の付加操作も簡単に行うことができる。
また、ユーザが画像処理装置の操作途中で装置から離れた場合であっても、それまでの設定状態や原稿画像のセキュリティ情報を操作表示部等から他人に漏れてしまうことを防ぎ、画像出力動作等の操作を行う際の秘匿性を高めた。
201 画像入力部(画像受信手段に対応)
202 操作スイッチ部(押圧部材検知手段に対応)
202a 身体情報入力部(ユーザ情報入力手段に対応)
204 画像出力部(画像出力手段に対応)
211 画像記憶部(画像記憶手段に対応)
212 身体情報記憶部(ユーザ情報記憶手段に対応)
220 身体情報照合部(抽出手段、照合手段、情報付加手段に対応)
300 操作スイッチ(押圧部材に対応)
202 操作スイッチ部(押圧部材検知手段に対応)
202a 身体情報入力部(ユーザ情報入力手段に対応)
204 画像出力部(画像出力手段に対応)
211 画像記憶部(画像記憶手段に対応)
212 身体情報記憶部(ユーザ情報記憶手段に対応)
220 身体情報照合部(抽出手段、照合手段、情報付加手段に対応)
300 操作スイッチ(押圧部材に対応)
Claims (4)
- 画像情報を受信する画像受信手段と、
前記画像受信手段により受信した画像情報を記憶する画像記憶手段と、
前記画像記憶手段に記憶された画像情報に含まれるセキュリティ情報を抽出する抽出手段と、
前記セキュリティ情報に対する画像情報の出力許可の有無と、ユーザの身体情報とを含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
第一ストローク位置と第二ストローク位置との二段階に押圧される押圧部材と、
前記押圧部材の第一ストローク位置と第二ストローク位置とを検知する押圧部材検知手段と、
前記押圧部材に備えられ、ユーザの身体情報を入力するためのユーザ情報入力手段と、
前記ユーザ情報記憶手段に予め記憶されているユーザ情報と、前記ユーザ情報入力手段により入力されたユーザの身体情報及び前記セキュリティ情報とを照合する照合手段と、
前記画像記憶手段に記憶された画像情報を出力する画像出力手段と、を備え、
前記押圧部材が第一ストローク位置にあることを前記押圧部材検知手段が検知した場合に、前記照合手段は前記ユーザ情報入力手段により入力されたユーザの身体情報と前記ユーザ情報記憶手段に予め記憶されているユーザ情報とを照合し、
前記照合手段の照合結果に基づいて、前記抽出手段は前記画像情報に含まれるセキュリティ情報を抽出し、
前記照合手段は抽出されたセキュリティ情報と前記ユーザ情報記憶手段に予め記憶されているユーザ情報とを照合し、
前記押圧部材が第二ストローク位置にあることを前記押圧部材検知手段が検知した場合に、前記照合手段の照合結果に基づいて、前記画像出力手段は前記画像情報を出力することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置において、
前記画像出力手段により出力される画像情報にセキュリティ情報を付加する情報付加手段を備え、
前記ユーザ情報記憶手段に記憶されるユーザ情報は、前記出力される画像情報に付加するセキュリティ情報とユーザの身体情報とを対応させた情報を含み、
前記照合手段は、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報と前記ユーザ情報入力手段により入力されたユーザの身体情報とを照合し、
前記情報付加手段は、前記照合手段の照合結果に基づいて、前記出力される画像情報に前記セキュリティ情報を付加することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2に記載の画像処理装置において、
画像処理装置を操作するための操作表示手段を備え、
前記操作表示手段は、前記出力される画像情報に付加するセキュリティ情報とユーザの身体情報とを対応させた情報を表示することを特徴とする画像処理装置。 - 画像情報を受信する画像受信手段と、前記画像情報を記憶する画像記憶手段と、前記画像情報に含まれるセキュリティ情報を抽出する抽出手段と、前記セキュリティ情報に対する画像情報の出力許可の有無とユーザの身体情報とを含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、第一ストローク位置と第二ストローク位置との二段階に押圧される押圧部材と、前記押圧部材の第一ストローク位置と第二ストローク位置とを検知する押圧部材検知手段と、ユーザの身体情報を入力するためのユーザ情報入力手段と、前記ユーザ情報と前記ユーザの身体情報及び前記セキュリティ情報とを照合する照合手段と、前記画像情報を出力する画像出力手段と、を備えた画像処理装置の制御方法であって、
前記押圧部材が第一ストローク位置にあることを検知する第1の検知ステップと、
前記第1の検知ステップにおいて前記押圧部材が第一ストローク位置にあることが検知された場合に、前記ユーザの身体情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにおいて入力されたユーザの身体情報と前記ユーザ情報とを照合する第1の照合ステップと、
前記第1の照合ステップにおける照合結果に基づいて、前記画像情報に含まれるセキュリティ情報を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された前記セキュリティ情報と前記ユーザ情報とを照合する第2の照合ステップと、
前記押圧部材が第二ストローク位置にあることを検知する第2の検知ステップと、
前記第2の検知ステップにおいて前記押圧部材が第二ストローク位置にあることが検知された場合に、前記第2の照合ステップにおける照合結果に基づいて、前記画像情報を出力する画像出力ステップとを含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001366A JP2008172322A (ja) | 2007-01-09 | 2007-01-09 | 画像処理装置及びその制御方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007001366A JP2008172322A (ja) | 2007-01-09 | 2007-01-09 | 画像処理装置及びその制御方法 |
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ID=39700034
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010079609A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Brother Ind Ltd | 個人認証装置、個人認証プログラム、および個人認証装置を備えたインターホンシステム |
JP2016020933A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-04 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置、画像処理システムおよび端末装置 |
-
2007
- 2007-01-09 JP JP2007001366A patent/JP2008172322A/ja not_active Withdrawn
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