JP5062130B2 - 部品実装機 - Google Patents

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Description

本発明は、シャフト部材に着脱自在に取り付けられた部品吸着体のノズル部に部品を吸着させてその部品を基板に搭載する部品実装機に関するものである。
部品実装機は、搭載ヘッドが備えるシャフト部材に取り付けた部品吸着体(部品吸着ノズル)に部品を吸着させ、搭載ヘッドを移動させてその部品を基板に搭載する。ここで、部品吸着体はシャフト部材に着脱自在に取り付けられるベース部と、ベース部と一体に形成された1つのノズル部から成り、1つの部品吸着体に1つの部品を吸着させることができるようになっている。また、このような部品実装機では、1つの搭載ヘッド当たりの部品吸着体の数を増やすことにより、搭載ヘッドの1回の部品の吸着・搭載動作でより多くの部品実装を行うことができるようにして基板の生産効率を向上させるようにしている(特許文献1)。
特開2005−166879号公報
しかしながら、部品吸着体の数を増やす場合にはこれを取り付けるシャフト部材の数を増大させる必要があり、搭載ヘッドが(ひいては部品実装機が)大型化するおそれがあった。
そこで本発明では、シャフト部材の数を増やすことなく(したがって搭載ヘッドを大型化することなく)、1回の部品の吸着・搭載動作でより多くの部品を基板に実装できるようにした部品実装機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装機は、搭載ヘッドのヘッド本体と、ヘッド本体に対して昇降自在に設けられたシャフト部材を備え、シャフト部材にホルダを介して取り付けられた部品吸着体のノズル部に部品を吸着させてその部品を基板に搭載する部品実装機であって、部品吸着体は、シャフト部材に着脱自在に取り付けられるベース部及びベース部に保持された複数のノズル部を備えて成り、各ノズル部は、シャフト部材内に設けられた複数のシャフト部材内吸着用管路に別々に繋がって互いに独立して部品を吸着することができるようになっている。
請求項2に記載の部品実装機は、請求項1に記載の部品実装機であって、各ノズル部をそれぞれ独立してベース部に対して昇降させるノズル部昇降機構と、第1の搭載モード及び第2の搭載モードのいずれか一方の選択を行う搭載モード選択手段と、搭載モード選択手段により第1の搭載モードが選択されているときには、部品吸着体が備える複数のノズル部の1つをベース部に対して下降させてその下降させたノズル部に1つの部品を吸着させてその部品を基板に搭載し、搭載モード選択手段により第2の搭載モードが選択されているときには、部品吸着体が備える複数のノズル部のうちの複数をベース部に対して下降させてその下降させた複数のノズル部に1つの部品を吸着させてその部品を基板に搭載する吸着搭載制御手段とを備えた。
請求項3に記載の部品実装機は、請求項2に記載の部品実装機であって、ノズル部昇降機構は複数のノズル部のそれぞれに対応して設けられた複数の空圧シリンダから成る。
本発明では、部品吸着体が、シャフト部材に着脱自在に取り付けられるベース部及びベ
ース部に保持された複数のノズル部を備えており、複数のノズル部のそれぞれがシャフト部材内に設けられた複数のシャフト部材内吸着用管路に別々に繋がって互いに独立して部品を吸着することができるようになっている。このため、シャフト部材の数を増やすことなく(したがって搭載ヘッドを大型化することなく)、吸着できる部品の数を増大することができ、これにより搭載ヘッドの1回の部品の吸着・搭載動作でより多くの部品を基板に実装することができるので、基板の生産効率を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品実装機の平面図、図2は本発明の一実施の形態における部品実装機が備える搭載ヘッドの正面図、図3(a),(b)は本発明の一実施の形態における部品実装機の搭載ヘッドの部分拡大図、図4は本発明の一実施の形態における部品実装機の制御系統を示すブロック図、図5は本発明の一実施の形態における吸着用管路及び昇降制御用管路の配管図、図6(a),(b),(c),(d)及び図7(a),(b)は本発明の一実施の形態における部品実装機による部品の吸着手順を示す図、図8(a),(b),(c),(d)及び図9(a),(b)は本発明の一実施の形態における部品実装機による部品の搭載手順を示す図である。
図1において、部品実装機1は、基台2の上面に水平方向(X軸方向)に同期して進行される一対のベルトコンベアから成る基板搬送部3を有しており、基板搬送部3は、基板PBをX軸方向に搬送し(矢印A)、所定の作業位置に位置決めする。
図1において、基板搬送部3の上方にはY軸テーブル4がX軸方向と水平に直交する方向(Y軸方向)に延びて設けられている。Y軸テーブル4の側面には2つのY軸スライダ5がY軸方向に移動自在に設けられている。各Y軸スライダ5にはX軸方向に延びたX軸テーブル6の一端部が取り付けられており、各X軸テーブル6にはX軸テーブル6に沿って(すなわちX軸方向に)移動自在な移動ステージ7が設けられている。各移動ステージ7には搭載ヘッド10が取り付けられている。
図2において、搭載ヘッド10は移動ステージ7に固定されるヘッド本体11と、上下方向(Z軸方向)に延びてヘッド本体11に対して昇降自在に設けられた複数(ここでは4つ)のシャフト部材12と、各シャフト部材12の下端部に設けられた複数(ここでは4つ)のホルダ13と、ホルダ13を介してシャフト部材12に着脱自在に取り付けられる複数(ここでは4つ)の部品吸着体14から成っている。ホルダ13は、図3に示すように、シャフト部材12の下端部に設けられた一対の係止片13a及びこれら一対の係止片13aを開閉自在に弾性保持する保持バンド13bから成っている。
図3において、部品吸着体14は、シャフト部材12に下方から接続(嵌入)される接続部15aを有したベース部15と、ベース部15に保持された2つのノズル部16を備えて成る。接続部15aをシャフト部材12に下方から嵌入させると(図3(a)中に示す矢印B参照)、ホルダ13の一対の係止片13aは、その下端部がベース部15によって外側に押し広げられた後、ベース部15の外周に設けられた係止溝15bに引っ掛かる(係止される)ので、部品吸着体14はホルダ13を介してシャフト部材12の下端部に取り付けられた状態となる(図3(b))。
図1において、基板搬送部3のY軸方向の側方領域には部品P(図2)を供給する複数の部品供給装置21がX軸方向に並んで設けられている。各移動ステージ7には撮像面を下方に向けた基板カメラ22が設けられており、基台2上には撮像面を上方に向けた部品カメラ23が設けられている。
図4において、部品実装機1の制御装置30はコンベア作動機構31の作動制御を介して基板搬送部3を作動させ、基板PBの搬送と所定の作業位置への位置決めを行う。また制御装置30は、搭載ヘッド移動機構32の作動制御を介して各Y軸スライダ5のY軸方向への移動と各移動ステージ7のX軸方向への移動による搭載ヘッド10の水平面内での移動を行い、シャフト部材昇降回転機構33(図5も参照)の作動制御を介して各シャフト部材12の(すなわち部品吸着体14の)ヘッド本体11に対する昇降及び上下軸(Z軸)回りの回転を行い、吸着制御バルブ34及び昇降制御バルブ35(図5も参照)の作動制御を介して各部品吸着体14の昇降及び部品Pの真空吸着(すなわちピックアップ作動)を行う(詳細は後述)。
制御装置30はまた、各部品供給装置21の作動制御を行って、各部品供給装置21の部品供給部21a(図1)に部品Pを供給させる。また、制御装置30は、基板カメラ22及び部品カメラ23に撮像動作を行わせる。基板カメラ22及び部品カメラ23の撮像動作によって得られた画像データは制御装置30に送られる(図4)。
図5において、部品吸着体14は、ベース部15の内部に、2つのノズル部16をそれぞれ独立してベース部15に対して昇降させるノズル部昇降機構としての2つの空圧シリンダ40を有している。各空圧シリンダ40は、ベース部15内に形成されたピストン部材収容空間41と、ピストン部材収容空間41内に設けられたピストン部材42と、ピストン部材収容空間41内の、ピストン部材42の上方に形成されるシリンダ室41a内に縮設されてピストン部材42を下方に付勢する付勢ばね43を有して成る。
図5において、各空圧シリンダ40のシリンダ室41aは、ベース部15内に形成されたベース部内吸着用管路51に繋がっている。各ベース部内吸着用管路51は、部品吸着体14がホルダ13を介してシャフト部材12に取り付けられた状態で、シャフト部材12内に設けられたシャフト部材内吸着用管路52に接続される。また、各空圧シリンダ40のシリンダ室41aは、ベース部15内に形成されたベース部内昇降制御用管路53に繋がっている。各ベース部内昇降制御用管路53は、部品吸着体14がシャフト部材12に取り付けられた状態で、シャフト部材12内に設けられたシャフト部材内昇降制御用管路54に接続される。
図5において、各ノズル部16は対応する空圧シリンダ40のピストン部材42に固定されており、各ノズル部16の下端部(吸着口16a)は、ベース部15の下方に突出して延びている。各ピストン部材42は側方に張り出した突起部42aを有しており、突起部42aをベース部15に設けられた下方規制部15cに上方から当接させた下動位置(図5の紙面左側のピストン部材42参照)と、突起部42aをベース部15に設けられた上方規制部15dに下方から当接させた上動位置(図5の紙面右側のピストン部材42参照)との間で昇降自在となっている。
各シャフト部材内吸着用管路52はシャフト部材12の外部に設けられたシャフト部材外吸着用管路55を介して吸着制御バルブ34に繋がっており、各シャフト部材内昇降制御用管路54はシャフト部材12の外部に設けられたシャフト部材外昇降制御用管路56を介して昇降制御バルブ35に繋がっている。吸着制御バルブ34と昇降制御バルブ35はそれぞれ部品実装機1の内部又は外部に設けられた真空源57と真空管路58によって繋がっている。
制御装置30は、吸着制御バルブ34の作動制御を行って、真空源57から供給される真空圧を吸着用管路(真空管路58、シャフト部材外吸着用管路55、シャフト部材内吸着用管路52及びベース部内吸着用管路51)を介してノズル部16内に供給し、またその供給を遮断することによって、ノズル部16の吸着口16aに部品Pを吸着させ、ノズ
ル部16が吸着した部品Pを吸着口16aから離脱させることができる。
また制御装置30は、昇降制御バルブ35の作動制御を行って、真空源57から供給される真空圧を昇降制御用管路(真空管路58、シャフト部材外昇降制御用管路56、シャフト部材内昇降制御用管路54及びベース部内昇降制御用管路53)を介して空圧シリンダ40のシリンダ室41aに供給し(これによりピストン部材42は付勢ばね43の付勢力に抗してピストン部材収容空間41内を上動する)、またその供給を遮断することによって(これによりピストン部材42は付勢ばね43の付勢力によってピストン部材収容空間41内を下動する)、ノズル部16のベース部15に対する昇降を行わせることができる。
本実施の形態における部品搭載機1では、部品吸着体14の交換作業を行うことなく、小部品及び大部品の大小2種類の部品Pの基板PBへの実装作業を行うことができるようになっている。すなわち、部品実装機1では、2つのノズル部16のそれぞれに部品(小部品)Pを1つずつ吸着して各部品Pをそれぞれ基板PBに搭載する「第1の搭載モード」と、2つのノズル部16に1つの部品(大部品)Pを吸着させてその部品Pを基板PBに搭載する「第2の搭載モード」のいずれか一方を選択することができ、部品実装機1には、その選択のための搭載モード選択手段61(例えば、ボタンやスイッチ等)が備えられている(図4)。なお、ここでいう小部品とは、1つのノズル部16によって吸着することできる大きさの部品Pのことであり、大部品とは、1つのノズル部16によっては吸着することができない、小部品よりも大きい部品Pのことである。
部品実装機1の制御装置30は、部品実装開始の入力がなされると、基板搬送部3を作動させて基板PBを部品実装機1の内部に搬入し、所定の作業位置に位置決めする。制御装置30は、基板PBを作業位置に位置決めしたら、移動ステージ7を水平面内で移動させて基板PBの上方に位置させ、基板PBに設けられた基板マークM(図1)を基板カメラ22に撮像させて画像認識を行い、基板PBの基準位置からの位置ずれを検出する。
制御装置30は基板PBの位置ずれを検出したら、移動ステージ7を部品供給装置21の部品供給部21aの上方に移動させ、部品供給部21aに供給された部品Pを部品吸着体14が備えるノズル部16に部品Pを吸着させて部品Pをピックアップする。
ここで、搭載モード選択手段61によって第1の搭載モードが選択されている場合には、制御装置30は、先ず、吸着対象である部品(小部品)Pの上方に部品吸着体14を移動させた後、その部品吸着体14が取り付けられているシャフト部材12をヘッド本体11に対して下降させる。このときシャフト部材12は、上動位置に位置しているノズル部16をその後下動位置まで下動させたときに、吸着口16aの高さがほぼ部品Pの上面の高さになるような位置に停止される。そして、部品Pを吸着させようとしている方のノズル部16を下動位置に下降させて吸着口16aを部品Pに接触させ(図6(a)。図中に示す矢印C1参照)、ノズル部16に部品Pを吸着させたら、そのノズル部16を上動位置まで上昇させる(図6(b)。図中に示す矢印C2参照)。そして、他方のノズル部16についても同様にして部品Pを吸着させる(図6(c)、(d)。図中に示す矢印C3及びC4参照)。これにより2つのノズル部16のそれぞれに部品Pが1つずつ吸着される。
一方、搭載モード選択手段61によって第2の搭載モードが選択されている場合には、制御装置30は、先ず、吸着対象である部品(大部品)Pの上方に部品吸着体14を部品Pの上方に移動させた後、その部品吸着体14が取り付けられているシャフト部材12をヘッド本体11に対して下降させる。そして、2つのノズル部16を下動位置に下降させて2つのノズル部16の吸着口16aを部品Pに接触させる(図7(a)。図中に示す矢
印D1参照)。そして、2つのノズル部16に部品Pを吸着させたら、2つのノズル部16を上動位置まで上昇させる(図7(b)。図中に示す矢印D2参照)。これにより2つのノズル部16に1つの部品Pが吸着される。
このようにして複数の部品吸着体14の各々に部品Pが吸着されたら、吸着された部品Pが順次部品カメラ23の直上に位置するように搭載ヘッド10を移動させ、部品カメラ23に部品Pの撮像を行わせて画像認識を行い、部品吸着体14のノズル部16に対する各部品Pの位置ずれ(吸着ずれ)を検出する。
制御装置30は、ノズル部16に対する各部品Pの位置ずれを検出したら、搭載ヘッド10を基板PBの上方に移動させ、部品吸着体14を下降させて、部品Pを基板PB上の目標搭載位置に搭載する。
ここで、搭載モード選択手段61によって第1の搭載モードが選択されている場合には、制御装置30は、先ず、部品(小部品)Pを吸着させた部品吸着体14を基板PBの上方に移動させた後、その部品吸着体14が取り付けられているシャフト部材12をヘッド本体11に対して下降させる。このときシャフト部材12は、上動位置に位置しているノズル部16をその後下動位置まで下動させたときに、部品Pが基板PBに接触する高さになるような位置に停止される。そして、基板PBに搭載しようとする部品Pを吸着させた方のノズル部16を下動位置に下降させて部品Pを基板PBに接触させ(図8(a)。図中に示す矢印E1参照)、部品Pが基板PBに接触したら、そのノズル部16を上動位置まで上昇させる(図8(b)。図中に示す矢印E2参照)。そして、他方のノズル部16についても同様にして部品Pを基板PBに搭載する(図8(c)、(d)。図中に示す矢印E3及びE4参照)。これにより2つのノズル部16のそれぞれに吸着された部品Pが1つずつ基板PBに搭載される。そして、このような搭載動作を全ての部品吸着体14について行う。
一方、搭載モード選択手段61によって第2の搭載モードが選択されている場合には、制御装置30は、先ず、部品(大部品)Pを吸着させた部品吸着体14を基板PBの上方に移動させた後、その部品吸着体14が取り付けられているシャフト部材12をヘッド本体11に対して下降させる。そして、2つのノズル部16を下動位置に下降させて部品Pを基板PBに接触させ(図9(a)。図中に示す矢印F1参照)、部品Pが基板PBに接触したら、2つのノズル部16を上動位置まで上昇させる(図9(b)。図中に示す矢印F2参照)。これにより2つのノズル部16に吸着させた1つの部品Pが基板PBに搭載される。そして、このような搭載動作を全ての部品吸着体14について行う。
なお、各部品Pの基板PB上への搭載時には、制御装置30は、既に求めている基板PBの基準位置からの位置ずれと部品Pの部品吸着体14に対する位置ずれが修正されるように、基板PBに対する部品吸着体14の(ノズル部16の)相対位置の補正を行う。
制御装置30は、ピックアップした部品Pの基板PBへの搭載が終了したら、基板PBに搭載すべき全ての部品Pの基板PBへの搭載が終了したかどうかの判断を行う。その結果、全ての部品Pの基板PBへの搭載が終了していなかったときには、まだ基板PBに搭載していない部品Pの基板PBへの搭載を行い、全ての部品Pの基板PBへの搭載が終了していたときには部品搭載工程を終了し、基板搬送部3を作動させて基板PBを部品実装機1の外部に搬出する。
以上説明したように、本実施の形態における部品実装機1では、シャフト部材12に取り付けられた部品吸着体14のノズル部16に部品Pを吸着させてその部品Pを基板PBに搭載するものにおいて、部品吸着体14は、シャフト部材12に着脱自在に取り付けら
れるベース部15及びベース部15に保持された複数のノズル部16を備えて成り、各ノズル部16は、シャフト部材12に設けられた複数のシャフト部材内吸着用管路52に別々に繋がって互いに独立して部品Pを吸着することができるようになっている。このため本発明の実施の形態における部品実装機1では、シャフト部材12の数(部品吸着体14の数でもある)を増やすことなく(したがって搭載ヘッド10を大型化することなく)、吸着できる部品Pの数を増大することができ、これにより搭載ヘッド10の1回の部品Pの吸着・搭載動作でより多くの部品実装を行うことができるので、基板PBの生産効率を向上させることができる。
また、本実施の形態における部品実装機1では、各ノズル部16をそれぞれ独立してベース部15に対して昇降させるノズル部昇降機構(2つの空圧シリンダ40)と、第1の搭載モード及び第2の搭載モードのいずれか一方の選択を行う搭載モード選択手段61と、搭載モード選択手段61により第1の搭載モードが選択されているときには、部品吸着体14が備える複数(ここでは2つ)のノズル部16の1つをベース部15に対して下降させてその下降させたノズル部16に1つの部品(小部品)Pを吸着させてその部品Pを基板PBに搭載し、搭載モード選択手段61により第2の搭載モードが選択されているときには、部品吸着体14が備える複数のノズル部16のうちの複数(ここでは2つ)をベース部15に対して下降させてその下降させた複数のノズル部16に1つの部品(大部品)Pを吸着させてその部品Pを基板PBに搭載する吸着搭載制御手段としての制御装置30を備えたものとなっている。このため、部品吸着体14の交換作業を行うことなく、大小2種類の部品Pの基板PBへの実装作業を行うことができる。
また、本実施の形態では、昇降機構は複数のノズル部16のそれぞれに対応して設けられた複数の空圧シリンダ40から成っており、ノズル部16の昇降を空圧によって制御するようになっているので、部品Pの吸着のための真空源57を利用することができる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、1つの部品吸着体14が備えるノズル部16の数は2つであったが、これは一例であり、複数であればその数は限定されない。また、上述の実施の形態では、各ノズル部16をそれぞれ独立してベース部15に対して昇降させるノズル部昇降機構は、複数のノズル部16のそれぞれに対応して設けられた複数の空圧シリンダ40から成るものであったが、ノズル部昇降機構は必ずしも空圧シリンダ40から成っていなくてもよく、他のアクチュエータを用いて複数のノズル部16を昇降させるようにしてもよい。
シャフト部材の数を増やすことなく(したがって搭載ヘッドを大型化することなく)、1回の部品の吸着・搭載動作でより多くの部品を基板に実装できるようにした部品実装機を提供する。
本発明の一実施の形態における部品実装機の平面図 本発明の一実施の形態における部品実装機が備える搭載ヘッドの正面図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品実装機の搭載ヘッドの部分拡大図 本発明の一実施の形態における部品実装機の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態における吸着用管路及び昇降制御用管路の配管図 (a)(b)(c)(d)本発明の一実施の形態における部品実装機による部品の吸着手順を示す図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品実装機による部品の吸着手順を示す図 (a)(b)(c)(d)本発明の一実施の形態における部品実装機による部品の搭載手順を示す図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品実装機による部品の搭載手順を示す図
符号の説明
1 部品実装機
12 シャフト部材
14 部品吸着体
15 ベース部
16 ノズル部
30 制御装置(吸着搭載制御手段)
40 空圧シリンダ(ノズル部昇降機構)
52 シャフト部材内吸着用管路
61 搭載モード選択手段
PB 基板
P 部品

Claims (3)

  1. 搭載ヘッドのヘッド本体と、ヘッド本体に対して昇降自在に設けられたシャフト部材を備え、シャフト部材にホルダを介して取り付けられた部品吸着体のノズル部に部品を吸着させてその部品を基板に搭載する部品実装機であって、部品吸着体は、シャフト部材に着脱自在に取り付けられるベース部及びベース部に保持された複数のノズル部を備えて成り、各ノズル部は、シャフト部材内に設けられた複数のシャフト部材内吸着用管路に別々に繋がって互いに独立して部品を吸着することができるようになっていることを特徴とする部品実装機。
  2. 各ノズル部をそれぞれ独立してベース部に対して昇降させるノズル部昇降機構と、第1の搭載モード及び第2の搭載モードのいずれか一方の選択を行う搭載モード選択手段と、搭載モード選択手段により第1の搭載モードが選択されているときには、部品吸着体が備える複数のノズル部の1つをベース部に対して下降させてその下降させたノズル部に1つの部品を吸着させてその部品を基板に搭載し、搭載モード選択手段により第2の搭載モードが選択されているときには、部品吸着体が備える複数のノズル部のうちの複数をベース部に対して下降させてその下降させた複数のノズル部に1つの部品を吸着させてその部品を基板に搭載する吸着搭載制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の部品実装機。
  3. ノズル部昇降機構は複数のノズル部のそれぞれに対応して設けられた複数の空圧シリンダから成ることを特徴とする請求項2に記載の部品実装機。
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