JP2008171915A - 部品実装装置用ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】部品実装装置用ヘッドに設けるノズルの数が増加しても、真空圧を発生させるためのエジェクタや圧縮空気量の増加を抑える。
【解決手段】ノズル装着台10では、上部のシャフト取付け部16、及び下部のノズル割出し部14が一体となって中空の気密室18を形成する。ノズル割出し部14を回転させて割出されたノズル3へと中空シャフト4を下降させ、該中空シャフト4を連通して真空圧をエジェクタ5から供給し、あるいは大気開放する。中空シャフト4に装着されていないノズル3は、気密室18を連通し、真空ポンプ8から供給される真空圧によって電子部品を吸着する。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板に実装する電子部品を吸着するノズルを複数備えた部品実装装置用ヘッドに係り、特に、ヘッドに設けるノズルの数が増加しても、真空圧を発生させるためのエジェクタや圧縮空気量の増加を抑えることができる部品実装装置用ヘッドに関する。
図16は、従来の部品実装装置用ヘッドに設けられたノズルの、部品吸着・搭載に必要な真空圧の供給経路について示す、一部断面図を含むブロック図である。
図16において、符号7は、工場などの共通の圧縮空気供給源7であり、部品実装装置のヘッド1に設けられるN個のエジェクタ5には、該圧縮空気供給源7から圧縮空気が供給されている。これらエジェクタ5は、供給される圧縮空気によって真空圧を発生することができ、又、中空シャフト4によってノズル3に連通している。これらエジェクタ5は電磁弁を内蔵しており、これらエジェクタ5毎に、連通するノズル3に対して、真空圧の供給、あるいは大気開放が可能になっている。
このようなヘッド1は、部品実装装置においてX−Yロボットによって移動可能になっており、部品供給位置に移動して下降し、該当のノズル3を実装しようとする電子部品に接触させ、該ノズル3に連通するエジェクタ5から供給される真空圧によって、該電子部品を吸着することができる。又、逆に、エジェクタ5において、該真空圧を大気開放することによって、ノズル3に吸着されていた電子部品を基板上に搭載することができる。
特許文献1には、このような部品実装装置において、基部フレームを構成する構造部材の内部に、密封された気密室を設け、該気密室から装置内の各部へ圧縮空気や真空圧を供給することで、装置内の配管を簡素化して配管作業の作業性を向上させることが記載されている。
特開2004−311879号公報
しかしながら、図16の従来例では、ヘッド1に装着されるノズル3の本数と同数、エジェクタ5や中空シャフト4を設ける必要がある。このため、ノズル3の数が増加すると、エジェクタ5や中空シャフト4の数も増加することになり、ヘッド1の大きさや重量が増大してしまう。
又、エジェクタ5において、内蔵する電磁弁を切り替えて、真空圧をノズル3に供給して部品吸着させ、あるいは、該真空圧を大気開放して吸着部品を基板実装させるタイミングの制御パラメータは、個々のエジェクタ5毎に備える必要がある。従って、エジェクタ5の数が増大すると、設定すべきパラメータも増大し、調整作業が多くなるという問題がある。
更に、エジェクタ5では、圧縮空気を高速で排気することで真空圧を発生させている。従って、エジェクタ5の数が増大すると、供給すべき圧縮空気の量も増大するという問題もある。
なお、特許文献1は、本願に類似する気密室を備えるものの、上記のような問題について何ら記載されていない。この気密室については、本願と特許文献1とは目的が異なるものである。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、ヘッドに設けるノズルの数が増加しても、真空圧を発生させるためのエジェクタや圧縮空気量の増加を抑えることができる部品実装装置用ヘッドを提供することを課題とする。
本発明は、基板に実装する電子部品を吸着するノズルを複数備えた部品実装装置用ヘッドにおいて、上部のシャフト取付け部、及び下部のノズル割出し部を有し、これらが一体となって中空の気密室を形成するノズル装着台と、中空筒状の下方の開放端に部品を吸い付け、該中空筒状の上方の開放端は、前記気密室に通じる、前記ノズル割出し部の下面に取り付けられる複数のノズルと、前記中空気密室に真空圧を供給する真空圧供給部と、前記シャフト取付け部に取り付けられ、前記気密室の内部において下降動作することで、いずれかのノズルに気密装着し、装着したノズルに負圧を供給する中空シャフトと、該装着を解除した状態で、前記シャフト取付け部及び前記ノズル割出し部を互いに相対移動させることで、該中空シャフトが装着するノズルを、該中空シャフトの近傍へ位置決めする割出し機構と、を備え、すべてのノズルは、前記中空シャフト、又は、前記気密室を介して前記真空圧供給部に連通するようにして、前記課題を解決したものである。
前記部品実装装置用ヘッドにおいて、前記相対移動を、回転動作や直線動作とすることができる。
本発明によれば、部品実装装置用ヘッドに設けるノズルの数が増加しても、真空圧を発生させるためのエジェクタや圧縮空気量の増加を抑えることができる。
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された第1実施形態のヘッドに設けられたノズルの、部品吸着・搭載に必要な真空圧の供給経路について示す、一部斜視図を含むブロック図である。又、図2は、該真空圧の供給経路について示す、一部断面図を含むブロック図である。
ヘッド1は、部品実装装置においてX−Yロボットによって移動可能になっており、部品供給位置に移動して下降し、該当のノズル3を実装しようとする電子部品に接触させ、該ノズル3に連通するエジェクタ5から供給される真空圧によって、該電子部品を吸着することができる。又、エジェクタ5において、該真空圧を大気開放することによって、吸着していた電子部品を基板上に搭載することができる。更に、電子部品を廃棄する際などには、エジェクタ5は、ノズル3へ圧縮空気を送り込むことができるようになっている。
なお、図1、図2、図5、図6、図8、図10〜図16において、圧縮空気供給源7からの圧縮空気の供給経路や、真空ポンプ8からの真空圧の供給経路は、太線で図示される。これら供給経路は、エアチューブなどを適宜用いたものである。
ヘッド1において、ノズル装着台10は、上部のシャフト取付け部16、及び下部のノズル割出し部14を有し、これらが一体となって中空の気密室18を形成する。又、該シャフト取付け部16には、図1及び図2の図中においては上下方向に移動可能に、中空シャフト4が取り付けられている。又、ノズル割出し部14には、その下面に、複数のノズル3が取り付けられる。該ノズル3は、中空筒状の下方の開放端に電子部品を吸い付け、該中空筒状の上方の開放端が気密室18に通じる。
図3は、本実施形態のシャフト取付け部16の下面図である。又、図4は、ノズル割出し部14の下面図である。
これら図3及び図4に示すように、シャフト取付け部16及びノズル割出し部14は、下方から見ると、即ち、図1や図2において下側から上側に見ると、いずれも円形になっている。ノズル割出し部14には、一点鎖線で示す、該円形の中心から等距離の位置に、ノズル3が配列されている。又、シャフト取付け部16には、一点鎖線で示す、該円形の中心から上記と同じ等距離の位置に、1つの中空シャフト4が取り付けられている。
又、ノズル割出し部14は、ノズル装着台10において該円形の中心を回転軸として、図示されない所定の割出し機構によって、図1において矢印で示すように、回転動作が可能になり、シャフト取付け部16に対して相対移動が可能になっている。この回転動作により、ノズル割出し部14に取り付けられている任意のノズル3を、シャフト取付け部16に取り付けられた中空シャフト4の直下に位置決めすることができる(以下回転割出しと呼ぶ)。
なお、気密室18の形状は特に限定されるものではない。図2のような円筒状であってもよく、あるいは図3や図4において示される直径Dの一点鎖線の円に沿ったように設けられる、ドーナツ状のものであってもよい。即ち、ノズル割出し部14に取り付けられた全てのノズル3が気密室18に連通し、且つ、該気密室18の内部において中空シャフト4がいずれかのノズル3に気密装着するような形状であればよい。
なお、上記の割出し機構は特に限定されるものではない。その回転動作の動力として、モータを用い電動としても、空気圧を用いるものとしてもよい。又、割出し位置の検出についても、アブソリュートエンコーダやインクリメンタルエンコーダなどを用いるようにしてもよい。
ここで、真空ポンプ8は、シャフト取付け部16の上部の真空圧供給部16Cから気密室18へと真空圧を供給するものであり、ポンプ以外の他の手段によるものであってもよい。シャフト取付け部16には気密部材16Aが、ノズル割出し部14には気密部材14Aが設けられ、気密室18は気密状態を保ち真空圧を維持し、上述のような回転割出しが可能になっている。
図5は、本実施形態において上昇位置にある中空シャフト4の近傍のノズル装着台10の断面図である。図6は、ノズル3に装着状態にある該中空シャフト4の近傍のノズル装着台10の断面図である。
まず、図5のように中空シャフト4を上昇させた位置で、ノズル装着台10においてノズル割出し部14を前述のように回転割出しするようになっている。又、これら図5及び図6において、斜線のノズル3は、中空シャフト4の直下に回転割出しされている。このような中空シャフト4直下のノズル3に対して、中空シャフト4を下降させ、図6のように該中空シャフト4にノズル3を装着することができる。
このような装着状態において、圧縮空気供給源7から供給される圧縮空気によって、エジェクタ5において発生される真空圧は、中空シャフト4を連通してノズル3に供給される。該ノズル3は、中空筒状の上方の開放端において中空シャフト4に装着され、該中空筒状の内部を真空圧が連通し、該中空筒状の下方の開放端において電子部品を吸い付ける。
又、ノズル3の先端に電子部品を吸着した状態で、このような装着が解除されても、気密室18内は真空ポンプ8から真空圧が供給されているので、該電子部品の吸着は維持されたままとなる。
なお、ノズル3との装着が解除される位置まで中空シャフト4が上昇していれば、図5の位置まで上昇せずとも、ノズル割出し部14の回転割出しは可能である。又、シャフト取付け部16に取り付けられた状態で、中空シャフト4はこのように上下動可能になっているが、気密部材16Bによって気密室18は気密状態が保持されている。
なお、電子部品を吸着しておらず、且つ中空シャフト4に装着されていないノズル3からは、外気が気密室18に侵入し、該気密室18内の真空圧が低下するおそれがある。しかしながら、真空ポンプ8から供給される真空圧が十分であれば、中空シャフト4に装着されていないノズル3に吸着されている電子部品が落下する程、気密室18内の真空圧が低下するようなことはない。
図7は、本実施形態のエジェクタ5に係る空気回路図である。
エジェクタ5は、ソレノイドバルブ40〜43と、真空圧発生装置32と、圧縮空気排気部33と、プレッシャスイッチ47とを有している。符号30から圧縮空気供給源7の圧縮空気が供給される。又、符号35よりノズル3に対して、真空圧又は圧縮空気が供給される。プレッシャスイッチ47は、真空圧発生装置32によって真空圧が発生されていることを検出するためのものである。
ソレノイドバルブ40及び41は、スプールが連動しており、図示状態では、ソレノイドへの通電がない状態であって、真空圧発生装置32に至る空気経路のポートは閉じられている。ソレノイドへ通電されると、スプールが図中上方に移動し、符号30から圧縮空気供給源7の圧縮空気を真空圧発生装置32に供給するポートは開放となり、該圧縮空気が圧縮空気排気部33に高速で排気される過程で、該真空圧発生装置32において真空圧が発生され、該真空圧は符号35のノズル3側へ導かれる。
次に、ソレノイドバルブ42及び43は、スプールが連動しており、図示状態では、ソレノイドへの通電がない状態であって、符号35のノズル3側に至る空気経路は閉じられている。ソレノイドへ通電されると、スプールが図中上方に移動し、符号30から圧縮空気供給源7の圧縮空気が符号35のノズル3側へ導かれる。
なお、エジェクタ5において真空圧を発生させない状態、即ちソレノイドバルブ40及び41への通電がない状態で、中空シャフト4へのノズル3の装着を解除すると、符号35の部分を経て、圧縮空気排気部33から侵入する外気が気密室18へと流れ込み、該気密室18の真空圧が低下するおそれも考えられる。
このようなおそれがあれば、エジェクタ5において真空圧を発生させない状態では、中空シャフト4へのノズル3の装着を解除しないようにすればよい。あるいは、該装着を解除する場合は、エジェクタ5において真空圧を発生させるようにすればよい。あるいは、図7において真空圧発生装置32から符号35に至る経路にソレノイドバルブを設けるようにし、該装着を解除してもエジェクタ5において真空圧を発生させない状態では、まず該ソレノイドバルブを閉じてから、該装着を解除したり真空圧発生を停止したりするようにすればよい。
以上に説明した実施形態において、電子部品を吸着する場合、中空シャフト4を上昇させて該中空シャフト4及びノズル3の装着を解除しておいて、吸着するノズル3を割出す。そして、中空シャフト4を下降させて、該中空シャフト4、及び今回割出したノズル3を装着する。又、X−Yロボットによって、吸着しようとする電子部品の上方まで移動しておく。これらの後、ヘッド1を下降させて、ノズル3に電子部品を吸着する。ここで、ノズル3が電子部品に接触する以前までに、エジェクタ5において真空圧を予め発生させておくと、ノズル3が電子部品に接触すると直ちに、該電子部品を吸着することができ、作業効率がよい。
この後、中空シャフト4を上昇すると、該中空シャフト4へのノズル3の装着は解除される。しかしながら、真空ポンプ8による気密室18の内部の真空圧によって、ノズル3には電子部品を吸着されたままとすることができる。又、ノズル3の装着が解除すると、ノズル割出し部14を再び割出し動作させて、別のノズル3を、中空シャフト4の直下に位置決めすることができる。
なお、ヘッド1のいずれかのノズル3に電子部品が吸着されている場合は、図7において説明したようにして、真空圧発生装置32から外気が侵入して、気密室18の真空圧が低下しないようにする。
又、該位置決めの後には、該位置決めされたノズル3に、上述と同様にして別の電子部品を吸着することができる。そして、ヘッド1のすべてのノズル3、あるいは必要なノズル3に電子部品を吸着する。
ノズル3に吸着している電子部品を基板に搭載する場合は、中空シャフト4へのノズル3の装着を解除し、搭載しようとする電子部品を吸着しているノズル3を割出した後、エジェクタ5において真空圧を発生させた状態で再び中空シャフト4を下降させてノズル3を装着する。ノズル3に気密室18内の真空圧によって吸着していた電子部品は、該装着の後には、エジェクタ5で発生される真空圧によって吸着されることになる。
又、X−Yロボットによって、電子部品を搭載しようとする位置の上方まで移動し、ヘッド1を下降させて、該電子部品を搭載位置に接触させる。該接触の後、エジェクタ5において電磁弁を操作することで、真空圧の発生を解除し、又、電子部品を吸着していた真空圧を大気開放する。これによって、電子部品は基板上に搭載される。
この後、ノズル3に吸着されている別の電子部品を搭載する場合、中空シャフト4を上昇し、搭載しようとする電子部品を吸着しているノズル3を割出し、その後同様の動作を行なう。
図8は、本発明が適用された第2実施形態のヘッドに設けられたノズルの部品吸着・搭載に必要な真空圧の供給経路について示す一部斜視図を含むブロック図である。又、図9は、該実施形態においてヘッド1の上方から見たノズル3の配置を示す平面図である。
図9に示すように、本実施形態においては、部品実装装置においてヘッド1をX−Yロボットによって移動しつつ、基板に搭載するための電子部品に接触させて吸着させるためノズル3は、5個ずつ3列にマトリックス状に配置され、従って合計15個備えられている。ここで、この3列の各列を、第1列〜第3列とする。又、該吸着に際して、真空圧を発生するエジェクタ5は、5つ備えられ、ノズル3と同一間隔で配置されている。
ノズル割出し部14には、シャフト取付け部16の下方において、図8における矢印方向に該ノズル割出し部14が直線動作するための、スライドレール14Bが設けられている。図示されない所定の割出し機構によって、該ノズル割出し部14がスライドレール14Bに従って直線動作することで、ノズル割出し部14はシャフト取付け部16に対して相対移動し、中空シャフト4の列は、ノズル3の第1列〜第3列のいずれかの直上に位置決めすることができる(以下直線動作割出しと呼ぶ)。直上に位置決めすると、5個の中空シャフト4は、それぞれ1個のノズル3の直上に位置決めされることになり、中空シャフト4に対してノズル3が割出されることになる。第1実施形態の回転割出しに対して、本実施形態は直線動作割出しとなる。
又、シャフト取付け部16には気密部材16Aが、ノズル割出し部14には気密部材14Aが設けられている。これら気密部材16Aや気密部材14Aにより、気密室18は気密状態を保ち真空圧を維持し、上述のような直線動作割出しが可能になっている。この気密室18には、真空圧供給部16Cから真空ポンプ8の真空圧が供給されている。
なお、上記の割出し機構は特に限定されるものではない。その直線動作の動力として、ソレノイドやモータを用い電動としても、空気圧を用いるものとしてもよい。又、割出し位置の検出についても、マイクロスイッチやアブソリュートエンコーダやインクリメンタルエンコーダなどを用いるようにしてもよい。
図10〜図12は、それぞれ第1列〜第3列に位置決めした時の、図9におけるA−A断面の断面図である。図13は、第2列に位置決めし、中空シャフト4にノズル3を装着した時の、図9におけるA−A断面の断面図である。
図10ではノズル3の第1列の直上に、図11ではノズル3の第2列の直上に、図12ではノズル3の第3列の直上に、中空シャフト4の列が位置決めされ、直線動作割出しされている。又、図13では、ノズル3の第2列の直上に位置決めされた中空シャフト4が、下方に移動しノズル3が装着されている。又、シャフト取付け部16に取り付けられた状態で、中空シャフト4はこのように上下動可能になっているが、気密部材16Bによって気密室18は気密状態が保持されている。
図14は、本実施形態の図9におけるB−B断面の断面図である。図15は、中空シャフト4にノズル3を装着した時の、図9におけるB−B断面の断面図である。
これら図14及び図15から明らかなように、中空シャフト4の列がノズル3の第1列〜第3列のいずれの直上に位置決めされた場合にも、5個の中空シャフト4は、それぞれ1個のノズル3の直上に位置決めされることになり、中空シャフト4に対してノズル3が割出されることになる。又、このように割出された状態で中空シャフト4を下降すると、図15に図示されるように、それぞれの中空シャフト4には、直下のノズル3が装着されることになる。
このような装着状態において、圧縮空気供給源7から供給される圧縮空気によって、エジェクタ5において発生される真空圧は、中空シャフト4を連通してノズル3に供給される。又、ノズル3の先端に電子部品を吸着した状態で、このような装着が解除されても、気密室18内は真空ポンプ8から真空圧が供給されているので、該電子部品の吸着は維持されたままとなる。
なお、本第2実施形態についても、エジェクタ5は、図7を用いて前述した第1実施形態のものと同様とすることができる。又、電子部品を基板に搭載させるための動作も、ヘッド1の複数のノズル3を活用して、第1実施形態と同様に行なうことができる。
以上説明したように、これら実施形態によれば、本願発明を効果的に適用することができる。第1実施形態の場合は1個のエジェクタ5に対して4個の電子部品を吸着することができ、第2実施形態の場合は5個のエジェクタ5に対して15個の電子部品を吸着することができ、いずれの実施形態でも、エジェクタ5の数以上の電子部品を吸着し基板に実装することができる。
本発明が適用された第1実施形態のヘッドに設けられたノズルの、部品吸着・搭載に必要な真空圧の供給経路について示す、一部斜視図を含むブロック図 上記真空圧の供給経路について示す、一部断面図を含むブロック図 前記第1実施形態のシャフト取付け部の下面図 前記第1実施形態のノズル割出し部の下面図 前記第1実施形態において上昇位置にある中空シャフトの近傍のノズル装着台の断面図 前記第1実施形態においてノズルが装着状態にある該中空シャフトの近傍のノズル装着台の断面図 前記第1実施形態のエジェクタに係る空気回路図 本発明が適用された第2実施形態のヘッドに設けられたノズルの部品吸着・搭載に必要な真空圧の供給経路について示す一部斜視図を含むブロック図 上記第2実施形態においてヘッドの上方から見たノズル3の配置を示す平面図 前記第2実施形態において第1列に位置決めした時の、図9におけるA−A断面の断面図 前記第2実施形態において第2列に位置決めした時の、図9におけるA−A断面の断面図 前記第2実施形態において第3列に位置決めした時の、図9におけるA−A断面の断面図 前記第2列に位置決めし、中空シャフトにノズルを装着した時の、図9におけるA−A断面の断面図 前記第2実施形態の図9におけるB−B断面の断面図 前記第2実施形態の中空シャフトにノズルを装着した時の、図9におけるB−B断面の断面図 従来の部品実装装置用ヘッドに設けられたノズルの、部品吸着・搭載に必要な真空圧の供給経路について示す、一部断面図を含むブロック図
符号の説明
1…電子部品実装装置用ヘッド
3…ノズル
4…中空シャフト
5…エジェクタ
7…圧縮空気供給源
8…真空ポンプ
10…ノズル装着台
14…ノズル割出し部
16…シャフト取付け部
18…気密室
32…真空圧発生装置
33…圧縮空気排気部
40〜43…ソレノイドバルブ
47…プレッシャスイッチ

Claims (3)

  1. 基板に実装する電子部品を吸着するノズルを複数備えた部品実装装置用ヘッドにおいて、
    上部のシャフト取付け部、及び下部のノズル割出し部を有し、これらが一体となって中空の気密室を形成するノズル装着台と、
    中空筒状の下方の開放端に部品を吸い付け、該中空筒状の上方の開放端は、前記気密室に通じる、前記ノズル割出し部の下面に取り付けられる複数のノズルと、
    前記中空気密室に真空圧を供給する真空圧供給部と、
    前記シャフト取付け部に取り付けられ、前記気密室の内部において下降動作することで、いずれかのノズルに気密装着し、装着したノズルに負圧を供給する中空シャフトと、
    該装着を解除した状態で、前記シャフト取付け部及び前記ノズル割出し部を互いに相対移動させることで、該中空シャフトが装着するノズルを、該中空シャフトの近傍へ位置決めする割出し機構と、を備え、
    すべてのノズルは、前記中空シャフト、又は、前記気密室を介して前記真空圧供給部に連通するようにしたことを特徴とする部品実装装置用ヘッド。
  2. 前記相対移動が、回転動作であることを特徴とする請求項1記載の部品実装装置用ヘッド。
  3. 前記相対移動が、直線動作であることを特徴とする請求項1記載の部品実装装置用ヘッド。
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